JP2002037338A - 衝撃検知を可能とした梱包構造 - Google Patents

衝撃検知を可能とした梱包構造

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JP2002037338A
JP2002037338A JP2000223287A JP2000223287A JP2002037338A JP 2002037338 A JP2002037338 A JP 2002037338A JP 2000223287 A JP2000223287 A JP 2000223287A JP 2000223287 A JP2000223287 A JP 2000223287A JP 2002037338 A JP2002037338 A JP 2002037338A
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JP
Japan
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product
impact
packing structure
window
packing
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Application number
JP2000223287A
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English (en)
Inventor
Hideji Teranishi
秀治 寺西
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】落下衝撃があった場合にそれを直ちに判定でき
る梱包構造を提供する。 【解決手段】製品1と外箱3の間に緩衝材2を介在させ
て製品1を外箱3内に梱包する梱包構造において、落下
衝撃により状態が不可逆的に変化する検知部材4を緩衝
材2の間に配置し、外箱3に検知部材4の変化を目視で
きる窓3aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子機器等の製品
を梱包する梱包構造に係わり、特に、梱包状態での衝撃
を容易に検出できる梱包構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CDプレーヤ等の電子機器をダン
ボール箱等の梱包材に梱包する場合、図7に示すよう
に、製品1に発泡スチロール等で作られた緩衝材2を被
せた状態でダンボール箱3に入れ、ダンボール箱3の蓋
を閉じることにより梱包していた。
【0003】製品1はこのように梱包された状態で搬送
されるが、搬送時に落下による衝撃を受けることがあ
る。製品が梱包された状態で落下すると、図8に示すよ
うに製品1は破損するが、緩衝材2により衝撃が吸収さ
れダンボール箱3は破損しないことがある。
【0004】製品1が破損し、ダンボール箱3が破損し
ない場合、外観上問題がなく、開梱して初めて衝撃によ
り破損したことが分かることになっていた。このよう
に、落下衝撃による破損を判定することが簡単にできな
いため、流通業者の過失を立証することができず製品破
損が製造者の負担となることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、衝撃があった場合にそれを直ちに判定できる梱包構
造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の衝撃検知を可
能とした梱包構造は、製品と外箱との間に緩衝材を介在
させて前記製品を前記外箱内に梱包する梱包構造におい
て、衝撃により状態が不可逆的に変化する検知部材を前
記緩衝材の間に配置し、前記外箱に前記検知部材の変化
を目視できる窓を設けたものである。
【0007】また、前記梱包構造において、衝撃により
位置、形状、方向、色彩または電位が不可逆的に変化す
る検知部材を用いたものである。
【0008】また、前記梱包構造において、製品の複数
の面に配置された夫々の検知部材と連結された連結部材
を前記外箱の窓から目視できる位置に集結させ、1箇所
の窓から複数の検知部材の変位を検出可能としたもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である梱包構造
を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実
施例である梱包構造を示す概略断面図である。図に示す
製品1は発泡スチロール等で作られた緩衝材2を介在さ
せた状態でダンボール箱3に梱包されている。
【0010】緩衝材2の隙間には瀬戸物等の脆性材料で
作られた検知部材4が配置され、検知部材4はダンボー
ル箱3に設けられた窓3aを通して目視可能となってい
る。
【0011】窓3aは透明なプラスチック板で覆われて
いる。なお、窓3aが検知部材4を通さない大きさであ
れば、窓3aをプラスチック板で覆わなくてもよい。
【0012】このように製品1を梱包したダンボール箱
3が落下して大きい衝撃が加わると、図2に示すように
製品1が破損する。そして、同時に検知部材4も破損
し、その状態が窓3aから見えるので落下衝撃があった
ことが梱包されたままで判別できる。
【0013】このように製品が梱包された状態で落下衝
撃があったことが判定でき、使用者に不良品が渡ること
が防止される。また、運送途中の事故が分かることから
責任の所在が明確になる。
【0014】図3はこの発明の第2の実施例である梱包
構造を示す斜視図である。図に示す製品1の5面には中
空で外力により変形し易い軸5が立設されている。軸5
にはフック6が掛けられ、フック6とゴム製の緊張部8
との間に紐8が掛けられている。緊張部8は星形となっ
ており、その各頂点に紐7が連結されて緊張状態に保た
れている。
【0015】この製品1は第1の実施例と同様に緩衝材
を介してダンボール箱により梱包される。ダンボール箱
には緊張部8が見える窓が設けられている。このように
製品1を梱包したダンボール箱が落下して大きい衝撃が
加わり、いずれかのフック6が軸5から外れると、図4
に示すように緊張部8の形が変わり衝撃が加わったこと
が認識できる。この例では1箇所に設けられた緊張部8
を見るだけで製品1の5つの面のいずれかに加えられた
衝撃を検知できる。
【0016】図5はこの発明の第3の実施例である梱包
構造の部分を一部透視して示す斜視図である。この例で
は板9と透明板10で挟まれるように風船状の中空物1
1が配置されている。このようなサンドイッチ構造のも
のが製品とダンボール箱の間に介在し、その周囲に緩衝
材が配置されている。
【0017】中空物11には図6(a)に示すような模
様11aが記されており、模様11aが見えるようにダ
ンボール箱に窓が設けられている。このように製品を梱
包したダンボール箱が落下して大きい衝撃が加わり、中
空物11が変形すると、図6(b)に示すように模様1
1aが変形するので衝撃が加わったことが認識できる。
【0018】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、衝撃により色彩または電
位が変化する検知部材を用いてもこの発明の効果が得ら
れる。
【0019】
【発明の効果】この発明の梱包構造によれば、製品が梱
包された状態で衝撃があったことが判定できるので、使
用者に不良品が渡ることが防止される。また、運送途中
の事故が分かることから責任の所在が明確になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である梱包構造を示す
概略断面図である。
【図2】同梱包構造の他の状態を示す概略断面図であ
る。
【図3】この発明の第2の実施例である梱包構造を一部
部材を除いて示す斜視図である。
【図4】同梱包構造の他の状態を示す概略断面図であ
る。
【図5】この発明の第3の実施例である梱包構造の部分
を一部透視して示す斜視図である。
【図6】図6(a)は同梱包構造の検知状態を示す図、
図6(b)は同梱包構造の他の検知状態を示す図であ
る。
【図7】従来の梱包構造を示す概略断面図である。
【図8】同梱包構造の他の状態を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 製品 2 緩衝材 3 ダンボール箱、3a 窓 4 検知部材 5 軸 6 フック 7 紐 8 緊張部 9 板 10 透明板 11 中空物、11a 模様

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品と外箱との間に緩衝材を介在させて
    前記製品を前記外箱内に梱包する梱包構造において、衝
    撃により状態が不可逆的に変化する検知部材を前記緩衝
    材の間に配置し、前記外箱に前記検知部材の変化を目視
    できる窓を設けたことを特徴とする衝撃検知を可能とし
    た梱包構造。
  2. 【請求項2】 衝撃により位置、形状、方向、色彩また
    は電位が不可逆的に変化する検知部材を用いた請求項1
    の落下衝撃を検知可能とした梱包構造。
  3. 【請求項3】 製品の複数の面に配置された夫々の検知
    部材と連結された連結部材を前記外箱の窓から目視でき
    る位置に集結させ、1箇所の窓から複数の検知部材の変
    位を検出可能とした請求項2の衝撃検知を可能とした梱
    包構造。
JP2000223287A 2000-07-25 2000-07-25 衝撃検知を可能とした梱包構造 Pending JP2002037338A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7518510B2 (en) 2004-02-25 2009-04-14 Kabuhsiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and antitheft method for the apparatus
JP2017500101A (ja) * 2013-12-09 2017-01-05 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. おしゃぶり

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7518510B2 (en) 2004-02-25 2009-04-14 Kabuhsiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and antitheft method for the apparatus
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