JP3100705U - クリア包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】主課題は生産工場で包装したものが外部から製品を随時確認できる形で被包装物の展示にも使えるクリア包装容器。副課題は大がかりな機械設備無しに包装できる容器。
【解決手段】両サイドに折り目溝を有する凸レンズ形断面の筒を成す透明なPET製の外殻に、透明なエラスチックフイルムを貼った窓枠を持つ二つ折りにした中枠板に被包装品を夾み挿入して支持せしめることで、被包装品をその中枠板の窓内に宙づりにできるようにして、被包装材を包装外部から見通せるクリア包装容器。
【選択図】図1

Description

本考案は、生産工場で包装したものが外部から製品を随時確認できる形で被包装物の展示にも使えるクリア包装具に関するものである。
商品の包装形態はいろいろではあるが、生産現場で個別に包装したものを纏めて地区別になった集配工場で振り分けられて販売先へと搬送されるが、荷として集配倉庫や積み卸し先で毎回商品としての確認が何度も成される。このため、見やすい配送伝票やバーコードやワイヤレスタグチップなどと多彩な工夫が成されていが、商品によってはモノと工数面でコスト割れもあり歓迎されているわけではない。
また、配送分別しやすさと商品魅力への注目の面などから、運配送・仕分け・開梱・展示・店頭などにおいて、いつでも商品の姿の大半が見える荷姿を求める要望も大きい。販売店頭でも、食品から小物電子機器に至るまで、完全に透明なPETフィルム材の成形材や蓋つき箱に納めて販売されている商品も多い。
本考案はこの「被包装物の包装外部よりの可視化」要求に応えようとするものである。
本考案の意図するものを、「商品を出荷包装した後に別のその外袋や紙製容器などの包装材料を必要とせずにそのままの状態で輸送や整理でき、店頭棚などに置くことが展示にもなる包装形態である。ただし、配送運搬のための通函や段ボールへの充填は梱包であって包装とは見ない。」、と表現するなら、在来のスキンパックと言われる真空包装やシュリンクと呼ばれる熱収縮性フイルム包装が代表的なものであろう。
また、下記の文献もこの表現を満足させうる方式と言える。
特開平11−79203公報 しかし、この発明は液体や粉体または流体には適しているが、固形でいろんな突出面を有する一般の商品に向かない。また、シュリンクも柔らかいとか熱に弱いものには問題があり、これら2方式に加え、真空包装も含めてた包装作業には、専用設備を必至とするところが本考案の意図と大きく異なる。
本考案が解決しようとする課題は、ボードと呼ばれるパソコン用のプリント基板のように大きさのわりには比較的軽いのに異形凹凸部品に富むものから、フィギュアのような高い比重と各方向への突出が派手に目立つものなどの、衝撃に比較的弱い物品の流通搬送・陳列展示に耐えうる形態でありながら、専用プラントや大きな機械設備を必要としない包装形態である。
工場出荷からエンドユーザーの手に渡るまで荷姿を変えずに済むように、耐振動のために商品を弾性と可撓性が強くて透明なポリウレタン系エラストマーフイルムを二つ折りにできる中板枠に夾みこんでフイルムを透明なハンモック代わりに商品を結果的に宙づりにすることとし、この中板枠を支える容器は薄いのに堅く屈曲に強い折り目を形成できるリサイクルPET材などのフイルムで断面を凸レンズ状とする透明な厚膜筒製外殻とした。
包装品を宙づりにする中板枠とそれを装入させて支持する透明な外殻との2部品で可能にできる。
本考案のクリア包装具は、第一の構成要素である中枠板、すなわち、硬めのボール紙やプラスチック系カートン紙性枠材に張った柔軟で有りながら張力の強い透明なフイルムで宙づり状に商品を伸張支持し、商品の四周を枠材の窓枠を成すこの中枠板の可撓性で吸収するので、反りや曲げも発生せず、商品は窓内を振動するるだけで、緩衝性は商品の搬送耐用衝撃範囲内では十分である。
第2の構成部品である透明は外殻は、うえの中枠板を挿入させる透明なフイルム材から成る凸レンズ状の切り口をなす鞘であり、内部に支持された中枠板内に透明なフイルムに夾まれた商品も隠さないので、外部からの透視性は完全に近い。
この構成だと、包装品の比重が小さいときには裏表共に中枠材に窓を設けることで双方向きからの観察にも適用できる。
本考案は、大きく分けて二つのもので構成される。すなわち、包装の外殻は断面形状を凸レンズ状とするPETなどから成る透明な鞘をなし、その断面の長手方向端部に形成される強固な溝枠に挿入され支持される中枠板でもって包装品を宙づりにできることを特徴としているからである。
実施例を、図1:クリア包装容器の外観例で、2例見るように、いずれも断面が凸レンズ状に中央が膨らんだ筒状の形状をなした透明容器で、二つの1クリア包装容器は上下両端の形状が違うだけであるが、上述の本体形状と内部に平らな中枠板をその本体横断面の長手方向の両端部の折り目が成す溝枠で支持していることには変わりない20外殻を成していることは共通である。
1クリア包装容器と呼ぶものは、この図に示した1A筒製外殻によるクリア包装容器と1B抜板組立によるクリア包装容器のどちらおも含めた総称とする。
また、当明細書では10中枠板の代表的な2例と、20外殻の代表的な2例を一緒に示しているので混乱なさらないように理解頂きたい。
図1:クリア包装容器の外観例におけるC!方向の縦断面を、図2:クリア包装容器の縦断面図に示すように、本体部分の基本的な構成においては1A筒製外殻によるクリア包装容器と1B抜板組立によるクリア包装容器のどちらも共通である。
詳細は後述するが、この図2ではG被包装品として猫の置物を描いたのため表裏の両面が14窓穴を持つ10中枠板を用いたので、一応1B抜板組立によるクリア包装容器となっているが、当図の上下の破断線間は1A筒製外殻によるクリア包装容器と1B抜板組立によるクリア包装容器のどちらも共通である事には変わりない。
この図で見るように、背景を成す20外殻の凸レンズ状の両端部の折り目が形成する溝枠に両サイドをしっかり銜え込まれた10中枠板の11中枠板表窓側と12中枠板裏背側は二つ折りにされてこの間に張られ四周を枠材に接合または縫合されている18エラスチックフイルムの張力でG被包装品は10中枠板の14窓穴内で宙づりにされた形をとり、その両サイドを20b外殻が保護している。
20外殻も18エラスチックフイルムも透明であるため、このG包装品の表裏は透視できるものの、左右は10中枠板に遮られ見えない部分も有る。しかし、包装品が何であるかを確認するには不自由しない。
これを図1:クリア包装容器の外観例におけるC方向の横断面を図示した、図3:クリア包装容器の横断面図で観る。当図上方が20A外殻の裏側であり下側が20A外殻の表側となり、この図の10中枠板は14窓穴を表側にしか持っていないが次の実施状況は20B外殻であろうと表裏に14窓穴を持つ10中枠板であろうと変わらない。
20外殻の凸レンズ状の両端部の折り目のなす溝枠に両サイドをしっかり銜え込まれた10中枠板の11中枠板表窓側と12中枠板裏背側は二つ折りにされてこの間に張られ四周を枠材に接合または縫合されている18エラスチックフイルムの張力で図示はされていない被包装品が10中枠板の12中枠板裏背側に表に押出されながらも14窓穴内で15背押板に押しつけられるように保持された形をとることを示している。反対側が窓ではないので図3のような宙づり状態にならないが、15背押板周りの16切込みや17a17b背折り目によって自動調芯機構として働き被包装品をほぼ14窓穴の中心に位置させる。
これが、14窓穴1対か14窓穴が片側かによる10中枠板機能の差と言える。
なお、図3のF断面拡大部分については後述の図5:クリア包装容器1Aの背押板説明図で詳述する。
この10中枠板の基本形を図4:クリア包装容器1Aの中枠板展開図で説明する。図1の外観例ではこの10中枠板の基本形を1A筒製外殻によるクリア包装容器内に含めて居るが、10中枠板の2タイプが20外殻の2タイプを選ぶわけではないので、この組み合わせは自在である。
10中枠板は硬質のボール紙や段ボールまたはカートン紙で作成する長方形であって、中心部に13中枠板折り目を有し、片側または両側に14窓穴を開ける。普通は片側にあけ、窓のある方を11中枠板表窓側と呼び、反対側を12中枠板裏背側と区別し、窓穴を開けない際には薄い包装品を窓穴側に押し出すための15背押板を、方形と4放射線状の16切断部分で16!背抜穴を作成しそれを中心に2重の方形を成す17a背折り目aと17b背折り目bで4片形成させる。
この表面にポリウレタン系エラストマーの薄膜製フイルムを縫合や接着し、この面が合い接するよう折り、この間に窓より小さい包装品を挟み込む。
これの20外殻への装入は、図6:クリア包装容器1Aの中枠板使用説明図に図示したように、18エラスチックフイルム面を中に折り込むよう11中枠板表窓側面と12中枠板裏背側面間にG被包装品を中に夾みE中枠板閉方向に合わせた後、D中枠板挿入方向である20外殻開口へ装入する。
装入後の窓穴を開けない12中枠板裏背側の包装品を窓穴側に押し出すための15背押板部分の明細を、図3のF断面拡大部分である図5:クリア包装容器1Aの背押板説明図
で明らかなように、4片の15背押板は16切断部分と17a背折り目aと17b背折り目bを折ることで、G被包装品の厚さに応じ裏側へ芯だし配置できるようにも窓側に凸を成すよう押す出すこともできる。
、図1:クリア包装容器の外観例で、断面が凸レンズ状に中央が膨らんだ筒状の形状をなした透明容器で、1A筒製外殻によるクリア包装容器は、リサイクルPETによる再生円筒状フイルムを切断し加熱成形して凸レンズ状断面の筒とし、上下になる端部に飾り紐や鳩目またはフックなどで裏表を固定するための23留め具孔を複数設け、上側になる端部にはさらに吊したり押付け挿入できる21吊穴と22切込みを付設している。このため封じたときには上下両端は平たくなり薄くなり幅も数%広く成る。
この20a外殻は、20外殻の量産にはコスト的には有利であり、10中枠板も窓穴片側だけであっても裏表両側にあっても使えるメリットが有る。
しかし、特殊なサイズのものや凝った印刷を施すものには向かない目的には、PETフィルムシートから切り出す方が得策であり、このためには、図1:クリア包装容器の外観例で示した1B抜板組立によるクリア包装容器が選ばれる。これの構成を10中枠板が表裏とも14窓穴ありのタイプで、図7:クリア包装容器1Bの構成説明図として示した。
この図で、20aと違うのは、上の蓋は表側の24蓋部分が円弧状の25上折り目を介して裏側に倒す事でなされる片封であり、底の方は裏側と表側の両封となることである。
基本的には、1クリア包装容器としては1A筒状外殻によるクリア包装容器と構成も機能も変わらない。
このことは、図8:クリア包装容器1Bの構成展開図によっても確認できよう。なお、当図は板からの抜き成形のため後方を背烏合または係合するための29係合切掛のほか、
24蓋部分・25上折り目・26前底蓋・27後底蓋・28底折りなどが有るが包装としての形態を変えるものではない。
包装の外殻を断面形状を凸レンズ状とするPETなどから成る透明な鞘となし、その断面の長手方向端部で中枠板の両測端を夾むよう支持し、もってエラスチックフイルムで包装品を宙づりにできることと、外殻とフイルムが透明なため、
(1)包装外部から内部の被包装品を随時目視確認できる。
(2)流通経路しゅうたんでは悲報送品の展示にそのまま流用できる。
(3)緩衝性に富むため外箱などを必要としない。
(4)運送事故による破損等は即時発見できる。
(5)PET材のリサイクル促進に有用。
(6)包装作業のための専用機器は不要。
などの効果を期待できる。
クリア包装容器の外観例 クリア包装容器の縦断面図 クリア包装容器の横断面図 クリア包装容器1Aの中枠板展開図 クリア包装容器1Aの背押板説明図 クリア包装容器1Aの中枠板使用説明図 クリア包装容器1Bの構成説明図 クリア包装容器1Bの構成展開図
符号の説明
1 クリア包装容器
1A 筒製外殻によるクリア包装容器
1B 抜板組立によるクリア包装容器
10 中枠板(組立品)
11 中枠板表窓側
12 中枠板裏背側
13 中枠板折り目
14 窓穴
15 背押板
16 切断部分
16!背抜穴
17a背折り目a
17b背折り目b
18 エラスチックフイルム
20 外殻(成形または組立品)
20a外殻(筒状)
20b外殻(板抜き)
21 吊穴
22 切込み
23 留め具孔
24 蓋部分
25 上折り目
26 前底蓋
27 後底蓋
28 底折り目
29 係合切掛
C 横断面位置
C! 縦断面位置
D 中枠板挿入方向
E 中枠板閉方向
F 断面拡大部分
G 被包装品

Claims (2)

  1. 包装容器20外殻として凸レンズ形状の断面を持つ透明な筒を採用し、その断面の長手方向両端部の成す内側の溝枠内に装入され支持される10中枠板は、二つ折りにされて相対向する14窓穴を1組持ち折り時に接触する面に18エラスチックフィルムを貼りその間に挟み込んだ被包装品を宙づり状に保持できることを特徴とするクリア包装容器。
  2. 包装容器20外殻として凸レンズ形状の断面を持つ透明な筒を採用し、その断面の長手方向両端部の成す内側の溝枠内に装入され支持される10中枠板は、二つ折りにされて相対向する14窓穴面と15背押板を持ち、折り時に接触する面に18エラスチックフィルムを貼りその間に挟み込んだ被包装品を窓側中央部に押しだしてフイルムの張力で15背押板側に押しつけるように保持できることを特徴とするクリア包装容器。
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