JP2002039083A - スクロール型流体機械 - Google Patents

スクロール型流体機械

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JP2002039083A
JP2002039083A JP2000227648A JP2000227648A JP2002039083A JP 2002039083 A JP2002039083 A JP 2002039083A JP 2000227648 A JP2000227648 A JP 2000227648A JP 2000227648 A JP2000227648 A JP 2000227648A JP 2002039083 A JP2002039083 A JP 2002039083A
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fixed
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Hisao Mizuno
尚夫 水野
Hiroaki Bito
宏明 尾藤
Yoshizumi Fujita
佳純 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油戻し流路となる排油孔を容易に形成するこ
とができるスクロール型流体機械を提供する。 【解決手段】 ハウジングと、固定スクロールと、該固
定スクロールと噛み合わされ、固定スクロールに対し自
転を阻止されて公転旋回運動を行う旋回スクロール11
と、先端に偏心ピン25を備えている旋回スクロール1
1の駆動シャフト6とを具備してなるスクロール型流体
機械において、フレーム3の軸受穴32内面に沿って設
けられた凹溝部33と、軸受穴32に挿入される円筒状
の上部軸受23外周面とにより、油だまり30内にたま
った潤滑油をハウジング底部へ落下させて戻すための油
戻し流路として、排油孔31Aを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば冷凍装置
や空気調和装置などに使用されるスクロール型流体機械
に係り、特に、摺動部を潤滑した潤滑油を貯留部へ戻す
油戻し流路の形成を容易にしたスクロール型流体機械に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スクロール型圧縮機などのス
クロール型流体機械においては、固定スクロール、旋回
スクロール及び自転阻止機構を具備することでスクロー
ル型圧縮機構を構成している。このスクロール型圧縮機
構において、一方の固定スクロールは、吸入管及び吐出
管を接続したハウジング内に固定支持された不動のスク
ロールである。他方の旋回スクロールは、固定スクロー
ルと上下または左右方向に噛み合わされた状態で配置さ
れ、自転阻止機構により自転を阻止されると共に、電動
モータなどの駆動源と連結されて、固定スクロールに対
し公転旋回運動を行うものである。この旋回スクロール
は、固定スクロールと複数の接触点で接触して三日月状
の圧縮室を形成し、同圧縮室が外周側より容積を減少さ
せながら内側へ移動することにより、吸入・圧縮・吐出
を同時に行うことができる。
【0003】また、スクロール型圧縮機においても、焼
き付きの防止や冷却等を目的として各摺動部の潤滑が必
要になる。このため、スクロール型圧縮機では、従来よ
りハウジングの底部に潤滑油を貯留しておき、たとえば
駆動モータの駆動シャフト下端部付近に設けた潤滑油ポ
ンプ機構によって、駆動シャフト等に設けた油通路を通
して駆動シャフト上部の偏心ピン(ドライブピン)上端
面から各摺動部へ潤滑油を供給するように構成した潤滑
システムを備えている。
【0004】以下、従来例として密閉縦型のスクロール
型圧縮機の構成及び潤滑システムを図3及び図4に基づ
いて簡単に説明する。このスクロール型圧縮機1は、有
底筒形状のハウジング2と、該ハウジング2内部の上部
にフレーム3で支持されたスクロール型圧縮機構4と、
該スクロール型圧縮機構4の下方、すなわちハウジング
2内部の下部にフレーム3などで支持して配設された駆
動手段のモータ5とを備え、該モータ5の駆動シャフト
6が、スクロール型圧縮機構4の下部に連結されてい
る。
【0005】前記ハウジング2は、筒部2aの下端及び
上端が底部2b及び蓋部2cでそれぞれ閉塞状態とさ
れ、筒部2aには吸入管7が内部と貫通状態に接続され
るとともに、蓋部2cには吐出管8が内部に突出状態に
接続された閉空間を形成している。前記スクロール型圧
縮機構4は、フレーム3に固定された固定スクロール9
と、フレーム3と固定スクロール9との間にスラスト軸
受10を介して公転旋回運動が可能に支持された旋回ス
クロール11と、該旋回スクロール11の外面に設けら
れ旋回スクロール11の公転旋回運動を許容しながらそ
の自転を阻止する周知のオルダムリンク等よりなる自転
阻止機構12とを備えている。
【0006】前記固定スクロール9は、固定側端板9a
と、該固定側端板9aの内面に立設された渦巻き状の固
定側渦巻体9bと、固定側端板9aの周縁部に形成され
た円筒状の周壁部9cとを備え、該固定側渦巻体9bの
先端面にはチップシール13が嵌装されている。前記固
定側端板9aには、その中央部に吐出通路14が上下に
貫通状態に形成されるとともに、その上面にはハウジン
グ2内を高圧室HRと低圧室LRとに分割する仕切部材
として、ディスチャージカバー15が配設されている。
このディスチャージカバー15の中央部には吐出ポート
16が開口しており、同吐出ポート16を開閉する吐出
弁17が設けられている。なお、高圧室HRには、前記
吐出管8の開口端が貫通状態に固定され、吐出管8と高
圧室HRとが接続されている。
【0007】また、フレーム3の外周部には、吸入管7
からハウジング2内に導入してこれから圧縮しようとす
る流体(以下、圧縮流体と呼ぶ)を固定スクロール3の
固定側端板9a及び固定壁9cの内面側に導く吸入口1
8が形成されている。この吸入口18は、固定スクロー
ル9と旋回スクロール11との間に形成される吸入室1
9に接続されている。従って、吸入管7からハウジング
2内に導入した圧縮流体は、吸入口18を通って吸入室
19からスクロール型圧縮機構4へと吸入されていく。
【0008】前記旋回スクロール11は、前記固定側端
板9aに対向状態に配された旋回側端板11aと、該旋
回側端板11aの内面に立設された固定側渦巻体9bと
噛み合わされた渦巻き状の旋回側渦巻体11bとを備
え、該旋回側渦巻体11bの先端面にはチップシール1
3が嵌装されている。前記旋回側端板11aには、その
外面に円筒形状のボス20が軸線を同じくして立設さ
れ、該ボス20の内部には、ブッシュ21が旋回軸受2
2を介して回転可能に嵌装されている。また、該ブッシ
ュ21には、その内部に軸線から偏心した貫通孔21a
が形成されている。
【0009】固定スクロール9と旋回スクロール11と
は、互いに所定の距離だけ偏心した状態で、固定側渦巻
体9bと旋回側渦巻体11bとの互いの側面が複数個所
で線接触するように180度の位相差をもって噛み合わ
されている。また、この状態で、固定側渦巻体9b及び
旋回側渦巻体11bのチップシール13がそれぞれ旋回
側端板11a及び固定側端板9aの内面に密接して、図
7に示すように、固定側渦巻体9bと旋回側渦巻体11
bの中心に対して点対称の位置関係となる複数個所に密
閉空間となる圧縮室Pが形成される。なお、旋回スクロ
ール11は、周知のオルダムリンクを備えた自転阻止機
構12によって、フレーム3及び同フレーム3に固定さ
れた固定スクロール9に対して、自転が阻止された状態
で公転旋回運動可能に配されている。
【0010】前記モータ5の駆動シャフト6は、フレー
ム3の内周面に配された上部軸受23及びモータ5の下
方に位置する下部軸受24に軸支され、軸線から所定量
偏心された偏心ピン25が上端に突出状態に設けられて
いる。偏心ピン25は、ブッシュ21の貫通孔21aに
挿入され、ブッシュ21を回転可能に支持している。な
お、駆動シャフト6などの適所には、一体に回転するバ
ランスウエイトが固定されている。
【0011】偏心ピン25及び駆動シャフト6には、こ
れらを上下に貫通する油通路26が形成されるととも
に、駆動シャフト6の下端には潤滑油ポンプ機構27が
設けられている。この潤滑油ポンプ機構27は、油通路
26の下端に接続されている。また、ハウジング2の底
部2bには潤滑油28が貯留されており、該潤滑油28
内に駆動シャフト6下端の潤滑油ポンプ機構27が配さ
れている。
【0012】次に、上記構成のスクロール型圧縮機1に
おけるガス(圧縮流体)の圧縮方法について説明する。
モータ5を駆動することにより、駆動シャフト6の回転
が偏心ピン25、ブッシュ21、旋回軸受22及びボス
20を介して旋回スクロール11に伝達されるととも
に、旋回スクロール11が自転阻止機構12によって自
転が阻止された状態で固定スクロール9に対して公転旋
回運動を行う。このとき、圧縮流体のガスは、吸入管7
からハウジング2内に供給されてモータ5を冷却すると
ともに、さらに吸入口18及び吸入室19を経て圧縮室
Pへと供給される。
【0013】そして、圧縮室P内のガスは、旋回スクロ
ール11の上記公転旋回運動による圧縮室Pの容積縮小
に伴い、圧縮されながら中央部に移送される。このよう
にして、さらに圧縮されたガスは、吐出通路14及び吐
出ポート16から吐出弁17を押し開けて高圧室HR内
に排出され、該高圧室HRから吐出管8によって圧縮機
の外部へと導かれる。
【0014】また、底部2bに貯留された潤滑油28
は、潤滑油ポンプ機構27によって吸い上げられるとと
もに油通路26内を通って偏心ピン25先端の給油出口
26aから吐出され、ブッシュ21、旋回軸受22及び
偏心ピン25を潤滑した後、油だまり29に溜まる。そ
して、この潤滑油はさらに、油だまり29の上部から溢
れるようにしてスラスト軸受10及び自転阻止機構12
等の各潤滑部へと供給され、各部を通過して潤滑した
後、ハウジング2の底部2bに戻されて再度貯留され
る。なお、図中の符号31は、油だまり30内の潤滑油
を底部2bへ排出する排油孔(油戻し流路)である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスクロール型流体機械の排油孔は、鋳造部品で
あるフレーム3に機械加工を施して穴を設けたものであ
るため、加工に手間を要し、作業工数やコスト面で不利
になるという問題を有している。これは、排油孔の径が
中子を用いて鋳造するには小さすぎるためであり、結果
として機械加工に頼っているのが実状である。本発明
は、上記の事情に鑑みてなされたもので、油戻し流路と
なる排油孔を容易に形成することができるスクロール型
流体機械の提供を目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため以下の手段を採用した。請求項1に記載のス
クロール型流体機械は、閉空間を形成し吸入管及び吐出
管を接続したハウジングと、該ハウジング内に固定支持
された固定スクロールと、該固定スクロールと噛み合わ
され、同固定スクロールに対し自転を阻止されて公転旋
回運動を行う旋回スクロールと、駆動源に連結され先端
に偏心ピンを備えている前記旋回スクロールの駆動シャ
フトとを具備し、前記固定スクロールと前記旋回スクロ
ールとが複数の接触点で接触して三日月状の圧縮室を形
成し、該圧縮室が外周側より容積を減少させながら内側
へ移動して吸入・圧縮・吐出を同時に行うと共に、前記
駆動シャフトに設けられた油通路を通って偏心ピン先端
部の給油出口から上部軸受部上方の摺動部へ供給される
潤滑油が前記上部軸受部を支持するフレーム部材に設け
られた油戻し流路を通って貯留部へ流れるスクロール型
流体機械であって、前記油戻し流路を、前記フレーム部
材の軸受穴内面に沿って設けられた凹溝部と、前記軸受
穴に挿入される円筒状の上部軸受外周面とにより形成し
たことを特徴とするものである。
【0017】このようなスクロール型流体機械によれ
ば、フレーム部材を鋳造する際に凹溝部を形成し、内面
を機械加工してから軸受穴に円筒状の上部軸受を挿入す
れば、凹溝部と上部軸受外周面とによって油戻し流路が
形成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスクロール型
流体機械の一実施形態を図面に基づいて説明する。な
お、スクロール型流体機械(スクロール型圧縮機)の全
体構成については、従来技術に示したものと同一部分の
説明を省略し、本発明の特徴的な要部構成を示して説明
する。
【0019】図1は、本発明の実施形態に係るスクロー
ル型圧縮機の要部断面図であり、図中の符号3はフレー
ム、6は駆動シャフト、10はスラスト軸受、11は旋
回スクロール、12は自転阻止機構、20はボス、21
はブッシュ、22は旋回軸受、23は上部軸受、25は
偏心ピン、26は油通路、26aは給油出口、30は油
だまり、31Aは排油孔(油戻し流路)、32は軸受穴
である。
【0020】この排油孔31Aは、フレーム3の軸受穴
32の内周面と、この軸受穴32に挿入された上部軸受
23の外周面との間に形成された軸方向の空間部であ
り、フレーム3の上部に設けられた油だまり30とフレ
ーム3下方の低圧室LRとの間を連通状態にしている。
低圧室LRの下方には、ハウジング2の底部2bに潤滑
油28が貯留されており(図3参照)、従って、排油孔
31Aは油だまり30内の潤滑油を底部2bに落下させ
て戻す油戻し流路として機能する。なお、上部軸受23
となる円筒状のメタル部材は、たとえばテフロン(登録
商標)樹脂を含浸させたものやアルミニウム合金など、
運転及び設計に係る諸条件に応じて適宜選択すればよ
い。
【0021】ここで、上述した排油孔31Aを形成する
手順について説明する。最初にフレーム3の基本形を鋳
造により製造するが、この時、図2に示すように、機械
加工代tを備えた実際より小径の鋳造軸受穴32aの内
面には、機械加工代tより深い凹溝部33を形成してお
く。この凹溝部33は、フレーム3を貫通する鋳造軸受
穴32aの全長にわたって軸方向に設けられ、その断面
形状は半円形、U字形またはV字形などがある。このよ
うにして鋳造されたフレーム3は必要箇所を機械加工す
るが、そのひとつに鋳造軸受穴32aの内面がある。鋳
造軸受穴32aの内面は、円柱状の上部軸受23を挿入
するため、高い精度の機械加工が施される結果、図2に
一点鎖線で示した鋳造軸受穴32aから実線で示した軸
受穴32に拡大する。しかし、この状態でも機械加工代
tより深い凹溝部33は残るため、軸受穴32に密着圧
入された上部軸受23の外周面と凹溝部33との間に
は、油戻し流路となる排油孔31Aの空間部が形成され
る。
【0022】ところで、上述した鋳造軸受穴32aの機
械加工は、従来技術に示した構成、すなわち凹溝部33
のない鋳造軸受穴においても必要な工程であるため、新
たな作業工程を追加する必要はない。また、フレーム3
の基本形を鋳造する際に、魚溝部33を設けることは特
別困難なことではなく、鋳型を多少変更するだけで量産
することが可能である。従って、フレーム3に機械加工
を施して排油孔31を設ける従来構造と比較して、容易
に油戻し流路を形成することができる。
【0023】このような構成としたので、図3に示す潤
滑油ポンプ機構27によってハウジング2の底部2bか
ら吸い上げられた潤滑油は、給油出口26aから流出し
た後ブッシュ21や旋回軸受22等の摺動部を潤滑して
油だまり30へ流れ、排油孔31Aからハウジング2の
底部へ再度流出するという経路を経て循環する。
【0024】なお、上述した実施形態においては、スク
ロール型流体機械が密閉縦型のスクロール圧縮機であっ
たが、本発明の油戻し流路を適用するスクロール型流体
機械の構成については何ら限定するものではなく、本発
明の主旨を逸脱しない範囲内であれば、いかなる構成の
スクロール型流体機械に採用しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスクロー
ル型流体機械によれば、鋳造により形成した凹溝部と軸
受穴に挿入した円筒状の上部軸受とにより、油戻し流路
となる排油孔を容易に形成することができる。従って、
排油孔を形成するに当たって、従来のように排油孔を設
けるためだけに面倒な機械加工を実施する必要がなくな
るので、作業工数及びコストを低減して潤滑油の油戻し
流路を設けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスクロール型流体機械の一実
施形態を示す図であって、(a)は要部断面図、(b)
は(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図2】 図1における排油孔を形成する手順を説明
するための図である。
【図3】 従来例として密閉縦型のスクロール型圧縮
機概要を示す断面図である。
【図4】 固定側渦巻体及び旋回側渦巻体の関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 スクロール型圧縮機 2 ハウジング 3 フレーム(フレーム部材) 4 スクロール型圧縮機構 6 駆動シャフト 9 固定スクロール 11 旋回スクロール 12 自転阻止機構 23 上部軸受 25 偏心ピン 26 油通路 26a 給油出口 30 油だまり 31,31A 排油孔(油戻し流路) 32 軸受穴 32a 鋳造軸受穴 33 凹溝部
フロントページの続き (72)発明者 藤田 佳純 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社冷熱事業本部内 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA14 AB03 BB03 3H039 AA06 AA12 BB11 CC12 CC41

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉空間を形成し吸入管及び吐出管を接
    続したハウジングと、該ハウジング内に固定支持された
    固定スクロールと、該固定スクロールと噛み合わされ、
    同固定スクロールに対し自転を阻止されて公転旋回運動
    を行う旋回スクロールと、駆動源に連結され先端に偏心
    ピンを備えている前記旋回スクロールの駆動シャフトと
    を具備し、前記固定スクロールと前記旋回スクロールと
    が複数の接触点で接触して三日月状の圧縮室を形成し、
    該圧縮室が外周側より容積を減少させながら内側へ移動
    して吸入・圧縮・吐出を同時に行うと共に、前記駆動シ
    ャフトに設けられた油通路を通って偏心ピン先端部の給
    油出口から上部軸受部上方の摺動部へ供給される潤滑油
    が前記上部軸受部を支持するフレーム部材に設けられた
    油戻し流路を通って貯留部へ流れるスクロール型流体機
    械であって、 前記油戻し流路を、前記フレーム部材の軸受穴内面に沿
    って設けられた凹溝部と、前記軸受穴に挿入される円筒
    状の上部軸受外周面とにより形成したことを特徴とする
    スクロール型流体機械。
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