JP2002039410A - ボール逆止め弁とこれを用いたマンホールポンプユニット - Google Patents

ボール逆止め弁とこれを用いたマンホールポンプユニット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体を一体成形可能とすると共に、1つの空
気抜き穴を施工性を考慮して適宜の位置に配設できるよ
うにし、しかも、共通製品で各種の接続方式に対応でき
るようにしたボール逆止め弁を提供することにある。 【解決手段】 ボデー1内に移動自在に設けたボール1
0を一次側の着座部16に着座させて流体の逆流を防止
するボール逆止め弁において、ボデー1の一次側に挿入
筒13を挿入し、この挿入筒13の外周面に形成した空
気抜き穴14をボデー1外周面に開口させたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボール逆止め弁と
これを用いたマンホールポンプユニットに関し、特に、
上、中、下水、農業用水、汚水、工業排水等に用いら
れ、その他、油、ガスなどの配管にも用いられる樹脂製
のボール逆止め弁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のボール逆止め弁は、流体の背圧
によってボールである弁体が流体の逆流を防止するよう
に作動するバルブであり、各種の配管設備に用いられて
いる。
【0003】例えば、汚水の入っているマンホール内に
沈めた水中ポンプの吐出管の途中に、このボール逆止め
弁を配設し、水中ポンプの停止時に圧送した汚水が逆流
しないように配慮している。この水中ポンプには、通
常、ポンプ室から空気を排出する排出機構が設けられて
いる。
【0004】ところが、水中ポンプから外部に排出され
ない一部の空気が吐出管に流入するおそれがあり、この
流入した空気が逆止め弁の流入口と水中ポンプの吐出口
に溜まる場合がある。この溜まった空気を水中ポンプで
圧縮すると、逆止め弁に着座しているボールが作動する
ことなく閉塞した状態のままになることがある。
【0005】そこで、従来では、逆止め弁の一次側に配
設している吐出管の途中に空気抜き弁を別個に装着し
て、この弁より空気を排出したり、又は、弁本体の一次
側に流入管部を設け、この流入管部の左右に2つの空気
排出孔を設け、その1つの排出孔より空気を外部へ排出
する方式も提案されている。
【0006】この空気排出孔は、例えば、マンホール内
に逆止弁を取付ける場合、取付方向や取付スペース等の
施工性を考慮して左右両サイドに設けられているが、実
際に使用する空気排出孔は1ヶ所であり、他の排出孔は
閉塞状態にしておくのが一般である。
【0007】また、逆止め弁の本体を樹脂等の材料で製
造する場合、意匠登録第1058742号公報のよう
に、金型の抜け等の問題から、本体は少なくとも2分割
され、本体成形後に、2分割された本体を特殊な手段を
用いて溶着若しくは接着、或はねじ等を用いたメカニカ
ル接続を行う必要がある。更には、逆止め弁の管接続部
は、本体と一体構造であるから、配管の接続方式に対応
した種類の管接続部を必要とし、それぞれの管接続部を
有した逆止め弁を必要としていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
逆止め弁は、実際には上記のように、使用しない空気排
出孔が存在するため、この排出孔をキャップ等で閉塞す
るか、又は、一体の閉塞部位を設けている。従って、成
形時に予め不必要な部位を形成しておき、施工性に応じ
て何れかの排出孔を使用しているため、コストアップの
要因ともなっていた。
【0009】特に、樹脂製の逆止め弁は、上述のよう
に、分割された本体を特殊な技術で一体化する必要があ
るばかりでなく、この一体化技術は、不安定な接続方式
であり、しかも、樹脂配管には、数種類の管接続方式が
あるため、各種の接続方式を有した樹脂製逆止め弁を用
意しておかなければならず、極めて不経済であって、こ
の点からもコストアップの原因となっていた。また、ユ
ニオン構造を接合部に設けた樹脂製逆止め弁も知られて
いるが、空気排出孔を有機的に結合したものはなかった
(実公昭59−2358号公報、実開昭62−4668
号公報)。
【0010】本発明は、従来の課題点を一挙に解決する
ために開発したものであり、その目的とするところは、
本体を一体成形可能とすると共に、1つの空気抜き穴を
施工性を考慮して適宜の位置に配設できるようにし、し
かも、共通製品で各種の接続方式に対応できるようにし
たボール逆止め弁を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ボデー内に移動自在に設け
たボールを一次側の着座部に着座させて流体の逆流を防
止するボール逆止め弁において、前記ボデーの一次側に
挿入筒を挿入し、この挿入筒の外周面に形成した空気抜
き穴を前記ボデー外周面に開口させたボール逆止め弁で
ある。
【0012】請求項2に係る発明は、空気抜き穴を設け
た挿入筒の先端内側にボールを着座させる着座部を形成
したものである。
【0013】請求項3に係る発明は、ボデーの接続開口
側に向けて切り欠き形成した装入溝に、上記挿入筒の空
気抜き穴に一体に突出形成した突出部を装入しながらボ
デー内に挿入筒を嵌合したボール逆止め弁である。
【0014】請求項4に係る発明は、装入溝を複数個形
成し、このうち適宜の装入溝に突出部を装入してボデー
の任意位置に突出部付き空気抜き穴を配設してボデーの
適宜の位置に空気抜き穴を設けるようにしたものであ
る。
【0015】請求項5に係る発明は、ボデーの外周面に
複数個の連通穴を形成し、このうち適宜の連通穴と挿入
筒の外周面に形成した1つの空気抜き穴とを連通するよ
うにボデー内に挿入筒を嵌合し、この空気抜き穴を前記
連通穴を介してボデーの外周面に開口させたボール逆止
め弁である。
【0016】請求項6に係る発明は、ボデーの接続部に
ユニオンナットを介してエンドコネクタを着脱自在に接
続することによって、各種の配管接続方式に対応したエ
ンドコネクタを着脱自在に設けることができるようにし
たものである。
【0017】請求項7に係る発明は、マンホール内に配
置した水中ポンプの吐出管にボール逆止め弁の一次側を
接合し、二次側に送出管を接合すると共に、このボール
逆止め弁のボデーに挿入した挿入筒の外周面に空気抜き
穴を形成し、この空気抜き穴をボデーの外周面に開口さ
せたボール逆止め弁を用いたマンホールポンプユニット
である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明におけるボール逆止め弁の
実施形態を図面に基づいて詳述する。図1及び図2にお
いて、1は樹脂製で一体に成形したボデーであり、ボデ
ー1の両端に設けた接続部2,3におねじ部4,5を設
け、ボデー1の中央内部にはボール10を退避させるた
めの退避路6を設け、この退避路6の開口6aをOリン
グ7及びボルト9を介して樹脂製の蓋8で被蓋してい
る。
【0019】この蓋8の内方には、退避路6を被覆した
際に、開口6aに沿うように延設したボールガイド34
を設けている。このボールガイド34を設けた理由は、
ボデー1を樹脂で成形した場合、成形時の金型の抜けに
配慮して、開口6aは、ボデー1の内方から開口部側に
向って拡径するテーパ形状となっているため、ボール逆
止め弁を図9のように、垂直に配管して使用すると、ボ
ール10がテーパ状の開口6aに乗り上げてしまい、着
座部16に着座しないおそれがある。そこで、本発明に
おけるボール逆止め弁では、図7等に示すように、蓋8
の内方に、一方を開口6aに沿うようにし、一方を蓋8
の内方中央から着座部16に向って緩やかな弧を描くよ
うに形成したボールガイド34を設けている。このボー
ルガイド34は、所定の厚みを有する板状で、開口6a
の略全体に沿うように長く形成しており、ボール逆止め
弁を垂直に配管しても、ボール10が開口6aに乗り上
げることなく、確実にボール10を着座部16に導くこ
とができる。なお、この板状ボールガイド34を平行に
複数設けることにより、更に、安定的にボール10を着
座部16に導くことができる。
【0020】更に、ボデー1の内部には、芯金10aに
ゴムを被覆したボール(弁体)10が収納されており、
このボール10は、流体の背圧により着座部16に着座
して逆止めされ、流体の正圧によってボデー1内に形成
したボールガイド11に沿って退避路6に移動するよう
に設けられている。また、ボデー1には、ボデー1の一
次側(接続部2)の開口側に向けて切り欠き形成したU
字形の装入溝12を複数個(本例では3個)設けてい
る。
【0021】図5及び図6において、13は樹脂製の挿
入筒であり、この挿入筒13の外周面に内外を連通させ
た1つの空気抜き穴14を形成している。同図に示すよ
うに、空気抜き穴14には、めねじ部15aを有する突
出部15を一体に突出形成しており、ボデー1の適宜の
装入溝12に、挿入筒13の突出部15を装入しなが
ら、ボデー1内に挿入筒13を嵌合し、ボデー1の内部
に設けた係合段部1aと挿入筒13の挿着溝13aの間
に装着したOリング17を介して挿入筒13とボデー1
とをシールしている。また、この挿入筒13の先端内側
にボール10を着座させる着座部16を形成している。
なお、突出部15には、めねじではなく、おねじ等その
他の配管継手形状を形成してもよい。なお、上記空気抜
き穴14は、ポンプ作動時に不要に流体が流出して揚送
を阻害することにもなるため、ポンプに求められる最低
揚送能力を確保する条件を満たし、且つ、目詰まりを生
じると逆止弁の閉止能力を阻害することとなるため、流
体の混入異物によって目詰まりを生じない条件を満たす
口径に設定される。具体的には、呼び径50のバルブで
あれば、空気抜き穴の径を15〜25mmの範囲内で設定
するのが良く、本実施例では約20mmに設定している。
【0022】このように、本実施形態においては、ボデ
ー1に、ボデー1とは別体の空気抜き機能を有した挿入
部としての挿入筒13を脱着可能に嵌合させて、逆止め
弁を組み込み完成する構造であるため、従来技術のよう
に流入管部を新たに逆止め弁に外付けする必要がなくな
る。
【0023】また、図1〜図6に示すように、ボデー1
の接続部2のおねじ部4にユニオンナット18を着脱可
能に螺合し、樹脂製のエンドコネクタ19a,19b,
19cのフランジ部20を挟み付けてエンドコネクタ1
9a,19b,19cをボデー1の接続部(一次側)2
に接続するユニオン継手構造を採用している。
【0024】このエンドコネクタは、図6に示すよう
に、ソケット接合19a、ねじ式接合19b及びフラン
ジ接合19cに対応するようにして、各種の樹脂配管に
適宜に接続できるようにしている。
【0025】また、図中、21は、挿入筒13の後端に
形成した装着溝13bに装着したOリングで、このOリ
ング21を介して挿入筒13とフランジ部20とをシー
ルしている。22は、ボデー1の接続部(二次側)3に
設けたおねじ部5に螺合するユニオンナットであり、こ
のユニオンナット22によりOリング23を介してボデ
ー1とエンドコネクタ24a,24b,24cのフラン
ジ部25をシールしながら着脱自在に接合するように設
けている。
【0026】本例における逆止め弁は、例えば、ポリア
ミド、硬質塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエチレ
ン、その他の樹脂材料を適宜に選択して用いるが、ステ
ンレス等の金属材料であってもよい。なお、図中、26
は、空気抜き穴不使用時に突出部15を被蓋するキャッ
プであり、27は、マンホール28内に沈めて配設した
水中ポンプであり、29は、水中ポンプ27に設けた吐
出管、30は、逆止め弁の二次側に接続した樹脂製の送
出管である。
【0027】次に、上記実施形態の作用を説明する。例
えば、図9に示すように、汚水等が入っているマンホー
ル28に配置した水中ポンプ27の吐出管29と送出管
30の間に本例におけるボール逆止め弁を装着する場
合、樹脂製吐出管29と樹脂製送出管30に応じた接合
方式のエンドコネクタ(例えば、ねじ式エンドコネクタ
19b,24b)によって吐出管29と送出管30に接
合する。
【0028】この場合、マンホール28内における逆止
め弁の取付作業性や装着性、装着スペース等を含めた施
工性を考慮して、空気抜き穴14に設けた突出部15を
配置するよう、ボテー1の装入溝12の位置を選択す
る。本例において、ボデー1の左右及び下方の3ヶ所の
装入溝12から1つを選択し、例えば、図4及び図5に
おいて、空気抜き穴14をボデー1の側方に位置させる
場合は、ボデー1の側方に設けた装入溝12に挿入筒1
3の突出部15を装入し、ユニオンナット18を締め付
けることによってボデー1へ挿入筒13を組み込むこと
ができ、突出部15の配置も完了する。更に、この突出
部15に排出管31を接続して、逆止め弁の一次側に溜
まっている空気を空気抜き穴14を介して外部に排出さ
せるように構成する。
【0029】次いで、水中ポンプ27を駆動させると、
汚水等の流体が流れて逆止め弁のボール10を押し上
げ、ボール10は、ボールガイド11に案内されなが
ら、退避路6に移動するので、流路が開放され、流体
は、逆止め弁の送出管(二次側)30側に送出されるこ
とになる。
【0030】次に、水中ポンプ27を停止させると、ボ
ール10は、自重と流体の背圧によって逆止め弁の着座
部16に着座して逆止め状態に閉止され、汚水等の流体
が逆流するのが阻止される。
【0031】この場合、ボデー1の一次側外周に設けた
空気抜き穴14によって、一次側に溜まっている空気が
外部へ排出されるので、ボール10は、着座部16に確
実に着座され閉塞状態を保持する。
【0032】一方、ボール10が着座された状態で、水
中ポンプ27を再駆動させると、一次側の空気抜き穴1
4より、空気が外部へ確実に排出されるので、例えば、
滞留している空気が圧縮されて流体を押し上げないよう
な事態が回避されるため、水中ポンプ27で吐出された
汚水等の流体が確実に圧送されて、ボール10を押し上
げ、流体を円滑に送出させることができる。
【0033】また、ボール10は、ボデー1の退避路6
に形成した開口6aより装入することができるので、吐
出管29や送出管30からボール逆止め弁を取り外すこ
となく、ボール10の組み込み、交換が容易である。な
お、本例においては、挿入筒13の先端内側に着座部1
6を形成しているので、着座部16を精度よく加工する
ことができると共に、逆止め弁を組み立てる際に、ボデ
ー1の一次側(接続部2)の開口側からボール10をボ
デー1に挿入することも可能である。
【0034】図8は、別の実施形態を示したもので、ボ
デー1の外周面に複数個の連通穴32を形成し、このう
ち適宜の連通穴32と挿入筒13の外周面に形成した1
つの空気抜き穴14とを連通させるようにボデー1内に
挿入筒13を嵌合し、この空気抜き穴14のめねじ14
aに連通穴32を介して筒部33のおねじ33aを螺着
させたボール逆止め弁である。この筒部33には、排出
管31との接続のためのめねじやおねじ等の配管接続継
手を形成し、筒部33と排出管31とを接続するが、筒
部33を用いることなく、直接めねじ14aに排出管3
1を接続してもよい。なお、本例における作用効果は、
上記の実施形態と略同様の作用効果を発揮する。
【0035】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1に係る発明によると、逆止め弁のボデーを一体成形可
能で、かつ、空気孔付きの構造とすることができ、特
に、樹脂製の場合、分割本体を不安定な固着技術によっ
て固着する必要が全くなく、コスト削減を図ることがで
き、極めて経済性に優れている。
【0036】また、請求項2に係る発明は、ボデーとは
別の成形による空気抜き穴を形成した挿入筒の先端内側
にボールを着座させる着座部を形成することにより、精
度の良い着座部の形成加工が容易となる。
【0037】請求項3に係る発明は、ボデー内に挿入筒
を嵌合する際に、突出部を装入溝に装入できるため、極
めて組み込み性が良く、合理的に製品化することが可能
となる。
【0038】請求項4に係る発明は、空気抜き穴の位置
を実際に取付けられるマンホール等の現場毎に施工性の
良い位置に任意に変更することができ、使用しない無駄
な空気抜き穴を用意する必要がなく、極めて商品価値が
高い。
【0039】請求項5に係る発明は、無駄な空気抜き穴
を要することなく、適宜の位置に空気抜き穴を設けるこ
とができる。
【0040】更に、請求項6に係る発明は、ユニオン継
手構造を採用することによって、各種のエンドコネクタ
を設けることができ、特に、樹脂配管等の数種類の管接
続方式に対応でき、商品価値の高いボール逆止め弁を提
供することができる。
【0041】請求項7に関する発明は、多用で且つ空間
の限られたマンホールの形態に合わせて空気抜き穴の位
置を適宜選択できるボール逆止め弁を用いることによ
り、ボール逆止め弁や空気抜きの配管施工性が良く、省
スペースにて空気抜き穴を有するボール逆止め弁を用い
たポンプユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるボール逆止め弁の一例を示した
正面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図1の上面図である。
【図5】図4の一部切欠き断面図である。
【図6】図1の逆止め弁を分解して示した分離斜視図で
ある。
【図7】フランジ接合のエンドコネクタの接合例を示し
たボール逆止め弁の一部切欠き断面図である。
【図8】ボール逆止め弁の他例を示した一部の分離斜視
図である。
【図9】マンホール内に本発明におけるボール逆止め弁
を装着した例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ボデー 10 ボール 12 装入溝 13 挿入筒 14 空気抜き穴 15 突出部 18、22 ユニオンナット 19a、19b、19c エンドコネクタ 24a、24b、24c エンドコネクタ 27 水中ポンプ 29 吐出管 30 送出管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボデー内に移動自在に設けたボールを一
    次側の着座部に着座させて流体の逆流を防止するボール
    逆止め弁において、前記ボデーの一次側に挿入筒を挿入
    し、この挿入筒の外周面に形成した空気抜き穴を前記ボ
    デー外周面に開口させたことを特徴とするボール逆止め
    弁。
  2. 【請求項2】 上記挿入筒の先端内側にボールを着座さ
    せる着座部を形成した請求項1に記載のボール逆止め
    弁。
  3. 【請求項3】 上記ボデーの接続開口側に向けて切り欠
    き形成した装入溝に、上記挿入筒の空気抜き穴に一体に
    突出形成した突出部を装入しながらボデー内に挿入筒を
    嵌合した請求項1又は2に記載のボール逆止め弁。
  4. 【請求項4】 上記装入溝を複数個形成し、このうち適
    宜の装入溝に突出部を装入してボデーの任意位置に突出
    部付き空気抜き穴を配設した請求項3に記載のボール逆
    止め弁。
  5. 【請求項5】 上記ボデーの外周面に複数個の連通穴を
    形成し、このうち適宜の連通穴と挿入筒の外周面に形成
    した1つの空気抜き穴とを連通するようにボデー内に挿
    入筒を嵌合し、この空気抜き穴を前記連通穴を介してボ
    デーの外周面に開口させた請求項1に記載のボール逆止
    め弁。
  6. 【請求項6】 上記ボデーの接続部にユニオンナットを
    介してエンドコネクタを着脱自在に接続した請求項1乃
    至5の何れか1項に記載のボール逆止め弁。
  7. 【請求項7】 マンホール内に配置した水中ポンプの吐
    出管にボール逆止め弁の一次側を接合し、二次側に送出
    管を接合すると共に、このボール逆止め弁のボデーに挿
    入した挿入筒の外周面に空気抜き穴を形成し、この空気
    抜き穴をボデーの外周面に開口させたことを特徴とする
    ボール逆止め弁を用いたマンホールポンプユニット。
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