JP2002038804A - 障子の開放防止装置 - Google Patents

障子の開放防止装置

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JP2002038804A JP2000229136A JP2000229136A JP2002038804A JP 2002038804 A JP2002038804 A JP 2002038804A JP 2000229136 A JP2000229136 A JP 2000229136A JP 2000229136 A JP2000229136 A JP 2000229136A JP 2002038804 A JP2002038804 A JP 2002038804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮止め状態を安定に得ることができて、障子
の開放状態への回動を一時的に確実に防止でき、しか
も、窓枠と障子框との組み合わせ体に対して容易に取り
付け、取り外しを行い得る障子の開放防止装置を提供す
ること。 【解決手段】 障子1の開放防止装置2は、横内方突出
片部3を一体的に有した竪枠4を具備した窓枠5に、当
該窓枠5に軸心6を中心としてR方向に回動自在に支持
されていると共に、障子1の閉鎖状態では、窓枠5の横
内方突出片部3に対面して、障子1の閉鎖方向の回動を
規制する横外方突出片部7を一体的に有した竪框8を具
備した障子框9を仮止めして障子1の開放状態への回動
を防止するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓枠に障子框を仮
止めして障子の開放状態への回動を一時的に防止する開
放防止装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】外倒し窓、突出し窓及
び内倒し窓は、最近では施工現場での作業効率の向上の
ために、工場において窓枠と障子框とが組み合わされて
出荷され、施工現場でこの組み合わせ体が躯体に取り付
けられると共に、障子框にガラス板が嵌め込まれて製作
されるようになっている。
【0003】ところで、組み合わせ体の工場から施工現
場への運搬においてその損傷を防止するために、また、
施工現場でのガラス板の障子框への嵌め込み及び組み合
わせ体の躯体への取り付けにおいてその施工を容易にす
るために、窓枠に回動自在に取り付けられた障子框を窓
枠に仮止めして障子の開放状態への回動を一時的に防止
するが、斯かる開放防止のための開放防止装置(開放防
止具)は、従来種々提案されているが、提案のいずれの
開放防止装置も、それ自体の組み合わせ体への取り付
け、取り外しに工具、治具等を用いる必要があり、ま
た、その仮止め状態を安定に得ることが困難である。
【0004】加えて、提案の開放防止装置は、主に、窓
枠の上枠と障子框の上框との間に取り付けられるもので
あるから、大型の窓等ではその取り付け、取り外し作業
が比較的困難となる。
【0005】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、仮止め状態を安定
に得ることができて、障子の開放状態への回動を一時的
に確実に防止でき、しかも、窓枠と障子框との組み合わ
せ体に対して容易に取り付け、取り外しを行い得る障子
の開放防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様の障
子の開放防止装置は、横内方突出片部を一体的に有した
竪枠を具備した窓枠に、この窓枠に回動自在に支持され
ていると共に、障子の閉鎖状態では、堅枠の横内方突出
片部に対面して、障子の閉鎖方向の回動を規制する横外
方突出片部を一体的に有した竪框を具備した障子框を仮
止めして障子の開放状態への回動を防止するようになっ
ており、竪枠の横内方突出片部を横方向に摺動自在に受
容する第一の凹所を規定する二股部と、この二股部に一
体的に形成されていると共に、竪框の横外方突出片部を
横方向に摺動自在に受容する第二の凹所を二股部と協働
して規定する前方突出部とを有しており、障子の閉鎖状
態では、第一の凹所が竪枠の横内方突出片部を受容する
と共に、第二の凹所が竪框の横外方突出片部を受容する
横方向の第一の位置と、第二の凹所による竪框の横外方
突出片部の受容が解除される一方、第一の凹所による竪
枠の横内方突出片部の受容が維持される横方向の第二の
位置との間を横方向に移動できるようになっており、障
子の開放状態では、第一の凹所による竪枠の横内方突出
片部の受容を解除できて、竪枠の横内方突出片部から取
り外せるようになっている。
【0007】第一の態様の開放防止装置では、障子が閉
鎖されている状態において、第一の位置では、第一の凹
所が竪枠の横内方突出片部を受容すると共に、第二の凹
所が竪框の横外方突出片部を受容するようになっている
ために、仮止め状態を安定に得ることができて、障子の
開放状態への回動を一時的に確実に防止でき、しかも、
障子の閉鎖状態で、第一の位置と第二の位置との間を横
方向に移動できるようになっていると共に、障子の開放
状態では、第一の凹所による竪枠の横内方突出片部の受
容を解除できて、竪枠の横内方突出片部から取り外せる
ようになっているために、窓枠と障子框との組み合わせ
体に対して容易に取り付け、取り外しを行い得る。
【0008】本発明の第二の態様の障子の開放防止装置
では、第一の態様の開放防止装置において、竪枠の横内
方突出片部に弾性のシール部材が取り付けられている窓
枠に、障子の閉鎖状態では堅框の横外方突出片部がシー
ル部材に当接するようになっている障子框を仮止めする
ようになっており、二股部は、竪枠の横内方突出片部と
共にシール部材をもこれを圧縮しながら横方向に摺動自
在に受容する第一の凹所を規定している。
【0009】第二の態様の開放防止装置によれば、二股
部は、第一の凹所でシール部材を圧縮しながら横方向に
摺動自在に受容するために、シール部材の弾性により受
容状態を更に確実に維持でき、仮止め状態を更に安定に
得ることができる。
【0010】本発明の第三の態様の障子の開放防止装置
では、第一又は第二の態様の開放防止装置において、二
股部に一体的に形成された操作用の後方突出部を更に具
備しており、障子の閉鎖状態で後方突出部を横方向に移
動することにより第一及び第二の位置に配することがで
きるようになっている。
【0011】第三の態様の開放防止装置によれば、操作
用の後方突出部を更に具備しているために、工場で作業
者が開放防止装置を第二の位置に配して障子を閉鎖状態
にした後に、後方突出部を操作して第二の位置から第一
の位置に移動させることにより又は施工現場で、後方突
出部を操作して第一の位置から第二の位置に移動させる
ことにより、工具などを用いることなしに容易に仮止め
状態にできると共に仮止め状態を解除できる。
【0012】本発明の第四の態様の障子の開放防止装置
では、第一から第三のいずれかの態様の開放防止装置に
おいて、障子は外倒し窓又は突出し窓用である。
【0013】第一から第三のいずれかの態様の開放防止
装置は、第四の態様の開放防止装置のように、好ましく
は、外倒し窓又は突出し窓用の障子にその開放状態への
回動を防止するために用いることができ、斯かる障子に
おいて、左右の竪枠及び竪框の夫々の間に夫々少なくと
も一個設けるのが好ましいが、横幅がそれ程ない障子で
は、場合により、左右の竪枠及び竪框の夫々の間のいず
れか一方のみに設けてもよい。
【0014】本発明の第五の態様の障子の開放防止装置
は、下方突出片部を一体的に有した上枠を具備した窓枠
に、この窓枠に回動自在に支持されていると共に、障子
の閉鎖状態では上枠の下方突出片部に対面し、障子の閉
鎖方向の回動を規制する上方突出片部を一体的に有した
上框を具備した障子框を仮止めして障子の開放状態への
移行を防止するようになっており、上枠の下方突出片部
を上下方向に摺動自在に受容する第一の凹所を規定する
二股部と、この二股部に一体的に形成されていると共
に、上框の上方突出片部を受容する第二の凹所を二股部
と協働して規定する後方突出部とを有しており、障子の
閉鎖状態では、第一の凹所が上枠の下方突出片部を受容
すると共に、第二の凹所が上框の上方突出片部を受容す
るようになっており、障子の開放状態では、第一の凹所
による上枠の下方突出片部の受容を解除できて、上枠の
下方突出片部から取り外せるようになっており、ここ
で、後方突出部は、その撓み変形により第二の凹所への
上框の上方突出片部の受容を可能とするようになってい
る。
【0015】第五の態様の開放防止装置によれば、障子
が閉鎖されている状態において、第一の凹所が上枠の下
方突出片部を受容すると共に、第二の凹所が上框の上方
突出片部を受容するようになっているために、仮止め状
態を安定に得ることができて、障子の開放状態への回動
を一時的に確実に防止でき、しかも、後方突出部が、そ
の撓み変形により第二の凹所への上方突出片部の受容を
可能とするようになっているために、スナップフィット
式に容易に障子框を仮止め状態にもたらすことができ
る。
【0016】本発明の第六の態様の障子の開放防止装置
では、第五の態様の開放防止装置において、上枠の下方
突出片部に弾性のシール部材が取り付けられている窓枠
に、障子の閉鎖状態では障子框の上方突出片部がシール
部材に当接するようになっている障子框を仮止めするよ
うになっており、二股部は、上枠の下方突出片部と共に
シール部材をもこれを圧縮しながら上下方向に摺動自在
に受容する第一の凹所を規定している。
【0017】第六の態様の開放防止装置によれば、二股
部は、第一の凹所でシール部材を圧縮しながら上下方向
に摺動自在に受容するために、障子の閉鎖前でも、シー
ル部材の弾性により上枠の下方突出片部の受容状態を確
実に維持できる結果、障子の閉鎖前において治具等を用
いて下方突出片部に開放防止装置を保持する必要がな
く、仮止め作業を容易に行い得る。
【0018】本発明の第七の態様の障子の開放防止装置
では、第五又は第六の態様の開放防止装置において、後
方突出部は、障子の開放状態から閉鎖状態への回動にお
いて、上框の上方突出片部が当接する案内面を有してお
り、案内面への上方突出片部の当接により撓み変形を生
じるようになっている。
【0019】第七の態様の開放防止装置によれば、案内
面を介して第二の凹所への上框の上方突出片部の受容が
案内されるために、上記のスナップフィット式の障子框
の仮止め状態への移行を更に容易に行わせることがで
き、障子の閉鎖前に下方突出片部に開放防止装置を取り
付けて、その後に障子を閉鎖させるだけで、障子框の仮
止め状態を得ることができ、工場での仮止め作業が極め
て簡単となる。
【0020】本発明の第八の態様の障子の開放防止装置
では、第五から第七のいずれかの態様の開放防止装置に
おいて、後方突出部は、手動により撓み変形するように
なっている。
【0021】第八の態様の開放防止装置によれば、後方
突出部の手動による撓み変形が可能であるために、現場
での全ての施工作業の終了後に、後方突出部を手動で変
形させるだけで、上框の上方突出片部を第二の凹所から
抜け出せるようにでき、而して、特別な治具等を用いる
ことなしに、仮止めの解除を容易にできる。
【0022】第五から第八のいずれかの態様の開放防止
装置は、第九の態様の開放防止装置のように、好ましく
は、内倒し窓用の障子にその開放状態への回動を防止す
るために用いることができ、斯かる障子において、上枠
の中央と上框の中央との間に一個設けるのが好ましい
が、横幅がある障子では、場合により、上枠の左右と上
框の左右との夫々の間に一個、合計二個設けてもよい。
なお、安全を考慮する場合には、より多くの個数の開放
防止装置を上枠と上框との間に設けてもよい。
【0023】本発明の開放防止装置は、合成樹脂製の一
体成形品からなるものが、軽量、低コスト、窓枠及び障
子框への損傷防止等の観点から好ましいが、必ずしもこ
れに限定されず、アルミ等の金属製又は木製等の一体成
形物であってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図に
示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。なお、
本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0025】図1から図5において、本例の障子1の開
放防止装置2は、横内方突出片部3を一体的に有した竪
枠4を具備した窓枠5に、当該窓枠5に軸心6を中心と
してR方向に回動自在に支持されていると共に、障子1
の閉鎖状態(図1、図4及び図5に示す状態)では、窓
枠5の横内方突出片部3に対面して、障子1の閉鎖方向
の回動を規制する横外方突出片部7を一体的に有した竪
框8を具備した障子框9を仮止めして障子1の開放状態
への回動を防止するようになっている。
【0026】窓枠5は、右側の竪枠4に加えて、左側の
竪枠11と、上下枠12及び13とを具備しており、障
子框9は、右側の竪框8に加えて、左側の竪框15と、
上下框16及び17とを具備しており、障子框9及び障
子框9に嵌め込まれるガラス板を有する障子1は、その
開放状態では上框16並びに竪框8及び15の上方が外
側(前方である屋外側)18に張り出すように、竪框8
及び15の下方で窓枠5に軸心6を中心としてR方向に
回動自在に支持されている外倒し窓用のものである。
【0027】本例では、開放防止装置2は、右側の竪枠
4と竪框8との間及び左側の竪枠11と竪框15との間
の夫々に一個毎用いられているが、これら左右の開放防
止装置2は、互いに同一に構成されているので、以下、
右側の開放防止装置2について詳述する。
【0028】横内方突出片部3には、弾性のシール部材
19が嵌着されて取り付けられており、開放防止装置2
が用いられない際には、障子1の閉鎖状態においてシー
ル部材19に障子1の横外方突出片部7が当接するよう
になっている。
【0029】合成樹脂製の一体成形品からなる開放防止
装置2は、竪枠4の横内方突出片部3を横方向A及びB
に摺動自在に受容する凹所21を規定する二股部22
と、二股部22に一体的に形成されていると共に、竪框
4の横外方突出片部7を横方向A及びBに摺動自在に受
容する凹所23を二股部22と協働して規定する前方突
出部24と、二股部22に一体的に形成された操作用の
後方突出部25と、二股部22に一体的に形成された位
置確認用突出部26とを具備している。
【0030】本例の二股部22は、横内方突出片部3と
共にシール部材19をもこれを圧縮しながら横方向A及
びBに摺動自在に受容する凹所21を規定している。位
置確認用突出部26は、開放防止装置2のB方向の移動
において竪框8の突起27に当接するようになってい
る。
【0031】斯かる開放防止装置2は、次のようにし
て、竪枠4と竪框8との間に配されて、堅框8を竪枠4
に仮止めして障子1の開放状態への回動を防止するよう
にされ、施工現場において、竪枠4と竪框8との間から
除去されて、堅框8の竪枠4への仮止めを解除して、障
子1の開放状態への回動を可能にするようにされる。
【0032】先ず、例えば工場において、図3に示すよ
うに、準備された開放防止装置2を障子1の開放状態で
B方向に向かって移動させて、凹所21でシール部材1
9と共に横内方突出片部3を受容し、その後、図4に示
すように障子1を閉鎖状態にする。凹所21でのシール
部材19及び横内方突出片部3の受容に際しては、シー
ル部材19を弾性変形させて若干扁平にさせると共に、
凹所21の底に着くまで横内方突出片部3を受容させ
る。なお、凹所21の底に着くまで横内方突出片部3が
受容されたことは、位置確認用突出部26の突起27へ
の当接で確認できるようになっている。図4に示す状態
で、凹所21でのシール部材19及び横内方突出片部3
の受容を維持しつつ、次に後方突出部25を把持、操作
して、開放防止装置2をA方向に向かって移動させて、
図1に示すように凹所23でも横外方突出片部7を受容
し、凹所23での横外方突出片部7を介する障子框9へ
の係合と、凹所21での横内方突出片部3を介する窓枠
5への係合とにより、開放防止装置2は、障子框9を窓
枠5に仮止めして障子1の開放状態への回動を防止す
る。
【0033】開放防止装置2により障子1の開放状態へ
の回動が防止された障子框9と窓枠5との組み合わせ体
31は、施工現場まで運搬されて、ここで建築物の躯体
に取り付けられ、障子框9にガラス板等が嵌め込まれた
後に仮止めを解除する際には、図1に示す状態で、後方
突出部25を把持、操作して、開放防止装置2を一旦B
方向に向かって移動させて、図4に示すように、凹所2
1でのシール部材19及び横内方突出片部3の受容を維
持する一方、凹所23での横外方突出片部7の受容を解
除して、障子1が開放状態へ回動できるようにし、そし
て、障子1を開放状態に回動した後に、後方突出部25
を把持、操作して、開放防止装置2を逆にA方向に向か
って移動させて、図3に示すように、凹所21によるシ
ール部材19及び横内方突出片部3の受容を解除し、開
放防止装置2を横内方突出片部3から取り外す。
【0034】このように本例の開放防止装置2は、障子
1の閉鎖状態では、凹所21が竪枠4の横内方突出片部
3を受容すると共に、凹所23が竪框8の横外方突出片
部7を受容する横方向の第一の位置と、凹所23による
竪框8の横外方突出片部7の受容が解除される一方、凹
所21による竪枠4の横内方突出片部3の受容が維持さ
れる横方向の第二の位置との間を横方向に移動できるよ
うになっており、障子1の開放状態では、凹所21によ
る竪枠4の横内方突出片部3の受容を解除できて、竪枠
4の横内方突出片部3から取り外せるようになってお
り、また、障子1の閉鎖状態で後方突出部25を横方
向、すなわちA及びB方向に移動することにより第一及
び第二の位置に配することができるようになっている。
【0035】斯かる開放防止装置2では、障子1が閉鎖
されている状態において、第一の位置では、凹所21が
竪枠4の横内方突出片部3を受容すると共に、凹所23
が竪框8の横外方突出片部7を受容するようになってい
るために、仮止め状態を安定に得ることができて、障子
1の開放状態への回動を一時的に確実に防止でき、しか
も、障子1の閉鎖状態で、第一の位置と第二の位置との
間を横方向に移動できるようになっていると共に、障子
1の開放状態では、凹所21による竪枠4の横内方突出
片部3の受容を解除できて、竪枠4の横内方突出片部3
から取り外せるようになっているために、窓枠5と障子
框9との組み合わせ体31に対して容易に取り付け、取
り外しを行い得る。
【0036】しかも、開放防止装置2では、二股部22
は、凹所21でシール部材19を圧縮しながら横方向に
摺動自在に受容するために、シール部材19の弾性によ
り受容状態を更に確実に維持でき、仮止め状態を更に安
定に得ることができる。
【0037】その上、開放防止装置2によれば、操作用
の後方突出部25を更に具備しているために、工場で作
業者が開放防止装置2を第二の位置に取り付けて障子1
を閉鎖状態にした後に、後方突出部25を操作して第二
の位置から第一の位置に移動させることにより又は施工
現場で、後方突出部25を操作して第一の位置から第二
の位置に移動させることにより、工具等を用いることな
しに容易に仮止め状態にできると共に仮止め状態を解除
できる。
【0038】上記の例では障子1が外倒し窓用のもので
あるが、図6に示すように障子1が突出し窓用のもの、
すなわち、障子1がその開放状態では下框17並びに竪
框8及び15の下方が外側(前方である屋外側)18に
張り出すように、竪框8及び15の上方で窓枠5に軸心
6を中心としてR方向に回動自在に支持されている窓用
のものであっても、開放防止装置2を上記と同様に用い
ることができる。
【0039】次に図7から図11を参照して障子の開放
防止装置の他の例を説明すると、図7から図11に示す
障子41の開放防止装置42は、下方突出片部43を一
体的に有した上枠44を具備した窓枠45に、窓枠45
に軸心46を中心としてR方向に回動自在に支持されて
いると共に、障子41の閉鎖状態(図7及び図11に示
す状態)では上枠44の下方突出片部43に対面し、障
子41の閉鎖方向の回動を規制する上方突出片部47を
一体的に有した上框48を具備した障子框49を仮止め
して障子41の開放状態への移行を防止するようになっ
ている。
【0040】窓枠45は、上枠44に加えて、下枠51
と、左右枠52及び53とを具備しており、障子框49
は、上框48に加えて、下框55と、左右の堅框56及
び57とを具備しており、障子框49及び障子框49に
嵌め込まれるガラス板を有する障子41は、その開放状
態では上框48並びに竪框56及び57の上方が内側
(後方である屋内側)58に倒れるように、竪框56及
び57の下方で窓枠45に軸心46を中心としてR方向
に回動自在に支持されている内倒し窓用のものである。
【0041】下方突出片部43には、弾性のシール部材
59が嵌着されて取り付けられており、開放防止装置4
2が用いられない際には、障子41の閉鎖状態において
シール部材59に上框48の上方突出片部47が当接す
るようになっている。
【0042】合成樹脂製の一体成形品からなる開放防止
装置42は、上枠44の下方突出片部43を上下方向C
及びDに摺動自在に受容する凹所61を規定する二股部
62と、二股部62に一体的に形成されていると共に、
上框48の上方突出片部47を受容する凹所63を二股
部62と協働して規定する後方突出部64とを具備して
いる。
【0043】二股部62は、二股部22と同様に、下方
突出片部43と共にシール部材59をもこれを圧縮しな
がら上下方向C及びDに摺動自在に受容する凹所61を
規定している。後方突出部64は、障子41の開放状態
から閉鎖状態への回動において、上框48の上方突出片
部47の上端65が当接する案内面66を有しており、
案内面66への上方突出片部47の上端65の当接によ
りP方向の弾性撓み変形を生じるようになっていると共
に、手動によりP方向の弾性撓み変形を生じさせること
ができるようになっている。
【0044】斯かる開放防止装置42は、次のようにし
て、上枠44と上框48との間に配されて、上框48を
上枠44に仮止めして障子41の開放状態への回動を防
止するようにされ、施工現場において、上枠44と上框
48との間から除去されて、上框48の上枠44への仮
止めを解除して、障子41の開放状態への回動を可能に
するようにされる。
【0045】先ず、例えば工場において、図9に示すよ
うに、準備された開放防止装置42を障子41の開放状
態でC方向に向かって移動させて、凹所61でシール部
材59と共に下方突出片部43を受容させる。凹所61
でのシール部材59及び下方突出片部43の受容に際し
ては、シール部材59を弾性変形させて若干扁平にさせ
ると共に、凹所61の底に着くまで下方突出片部3を受
容させる。その後、図10に示すように障子41をR方
向(閉鎖方向)に回動させて、案内面66に上方突出片
部47の上端65を当接させて、後方突出部64にP方
向の弾性撓み変形を生じさせ、その後、図7に示すよう
に、障子41を閉鎖状態にして、凹所63で上方突出片
部47を受容し、凹所63での上方突出片部47を介す
る障子41への係合と、凹所61での下方突出片部43
を介する窓枠45への係合とにより、開放防止装置42
は、障子41を窓枠45に仮止めして障子41の開放状
態への回動を防止する。
【0046】開放防止装置42により障子41の開放状
態への回動が防止された障子框49と窓枠45との組み
合わせ体71は、施工現場まで運搬されて、ここで建築
物の躯体に取り付けられ、障子41にガラス板等が嵌め
込まれた後に仮止めを解除する際には、図7に示す状態
で、後方突出部64を把持、操作して、後方突出部64
をP方向に弾性撓み変形させ、図10に示すように、障
子41の開放状態への回動と共に、凹所63から上方突
出片部47を抜け出させ、そして、障子41を開放状態
に回動した後に、図9に示すように、開放防止装置42
をD方向に移動させて、凹所61によるシール部材59
及び下方突出片部43の受容を解除し、開放防止装置4
2を下方突出片部43から取り外す。
【0047】このように開放防止装置42は、障子41
の閉鎖状態では、凹所61が上枠45の下方突出片部4
3を受容すると共に、凹所63が上框48の上方突出片
部47を受容するようになっており、障子41の開放状
態では、凹所61による上枠45の下方突出片部43の
受容を解除できて、上枠45の下方突出片部43から取
り外せるようになっており、後方突出部64は、その撓
み変形により凹所63への上框48の上方突出片部47
の受容を可能とするようになっている。
【0048】開放防止装置42よっても、仮止め状態を
安定に得ることができて、障子41の開放状態への回動
を一時的に確実に防止でき、しかも、後方突出部64
が、その撓み変形により凹所63への上框48の上方突
出片部47の受容を可能とするようになっているため
に、スナップフィット式に容易に障子41を仮止め状態
にもたらすことができる。
【0049】また開放防止装置42では、障子41の閉
鎖前でも、シール部材59の弾性により上枠45の下方
突出片部43の受容状態を確実に維持できる結果、障子
41の閉鎖前において治具等を用いて下方突出片部43
に開放防止装置42を保持する必要がなく、仮止め作業
を容易に行い得る。
【0050】加えて開放防止装置42によれば、案内面
66を介して凹所63への上框48の上方突出片部47
の受容が案内されるために、上記のスナップフィット式
の障子41の仮止め状態への移行を更に容易に行わせる
ことができ、障子41の閉鎖前に下方突出片部43に開
放防止装置42を取り付けて、その後に障子41を閉鎖
させるだけで、障子41の仮止め状態を得ることがで
き、工場での仮止め作業が極めて簡単となる。
【0051】その上、後方突出部64の手動による撓み
変形が可能であるために、現場での全ての施工作業の終
了後に、後方突出部64を手動で変形させるだけで、上
框48の上方突出片部47を凹所63から抜け出させる
ことができ、而して、特別な治具等を用いることなし
に、仮止めの解除を容易にできる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、仮止め状態を安定に得
ることができて、障子の開放状態への回動を一時的に確
実に防止でき、しかも、窓枠と障子との組み合わせ体に
対して容易に取り付け、取り外しを行い得る障子の開放
防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の好ましい例の平面断面図
である。
【図2】図1に示す例の開放防止装置の斜視図である。
【図3】図1に示す例の動作説明図である。
【図4】図1に示す例の動作説明図である。
【図5】図1に示す例の屋内側からの全体図である。
【図6】本発明の実施の形態の好ましい他の例の屋内側
からの全体図である。
【図7】本発明の実施の形態の好ましい更に他の例の平
面断面図である。
【図8】図7に示す例の開放防止装置の斜視図である。
【図9】図7に示す例の動作説明図である。
【図10】図7に示す例の動作説明図である。
【図11】図7に示す例の屋内側からの全体図である。
【符号の説明】
1 障子 2 開放防止装置 3 横内方突出片部 4 竪枠 5 窓枠 7 横外方突出片部 8 竪框

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横内方突出片部を一体的に有した竪枠を
    具備した窓枠に、この窓枠に回動自在に支持されている
    と共に、障子の閉鎖状態では、堅枠の横内方突出片部に
    対面して、障子の閉鎖方向の回動を規制する横外方突出
    片部を一体的に有した竪框を具備した障子框を仮止めし
    て障子の開放状態への回動を防止する開放防止装置であ
    って、竪枠の横内方突出片部を横方向に摺動自在に受容
    する第一の凹所を規定する二股部と、この二股部に一体
    的に形成されていると共に、竪框の横外方突出片部を横
    方向に摺動自在に受容する第二の凹所を二股部と協働し
    て規定する前方突出部とを有しており、障子の閉鎖状態
    では、第一の凹所が竪枠の横内方突出片部を受容すると
    共に、第二の凹所が竪框の横外方突出片部を受容する横
    方向の第一の位置と、第二の凹所による竪框の横外方突
    出片部の受容が解除される一方、第一の凹所による竪枠
    の横内方突出片部の受容が維持される横方向の第二の位
    置との間を横方向に移動できるようになっており、障子
    の開放状態では、第一の凹所による竪枠の横内方突出片
    部の受容を解除できて、竪枠の横内方突出片部から取り
    外せるようになっている障子の開放防止装置。
  2. 【請求項2】 竪枠の横内方突出片部に弾性のシール部
    材が取り付けられている窓枠に、障子の閉鎖状態では堅
    框の横外方突出片部がシール部材に当接するようになっ
    ている障子框を仮止めするようになっており、二股部
    は、竪枠の横内方突出片部と共にシール部材をもこれを
    圧縮しながら横方向に摺動自在に受容する第一の凹所を
    規定している請求項1に記載の障子の開放防止装置。
  3. 【請求項3】 二股部に一体的に形成された操作用の後
    方突出部を更に具備しており、障子の閉鎖状態で後方突
    出部を横方向に移動することにより第一及び第二の位置
    に配することができるようになっている請求項1又は2
    に記載の障子の開放防止装置。
  4. 【請求項4】 障子は外倒し窓又は突出し窓用である請
    求項1から3のいずれか一項に記載の障子の開放防止装
    置。
  5. 【請求項5】 下方突出片部を一体的に有した上枠を具
    備した窓枠に、この窓枠に回動自在に支持されていると
    共に、障子の閉鎖状態では上枠の下方突出片部に対面
    し、障子の閉鎖方向の回動を規制する上方突出片部を一
    体的に有した上框を具備した障子框を仮止めして障子の
    開放状態への移行を防止する開放防止装置であって、上
    枠の下方突出片部を上下方向に摺動自在に受容する第一
    の凹所を規定する二股部と、この二股部に一体的に形成
    されていると共に、上框の上方突出片部を受容する第二
    の凹所を二股部と協働して規定する後方突出部とを有し
    ており、障子の閉鎖状態では、第一の凹所が上枠の下方
    突出片部を受容すると共に、第二の凹所が上框の上方突
    出片部を受容するようになっており、障子の開放状態で
    は、第一の凹所による上枠の下方突出片部の受容を解除
    できて、上枠の下方突出片部から取り外せるようになっ
    ており、後方突出部は、その撓み変形により第二の凹所
    への上框の上方突出片部の受容を可能とするようになっ
    ている障子の開放防止装置。
  6. 【請求項6】 上枠の下方突出片部に弾性のシール部材
    が取り付けられている窓枠に、障子の閉鎖状態では障子
    框の上方突出片部がシール部材に当接するようになって
    いる障子框を仮止めするようになっており、二股部は、
    上枠の下方突出片部と共にシール部材をもこれを圧縮し
    ながら上下方向に摺動自在に受容する第一の凹所を規定
    している請求項5に記載の障子の開放防止装置。
  7. 【請求項7】 後方突出部は、障子の開放状態から閉鎖
    状態への回動において、上框の上方突出片部が当接する
    案内面を有しており、案内面への上方突出片部の当接に
    より撓み変形を生じるようになっている請求項5又は6
    に記載の障子の開放防止装置。
  8. 【請求項8】 後方突出部は、手動により撓み変形する
    ようになっている請求項5から7のいずれか一項に記載
    の障子の開放防止装置。
  9. 【請求項9】 障子は内倒し窓用である請求項5から8
    のいずれか一項に記載の障子の開放防止装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から4のいずれか一項に記載
    の障子の開放防止装置によって障子の開放状態への回動
    が防止された窓枠と障子框との組み合わせ体。
  11. 【請求項11】 請求項5から9のいずれか一項に記載
    の障子の開放防止装置によって障子の開放状態への回動
    が防止された窓枠と障子框との組み合わせ体。
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