JP2002040105A - 電極パターンの検査方法及び液晶装置の製造方法 - Google Patents

電極パターンの検査方法及び液晶装置の製造方法

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JP2002040105A
JP2002040105A JP2000222574A JP2000222574A JP2002040105A JP 2002040105 A JP2002040105 A JP 2002040105A JP 2000222574 A JP2000222574 A JP 2000222574A JP 2000222574 A JP2000222574 A JP 2000222574A JP 2002040105 A JP2002040105 A JP 2002040105A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極パターンの検査工程を短縮化することが
できる電極パターンの検査方法及び液晶装置の製造方法
を提供することを目的とする。 【解決手段】 基板母材の各基板形成領域(第1の基板
形成領域)11aに、走査電極17と引回し配線17a
を形成し、さらに引回し配線17aを基板形成領域11
aの外側の電極検査用端子形成領域50にまで延出形成
して、信号電極18に沿う方向に配列された電極検査用
端子(導電部)47を形成する。また、基板母材の各対
向基板形成領域(第2の基板形成領域)12aに、信号
電極18と引回し配線18aを形成する。隣接する2本
の電極検査用端子47あるいは信号電極18に接触する
ように相対的位置関係が規定された2本の検査プローブ
を電極17に沿う方向に走査して、電極検査用端子(導
電部)47及び信号電極18の電気的特性を計測するこ
とにより、走査電極17、信号電極18の電極パターン
を検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極パターンの検
査方法及び液晶装置の製造方法に係り、特に、液晶装置
を製造する際に、基板母材上に形成した電極のパターン
を検査する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13〜図16に基づいて、一般の単純
マトリックス型の液晶装置100の構造について説明す
る。図13は液晶装置100の概略断面図、図14は液
晶装置100を下側基板側から見たときの概略平面図、
図15は液晶装置100の下側基板の構造を示す概略平
面図、図16は液晶装置100の上側基板の構造を示す
概略平面図である。なお、図13は、液晶装置100を
図14〜図16のA10−A10’線に沿って切断した
ときの断面図である。
【0003】また、図13、図15、図16において、
液晶装置100の表示領域(画素領域)を符号130で
示している。液晶装置100において、表示領域130
より外側の領域が非表示領域になっている。
【0004】はじめに、図13に基づき、液晶装置10
0の断面構造について説明する。
【0005】図13に示すように、基板(下側基板)1
01と対向基板(上側基板)102とがそれぞれの基板
の周縁部においてシール材104を介して所定間隔で貼
着され、基板101、対向基板102間に液晶層103
が挟持されている。基板101と対向基板102の液晶
層103側表面上には、それぞれストライプ状に走査電
極(コモン電極)105、信号電極(セグメント電極)
106が形成され、走査電極105、信号電極106の
表面上には配向膜107、108が形成されている。な
お、液晶装置100においては、基板101側の電極が
走査電極、対向基板102側の電極が信号電極である場
合について説明するが、これは逆であってもかまわな
い。
【0006】液晶装置100において、走査電極10
5、信号電極106は互いに交差するように形成されて
いる。また、走査電極105、信号電極106の一方の
端部には後述する引回し配線105a、106aが接続
されている。また、配向膜107、108間には、液晶
セルのセルギャップを均一化するために、多数の球状の
スペーサー109が配置されている。また、図示は省略
しているが、基板101、対向基板102の外側には偏
光板、位相差板などの光学素子が取り付けられている。
【0007】次に、図14に基づき、液晶装置100の
概略平面構造について説明する。
【0008】シール材104は、図14に示すように、
基板101、対向基板102の周縁部間に略環状に形成
されていて、その一部には液晶を注入するための注入孔
110が形成されている。注入孔110から基板10
1、対向基板102間に液晶を注入した後、この注入孔
110は封止材111によって封止されている。
【0009】また、図14に示すように、基板101、
対向基板102は、図示横方向には同一の幅を有してい
るが、図示縦方向には異なる幅を有していて、対向基板
102の幅の方が基板101の幅よりも長く形成されて
いる。
【0010】次に、図15、図16に基づいて、基板1
01、対向基板102の平面構造について詳しく説明す
る。
【0011】図15、図16に示すように、基板10
1、対向基板102の外周部は非表示領域となり、それ
より内側が表示領域130となっている。表示領域13
0の外側において、基板101、対向基板102の周縁
部にはシール材104が形成されているが、図面上は省
略している。
【0012】表示領域130に形成された走査電極10
5、信号電極106の一方の端部には、それぞれ引回し
配線105a、106aが接続されている。引回し配線
105a、106aは、基板101、対向基板102の
表面上において、表示領域130の外側(すなわち非表
示領域)に設けられている。
【0013】図15に示すように、引回し配線105a
は基板101の表面上において、表示領域130の図示
左側と図示右側の2つの領域に形成されている。引回し
配線105aが形成された領域を引回し配線領域131
a、131bとする。一方、図16に示すように、引回
し配線106aは対向基板102の表面上において、表
示領域130の図示下側の領域に形成されている。引回
し配線106aが形成された領域を引回し配線領域13
2とする。
【0014】また、図16に示すように、対向基板10
2の端部中央に、上側電極(106)用外部接続用端子
部135、その両側に下側電極(105)用外部接続用
端子部136が設けられている。
【0015】引回し配線106aは上側電極用外部接続
用端子部135に接続され、信号電極106は引回し配
線106aを介して外部接続用端子部135に接続され
ている。一方、引回し配線105aは基板101と対向
基板102間に設けられている導通部材134に接続さ
れている。導通部材134は引回し配線領域131a、
131bに対応しているので、2箇所に設けられてい
る。また、導通部材134は対向基板102の表面上に
設けられている下側電極用外部接続用端子部136に電
気的に接続されている。走査電極105は引回し配線1
05a、導通部材134を介して外部接続用端子部13
6に接続されている。
【0016】次に、上記の液晶装置100の製造方法に
ついて説明する。
【0017】一般に、液晶装置100を製造する際に、
大量生産を行うために、液晶装置100は基板101、
対向基板102を複数切り出すことができる2枚の基板
母材を用いて製造される。基板母材において、最終的に
切り出されて、基板101、対向基板102となる領域
をそれぞれ基板形成領域、対向基板形成領域と称する。
また、一般に、基板母材からの基板101、対向基板1
02の取り効率を良くするために、1枚の基板母材に、
最終的に切り出されて基板101となる基板形成領域
と、最終的に切り出されて対向基板102となる対向基
板形成領域の両方を所定のレイアウトで配置させてい
る。
【0018】図17(a)〜(c)に基づいて、液晶装置10
0を製造する際に、基板母材に形成する基板形成領域、
対向基板形成領域のレイアウトの一例について説明す
る。
【0019】図17(a)、(b)は、液晶装置100の製造
に用いる2枚の基板母材211、212の概略平面図で
ある。また、図17(c)は、図17(a)、(b)に示す基板
母材211、212を対向配置させて、図17(a)、(b)
のB10−B10’線に沿って切断したときの断面図を
示している。
【0020】図17(a)〜(c)において、基板形成領域、
対向基板形成領域をそれぞれ符号101a、102aで
示している。また、基板形成領域、対向基板形成領域を
それぞれC、Sで示している。
【0021】図17(a)、(b)に示すように、基板母材2
11、212において、図示縦方向には走査電極105
が形成される基板形成領域101aと信号電極106が
形成される対向基板102aとが交互に形成されてい
て、図示横方向には基板形成領域101aのみ、あるい
は対向基板形成領域102aのみが形成されている。ま
た、基板母材211、212において、基板母材211
と212とを対向配置させたときに基板形成領域101
aと対向基板形成領域102aとが対向配置されるよう
に、基板形成領域101aと対向基板形成領域102a
とは所定の位置に形成されている。
【0022】図17(c)に示すように、基板形成領域1
01a、対向基板形成領域102aの幅が異なる方向
(図示横方向)については、基板形成領域101aと対
向基板形成領域102aとを交互に形成することによ
り、基板形成領域101aと対向基板形成領域102a
との間には隙間が形成されないので、基板母材211、
212からの基板101、対向基板102の取り効率を
良くすることができる。次に、図17(a)〜(c)に示した
基板母材211、212から液晶装置100を製造する
方法について簡単に説明する。
【0023】基板母材211、212の各基板形成領域
101a、各対向基板形成領域102aにそれぞれ基板
101、対向基板102の表面上に必要な走査電極10
5、信号電極106などを形成した後、図17(c)に示
したように、各基板形成領域101aと各対向基板形成
領域102aとが対向配置されるように、シール材10
4を介して基板母材211と212とを貼着し、液晶セ
ルを複数個含む液晶セル母材を形成する。
【0024】次に、個々の液晶セルの注入孔110が端
部に位置するように、液晶セル母材を切断し、液晶セル
が一列に配列された短冊状の液晶セル母材を形成する。
【0025】次に、短冊状の液晶セル母材の各液晶セル
内に液晶を注入して、各液晶セル内に液晶層103を形
成した後、各液晶セルの注入孔110を封止材111に
より封止する。
【0026】最後に、短冊状の液晶セル母材を、各液晶
セル毎に切断することにより、液晶装置100が製造さ
れる。
【0027】上記の液晶装置100の製造工程におい
て、基板母材211、212の各基板形成領域101
a、各対向基板形成領域102aに走査電極105、信
号電極106を形成した後、走査電極105、信号電極
106にショートや断線などのパターン欠陥が発生して
いないかどうかを検査する必要がある。
【0028】図18に、基板形成領域101aに形成さ
れた走査電極105の一部分の概略平面構造を示し、走
査電極105のパターンの検査方法を例として、電極パ
ターンの検査方法について説明する。図18に示すよう
に、電極パターンの検査は、隣接する2本の走査電極1
05に接触するように相対的位置関係が規定された2本
の検査プローブ150a、150bを用い、検査プロー
ブ150a、150bを接触させた2本の走査電極10
5間の電圧差又は電流差を検出することにより行われて
おり、図18に示すように、走査電極105に対して垂
直な方向に、図示左方向から図示右方向に検査プローブ
150a、150bを平行移動させながら検査を行うこ
とにより、すべての走査電極105のパターンの検査を
行っている。
【0029】同様に、信号電極106のパターンについ
ても信号電極106に対して垂直な方向に検査プローブ
150a、150bを平行移動させながら検査を行って
いる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】図17(a)、(b)に示し
たように、基板母材211、212において、図示縦方
向には基板形成領域101aと対向基板形成領域102
aとを交互に形成した場合、基板母材211、212の
各基板形成領域101a、対向基板形成領域102aに
走査電極105、信号電極106を形成した後、電極パ
ターンの検査を行う際に、一段毎に異なる方向に検査プ
ローブ150a、150bを移動させる必要があり、検
査効率が悪く、検査に長時間を要するという問題点を有
している。
【0031】また、電極パターンの検査に長時間を要す
る結果、液晶装置100の生産効率が低下するという問
題点を有している。
【0032】この問題は、基板母材211には基板形成
領域101aのみを形成し、基板母材212には対向基
板形成領域102aのみを形成することによって解決す
ることができる。この場合には、基板母材211、21
2上に形成される電極はすべて同一方向に揃っているた
め、検査プローブ150a、150bを一定方向に平行
移動させて、基板母材211、212の全面の電極パタ
ーンの検査を行うことができる。
【0033】しかしながら、基板母材211には基板形
成領域101aのみを形成し、基板母材212には対向
基板形成領域102aのみを形成する場合には、基板母
材211、212からの基板101、対向基板102の
取り効率が悪くなるという問題点を有している。
【0034】以下に、基板母材211には基板形成領域
101aのみを形成し、基板母材212には対向基板形
成領域102aのみを形成する場合に、基板母材21
1、212からの基板101、対向基板102の取り効
率が悪くなるという問題について説明する。
【0035】基板母材211には基板形成領域101a
のみを形成し、基板母材212には対向基板形成領域1
02aのみを形成して、基板母材211と212とを対
向配置させたときの概略断面構造の一例を図19(a)に
示す。
【0036】基板母材212を有効利用するために、図
19(a)に示すように対向基板形成領域102a間に隙
間を設けなかった場合、基板母材211の基板形成領域
101a間には、対向基板102が基板101よりも大
きく形成される分だけ隙間が形成されている。図19
(a)において、この隙間部分を符号203で示してい
る。この隙間部分203は、液晶セル母材を切断して、
個々の液晶セルを形成する際に、切断除去される必要が
ある。
【0037】しかしながら、近年、電子機器の小型軽量
化に伴って、液晶装置100を小型化するために非表示
領域が狭くなるように液晶装置100は設計されてお
り、対向基板102において、基板101より外側に形
成された部分の面積は非常に小さいものとなっている。
したがって、対向基板形成領域102aの外部接続用端
子部135、136が形成された領域を損傷することな
く、隙間部分203のみを切断除去することが非常に困
難になっている。
【0038】そこで、図19(b)に示すように、基板形
成領域101a間、対向基板形成領域102a間に切断
除去できるだけの幅を有する隙間204、205を設け
る必要があり、その結果、基板母材211、212から
の基板101、対向基板102の取り効率が悪くなる。
【0039】そこで、本発明は上記の問題を解決し、1
枚の基板母材に2種類の電極パターンを形成する場合に
おいても、電極パターンの検査工程を短縮化することが
できる電極パターンの検査方法を提供することを目的と
する。
【0040】また、この電極パターンの検査方法を用い
ることにより、生産効率を向上することができる液晶装
置の製造方法を提供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が講じた手段は、第1の基板形成領域と第2
の基板形成領域とを含む基板母材上において、前記第1
の基板形成領域にストライプ状に形成された第1の電極
と、前記第2の基板形成領域に前記第1の電極と交差す
る方向にストライプ状に形成された第2の電極を検査す
る方法であって、前記基板母材上には、前記第2の電極
に沿う方向に配列されており、かつ前記第1の電極に導
電接続された導電部が形成されており、検査プローブを
前記導電部上及び前記第2の電極上を移動させることに
よって、前記第1の電極及び前記第2の電極の電気的特
性を計測することを特徴とする。
【0042】また、前記基板母材には前記第1及び第2
の基板形成領域が各々複数含まれており、前記第1及び
第2の基板形成領域は前記検査プローブの移動方向と交
差する方向において交互に配列され、前記検査プローブ
の移動方向に沿って複数の前記第1の基板形成領域が並
んで配列され、かつ複数の前記第2の基板形成領域が並
んで配列されてなることを特徴とする。
【0043】以上の本発明の電極パターンの検査方法に
よれば、第1の電極に導電接続され、第2の電極に沿う
方向に配列された導電部を設け、該導電部上と第2の電
極上を、検査プローブを同じ方向(第1の電極に沿う方
向)に並列移動させて、導電部及び第2の電極の電気的
特性を計測することにより、第1の電極と第2の電極の
電極パターンを検査することができるので、一段毎に異
なる方向にプローブを移動させる必要があった従来に比
較して、電極パターンの検査工程を短縮化することがで
きる。
【0044】また、前記導電部のピッチが、前記第2の
電極のピッチと略等しくなるように、前記導電部を設け
ることが望ましく、このように導電部を設けることによ
り、導電部と第2の電極とを検査する際に、検査プロー
ブの相対的位置関係や走査スピードを等しくすることが
できるので、さらに検査効率を向上することができる。
【0045】また、少なくとも2本の前記検査プローブ
を用いて、前記第1の電極及び前記第2の電極の電気的
特性を計測することを特徴とする。
【0046】また、複数組の検査プローブを用いて、導
電部と第2の電極を検査することにより、一組の検査プ
ローブを用いる場合よりも少ない走査回数で検査を行う
ことができるので、より検査効率を向上することができ
る。
【0047】上記の電極パターンの検査方法を液晶装置
の製造方法に適用することができ、本発明の液晶装置の
製造方法は、走査電極と信号電極との間に挟持された液
晶層を有する液晶装置の製造方法であって、前記走査電
極及び前記信号電極の両方が1枚の基板母材に形成さ
れ、その基板母材上においては、前記走査電極及び前記
信号電極うちのどちらか一方に導電接続された導電部
が、他方の電極に沿う方向に形成され、 検査プローブ
を前記他方の電極上及び及び導電部上を移動させること
によって、前記走査電極及び前記信号電極の電気的特性
を計測することを特徴とする。
【0048】また、前記基板母材において、前記走査電
極は第1の基板形成領域に形成され、前記信号電極は第
2の基板形成領域に形成されてなり、前記基板母材には
前記第1及び第2の基板形成領域が各々複数含まれてお
り、前記第1及び第2の基板形成領域は前記検査プロー
ブの移動方向と交差する方向において交互に配列されて
なり、前記検査プローブの移動方向に沿って複数の前記
第1の基板形成領域が並んで配列され、かつ複数の前記
第2の基板形成領域が並んで配列されてなることを特徴
とする。
【0049】また、前記導電部のピッチが、該導電部と
導電接続されていない電極のピッチと略等しくなるよう
に、前記導電部を設けることが望ましく、このように導
電部を設けることにより、導電部と、該導電部と導電接
続されていない電極とを検査する際に、検査プローブの
相対的位置関係や走査スピードを等しくすることができ
るので、さらに検査効率を向上することができる。
【0050】また、少なくとも2本の前記検査プローブ
を用いて、前記走査電極及び前記信号電極の電気的特性
を計測することを特徴とする。
【0051】また、複数組の検査プローブを用いて、導
電部と、該導電部と導電接続されていない電極を検査す
ることにより、一組の検査プローブを用いる場合よりも
少ない走査回数で検査を行うことができるので、さらに
検査効率を向上することができる。
【0052】以上の本発明の電気光学装置の製造方法に
よれば、先に述べたように、電極パターンの検査工程を
短縮化することができるので、生産効率を向上すること
ができる。
【0053】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて、詳細に説明する。
【0054】図1〜図5に基づき、本発明に係る実施形
態の液晶装置の製造方法により製造された単純マトリッ
クス型の液晶(表示)装置10の構造について説明す
る。
【0055】図1、図2は液晶装置10の概略断面図、
図3は液晶装置10を下側基板側から見たときの概略平
面図、図4は液晶装置10の下側基板の構造を示す概略
平面図、図5は液晶装置10の上側基板の構造を示す概
略平面図である。なお、図1は、液晶装置10を図3〜
図5のA1−A1’線に沿って切断したときの断面図、
図2は、液晶装置10を図4、図5のA2−A2’線に
沿って切断したときの断面図である。また、図1〜図5
において、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大
きさとするため、各層や各部材の縮尺は実際のものとは
異なるように表している。
【0056】また、図1、図4、図5において、液晶装
置10の表示領域(画素領域)を符号30で示してい
る。液晶装置10において、表示領域30より外側の領
域が非表示領域になっている。
【0057】はじめに、図1に基づき、液晶装置10の
断面構造について説明する。
【0058】図1に示すように、ガラスやプラスチック
フィルム等からなる基板(下側基板)11と対向基板
(上側基板)12とがそれぞれの基板の周縁部において
シール材14を介して所定間隔で貼着され、基板11、
対向基板12間に液晶層13が挟持されている。
【0059】基板11の液晶層13側表面上において、
少なくとも表示領域30内には所定のパターンで配列さ
れた赤(R)、緑(G)、青(B)の着色層15Aと遮
光層(ブラックマトリックス)15Bとからなるカラー
フィルター15が形成されている。
【0060】カラーフィルター15の表面上には、カラ
ーフィルター15を保護するための有機膜などからなる
保護膜16が形成されている。保護膜16の表面上に
は、ストライプ状に、インジウム錫酸化物等からなる複
数の走査電極(第1の電極)17が形成されている。走
査電極17の表面上には、液晶を所定の方向に配向させ
るためのポリイミド等からなる配向膜19が形成されて
いる。
【0061】対向基板12の液晶層13側表面上におい
て、少なくとも表示領域30内にはストライプ状に、イ
ンジウム錫酸化物などからなる複数の信号電極(第2の
電極)18が形成され、電極18の表面上にはポリイミ
ド等からなる配向膜20が形成されている。
【0062】液晶装置10において、走査電極17と信
号電極18とは互いに交差するように形成されている。
また、走査電極17、信号電極18の一方の端部には後
述する引回し配線17a、18aが接続されている。な
お、本実施形態においては、基板11側の電極が走査電
極、対向基板12側の電極が信号電極である場合につい
てのみ説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、基板11側の電極が信号電極、対向基板12側の
電極が走査電極であっても構わない。
【0063】また、液晶装置10において、配向膜1
9、20間には、液晶セルのセルギャップを均一化する
ために、二酸化珪素、ポリスチレン等からなる多数の球
状のスペーサー21が配置されている。
【0064】また、基板11、対向基板12の外側には
位相差板、偏光板などの光学素子が形成されているが、
図面上は省略している。
【0065】次に、図3に基づき、液晶装置10の概略
平面構造について説明する。
【0066】シール材14は、図3に示すように、基板
11、対向基板12の周縁部間に略環状に形成されてい
て、その一部には液晶を注入するための注入孔22が形
成されている。注入孔22から基板11、対向基板12
間に液晶を注入した後、この注入孔22は封止材23に
よって封止されている。
【0067】また、図3に示すように、基板11、対向
基板12は、図示横方向には同一の幅を有しているが、
図示縦方向には異なる幅を有していて、対向基板12の
幅の方が基板11の幅よりも長く形成されている。
【0068】次に、図2、図4、図5に基づいて、基板
11、対向基板12の平面構造、及び液晶装置10にお
ける電極17、18と外部接続用端子部との導通につい
て詳しく説明する。
【0069】図4、図5に示すように、基板11、対向
基板12の外周部は非表示領域となり、それより内側が
表示領域30となっている。表示領域30の外側におい
て、基板11、対向基板12の周縁部にはシール材14
が形成されているが、図面上は簡略化のため省略してい
る。
【0070】表示領域30に形成された走査電極17、
信号電極18の一方の端部には、それぞれ引回し配線1
7a、18aが接続されている。引回し配線17a、1
8aは、基板11、対向基板12の表面上において、表
示領域30の外側(すなわち非表示領域)に設けられて
いる。
【0071】図4に示すように、引回し配線17aは基
板11の表面上において、表示領域30の図示左側と図
示右側の2つの領域に形成されている。引回し配線17
aが形成された領域を引回し配線領域31a、31bと
する。一方、図5に示すように、引回し配線18aは対
向基板12の表面上において、表示領域30の図示下側
の領域に形成されている。引回し配線18aが形成され
た領域を引回し配線領域32とする。本実施形態におい
て、走査電極17、信号電極18はいずれも対向基板1
2の表面上に設けられた外部接続用端子部に電気的に接
続されており、図5に示すように、対向基板12の端部
中央に、上側電極(18)用外部接続用端子部35、そ
の両側に下側電極(17)用外部接続用端子部36が設
けられている。下側電極用外部接続用端子部36は引回
し配線領域31a、31bに対応しているので、2箇所
に分けて設けられている。
【0072】図5に示すように、対向基板12の表面上
に形成された引回し配線18aは、同じ基板の表面上に
形成された上側電極用外部接続用端子部35に接続され
ている。すなわち、対向基板12の表面上に形成された
信号電極18は引回し配線18aを介して、同じ基板の
表面上に形成された外部接続用端子部35に接続されて
いる。
【0073】一方、基板11の表面上に形成された引回
し配線17aは、図2、図4に示すように、基板11と
対向基板12間に設けられている導通部材34の下側端
部に電気的に接続されている。また、導通部材34の上
側端部は、対向基板12の表面上に設けられている下側
電極用外部接続用端子部36に電気的に接続されてい
る。
【0074】すなわち、基板11の表面上に形成された
走査電極17は、同じ基板の表面上に形成された引回し
配線17a、及び基板11、対向基板12間に形成され
た導通部材34を介して、対向基板12の表面上に形成
された外部接続用端子部36に接続されている。
【0075】なお、導通部材34は引回し配線領域31
a、31bに対応しているので、2箇所に設けられてい
る。また、導通部材34は、プラスチックボールにニッ
ケルなどがコーティングされた導通粒子とバインダー
(熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂等)とからなる導電材な
どからなっている。また、本実施形態において、導通部
材34はシール材14の内部に設けられていても良い
し、シール材14とは独立して設けられていても良い。
【0076】また、本実施形態において、液晶装置10
の非表示領域を狭くするために、引回し配線17a、1
8aは走査電極17、信号電極18よりも細く形成され
ていて、かつ引回し配線17a、18aのピッチ(配線
間隔)は電極17、18のピッチ(電極間隔)よりも狭
くされている。
【0077】なお、引回し配線17a、18aは、走査
電極17、信号電極18と同じ材料からなっていても良
いが、引回し配線17a、18aを走査電極17、信号
電極18より細く形成しても配線抵抗を低くするため
に、引回し配線17a、18aはアルミニウム、ニッケ
ルなどの低抵抗な材料からなっていることが望ましい。
また、引回し配線17a、18aは、低抵抗な材料から
なる低抵抗材料層と走査電極17、信号電極18と同じ
材料とからなる電極材料層の積層構造からなっていても
よい。
【0078】次に、上記の液晶装置10の製造方法を取
り上げて、本実施形態の液晶装置の製造方法について説
明する。
【0079】液晶装置10を製造する際に、大量生産を
行うために、液晶装置10は基板11、対向基板12を
複数切り出すことができる2枚の基板母材を用いて製造
される。基板母材において、最終的に切り出されて、基
板11、対向基板12となる領域をそれぞれ基板形成領
域(第1の基板形成領域)、対向基板形成領域(第2の
基板形成領域)と称する。
【0080】なお、本実施形態において、基板母材から
の基板11、対向基板12の取り効率を良くするため
に、1枚の基板母材に基板形成領域と対向基板形成領域
の両方を所定のレイアウトで配置させるものとする。
【0081】以下に、図6(a)〜(c)に基づいて、本実施
形態の液晶装置10の製造方法において、基板母材に形
成する基板形成領域、対向基板形成領域のレイアウトの
一例について説明する。
【0082】図6(a)、(b)は、液晶装置10の製造に用
いる2枚の基板母材41、42の概略平面図である。ま
た、図6(c)は、図6(a)、(b)に示す基板母材41、4
2を対向配置させて、図6(a)、(b)のB1−B1’線に
沿って切断したときの断面図を示している。
【0083】図6(a)〜(c)において、基板形成領域(第
1の基板形成領域)、対向基板形成領域(第2の基板形
成領域)をそれぞれ符号11a、12aで示している。
また、基板形成領域、対向基板形成領域をそれぞれC、
Sで示している。また、図6(a)〜(c)において、符号5
0は後述する電極検査用端子(導電部)47を形成する
電極検査用端子形成領域を示している。
【0084】なお、図6(a)〜(c)に示す基板形成領域1
1a、対向基板形成領域12aのレイアウトは一例であ
って、本発明はこれに限定されるものではない。
【0085】図6(a)、(b)に示すように、基板母材4
1、42において、図示縦方向(基板形成領域11a、
対向基板形成領域12aの幅が異なる方向)には基板形
成領域11aと対向基板12aとが交互に形成されてい
て、図示横方向には基板形成領域11aのみ、あるいは
対向基板形成領域12aのみが形成されている。また、
図6(a)、(b)に示すように、各基板形成領域11aの図
示下側には、電極検査用端子形成領域50が形成されて
いる。
【0086】基板母材41、42において、基板母材4
1と42とを対向配置させたときに基板形成領域11a
と対向基板形成領域12aとが対向配置されるように、
基板形成領域11aと対向基板形成領域12aとは所定
の位置に形成されている。
【0087】図6(c)に示すように、基板形成領域11
a、対向基板形成領域12aの幅が異なる方向(図示横
方向)については、基板形成領域11aと対向基板形成
領域12aとを交互に形成することにより、基板母材4
1、42からの基板11、対向基板12の取り効率を良
くすることができる。
【0088】次に、図6(a)〜(c)に示した基板母材41
と42とから液晶装置10を製造する方法について説明
する。
【0089】はじめに、基板母材41、42の各基板形
成領域11aにフォトリソグラフィー法により所定のパ
ターンの遮光層15Bを形成した後、顔料分散法や染色
法などにより所定のパターンの着色層15Aを形成し、
カラーフィルター15を形成する。次いで、カラーフィ
ルター15の表面上に有機膜などからなる保護膜16を
形成する。
【0090】次に、フォトリソグラフィー法により、基
板母材41、42の各基板形成領域11a、各対向基板
形成領域12aに、それぞれ所定のパターンの走査電極
(第1の電極)17、信号電極(第2の電極)18を形
成する。
【0091】次に、基板母材41、42の各基板形成領
域11a、各対向基板形成領域12aに、フォトリソグ
ラフィー法により、それぞれ所定のパターンの引回し配
線17a、18aを形成する。さらに、引回し配線17
aを基板形成領域11aの外側にまで延出形成して、複
数の電極検査用端子(導電部)47を形成する。
【0092】本実施形態において、電極検査用端子47
として、いかなる導電材料を用いても良いが、引回し配
線17aと同じ材料を用いることが望ましく、引回し配
線17aと同じ材料を用いることにより、引回し配線1
7aと電極検査用端子47とを同一工程で形成すること
ができる。
【0093】また、本実施形態において、走査電極1
7、信号電極18と引回し配線17a、18a、電極検
査用端子47が同一材料からなる場合には、走査電極1
7と引回し配線17aと電極検査用端子47、あるいは
信号電極18と引回し配線18aを同一の工程で形成す
ることができる。
【0094】以下に、図7に基づいて、電極検査用端子
(導電部)47の構造について詳しく説明する。
【0095】図7は、走査電極17、信号電極18、引
回し配線17a、18a、電極検査用端子47を形成し
た後の基板母材41の一部分を拡大した概略平面図であ
り、図7は、図6(b)において符号45で示す領域を拡
大した概略平面図である。
【0096】図7に示すように、引回し配線17aを基
板形成領域11aの外側にまで延出形成して、基板形成
領域11aの図示下側の電極検査用端子形成領域50内
に、電極18に沿う方向(図示縦方向)に配列された複
数の電極検査用端子47を形成する。
【0097】先に説明したように、液晶装置10の非表
示領域を狭くするために、引回し配線17aのピッチは
電極17、18のピッチよりも狭いものとなっている
が、図7に示すように、電極検査用端子47のピッチは
電極18のピッチと略等しくすることが望ましい。
【0098】なお、図7には、走査電極17、信号電極
18、引回し配線17a、18a、電極検査用端子47
を形成した後の基板母材41の構造について示したが、
走査電極17、信号電極18、引回し配線17a、18
a、電極検査用端子47を形成した後の基板母材42の
構造についても同様である。
【0099】このように、基板母材41、42の表面上
に、走査電極17、信号電極18、引回し配線17a、
18a、電極検査用端子47を形成した後、走査電極1
7、信号電極18にショートや断線などのパターン欠陥
が発生していないかどうかを検査するために、電極パタ
ーンの検査を行う。本実施形態の電極パターンの検査方
法の詳細については後述する。
【0100】電極パターンの検査を終えた基板母材4
1、42のうち一方の基板母材の各基板形成領域11a
と各対向基板形成領域12aの周縁部にシール材14を
形成し、シール材14の内側にスペーサー21を散布し
た後、シール材14を介して基板母材41と42とを貼
着し、液晶セルを複数個含む液晶セル母材を形成する。
このとき、図6(c)に示したように、各基板形成領域1
1aと各対向基板形成領域12aとが対向配置されるよ
うに基板母材41と42とを貼着する。
【0101】次に、個々の液晶セルの注入孔22が端部
に位置するように、液晶セル母材を切断し、液晶セルが
一列に配列された短冊状の液晶セル母材を形成する。
【0102】次に、短冊状の液晶セル母材の各液晶セル
に液晶を注入して、各液晶セル内に液晶層13を形成し
た後、各液晶セルの注入孔22を封止材23により封止
する。
【0103】次に、短冊状の液晶セル母材を、各液晶セ
ル毎に切断する。このとき、電極検査用端子形成領域5
0は切断除去されて、基板11と対向基板12とが切り
出される。最後に、基板11、対向基板12の外側に位
相差板、偏光板などの光学素子を取り付けて、液晶装置
10が製造される。
【0104】ここで、本実施形態の走査電極17、信号
電極18の電極パターンの検査方法について説明する。
本実施形態において、走査電極17、信号電極18の電
極パターンの検査は、一組又は複数組の検査プローブを
用いて、電極検査用端子47、信号電極18の電気的特
性を計測することにより行われる。
【0105】図8、図9に、基板母材41(42)上に
形成された電極検査用端子47あるいは電極18の一部
分を示し、これらの図に基づいて、本実施形態の電極パ
ターンの検査方法について説明する。図8は概略平面
図、図9は概略断面図を示している。
【0106】電極検査用端子47、信号電極18の電気
的特性の計測は、図9に示すように、2本の検査プロー
ブ51a、51bを具備する検査装置5を用いて行われ
る。
【0107】本実施形態において、図8、図9に示すよ
うに、2本の検査プローブ51a、51bが、隣接する
電極検査用端子47あるいは信号電極18に接触するよ
うに、検査プローブ51aと51bとが図示横方向に電
極検査用端子47あるいは信号電極18のピッチ分だけ
離れるように、検査プローブ51a、51bの相対的な
位置関係を規定する。
【0108】また、図8に示すように、検査プローブ5
1a、51bの間隔を十分に確保して、検査プローブ5
1a、51bのショートを防止するために、検査プロー
ブ51a、51bが図示縦方向にも相互にずれた位置に
配置されるように、検査プローブ51a、51bの相対
的な位置関係を規定する。
【0109】電極検査用端子47、電極18の電気的特
性の計測は、図8、図9に示すように、2本の検査プロ
ーブ51a、51bを隣接する2本の電極検査用端子4
7あるいは電極18に同時に接触させて、検査プローブ
51a、51bを接触させた2本の電極検査用端子47
間あるいは電極18間の電圧差又は電流差を検出するこ
とにより行われる。
【0110】また、図8、図9に示すように、隣接した
電極検査用端子47あるいは信号電極18間に対して、
順次上記の測定を実施していくように、2本の検査プロ
ーブ51a、51bを、その相互間隔を保持した状態
で、電極検査用端子47あるいは信号電極18のピッチ
毎に、隣接する電極検査用端子47あるいは信号電極1
8に検査プローブ51a、51bを接触させる動作を繰
り返しながら、検査プローブ51a、51bを図示左方
向から図示右方向に平行移動させて検査を行う。
【0111】本実施形態において、電極検査用端子47
の長さは検査プローブ51a、51bの図8における図
示縦方向の間隔よりも長くなっていれば良く、例えば、
4〜5×10-3m(4〜5mm)程度あればよい。
【0112】本実施形態において、基板形成領域11a
の外側に走査電極17のパターンを検査するために、信
号電極18に沿う方向に配列された電極検査用端子47
を設けることにより、走査電極17、信号電極18のい
ずれのパターンも検査プローブ51a、51bを同一方
向に平行移動させて検査を行うことができる。
【0113】また、電極検査用端子47のピッチを信号
電極18のピッチと略等しくすることにより、電極検査
用端子47、信号電極18を検査する際に、検査プロー
ブ51a、51bの相対的位置関係や走査スピードを等
しくすることができるので、検査を効率よく行うことが
できる。
【0114】次に、図10(a)、(b)に、基板母材41、
42の概略平面構造を示し、これらの図に基づいて、基
板母材41、42の全面の電極パターンを検査する方法
について説明する。図10(a)、(b)に示す基板母材4
1、42は、図6(a)、(b)に示したものと同様であるの
で、基板母材41、42の構造については説明を省略す
る。また、図10(a)、(b)において、検査プローブ51
a、51bを走査する箇所及び方向を符号P1〜P10
で示している。
【0115】図10(a)、(b)において、符号P1〜P1
0で示すように、基板母材41、42の全面の電極パタ
ーンを検査するには、対向基板形成領域12aが図示横
方向に配列した部分と、電極検査用端子形成領域50が
図示横方向に配列した部分について、検査プローブ51
a、51bを電極17に沿う方向に、図示左方向から図
示右方向に平行移動させて、電極パターンの検査を行え
ばよい。
【0116】また、本実施形態において、検査プローブ
51a、51bを走査する箇所P1〜P10について、
一組の検査プローブ51a、51bを用いて順次検査を
行ってもよいが、検査時間を短縮化するためには複数組
の検査プローブ51a、51bを用いて、P1〜P10
のうちいくつか又はすべてを同時に検査し、一組の検査
プローブ51a、51bを用いる場合よりも少ない走査
回数で検査を行うことが望ましい。
【0117】本実施形態においては、検査プローブ51
a、51bを図示左方向から図示右方向に平行移動させ
て、電極パターンの検査を行う場合についてのみ説明し
たが、検査プローブ51a、51bを図示右方向から図
示左方向に平行移動させて、電極パターンの検査を行っ
てもよい。
【0118】また、本実施形態においては、2本の検査
プローブ51a、51bを用いて電極パターンの検査を
行う場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、少なくとも2本の電極検査用端子
47あるいは信号電極18に接触するように相対的位置
関係が規定された少なくとも2本の検査プローブを具備
する検査装置を用いて電極パターンの検査を行えばよ
い。
【0119】なお、電極パターンの検査工程において、
走査電極17、信号電極18にショートや断線などのパ
ターン欠陥が検出された場合には、パターン欠陥部分に
修正を施すか、あるいは基板母材41、42を不良品と
して廃棄する。
【0120】本実施形態の電極パターンの検査方法によ
れば、走査電極(第1の電極)17に導電接続され、信
号電極(第2の電極)18に沿う方向に配列された電極
検査用端子(導電部)47を設け、電極検査用端子47
上と信号電極18上を、検査プローブ51a、51bを
同じ方向(第1の電極に沿う方向)に並列移動させて、
電極検査用端子47及び信号電極18の電気的特性を計
測することにより、走査電極17と信号電極18の電極
パターンを検査することができるので、一段毎に異なる
方向にプローブを移動させる必要があった従来に比較し
て、電極パターンの検査工程を短縮化することができ
る。
【0121】また、電極検査用端子47のピッチが、信
号電極18のピッチと略等しくなるように、電極検査用
端子47を設けることが望ましく、このように電極検査
用端子47を設けることにより、電極検査用端子47と
信号電極18とを検査する際に、検査プローブ51a、
51bの相対的位置関係や走査スピードを等しくするこ
とができるので、さらに検査効率を向上することができ
る。
【0122】また、複数組の検査プローブ51a、51
bを用いて、電極検査用端子47と信号電極18を検査
することにより、一組の検査プローブ51a、51bを
用いる場合よりも少ない走査回数で検査を行うことがで
きるので、さらに検査効率を向上することができる。
【0123】また、本実施形態の電極パターンの検査方
法を用いることにより、液晶装置10の製造工程におい
て、電極パターンの検査工程を短縮化することができる
ので、液晶装置10の生産効率を向上することができ
る。
【0124】なお、本実施形態においては、対向基板
(上側基板)12の表面上に外部接続用端子部35、3
6を設ける場合についてのみ説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、本発明は、基板(下側基
板)11の表面上に外部接続用端子部を設ける場合につ
いても同様に適用することができる。
【0125】次に、前記の実施形態により製造された液
晶装置10を備えた電子機器の具体例について説明す
る。
【0126】図11(a)は携帯電話の一例を示した斜視
図である。図11(a)において、300は携帯電話本体
を示し、301は前記の液晶装置10を備えた液晶表示
部を示している。
【0127】図11(b)はワープロ、パソコンなどの携
帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図11
(b)において、400は情報処理装置、401はキーボ
ードなどの入力部、403は情報処理本体、402は前
記の液晶装置10を備えた液晶表示部を示している。
【0128】図11(c)は腕時計型電子機器の一例を示
した斜視図である。図11(c)において、500は時計
本体を示し、501は前記の液晶装置10を備えた液晶
表示部を示している。
【0129】図12は、前記の液晶装置10を光変調装
置として用いた投射型表示装置の要部を示す概略構成図
である。図12において、610は光源、613、61
4はダイクロイックミラー、615、616、617は
反射ミラー、618は入射レンズ、619はリレーレン
ズ、620は出射レンズ、622、623、624は液
晶光変調装置、625はクロスダイクロイックプリズ
ム、626は投写レンズを示す。光源610はメタルハ
ライド等のランプ611とランプの光を反射するリフレ
クタ612とからなる。青色光、緑色光反射のダイクロ
イックミラー613は、光源610からの光束のうちの
赤色光を透過させるとともに、青色光と緑色光とを反射
する。透過した赤色光は反射ミラー617で反射され
て、赤色光用液晶光変調装置622に入射される。一
方、ダイクロイックミラー613で反射された色光のう
ち緑色光は緑色光反射のダイクロイックミラー614に
よって反射され、緑色光用液晶光変調装置623に入射
される。一方、青色光は第2のダイクロイックミラー6
14も透過する。青色光に対しては、長い光路による光
損失を防ぐため、入射レンズ618、リレーレンズ61
9、出射レンズ620を含むリレーレンズ系からなる導
光手段621が設けられ、これを介して青色光が青色光
用液晶光変調装置624に入射される。各光変調装置に
より変調された3つの色光はクロスダイクロイックプリ
ズム625に入射する。このプリズムは4つの直角プリ
ズムが貼り合わされ、その内面に赤光を反射する誘電体
多層膜と青光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成
されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光
が合成されて、カラー画像を表す光が形成される。合成
された光は、投写光学系である投写レンズ626によっ
てスクリーン627上に投写され、画像が拡大されて表
示される。
【0130】図11(a)〜(c)、図12に示すそれぞれの
電子機器は、前記の液晶装置10を備えたものであるの
で、生産効率が向上されたものとなる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電極パタ
ーンの検査方法によれば、第1の電極に導電接続され、
第2の電極に沿う方向に配列された導電部を設け、該導
電部上と第2の電極上を、検査プローブを同じ方向(第
1の電極に沿う方向)に並列移動させて、導電部及び第
2の電極の電気的特性を計測することにより、第1の電
極と第2の電極の電極パターンを検査することができる
ので、一段毎に異なる方向にプローブを移動させる必要
があった従来に比較して、電極パターンの検査工程を短
縮化することができる。
【0132】また、前記導電部のピッチが、前記第2の
電極のピッチと略等しくなるように、前記導電部を設け
ることが望ましく、このように導電部を設けることによ
り、導電部と第2の電極とを検査する際に、検査プロー
ブの相対的位置関係や走査スピードを等しくすることが
できるので、さらに検査効率を向上することができる。
【0133】また、複数組の検査プローブを用いて、導
電部と第2の電極を検査することにより、一組の検査プ
ローブを用いる場合よりも少ない走査回数で検査を行う
ことができるので、さらに検査効率を向上することがで
きる。
【0134】また、上記の電極パターンの検査方法を液
晶装置の製造方法に適用することにより、電極パターン
の検査工程を短縮化することができるので、液晶装置の
生産効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る実施形態の液晶装置の
製造方法により製造された単純マトリックス型の液晶装
置の構造を示す概略断面図である。
【図2】 図2は、本発明に係る実施形態の液晶装置の
製造方法により製造された単純マトリックス型の液晶装
置の構造を示す概略断面図である。
【図3】 図3は、本発明に係る実施形態の液晶装置の
製造方法により製造された単純マトリックス型の液晶装
置を下側基板側から見たときの概略平面図である。
【図4】 図4は、本発明に係る実施形態の液晶装置の
製造方法により製造された単純マトリックス型の液晶装
置の下側基板の構造を示す概略平面図である。
【図5】 図5は、本発明に係る実施形態の液晶装置の
製造方法により製造された単純マトリックス型の液晶装
置の上側基板の構造を示す概略平面図である。
【図6】 図6(a)〜(c)は、本発明に係る実施形態の液
晶装置の製造方法において、基板母材に形成する基板形
成領域、対向基板形成領域のレイアウトの一例を示す図
である。
【図7】 図7は、本発明に係る実施形態の液晶装置の
製造方法において、電極、引回し配線、電極検査用端子
を形成した後の基板母材の一部を拡大して示す概略平面
図である。
【図8】 図8は、本実施形態の電極パターンの検査方
法を示す図である。
【図9】 図9は、本実施形態の電極パターンの検査方
法を示す図である。
【図10】 図10(a)、(b)は、本発明に係る実施形態
の液晶装置の製造方法において、基板母材の全面の電極
パターンを検査する方法を示す図である。
【図11】 図11(a)は上記実施形態により製造され
た液晶装置を備えた携帯電話の一例を示す図、図11
(b)は上記実施形態により製造された液晶装置を備えた
携帯型情報処理装置の一例を示す図、図11(c)は上記
実施形態により製造された液晶装置を備えた腕時計型電
子機器の一例を示す図である。
【図12】 図12は、上記実施形態により製造された
液晶装置を光変調装置として用いた投射型表示装置の要
部を示す概略構成図である。
【図13】 図13は、一般の単純マトリックス型の液
晶装置の構造を示す概略断面図である。
【図14】 図14は、一般の単純マトリックス型の液
晶装置を下側基板側から見たときの概略平面図である。
【図15】 図15は、一般の単純マトリックス型の液
晶装置の下側基板の構造を示す概略平面図である。
【図16】 図16は、一般の単純マトリックス型の液
晶装置の上側基板の構造を示す概略平面図である。
【図17】 図17(a)〜(c)は、一般の単純マトリック
ス型の液晶装置を製造する際に、基板母材に形成する基
板形成領域、対向基板形成領域のレイアウトの一例を示
す図である。
【図18】 図18は、従来の電極パターンの検査方法
を示す図である。
【図19】 図19(a)、(b)は、一般の単純マトリック
ス型の液晶装置を製造する際に、一方の基板母材には基
板形成領域のみを形成し、もう一方の基板母材には対向
基板形成領域のみを形成した場合に、基板母材からの基
板、対向基板の取り効率が悪くなるという問題を示す図
である。
【符号の説明】
10 液晶(表示)装置 11 基板(下側基板) 12 対向基板(上側基板) 13 液晶層 14 シール材 15 カラーフィルター 15A 着色層 15B 遮光層(ブラックマト
リックス) 16 保護膜 17 電極(第1の電極) 18 電極(第2の電極) 17a、18a 引回し配線 19、20 配向膜 21 スペーサー 22 注入孔 23 封止材 30 表示領域(画素領域) 31a、31b、32 引回し配線領域 34 導通部材 35 上側電極用外部接続用
端子部 36 下側電極用外部接続用
端子部 41、42 基板母材 11a 基板形成領域(第1の
基板形成領域) 12a 対向基板形成領域(第
2の基板形成領域) 47 電極検査用端子(導電
部) 50 電極検査用端子形成領
域 5 検査装置 51a、51b 検査プローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1343 G02F 1/1345 2H092 1/1345 G01R 31/28 V Fターム(参考) 2G011 AA03 AA13 AC06 AC14 AE11 AF01 2G014 AB21 AC10 2G032 AB01 AK00 AK04 AK15 AL00 2G036 AA19 BA33 BB12 CA10 2H088 FA02 FA03 FA04 FA11 HA05 MA20 2H092 GA13 GA33 HA06 HA12 MA57 NA15 NA16 NA27 NA29 NA30 PA03 PA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板形成領域と第2の基板形成領
    域とを含む基板母材上において、前記第1の基板形成領
    域にストライプ状に形成された第1の電極と、前記第2
    の基板形成領域に前記第1の電極と交差する方向にスト
    ライプ状に形成された第2の電極を検査する方法であっ
    て、 前記基板母材上には、前記第2の電極に沿う方向に配列
    されており、かつ前記第1の電極に導電接続された導電
    部が形成されており、 検査プローブを前記導電部上及び前記第2の電極上を移
    動させることによって、前記第1の電極及び前記第2の
    電極の電気的特性を計測することを特徴とする電極パタ
    ーンの検査方法。
  2. 【請求項2】 前記基板母材には前記第1及び第2の基
    板形成領域が各々複数含まれており、 前記第1及び第2の基板形成領域は前記検査プローブの
    移動方向と交差する方向において交互に配列され、 前記検査プローブの移動方向に沿って複数の前記第1の
    基板形成領域が並んで配列され、かつ複数の前記第2の
    基板形成領域が並んで配列されてなることを特徴とする
    請求項1に記載の電極パターンの検査方法。
  3. 【請求項3】 前記導電部のピッチが、前記第2の電極
    のピッチと略等しくなるように、前記導電部を設けるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電極パター
    ンの検査方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも2本の前記検査プローブを用
    いて、前記第1の電極及び前記第2の電極の電気的特性
    を計測することを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の電極パターンの検査方法。
  5. 【請求項5】 一組又は複数組の前記検査プローブを用
    いて、前記第1の電極及び前記第2の電極の電気的特性
    を計測することを特徴とする請求項4に記載の電極パタ
    ーンの検査方法。
  6. 【請求項6】 走査電極と信号電極との間に挟持された
    液晶層を有する液晶装置の製造方法であって、前記走査
    電極及び前記信号電極の両方が1枚の基板母材に形成さ
    れ、その基板母材上においては、前記走査電極及び前記
    信号電極うちのどちらか一方に導電接続された導電部
    が、他方の電極に沿う方向に形成され、 検査プローブを前記他方の電極上及び及び導電部上を移
    動させることによって、前記走査電極及び前記信号電極
    の電気的特性を計測することを特徴とする液晶装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記基板母材において、前記走査電極は
    第1の基板形成領域に形成され、前記信号電極は第2の
    基板形成領域に形成されてなり、前記基板母材には前記
    第1及び第2の基板形成領域が各々複数含まれており、 前記第1及び第2の基板形成領域は前記検査プローブの
    移動方向と交差する方向において交互に配列されてな
    り、 前記検査プローブの移動方向に沿って複数の前記第1の
    基板形成領域が並んで配列され、かつ複数の前記第2の
    基板形成領域が並んで配列されてなることを特徴とする
    請求項6に記載の液晶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記導電部のピッチが、該導電部と導電
    接続されていない電極のピッチと略等しくなるように、
    前記導電部を設けることを特徴とする請求項6又は請求
    項7記載の液晶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも2本の前記検査プローブを用
    いて、前記走査電極及び前記信号電極の電気的特性を計
    測することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれ
    かに記載の液晶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 一組又は複数組の前記検査プローブを
    用いて、前記走査電極及び前記信号電極の電気的特性を
    計測することを特徴とする請求項9に記載の液晶装置の
    製造方法。
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