JP2002037360A - エアゾール噴霧装置 - Google Patents

エアゾール噴霧装置

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JP2002037360A
JP2002037360A JP2000222483A JP2000222483A JP2002037360A JP 2002037360 A JP2002037360 A JP 2002037360A JP 2000222483 A JP2000222483 A JP 2000222483A JP 2000222483 A JP2000222483 A JP 2000222483A JP 2002037360 A JP2002037360 A JP 2002037360A
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long nozzle
trigger
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nozzle holding
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JP2000222483A
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Keiko Hayashi
慶子 林
Kazuyoshi Takenaka
和良 竹中
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Earth Corp
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Earth Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速且つ適切にエアゾール内容物を噴霧でき
る、使い勝手の良好なエアゾール噴霧装置を提供する。 【解決手段】 エアゾール噴霧装置の一形態10では、
トリガー部15の両側の少なくとも一方側における基部
14の所定箇所に、ロングノズル保持片16が連設され
ている。エアゾール噴霧装置の他の形態では、筒状ガイ
ド部の軸方向所定箇所に可屈曲部が設けられ、該可屈曲
部で前記筒状ガイド部の管路を狭めることなく屈曲状態
を維持でき、その屈曲状態のまま前記筒状ガイド部の先
端部からエアゾール内容物を噴霧可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール噴霧装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にエアゾール噴霧装置は、エアゾ
ール容器の上部に、バルブと、押しボタンやトリガー等
のバルブ操作手段とを設けて構成される。バルブ操作手
段を操作することにより、その操作手段に設けてある噴
口からエアゾール容器内に充填されたエアゾール内容物
を噴霧できる。
【0003】エアゾール噴霧装置には、ロングノズルを
備えて、タンスの隙間等の狭い箇所に殺虫剤等のエアゾ
ール内容物を噴射するのに適したものがある。ロングノ
ズルには、エアゾール噴霧装置に着脱可能なものがあ
る。このロングノズルは、必要に応じてエアゾール噴霧
装置の噴口に連通するように取り付けられる。ロングノ
ズル非使用時には、図8に示すように、ロングノズル1
20はフック等の係止部125を介してエアゾール容器
111の上縁部に保持される。図8に示す状態でトリガ
ー115を操作すると、ロングノズル120を介さず
に、トリガー115に設けられた噴口部114の噴口1
14aからエアゾール内容物が噴霧される。
【0004】ロングノズルには、エアゾール噴霧装置に
固着されるものもある。このロングノズル(筒状ガイド
部)は、非使用時には、中間で折り曲げられてエアゾー
ル容器の上縁部等に保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特に殺虫剤を噴霧する
エアゾール噴霧装置には、使用者が害虫を発見した後そ
の害虫が逃げてしまう前に殺虫剤を迅速に噴霧できるよ
うに、持ち易く且つバルブ操作手段を操作し易くするこ
とが求められる。図8に示した従来例では、エアゾール
容器111に保持されたロングノズル120が邪魔にな
って、エアゾール容器111を瞬時に適切に把持するこ
とが難しかった。トリガー型のバルブ操作手段113
は、エアゾール容器111をしっかり把持した上で操作
しないと、エアゾール内容物を適切に噴霧できなかった
り、噴霧方向が定まらなかったりする。この従来例で
は、エアゾール容器111を持ちづらいことによって、
バルブ操作手段113を迅速に操作しにくかった。
【0006】また、ロングノズルが固着されたエアゾー
ル噴霧装置は、折り曲げられていたロングノズルを使用
時に伸ばしてからエアゾール内容物を噴霧するため、迅
速な噴霧が難しかった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、迅速且つ適切にエアゾー
ル内容物を噴霧できる、使い勝手の良好なエアゾール噴
霧装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、下
記構成により達成される。 エアゾール容器に固着される基部と、該基部に支持
されて手指で操作されるトリガー部と、該トリガー部の
操作時にエアゾール内容物を噴霧する噴口を備えてロン
グノズルを着脱するための噴口部とを有するトリガー型
バルブ操作手段がエアゾール容器の上部に設けられたエ
アゾール噴霧装置において、前記トリガー部の両側の少
なくとも一方側における前記基部の所定箇所に、ロング
ノズル保持片が連設されたことを特徴とするエアゾール
噴霧装置。 前記ロングノズル保持片と前記ロングノズルとをつ
なぐ可撓連結部が設けられたことを特徴とする前記に
記載のエアゾール噴霧装置。 前記ロングノズル保持片が、前記トリガー部の両側
に設けられたことを特徴とする前記又はに記載のエ
アゾール噴霧装置。 前記ロングノズル保持片が、前記トリガー部の両側
の一方側及び他方側に着脱可能であることを特徴とする
前記又はに記載のエアゾール噴霧装置。 基端部をバルブ操作手段の噴口に取り付けられて先
端部からエアゾール内容物を噴霧可能な筒状ガイド部を
備えたエアゾール噴霧装置において、前記筒状ガイド部
の軸方向所定箇所に可屈曲部が設けられ、該可屈曲部で
前記筒状ガイド部の管路を維持したまま屈曲状態を維持
でき、その屈曲状態のまま前記筒状ガイド部の先端部か
らエアゾール内容物を噴霧可能であることを特徴とする
エアゾール噴霧装置。
【0009】前記の構成によれば、ロングノズルを、
トリガー部の両側の少なくとも一方側における基部の所
定箇所に設けられたロングノズル保持片に保持させるこ
とで、エアゾール容器を把持し易くなる。したがって、
トリガー部を確実に操作でき、使用者がエアゾール内容
物を迅速且つ適切に噴霧できる。トリガー部の両側のど
ちらか一方のみにロングノズル保持片を設ける場合、右
利きの使用者と左利きの使用者とがいることを想定し
て、ロングノズル保持片を設けることが好ましい。すな
わち、右利きの使用者用には、ロングノズル保持片をト
リガー部の左側に設け、左利きの使用者用には、ロング
ノズル保持片をトリガー部の右側に設けることが好まし
い。こうして、トリガー部の操作性をより向上できる。
なお、トリガー部の左側、右側とは、噴霧方向に見たと
きの左側、右側をいう。前記の構成によれば、ロング
ノズルを紛失する心配がなくなる。前記の構成によれ
ば、右利き及び左利きの使用者の要望に応じて、ロング
ノズルをトリガー部の右側に保持させたり、トリガー部
の左側に保持させたりできる。前記の構成によれば、
右利き及び左利きの使用者の要望に応じて、ロングノズ
ル保持片をトリガー部の右側に取り付けたり、トリガー
部の左側に取り付けたりできる。
【0010】前記の構成によれば、可屈曲部で筒状ガ
イド部の管路を維持したまま、すなわち管路を狭めるこ
となく、屈曲状態を維持でき、その屈曲状態のまま筒状
ガイド部の先端部からエアゾール内容物を噴霧可能であ
るため、必ずしも使用時に筒状ガイド部を真っ直ぐに伸
ばす必要がなく、エアゾール内容物を迅速に噴霧でき
る。また、筒状ガイド部を任意の方向に屈曲させること
で、あらゆる方向にエアゾール内容物を適切に噴霧でき
る。可屈曲部の形態は限定されないが、蛇腹状の伸縮
部、中空球状体とその中空球状体を受容する受け部とに
よるジョイント部等を例示できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1に、第1実施形態である
エアゾール噴霧装置10を示す。このエアゾール噴霧装
置10は、エアゾール容器11の上部にトリガー型バル
ブ操作手段13を設けた構成である。バルブ操作手段1
3は、エアゾール容器11に固着された基部14と、図
示しない基部14内部で片持ち支持されたトリガー部1
5とを備えている。基部14は、エアゾール容器11の
上端面に設けられた巻締部(リム。図示せず)に嵌着さ
れている。
【0012】トリガー部15には、筒状の第1噴口部1
4が一体的に設けられている。第1噴口部14の中心に
は第1噴口14aが設けられている。第1噴口部14の
外周面には、ロングノズル20を取付可能とするために
ネジ(雄ネジ)14bが設けられている。ロングノズル
20は、円筒部21と、円筒部21の一端側(基端側)
に設けられた取付部22と、円筒部21の他端側(先端
側)に設けられた第2噴口部23とからなる。取付部2
2は、円筒部21より大径の円筒状であり、その内周面
にはネジ(雌ネジ)22aが設けられている。この取付
部22を介して、ロングノズル20をトリガー部15の
第1噴口部14に取り付けることができる。第2噴口部
23の中心には、第2噴口(図示せず)が設けられてい
る。
【0013】本実施形態では、トリガー部15の両側に
おける基部14の所定箇所に、ロングノズル保持片1
6,16が設けられている。各ロングノズル保持片16
は、平面視略長方形状であって、バルブ操作手段13の
下端面に沿って基部14から延びている。そして、ここ
では各ロングノズル保持片16の前端面に、ロングノズ
ル20を係止するための係止凹部(係止部)16aが設
けられている。係止凹部16aは、ロングノズル20の
抜け外れを防ぐために開口入口が狭くなっている。係止
部として、凹部にかえて差込孔を採用してもよい。各ロ
ングノズル保持片16の前端面は、エアゾール容器11
の外周面の最前端位置及び基部14の前端面より前方に
突出していない。
【0014】ロングノズル保持片16,16には、その
ロングノズル保持片16とロングノズル20の円筒部2
1とをつなぐ可撓連結部25が設けられている。ここで
は可撓連結部25として紐状部材が用いられている。こ
の可撓連結部25は、必要に応じてその余長部分をロン
グノズル保持片16に巻取り収納される。図示しない
が、可撓連結部25の余長部分をロングノズル保持片1
6内に折畳み収納する構成にしてもよい。本実施形態で
は、右利きの使用者を想定して、左側のロングノズル保
持片16にロングノズル20を保持させている。しか
し、ロングノズル20を右側のロングノズル16に付け
替えることも可能である。
【0015】以下、本実施形態の作用を説明する。左側
のロングノズル保持片16の前端面に備えられた係止凹
部16aにロングノズル20を保持させたことで、右利
きの使用者が右手でエアゾール容器11を握った際にロ
ングノズル20が使用者の右手に干渉しない。ロングノ
ズル20は、エアゾール容器11の左前方において、そ
のエアゾール容器11の外周面に沿うように、ロングノ
ズル保持片16によって保持されている。右利きの使用
者がエアゾール噴霧のためにエアゾール容器11を握っ
た際には、このロングノズル20は使用者の親指と他の
指との間に位置することとなり、使用者の手に干渉しな
い。そして、図1に示す、ロングノズル20を装着しな
い状態において、使用者がトリガー部15を人差し指で
後方(噴霧方向の反対方向)に引くと、第1噴口14a
からエアゾール内容物が噴霧される。また、ロングノズ
ル20を第1噴口部14に装着した状態において、トリ
ガー部15を人差し指で後方(噴霧方向の反対方向)に
引くと、ロングノズル20先端の第2噴口からエアゾー
ル内容物が噴霧される。可撓連結部25はロングノズル
保持片16の基端に支持された所定長さのもので、必要
に応じて該保持片16内から引き出される。
【0016】以上のようなエアゾール噴霧装置10によ
れば、エアゾール容器11を瞬時に適切に把持してトリ
ガー部15を操作できるため、迅速且つ適切にエアゾー
ル内容物を噴霧できる。なお、ロングノズル保持片16
を、折り畳み可能に基部14に連設しておくこともでき
る。すなわち、ロングノズル保持片16の下面に切り込
みを入れるなどしてロングノズル保持片16を蝶番状に
基部14に接続しておき、梱包時にはロングノズル保持
片16を上方に折り畳めるようにしておけば、梱包時の
嵩張りを抑制できる。
【0017】図2に、第2実施形態であるエアゾール噴
霧装置30を示す。なお、以下に説明する実施形態にお
いて、既に説明した部材等と同様な構成・作用を有する
部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付す
ことにより説明を簡略化或いは省略する。図2に示すよ
うに、このエアゾール噴霧装置30では、平面視略長方
形状のロングノズル保持片36の側端面(突出端面。基
部14に接続された側とは反対側の面)に、係止凹部3
6aが設けられている。ロングノズル20は、その円筒
部21をこの係止凹部36aに嵌め込まれている。こう
してロングノズル20は、エアゾール容器11の外周面
に沿うように保持されている。本実施形態によれば、ロ
ングノズル保持片36の突出幅Wを狭くすることがで
き、ひいてはエアゾール噴霧装置30を小型化できる。
【0018】図3に、第3実施形態であるエアゾール噴
霧装置50を示す。このエアゾール噴霧装置50では、
トリガー部15の右側における基部14の所定箇所のみ
に、平面視略長方形状のロングノズル保持片56が設け
られている。このロングノズル保持片56は、突出幅
(図2におけるW)が長く、ロングノズル保持片56の
側端面(突出端面)がエアゾール容器11の外周面より
外側に位置している。そして、その側端面には係止凹部
56aが設けられている。係止凹部56aにロングノズ
ル20を保持させると、ロングノズル20の円筒部21
とエアゾール容器11の外周面との間に、使用者が右手
を差し込める隙間が形成される。本実施形態によれば、
トリガー部15の右側にロングノズル保持片56が設け
られているにも拘わらず、左利きの使用者のみならず右
利きの使用者もバルブ操作手段53を迅速に操作でき
る。
【0019】図4に、第4実施形態であるエアゾール噴
霧装置60を示す。このエアゾール噴霧装置60では、
トリガー部15の左側における基部14の所定箇所のみ
に、平面視略長方形状のロングノズル保持片66が設け
られているが、このロングノズル保持片66は取り外し
可能である。そして、このロングノズル保持片66はト
リガー部15の右側における基部14の所定箇所に付け
替えることができる。本実施形態によれば、使用者の要
望に応じてロングノズル保持片66の位置を調整でき
る。
【0020】図5に、本発明の第5実施形態であるエア
ゾール噴霧装置70を示す。このエアゾール噴霧装置7
0は、バルブ操作手段としての押釦73を備えている。
そして、押釦73に備えられた第1噴口(図示せず)
に、筒状ガイド部80が取り付けられている。本実施形
態では、円筒状の筒状ガイド部80の基端部が第1噴口
に差し込まれている。図示しないが、筒状ガイド部80
の基端部に、バルブ操作手段の噴口部に外嵌又は螺着可
能な取付部を設けてもよい。また、筒状ガイド部80の
先端部に、第2噴口を備えた第2噴口部を設けてもよ
い。
【0021】筒状ガイド部80の少なくとも可屈曲部
(後述する伸縮部81)の材質としては、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリエチレンテレフ
タレート等、プラスチックを採用できる。可屈曲部が例
えばゴムの場合、折り曲げても復元してしまう。可屈曲
部を例えば金属で形成しようとすると、製造が困難であ
る。可屈曲部以外の材質は、プラスチック、金属、ゴム
等、支障のない限り任意である。筒状ガイド部80の内
径は0.3〜6mm程度(ここでは0.5mm)にでき
る。筒状ガイド部80の長さは限定されないが、30c
m程度(ここでは20cm)にできる。筒所ガイド部と
して、延長収縮可能な連結式のものを用いれば、長さを
1m程度にすることもできる。
【0022】筒状ガイド部80は、その中間に、可屈曲
部としての蛇腹状の伸縮部81を備えている。図5
(A)は、伸縮部81を最短に縮めた状態を示し、図5
(B)は、伸縮部81を最長に伸ばした状態を示す。図
5(A)に示す状態では、伸縮部81の長さL1が約1
cmで、蛇腹の谷の角度(隣接する山の間の角度)θ1
が1〜2°である。図5(B)に示す状態では、伸縮部
81の長さL2が約2.5cmで、蛇腹の谷の角度θ2
が約30°である。
【0023】以上のような伸縮部81は、図6に示すよ
うに、筒状ガイド部80を屈曲状態に維持することを可
能とする。例えば、エアゾール噴霧装置70の非使用時
には、図中実線で示すように筒状ガイド部80の先端を
下方に向けておくことができる。このとき、筒状ガイド
部80の管路は、伸縮部81にて押し潰されていない。
そして、押釦73を操作することで、このように筒状ガ
イド部80が屈曲した状態のまま、筒状ガイド部80の
先端からエアゾール内容物を噴霧できる。筒状ガイド部
80の先端に噴口(第2噴口)がある場合であって、筒
状ガイド部80内に多大な圧力がかかるとき、伸縮部8
1で圧力を吸収できる。こうして、着脱方式のロングノ
ズルにおける該ノズルの脱落を防止することができる。
【0024】以上のようなエアゾール噴霧装置70によ
れば、筒状ガイド部80が屈曲した状態でもエアゾール
内容物を噴霧できるので、例えば使用者が害虫を発見し
たとき、その害虫が逃げてしまう前に殺虫剤を迅速に噴
霧できる。また、下方だけでなく、筒状ガイド部80の
先端を任意の方向に向けてエアゾール内容物を噴霧でき
るので、例えば図6に二点鎖線で示すように、筒状ガイ
ド部80の先端を上方に向けることで、手の届かない天
井等にもエアゾール内容物を噴霧できる。また、可屈曲
部である伸縮部81の構成が単純であるため、この筒状
ガイド部80は製造が容易であり、コストダウンを図る
ことができる。
【0025】図7に、本発明の第6実施形態であるエア
ゾール噴霧装置90を示す。このエアゾール噴霧装置9
0は、筒状ガイド部100の軸方向に間隔を隔てた2箇
所に伸縮部101a,101bを備えている。各伸縮部
101a,101bは、筒状ガイド部100を屈曲状態
に維持することを可能とする。このようなエアゾール噴
霧装置90によれば、筒状ガイド部100をより自由に
折り曲げることができる。したがって、従来では噴霧し
にくかった箇所にエアゾール内容物を容易かつ適切に噴
霧できる。例えば、図7に示すように、筒状ガイド部1
00をL字状に屈曲すれば、台105や床の下にエアゾ
ール内容物を噴霧できる。
【0026】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。例え
ば、第1〜第4実施形態では、ロングノズル保持片を平
面視略長方形状としたが、平面視半円形状等でもよい。
例えば、第5、第6実施形態の筒状ガイド部に、Oリン
グ等のパッキングを設けてもよい。また、噴霧時におけ
る原液の冷却温度の上昇を防止するために、筒状ガイド
部の管路先端に邪魔板(特開平7−2282号公報)や
邪魔凹部(特願平11−363256号明細書)を設け
てもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
迅速且つ適切にエアゾール内容物を噴霧でき、使い勝手
が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第4実施形態を示す概略側面図であ
る。
【図5】本発明の第5実施形態を示す概略側面図であ
る。
【図6】第5実施形態の作用を説明する側面図である。
【図7】本発明の第6実施形態を示す概略側面図であ
る。
【図8】従来のエアゾール噴霧装置を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
10,30,50,60,70,90 エアゾール噴
霧装置 11 エアゾール容
器 13,33,53,63,73 バルブ操作手
段 14 基部 15 トリガー部 16,36,56,66 ロングノズル保
持片 20 ロングノズル 80,100 筒状ガイド部 81,101a,101b 伸縮部(可屈曲
部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアゾール容器に固着される基部と、該
    基部に支持されて手指で操作されるトリガー部と、該ト
    リガー部の操作時にエアゾール内容物を噴霧する噴口を
    備えてロングノズルを着脱するための噴口部とを有する
    トリガー型バルブ操作手段がエアゾール容器の上部に設
    けられたエアゾール噴霧装置において、 前記トリガー部の両側の少なくとも一方側における前記
    基部の所定箇所に、ロングノズル保持片が連設されたこ
    とを特徴とするエアゾール噴霧装置。
  2. 【請求項2】 前記ロングノズル保持片と前記ロングノ
    ズルとをつなぐ可撓連結部が設けられたことを特徴とす
    る請求項1に記載のエアゾール噴霧装置。
  3. 【請求項3】 前記ロングノズル保持片が、前記トリガ
    ー部の両側に設けられたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のエアゾール噴霧装置。
  4. 【請求項4】 前記ロングノズル保持片が、前記トリガ
    ー部の両側の一方側及び他方側に着脱可能であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のエアゾール噴霧装
    置。
  5. 【請求項5】 基端部をバルブ操作手段の噴口に取り付
    けられて先端部からエアゾール内容物を噴霧可能な筒状
    ガイド部を備えることができるエアゾール噴霧装置にお
    いて、 前記筒状ガイド部の軸方向所定箇所に可屈曲部が設けら
    れ、該可屈曲部で前記筒状ガイド部の管路を維持したま
    ま屈曲状態を維持でき、その屈曲状態のまま前記筒状ガ
    イド部の先端部からエアゾール内容物を噴霧可能である
    ことを特徴とするエアゾール噴霧装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102270471B1 (ko) * 2020-01-02 2021-06-29 주식회사 대륙제관 보관 및 착탈이 용이한 연장 노즐
CN113306890A (zh) * 2016-07-08 2021-08-27 阿斯制药株式会社 触发式气溶胶装置及气溶胶帽

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