JP2002041383A - 情報機器 - Google Patents

情報機器

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JP2002041383A
JP2002041383A JP2000221011A JP2000221011A JP2002041383A JP 2002041383 A JP2002041383 A JP 2002041383A JP 2000221011 A JP2000221011 A JP 2000221011A JP 2000221011 A JP2000221011 A JP 2000221011A JP 2002041383 A JP2002041383 A JP 2002041383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告媒体などに掲載されたURL等の情報を
取得し、電子商取引を容易に行う情報機器を提供する。 【解決手段】 入力装置1、表示装置2、無線装置4、
音声処理装置5、CODEC6、データ記憶装置9、処
理制御装置10、2次元コード読取装置11、個人情報
記憶装置12及び一時記憶装置13より構成されてい
る。広告媒体に印刷された画像データは2次元コード読
取装置に読み込まれ、処理制御装置10で解析・変換さ
れる。変換された情報を元に、指定URLにアクセス
し、個人情報記憶装置12に記憶された個人情報を用い
て電子商取引を行う。コード読み取りアタッチメントを
着脱可能にしても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子手帳、携帯電
話、携帯用ノートパソコン、カメラ、テレビジョン等の
情報機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子商取引において、商品提供者が提供
する商品を、広告媒体を通じて、消費者の購入アクショ
ンにつなげるためには、広告媒体からURLを入手し、
WEB上で、目的の商品を探す方法が、一般的に行われ
ている。
【0003】即ち消費者が、取得したい商品を特定する
ためには、以下のような手順が必要になる。
【0004】(イ)URLアドレスを視覚的に読み取
り、記憶し、或いはメモし、或いは、切り取りを行う。
【0005】(ロ)その後(後日)自宅或いは会社のパ
ソコンの前まで移動する。
【0006】(ハ)パソコンの電源を入れ、ブラウザを
立ち上げ、ネットワークに接続する。
【0007】(ニ)アドレスを取り出し、ブラウザにU
RLをキーボードから入力する。
【0008】(ホ)目的の商品のページを探す。
【0009】(ヘ)商品の購入手続きをとる。
【0010】(ト)課金の決済をする。
【0011】この手順は繁雑であり、必ず商品購入に結
びつくものではない。
【0012】又、2次元コード及びその読取装置並びに
関連するソフトウエアは、既に規格化され、商品化され
ている。又、GPS、URL及び課金決済等に関する技
術手段も既に多様に実用されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モバイル型電
子商取引において、新聞、ポスター、雑誌、折り込み広
告などの広告媒体と電子商圏をシームレスにリンクする
システムは提案されていない。
【0014】又、電車の中吊り広告等では、視力の関係
で細かなURL情報を記録出来ない場合もある。又、U
RL情報を間違って視覚的に読み込む場合や、メモする
際に間違える場合もある。更に、街角を通行中に注目す
べき広告媒体を見つけても、時間の関係で、それらのU
RL情報や広告情報を入力出来ない場合がある。更に、
折角メモした情報や、切り取りを行った情報を紛失する
場合もある。又、自宅についてから、パソコンのキーボ
ードから入力する際に間違える可能性もある。特に、今
後我が国は、高齢者社会になるので、視力等の低下した
老人等には、URL情報の視覚による読み取りや、キー
ボードからの入力は負担になる。
【0015】例えば、広告媒体からURLを参照して
も、消費者が求める商品を特定することが容易でない。
又、消費者が商品購入を決定しても、指定された決済シ
ステムを用いて商品購入を行わなければならない。従っ
て、商品提供者側においても、提供する商品の取引成約
への効率は良いとはいえない。例えば、商品購入までの
手順が繁雑であるため、商品購入に結びつきにくい。
又、消費者がどの媒体を参照して商品を購入したかを判
断することが出来ないので、効率の良い宣伝方法を知る
ことが出来ない。
【0016】URL情報以外でも、電子メールのアドレ
スや、携帯電話の番号等の情報を視覚的、聴覚的に認知
し、それをキーボードからの入力することは、面倒であ
るばかりか、間違いの原因にもなる。
【0017】上記問題を鑑み、本発明は、広告媒体に記
載されたURL等の情報を、視覚とキーボード等を用い
て入力することを不要とし、ワンタッチで瞬時に、且つ
正確に入力出来る情報機器を提供することを目的とす
る。
【0018】本発明の他の目的は、消費者にとっても商
品提供者にとっても効率良く、必要な情報を入力し、伝
達出来る情報機器を提供することである。
【0019】より、具体的には、消費者が求める商品
や、その購入先を特定しやすい情報機器を提供すること
である。
【0020】本発明の他の目的は、消費者が商品購入決
定後の決済システムを容易にする情報機器を提供するこ
とである。
【0021】本発明の更に他の目的は、商品購入までの
手順を簡易にし、商品購入に結びつきやすい情報機器を
提供することである。
【0022】本発明の更に他の目的は、消費者がどの媒
体を参照して商品を購入したかを判断し、効率の良い宣
伝方法を提供出来る情報機器を提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、通信ネットワーク接続手段と、入力装置
と、光学的データ読取装置と、処理制御装置と、個人情
報記憶装置とからなる情報機器であることを特徴とす
る。ここで、「情報機器」としては、携帯電話、PH
S、PDA、ノートパソコン、電子手帳等の携帯情報機
器が好適である。また、デジタルカメラを含むカメラ、
ゲーム機、カーナビゲーション機器、スキャナー、プリ
ンタ等の電子機器でも構わない。また更に、腕時計、眼
鏡、ベルト、靴など身体に装着または携行可能なもので
も構わない。また更に、ネットワークに接続された固定
電話、公衆電話、デスクトップパソコン、テレビでも構
わない。さらに一定の情報機能を付加すれば、冷蔵庫、
電子レンジなどの電化製品でも構わない。
【0024】本発明の「通信ネットワーク接続手段」と
は、例えば、携帯電話等では、無線装置(無線回路)や
送信アンテナ、受信アンテナ等を意味する。「無線装
置」は、例えば、低雑音増幅器、ミキサ、中間周波(I
F)増幅器、復調器、フィルタ、A/D変換器、プロセ
ッサ、変調器、変調器、ドライバ増幅器、位相器、送信
増幅器等から構成される。なお、携帯電話から、インタ
ーネットに接続する場合は、無線中継機、移動通信加入
者交換機、中継処理装置等を仲介して行えばよい。この
場合、移動通信加入者交換機と中継処理装置とは、デジ
タル通信網等で接続される。また、「通信ネットワーク
接続手段」は、マイクロ波やミリ波等の電波に限られ
ず、赤外線や超音波を用いても構わない。又、ケーブル
方式の有線ネットワーク接続手段でも構わない。従っ
て、モデム(MODEM)、宅内回線終端装置(DS
U)、網制御装置(NCU)、通信制御装置(CC
U)、通信制御処理装置(CCP)等のデータ回線終端
装置が、本発明の「通信ネットワーク接続手段」に該当
する。また、セットトップボックス(STB)等の情報
表示装置をテレビジョン受像器に接続し、電話回線等を
介してインターネットに接続しても良い。このように、
種々の「通信ネットワーク接続手段」により、インター
ネット等の通信ネットワークに、本発明の携帯情報機器
を接続することが出来る。
【0025】本発明の「光学的データ読取装置」は、イ
ンターネットのアドレスが書き込まれているデータ等の
情報を光学的に読み取るOCRやバーコードリーダであ
る。「個人情報記憶装置」は、個人の名前・電話番号・
住所・決済カード番号(クレジットカード番号)等のう
ち少なくとも一つを記憶する。「処理制御装置」は、光
学的データ読取装置により読み取られたデータを解読す
るデータ解読手段と、データ解読手段で解読されたデー
タを文字データに変換するコード変換手段と、コード変
換手段により得られた文字情報と、個人情報記憶装置に
記録されている個人情報を所定の形式に編集する電子商
取引データ編集手段を少なくとも備えることが好まし
い。
【0026】又、光学的データ読取装置が読み取るデー
タは、例えば、図8に示すような2次元コードが好適で
ある。図8(a)は、QRコードと呼ばれるマトリクス
型の2次元コードで、図8(b)は、PDF417と呼
ばれるスタック型の2次元コードである。1次元バーコ
ードが約20文字の情報量を持つのに対し、2次元コー
ドは、約2000文字の情報量を持つ。本発明において
は、この2次元コードに、商品提供者が提供する商品が
掲載されているURLなどの情報を保持している。この
データが記される方法は以下のようなものが挙げられ
る。
【0027】(イ)雑誌、書籍、新聞、カタログ、パン
フレット、折り込み広告などの印刷可能な広告媒体に埋
め込んだプリントメディアモデル。
【0028】(ロ)テレビの画面、液晶パネル、あらゆ
る電子機器のディスプレイ(CRTなど)などにコード
を表示するディスプレイモデル。
【0029】(ハ)街頭の看板、ポスター、電車の中吊
り広告など、壁面、路面、扉など屋内外で外部情報を可
能にしたストリートモデル。
【0030】(ニ)米・海苔の袋、シャンプーの入れ
物、缶詰など商品パッケージに印刷して埋め込むパッケ
ージモデル。
【0031】(ホ)あらゆる製品のどの部分からでも、
製品全体に透かし、例えば暗号などで使われるウォータ
ーマーク技術、情報圧縮で使われるフラクタル技術など
を使い埋め込むウォーターマークモデル。
【0032】本発明の光学的データ読取装置で、この2
次元コードを読み取り、処理制御装置のデータ解読手段
により、読み取られたデータを解読する。解読されたデ
ータは、電子商取引制御装置の2次元コード変換手段に
より商品提供者のURLなどの文字データに変換され
る。ここで得られた商品提供者のURL情報を元に、携
帯情報機器より指定URLを参照する。使用者がその商
品を確認した後、商品を購入するかどうか決定を行う。
商品を購入しない場合は、インターネットの接続を切断
する。商品購入する場合は、個人情報記憶装置に記憶さ
れている情報を元に、アタッチメント制御装置の電子商
取引データ編集手段により必要な形にデータを編集し、
商品提供者に送信され、電子商取引等が簡単に行われ
る。
【0033】本発明の「入力装置」とは、キーボードと
は限らず、スイッチ、マウス、トラックボール、ボタン
等でも構わない。情報獲得、情報発信、個人情報発信許
可を含む3つ以上の状態を識別できれば良い。また、処
理の確認、処理の取消の動作制御を行うことできればよ
り好ましい。
【0034】本発明の携帯情報端末は、表示装置を備え
ることがより好ましい。表示装置を備えることにより、
光学的データ読取装置で読み取った内容や携帯情報端末
を介して行われている取引内容などを視覚的に確認する
ことができる。また、光学的データ読取装置がデータの
読取を失敗した場合も表示できる。
【0035】本発明の情報機器において、主機能部とコ
ード読み取りアタッチメントとに分離し、このコード読
み取りアタッチメントを、主機能部に対して着脱可能に
構成しても良い。この場合、主機能部には、通信ネット
ワーク接続手段、入力装置、表示装置、処理制御装置の
一部が収納される。一方、コード読み取りアタッチメン
トには、光学的データ読取装置と、主機能部に収納され
なかった処理制御装置の残る一部が収納される。こうす
れば、主機能部単独では、標準的な携帯電話、PHS、
PDA、ノートパソコン、電子手帳の機能を享受するこ
とが出来、インターネットに接続可能である。一方、コ
ード読み取りアタッチメントに収納された処理制御装置
の残る一部は、光学的データ読取装置により読み取られ
たデータを解読するデータ解読手段と、データ解読手段
で解読されたデータを文字データに変換するコード変換
手段と、コード変換手段により得られた文字情報と、個
人情報記憶装置に記録されている個人情報を所定の形式
に編集する電子商取引データ編集手段とを含むようにし
ておき、使用者の好み、嗜好に応じて、コード読み取り
アタッチメントを着脱して使用出来る。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
第1乃至第3の実施の形態を説明する。以下の図面の記
載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符
号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、
厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実の
ものとは異なることに留意すべきである。従って、具体
的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきもの
である。又図面相互間においても互いの寸法の関係や比
率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0037】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る携帯情報機器の一例としての2次
元コード読取機能内蔵携帯電話のブロック図である。本
発明の第1の実施の形態に係る携帯情報機器は、入力装
置1、表示装置2、無線装置4、音声処理装置5、CO
DEC(コーデック)6、データ記憶装置9、処理制御
装置10、光学的データ読取装置(2次元コード読取装
置)11、個人情報記憶装置12及び一時記憶装置13
等より構成されている。無線装置4にはアンテナ3が接
続されている。無線装置4及びアンテナ3により、本発
明の「通信ネットワーク接続手段」を構成している。C
ODEC6には、送話装置7と受話装置8が接続されて
いる。
【0038】入力装置1は、0から9までの数字と、
“*”、“#”、“F”、“△”、“▽”、“決定”、
“取消"などのプッシュボタンから構成されたキーボー
ドである。従って、第1の実施の形態に係る携帯情報機
器の使用者によって、入力装置1から入力操作が行われ
ると、対応するキー情報が処理制御装置10に伝えられ
るようになっている。入力装置1はプッシュボタンに限
らず、スクロールボタンなどにより構成されていても構
わない。表示装置2は、液晶表示装置(LCD)、発光
ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッセン
ス(EL)パネル等が使用可能である。いずれにして
も、標準的な携帯電話における一般的な情報、例えば入
力された電話番号、選択された機能項目や短縮ダイヤル
等、及び、現在の携帯情報機器の状態や、選択メニュ
ー、通信結果などを表示するものであれば、表示装置2
として使用可能である。
【0039】アンテナ3は、電波を受信及び送信するも
ので、図1では、受信用アンテナと送信アンテナを兼ね
たものとして示している。無線装置4は、アンテナ3を
介して受信した受信データを復調して処理制御装置10
に出力し、処理制御装置10から出力された送信データ
を変調してアンテナ3へ出力するものである。無線装置
4は、周知の無線装置の構成で構わない。図示を省略す
るが、例えば、アンテナ(受信アンテナ)3に接続され
た低雑音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたミキ
サ、ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間
周波増幅器に接続された復調器等により無線装置4を構
成出来る。復調器からは、ベースバンド信号が出力さ
れ、処理制御装置10に送られる。ミキサには、図示を
省略した発信器からの信号が、低雑音増幅器からの信号
と共に入力される。更に、無線装置4は、所定の入力端
子を介して、処理制御装置10からのベースバンド信号
が入力される変調器、変調器に接続されたミキサ、ミキ
サに接続された電力増幅器を有している。ミキサには、
図示を省略した発信器からの信号が、変調器からの信号
と共に入力される。そして、電力増幅器はアンテナ(送
信アンテナ)3に接続されるようになる。
【0040】或いは、無線装置4は、アンテナ(受信ア
ンテナ)に接続された低雑音増幅器、この低雑音増幅器
に接続されたフィルタ、フィルタに接続されたミキサ、
ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間周波
増幅器に接続されたA/D変換器とA/D変換器とで構
成し、A/D変換器の出力を処理制御装置(プロセッ
サ)10に伝達しても良い。そして、処理制御装置(プ
ロセッサ)10に変調器を接続し、この変調器に接続さ
れたドライバ増幅器、ドライバ増幅器に接続された位相
器、位相器に接続された送信増幅器とから構成しても良
い。そして、送信増幅器は、アンテナ(送信アンテナ)
3に接続されるようになる。
【0041】送話装置7は、マイクで、使用者の音声を
入力するものである。受話装置8は、スピーカーで、通
話の相手の音声を出力するものである。CODEC6
は、音声のアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジ
タル信号をアナログ信号に変換するものである。音声処
理装置5は、DSP(デジタル・シグナル・プロセッ
サ:Digital Signal Processor)であり、デジタル音声
信号を音声符号化/複合化するものである。データ記憶
装置9は、ROM(ロム:Read Only Memory)及びRA
M(ラム:Random Access Memory)が組み込まれてい
る。ROMは、処理制御装置10で実行される受信装置
としての全体的な制御を行うプログラム(認識コード)
を格納しているメモリであり、RAMは、処理制御装置
10におけるプログラム実行処理中に利用されるプログ
ラムデータ等を格納したり、作業領域として利用される
メモリである。
【0042】処理制御装置10は、本発明の第1の実施
の形態に係る携帯情報機器全体を制御する装置で、電話
機能制御手段10a、データ解読手段(2次元コード解
読手段)10b、コード変換手段(2次元コード変換手
段)10c及び電子商取引データ編集手段10dにより
構成されている。電話機能制御手段10aは、従来の標
準的な携帯電話の電話機能を制御する手段である。入力
装置1からの入力及び呼出の受信に従って、発着制御や
通話制御と、各種設定処理等を行う。
【0043】2次元コード解読手段10bは、2次元コ
ード読取装置11で読み込まれたデータを取得し、2次
元コードが正当であるかどうかをチェックを行う。2次
元コード変換手段10cは、2次元コード解読手段10
bで読み込まれた2次元データを文字データに変換す
る。2次元コード解読手段10b及び2次元コード変換
手段10cを経ることによって、2次元コードは、単な
る画像データからコンピュータ読み取り可能なデータに
変換することが出来る。電子商取引データ編集手段10
dは、個人情報記憶装置12に記憶された個人情報と、
2次元コード変換手段10cより得られた商品情報を編
集統合し、外部に発信する手段である。2次元コード読
取装置11は、広告媒体に書かれた商品掲載ページ、商
品情報などの商品に関する情報が埋め込まれた2次元コ
ードを読み取り、本発明の第1の実施の形態に係る携帯
情報機器に取り込むものである。個人情報記憶装置12
は、所有者の個人情報、例えば氏名、住所、電子メール
アドレス、クレジットカード番号などを記録するもので
ある。一時記憶装置13は、2次元コード読取装置11
から読み取られたコードや、2次元コード解読手段10
b及び2次元コード変換手段10cで得られるコードを
一時保存するための記憶装置である。図1には特に表示
していないが、これらの各装置が正常に機能するための
電源回路や電池(バッテリー)等が備えられていること
は勿論である。
【0044】図2は、図1に示した本発明の第1の実施
の形態に係る携帯情報機器の動作の流れを示すフローチ
ャートである。
【0045】(イ)まず、ステップS101において、
光学的データ読取装置(2次元コード読取装置)11に
より広告媒体等の印刷物や商品の表面に印刷されている
2次元コードの読取を行い、処理制御装置10を介し
て、一時記憶装置13に記憶する。
【0046】(ロ)次に、ステップS102において、
データ解読手段(2次元コード解読手段)10bによ
り、一時記憶装置13に記憶された2次元コードを解析
する。更に、コード変換手段(2次元コード変換手段)
10dにより、文字データに変換する。変換された文字
データを再び一時記憶装置13に記憶する。ここで得ら
れる文字データは、商品提供者のURLである。
【0047】(ハ)ステップS103において、電話機
能制御手段10a、無線装置4、アンテナ3等を使用し
てインターネットに接続を行い、ステップS104にお
いて、商品提供者URLを参照する。
【0048】(ニ)ステップS105において、商品購
入するか否か、コード読取アタッチメントの入力装置1
を用いて使用者が決定を行う。商品購入をしない場合
は、ステップS108において、インターネットの接続
を切断する。商品購入を行う場合は、ステップS106
に進む。
【0049】(ホ)商品購入を行う場合、ステップS1
06において、電子商取引データ編集手段10dは、個
人情報記憶装置12に記憶されている個人情報を取得
し、商品提供者が指定する形式に編集を行う。ステップ
S107において、この商品を購入するための決済情報
を商品提供者に送信する。送信終了後、ステップS10
8において、インターネットの接続を切断する。
【0050】図3は、図1に示した第1の実施の形態に
係る携帯情報機器の機械的な構成を具体的に示す断面図
である。図3に示すように、第1の実施の形態に係る携
帯情報機器130Aは、受話器部154と、液晶表示部
153と、入力操作部151と、送話器部155と、イ
ンターフェース端子部156と、2次元コードリーダ部
133と、ICチップ138Bと、アンテナ(図示省
略)と、バッテリ131とを有する。受話器部154
は、通話の相手の音声を出力するスピーカーであり、図
1における受話装置8に相当する。液晶表示部153
は、第1の実施の形態に係る携帯情報機器において、一
般的な情報を表示する液晶表示装置(LCD)であり、
図1における表示装置2に相当する。入力操作部151
は、0から9までの数字ボタン158、一連の機能ボタ
ンなどのプッシュボタンを有し、図1における入力装置
1に相当する。数字ボタン158の上には、誤ってボタ
ンが押されないためのフリッパ159と呼ばれる開閉自
在のふたが配置されている。図3の断面にはプッシュボ
タンのみが示されているが、携帯情報機器130Aはそ
の側面及び表面等にスクロールボタンなどを有していて
も構わない。送話器部155は、使用者の音声を入力す
るマイクであり、図1における送話装置7に相当する。
使用者の口元に送話器部155を近づけ、同時に使用者
の耳元に受話器部154を近づけることで通話が可能と
なる。インターフェース端子部156は、外部とのデー
タの送受信或いはパッテリ131の充放電などを行うた
めの端子である。2次元コードリーダ部133は、広告
媒体等に書かれた商品掲載ページ、商品情報などの商品
に関する情報が埋め込まれた2次元コードを光学的な手
法で読み取り、電気信号に変換する。つまり、2次元コ
ードリーダ部133は、図1における2次元コード読取
装置11に相当する。ICチップ138Bは、図1にお
ける無線装置4、音声処理装置5、CODEC6、デー
タ記憶装置9、処理制御装置10、個人情報記憶装置1
2、一時記憶装置13などの諸機能を実現する電子回路
をモノリシックに集積したしたシステムLSIである。
ICチップ138Bの代わりに複数のチップに、無線装
置4、音声処理装置5、CODEC6、データ記憶装置
9、処理制御装置10、個人情報記憶装置12、一時記
憶装置13などの諸機能を分散させたマルチチップモジ
ュールやハイブリッドICでも構わない。又、無線装置
4のみを、マイクロ波モノリシックIC(MMIC)や
マイクロストリップ線路等の高周波伝送線路を用いたマ
イクロ波ハイブリッドIC(MHIC)で構成し、無線
装置4以外をモノリシックICとしたハイブリッド構成
でも構わない。バッテリ131は、携帯情報機器130
Aが正常に機能するための電力を供給する。
【0051】2次元コードリーダ部133は、円筒型の
筐体141と、複数の光学レンズ146と、エリアセン
サ(CCD)135と、照明用LED136とを有す
る。照明用LED136の代わりに半導体レーザを用い
ても良い。筐体141の一端は、嵌合部144において
携帯情報機器130Aの筐体と一体化されている。筐体
141の他端には、広告媒体などに押し当てられる当接
部143が形成されている。当接部143に押し当てら
れた広告媒体に対して照明用LED136から放出され
た光が、拡散レンズ142及び反射板137により、2
次元コードパターン全体に照射される。2次元コードパ
ターンからの反射光は複数の光学レンズによりエリアセ
ンサ135のセンサ面上に結像される。エリアセンサ1
35は2次元コードパターンの結像光を電気信号へ変換
する。2次元コードパターンの電気信号は、ICチップ
138に入力され、所定の情報処理が施される。なお、
複数の光学レンズ146及びエリアセンサ135は支持
部材139により固定されているため、光学軸がぶれる
ことがなく、当接部143を広告媒体に押し当てるだけ
でエリアセンサ135に2次元コードパターンを結像さ
せることが出来る。なお、照明用LED136の発光を
高周波で変調し、同期検出する等の工夫をすれば、必ず
しも、当接部143を広告媒体に押し当てなくても、正
確な信号の読み取りが可能になる。
【0052】図4は、本発明の第1の実施の形態に係る
携帯情報機器を複数個使用して電子商取引を行う場合の
システム構成図である。第1の商品提供者端末21a、
第2の商品提供者端末21b、・・・・・が接続されたイン
ターネット(通信ネットワーク)26と、第1の携帯情
報機器25a、第2の携帯情報機器25b、・・・・・が接
続されたデジタル通信網27により構成されている。第
1の携帯情報機器25aから発信された情報は、無線中
継機24a、24b、24c、24d、・・・・・、及び移
動通信加入者交換機23a、23b、・・・・・を介して中
継処理装置22に送信される。中継処理装置22は、イ
ンターネット26とデジタル通信網27のデータの仲介
を行う。
【0053】本発明の第1の実施の形態においては、携
帯電話の受話器部先端に2次元コードリーダ部を装着し
たが、携帯電話の側面や表面に装着しても構わない。
【0054】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係る携帯情報機器のブロック図であ
る。本発明の第2の実施の形態に係る携帯情報機器は、
インターネットに接続可能な主機能部19と、主機能部
19に取り外し可能なアタッチメント形式であるコード
読取アタッチメント17より構成される。
【0055】主機能部19は、入力装置1、表示装置
2、無線装置4、音声処理装置5、CODEC6、デー
タ記憶装置9、主機能制御装置10M及び主機能側デー
タインターフェース14を備えている。無線装置4には
アンテナ3が接続されている。CODEC6には、送話
装置7と受話装置8が接続されている。コード読取アタ
ッチメント17は、2次元コード読取装置11、個人情
報記憶装置12及び一時記憶装置13、アタッチメント
制御装置16、アタッチメント側データインターフェー
ス15及びデータ記憶装置18により構成されている。
【0056】主機能部19の各装置について説明する。
入力装置1は、0から9までの数字と、“*”、
“#”、“F”、“△”、“▽”、“決定”、“取消"
などのプッシュボタンから構成されたキーボードであ
る。従って、第2の実施の形態に係る携帯情報機器の使
用者によって、入力装置1から入力操作が行われると、
対応するキー情報が主機能制御装置10Mに伝えられる
ようになっている。入力装置1はプッシュボタンに限ら
ず、スクロールボタンなどにより構成されていても構わ
ない。表示装置2は、液晶表示装置(LED)発光ダイ
オード(LED)パネル、エレクトロルミネッセンス
(EL)パネル等が使用可能である。いずれにしても、
標準的な携帯電話における一般的な情報、例えば入力さ
れた電話番号、選択された機能項目や短縮ダイヤル等、
及び、現在の携帯情報機器の状態や、選択メニュー、通
信結果などを表示するものであれば、表示装置2として
使用可能である。
【0057】アンテナ3は、電波を受信及び送信するも
ので、図5では、受信用アンテナと送信アンテナを兼ね
たものとして示している。無線装置4は、アンテナ3を
介して受信した受信データを復調して処理制御装置10
に出力し、処理制御装置10から出力された送信データ
を変調してアンテナ3へ出力するものである。無線装置
4は、周知の無線装置の構成で構わない。図示を省略す
るが、例えば、アンテナ(受信アンテナ)3に接続され
た低雑音増幅器、この低雑音増幅器に接続されたミキ
サ、ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間
周波増幅器に接続された復調器等により無線装置4を構
成出来る。復調器からは、ベースバンド信号が出力さ
れ、処理制御装置10に送られる。ミキサには、図示を
省略した発信器からの信号が、低雑音増幅器からの信号
と共に入力される。更に、無線装置4は、所定の入力端
子を介して、処理制御装置10からのベースバンド信号
が入力される変調器、変調器に接続されたミキサ、ミキ
サに接続された電力増幅器を有している。ミキサには、
図示を省略した発信器からの信号が、変調器からの信号
と共に入力される。そして、電力増幅器はアンテナ(送
信アンテナ)3に接続されるようになる。
【0058】或いは、無線装置4は、アンテナ(受信ア
ンテナ)に接続された低雑音増幅器、この低雑音増幅器
に接続されたフィルタ、フィルタに接続されたミキサ、
ミキサに接続された中間周波(IF)増幅器、中間周波
増幅器に接続されたA/D変換器とA/D変換器とで構
成し、A/D変換器の出力を処理制御装置(プロセッ
サ)10に伝達しても良い。そして、処理制御装置(プ
ロセッサ)10に変調器を接続し、この変調器に接続さ
れたドライバ増幅器、ドライバ増幅器に接続された位相
器、位相器に接続された送信増幅器とから構成しても良
い。そして、送信増幅器は、アンテナ(送信アンテナ)
3に接続されるようになる。
【0059】送話装置7は、マイクで、使用者の音声を
入力するものである。受話装置8は、スピーカーで、通
話の相手の音声を出力するものである。CODEC6
は、音声のアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジ
タル信号をアナログ信号に変換するものである。音声処
理装置5は、DSPであり、デジタル音声信号を音声符
号化/複合化するものである。データ記憶装置9は、R
OM及びRAMが組み込まれている。ROMは、主機能
制御装置10Mで実行される受信装置としての全体的な
制御を行うプログラム(認識コード)を格納しているメ
モリであり、RAMは、主機能制御装置10Mにおける
プログラム実行処理中に利用されるプログラムデータ等
を格納したり、作業領域として利用されるメモリであ
る。
【0060】主機能制御装置10Mは、本発明の第2の
実施の形態に係る携帯電話全体を制御する装置で、電話
機能制御手段10aにより構成されている。電話機能制
御手段10aは、従来の標準的な携帯電話の機能を制御
する手段である。入力装置1からの入力及び呼出の受信
に従って、発着制御や通話制御と、各種設定処理等を行
う。主機能側データインターフェース14は、主機能部
19とコード読取アタッチメント17間でのデータのイ
ンターフェースとなる。
【0061】コード読取アタッチメント17の各装置に
ついて説明する。アタッチメント制御装置16は、コー
ド読取アタッチメント17を制御するものであって、2
次元コード解読手段16a、2次元コード変換手段16
b及び電子商取引データ編集手段16cを備えている。
2次元コード解読手段16aは、2次元コード読取装置
11で読み込まれたデータを取得し、2次元コードが正
当であるかどうかのチェックを行う。2次元コード変換
手段16bは、2次元コード解読手段16aで読み込ま
れた2次元データを文字データに変換する。2次元コー
ド解読手段16a及び2次元コード変換手段16bを経
ることによって、2次元コードは、単なる画像データか
らコンピュータ読み取り可能なデータに変換することが
出来る。電子商取引データ編集手段16cは、個人情報
記憶装置12に記憶された個人情報と、2次元コード変
換手段16bより得られた商品情報を編集統合し、外部
に発信する手段である。2次元コード読取装置11は、
広告媒体に書かれた商品掲載ページ、商品情報などの商
品に関する情報が埋め込まれた2次元コードを読み取
り、アタッチメント制御装置16に取り込むものであ
る。個人情報記憶装置12は、所有者の個人情報、例え
ば氏名、住所、電子メールアドレス、クレジットカード
番号などを記録するものである。一時記憶装置13は、
2次元コード読取装置11から読み取られたコードや、
2次元コード解読手段16a及び2次元コード変換手段
16bで得られるコードを一時保存するための記憶装置
である。
【0062】図面には特に表示していないが、これらの
主機能部19が正常に機能するための電源や電池等が備
えられていることは勿論である。コード読取アタッチメ
ント17に必要な電源や電池等は、主機能部19から取
得されても良いし、コード読取アタッチメント17の内
部に必要な電源や電池等を備えていても良い。
【0063】携帯電話側データインターフェース14と
コード読取アタッチメントデータインターフェース15
は、凹凸形式により直接接続されても良いし、これらの
インターフェースに物理的に適合したコネクタが接続さ
れたケーブルによって接続されても良い。
【0064】図6は、図5に示した本発明の第2の実施
の形態に係る携帯情報機器230の構成を示す断面図で
ある。第2の実施の形態に係る携帯情報機器230は、
主機能部130B及びコード読取アタッチメント132
とから構成されている。
【0065】図6に示すように、主機能部130Bは、
受話器部154、液晶表示部153、入力操作部15
1、送話器部155、インターフェース端子部156、
ICチップ138C、アンテナ157、バッテリ131
を有する。受話器部154、液晶表示部153、入力操
作部151、送話器部155、インターフェース端子部
156、アンテナ157、バッテリ131の機能及び動
作は、それぞれ図3に示した携帯情報機器130Aと同
じである。ICチップ138Cは、図5に示した無線装
置4、音声処理装置5、CODEC6、データ記憶装置
9、主機能制御装置10Mなどの機能を実現する電子回
路をモノリシックに集積したシステムLSIである。I
Cチップ138Cは、図3に示したICチップ138B
に比して、個人情報記憶装置12、一時記憶装置13以
外の機能を具備していることになる。
【0066】又、コード読取アタッチメント132は、
広告媒体などに埋めまれた2次元コードを光学的な手法
で読み取る機能を有し、筐体141と、複数の光学レン
ズ146と、エリアセンサ(CCDセンサ)135と、
照明用LED136と、ICチップ138Aと、コネク
タ部140とを具備する。図3に示した2次元コードリ
ーダ部133に比して、筐体141の形状が異なり、I
Cチップ138A及びコネクタ部140が新規な構成要
素である。ICチップ138Aは、図5に示したアタッ
チメント制御装置16、個人情報記憶装置12、一時記
憶装置13などの機能を実現する電子回路をモノリシッ
クに集積したしたシステムLSIである。コネクタ部1
40は、凹凸形式によりインターフェース端子部156
に直接接続され、主機能部130Bとコード読取アタッ
チメント132との間でデータの送受信を行う。筐体1
41の開口部には、広告媒体などに押し当てて2次元コ
ードパターンを読み取る当接部143が形成されてい
る。当接部143に押し当てられた広告媒体に対して照
明用LED136から放出された光は、拡散レンズ14
2及び反射板137により、2次元コードパターン全体
に照射される。2次元コードパターンからの反射光は複
数の光学レンズ146によりエリアセンサ135のセン
サ面上に結像される。エリアセンサ135は2次元コー
ドパターンの結像光を電気信号へ変換する。2次元コー
ドパターンの電気信号は、ICチップ138Aに入力さ
れ、2次元コードの解読などの所定の情報処理が施され
る。ICチップ138A内の個人情報、商品情報などを
外部に発信する場合などにおいて、これらのデータをコ
ネクタ部140、インターフェース端子部156を介し
て主機能部130B側に送信する。なお、複数のレンズ
146及びエリアセンサ135は支持部材139により
固定されているため、光学軸がぶれることがなく、当接
部143に広告媒体を押し当てるだけでエリアセンサ1
35に2次元コードパターンを結像させることが出来
る。又、コード読取アタッチメント132は、主機能部
130Bに対して自由に着脱することが出来、必要に応
じて、通常の主機能部130Bに対して電子商取引の機
能を付加することが出来る。又、図6においてはコード
読取アタッチメント132に必要な電力は、インターフ
ェース端子部156及びコネクタ部140を介して主機
能部130Bのバッテリ131から供給される。
【0067】(第3の実施の形態)図7は、本発明の第
3の実施の形態に係る携帯情報機器130Cの機械的な
構成を示す断面図である。本発明第3の実施の形態に係
る携帯情報機器のブロック図は、第1の実施の形態に係
る携帯情報機器と同様である。図7に示すように、第3
の実施の形態に係る携帯情報機器130Cは、受話器部
154、液晶表示部153、入力操作部151、送話器
部155、ICチップ138B、アンテナ157、バッ
テリ131、2次元コードリーダ部134を有する。受
話器部154、液晶表示部153、入力操作部151、
送話器部155、ICチップ138B、バッテリ131
の機能及び動作は、それぞれ図3に示した携帯情報機器
130Aと同じである。第3の実施の形態に係る携帯情
報機器130Cは、第1の実施の形態に係る携帯情報機
器130Aに比して、2次元コードリーダ部134が、
伸縮自在のアンテナ157の先端に配置されている点が
異なる。図7には示さないが、2次元コードリーダ部1
34は、図3に示した2次元コードリーダ部133と同
様に、広告媒体などに埋めまれた2次元コードを光学的
な手法で読み取る機能を有し、筐体と、複数の光学レン
ズと、エリアセンサ(CCD)と、照明用LEDとを具
備する。エリアセンサ(CCD)により変換された2次
元コードパターンの電気信号は、アンテナ157の内部
に配置された配線を介してICチップ138Bに入力さ
れ、所定の情報処理が施される。街頭の看板、ポスタ
ー、電車の中吊り広告など、壁面、路面、扉など屋内外
の使用者の手の届かないところに掲示された2次元コー
ドに対して、アンテナ157を引き伸ばして、2次元コ
ードリーダ部134の当接部を2次元コードに押し当て
ることが出来る。
【0068】又、第3の実施の形態においても、第2の
実施の形態と同様に、主機能部と、主機能部に対し取り
外し可能なコード読取アタッチメントより構成しても良
い。又、アンテナ部分を着脱可能にすることも出来る。
【0069】(その他の実施の形態)上記のように、本
発明は第1乃至第3の実施の形態によって記載したが、
この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定す
るものであると理解すべきではない。この開示から当業
者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明
らかとなろう。
【0070】これらの実施の形態においては、商品提供
者が2次元コードを用いて、商品掲載URL、商品情報
などの情報を表す、と説明したが、2次元コードに限る
ものではない。1次元バーコード、1.5次元バーコー
ド、3次元コード、ホログラム、電子透かし、或いは、
暗号等でも良いし、又、文字データそのものでも構わな
い。
【0071】又、本発明の第1乃至第3の実施の形態に
おいては、情報機器として携帯電話を用いて説明した
が、情報機器は携帯電話とは限らない。携帯電話の他
に、PHS、PDA、ノートパソコン、電子手帳等が挙
げられる。また、デジタルカメラを含むカメラ、ゲーム
機、カーナビゲーション機器、スキャナー、プリンタ等
の電子機器でも構わない。また更に、腕時計、眼鏡、ベ
ルト、靴など身体に装着または携行可能なものでも構わ
ない。また更に、ネットワークに接続された固定電話、
公衆電話、デスクトップパソコン、テレビなどの電化製
品でも構わない。固定情報機器の場合は、STB等を介
して実施することが可能である。冷蔵庫や電子レンジで
あっても、STBに類似のアタッチメントの付加等によ
り本発明を適用可能である。
【0072】又、本発明の第1乃至第3の実施の形態に
おいては、電子商取引が行われる、と書いたが、実際に
電子商取引が行われなければならないことはなく、抽選
やクイズの応募、広告媒体のマーケティング等に使用し
ても良い。
【0073】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従っ
て、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請
求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるも
のである。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、広告媒体に記載された
URL等の情報を、視覚とキーボード等を用いて入力す
ることが不要で、ワンタッチで瞬時に、且つ正確に入力
出来る情報機器を提供することが出来る。
【0075】本発明によれば、消費者にとっても商品提
供者にとっても効率良く、必要な情報を入力し、伝達出
来る情報機器を提供することが出来る。
【0076】本発明によれば、広告媒体からのURLの
参照を容易にし、消費者が求める商品を特定しやすい情
報機器を提供することが出来る。
【0077】又、本発明によれば、消費者が商品購入決
定後の決済システムを容易にする情報機器を提供するこ
とが出来る。
【0078】又、本発明によれば、商品購入までの手順
を簡易にし、商品購入に結びつきやすい情報機器を提供
することが出来る。
【0079】又、本発明によれば、消費者がどの媒体を
参照して商品を購入したかを判断し、効率の良い宣伝方
法を提供出来る情報機器を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における携帯情報機器のブロ
ック図である。
【図2】第1の実施の形態における携帯情報機器の動作
のフローチャートである。
【図3】第1の実施の形態における携帯情報機器の断面
図である。
【図4】第1の実施の形態における携帯情報機器を使用
して電子商取引を行う場合のシステム構成図である。
【図5】第2の実施の形態における携帯情報機器のブロ
ック図である。
【図6】第2の実施の形態における携帯情報機器の断面
図である。
【図7】第3の実施の形態における携帯情報機器の断面
図である。
【図8】2次元コードの例である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 表示装置 3 アンテナ 4 無線装置 5 音声処理装置 6 CODEC 7 送話装置 8 受話装置 9、18 データ記憶装置 10 処理制御装置 10a 電話機能制御手段 10b、16a 2次元コード解読手段 10c、16b 2次元コード変換手段 10d、16c 電子商取引データ編集手段 10M 主機能制御装置 11 2次元コード読取装置 12 個人情報記憶装置 13 一時記憶装置 14 主機能側データインターフェース 15 アタッチメント側データインターフェース 16 アタッチメント制御装置 17 コード読取アタッチメント 19 携帯情報機器 21a、21b 商品提供者端末 22 中継処理装置 23a、23b 移動通信加入者交換機 24a、24b、24c、24d 無線中継機 25a、25b コード読取アタッチメント 26 インターネット 27 デジタル通信網 130A、130B、130C 携帯情報機器 131 バッテリ 132 コード読取アタッチメント 133、134 2次元コードリーダ部 135 エリアセンサ(CCD) 136 照明用LED 137 反射板 138、138A、138B、138C ICチップ 139 支持部材 140 コネクタ部 141 筐体 142 拡散レンズ 143 当接部 144 嵌合部 146 光学レンズ 151 入力操作部 153 液晶表示部 154 受話器部 155 送話器部 156 インターフェース端子部 157 アンテナ 158 数字ボタン 159 フリッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 7/00 G06K 7/00 U 5K101 7/10 7/10 P H04M 1/21 H04M 1/21 Z 11/00 302 11/00 302 Fターム(参考) 5B019 BC01 DB08 GA01 5B020 CC04 5B049 DD02 GG06 5B072 AA08 BB00 CC01 CC21 DD02 FF02 GG07 JJ12 LL07 LL12 LL13 LL19 MM02 5K023 AA07 MM00 NN06 NN07 PP12 5K101 KK16 KK17 LL12 NN04 NN25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワーク接続手段と、 入力装置と、 光学的データ読取装置と、 処理制御装置と、 個人情報記憶装置とからなることを特徴とする情報機
    器。
  2. 【請求項2】 前記処理制御装置は、 前記光学的データ読取装置により読み取られたデータを
    解読するデータ解読手段と、 前記データ解読手段で解読されたデータを文字データに
    変換するコード変換手段と、 前記コード変換手段により得られた文字情報と、前記個
    人情報記憶装置に記録されている個人情報を所定の形式
    に編集する電子商取引データ編集手段を少なくとも備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の情報機器。
  3. 【請求項3】 前記通信ネットワーク接続手段、前記入
    力装置、前記表示装置、前記処理制御装置の一部は、主
    機能部に収納され、 前記光学的データ読取装置と前記処理制御装置の残る一
    部はコード読み取りアタッチメントに収納され、 該コード読み取りアタッチメントは、前記主機能部に対
    して着脱可能に構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の情報機器。
  4. 【請求項4】 前記コード読み取りアタッチメントに収
    納された前記処理制御装置の残る一部は、 前記光学的データ読取装置により読み取られたデータを
    解読するデータ解読手段と、 前記データ解読手段で解読されたデータを文字データに
    変換するコード変換手段と、 前記コード変換手段により得られた文字情報と、前記個
    人情報記憶装置に記録されている個人情報を所定の形式
    に編集する電子商取引データ編集手段を含むことを特徴
    とする請求項3に記載の情報機器。
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