JP2002039999A - 磁粉探傷試験用蛍光磁粉及びその製造法 - Google Patents
磁粉探傷試験用蛍光磁粉及びその製造法Info
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Abstract
程を採ることなく、特殊な装置を必要とせず、きわめて
簡易且つ効率のよい製造法により製造できる磁粉探傷試
験用蛍光磁粉を提供する。 【解決手段】 平均粒子径1.0〜3.0μm のγ−酸
化鉄粒子粉末の各粒子にシランカップリング剤を結合材
として平均粒子径1.0〜3.0μm の有機蛍光顔料粒
子粉末の各粒子が結合されており、前記γ−酸化鉄粒子
粉末の配合量が60〜80重量%、前記シランカップリ
ング剤の配合量が2〜6重量%、前記有機蛍光顔料粒子
粉末の配合量が20〜40重量%の各範囲内である磁粉
探傷試験用蛍光磁粉。
Description
粉及びその製造法に関するものであり、本発明に係る磁
粉探傷試験用蛍光磁粉は鉄鋼業界や自動車業界において
汎用されている磁粉探傷試験方法に用いられる。
レットや丸ビレットなどの鋼材について、自動車業界に
おいてはナックルアームやシャフトなどの鋼製部品につ
いて、それらの非破壊検査を行うに当っては、JIS
G 0565−1992に規定される磁粉探傷試験方法
が実施されている。
被検査物(例えば角ビレット)の検査面に蛍光磁粉を接
触させ、ワレやピンホールなどの欠陥部に発生する漏洩
磁束に当該磁粉を集合せしめ、暗所において当該検査面
に紫外線を照射し、紫外線によって励起されて黄色乃至
黄緑色に発光する蛍光磁粉模様によって当該欠陥部を探
傷する試験方法である。
光磁粉は、導磁性粒子粉末(例えば、純鉄粒子粉末、四
三酸化鉄粒子粉末、γ−酸化鉄粒子粉末など)の各粒子
表面に有機蛍光顔料や有機蛍光染料を付着させたもので
ある。
の各種製造法が実用乃至提案されている。
る製造法は、合成樹脂結合剤(例えば、アクリル系合成
樹脂、ポリビニルアセタール系合成樹脂、酢酸セルロー
ス系合成樹脂など)を溶解又は分散させた液中に有機蛍
光顔料(例えば、ルモゲンイエロー:商品名・BASF
社製、シンロイヒカラー:商品名・シンロイヒ株式会社
製など)を分散させて置き、この分散液に導磁性粒子粉
末(同上)を加えてペースト状物とし、当該ペースト状
物を乾燥して塊状物とした後にこの塊状物をボールミル
等を用いて粉砕する(当業者間では「粉砕法」と呼ばれ
ている)か、或いは、当該ペースト状物をスプレーノズ
ル等を用いて空気中に飛散させて乾燥・造粒する(当業
者間では「噴霧法」と呼ばれている)ことによって蛍光
磁粉を得る方法である。
オルソ位にハイドロキシル基を有する芳香族アルデヒド
(蛍光色素の中間体)を溶解した含水アルコール溶液に
導磁性粒子粉末(同上)を分散させ該分散液にヒドラジ
ンを加え、当該液中においてアゾメチン結合のオルソ位
にハイドロキシル基を有する蛍光色素を析出させると共
に該蛍光色素を当該導磁性粒子粉末の各粒子表面に吸着
させることによって蛍光磁粉を得る方法(当業者間では
「吸着法」と呼ばれている)が開示されている。
は、平均粒子径1〜5μm の導磁性粒子粉末(同上)と
平均粒子径0.1〜0.5μm の有機蛍光顔料(ルモゲ
ンイエロー:商品名・前出)とをメカノケミカル反応さ
せて該導磁性粒子粉末の各粒子表面に該有機蛍光顔料粒
子を固着させることによって蛍光磁粉を得る方法が開示
されている。
は、平均粒子径2〜5μm の導磁性粒子粉末(同上)と
平均粒子径0.02〜1μm の白色無機粒子粉末(例え
ば、酸化チタン粒子粉末、シリカ粒子粉末など)とをメ
カノケミカル反応させて該導磁性粒子粉末の各粒子表面
に該白色無機粒子粉末を固着させて第1被覆層を形成
し、次いで、当該第1被覆層が形成されている導磁性粒
子粉末と平均粒子径0.1〜0.5μm の有機蛍光顔料
(ルモゲンイエロー:商品名・前出)とをメカノケミカ
ル反応させて前記第1被覆層表面に該有機蛍光顔料粒子
を固着させることによって蛍光磁粉を得る方法が開示さ
れている。
方法には、次のとおりの問題点が内在している。
合には、粉砕工程中に有機蛍光顔料の相当量が合成樹脂
結合材と共に剥離・脱落してしまうという問題点があ
り、蛍光磁粉中に導磁性粒子から遊離した有機蛍光顔料
が混入していたり、有機蛍光顔料が結合されていない導
磁性粒子が混入していたりする場合には正確な探傷結果
が得られないことは当業者間によく知られているところ
である。
合には、粉砕工程がないので有機蛍光顔料が合成樹脂結
合材と共に剥離・脱落する現象は抑制できるが、噴霧装
置を必須とし、且つ、作業環境の管理が厄介という問題
点がある。
色素中間体を多量(過剰)に用いる必要があり、且つ、
蛍光色素の析出・吸着時の操作が厄介という問題点があ
る。
には、反応装置として回転羽を備えた高速粉砕機を必要
とし、且つ、反応時の操作が厄介という問題点がある。
内在する諸問題点を解決するため、有機蛍光顔料の剥離
・脱落が避けられない粉砕工程を採ることなく、特殊な
装置を必要とせず、しかも、きわめて簡易な操作によ
り、有機蛍光顔料の剥離・脱落を可及的に抑制できる新
規技術的手段を提供することを技術的課題として、数多
くの試行錯誤的な実験・試作を重ねた結果、導磁性粒子
粉末と有機蛍光顔料粒子粉末との結合材としてシランカ
ップリング剤がきわめて有効という刮目すべき知見を
得、本発明を完成した。
とおりの本発明によって達成できる。
0μm のγ−酸化鉄粒子粉末の各粒子にシランカップリ
ング剤を結合材として平均粒子径1.0〜3.0μm の
有機蛍光顔料粒子粉末の各粒子が結合されており、前記
γ−酸化鉄粒子粉末の配合量が60〜80重量%、前記
シランカップリング剤の配合量が2〜6重量%、前記有
機蛍光顔料粒子粉末の配合量が20〜40重量%の各範
囲内であることを特徴とする磁粉探傷試験用蛍光磁粉
(請求項1)である。
0μm のγ−酸化鉄粒子粉末と平均粒子径1.0〜3.
0μm の有機蛍光顔料粒子粉末との混合物にエタノー
ル、アセトン、N−ヘプタン及びシクロヘキサンから選
ばれる溶剤にシランカップリング剤を溶解した溶剤を加
えて混練し該溶剤を揮散させて前記γ−酸化鉄粒子粉末
の各粒子に前記シランカップリング剤を結合材として前
記有機蛍光顔料粒子粉末の各粒子を結合させることを特
徴とする請求項1記載の磁粉探傷試験用蛍光磁粉の製造
法(請求項2)である。
とおりである。
して平均粒子径1.0〜3.0μmのγ−酸化鉄(γ−
Fe2 O3 )粒子粉末を用いている。当該γ−酸化鉄粒
子粉末は磁粉探傷試験用蛍光磁粉の材料として常用され
ており、市販品から所要の平均粒子径のものが容易に入
手できる。
μm 以下の場合には、使用時(磁粉探傷試験方法実施
時)における蛍光輝度が低くなる。平均粒子径が大きい
程、蛍光輝度は高くなるが、平均粒子径3.0μm 以上
の場合には、有機蛍光顔料粒子粉末が剥離・脱落しやす
くなる。好ましい平均粒子径は1.5〜2.0μm であ
る。
が60重量%以下の場合には使用時における磁気感度が
低くなる。配合割合が多い程、磁気感度は高くなるが、
相対的に有機蛍光顔料粒子粉末の配合割合が少なくなっ
て蛍光輝度が低くなるので、有機蛍光顔料粒子粉末の配
合割合との関係から80重量%を上限としている。
磁粉には、γ−酸化鉄粒子粉末以外に純鉄粒子粉末や四
三酸化鉄粒子粉末が用いられているが、本発明の実施に
当り、純鉄粒子粉末を用いる場合には、当該粒子粉末の
粒子径が大きいことや粒子表面が平坦なことに起因して
有機蛍光顔料粒子粉末の剥離・脱落が生じ易く、また、
四三酸化鉄粒子粉末を用いる場合には、当該粒子粉末の
色調が暗いことに起因して蛍光輝度が低くなるので、当
該各粒子粉末を用いる場合には目的とする蛍光磁粉を得
ることができない。
ンカップリング剤を用いている。当該シランカップリン
グ剤は一般式Y〜CH2 SiX3 (Xはメトキシ基、エ
トキシ基、シラノール基などで無機質と反応し易く、Y
はビニル基、エポキシ基、アミノ基などで有機質と反応
し易い)で表され、主として表面改質剤として使用され
ており、市販品から前記各基をもつものが容易に入手で
きる。
重量%以下の場合には結合力が不足し有機蛍光顔料粒子
粉末が剥離・脱落してしまう。配合割合が多い程、結合
力は大きくなるが、得られる蛍光磁粉の粒子径も大きく
なるので6重量%を上限としている。好ましい配合割合
は3〜4重量%である。
ップリング剤には、シランカップリング剤以外にアルミ
ニューム系カップリング剤やチタネート系カップリング
剤が市販されているが、本発明の実施に当り、アルミニ
ューム系カップリング剤並びにチタネート系カップリン
グ剤を用いても充分な結合力は得られず、有機蛍光顔料
粒子粉末の剥離・脱落が生じるので目的とする蛍光磁粉
を得ることができない。
0μm の有機蛍光顔料粒子粉末を用いている。有機蛍光
顔料自体は磁粉探傷試験用蛍光磁粉の材料として常用さ
れているものであり、市販品から所要の平均粒子径のも
のが容易に入手できる。
結果から、用いるγ−酸化鉄粒子粉末の平均粒子径に近
似する平均粒子径の有機蛍光顔料粒子粉末を用いる場合
には、平均粒子径が大きく異なるものを用いる場合と比
較して、有機蛍光顔料粒子粉末の剥離・脱落が抑制でき
ることを確認している。好ましい平均粒子径は1.5〜
2.0μm である。
粉の製造法はきわめて簡易であり、前記各配合材料を、
それぞれ所定量秤取し、秤取したγ−酸化鉄粒子粉末と
有機蛍光顔料粒子粉末とを容器(例えば、ステンレス製
タンク)に投入し攪拌・混合して置くと共に、秤取した
シランカップリング剤を別の容器(例えば、ガラス製ビ
ーカー)を用いてエタノール、アセトン、N−ヘプタン
及びシクロヘキサノンから選ばれる溶剤に溶解して置
く。次いで、当該所定量のγ−酸化鉄粒子粉末と有機蛍
光顔料磁粉とが混合状態で充填されている容器に当該所
定量のシランカップリング剤が溶解されている溶液を注
入し、当該容器を約70℃程度に加温し、攪拌器(例え
ば、電動ミキサー)を用いて混練しながら溶剤を揮散さ
せれば、目的とする蛍光磁粉が得られる。
するが、作業効率などの点から前記各溶剤を用いること
が好適である。
のとおりである。
末(γ500:商品名・チタン工業株式会社製)640
gと平均粒子径2.0μm の有機蛍光顔料粒子粉末(ル
モゲンイエロー:商品名・BASF社製)320gとを
ステンレス製タンクに投入して攪拌・混合して置く。
ップリング剤(ビニル系シランカップリング剤KBC1
003:商品名・信越化学株式会社製)40gをアセト
ン600gに溶解してシランカップリング剤溶液を調製
して置く。
光顔料粒子粉末とが充填されているステンレス製タンク
に前記シランカップリング剤溶液を注入し、該タンクを
約70℃に加温した状態にて、電動ミキサーを用いて混
練しながらアセトンを揮散させて平均粒子径2.0μm
の蛍光磁粉約1000gを得た。
の剥離試験、蛍光輝度測定及び磁粉探傷試験を行った。
00mlガラス製ビーカーに入れ、ノニオン系界面活性剤
(ノニポール95:商品名・三洋化成株式会社製:HL
B13.1)0.25gと水道水500mlとを加えて第
1次蛍光磁粉分散液を調製し、当該分散液をガラス棒を
用いて5分間よく攪拌した。攪拌後、磁石を用いてビー
カー底部に蛍光磁粉を吸引・集積させた状態にて上澄み
液を暗所において紫外線灯(当業者間では「ブラックラ
イト」と呼ばれている)を照射して観察したところ、ご
く僅かではあるが浮遊している有機蛍光顔料粒子が存在
していた。
磁粉が吸引・集積されている状態にて上澄み液を除き、
磁石をとり外した後、当該ビーカーにノニオン系界面活
性剤(前出)0.02gと水道水200mlとを加えて第
2次蛍光磁粉分散液を調製し、当該分散液をガラス棒を
用いて5分間よく攪拌した。攪拌後、磁石を用いてビー
カー底部に蛍光磁粉を吸引・集積させた状態にて上澄み
液を、暗所において紫外線灯を照射して観察したとこ
ろ、浮遊している有機蛍光顔料粒子は存在しなかった。
磁粉が吸引・集積されている状態にて上澄み液を除き、
磁石をとり外した後、当該ビーカー内の蛍光磁粉を濾過
して集めて自然乾燥させ、蛍光輝度測定の試料とした。
M−25(商品名・株式会社コタキ製作所製)を用い、
市販の磁粉探傷試験用蛍光磁粉(スーパーマグナ蛍光磁
粉LY−1500:商品名・マークテック株式会社製・
「スーパーマグナ」は登録商標)を蛍光磁粉輝度標準品
とした。
品を充填し、この時の光度計メータのフレを100%に
調節して置き、次に、当該標準品に代えて、前記試料を
測定用セルに充填し、この時の光度計メータの針の指示
(%)を読み取り、相対%をもって当該試料の輝度値と
した。この試料の輝度値は105%であった。
gを、市販の磁粉探傷試験用磁粉分散剤(スーパーマグ
ナ磁粉分散剤BC−300:商品名・マークテック株式
会社製・HLB値約13のノニオン系界面活性剤を主成
分とするもの)200mlを添加した水道水10lに分散
させて磁粉液を調製した。
試験片(円形・Al−15/100)を貼り付けた鋼製
角形ビレットを用い、これを常法に従がい軸通電法によ
って磁化し、当該標準試験片に前記磁粉液を散布した
後、暗所において紫外線灯を照射して観察したところ、
極めて明瞭な蛍光緑黄色欠陥指示模様が視認でき、剥離
・脱落した蛍光顔料粒子が欠陥部以外の個所に付着して
発光し欠陥指示模様が見ずらくなる現象(当業者間では
「バックグランド現象」と呼ばれている)は生じなかっ
た。
傷試験の結果から、ここに得た蛍光磁粉は、使用した前
記γ−酸化鉄粒子粉末の各粒子に使用した前記有機蛍光
顔料粒子粉末の殆んど全ての各粒子が結合しており、磁
粉探傷試験用として好適なものといえる。
ップリング剤によって無機質のγ−酸化鉄粒子粉末の各
粒子に有機質の有機蛍光顔料粒子粉末の各粒子が化学的
に結合されているので、当該有機蛍光顔料粒子の剥離・
脱落が殆んど生じない。
チタネート系カップリング剤を用いる場合には有機蛍光
顔料粒子粉末の剥離・脱落が生じる理由は、残念なが
ら、いまだ解明できていない。
粉の製造に当っては、シランカップリング剤がエタノー
ル、アセトン、N−ヘプタン及びシクロヘキサノンから
選ばれる溶剤に容易に溶解し、また、当該各溶剤が容易
に揮散するので、作業効率よく製造できると共に、特殊
な機器を必要としない。
化鉄粒子粉末(γAHP:商品名・チタン工業株式会社
製)610gと平均粒子径2.2μm の有機蛍光顔料粒
子粉末(シンロイヒカラー:商品名・シンロイヒ株式会
社製)335gとをステンレス製タンクに投入して攪拌
・混合して置く。
ップリング剤(エポキシ系シランカップリング剤KBM
403:商品名・信越化学株式会社製)35gをシクロ
ヘキサン600gに溶解してシランカップリング剤溶液
を調製して置く。
光顔料粒子粉末とが充填されているステンレス製タンク
に前記シランカップリング剤溶液を注入し、当該タンク
を約70℃に加温した状態にて、電動ミキサーを用いて
混練しながらシクロヘキサンを揮散させて平均粒子径
1.9μm の蛍光磁粉約1000gを得た。
実施の形態における剥離試験、蛍光輝度測定及び磁粉探
傷試験とそれぞれ同一条件にて行った各試験結果及び測
定結果は次のとおりである。
上澄み液には、ごく僅かではあるが浮遊している有機蛍
光顔料粒子が存在していたが、第2次蛍光磁粉分散液の
上澄み液には浮遊している有機蛍光顔料粒子は存在しな
かった。
あった。
陥指示模様が視認でき、バックグランド現象は生じなか
った。
使用した前記γ−酸化鉄粒子粉末の各粒子に使用した前
記有機蛍光顔料粒子粉末の殆んど全ての各粒子が結合し
ており、磁粉探傷試験用として好適なものといえる。
化鉄粒子粉末(γTHP:商品名・チタン工業株式会社
製)630gと平均粒子径2.0μm の有機蛍光顔料粒
子粉末(ルモゲンイエロー:前出)330gとをステン
レス製タンクに投入して攪拌・混合して置く。
ップリング剤(アミン系シランカップリング剤KBM6
03:商品名・信越化学株式会社製)40gをエタノー
ル600gに溶解してシランカップリング剤溶液を調製
して置く。
光顔料粒子粉末とが充填されているステンレス製タンク
に前記シランカップリング剤溶液を注入し、当該タンク
を約70℃に加温した状態にて、電気ミキサーを用いて
混練しながらエタノールを揮散させて平均粒子径1.9
μm の蛍光磁粉約1000gを得た。
実施の形態における剥離試験、蛍光輝度測定及び磁粉探
傷試験とそれぞれ同一条件にて行った各試験結果及び測
定結果は次のとおりである。
上澄み液には、ごく僅かではあるが浮遊している有機蛍
光顔料粒子が存在していたが、第2次蛍光磁粉分散液の
上澄み液には浮遊している有機蛍光顔料粒子は存在しな
かった。
あった。
陥指示模様が視認でき、バックグランド現象は生じなか
った。
使用した前記γ−酸化鉄粒子粉末の各粒子に使用した前
記有機蛍光顔料粒子粉末の殆んど全ての各粒子が結合し
ており、磁粉探傷試験用として好適なものといえる。
化鉄粒子粉末(γ500:商品名・チタン工業株式会社
製)610gと平均粒子径2.2μm の有機蛍光顔料粒
子粉末(シンロイヒカラー:商品名・シンロイヒ株式会
社製)335gとをステンレス製タンクに投入して攪拌
・混合して置く。
ップリング剤(アミン系シランカップリング剤KBE9
03:商品名・信越化学株式会社製)35gをN−ペプ
タン600gに溶解してシランカップリング剤溶液を調
製して置く。
光顔料粒子粉末とが充填されているステンレス製タンク
に前記シランカップリング剤溶液を注入し、当該タンク
を約70℃に加温した状態にて、電動ミキサーを用いて
混練しながらN−ヘプタンを揮散させて平均粒子径2.
0μm の蛍光磁粉約1000gを得た。
実施の形態における剥離試験、蛍光輝度測定及び磁粉探
傷試験とそれぞれ同一条件にて行った各試験結果及び測
定結果は次のとおりである。
上澄み液には、ごく僅かではあるが浮遊している有機蛍
光顔料粒子が存在していたが、第2次蛍光磁粉分散液の
上澄み液には浮遊している有機蛍光顔料粒子は存在しな
かった。
あった。
陥指示模様が視認でき、バックグランド現象は生じなか
った。
使用した前記γ−酸化鉄粒子粉末の各粒子に使用した前
記有機蛍光顔料粒子粉末の殆んど全ての各粒子が結合し
ており、磁粉探傷試験用として好適なものといえる。
化鉄粒子粉末(γ500:商品名・チタン工業株式会社
製)750gと平均粒子径2.0μm の有機蛍光顔料粒
子粉末(ルモゲンイエロー:前出)220gとをステン
レス製タンクに投入して攪拌・混合して置く。
ップリング剤(アミン系シランカップリング剤KBE9
03:商品名・信越化学株式会社製)30gをアセトン
500gに溶解してシランカップリング剤溶液を調製し
て置く。
光顔料粒子粉末とが充填されているステンレス製タンク
に前記シランカップリング剤溶液を注入し、当該タンク
を約70℃に加温した状態にて、電気ミキサーを用いて
混練しながらアセトンを揮散させて平均粒子径2.0μ
m の蛍光磁粉約1000gを得た。
実施の形態における剥離試験、蛍光輝度測定及び磁粉探
傷試験とそれぞれ同一条件にて行った各試験結果及び測
定結果は次のとおりである。
上澄み液には、ごく僅かではあるが浮遊している有機蛍
光顔料粒子が存在していたが、第2次蛍光磁粉分散液の
上澄み液には浮遊している有機蛍光顔料粒子は存在しな
かった。
あった。
陥指示模様が視認でき、バックグランド現象は生じなか
った。
使用した前記γ−酸化鉄粒子粉末の各粒子に使用した前
記有機蛍光顔料粒子粉末の殆んど全ての各粒子が結合し
ており、磁粉探傷試験用として好適なものといえる。
光顔料粒子粉末(ルモゲンイエロー:前出)を平均粒子
径10.0μm の有機蛍光顔料粒子粉末(ルモゲン2:
商品名・BASF社製)に変更した以外は、前記発明の
実施の形態と同じ条件により、平均粒子径3.5μm の
蛍光磁粉を製造し、当該蛍光磁粉について、前記発明の
実施の形態における剥離試験と同一条件にて行った剥離
試験結果は次のとおりである。
上澄み液及び第2次蛍光磁粉分散液の上澄み液のいずれ
にも多くの浮遊している有機蛍光顔料粒子が存在してお
り、ここに製造した蛍光磁粉は磁粉探傷試験用として使
用不可能なものであった。
系シランカップリング剤KBC1003:商品名・前
出)をチタネート系カップリング剤(プレンアクトKR
44:商品名・味の素株式会社製)に変更した以外は、
前記発明の実施の形態と同じ条件により、蛍光磁粉の製
造を試みたが、γ−酸化鉄粒子粉末(γ500:商品名
・前出)と有機蛍光顔料粒子粉末(ルモゲンイエロー:
商品名・前出)とが充分に結合せず、蛍光磁粉を製造す
ることはできなかった。
系シランカップリング剤KBE903:商品名・前出)
をアルミニューム系カップリング剤(プレンアクトAL
−M:商品名・味の素株式会社製)に変更した以外は、
実施例3と同じ条件により、蛍光磁粉の製造を試みた
が、γ−酸化鉄粒子粉末(γ500:商品名・前出)と
有機蛍光顔料粒子粉末(シンロイヒカラー:商品名・前
出)とが充分に結合せず、蛍光磁粉を製造することはで
きなかった。
が避けられない粉砕工程を採ることなく、特殊な装置を
必要とせず、きわめて簡易且つ効率のよい製造法によ
り、有機蛍光顔料粒子粉末の剥離・脱落が殆んどない磁
粉探傷試験用蛍光磁粉を提供することができる。
いといえる。
Claims (2)
- 【請求項1】 平均粒子径1.0〜3.0μm のγ−酸
化鉄粒子粉末の各粒子にシランカップリング剤を結合材
として平均粒子径1.0〜3.0μm の有機蛍光顔料粒
子粉末の各粒子が結合されており、前記γ−酸化鉄粒子
粉末の配合量が60〜80重量%、前記シランカップリ
ング剤の配合量が2〜6重量%、前記有機蛍光顔料粒子
粉末の配合量が20〜40重量%の各範囲内であること
を特徴とする磁粉探傷試験用蛍光磁粉。 - 【請求項2】 平均粒子径1.0〜3.0μm のγ−酸
化鉄粒子粉末と平均粒子径1.0〜3.0μm の有機蛍
光顔料粒子粉末との混合物にエタノール、アセトン、N
−ヘプタン及びシクロヘキサンから選ばれる溶剤にシラ
ンカップリング剤を溶解した溶剤を加えて混練し該溶剤
を揮散させて前記γ−酸化鉄粒子粉末の各粒子に前記シ
ランカップリング剤を結合材として前記有機蛍光顔料粒
子粉末の各粒子を結合させることを特徴とする請求項1
記載の磁粉探傷試験用蛍光磁粉の製造法。
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---|---|---|---|
JP2000226420A JP4521648B2 (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 磁粉探傷試験用蛍光磁粉の製造法 |
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---|---|---|---|
JP2000226420A JP4521648B2 (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 磁粉探傷試験用蛍光磁粉の製造法 |
Publications (2)
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JP2002039999A true JP2002039999A (ja) | 2002-02-06 |
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