JP2002037858A - 光導波路用コーティング組成物およびそれらでコーティングされた光導波路 - Google Patents
光導波路用コーティング組成物およびそれらでコーティングされた光導波路Info
- Publication number
- JP2002037858A JP2002037858A JP2001155347A JP2001155347A JP2002037858A JP 2002037858 A JP2002037858 A JP 2002037858A JP 2001155347 A JP2001155347 A JP 2001155347A JP 2001155347 A JP2001155347 A JP 2001155347A JP 2002037858 A JP2002037858 A JP 2002037858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- optical fiber
- coating composition
- present
- photoinitiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/104—Coating to obtain optical fibres
- C03C25/106—Single coatings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/68—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the catalysts used
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D175/00—Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
- C09D175/04—Polyurethanes
- C09D175/14—Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C09D175/16—Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds having terminal carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
- G02B1/045—Light guides
- G02B1/048—Light guides characterised by the cladding material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2270/00—Compositions for creating interpenetrating networks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2913—Rod, strand, filament or fiber
- Y10T428/2933—Coated or with bond, impregnation or core
- Y10T428/2938—Coating on discrete and individual rods, strands or filaments
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31551—Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
- Y10T428/31645—Next to addition polymer from unsaturated monomers
Abstract
するための組成物、および該組成物でコーティングした
光ファイバー。 【解決手段】 本発明のコーティング組成物は、脂肪族
エポキシドと、ウレタンアクリレートオリゴマーと、反
応性希釈剤と、カチオン性光開始剤と、フリーラジカル
光開始剤とを含む放射線硬化性組成物である。カチオン
性光開始剤は脂肪族エポキシドに対して作用し、一方フ
リーラジカル光開始剤はウレタンアクリレートオリゴマ
ーに対して作用する。得られる硬化コーティング層は相
互貫入ポリマー網目構造を形成する。本発明によるコー
ティング剤のガラス転移温度などの性質は、光ファイバ
ーの1コーティング剤および2次コーティング剤として
の使用に適した好都合なコーティング剤を得るために調
整することができる。
Description
に関し、特に、光ファイバーなどの光導波路用のコーテ
ィング組成物に関し、該コーティング組成物は改良され
た機械的特性とガラスへの接着性とを有する。
さを増大させるために種々の材料のプラスチック組成物
でコーティングされてきた。使用されてきたコーティン
グ材料としては、ポリフッ化ビニリデン、ポリメチルシ
ロキサン、ポリエステル、ポリイミド、ポリエステルイ
ミド、エポキシ、およびポリウレタンが挙げられる。
には、光ファイバー導波路用のコーティング組成物が開
示されており、そのコーティング組成物は、ある数種類
のエポキシ樹脂を混合しアクリル酸および/またはメタ
クリル酸の混合物と反応させて調製されるプレポリマー
である。この混合物は、脂肪族型グリシジルエーテルと
芳香族型グリシジルエーテルを含み、例えば1,4−ブ
タンジオールグリシジルエーテルと、ビスフェノールA
または置換ビスフェ−ノールA、例えば臭素化ビスフェ
ノールAなどハロゲン化ビスフェノールAのグリシジル
エーテルとの混合物である。脂肪族グリシジルエーテル
と芳香族グリシジルエーテルの比率は重量基準で0.4
〜1.0である。このエポキシ樹脂混合物をアクリル酸
および/またはメタクリル酸と、当量基準で酸0.5〜
1.0mol/エポキシ当量、好ましくは酸0.8〜
0.95mol/エポキシ当量で反応させる。
ファイバー上にエポキシ−アクリレート型のプラスチッ
ク層を配置することによる光導波路の製造方法が開示さ
れている。繊維引き出し工程の直後に放射線硬化性プレ
ポリマー組成物が光ファイバーに適用される。プレポリ
マーは、化学線によって硬化するものであり、アクリル
酸および/またはメタクリル酸とエポキシドのアシル化
ヒドロキシエステルを含む。
ラス表面のコーティング用の液体放射線硬化性コーティ
ング組成物が開示されている。このコーティング組成物
は、56〜89重量%の1種類以上の任意に尿素基を含
有するジエチレン系不飽和ポリウレタンと、3〜30重
量%の1種類以上のエチレン系不飽和モノマーと、0.
5〜8重量%の1種類上の光開始剤と、0.05〜6重
量%のアルコキシシランとを含む。エチレン系不飽和モ
ノマーは1種類以上のカルボキシル基含有エチレン系不
飽和モノマーを含み、任意に他のエチレン系不飽和モノ
マーも併用でき、アルコキシシランはエポキシド基を含
有する。このコーティング組成物は光ガラスファイバー
のコーティングに使用される。
ファイバーのコーティング用の放射線硬化性1次コーテ
ィング組成物が開示されており、この組成物は、第1端
および第2端を有する成分、ポリエチレン/ブチレン構
造を主とする飽和脂肪族主鎖、および成分の第1端の少
なくとも1つのエポキシド基、および第2端の少なくと
も1つの反応性官能基で構成される。開示される組成物
は、複数種のアクリレートモノマーの混合物も含み、ア
クリレートモノマーの1つは1官能性であり、1つは少
なくとも2官能性である。この特許は、EPNを生成す
るためのビニルエーテルモノマーと脂肪族主鎖/エポキ
シド部分を併用することによるIPNの形成も教示して
いる。
途に適していたが、応力緩和特性が改良され優れた機械
的性質とガラスへの接着性は維持されるようにコーティ
ング組成物の特性を調節できることが望ましい。
コーティング組成物を提供することであり、それによっ
て所望の光ファイバーコーティング規格を実現するため
に硬化コーティング層の特性を驚くほど調節可能とな
る。
ィング組成物をコーティングした光ファイバーを提供す
ることである。
ーをコーティングするための液体放射線硬化性組成物
と、その組成物がコーティングされた光ファイバーとを
提供することによって実現される。本発明のコーティン
グ組成物は、脂肪族エポキシドと、ウレタンアクリレー
トオリゴマーと、カチオン性光開始剤と、フリーラジカ
ル光開始剤と、反応性希釈剤とを含む。カチオン性光開
始剤は脂肪族エポキシドの重合を開始するために有効な
量が組成物中に存在し、フリーラジカル光開始剤はウレ
タンジアクリレートオリゴマーの重合を開始するために
有効な量が組成物中に存在する。
両方の光ファイバーコーティング規格の特定の組に適合
させるために組成物の成分の分子量および多分散性を調
節することによって調整可能な改良された光ファイバー
コーティング組成物を提供する。当業者であれば容易に
理解できるであろうが、本発明によるコーティング組成
物の性質は、温度および硬化環境下に存在する酸素量な
どの硬化条件を制御することによっても調整可能であ
る。
と、ウレタンアクリレートオリゴマーと、反応性希釈剤
と、脂肪族エポキシドおよびウレタンアクリレートオリ
ゴマーに好適な光開始剤とを含む。理論と結びつけよう
とするものではないが、本発明による組成物は相互貫入
ポリマー網目構造を形成すると考えられる。いずれにし
ても、光硬化した組成物は比較的硬質であってもポリマ
ー鎖間である程度の可撓性を有し、コーティング層の所
望の特性に適合させるための調整に好都合となりうる。
ないが、脂肪族エポキシドはカチオン性光開始剤の影響
下で重合すると考えられる。また、ウレタンアクリレー
トは、フリーラジカル光開始剤の影響下で重合し、一部
は反応性希釈剤と共重合する。しかし、脂肪族エポキシ
ドとウレタンアクリレートの間には共重合はまったくあ
るいは実質的に起らない。
ァイバーの1次コーティング剤および2次コーティング
剤の両方で好都合に使用することができる。本明細書で
使用される用語「1次コーティング」は、光ファイバー
のガラス部分と直接接触するコーティングとして定義さ
れる。1次コーティング剤は室温で液体であるべきであ
る。1次コーティング剤は高速加工に好適な粘度を有す
るべきであり、1次コーティング剤は速硬化性であるべ
きである。1次コーティング剤は、光ファイバーのガラ
ス部分からのコーティング層の早期剥離を防止するため
にガラスに対して良好な接着性を有するべきである。1
次コーティング層は、光ファイバー自身にかかる小さな
応力が原因の微小な曲げの減衰の影響を最小限にするた
めにより低温で低弾性率を有するべきである。1次コー
ティング層は、ガラスコアから逃れる誤った信号が反射
されて光ファイバーのコアに戻るようにするために十分
高い屈折率を有するべきである。
ング」は、光ファイバー上の1次コーティングを覆うコ
ーティングとして定義される。2次コーティング層は、
十分な耐衝撃性が得られ、保護バリアを形成し、光ファ
イバーの引張り強さを得るために十分な弾性率を有する
べきである。2次コーティング層は、広い温度範囲にわ
たって物理的変化がほとんどなく、水および溶媒の吸収
に対して良好な耐性を示し、さらに良好な色彩安定性を
示すべきである。1次コーティング剤および2次コーテ
ィング剤の両方は、良好な接着特性を有するべきである
が、フィールド接続などの用途でなお剥離可能となるべ
きである。
合、本発明による硬化コーティング層は、好ましくはガ
ラス転移温度(Tg)が約−60℃〜約0℃、より好ま
しくは約−50〜約−30℃、最も好ましくは約−40
℃であり、好ましくは約0.5〜約3.0MPa、より
好ましくは約1.0〜約2.0MPa、最も好ましくは
約1.6MPaの低弾性率を有する。2次コーティング
層として使用される場合、本発明による硬化コーティン
グ層は、好ましくはTgが約40〜約100℃、より好
ましくは約50〜約80℃、最も好ましくは約75℃で
あり、好ましくは約60〜約900MPa、より好まし
くは約500〜約900MPa、最も好ましくは約70
0MPaの低弾性率を有する。
的狭い範囲の分子量(他に明記しない限り本明細書に記
載のすべての分子量は重量平均分子量で表される)を有
し、組成物が1次コーティング剤として使用される場合
は、好ましくは約100〜約25,000の範囲であ
り、より好ましくは約500〜約20,000の範囲で
あり、最も好ましくは約10,000である。2次コー
ティング剤として使用される場合は、分子量範囲は好ま
しくは約100〜約10,000、より好ましくは、約
5,000〜約7,000、最も好ましくは約5,00
0である。本発明によるコーティング組成物の多分散性
は、好ましくは約1.0〜約4.0の範囲であり、より
好ましくは約1.2〜約2.5の範囲であり、最も好ま
しくは約2.1である。本発明によるコーティング組成
物より形成された硬化コーティング層は、ガラスに対す
る接着性が良好であり、優れた応力特性を示す。
シド」としては、例えば脂環式エポキシドが挙げられ
る。本発明の目的に好適な脂肪族エポキシド樹脂は、少
なくとも1つのオキシラン官能基を有し、好ましくは3
〜4個を上限とするエポキシド官能基を有するものであ
る。脂肪族エポキシドの分子量は、好ましくは約150
g/mol〜約2,000g/mol、より好ましくは
約150g/mol〜約1500g/molであり、最
も好ましくは約500g/molである。このエポキシ
ドはヒドロキシまたはビニル不飽和などの他の官能性を
分子内に有することができる。例えば、脂肪族エポキシ
ドは、一般式(I):
4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートを含む脂
環式エポキシドであってもよく、式中R1〜R18は同
種でも異種でもよく、水素であるか、あるいは一般に1
〜9個の炭素原子を含み好ましくは1〜3個の炭素原子
を含むアルキル基であり、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、n−ブチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキ
シル、n−オクチル、n−ノニルなどである。好ましく
は、R1〜R18のそれぞれは水素である。
式エポキシド化合物としては、以下の非網羅的な例が挙
げられる:3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
3,4−エポキシ−1−エチルシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシ−1−メチルシクロヘキサンカルボキ
シレート、6−メチル−3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル−6−メチル−3,4−エポキシシクロヘキサ
ンカルボキシレート、3,4−エポキシ−3−メチルシ
クロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−3−メチルシ
クロヘキサンカルボキシレート、および3,4−エポキ
シ−5−メチルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキ
シ−5−メチルシクロヘキサンカルボキシレート。本発
明における使用に好適な脂環式エポキシド樹脂は、ジョ
ージア州スマーナ(Smyrna)のUCBケミカル
(UCB Chemical Corp.)より入手可
能である。これらはウバキュア(Uvacure)(登
録商標)の名称で販売されており、ウバキュア(登録商
標)1500、1530、1531、1532、153
3、および1562が挙げられる。本発明での使用に好
適な他の脂環式エポキシド化合物は当業者には明らかで
あろう。この点に関して、他の好適な脂環式エポキシド
化合物は米国特許第2,890,194号に開示されて
おり、その記載内容を本明細書に引用する。
明で使用することができ、例えば、限定するものではな
いが、以下の一般式(II)および(III):
挙げられ、式中、両式(II)および(III)中のR
は、例えば、1,2−エポキシプロピルアクリレートま
たは1,2−エポキシエチルアクリレートなどのアクリ
レート基、アミノ官能性シラン、アクリルアミド官能性
シラン、メルカプト官能性シラン、アリル官能性シラ
ン、ビニル官能性シラン、メチルアクリレート官能性シ
ラン、およびアクリレート官能性シランなどのシラン
基、ブチル、クレシル、フェニル、ノニルフェニル、p
−t−ブチルフェニル、および2−エチルヘキシルなど
のアリール基を表す。好ましくは、シラン基は、メルカ
プトアルキルトリアルコキシシラン、メタクリルオキシ
アルキルトリアルコキシシラン、アミノアルキルトリア
ルコキシルシラン、ビニルトリアルコキシシラン、およ
びそれらの混合物である。より好ましくはシランは、3
−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−メタクリル
オキシ−プロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル
(γ−メルカプトプロピル)トリエトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3−ビニルチオプロピルトリメトキシシラン、ビニ
ル−トリス−(β−メトキシエトキシ)シラン、または
ビニルトリアセトキシシランである。
ールAとエピクロロヒドリンの反応によって調製される
グリシジルエーテルエポキシ樹脂を使用することがで
き、この樹脂は以下の一般式(IV):
シドの調製に使用されるビスフェノールAは水素化ビス
フェノールAでもよく、この場合得られるエポキシ樹脂
は式IVの樹脂の水素化環を有する類似体であることは
理解できるであろう。
ルなどのアルコールおよびエピクロロヒドリンとビスフ
ェノールAの反応によって調製されるグリシジルエーテ
ルエポキシ樹脂であってもよく、この樹脂は以下の一般
式(V):
は、o−またはp−クレゾールホルムアルデヒドノボラ
ックなどのノボラックフェノール樹脂とエピクロロヒド
リンの反応によって調製されるものであってもよく、こ
の樹脂は以下の一般式(VI):
生成物を本発明で使用可能であることも理解できるであ
ろうし、その例としては、限定するものではないが、エ
ポキシ化ダイズ油およびエポキシ化アマニ油、ならびに
グリセロール、ソルビトール、およびポリエチレングリ
コールまたはポリプロピレングリコールなどのポリオー
ルをエピクロロヒドリンおよび公知の塩基性触媒と反応
させることによって生成するエポキシ生成物が挙げられ
る。例えば、脂肪族エポキシは、以下の一般式(VI
I):
てもよく、式中のnは1〜約40でありうる。
ンをエポキシ化することによって調製される低分子量脂
環式ジエポキシ化合物も本発明で有用である。このよう
な化合物としては、例えば、以下の式(VIII)の
3’,4’−エポキシ−4−シクロヘキシルカルボン酸
3,4−エポキシシクロヘキシルメチルと、以下の式
(IX)の1,2−シクロヘキサンジカルボン酸ジグリ
シジル
明らかであろう。また脂肪族エポキシドの混合物も本発
明で使用することができる。
は、ジオールなどのポリオールを、ジイソシアネートな
どの多官能性イソシアネートと反応させ、次にヒドロキ
シ官能性アクリレートで末端キャップすることによって
生成することができる。
ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオー
ル、炭化水素ポリオール、ポリブタジエンポリオール、
これまで挙げたポリオールのコポリマー、およびそれら
の混合物を使用することができる。
10,000のポリオールを使用することができる。
C5アルキレンオキシドを含むアルキレンオキシドのホ
モポリマーまたはコポリマー、例えばエチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒ
ドロフラン、および3−メチルテトラヒドロフラン;開
始剤としてC14〜C40ポリオール、例えば12−ヒ
ドロキシステアリルアルコールおよび水素化ダイマージ
オールを使用して得られる上記アルキレンオキシドのホ
モポリマーまたはコポリマー;ならびに上記アルキレン
オキシドと、ビスフェノールAまたは水素化ビスフェノ
ールAとの付加体を挙げることができる。これらのポリ
エーテルポリオールは単独で使用可能であるし、2種類
以上を組み合わせて使用することもできる。他の好適な
ポリエーテルポリオールは当業者にはあきらかであろ
う。
ば、ジオール成分とラクトンの付加反応生成物、ジオー
ル成分と多価カルボン酸の反応生成物、ならびにジオー
ル成分と二塩基酸とラクトンとを含む3成分の付加反応
生成物を挙げることができる。ジオール成分としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−
1,5−ペンタンジオール、2,4−ジエチル−1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサングリコール、ネ
オペンチルグリコール、1,9−ノナンジオール、1,
10−デカンジオール、12−ヒドロキシステアリルア
ルコール、および水素化ダイマージオールなどの低分子
量C2〜C 40脂肪族ジオール;ならびにビスフェノー
ル−Aのアルキレンオキシド付加体を挙げることができ
る。ラクトンとしては、例えばε−カプロラクトン、δ
−バレロラクトン、およびβ−メチル−δ−バレロラク
トンを挙げることができる。多価カルボン酸としては、
例えば、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、およびドデカン二酸などの脂肪族ジカルボン酸;
ならびにヘキサヒドロフタル酸、テトラヒドロフタル
酸、フタル酸、イソフタル酸、およびテレフタル酸など
の芳香族ジカルボン酸を挙げることができる。他の好適
なポリエステルポリオールは当業者にはあきらかであろ
う。
えば、前述のポリエーテルポリオール、ポリエステルポ
リオール、および2−メチルプロパンジオールから選択
される成分、ならびにジプロピレングリコール、1,4
−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、1,5−オクタンジオール、および1,4−ビス
−(ヒドロキシメチル)シクロヘキサンなどのジオール
成分と、短鎖炭酸ジアルキルとの反応によって得ること
ができるポリカーボネートジオールを挙げることができ
る。短鎖炭酸ジアルキルとしては、例えば炭酸ジメチル
および炭酸ジエチルなどのC1〜C4炭酸アルキルを挙
げることができる。他の好適なポリカーボネートポリオ
ールは当業者には明らかであろう。
ルも使用することができる。比較的低分子量のポリオー
ルの例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、トリプロピレングリコール、1,3−または
1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノナンジオール、
1,10−デカンジオール、高級脂肪酸ポリオールおよ
び高級炭化水素ポリオール、例えばヒマシ油、ヤシ油、
モノミリスチン(1−モノミリスチンおよび2−モノミ
リスチン)、モノパルミチン(1−モノパルミチンおよ
び2−モノパルミチン)、モノステアリン(1−モノス
テアリンおよび2−モノステアリン)、モノオレイン
(1−モノオレインおよび2−モノオレイン)、9,1
0−ジオキシステアリン酸、12−ヒドロキシリシノレ
イルアルコール、12−ヒドロキシステアリルアルコー
ル、1,16−ヘキサデカンジオール(ジュニペリン
酸、またはタプシン酸の還元生成物)、1,21−ヘン
イコサンジオール(ジャパニーズ酸(Japanese
acid)の還元生成物)、キミルアルコール、バチ
ルアルコール、セラキルアルコール、およびダイマー酸
ジオールが挙げられる。比較的分子量の他の好適なポリ
オールは当業者にはあきらかであろう。
ばヒドロキシル末端完全または部分水素化1,2−ポリ
ブタジエン、またはヨウ素価が9〜21になるまで水素
化した1,2−ポリブタジエンポリオールが挙げられ
る。
トとしては、例えば芳香族ポリイソシアネート、芳香族
脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネー
ト、または脂肪族ポリイソシアネートを挙げることがで
きる。
m−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジイ
ソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4,4’−
ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−または
2,6−トリレンジイソシアネート、4,4−トルイジ
ンジイソシアネート、および4,4’−ジフェニルエー
テルジイソシアネートなどのジイソシアネート;ならび
にトリフェニルメタン−4,4’,4”−トリイソシア
ネート、1,3,5−トリイソシアネートベンゼン、
2,4,6−トリイソシアネートトルエン、および4,
4’ジフェニルメタン−2,2’,5,5’−テトライ
ソシアネートなどのポリイソシアネートが挙げられる。
ては、1,3−または1,4−キシリレンジイソシアネ
ートまたはこれらの混合物、および1,3−または1,
4−ビス(1−イソシアネート−1−メチルエチル)ベ
ンゼンまたはこれらの混合物などのジイソシアネート;
ならびに1,3,5−トリイソシアネートメチルベンゼ
ンなどのポリイソシアネートが挙げられる。
1,3−シクロペンテンジイソシアネート、1,4−シ
クロヘキサンジイソシアネート、1,3−シクロヘキサ
ンジイソシアネート、3−イソシアネートメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート(イ
ソホロンジイソシアネート)、4,4’−メチレンビス
(シクロヘキシルイソシアネート)、メチル−2,4−
シクロヘキサンジイソシアネート、メチル−2,6−シ
クロヘキサンジイソシアネート、および1,3−または
1,4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン
などのジイソシアネート;ならびに1,3,5−トリイ
ソシアネートシクロヘキサン、1,3,5−トリメチル
イソシアネートシクロヘキサン、2−(3−イソシアネ
ートプロピル)−2,5−ジ(イソシアネートメチル)
−ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、2−(3−イソシ
アネートプロピル)−2,6−ジ(イソシアネートメチ
ル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、3−(3−イ
ソシアネートプロピル)−2,5−ジ(イソシアネート
メチル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、5−(2
−イソシアネートエチル)−2−イソシアネートメチル
−3−(3−イソシアネートプロピル)−ビシクロ
(2.2.1)ヘプタン、6−(2−イソシアネートエ
チル)−2−イソシアネートメチル−3−(3−イソシ
アネートプロピル)−ビシクロ(2.2.1)ヘプタ
ン、5−(2−イソシアネートエチル)−2−イソシア
ネートメチル−2−(3−イソシアネートプロピル)−
ビシクロ(2.2.1)ヘプタン、および6−(2−イ
ソシアネートエチル)−2−イソシアネートメチル)−
2−(3−イソシアネートプロピル)−ビシクロ(2.
2.1)ヘプタンなどのポリイソシアネートが挙げられ
る。
トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ペンタ
メチレンジイソシアネート、1,2−プロピレンジイソ
シアネート、1,2−ブチレンジイソシアネート、2,
3−ブチレンジイソシアネート、1,3−ブチレンジイ
ソシアネート、2,4,4−または2,2,4−トリメ
チルヘキサメチレンジイソシアネート、および2,6−
ジイソシアネートメチルカプロエートなどのジイソシア
ネート;ならびにリシンエステルトリイソシアネート、
1,4,8−トリイソシアネートオクタン、1,6,1
1−トリイソシアネートウンデカン、1,8−ジイソシ
アネート−4−イソシアネートメチルオクタン、1,
3,6−トリイソシアネートヘキサン、および2,5,
7−トリメチル−1,8−イソシアネート−5−イソシ
アネートメチルオクタンなどのポリイソシアネートが挙
げられる。
も使用することができる。このような誘導体の例として
は、二量体、三量体、ビウレット、アロファネート、カ
ルボジイミド、ポリメチレンポリフェニルポリイソシア
ネート(クルードMDIまたは高分子量MDIと呼ばれ
る)、クルードTDI、およびイソシアネート化合物と
低分子量ポリオールの付加体が挙げられる。
は、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル、(メタ)アクリ
ル酸4−ヒドロキシブチル、ペンタンジオールモノ(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシ
−3−フェニルオキシプロピル、リン酸2−ヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリロイル、(メタ)アクリル酸4
−ヒドロキシシクロヘキシル、シクロヘキサンジメタノ
ールモノ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリオー
ルモノ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
ジ(メタ)アクリレート、およびペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレートが挙げられる。さらなる例と
しては、グリシジル基含有化合物と(メタ)アクリル酸
の付加反応によって得ることができる化合物、例えばア
ルキルグリシジルエーテルおよびグリシジル(メタ)ア
クリレートが挙げられる。上記水酸基含有(メタ)アク
リレートは、単独で使用することができるし、あるいは
2種類以上の組み合わせで使用することもできる。
ンジイソシアネート(TDI)、イソホロンジイソシア
ネート(IPDI)、および4,4’−メチレンジシク
ロヘキシルジイソシアネート(デスモフェン(Desm
ophen)W.、バイエル(Bayer Co.),
USA)である。好適なヒドロキシル基含有不飽和モノ
マーは、ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)およ
びヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)であ
る。好適なポリオールは、1,6−ヘキサンジオール
(バイエル(Bayer Co.)、米国)、PTG−
L1000(ポリエーテル)(保土谷化学(Hodog
aya Chemical Co.)、日本)、デュラ
カーブ(Duracarb)(商標)122(ポリカー
ボネート)(PPG Ind、米国)、ユニオン・カー
バイド(Union CarbideCo.、米国)製
造のトーン(Tone)(商標)ポリエステルシリーズ
などのポリカプロラクトン、およびシェル(Shell
Co.、米国)よりクラトン(Kraton)(商
標)として入手可能なポリブタジエンポリオールであ
る。
範囲は、本発明による1次コーティングおよび/または
2次コーティングの特性の具体的な要求に応じて500
〜20,000を変動することができ、好ましくは5,
000〜20,000であり、より好ましくは5,00
0〜15,000である。
トオリゴマー樹脂として以下の一般式(X): R1−(I1−P−)n−I2−R2 (X) (式中 R1=独立した放射線硬化性官能基、例えばヒドロキシ
ルエチルアクリレートまたはヒドロキシルエチルメタク
リレート R2=独立した放射線硬化性官能基、例えばヒドロキシ
ルエチルアクリレートまたはヒドロキシルエチルメタク
リレート I1,2=IPDI、デスモフェンW、TDIなどのイ
ソシアネート P=ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリカーボネートポリオール、炭化水素ポリオー
ル、ポリブタジエンポリオール、それらのポリオールの
コポリマー、およびそれらの混合物(選択したポリオー
ルに依存する)を有するものを挙げることができる。
ジオール材料、ポリエーテル材料、ポリブタジエン材
料、およびコポリマージオール材料としては:
マージオールを挙げることができる。
肪族ウレタンジアクリレート化合物は、ジョージア州ス
マーナのUCBケミカルより入手可能である。これらは
エベクリル(Ebercryl)の名称で販売されてお
り、エベクリル230などが挙げられる。本発明での使
用に好適な他のポリエーテル系脂肪族ウレタンジアクリ
レート化合物は当業者には明らかであろう。この点に関
して、他の好適なポリエーテル系脂肪族ウレタンジアク
リレートは米国特許第4,284,731号、第4,6
24,994号、第4,607,084号、第4,52
5,258号に開示されており、これらの記載内容を本
明細書に引用する。プリエステル系脂肪族ウレタンアク
リレートオリゴマーは、ペンシルバニア州エクストン
(Exton)のサートマー(Sartomer)、ま
たはヘンケル(Henkel)より入手可能である。こ
れらはそれぞれ、名称CN966XXX(例えばCN9
66J75)、およびフォトマー(Photomer)
6010で販売されている。
ジアクリレートオリゴマーは、脂肪族エポキシドとウレ
タンアクリレートオリゴマーの重合比が、約1:9〜約
9:1、より好ましくは約1:3〜約3:1、最も好ま
しくは約1:1で使用することができる。
肪族エポキシドの重合を開始するために使用され、フリ
ーラジカル型光開始剤はウレタンアクリレートの重合を
単独で開始するために使用される。
ば、ヨードニウム塩、スルホニウム塩、アルソニウム
塩、アゾニウム塩、ブロモニウム塩、およびセレノニウ
ム塩などの芳香族オニウム塩を挙げることができる。オ
ニウム塩は、約4〜約18個の炭素原子を有するアルキ
ルまたはアルコキシ置換基などの飽和炭化水素部分を導
入するなどによって疎水性の傾向を高くするために化学
的に修飾されることが好ましい。本発明で使用可能な代
表的なカチオン性光開始剤としては、ヘキサフルオロア
ンチモン酸(4−オクチルオキシフェニル)フェニルヨ
ードニウム、ヘキサフルオロアンチモン酸(4−オクチ
ルオキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、ヘキサフ
ルオロアンチモン酸(4−デシルオキシフェニル)フェ
ニルヨードニウム、およびヘキサフルオロアンチモン酸
(4−オクタデシルオキシフェニル)フェニルヨードニ
ウムが挙げられる。本発明での使用に好適なカチオン性
光開始剤はペンシルバニア州エクストン(Exton)
のサートマー(Sartomer Company)よ
り入手可能である。これらはSARCAT(商標)の名
称で販売されている。他の好適なカチオン性光開始剤は
当業者には明らかであろう。
物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%、好
ましくは約0.25〜約5重量%、最も好ましくは約1
重量%の量で使用することができる。
は、例えば、アシルホスフィンオキシド光開始剤、特に
ベンゾイルジアリールホスフィンオキシド光開始剤が挙
げられる。好適なベンゾイルジアリールホスフィンオキ
シドの例としては、2,4,6−トリメチルベンゾイル
ジフェニル−ホスフィンオキシド(BASFより入手可
能なルセリンTPO(Lucerin TPO))、お
よびビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,
4−トリメチルペンチルホスフィンオキシド(チバ・ア
ディティブズ(Ciba Additives)(ニュ
ーヨーク州タリータウン(Tarrytown))より
入手可能なイルガキュア(Irgacure)170
0)が挙げられる。本発明で使用可能な他のフリーラジ
カル型光開始剤としては、ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトン、ヒドロキシメチルフェニルプロパノン、
ジメトキシフェニルアセトフェノン、2−メチル−1−
[4−(メチルチオ)−フェニル]−2−モルホリノプ
ロパノン−1、1−(4−イソプロピルフェニル)−2
−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−
(4−ドデシル−フェニル)−2−ヒドロキシ−2−メ
チルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキ
シ)フェニル−2(2−ヒドロキシ−2−プロピル)−
ケトン、ジエトキシフェニルアセトフェノン、2,4,
6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスホン。
4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシドと2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1
−オンの混合物、および上記化合物の混合物が挙げられ
る。
数種のホスフィンオキシド光開始剤の混合物であり、そ
の一例はダロキュア(Darocur)4265であ
る。本発明での使用に好適なフリーラジカル型光開始剤
は、ニューヨーク州タリータウンのチバ・アディティブ
ズより入手可能である。これらはイルガキュア(Irg
acure)(登録商標)およびダロキュア(Daro
cur)(登録商標)の名称で販売されている。他の好
適なフリーラジカル型光開始剤は当業者には明らかであ
ろう。
は、組成物の全重量を基準にして約0.25〜1.0重
量%、より好ましくは約0.25〜約5重量%、最も好
ましくは約1重量%の量で使用することができる。
種の反応性希釈剤の混合物がコーティング組成物に混入
される。理論と結びつけようとするものではないが、ウ
レタンアクリレートオリゴマーの重合中に、反応性希釈
剤がウレタンアクリレートオリゴマーの鎖をつなぐと考
えられる。いずれにせよ、本発明のコーティング組成物
の十分な硬化は反応性希釈剤が存在することによって行
われるが、これは溶液中の脂肪族エポキシドとウレタン
アクリレートオリゴマーの溶解性を向上させる溶媒とし
て機能するためである。反応性希釈剤を使用することに
よって、加工性が向上するように溶液の粘度を調整する
ことができる。例えば反応性希釈剤はより低分子量の液
体アクリレート官能性化合物であってもよく、以下のジ
アクリレートおよび1官能性アクリレートが挙げられ
る。
しての使用に好適なより分子量の液体1官能性アクリレ
ート化合物は、イソボルニルアクリレートおよびn−ビ
ニルカプロラクタムである。本発明での使用に好適な他
の反応性希釈剤は当業者には明らかであろう。
応性希釈剤は、組成物の全重量を基準にして約5〜約8
0重量%、好ましくは約5〜約60重量%、最も好まし
くは約30重量%の量で使用することができる。
進剤を含むことが好ましい。本発明の目的に好適な接着
促進剤としては、酸官能性材料および有機官能性シラン
が挙げられる。例えば、有機官能性シランとしては、ア
ミノ官能性シラン、アクリルアミド官能性シラン、メル
カプト官能性シラン、アリル官能性シラン、ビニル官能
性シラン、メチルアクリレート官能性シラン、およびア
クリレート官能性シランを挙げることができる。好まし
くは、有機官能性シランは、メルカプトアルキルトリア
ルコキシシラン、メタクリロキシトリアルコキシシラ
ン、アミノアルキルトリアルコキシシラン、ビニルトリ
アルコキシシラン、およびそれらの混合物が挙げられ
る。より好ましくは、有機官能性シランは、3−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシ−プ
ロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γ−メルカプトプロピル(γ−メル
カプトプロピル)トリエトキシシラン、β−(3,4−
エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−ビ
ニルチオプロピルトリメトキシシラン、ビニル−トリス
−(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリアセト
キシシラン、およびそれらの混合物である。特に好まし
い接着促進剤は、カリフォルニア州トランス(Torr
ance)のシンエツ・シリコーンズ・オブ・アメリカ
(Shin−Etsu Silicones of A
merica,Inc)より入手可能なKBM 803
である。
るコーティング組成物中に、組成物の全重量を基準にし
て約0.1〜約10重量%、より好ましくは約0.1〜
約3重量%、最も好ましくは約1重量%未満の量で使用
することができる。
ることができる他の成分としては、当技術分野で従来使
用される酸化防止剤、流れ調節剤、増感剤、安定剤、潤
滑剤、および湿潤剤が挙げられる。
でき、この物質はUV光または可視光を吸収し光開始剤
にエネルギーを移動させ、これによって光開始剤の分解
がさらに促進されて、フリーラジカルが形成される。有
効な光増感剤の例は、チオキサンテン−9−オン、2−
イソプロピルチオキサンテン−9−オン、および10−
フェニルフェノキサジンである。光増感剤が使用される
場合は、本発明によるコーティング組成物中に、組成物
の全重量を基準にして、約0.25〜約10重量%、よ
り好ましくは約0.25〜約5重量%、最も好ましくは
約1重量%の量で使用することができる。
を使用して互いに混合され、任意の従来の光ファイバー
製造技術によって本発明によるコーティング組成物を光
ファイバーにコーティングすることができる。通常、従
来技術では予備成形したガラス棒を加熱してガラスの細
い繊維を製造する延伸塔を使用する。この繊維は延伸塔
を通って垂直方向に引き伸ばされ、種々のコーティング
剤が適用される1つ以上のコーティング装置を繊維が通
過し、インラインで硬化させて、新しい延伸繊維が形成
される。各コーティング装置は、繊維に特定のコーティ
ング剤を所望の厚さで適用できる寸法を有する出口オリ
フィスを有するダイを備えることができる。コーティン
グ装置で適用されるコーティング剤が、同心円状に所望
の厚さでコーティングされるようにするため、各コーテ
ィング装置の近傍に監視装置および測定装置を設置する
ことができる。本発明で使用可能な光ファイバーコーテ
ィング技術は、米国特許第4,374,161号、第
5,858,053号、第4,962,992号、第
5,104,433号に開示されており、これらの記載
内容を本明細書に引用する。本発明で使用可能な他の好
適な光ファイバーコーティング技術は当業者には明らか
であろう。
するが、これらの実施例は説明のみを目的としており、
限定を目的としたものではない。
ールジアクリレート(TPGDA)を加えて、脂環式エ
ポキシド(ジョージア州スマーナ(Smyrna)のU
CBケミカル(UCB Chemical Cor
p.)より入手可能なウバキュア(Uvacure)1
500)と脂肪族ウレタンジアクリレートオリゴマー
(ジョージア州スマーナのUCBケミカルより入手可能
なエベクリル(Ebecryl)230)を1:1の比
で混合した。ニューヨーク州タリータウン(Tarry
town)のチバ・アディティブズより入手可能なフリ
ーラジカル光開始剤ダロキュア(Darocur)42
65と、ペンシルバニア州エクストン(Exton)サ
ートマー(Sartomer Co.)より入手可能な
カチオン性光開始剤KI85の2種類の光開始剤を使用
した。これらの光開始剤は1:1の比で使用し、脂環式
エポキシドと脂肪族ウレタンジアクリレートオリゴマー
混合物の全重量を基準にして全体で5重量%の量で加え
た。
グし、1ジュール/cm2(一面のみ)の線量でIwa
sakiランプを使用して硬化させた。動的機械的分析
(後述の「試験の説明」に手順を記載する)を行い、以
下の結果を得た:Tgは温度−38℃で見られたが、こ
れは良好な光ファイバー1次コーティング層に通常見ら
れるガラス転移と一致している。
Materials Testing)も実施し(この
手順も以下の「試験の説明」に記載される)、以下の測
定値を得た: セカントモジュラス2.0Mpa、破断時伸び70% ガラスに対する優れた接着性が見られた。測定したすべ
ての特性は良好な光ファイバー1次コーティング層の特
性と一致した。
よびtanδ(E’/E”)をレオメトリックス・ソリ
ッズ・アナライザー(RheometricsSoli
ds Analyzer)(RSA−E)を使用して測
定し、これに以下のものを装備した: 1)ウィンドウズ(Windows)95(商標)オペ
レーティングシステムを搭載し、レオメトリックス・サ
イエンティフィック(RheometricsScie
ntific)(米国ニュージャージー州ピスカタウェ
イ(Piscataway))より入手可能なレオメト
リックス・オーケストレーター(Rheometric
s Orchestrator)(商標)ソフトウェア
(バージョン6.4.3)がインストールされたパーソ
ナルコンピューター 2)低温操作用の液体窒素制御システム コーティング剤フィルムを0.02mm〜0.4mmの
範囲の厚さでガラス板上にキャスティングすることによ
って試験試料を作製した。イワサキ(Iwasaki)
UV処理装置を使用してこのキャストフィルムを硬化さ
せた。硬化フィルムの欠陥のない部分から長さ約25m
mで幅6.25mmの試験片を切り取った。試料の長手
方向にそって3箇所以上でフィルム厚さを測定した。平
均フィルム厚さを0.001mmまで計算した。この厚
さの変動はこの長さ全体で0.01mm以下であった。
試料のフィルムの幅を2箇所以上で測定し、その平均値
を0.1mmまで計算した。
オーケストレーター(商標)ソフトウェアに入力した。
長さのフィールドを値22.5mmに設定し、幅および
長さの平均値を適当なフィールドに入力した。
℃まで冷却し、温度が100℃に到達するまで約3℃/
分で温度を上昇させた。使用した試験周波数は62.8
ラジアン/秒であった。
nstron Merlin)(商標)ソフトウェア
(バージョン7.50.00)をインストールしたパー
ソナルコンピューターを搭載した万能試験装置インスト
ロン・モデル5564(Instron Model
5564)を使用して測定した。使用したロードセルは
容量50Nのものであった。後述の修正を加えながらお
おむねASTM D638Mに従った。
〜0.4mmの範囲の厚さでガラス板上にキャスティン
グすることによって試験試料を作製した。イワサキUV
処理装置を使用してこのキャストフィルムを硬化させ
た。
0mm幅6.25mmの試験片を切り取った。分析用に
少なくとも6つの試験片を切り取った。試料の端部に欠
陥がないかどうか調べ、目視可能な欠陥がある場合には
廃棄した。
測定した。試料の長手方向全体にわたって厚さの変動は
0.01mm以下であった。上記条件に適合しない場合
は、その試料を廃棄した。試料の幅を3箇所以上で測定
し、その平均値を0.01mmまで測定した。各試料の
表面積を計算し、マーリン(商標)ソフトウェアの適当
なフィールドに入力した。クロスヘッド速度は25.0
mm/分に設定し、クロスヘッドの動作は「破断時に戻
る(return at break)」に設定した。
空気圧式グリップを使用し、間隔を約40mmに設定し
た。
運転した後、製造元の使用説明に従い較正を行いロード
セルを調節した。引張り試験室の温度および湿度は温度
湿度計で監視した。温度が25±2℃の範囲からはず
れ、相対湿度が50±5%の範囲からはずれた場合は、
試験片の分析を行わなかった。
て試験を行った。グリップの間で試験片を中心に配置
し、垂直につり下げるようにした。試験片にたるみがな
いことと中心に配置していることを確認してから、空気
圧式グリップを閉じた。
を開始し、試験片が破断するまで続けた。試験片の応力
−ひずみデータをマーリン(商標)ソフトウェアで分析
した。セカントモジュラスと破断時伸びの平均値を記録
した。
リレートオリゴマーは以下のようにして調製した。アル
ドリッチ(Aldrich)のイソホロンジイソシアネ
ート(IPDI)90gを250ml反応容器に装入し
た。アルドリッチのジブチルスズジラウレート1.2g
とアルドリッチの2,6−ジt−ブチル−4−メチルフ
ェノール(イオノール)0.8gを、サートマーのトリ
プロピレングリコオールジアクリレート(TRPGD
A)90gとともに加えた。反応溶液の温度を75℃ま
で上昇させ、溶液を機械撹拌装置で撹拌し続けた。アル
ドリッチの1,6−ヘキサンジオール24gを加えると
発熱付加反応が起った。反応温度が90℃を超えないよ
うにするためジオールの添加はゆっくりと行った。反応
混合物のIR分光分析から、2270cm−1における
N=C=O基の非対称伸縮が消失したことが分かった。
ジオールの添加から数時間後、混合物のIRスペクトル
に変化はなく、2270cm−1におけるN=C=O基
の非対称伸縮のさらなる消失もなかった。次にアルドリ
ッチのアクリル酸2−ヒドロキシエチル66gをゆっく
りと加えた。アクリル酸2−ヒドロキシエチルを反応混
合物に加えた後で、混合物のIRスペクトルからイソシ
アネート基(N=C=O)が完全に消失した。これは反
応が完了してオリゴマーが生成したことを示している。
量のオリゴマーを合成することができる。上記合成によ
るオリゴマーの通常の分子量は1000g〜5000g
である。
ャスティングして140μmのフィルムを形成し、イワ
サキ(Iwasaki)ランプを線量1ジュール/cm
2(一面のみ)で使用して硬化させた。動的機械的分析
を行い(前述の「試験の説明」の手順)、以下の結果を
得た:Tgは温度40℃で起ったが、これは良好な光フ
ァイバー2次コーティングで通常見られるガラス転移と
一致する。
前述の「試験の説明」に記載されている)、以下の結果
を得た セカントモジュラス81.0Mpa、破断時伸び44% 上記の硬化フィルム特性は、良好な光ファイバー2次コ
ーティングで通常見られるガラス転移と一致した。
し、イワサキランプを1ジュール/cm2で使用して硬
化させた。動的機械的分析を行い(前述の「試験の説
明」に記載の手順)、以下の結果を得た:Tgは温度−
38℃で起ったが、これは良好な光ファイバー1次コー
ティングで通常見られるガラス転移と一致する。
前述の「試験の説明」に記載されている)、以下の結果
を得た: セカントモジュラス1.4Mpa;破断時伸び307% 優れたガラスに対する接着性が見られた。上記のすべて
の特性は良好な光ファイバー1次コーティング層の特性
と一致した。
し、イワサキランプを1ジュール/cm2で使用して硬
化させた。動的機械的分析を行い(前述の「試験の説
明」に記載の手順)、以下の結果を得た:Tgは温度−
16℃で起ったが、これは良好な光ファイバー1次コー
ティングで通常見られるガラス転移と一致する。
前述の「試験の説明」に記載されている)、以下の結果
を得た: セカントモジュラス1.2Mpa;破断時伸び100% 測定した上記のすべての特性は良好な光ファイバー1次
コーティング層の特性と一致した。
イバーを、ベルコア(Bellcore)標準手順(G
R−20 Core Issue 2、1998年7
月)に従って試験し、以下の結果を得た: 未養生引張り強さ 679.6kpsi 未養生引張り勾配(ワイブル) 94 未養生剥離力 0.45ポンド 上記結果は、上記文献のベルコア規格の光ファイバーの
要求に適合している。
イバーを、ベルコア標準手順(GR−20 Core
Issue 2、1998年7月)に従って試験し、以
下の結果を得た: 未養生引張り強さ 682kpsi 未養生引張り勾配(ワイブル) 118 未養生剥離力 0.47ポンド 上記結果は、上記文献のベルコア規格の光ファイバーの
要求に適合している。
し、イワサキランプを1ジュール/cm2で使用して硬
化させた。動的機械的分析を行い(前述の「試験の説
明」に記載の手順)、以下の結果を得た:Tgは温度−
32℃で起ったが、これは良好な光ファイバー1次コー
ティングで通常見られるガラス転移と一致する。インス
トロン材料試験も行い(この手順も前述の「試験の説
明」に記載されている)、以下の結果を得た: セカントモジュラス1.3Mpa、破断時伸び110% 上記特性のすべては良好な光ファイバー1次コーティン
グの特性に適合した。
10℃で、セカントモジュラスが1.0〜1.5MPa
の間となり、破断時伸びが80%を超えると予想され
る。
5℃となり、セカントモジュラスが1.2〜1.5MP
aとなり、破断時伸びが90%を超えると予想される。
〜0℃で、セカントモジュラスが1.0〜1.5MPa
で、破断時伸びが80%を超えると予想される。
の複合システムの方が優れていることを示すために、重
量%の単位で示される以下の成分を互いに混合した: 比較例1 光ファイバー1次コーティング剤 脂肪族ウレタンジアクリレートオリゴマー(エベクリル230、USBケミカ ル(ジョージア州スマーナ)) 74.9% アクリル酸イソボルニル(反応性希釈剤) 12% N−ビニルカプロラクタム(反応性希釈剤) 12% KBM803接着促進剤(シンエツ、カルフォルニア州トランス(Torra nce)) 0.1% フリーラジカル光開始剤のダロキュア4265(チバ・アディテイブズ(ニュ ーヨーク州タリータウン)) 1.0%
し、イワサキランプを1ジュール/cm2で使用して硬
化させた。動的機械的分析を行い(前述の「試験の説
明」に記載の手順)、以下の結果を得た:Tgは温度9
℃で起った。このTgは良好な光ファイバー1次コーテ
ィングで予想される値より高いが、良好な光ファイバー
2次コーティングで予想される値よりも低い。さらにイ
ンストロン材料試験では、セカントモジュラスおよび伸
びなどの機械的性質は、本発明の複合コーティングシス
テムよりも低い評価が得られた。
ントモジュラスが1.0MPa未満で、破断時伸びが5
0%未満になると予想される。
ポキシドを単独で使用すると、1ジュール/cm2を超
える高UV線量でも十分に硬化しないコーティング組成
物が得られた。典型的には、光ファイバー製造時のUV
線量は1.0ジュール/cm2よりもはるかに低い。
かった。
得た応力緩和マスターカーブを、基準温度−50℃にお
ける市販の代表的な非IPN光ファイバーコーティング
システムの応力緩和マスターカーブと比較した。そのデ
ータを以下の表にまとめる:ポリマー主鎖の説明 Tg E(t)dyn/cm2 時間(秒) IPN実施例7 −32℃ 1.37×108 70 ポリブタジエン −22℃ 4.51×108 70 ポリエステル −22℃ 1.71×108 70
低Tgによって自由体積がより大きいために、従来技術
に通常見られるシステムの応力緩和よりも少なくとも1
桁大きいことが分かる。緩和を非常に向上させるこの改
良によって、ケーブル配線工程(微細曲げ応力)の間に
コーティングされた光ファイバーにかかる小さな応力に
耐える本発明の能力が向上し、これらの応力が原因の光
ファイバーを通過する信号の低温減衰を軽減することが
できる。このため、光ファイバーによる光の伝送効率が
大きく増大する。
ズ・アナライザー(Rheometrics Soli
ds Analyzer)RSA IIとオーケストレ
ーター(Orchestrator)(商標)ソフトウ
ェアバージョン6.4.3を使用して、硬化フィルム上
の5°の増分で周波数掃引0.1rad/秒〜100r
ad/秒を使用して得られた。周波数掃引は上記ソフト
ウェアの時間温度重ね合わせ機能を使用して重ね合わせ
た。次に所与の基準温度における時間温度重ね合わせプ
ロットからマスターカーブを作成した。続いてこれらの
マスターカーブを、上記ソフトウェアに含まれる応力緩
和変換アルゴリズムによって応力緩和曲線に変換した。
明してきたが、本発明の範囲から逸脱しない多くの他の
変形および修正は当業者には明らかであろう。従って、
本発明は本出願の特定の開示内容に制限されるのではな
く、添付の実施例のみによって制限されることが好まし
い。
Claims (33)
- 【請求項1】 脂肪族エポキシドと、ウレタンアクリレ
ートオリゴマーと、カチオン性光開始剤と、フリーラジ
カル光開始剤と、反応性希釈剤とを含み、前記カチオン
性光開始剤は前記脂肪族エポキシドの重合を開始するた
めに有効な量で前記組成物中に存在し、前記フリーラジ
カル光開始剤は前記ウレタンジアクリレートオリゴマー
の重合を開始するために有効な量で前記組成物中に存在
する、光導波路をコーティングするための液体放射線硬
化性組成物。 - 【請求項2】 前記脂肪族エポキシドと前記ウレタンア
クリレートオリゴマーとが、前記コーティング組成物中
に約1:9〜約9:1の比で存在する請求項1に記載の
コーティング組成物。 - 【請求項3】 前記脂肪族エポキシドと前記ウレタンア
クリレートオリゴマーとが、前記コーティング組成物中
に約1:3〜約3:1の比で存在する請求項1に記載の
コーティング組成物。 - 【請求項4】 前記カチオン性光開始剤が、前記組成物
の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%の量で
前記組成物中に存在する請求項1に記載のコーティング
組成物。 - 【請求項5】 前記フリーラジカル光開始剤が、前記組
成物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%の
量で前記組成物中に存在する請求項1に記載のコーティ
ング組成物。 - 【請求項6】 前記脂肪族エポキシドが、脂環式エポキ
シドまたは脂環式エポキシドの混合物である請求項1に
記載のコーティング組成物。 - 【請求項7】 前記脂環式エポキシドが、一般式 【化1】 を有する3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,
4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートであり、
式中R1〜R18は同種でも異種でもよく、それぞれが
水素または1〜9個の炭素原子を含有するアルキル基の
いずれかである請求項6に記載のコーティング組成物。 - 【請求項8】 前記アルキル基が1〜3個の炭素原子を
含有する請求項7に記載のコーティング組成物。 - 【請求項9】 前記脂環式エポキシドが、3,4−エポ
キシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘ
キサンカルボキシレート、3,4−エポキシ−1−エチ
ルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−1−メチ
ルシクロヘキサンカルボキシレート、6−メチル−3,
4−エポキシシクロヘキシルメチル−6−メチル−3,
4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、3,4
−エポキシ−3−メチルシクロヘキシルメチル−3,4
−エポキシ−3−メチルシクロヘキサンカルボキシレー
ト、および3,4−エポキシ−5−メチルシクロヘキシ
ルメチル−3,4−エポキシ−5−メチルシクロヘキサ
ンカルボキシレートからなる群より選択される請求項7
に記載のコーティング組成物。 - 【請求項10】 前記ウレタンアクリレートオリゴマー
がポリオールと多官能性イソシアネートの反応生成物で
あり、前記ウレタンアクリレートがヒドロキシ官能性ア
クリレートで末端キャップされている請求項1に記載の
コーティング組成物。 - 【請求項11】 前記ポリオールが、ポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポ
リオール、炭化水素ポリオール、ポリブタジエンポリオ
ール、前記ポリオールのコポリマー、およびそれらの混
合物からなる群より選択される請求項10に記載のコー
ティング組成物。 - 【請求項12】 前記カチオン性光開始剤が芳香族オニ
ウム塩である請求項1に記載のコーティング組成物。 - 【請求項13】 前記カチオン性光開始剤が、前記組成
物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%の量
で存在する請求項1に記載のコーティング組成物。 - 【請求項14】 前記フリーラジカル光開始剤が、アシ
ルホスフィンオキシド光開始剤、または複数種のアシル
ホスフィンオキシド光開始剤の混合物である請求項1に
記載のコーティング組成物。 - 【請求項15】 前記フリーラジカル光開始剤が、前記
組成物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%
の量で存在する請求項1に記載のコーティング組成物。 - 【請求項16】 前記反応性希釈剤がアクリレート官能
性化合物である請求項1に記載のコーティング組成物。 - 【請求項17】 前記反応性希釈剤が、前記組成物の全
重量を基準にして約5〜約80重量%の量で存在する請
求項1に記載のコーティング組成物。 - 【請求項18】 表面にコーティング層を有する光ファ
イバーであって、前記コーティング層が、脂肪族エポキ
シドと、ウレタンアクリレートオリゴマーと、カチオン
性光開始剤と、フリーラジカル光開始剤と、反応性希釈
剤とを含むコーティング組成物の放射線硬化生成物であ
り、前記カチオン性光開始剤は前記脂環式エポキシドの
重合を開始するために有効な量で前記組成物中に存在
し、前記フリーラジカル光開始剤は前記ウレタンジアク
リレートオリゴマーの重合を開始するために有効な量で
前記組成物中に存在する光ファイバー。 - 【請求項19】 前記脂肪族エポキシドと前記ウレタン
アクリレートオリゴマーが、前記コーティング組成物中
に約1:9〜約9:1の比で存在する請求項18に記載
の光ファイバー。 - 【請求項20】 前記脂肪族エポキシドと前記ウレタン
アクリレートオリゴマーが、前記コーティング組成物中
に約1:9〜約9:1の比で存在する請求項19に記載
の光ファイバー。 - 【請求項21】 前記カチオン性光開始剤が、前記組成
物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%の量
で前記組成物中に存在する請求項18に記載の光ファイ
バー。 - 【請求項22】 前記フリーラジカル光開始剤が、前記
組成物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%
の量で前記組成物中に存在する請求項18に記載の光フ
ァイバー。 - 【請求項23】 前記脂肪族エポキシドが、脂環式エポ
キシド、または複数種の脂環式エポキシドの混合物であ
る請求項17に記載のコーティング組成物。 - 【請求項24】 前記脂環式エポキシドが、一般式 【化2】 を有する3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,
4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートであり、
式中R1〜R18は同種でも異種でもよく、それぞれが
水素または1〜9個の炭素原子を含有するアルキル基の
いずれかである請求項17に記載の光ファイバー。 - 【請求項25】 前記アルキル基が1〜3個の炭素原子
を含有する請求項24に記載の光ファイバー。 - 【請求項26】 前記脂環式エポキシドが、3,4−エ
ポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート、3,4−エポキシ−1−エ
チルシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシ−1−メ
チルシクロヘキサンカルボキシレート、6−メチル−
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−6−メチル−
3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、
3,4−エポキシ−3−メチルシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシ−3−メチルシクロヘキサンカルボキ
シレート、および3,4−エポキシ−5−メチルシクロ
ヘキシルメチル−3,4−エポキシ−5−メチルシクロ
ヘキサンカルボキシレートからなる群より選択される請
求項24に記載の光ファイバー。 - 【請求項27】 前記ウレタンアクリレートオリゴマー
がポリオールと多官能性イソシアネートの反応生成物で
あり、前記ウレタンアクリレートがヒドロキシ官能性ア
クリレートで末端キャップされている請求項18に記載
の光ファイバー。 - 【請求項28】 前記ポリオールが、ポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポ
リオール、炭化水素ポリオール、ポリブタジエンポリオ
ール、前記ポリオールのコポリマー、およびそれらの混
合物からなる群より選択される請求項27に記載の光フ
ァイバー。 - 【請求項29】 前記カチオン性光開始剤が、前記組成
物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%の量
で存在する請求項18に記載の光ファイバー。 - 【請求項30】 前記フリーラジカル光開始剤がアシル
ホスフィンオキシド光開始剤である請求項18に記載の
光ファイバー。 - 【請求項31】 前記フリーラジカル光開始剤が、前記
組成物の全重量を基準にして約0.25〜約10重量%
の量で存在する請求項18に記載の光ファイバー。 - 【請求項32】 前記反応性希釈剤がアクリレート官能
性化合物である請求項18に記載の光ファイバー。 - 【請求項33】 前記反応性希釈剤が、前記組成物の全
重量を基準にして約5〜約80重量%の量で存在する請
求項18に記載の光ファイバー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US617580 | 2000-07-14 | ||
US09/617,580 US6579914B1 (en) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | Coating compositions for optical waveguides and optical waveguides coated therewith |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002037858A true JP2002037858A (ja) | 2002-02-06 |
JP5099947B2 JP5099947B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=24474213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001155347A Expired - Fee Related JP5099947B2 (ja) | 2000-07-14 | 2001-05-24 | 光導波路用コーティング組成物およびそれらでコーティングされた光導波路 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6579914B1 (ja) |
EP (1) | EP1172391B9 (ja) |
JP (1) | JP5099947B2 (ja) |
CN (1) | CN1206300C (ja) |
AT (1) | ATE316987T1 (ja) |
DE (1) | DE60116983T2 (ja) |
DK (1) | DK1172391T3 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005533287A (ja) * | 2002-07-18 | 2005-11-04 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 被覆されたフォトニック結晶ファイバー |
WO2009123236A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 日立化成ポリマー株式会社 | ウレタン(メタ)アクリレート組成物及びシール材 |
JP2012505821A (ja) * | 2008-11-04 | 2012-03-08 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 光ファイバ用d1413ht放射線硬化性コーティング |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6689463B2 (en) | 2001-12-18 | 2004-02-10 | Corning Incorporated | Secondary coating composition for optical fibers |
WO2003070834A1 (en) * | 2002-02-19 | 2003-08-28 | Verdant Technologies | Sprayable low volatility in-mold gel coat compositions |
US6904210B2 (en) * | 2002-09-17 | 2005-06-07 | Fitel Usa Corp. | Fiber optic ribbon and method of buffering loss |
FR2849698B1 (fr) | 2003-01-03 | 2005-04-01 | Cit Alcatel | Fibre optique a au moins un reseau de bragg obtenue par inscription directe a travers le revetement recouvrant la gaine |
FR2849699B1 (fr) * | 2003-01-03 | 2005-04-01 | Cit Alcatel | Fibre optique a au moins un reseau de bragg obtenue par inscription directe a travers le revetement recouvrant la gaine |
CN100486924C (zh) | 2003-05-29 | 2009-05-13 | 普雷斯曼电缆及系统能源有限公司 | 带有在自由基光引发剂和阳离子光引发剂存在下交联的聚合物涂层的光学纤维 |
US7207732B2 (en) * | 2003-06-04 | 2007-04-24 | Corning Incorporated | Coated optical fiber and curable compositions suitable for coating optical fiber |
US6862392B2 (en) * | 2003-06-04 | 2005-03-01 | Corning Incorporated | Coated optical fiber and curable compositions suitable for coating optical fiber |
CN1856742B (zh) * | 2003-09-24 | 2010-11-24 | 日立化成工业株式会社 | 感光性元件、光阻图型的形成方法及印刷电路板制造方法 |
US7010205B2 (en) * | 2003-09-29 | 2006-03-07 | Corning Incorporated | Coated optical fiber and optical fiber coating system including a hydrophilic primary coating |
US7232850B2 (en) * | 2003-10-03 | 2007-06-19 | Huntsman Advanced Materials Americas Inc. | Photocurable compositions for articles having stable tensile properties |
US9138383B1 (en) * | 2004-04-28 | 2015-09-22 | The Regents Of The University Of Colorado, A Body Corporate | Nanogel materials and methods of use thereof |
KR100638961B1 (ko) * | 2004-08-25 | 2006-10-25 | 엘에스전선 주식회사 | 원형 복원력이 우수한 광섬유 유니트 및 이를 구비한광케이블 |
ATE520740T1 (de) * | 2004-10-25 | 2011-09-15 | Dow Corning | Ein carbinolfunktionelles silikonharz oder ein anhydridfunktionelles silikonharz enthaltende beschichtungszusammensetzungen |
US7807012B2 (en) * | 2004-10-25 | 2010-10-05 | Dow Corning Corporation | Moldable compositions containing carbinol functional silicone resins or anhydride functional silicone resins |
SE0501028L (sv) * | 2005-05-04 | 2006-11-05 | Perstorp Specialty Chem Ab | Hybrid radiation curable composition and use thereof |
JP4809006B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-11-02 | 太陽ホールディングス株式会社 | 着色感光性樹脂組成物及びその硬化物 |
US20110300367A1 (en) * | 2010-06-07 | 2011-12-08 | Ching-Kee Chien | Optical Fiber With Photoacid Coating |
US9678247B2 (en) | 2012-05-08 | 2017-06-13 | Corning Incorporated | Primary optical fiber coating composition containing non-radiation curable component |
US9188754B1 (en) * | 2013-03-15 | 2015-11-17 | Draka Comteq, B.V. | Method for manufacturing an optical-fiber buffer tube |
US9057817B2 (en) * | 2013-04-15 | 2015-06-16 | Corning Incorporated | Low diameter optical fiber |
CN104087143A (zh) * | 2014-07-15 | 2014-10-08 | 沈彩英 | 一种防锈抗碎涂料 |
US9891379B2 (en) | 2014-11-14 | 2018-02-13 | Corning Incorporated | Optical fiber coating compositions with acrylic polymers |
US10689521B2 (en) | 2014-11-18 | 2020-06-23 | Ofs Fitel, Llc | Low density UV-curable optical fiber coating, fiber made therewith, and method of fiber manufacture |
EP3984973A4 (en) * | 2019-06-14 | 2022-07-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | COMPOSITION OF RESIN, OPTICAL FIBER AND METHOD FOR MANUFACTURING OPTICAL FIBER |
US11822117B2 (en) * | 2019-10-08 | 2023-11-21 | Corning Incorporated | Primary coating compositions with improved microbending performance |
CN111268923A (zh) * | 2020-03-18 | 2020-06-12 | 长飞光纤光缆股份有限公司 | 一种适用于uv-led固化的光纤涂覆树脂 |
US20220002474A1 (en) * | 2020-07-02 | 2022-01-06 | Rohm And Haas Electronic Materials Llc | Bisbenzocyclobutene formulations |
SE545292C2 (en) * | 2020-07-08 | 2023-06-20 | Perstorp Ab | A radiation curable composition comprising a biobased reactive diluent |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6347068A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-27 | ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニ− | 被覆研摩材 |
JPH0275617A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-15 | Asahi Denka Kogyo Kk | 光学的造形用樹脂組成物 |
JPH08269392A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Toagosei Co Ltd | 光ファイバ一次被覆用活性エネルギー線硬化型組成物 |
JPH11310626A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-11-09 | Jsr Corp | 光硬化性液状樹脂組成物 |
JP2000336127A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー |
JP2002517541A (ja) * | 1998-06-01 | 2002-06-18 | デー エス エム エヌ.ヴェー. | 光学的ディスクを結合するための放射線硬化性接着剤 |
JP2004504427A (ja) * | 2000-07-13 | 2004-02-12 | サンカラー コーポレイション | 放射線硬化性組成物および硬化品 |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4256828A (en) | 1975-09-02 | 1981-03-17 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Photocopolymerizable compositions based on epoxy and hydroxyl-containing organic materials |
US4099837A (en) | 1976-05-26 | 1978-07-11 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Coating of fiber lightguides with UV cured polymerization products |
DE2926415A1 (de) | 1979-06-29 | 1981-01-08 | Siemens Ag | Verfahren zur herstellung eines zugfesten lichtwellenleiters |
US4284731A (en) | 1980-03-03 | 1981-08-18 | Rohm And Haas | Polyurethane adhesive compositions containing dicyclopentenyloxyalkyl (meth) acrylate |
US4624994A (en) | 1980-07-18 | 1986-11-25 | Desoto, Inc. | Soft and tough radiation-curable coatings for fiber optic application |
US4374161A (en) | 1981-04-24 | 1983-02-15 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Pressure coating of fibers |
JPS58154765A (ja) | 1982-02-05 | 1983-09-14 | Daicel Chem Ind Ltd | 光硬化性樹脂組成物 |
US4607084A (en) | 1984-06-11 | 1986-08-19 | Celanese Specialty Resins, Inc. | Radiation curable acrylated polyurethane oligomer compositions |
CA1312040C (en) | 1985-12-19 | 1992-12-29 | Joseph Victor Koleske | Conformal coatings cured with actinic radiation |
US4836832A (en) | 1986-08-11 | 1989-06-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Method of preparing coated abrasive having radiation curable binder |
NL8702395A (nl) | 1987-10-08 | 1989-05-01 | Philips Nv | Optische vezel voorzien van een kunststofbedekking. |
DE3914411A1 (de) | 1989-04-29 | 1990-11-15 | Basf Lacke & Farben | Fluessige, strahlenhaertbare ueberzugsmasse fuer die beschichtung von glasoberflaechen |
US5536529A (en) | 1989-05-11 | 1996-07-16 | Borden, Inc. | Ultraviolet radiation-curable coatings for optical fibers and optical fibers coated therewith |
US5104433A (en) | 1989-05-15 | 1992-04-14 | At&T Bell Laboratories | Method of making optical fiber |
US4962992A (en) | 1989-05-15 | 1990-10-16 | At&T Bell Laboratories | Optical transmission media and methods of making same |
US5139872A (en) | 1990-08-29 | 1992-08-18 | Allied-Signal Inc. | Vinyl ether based optical fiber coatings |
TW269017B (ja) * | 1992-12-21 | 1996-01-21 | Ciba Geigy Ag | |
US5381504A (en) | 1993-11-15 | 1995-01-10 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Optical fiber element having a permanent protective coating with a Shore D hardness value of 65 or more |
US5913004A (en) | 1994-10-14 | 1999-06-15 | Dsm N.V. | Optical glass fiber coating composition |
EP0794971B1 (en) | 1994-11-29 | 1999-01-13 | Dsm N.V. | Optical glass fiber coated with a radiation-curable coating composition |
US5744514A (en) | 1996-10-31 | 1998-04-28 | Borden Chemical, Inc. | Coated optical fibers having a reduced content of extractable and volatile material |
DE19709467C1 (de) * | 1997-03-07 | 1998-10-15 | Basf Coatings Ag | Beschichtungsmittel sowie Verfahren zur Herstellung von Mehrschichtlackierungen |
US6197422B1 (en) * | 1997-05-06 | 2001-03-06 | Dsm, N.V. | Ribbon assemblies and radiation-curable ink compositions for use in forming the ribbon assemblies |
US5858053A (en) | 1997-08-19 | 1999-01-12 | Lucent Technologies Inc. | Method for coating an optical fiber with transducer in a bath of coating material |
US5985952A (en) | 1998-03-23 | 1999-11-16 | Alvin C. Levy & Associates, Inc. | Radiation curable primary coating composition for an optical fiber |
JP3739211B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2006-01-25 | 積水化学工業株式会社 | 光硬化型粘接着シート、光硬化型粘接着シートの製造方法及び接合方法 |
-
2000
- 2000-07-14 US US09/617,580 patent/US6579914B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-05-11 DE DE60116983T patent/DE60116983T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-11 DK DK01401206T patent/DK1172391T3/da active
- 2001-05-11 EP EP01401206A patent/EP1172391B9/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-05-11 AT AT01401206T patent/ATE316987T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-05-24 JP JP2001155347A patent/JP5099947B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-01 CN CN01119384.0A patent/CN1206300C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6347068A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-27 | ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニ− | 被覆研摩材 |
JPH0275617A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-15 | Asahi Denka Kogyo Kk | 光学的造形用樹脂組成物 |
JPH08269392A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Toagosei Co Ltd | 光ファイバ一次被覆用活性エネルギー線硬化型組成物 |
JPH11310626A (ja) * | 1998-02-24 | 1999-11-09 | Jsr Corp | 光硬化性液状樹脂組成物 |
JP2002517541A (ja) * | 1998-06-01 | 2002-06-18 | デー エス エム エヌ.ヴェー. | 光学的ディスクを結合するための放射線硬化性接着剤 |
JP2000336127A (ja) * | 1999-05-28 | 2000-12-05 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー |
JP2004504427A (ja) * | 2000-07-13 | 2004-02-12 | サンカラー コーポレイション | 放射線硬化性組成物および硬化品 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005533287A (ja) * | 2002-07-18 | 2005-11-04 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 被覆されたフォトニック結晶ファイバー |
WO2009123236A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 日立化成ポリマー株式会社 | ウレタン(メタ)アクリレート組成物及びシール材 |
JPWO2009123236A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2011-07-28 | 日立化成ポリマー株式会社 | ウレタン(メタ)アクリレート組成物及びシール材 |
JP2012505821A (ja) * | 2008-11-04 | 2012-03-08 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 光ファイバ用d1413ht放射線硬化性コーティング |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1172391A1 (en) | 2002-01-16 |
US6579914B1 (en) | 2003-06-17 |
JP5099947B2 (ja) | 2012-12-19 |
EP1172391B9 (en) | 2006-07-19 |
CN1334301A (zh) | 2002-02-06 |
EP1172391B1 (en) | 2006-02-01 |
DK1172391T3 (da) | 2006-03-20 |
ATE316987T1 (de) | 2006-02-15 |
CN1206300C (zh) | 2005-06-15 |
DE60116983D1 (de) | 2006-04-13 |
DE60116983T2 (de) | 2006-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5099947B2 (ja) | 光導波路用コーティング組成物およびそれらでコーティングされた光導波路 | |
JP3784068B2 (ja) | 放射線硬化性光学繊維被覆組成物 | |
US6489376B1 (en) | Formulation of UV-curable coatings for optical fiber for a fast cure | |
US6470128B1 (en) | UV-curable coating composition for optical fiber for a fast cure and with improved adhesion to glass | |
EP1828277B1 (en) | Radiation curable coating composition | |
JP5840203B2 (ja) | 光酸コーティングを有する光ファイバ | |
EP2091884B1 (en) | D1370 r radiation curable secondary coating for optical fiber | |
US6621970B2 (en) | UV-curable optical fiber coating composition including fullerenes | |
US6472450B2 (en) | Radiation-curable optical fiber coating composition | |
US6596786B2 (en) | Radiation-curable coating composition including oligomeric photoinitiator and/or oligomeric adhesion promoter | |
US7068902B2 (en) | Radiation-curable coating composition for optical fibers comprising all-in-one oligomeric system | |
EP1417244B1 (en) | Radiation-curable coating composition for optical filers comprising all-in-one oligomeric system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080402 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110301 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110711 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120918 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120925 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |