JP2002037433A - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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JP2002037433A
JP2002037433A JP2000222749A JP2000222749A JP2002037433A JP 2002037433 A JP2002037433 A JP 2002037433A JP 2000222749 A JP2000222749 A JP 2000222749A JP 2000222749 A JP2000222749 A JP 2000222749A JP 2002037433 A JP2002037433 A JP 2002037433A
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bearing
conveyor
roller
mounting
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Kazue Yoda
和衛 依田
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Maruyasu Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの張力を自動的に調節する機構を具備
するベルトコンベアに関し、テールローラの両端を支持
する軸受部を簡単且つ確実に着脱する。 【解決手段】 支持アーム6bに設けたスナップローラ
5a,5bをベルト3を掛け回した駆動ローラ4外周の
一側と他側とに常時押圧して、ベルト3に適度な張力を
与えるベルトコンベアAにおいて、前記コンベア本体a
における搬送路c端部の左右両側の角部に各々装着口2
0を切欠形成し、この装着口20に、テールローラ2の
両端を軸受する軸受体10を各々嵌装し、同軸受体10
に形成した装着溝13を装着口20の口縁部20a〜2
0cに嵌合して、軸受体10をベルトコンベア本体aに
対して着脱可能に取付支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンベア本体の
復路側の中間部に駆動ローラを配置したセンタードライ
ブ式のベルトコンベアの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベルトコンベアの中には、図11
にて示すように、駆動機構をコンベア本体の復路側の下
部に設置したベルトコンベアがある。このベルトコンベ
ア100は、所謂センタードライブ式のベルトコンベア
であり、コンベア本体101の両端部に各々ローラ10
2a,102bを設け、これら両ローラ102a,10
2bの間に無端状のベルト104を架設することによ
り、上記コンベア本体101の上面に搬送路105を構
成してある。ベルトコンベア100は、フレ−ムとなる
コンベア本体101を平面視略長帯型に構成し、このコ
ンベア本体101の上面側、即ち搬送路105をベルト
104の往路とし、且つ、コンベア本体101の下面側
を同ベルト104の復路としている。
【0003】上記したベルト104を駆動する駆動機構
103は、コンベア本体101の下面、即ち、復路側に
設け、駆動ローラ106と、2本のスナップローラ10
7a,107bを具備する。復路側のベルト104は、
上記ビンチローラ107a,107bを介して駆動ロー
ラ106の下面側外周に掛け回してある。上記ローラ1
02a,102bの間に架設したベルト104は、使用
を重ねることにより徐々に伸縮するが、上記張力調節機
構110によりローラ102a,102bをコンベア本
体101の長さ方向に移動して軸間距離を可変すること
で同ベルト11の張力を調節するように構成してある。
【0004】上記張力調節機構110は、ローラ102
a,102bの両端部を軸受部材111により軸受する
と共に、この軸受部材111をコンベア本体101の側
部に沿って摺動可能に支持してある。そして、調節ネジ
112を回して、軸受部材111及びローラ102a,
102bの位置をコンベア本体101の長さ方向に移動
せしめることにより、ベルト104に加わる張力を調節
する。
【0005】一方、センタードライブ式ベルトコンベア
の中には、図10にて示すベルトコンベア200のよう
に、ベルト204の張力を一定に維持するように、自動
的張力調節機構を具備するものがある。このベルトコン
ベア200は、駆動機構203に設けた駆動ローラ20
6の一側と他側に、支持アーム208a,208bを各
々回動可能に設置する。これら支持アーム208a,2
08bの先端には各々スナップローラ207a,207
bを取付支持してある。また、両支持アーム208a,
208bの間には、スプリング209を引き伸ばした状
態で架設してあり、このスプリング209の復元力(収
縮力)を利用して、両支持アーム208a,208bの
間を常時狭める方向へ付勢している。よって、両アーム
の先端に設けたスナップローラ207a,207bは、
ベルト204を掛け回した駆動ローラ206の外周の一
側と他側とを押圧し、ベルト204に適宜な張力を自動
的に与える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなベルト
コンベア200は、両スナップローラ207a,207
bを、駆動ローラ206外周の一側と他側とに押圧する
ことで、ベルト204に対して適宜な張力を自動的に与
えている。そのため、従来のベルトコンベア100のよ
うに、コンベア本体101の両端部に設けたような張力
調節機構110は不要となる。ところで、最近では、H
ACCP(危害分析、重要管理点)による食品加工プロ
セス管理が浸透しており、その手法を導入する企業が増
加する中で、特に食品関係の搬送を行なうベルトコンベ
アに用いられる。すなわち、食品関係の搬送に用いるベ
ルトコンベアは、HACCPの規格に基づいて衛生を保
つことが各食品メーカーの間で自主的に守られている。
具体的には、ベルトを定期的に取り外してコンベア本体
と共に洗浄する作業が多く行なわれるが、そのため、ベ
ルトやテールローラ等の取付,取り外しは出来るだけ簡
単に行なえることが望まれる。本発明の課題は、上記し
たようにベルトの張力を自動的に調節する機能を具備す
るベルトコンベアに関し、テールローラの両端を支持す
る軸受部を簡単且つ確実に着脱できる機能を簡素な構成
にて具備せしめることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のベルトコンベア
は、上記した課題を解決するために以下に記載した如き
手段を講ずる。コンベア本体の始端部と終端部とに設け
たテールローラの間には無端状のベルトを架設してあ
る。また、同コンベア本体の中間部には駆動回転する駆
動ローラを設置し、この駆動ローラの下面側外周面に上
記ベルトの復路側を掛け回してある。上記駆動ローラの
一側部と他側部とには、各々回動可能な支持アームを配
設し、この両支持アームの先端部にスナップローラを設
けてある。また、付勢手段は、両支持アーム同士、及び
スナップローラ同士を接近せしめる方向に常時付勢して
いる。この付勢力により、両支持アーム先端のスナップ
ローラは、ベルトを掛け回した駆動ローラ外周の一側と
他側とに各々押圧され、ベルトに常時適度な張力を与え
ると共に、ベルトに生じる伸縮を吸収する。さらにスナ
ップローラによる押圧力は、駆動ローラ外周面とベルト
との間に十分な摩擦を生じさせて、駆動ローラの回転を
ベルトに伝達する。
【0008】上記コンベア本体における搬送路端部の左
右両側の角部、すなわち、コンベア本体の上面と側面と
端面とが突き合う部位には、各々装着口を切欠形成して
ある。この装着口には、テールローラの両端を軸受する
軸受体を各々嵌合する形で装着してある。また、軸受体
には装着溝が形成してあり、装着時にこの装着溝を装着
口の口縁部に嵌合することで保持力が生じ、同軸受体を
上記装着口の定位置に嵌合して正確に取付支持すること
ができる。また、上記した如く装着した一対の軸受体
は、装着口から引き抜くことで、スナップローラと共に
コンベア本体から取り外すことができる。尚、請求項2
及び請求項3記載のベルトコンベアの説明は、後述する
発明の実施形態の欄で合わせて説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図8にて示すベルトコンベ
アAは、駆動機構bをコンベア本体aの復路側の下部に
設置して成るセンタードライブ式のベルトコンベアであ
る。ベルトコンベアAは、コンベア本体aの両端部に各
々テールローラ2a,2bを設けると共に、これらテー
ルローラ2a,2bにわたって無端状のベルト3を架設
することにより、コンベア本体aの上面に真っ直ぐな搬
送路cを構成する。また、ベルトコンベアAは、フレ−
ムと成るコンベア本体aを平面視略長帯型に構成し、該
コンベア本体aの上面側、即ち搬送路cをベルト3の往
路とし、且つ、コンベア本体aの下面側を同ベルト3の
復路としている。尚、本実施例のベルトコンベアAは食
品搬送用のコンベアである。よって、上記コンベア本体
aは、錆びに強いSUS鋼板を使って構成してあり、ま
た、汚れが溜まりにくく、且つ汚れが残らないように綺
麗に洗浄できる形態を採用してある。
【0010】ベルト3を駆動する駆動機構bは、コンベ
ア本体aの下面の復路側に設置してあり、駆動ローラ4
と、その両脇に配置する2本のスナップローラ5a,5
bとを具備している。ベルト3の復路側は、両スナップ
ローラ5a,5bを介して駆動ローラ4の下面側外周に
掛け回してある。両スナップローラ5a,5bは、基端
を枢支して回動可能に支持した支持アーム6a,6bの
先端に取付けてある。そして、両支持アーム6a,6b
の間に架設したスプリング6cの収縮力により、上記ス
ナップローラ5a,5bが、ベルト3の掛け回される駆
動ローラ4の外周を押圧するように構成してある。即
ち、両スナップローラ5a,5bは、ベルト3を掛け回
した駆動ローラ4外周の一側と他側に対して常時弾性的
に押圧され、これにより、駆動ローラ4の外周面とベル
ト3との間に十分な摩擦力を生じさせて、駆動ローラ4
からベルト3への動力の伝達を確保する。また、両スナ
ップローラ5a,5bの押圧力は、常時弾性的に作用す
るため、ベルト3に生じる伸縮を自動的に吸収しつつ、
同ベルト3に必要な張力を常時安定して与えることがで
きる。
【0011】ところで、上記したベルトコンベアAのよ
うに、駆動機構bがベルトの張力調節機構を具備してい
る場合、コンベア本体a端部の両側に設けるテールロー
ラの軸受体は、ベルトの張力を調節する機構を備える必
要は無くなる。よって、本実施例のベルトコンベアAが
具備するテールローラ2a,2bの軸受10もベルト3
の張力を調節する機構は持たない。而るに、上記ベルト
コンベアAに設けた軸受10は、ベルト3の張力を調節
する構造を具備しない分、構造の簡素化と、取り扱い性
の向上を図っている。
【0012】図2乃至図8にて示すように、本実施例の
ベルトコンベアAは、コンベア本体aの始端部及び終端
部における左右両側部に軸受体10を各々着脱可能に装
着してある。そして、両軸受体10にてテールローラ2
a,2b両端部を軸受することにより、コンベア本体a
の始端と終端とにテールローラ2a,2bを取付支持し
てある。コンベア本体aの始端部及び終端部は、図8に
て示すように、鋼板を屈曲して構成してあり、搬送路c
となる往路側のベルト3を摺動自在に支承する水平状の
上面a1と、同コンベア本体aの左右両側面となる側面
a2と、同コンベア本体aの始端及び終端となる端面a
3とにより構成してある。
【0013】コンベア本体aの始端部及び終端部の左右
両側の角部、即ち、コンベア本体aの上面a1と、側面
a2と、端面a3とが突き合う部位には、各々装着口2
0を切欠してある(図8)。各装着口20は、左右両側
の角部の上面a1,側面a2,端面a3の各面を各々L形
に切欠して幾分横長に開設してある。装着口20は、平
面視における口縁部20aと、側面視における口縁部2
0bと正面視(背面視)における口縁部20cにより囲
まれる開口として形成される。
【0014】一方、テールローラ2a,2bを軸受する
軸受体10は、先端側を半円弧状に形成した合成樹脂製
のブロック体であり、その内側面にテールローラ2a,
2bの支軸2a',2b'を挿入する横長状の軸受孔11
を穿設してある(図3〜図5)。上記軸受体10の先端
部には、挿通孔16を穿設し、該挿通孔16に調節ネジ
15を抜き差し可能に挿通してある。また、上記支軸2
a',2b'の先端側には、径方向に貫通するネジ孔17
を形成し、これらネジ孔17に上記調節ネジ15を螺合
する。上記テールローラ2a,2bは、ベルト3から受
ける張力により常時コンベア本体aの端面a3側に向け
て付勢されるが、この付勢力は上記ネジ孔17に螺合す
る調節ネジ15の頭部により受け止められる。よって、
上記調節ネジ15を回動して支軸2a',2b'を軸受体
10の軸受孔11内にてベルト3長さ方向へ移動させる
ことにより、テールローラ2a,2bの平行度を調節し
てベルト3の蛇行調節を行なう。
【0015】上記軸受体10下面の基端側には、底面視
において略L形に屈曲する装着溝13を形成し(図4,
図6,図7)、該装着溝13をコンベア本体a端部両側
の装着口20内に上方から嵌合することにより、同軸受
体10をコンベア本体a端部の左右両側の角部に装着す
る。この際、軸受体10の装着溝13よりも基端側の部
位が上記装着口20内に嵌入し(図2,図4)、同軸受
体10の基端側部分により装着口20が塞がれ、軸受体
10の上面とコンベア本体aの上面a1とが面一状にな
るように構成してある(図2,図3)。また、軸受体1
0の装着溝13よりも先端側の部位は、コンベア本体a
の端面a3から突出し、その突出部分がテールローラ2
a,2bの両端部を軸受する部分となる(図3〜図
5)。尚、上記したテールローラ2a,2bの間に架設
するベルト3は、テールローラ2a,2bの両側縁が軸
受10の中央付近までカバーするように構成してある。
よって、作動中にテールローラ2a,2bの端部とベル
ト本体aとの隙間にあやまって手や指を挟まれる心配が
なく、安全面の配慮が成されている。(図2)。
【0016】上記したように、コンベア本体aの装着口
20に嵌装した軸受体10は、装着溝13の内部に装着
口20の口縁部20cを適宜な嵌め合いをもって挟入す
ることにより所定の位置関係を保って支持される。ま
た、装着溝13の側面側がコンベア本体aの側面a2に
内側から当接する状態で保持される。よって、各軸受体
10は装着溝13が装着口20の口縁部20cと正確に
嵌合し、且つ当接することで、位置合わせ可能な保持力
を生じる。これにより、軸受体10は、基端部が装着口
20内にピッタリと嵌合し、軸受体10がコンベア本体
aの幅方向、及び長さ方向にがたつくのを防止する。そ
の結果、テールローラ2a,2b両端を軸受する軸受体
10を安定して保持することが可能となる。尚、上記し
た軸受体10の下面は肉抜き孔14を凹設し、部品の軽
量化と樹脂の削減を図っている。
【0017】上記した軸受体10を用いてテールローラ
2a,2bをコンベア本体aの始端部及び終端部に装着
する際には、テールローラ2a,2bの両端に突出する
支軸2a',2b'を左右両軸受体10の軸受孔11内に
嵌挿して調節ネジ15を螺合する(図5)。その後、前
述したように、左右の両軸受体10をコンベア本体aの
左右両装着口20に嵌入し、軸受体10を定位置にぴっ
たりと嵌合した状態で調節ネジ15を締め込むだけでテ
ールローラ2a,2bを装着できる。また、装着したテ
ールローラ2a,2bをコンベア本体aから取り外す際
には、上記した如く装着口20に嵌合した両軸受体10
を引き抜くだけでよい。
【0018】尚、上記実施例のベルトコンベアAの駆動
機構bは、両支持アーム6a,6bの先端に設けたスナ
ップローラ5a,5bをスプリング6cの収縮力を利用
することにより、ベルト3を掛け回した駆動ローラ4の
外周に押圧せしめ、これにより、ベルト3の張力を自動
的に調節する機能を具備する。しかし、本発明に用いる
ベルトの張力調節機構は、上記実施例の駆動機構bの構
造に限定するものではなく、支持アーム同士を接近せし
める方向に常時付勢する付勢手段であれば、どのような
構造を用いてもよい。
【0019】例えば図9にて示すベルトコンベアA2の
ように、先端にスナップローラ25a,25bを設けた
両支持アーム26a,26bに対して、圧縮したコイル
ススプリング26cの付勢力を加え、上記スナップロー
ラ25a,25bを駆動ローラ24の外周に押圧せしめ
てもよい。尚、このベルトコンベアA2の駆動機構b'
は、スナップローラ25a,25b、及び支持アーム2
6a,26bを保持する枠を片側ずつ取り外すことが可
能であり、ベルト3の交換を容易に成したものである。
尚、上記実施例の軸受体10は、合成樹脂を用いて型成
形したが、本発明の主旨によれば、軸受体は合成樹脂以
外の材質、例えばアルミや鋼材を用いて構成してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、スナップ
ローラの押圧力により、ベルトに対して常時張力を加
え、且つ、同ベルトの伸縮を吸収できるベルトの張力調
節機構を具備するベルトコンベアにおいて、コンベア本
体の搬送路端部の左右両側の角部に装着口を切欠し、こ
の装着口に、テールローラの両端を軸受する軸受体を各
々に嵌め込んで、該軸受体に形成した装着溝を上記装着
口の口縁部に嵌合することにより、同軸受体をベルトコ
ンベア本体に対して着脱可能に取付支持したものであ
る。よって、本願のベルトコンベアは、軸受体に張力調
節機構を具備せしめる必要がなくなった分、軸受体及び
その周辺の構造を大幅に簡素化できる。また、テールロ
ーラを装着する際にも、軸受体をコンベア本体の両装着
口に各々嵌合するだけで簡単に装着できる。そして、テ
ールローラをコンベア本体から取り外す際にも、装着口
から両軸受体を引き抜くだけで簡単に取り外すことがで
きる。さらに、上記装着口に嵌合した軸受は、上記装着
溝を装着口の口縁部に嵌合することで安定した保持力を
得られるため、両軸受体を上記装着口の定位置に嵌合し
て確実に取付支持することができる。本願のベルトコン
ベアにおいては、軸受体を樹脂で成形し、搬送面と面一
にすることで、ゴミや食品のかす等が溜まりにくくな
る。また、ベルトの側縁部にて上記を両軸受体の被覆す
るように構成することにより、ローラの端部付近の間隙
に手や指が入ってしまう危険を回避することができる。
【0021】請求項2記載のベルトコンベアは、上記軸
受体をコンベア本体に開設した装着口に嵌入し、且つ、
同装着口口縁部の少なくとも端面と側面とのコーナー部
を保持する装着溝を設けたものである。よって、軸受体
を装着口に嵌合せしめた際に、上記装着溝が装着口の口
縁部と嵌合することで、位置合わせ可能な保持力が生じ
る。その結果、両軸受体を装着口内にて正確に支持し
て、テールローラを安定して軸受することができる。
【0022】請求項3記載のベルトコンベアは、軸受体
に張力調節機構を設ける必要がなくなった分、軸受体の
構造を簡素化できるので、軸受体を合成樹脂にて成形し
ても、軸受けとして必要な強度を確保することができ
る。よって、従来のようにアルミを押し出し成形したも
のや、削り出ししたものと比較すると、コストの低減と
部品の軽量化を図ることができる。また、合成樹脂製の
軸受け体は、衛生面や洗浄面に優れており、錆びや腐食
が発生することもなくテールローラの軸受として好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したベルトコンベアを示す側
面図。
【図2】 コンベア本体端部に設けたテールローラと
軸受を示す斜視図。
【図3】 図2におけるIII-III 線断面図。
【図4】 図3におけるIV-IV 線断面図。
【図5】 図3におけるV-V 線断面図。
【図6】 コンベア本体端部の装着口と軸受体を示す
側面図。
【図7】 軸受体を下方から視た斜視図。
【図8】 コンベア本体の端部と装着前のテールロー
ラ及び軸受体を示す斜視図。
【図9】 圧縮したコイルスプリングにて付勢力を得
るベルトコンベアの実施例を示す側面図。
【図10】 ベルトの張力調節機構を具備する従来の
ベルトコンベアを示す側面図。
【図11】 コンベア本体の始端と終端に設けたテー
ルローラの軸受にベルトの張力調節機構を設けた従来の
ベルトコンベアを示す側面図。
【符号の説明】
A,A2・・・ベルトコンベア a・・・コンベア本体 a1・・・上面 a2・・・側面 a3・・・端面 b,b’・・・駆動機構 c・・・搬送路 2a,2b・・・テールローラ 3・・・ベルト 4,24・・・駆動ローラ 5a,5b・・・スナップローラ 25a,25b・・・スナップローラ 6a,6b・・・支持アーム 26b,26b・・・支持アーム 6c,26c・・・スプリング 10・・・軸受体 13・・・装着溝 20・・・装着口 20a,20b,20c・・・口縁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベア本体の始端部と終端部とに各々テ
    ールローラを設けて回転自在に軸受し、これらテールロ
    ーラの間に無端状のベルトを架設すると共に、上記コン
    ベア本体の中間部に駆動ローラを設置し、該駆動ローラ
    の下面側外周面に上記ベルトの復路側を掛け回すと共
    に、上記駆動ローラ外周の一側部と他側部とに各々回動
    可能な支持アームを配設し、これら支持アームの先端部
    にスナップローラを設け、上記両支持アーム同士を接近
    せしめる方向に常時付勢する付勢手段により、両支持ア
    ームのスナップローラを上記した如くベルトを掛け回し
    た駆動ローラ外周部の一側と他側とに常時押圧せしめ
    て、ベルトに適度な張力を与えるベルトコンベアにおい
    て、前記コンベア本体における搬送路端部の左右両側の
    角部に各々装着口を切欠形成し、この装着口に、テール
    ローラの両端を軸受する軸受体を各々嵌装し、同軸受体
    に形成した装着溝を上記装着口の口縁部に嵌合して同軸
    受体をベルトコンベア本体に対して着脱可能に取付支持
    したベルトコンベア。
  2. 【請求項2】上記軸受体は、コンベア本体に開設した装
    着口に嵌入した状態において、同装着口口縁部の少なく
    とも端面と側面とのコーナー部を保持する装着溝を具備
    して成る請求項1記載のベルトコンベア。
  3. 【請求項3】上記軸受体を合成樹脂を用いて成形してな
    る請求項1又は2記載のベルトコンベア。
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