JP2000336127A - 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー - Google Patents

光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー

Info

Publication number
JP2000336127A
JP2000336127A JP11149652A JP14965299A JP2000336127A JP 2000336127 A JP2000336127 A JP 2000336127A JP 11149652 A JP11149652 A JP 11149652A JP 14965299 A JP14965299 A JP 14965299A JP 2000336127 A JP2000336127 A JP 2000336127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
acrylate
acid
ether
optical fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11149652A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kondo
和紀 近藤
Toshio Oba
敏夫 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP11149652A priority Critical patent/JP2000336127A/ja
Publication of JP2000336127A publication Critical patent/JP2000336127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)エチレン性不飽和基を有するオリ
ゴマー、(B)カチオン重合性希釈モノマー、(C)光
カチオン重合開始剤、(D)光ラジカル重合開始剤を含
有することを特徴とする光硬化性樹脂組成物。 【効果】 本発明の組成物は、酸素存在下でも、低い紫
外線照射量で優れた硬化性を示し、光ファイバーの被覆
材料として用いた場合、高い生産性を実現することがで
きる。また、本発明の組成物は、耐熱性及び耐湿性にも
優れていることから、光ファイバー用被覆材料として極
めて有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に光ファイバー
の被覆材料として好適に用いられる光硬化性樹脂組成
物、並びに光ファイバー用被覆材及びこれを被覆してな
る光ファイバーに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光ファ
イバー、特に光学ガラスファイバーは、脆く傷つきやす
いために、被覆材料で表面が被覆されている。光ファイ
バーの被覆工程は、光ファイバーを溶融させたガラスフ
ァイバー母材から線引きにより製造した直後に連続的に
実施される。従って、光ファイバーの生産性をより高め
るためには、線引き速度を速めることが最も有効であ
り、被覆材料の硬化速度は速いことが要求される。
【0003】現在、光ファイバーの被覆材料として多く
用いられているウレタンアクリレート系組成物は、主に
ウレタンアクリレートオリゴマー、アクリル系反応性希
釈剤及び光ラジカル重合開始剤より構成されている。ウ
レタンアクリレート系組成物は、硬化速度が速いもの
の、空気中の酸素により重合が阻害され、コーティング
表面にタック性を生ずる。そのため、現行の装置では紫
外線照射部に大量の不活性気体を流すことにより、コー
ティング表面のガス置換を行い、これを防いでいる。し
かし、前述したように、光ファイバーの生産性をより高
めるために、線引き速度はますます増加する傾向にあ
り、もはやガス置換だけではコート剤の表面に吸着され
て混入する酸素を完全に除去することはできず、実際の
硬化は酸素存在下で進行していると考えられる。
【0004】そこで、酸素による硬化阻害がなく、硬化
速度が比較的速い光硬化性樹脂組成物として、ビニルエ
ーテル末端ポリウレタンオリゴマーを含む組成物が特表
平4−501728号公報に提案されている。しかし、
上記公報が提案する組成物の硬化速度はなお十分でな
く、光ファイバー用被覆材としての物性を保ちつつ、光
ファイバー製造時の線引き速度を飛躍的に上げることは
できない。また、硬化物の耐熱性、耐湿性などについて
も十分に満足できるものではない。
【0005】従って、本発明の目的は、酸素による重合
阻害がなく、硬化速度が速く、かつ硬化後の耐熱性、耐
湿性に優れた光ファイバー用被覆材として好適に用いら
れる光硬化性樹脂組成物、並びにこの組成物からなる光
ファイバー用被覆材、及びこの被覆材による被覆層が形
成された光ファイバーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、エチレン性不飽和基を有するオリゴマーとカチオン
重合性希釈モノマーとの併用系、あるいはエポキシ基を
有するオリゴマーとラジカル重合性希釈モノマーとの併
用系に対し、更に光カチオン重合開始剤及び光ラジカル
重合開始剤を添加した光硬化性樹脂組成物が、硬化速度
が速い上、酸素による硬化阻害もなく、しかも耐熱性、
耐湿性に優れた硬化物を与え、光ファイバー用被覆材と
して優れた性能を有していることを知見し、本発明をな
すに至った。
【0007】即ち、本発明は、(A)エチレン性不飽和
基を有するオリゴマー、(B)カチオン重合性希釈モノ
マー、(C)光カチオン重合開始剤、(D)光ラジカル
重合開始剤を含有することを特徴とする光硬化性樹脂組
成物(I)、及び、(E)エポキシ基を有するオリゴマ
ー、(F)ラジカル重合性希釈モノマー、(C)光カチ
オン重合開始剤、(D)光ラジカル重合開始剤を含有す
ることを特徴とする光硬化性樹脂組成物(II)を提供
する。また、本発明は、上記組成物(I)又は(II)
からなる光ファイバー用被覆材、及びこの被覆材による
被覆層が形成された光ファイバーを提供する。
【0008】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の第1の光硬化性樹脂組成物(I)は、上述した
ように、(A)エチレン性不飽和基を有するオリゴマ
ー、(B)カチオン重合性希釈モノマー、(C)光カチ
オン重合開始剤、(D)光ラジカル重合開始剤を含有す
る。
【0009】ここで、本発明の組成物(I)を構成する
(A)成分のエチレン性不飽和基を有するオリゴマーと
しては、(メタ)アクリロイル基等のエチレン性不飽和
基を1分子中に1〜5個、好ましくは2〜3個有するポ
リエーテルポリオール系ウレタンオリゴマーを挙げるこ
とができる。上記エチレン性不飽和基を有するポリエー
テルポリオール系ウレタンオリゴマーは、少なくとも1
種の炭素数2〜10のオキシアルキレン基からなるポリ
オキシアルキレン構造(以下、単に「ポリオキシアルキ
レン構造」と称する)を有するジオール、エチレン性不
飽和基を有する化合物及びジイソシアネートを反応させ
ることにより得ることができる。
【0010】上記ポリオキシアルキレン構造を有するジ
オールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリ
ヘキサメチレングリコール、ポリヘプタメチレングリコ
ール、ポリデカメチレングリコール、ポリ−2−メチル
テトラメチレングリコールのホモポリマーやコポリマ
ー、ビスフェノールAのエチレンオキシド付加物やビス
フェノールAのプロピレンオキシド付加物を挙げること
ができる。更に、2種以上のイオン重合性環状化合物を
開環重合させて得られるポリエーテルジオールなどを挙
げることができる。ここで、イオン重合性環状化合物と
しては、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブテン−1−オキシド、イソブテンオキシド、テト
ラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、3−
メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、トリオキサ
ン、テトラオキサン、ブタジエンモノオキシド、イソプ
レンモノオキシドなどの環状化合物が挙げられる。
【0011】なお、上記2種以上のイオン重合性環状化
合物の具体的な組み合わせとしては、テトラヒドロフラ
ンとプロピレンオキシド、テトラヒドロフランと2−メ
チルテトラヒドロフラン、テトラヒドロフランと3−メ
チルテトラヒドロフラン、テトラヒドロフランとエチレ
ンオキシド、エチレンオキシドとブテンオキシドなどを
挙げることができる。また、2種以上のイオン重合性環
状化合物の開環共重合体はランダムに結合していてもよ
い。
【0012】また、上記イオン重合性環状化合物と、エ
チレンイミンなどの環状イミン、β−プロピオラクト
ン、グリコール酸ラクチドなどの環状ラクトン酸又はジ
メチルシクロポリシロキサンなどの環状シロキサン類と
を開環重合させたポリエーテルジオール、及び上記イオ
ン重合性環状化合物と、3,3−ビスシクロオキセタ
ン、スチレンオキシド、エピクロルヒドリン、グリシジ
ル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル、
アリルグリシジルカーボネート、ビニルオキセタン、ビ
ニルテトラヒドロフラン、ビニルシクロヘキセンオキシ
ド、シクロヘキセンオキシド、フェニルグリシジルエー
テル、ブチルグリシジルエーテル、安息香酸グリシジル
エステルなどとを開環重合させたポリエーテルジオール
を使用することもできる。
【0013】なお、ポリオキシアルキレン構造を有する
ジオールの市販品としては、PTG2000、PTG1
000、PTG650、PP3000、PP2000、
PP1000(三洋化成(株))、EXCENOL20
20、EXCENOL1020(旭オーリン(株))、
PEG1000、ユニセーフDC1100、DA40
0、DC1800(日本油脂(株))、PPTG200
0、PPTG1000、PTGL2000(保土谷化学
(株))、PBG2000A、PGB2000B(第一
工業製薬(株))などが挙げられる。
【0014】本発明においては、これらのポリオキシア
ルキレン構造を有するポリオールと、ポリオキシアルキ
レン構造を有さないジオール及び/又はジアミンを併用
してもよい。
【0015】ここで、ポリオキシアルキレン構造を有さ
ないジオールとしては、例えばポリエステルジオール、
ポリカプロラクトンジオール、ポリカーボネートジオー
ル等が挙げられる。
【0016】ポリエステルジオールとしては、例えばポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、テトラ
メチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,4−ヘキサンジメタノールな
どの多価アルコールとフマル酸、イソフタル酸、テレフ
タル酸、マレイン酸、フマール酸、アジピン酸、セバシ
ン酸などの多塩基酸とを反応して得られるポリエステル
ジオールが挙げられる。また、市販品としては、例えば
ニッポラン4060(日本ポリウレタン(株))が挙げ
られる。
【0017】ポリカプロラクトンジオールとしては、ε
−カプロラクトンと、例えばエチレングリコール、テト
ラメチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール、1,4−ブタンジオール等のジ
オールを反応させて得られるポリカプロラクトンジオー
ルが挙げられ、ポリカーボネートジオールとしては、市
販品として、DN−980、DN−981、DN−98
2、DN−983、ニッポランN−982(日本ポリウ
レタン(株))、PC−8000(米国PPG(株))
などが挙げられる。
【0018】上記ジアミンとしては、例えばエチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、パラフェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジ
フェニルメタンなどのジアミン、ヘテロ原子を含むジア
ミン、ポリエーテルジアミンなどが挙げられる。
【0019】また、上記ジイソシアネートとしては、例
えば2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トル
エンジイソシアネート、1,3−キシレンジイソシアネ
ート、1,4−キシレンジイソシアネート、1,5−ナ
フタレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシア
ネート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、3,3’−ジメチルフェニレンジイソ
シアネート、4,4’−ビフェニレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソフォロンジ
イソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネ
ート、ビス(イソシアネートメチル)−ビシクロ[2.
2.1]ヘプタン、2,2,4−トリメチルヘキサメチ
レンジイソシアネート、メチレンビス(4−シクロヘキ
シルイソシアネート)、水添ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ビス(2−イソシアネートエチル)フマレー
ト、6−イソプロピル−1,3−フェニルジイソシアネ
ート、リジンジイソシアネートなどが挙げられる。
【0020】更に、上記エチレン性不飽和基を有する化
合物としては、例えば水酸基を有する(メタ)アクリレ
ート系化合物を挙げることができる。この水酸基を有す
る(メタ)アクリレート系化合物としては、例えば2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシオク
チル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ
(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールモノ
(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシシクロヘキシル
(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールモノ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールモノ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールエタンジ(メタ)ア
クリレートなどを挙げることができる。
【0021】上記ポリエーテルポリオール系ウレタンオ
リゴマーは、上記成分を用いて常法により反応を行うこ
とで得られる。
【0022】なお、上述したように、(A)成分に占め
るエチレン性不飽和基の量は、ポリマー1分子当たり1
〜5個が好ましく、更に好ましくは2〜3個である。エ
チレン性不飽和基の割合が上記範囲であることにより、
組成物(I)の硬化性、硬化物の耐久性及び柔軟性が維
持され、好ましい。
【0023】本発明で用いる(A)成分のエチレン性不
飽和基を有するオリゴマーの数平均分子量は、組成物の
硬化物のヤング率が−40〜60℃間での温度依存性を
小さくする観点及び組成物の粘度を適切に維持する観点
から、1000〜10000であることが好ましく、特
に好ましくは1500〜8000である。
【0024】組成物(I)中に占める(A)成分の割合
は10〜80重量%が好ましく、更に好ましくは30〜
70重量%である。(A)成分の比率が上記範囲である
ことにより、組成物の塗布性、塗工性などの作業性がよ
り良好に保たれ、また硬化物の柔軟性が良好に維持され
得る。
【0025】組成物(I)を構成する(B)成分は、カ
チオン重合性希釈モノマーとして機能するものである
が、これは、例えばビニルエーテル系化合物、エポキシ
基含有の開環重合性モノマーなどが挙げられる。(B)
成分としては、単官能性化合物及び多官能性化合物のい
ずれも用いることができる。比較的弾性率の低い硬化物
を所望する場合には、主として単官能性化合物が用いら
れるが、多官能性化合物を適当な割合で併用することに
より硬化物の弾性率を調節することもできる。これら単
官能性化合物及び多官能性化合物は特に限定するもので
はない。
【0026】ビニルエーテル系化合物としては、下記の
ものが例示される。単官能性化合物:エチルビニルエー
テル、プロピルビニルエーテル、tert−ブチルビニ
ルエーテル、イソブチルビニルエーテル、tert−ア
ミルビニルエーテル、ドデシルビニルエーテル、オクタ
デシルビニルエーテル、エチレングリコールブチルビニ
ルエーテル、トリエチレングリコールエチルビニルエー
テル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキ
シルビニルエーテル、アミノプロピルビニルエーテル、
2−(ジエチルアミノ)エチルビニルエーテル、プロペ
ニルエーテルプロピレンカーボネート等を挙げることが
できる。
【0027】多官能性化合物:ブタンジオールジビニル
エーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、1,4
−シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、エチ
レングリコールジビニルエーテル、下記式(1) CH2=CH−(OCH2CH2m−OCH=CH2 …(1) (式中、mは2〜20の整数を示す。)で表されるポリ
エチレングリコールジビニルエーテル、下記式(2) CH2=CH−(OCH2CH2CH2CH2n−OCH=CH2 …(2) (式中、nは2〜20の整数を示す。)で表されるポリ
テトラヒドロフランジビニルエーテル等のジビニルエー
テル類、トリメチロールプロパントリビニルエーテルで
代表されるトリビニルエーテル類、ペンタエリスリトー
ルテトラビニルエーテルで代表されるテトラビニルエー
テル類、ブタンジオールモノビニルエーテル、エチレン
グリコールモノビニルエーテル、ジエチレングリコール
モノビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノ
ビニルエーテル、ヘキサンジオールモノビニルエーテル
等のヒドロキシル基含有ビニルエーテル類、上記ヒドロ
キシル基含有ビニルエーテル類とカルボン酸化合物のエ
ステル、上記ヒドロキシル基含有ビニルエーテル類とイ
ソシアネートの反応生成物、上記ヒドロキシル基含有ビ
ニルエーテル類とイソシアネート化合物と一価アルコー
ル及び/又は多価アルコールの反応生成物等が挙げられ
る。
【0028】ここで、ヒドロキシル基含有ビニルエーテ
ル類とエステルをつくるカルボン酸化合物の例として
は、酢酸、プロピオン酸、酪酸、n−吉草酸、ヘキサン
酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、安息香
酸等のモノカルボン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレ
フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、cis−
1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロ
フタル酸、テトラクロロフタル酸、蓚酸、アジピン酸、
アゼライン酸、セバシン酸、コハク酸、メチルコハク
酸、グルタル酸、マロン酸、メチルマロン酸、エチルマ
ロン酸、ピメリン酸、スベリン酸、3−メチルグルタル
酸、2,2−ジメチルコハク酸、2,2−ジメチルグル
タル酸、3,3−ジメチルグルタル酸、マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸等の多塩基酸を挙げることができ
る。また、これらの多塩基酸類に無水物が存在する場合
には、これらの酸類の無水物を用いることもできる。こ
れらの酸は単独で使用することも2種以上混合して使用
することもできる。
【0029】また、ヒドロキシル基含有ビニルエーテル
類と反応させるイソシアネート化合物の例としては、エ
チルイソシアネート、シクロヘキシルイソシアネート、
n−プロピルイソシアネート、n−ブチルイソシアネー
ト、フェニルイソシアネート、ベンジルイソシアネー
ト、m−トリルイソシアネート、p−トリルイソシアネ
ート、ナフチルイソシアネート等のモノイソシアネート
類、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリ
レンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシア
ネート、1,4−キシリレンジイソシアネート、1,5
−ナフタレンジイソシアネート、m−フェニレンジイソ
シアネート、p−フェニレンジイソシアネート、3,
3’−ジメチル−4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、3,3’−ジメチルフェニレンジイソシアネート、
4,4’−ビフェニレンジイソシアネート、1,6−ヘ
キサンジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネー
ト、メチレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネー
ト)、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネート、ビス(2−イソシアネートエチル)フマレー
ト、6−イソプロピル−1,3−フェニルジイソシアネ
ート、4−ジフェニルプロパンジイソシアネート、リジ
ンジイソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシア
ネート、水添キシリレンジイソシアネート、テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート等のポリイソシアネート
化合物が挙げられる。
【0030】一価アルコール、多価アルコールとして
は、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、tert−ブタノール、ヘキサ
ノール、2−エチルヘキサノール、オクタノール、シク
ロヘキサノール、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、ポリテトラエチレング
リコール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン等が挙げられる。
【0031】上述した中で好ましいカチオン重合性希釈
モノマー(B)としては、例えばエチルビニルエーテ
ル、プロピルビニルエーテル、tert−ブチルビニル
エーテル、ドデシルビニルエーテル、オクタデシルビニ
ルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シク
ロヘキシルビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニル
エーテル、1,4−シクロヘキサンジメタノールジビニ
ルエーテル、エチレングリコールジビニルエーテル、ジ
エチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレング
リコールジビニルエーテルが挙げられる。以上のビニル
エーテル基を有する化合物は、単独で使用することも2
種以上混合して使用することもできる。
【0032】エポキシ基を含有する開環重合性モノマー
としては、例えばビスフェノールAジグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールSジグリシジルエーテル、臭素化ビスフェノール
Aジグリシジルエーテル、臭素化ビスフェノールFジグ
リシジルエーテル、臭素化ビスフェノールSジグリシジ
ルエーテル、エポキシノボラック樹脂、水添ビスフェノ
ールAジグリシジルエーテル、水添ビスフェノールFジ
グリシジルエーテル、水添ビスフェノールSジグリシジ
ルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−
3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、2
−(3,4−エポキシシクロヘキシル−5,5−スピロ
−3,4−エポキシ)シクロヘキサン−メタ−ジオキサ
ン、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)ア
ジペート、ビニルシクロヘキセンオキシド、4−ビニル
エポキシシクロヘキサン、ビス(3,4−エポキシ−6
−メチルシクロヘキシルメチル)アジペート、3,4−
エポキシ−6−メチルシクロヘキシル−3,4−エポキ
シ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、メチ
レンビス(3,4−エポキシシクロヘキサン)、ジシク
ロペンタジエンジエポキシド、エチレングリコールのジ
(3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト)、エポキシヘキサヒドロフタル酸ジオクチル、エポ
キシヘキサヒドロフタル酸ジ−2−エチルヘキシル、
1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル、1,6
−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、グリセリン
トリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリ
グリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジル
エーテル、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリンなどの脂肪族多価アルコールに1種又は
2種以上のアルキレンオキシドを付加することにより得
られるポリエーテルポリオールのポリグリシジルエーテ
ル、脂肪族長鎖二塩基酸のジグリシジルエステル及び脂
肪族高級アルコールのモノグリシジルエーテルやフェノ
ール、クレゾール、ブチルフェノール又はこれらにアル
キレンオキシドを付加することにより得られるポリエー
テルのアルコールのモノグリシジルエーテル、高級脂肪
酸のグリシジルエステル、エポキシ化大豆油、エポキシ
ステアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸オクチル、
エポキシ化アマニ油、エポキシ化ポリブタジエンなどが
挙げられる。これらのうち、特にビスフェノールAジグ
リシジルエーテル、ビスフェノールFジグリシジルエー
テル、水添ビスフェノールAジグリシジルエーテル、水
添ビスフェノールFジグリシジルエーテル、3,4−エ
ポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロ
ヘキサンカルボキシレート、ビス(3,4−エポキシシ
クロヘキシルメチル)アジペート、1,4−ブタンジオ
ールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオール
ジグリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエー
テル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポ
リプロピレングリコールジグリシジルエーテルなどが好
ましい。これらのエポキシ基を含有する化合物は、1種
又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これ
らの中では、硬化速度が速いことから、ビニルエーテル
系化合物が好ましい。
【0033】なお、(B)成分の数平均分子量は100
〜800であることが好ましい。
【0034】以上詳述した(B)成分は、組成物(I)
中に20〜85重量%、特に25〜65重量%含まれる
ことが好ましい。
【0035】また、本発明の組成物(I)には、ラジカ
ル重合性のアクリル希釈モノマー等を前記の(B)成分
であるカチオン重合性希釈モノマーと併用して用いるこ
ともできる。そのようなアクリル希釈モノマーの市販品
としては、以下のものを挙げることができる。
【0036】単官能性化合物の市販品:アローニックス
M102、M111、M113、M114、M117
(東亜合成(株))、KAYARAD TC110S、
R629、R644(日本化薬(株))、ビスコート3
700(大阪有機化学工業(株))
【0037】多官能性化合物の市販品:ユピマーUV、
SA1002、SA2007(三菱化学(株))、ビス
コート700(大阪有機化学工業(株))、KAYAR
ADR−604、DPCA−20、30、60、12
0、HX−620、D−310、330(日本化薬
(株))、アローニックスM−210、215、31
5、325(東亜合成(株))
【0038】これらのアクリル希釈モノマーは、前記
(B)成分のカチオン重合性希釈モノマーに対して0〜
40重量%含まれることが好ましい。アクリル希釈モノ
マーが40重量%を超えると、酸素存在下での硬化性が
劣るため好ましくない。
【0039】組成物(I)の構成成分である(C)成分
の光カチオン重合開始剤は、光などのエネルギー線照射
により、カチオン重合を開始させる物質を放出すること
が可能な化合物であり、特に好ましいものは、照射によ
りルイス酸を放出するオニウム塩である。かかる化合物
の代表的なものは、下記式(3) [R1 a2 b3 c4 dZ]+p-p …(3) (式中、カチオンはオニウムであり、ZはS,Se,T
e,P,As,Sb,Bi,I,Br又はClであり、
1,R2,R3,R4は同一であっても異なっていてもよ
い有機基である。a,b,c,dはそれぞれ0〜3の整
数であって、a+b+c+dはZの価数に等しい。Y-p
としては、[MXq+p-p、過塩素酸イオン、トリフル
オロメタンスルホン酸イオン、トリニトロベンゼンスル
ホン酸イオン、トリニトロトルエンスルホン酸イオンな
どを挙げることができる。ここで、Mはハロゲン化物錯
体の中心原子である金属又はメタロイドであり、例えば
B,V,Cr,Mn,Co,As,Sb,P等であり、
Xはハロゲンであり、pはハロゲン化物錯体イオンの正
味の電荷であり、qはハロゲン化物錯体イオン中の原子
の数である。)で示されるものである。
【0040】ここで、R1〜R4の有機基としては、例え
ばフェニル基、ビフェニル基、ナフチル基等のアリール
基、C1〜C18のアルキル基によりモノ及びポリ置換さ
れたアリール基、フェノキシフェニル基、チオフェニル
フェニル基等が挙げられる。また、式(3)の陰イオン
[MXq+p-pの具体例としては、例えばテトラフルオ
ロボレート(BF4 -)、ヘキサフルオロフォスフェート
(PF6 -)、ヘキサフルオロアンチモネート(Sb
6 -)、ヘキサフルオロアルセネート(AsF6 -)、ヘ
キサクロロアンチモネート(SbCl6 -)等が挙げられ
る。
【0041】このようなオニウム塩の中でも、芳香族オ
ニウム塩を光カチオン重合開始剤として使用するのが特
に有効であり、中でもジアリールヨードニウム塩、トリ
アリールスルホニウム塩、トリアリールセレノニウム
塩、ジアルキルフェナシルスルホニウム塩、トリアリー
ルスルフォノキソニウム塩、アリールオキシジアリール
スルフォノキソニウム塩、ジアルキルフェナシルスルフ
ォノキソニウム塩等が挙げられる。これらの塩のアニオ
ン種としては非求核性の化学種で、例えばテトラフルオ
ロボレート、ヘキサフルオロフォスフェート、ヘキサフ
ルオロ砒素、ヘキサフルオロアンチモネートなどが挙げ
られる。また、鉄/アレーン錯体も使用でき、具体的に
はフェロセニルムヘキサフルオロフォスフェートが挙げ
られる。これら光カチオン重合開始剤の市販品として
は、UVI−6950、UVI−6970、UVI−6
974、UVI−6990(ユニオンカーバイド
(株))、アデカオプトマーSP−150、SP−15
1、SP−170、SP−171(旭電化工業
(株))、Irgacure261(チバガイギー
(株))、CI−2481、CI−2624、CI−2
639、CI−2064(日本曹達(株))、CD−1
010、CD−1011、CD−1012(サートマー
(株))、DTS−102、DTS−103、NAT−
103、NDS−103、TPS−103、MDS−1
03、MPI−103、BBI−103(みどり化学
(株))などを挙げることができる。これら市販品のう
ち、UVI−6970、UVI−6974、アデカオプ
トマーSP−170、SP−171、CD−1022、
MPI−103などが特に好ましい。これら光カチオン
重合開始剤は、1種又は2種以上組み合わせて用いるこ
とができ、組成物(I)の硬化速度の向上並びに硬化物
の耐熱性及び耐湿性の観点から、組成物(I)中に0.
05〜10重量%、特に0.1〜5重量%含有されるこ
とが好ましい。
【0042】組成物(I)の構成成分である(D)成分
の光ラジカル重合開始剤は、光などのエネルギー線照射
により、ラジカルを発生することが可能な化合物であ
り、このような光ラジカル重合開始剤としては、例えば
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、キサント
ン、フルオレノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、ア
ントラキノン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3
−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、
4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、4,4’−ジア
ミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインプロ
ピルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジ
メチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−
2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−
ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−
オン、チオキサントン、ジエチルチオキサントン、2−
イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサント
ン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルホリノ−プロパン−1−オン、2,4,6−
トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシ
ド、ビス−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,
4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド;I
RUGACURE184、369、651、500、9
07、CGI1700、CGI1750、CGI185
0、CG24−61、Darocure1116、11
73(チバガイギー(株));LucirinLR87
28(BASF(株));ユベクリルP36(UCB
(株))などが挙げられる。
【0043】光ラジカル重合開始剤は、組成物(I)中
に0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%配合する
のが好ましい。
【0044】次に、本発明の第2の光硬化性樹脂組成物
(II)は、(E)エポキシ基を有するオリゴマー、
(F)ラジカル重合性希釈モノマー、(C)光カチオン
重合開始剤、(D)光ラジカル重合開始剤を含有する。
【0045】ここで、本発明の組成物(II)を構成す
る(E)成分のエポキシ基を有するオリゴマーとして
は、エポキシ基やシクロヘキセンオキシド基等のエポキ
シ基を1分子中に1〜20個、好ましくは2〜10個有
するオリゴマーを挙げることができる。そのようなオリ
ゴマーとしては、例えばポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、グリセリンなどの脂肪族多価アルコールに1種又は
2種以上のアルキレンオキシドを付加することにより得
られるポリエーテルポリオールのポリグリシジルエーテ
ル、あるいは水素原子結合ケイ素を有するポリシロキサ
ンにビニルシクロヘキセンオキシド等を付加したエポキ
シ基を有するポリシロキサン、あるいはビスフェノール
Aとエピクロルヒドリンの縮合反応物等を挙げることが
できる。
【0046】この(E)成分のオリゴマーの数平均分子
量は1000〜10000であることが望ましく、特に
1500〜8000とすることが好ましい。
【0047】また、(E)成分の組成物(II)中に占
める割合は10〜80重量%が好ましく、更に好ましく
は30〜70重量%である。(E)成分の比率が上記範
囲であることにより、組成物(II)の塗布性、塗工性
などの作業性がより良好に保たれ、また硬化物の柔軟性
が良好に維持され得る。
【0048】組成物(II)を構成する(F)成分は、
ラジカル重合性希釈モノマーとして機能するものであ
る。このような(F)成分としては、以下のものを挙げ
ることができる。N−ビニルピロリドン、N−ビニルカ
プロラクタム、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルホ
ルムアミド、メトキシエチレングリコール(メタ)アク
リレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)ア
クリレート、ノニルフェノキシエチル(メタ)アクリレ
ート、ノニルフェノキシポリエチレングリコール(メ
タ)アクリレート、ノニルフェノキシポリプロピレング
リコール(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、フェノキシエチ
ル(メタ)アクリレート、フェノキシポリプロピレング
リコール(メタ)アクリレート、ブトキシポリエチレン
グリコール(メタ)アクリレート、アルキル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、テ
トラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボロ
ニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレ
ート、クミルフェノール(メタ)アクリレート、クミル
フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、クミルフェノキシポリプロピレングリコール(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ジシクロペンタジエン(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2−ヒ
ドロキシエチルフタル酸、3−アクリロイルオキシグリ
セリンモノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−1−(メ
タ)アクリロキシ−3−(メタ)アクリロキシプロパ
ン、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリε−カプロラクトンモノ(メタ)アクリレー
ト、ジアルキルアミノエチル(メタ)アクリレート、グ
リシジル(メタ)アクリレート、モノ[2−(メタ)ア
クリロイルオキシエチル]アシッドフォスフェート、ト
リクロロエチル(メタ)アクリレート、2,2,3,3
−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、2,
2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブチル(メタ)ア
クリレート、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アク
リレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、
ジシクロペンテニルオキシアルキル(メタ)アクリレー
ト、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、トリシ
クロデカニルオキシエチル(メタ)アクリレート、イソ
ボロニルオキシエチル(メタ)アクリレート、モルホリ
ン(メタ)アクリレート、2,2−ジメチル−3−ヒド
ロキシプロピル−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプ
ロピオネートのジ(メタ)アクリレート、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、グリコールジ(メタ)アクリレート、ネオ
ペンチルグリセリンジ(メタ)アクリレート、ビスフェ
ノールAのエチレンオキシド付加物のジ(メタ)アクリ
レート、ビスフェノールAのプロピレンオキシド付加物
のジ(メタ)アクリレート、2,2’−ジ(ヒドロキシ
エトキシフェニル)プロパンのジ(メタ)アクリレー
ト、トリシクロデカンジメチロールのジ(メタ)アクリ
レート、ジシクロペンタジエンジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタンジ(メタ)アクリレート、2,2−ビス
(グリシジルオキシフェニル)プロパンの(メタ)アク
リル酸付加物、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリオキシエチル
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、トリス(アクリロキシメチル)
イソシアヌレート、トリス(アクリロキシエチル)イソ
シアヌレート、トリス(アクリロキシプロピル)イソシ
アヌレート、トリアリルトリメリット酸、トリアリルイ
ソシアヌレート等が挙げられる。
【0049】また、(F)成分のラジカル重合性希釈モ
ノマーは、組成物(II)中に20〜85重量%、特に
25〜65重量%含まれることが好ましい。
【0050】組成物(II)を構成する(C)成分の光
カチオン重合開始剤及び(D)成分の光ラジカル重合開
始剤は、前記組成物(I)で説明したものと同様のもの
を挙げることができ、またその組成物中の配合量も同様
である。
【0051】また、組成物(I)及び組成物(II)に
は光増感剤を添加してもよく、例えばトリエチルアミ
ン、ジエチルアミン、N−メチルジエタノールアミン、
エタノールアミン、4−ジメチルアミノ安息香酸、4−
ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安
息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミ
ル;ユベクリルP102、103、104、105(U
CB(株))などが挙げられる。
【0052】更に、組成物(I)及び組成物(II)に
は、上記成分以外の配合剤を必要に応じて加えてもよ
い。このような配合剤としては、例えば酸化防止剤、紫
外線吸収剤、光安定剤、シランカップリング剤、老化防
止剤、熱重合禁止剤、レベリング剤、着色剤、界面活性
剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、溶媒、フィラー、濡れ
性改良剤、塗面改良剤などが挙げられる。前記酸化防止
剤としては、Irganox1010、1035、10
76、1222(チバガイギー(株))などが挙げら
れ、前記紫外線吸収剤としては、Tinuvin P、
234、320、326、327、328、213(チ
バガイギー(株))、Sumisorb110、13
0、140、220、250、300、320、34
0、350、400(住友化学工業(株))などが挙げ
られ、前記光安定剤としては、Tinubin292、
144、622LD(チバガイギー(株))、サノール
LS−770、765、292、2626、1114、
744(三共化成工業(株))などが挙げられる。前記
シランカップリング剤としては、γ−アミノプロピルト
リエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、γ−メタアクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、KBE903、KBM803(信越化学工業
(株))などが挙げられる。また、前記老化防止剤とし
ては、AntigeneW、S、P、3C、6C、RD
−G、FR、AW、スミライザーGA−80(住友化学
工業(株))などが挙げられる。
【0053】本発明の組成物(I)及び(II)は、い
ずれも光照射、例えば紫外線の照射によって硬化する
が、光照射による硬化条件としては公知の条件を採用す
ることができ、特に波長150〜450nmの範囲の光
を含むものを用いることが好ましい。
【0054】本発明の組成物は、光ファイバー用被覆
材、特に光ファイバーの一次被覆材として有効である
が、二次被覆材等としても使用でき、配合成分及び配合
量を適宜選定することにより、光ファイバーに一次被覆
層又は二次被覆層を形成し、これを紫外線等の光照射を
行って硬化させることができる。
【0055】
【実施例】以下、合成例、実施例及び比較例を示し、本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。
【0056】ウレタンアクリレートオリゴマーの合成 〔合成例1〕反応器にドデシルビニルエーテル13.0
g、ジブチル錫ジラウレート0.10g、2,4−トリ
レンジイソシアネート11.7g、2,6−ジ−ter
t−ブチルヒドロキシトルエン0.040gを仕込み、
乾燥空気下で、15℃以下に保つ速度で2−ヒドロキシ
エチルアクリレート5.09gを滴下した。次いで反応
温度を30℃にし、1時間反応させた後、数平均分子量
(以下、Mnという)3000のポリプロピレングリコ
ール67.4gを添加し、50〜60℃で1時間反応さ
せた。その後、更にMn2000のポリテトラメチレン
グリコール44.7gを添加し、5時間反応させた。そ
の結果、Mn5755のウレタンアクリレートオリゴマ
ー(オリゴマーA)90.8重量%、ドデシルビニルエ
ーテル9.2重量%を含有する反応液を得た。
【0057】〔合成例2〕反応器にトリエチレングリコ
ールジビニルエーテル20.0g、Mn2000のポリ
テトラメチレングリコール63.8g、Mn400のビ
スフェノールAのエチレンオキシド付加体26.2gを
仕込み、乾燥窒素下で、50℃以下に保つ速度で2,4
−トリレンジイソシアネート56.8gを添加し、50
〜60℃で3時間反応させた。その後、乾燥窒素を乾燥
空気に換え、2,6−ジ−tert−ブチルヒドロキシ
トルエン0.055g、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート54.3gを添加し、60〜70℃で2時間反応さ
せた。次いでジブチル錫ジラウレート0.20gを添加
し、更に5時間反応させた。その結果、Mn874のウ
レタンアクリレートオリゴマー(オリゴマーB)90.
9重量%、トリエチレングリコールジビニルエーテル
9.1重量%を含有する反応液を得た。
【0058】〔合成例3〕反応器にMn3000のポリ
プロピレングリコール167.57gを仕込み、乾燥窒
素下で、50℃以下に保つ速度で2,4−トリレンジイ
ソシアネート19.46gを滴下した。次いで反応温度
を70〜80℃に昇温し、2時間反応させた。その後、
反応温度を50℃にし、ジブチル錫ジラウレート0.2
0g、2,6−ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエ
ン0.013gを仕込み、乾燥空気下で、55℃以下に
保つ速度で2−ヒドロキシエチルアクリレート12.9
7gを滴下した。次いで反応温度を65℃にし、5時間
反応させた。その結果、Mn3581のウレタンアクリ
レートオリゴマー(オリゴマーC)を得た。
【0059】〔合成例4〕ドデシルビニルエーテルの代
わりにラウリルアクリレートを用いた以外は、合成例1
に従い合成した。
【0060】〔合成例5〕トリエチレングリコールジビ
ニルエーテルの代わりにイソボルニルアクリレートを用
いた以外は、合成例2に従い合成した。
【0061】〔実施例1〜5,比較例1〜3〕表1に示
すように、オリゴマーA,B及びC、エポキシ基含有オ
リゴマー、カチオン重合性希釈モノマー、アクリル希釈
剤、光カチオン重合開始剤、光ラジカル重合開始剤及び
酸化防止剤を混合して、実施例1〜5,比較例1〜3の
紫外線硬化性樹脂組成物を調製した。
【0062】
【表1】
【0063】評価方法 (1)フィルムの作成及びゲル分率の測定 ガラス板上に前記紫外線硬化性樹脂組成物を約200μ
mの膜厚に塗布し、窒素雰囲気下及び空気中において、
紫外線照射量が25mJ/cm2又は500mJ/cm2
になるようにして紫外線を照射し、硬化フィルムを得
た。次いで、該硬化フィルムをメチルエチルケトンを用
いてソックスレー抽出をした後、真空乾燥し、残存する
紫外線硬化樹脂の重量(ゲル分率)を測定した。その結
果を表2に示す。
【0064】
【表2】
【0065】(2)耐熱性及び耐湿性試験 窒素雰囲気下、500mJ/cm2の紫外線でガラス板
上に硬化させたフィルムを80℃の恒温槽中及び80℃
×95%RHの恒温恒湿槽中に30日間静置した後、ヤ
ング率を測定し、初期のヤング率に対する低下率を求め
ることにより、耐熱性及び耐湿性を評価した。その結果
を表3に示す。
【0066】
【表3】
【0067】
【発明の効果】本発明の組成物は、酸素存在下でも、低
い紫外線照射量で優れた硬化性を示し、光ファイバーの
被覆材料として用いた場合、高い生産性を実現すること
ができる。また、本発明の組成物は、耐熱性及び耐湿性
にも優れていることから、光ファイバー用被覆材料とし
て極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 175/14 G02B 6/44 301A G02B 6/44 301 C03C 25/02 B Fターム(参考) 2H050 BA32 BB07W BB14W BB17W BB33W 4G060 AC15 AD22 CB01 CB02 CB23 4J027 AB10 AB28 AG03 AG04 AG07 AG09 AG14 AG23 AG24 AG27 BA04 BA17 BA23 CA10 CB10 CC05 CD03 4J036 AA01 AB01 AB07 AC01 AC08 AD15 AF19 AF23 AF31 AG04 AG06 AG07 AJ05 AJ08 AK03 AK19 DB28 DC02 DC45 DD03 GA01 GA19 GA20 GA22 GA23 GA24 4J038 CE052 FA221 KA04 PA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エチレン性不飽和基を有するオリ
    ゴマー、(B)カチオン重合性希釈モノマー、(C)光
    カチオン重合開始剤、(D)光ラジカル重合開始剤を含
    有することを特徴とする光硬化性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分のカチオン重合性希釈モノマ
    ーがビニルエーテル化合物である請求項1記載の組成
    物。
  3. 【請求項3】 (E)エポキシ基を有するオリゴマー、
    (F)ラジカル重合性希釈モノマー、(C)光カチオン
    重合開始剤、(D)光ラジカル重合開始剤を含有するこ
    とを特徴とする光硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の光硬化性樹脂
    組成物からなる光ファイバー用被覆材。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光ファイバー用被覆材に
    よる被覆層が形成されてなる光ファイバー。
JP11149652A 1999-05-28 1999-05-28 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー Pending JP2000336127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11149652A JP2000336127A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11149652A JP2000336127A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000336127A true JP2000336127A (ja) 2000-12-05

Family

ID=15479915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11149652A Pending JP2000336127A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000336127A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002037858A (ja) * 2000-07-14 2002-02-06 Alcatel 光導波路用コーティング組成物およびそれらでコーティングされた光導波路
WO2004106254A1 (en) * 2003-05-29 2004-12-09 Pirelli & C. S.P.A. Optical fiber with polymeric coating crosslinked in the presence of both radical and cationic photoinitiators
KR100481063B1 (ko) * 2001-12-28 2005-04-25 주식회사 케이씨씨 자외선 경화성이 우수한 비닐에테르 변성 우레탄올리고머를 포함하는 자외선 경화형 도막 조성물
JP2005255955A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Jsr Corp 液状硬化性樹脂組成物
JP2005263946A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Jsr Corp 液状硬化性樹脂組成物
JP2009175223A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 機器配線用光ファイバテープ心線及びコネクタ付き機器配線用光ファイバテープ心線
JP2009197246A (ja) * 2009-06-09 2009-09-03 Jsr Corp 液状硬化性樹脂組成物
KR20190015405A (ko) 2016-06-08 2019-02-13 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 광 경화성 수지 조성물, 그리고 화상 표시 장치, 및 그의 제조 방법
CN109485797A (zh) * 2018-10-23 2019-03-19 上海应用技术大学 一种树脂乳液及其制备方法
WO2020166533A1 (ja) * 2019-02-15 2020-08-20 Agc株式会社 硬化性組成物、硬化物及び積層体

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002037858A (ja) * 2000-07-14 2002-02-06 Alcatel 光導波路用コーティング組成物およびそれらでコーティングされた光導波路
KR100481063B1 (ko) * 2001-12-28 2005-04-25 주식회사 케이씨씨 자외선 경화성이 우수한 비닐에테르 변성 우레탄올리고머를 포함하는 자외선 경화형 도막 조성물
US8044110B2 (en) 2003-05-29 2011-10-25 Prysmian Cavi E Sistemi Energia S.R.L. Optical fiber with polymeric coating crosslinked in the presence of both radical and cationic photoinitiators
WO2004106254A1 (en) * 2003-05-29 2004-12-09 Pirelli & C. S.P.A. Optical fiber with polymeric coating crosslinked in the presence of both radical and cationic photoinitiators
JP2005255955A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Jsr Corp 液状硬化性樹脂組成物
JP2005263946A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Jsr Corp 液状硬化性樹脂組成物
JP4568516B2 (ja) * 2004-03-18 2010-10-27 Jsr株式会社 液状硬化性樹脂組成物
JP2009175223A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Sumitomo Electric Ind Ltd 機器配線用光ファイバテープ心線及びコネクタ付き機器配線用光ファイバテープ心線
JP2009197246A (ja) * 2009-06-09 2009-09-03 Jsr Corp 液状硬化性樹脂組成物
KR20190015405A (ko) 2016-06-08 2019-02-13 데쿠세리아루즈 가부시키가이샤 광 경화성 수지 조성물, 그리고 화상 표시 장치, 및 그의 제조 방법
CN109485797A (zh) * 2018-10-23 2019-03-19 上海应用技术大学 一种树脂乳液及其制备方法
CN109485797B (zh) * 2018-10-23 2021-04-20 上海应用技术大学 一种树脂乳液及其制备方法
WO2020166533A1 (ja) * 2019-02-15 2020-08-20 Agc株式会社 硬化性組成物、硬化物及び積層体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3784068B2 (ja) 放射線硬化性光学繊維被覆組成物
EP1341857B1 (en) Radiation curable compositions
US20030149127A1 (en) Radiation curable compositions
EP0863854B1 (en) Liquid photocurable resin composition
US20020132118A1 (en) Photocurable resin composition
EP1007490B1 (en) Coated optical fiber and radiation-curable resin composition
KR100765585B1 (ko) 액체 경화성 수지 조성물 및 이중층 필름
US20080167432A1 (en) Curable Liquid Resin Composition
JP2000336127A (ja) 光硬化性樹脂組成物並びに光ファイバー用被覆材及び光ファイバー
JP4317268B2 (ja) 硬化性液状樹脂組成物
WO1997019029A1 (en) Process for forming a cured coating with a color
US6579618B1 (en) Coated optical fiber and radiation curable resin composition
JP4025852B2 (ja) 放射線硬化性樹脂組成物
JPH10316886A (ja) 光ファイバ被覆用放射線硬化性液状樹脂組成物
JP3928415B2 (ja) 液状硬化性樹脂組成物
WO2002037143A2 (en) Liquid curable resin composition with silicone compound
JP3756585B2 (ja) 光硬化性液状樹脂組成物
JP2013049744A (ja) 放射線硬化性樹脂組成物
JP3607748B2 (ja) 多層被覆
JP4540079B2 (ja) 光ファイバ用硬化性樹脂組成物およびその硬化物
JPH08259642A (ja) 光硬化性樹脂組成物
JP3512887B2 (ja) 放射線硬化性組成物
JPH07216033A (ja) 放射線硬化性組成物
JP2003147031A (ja) 液状硬化性樹脂組成物およびその硬化物
JPS63275618A (ja) 液状硬化性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050921