JP2002037270A - 可撓自立袋 - Google Patents

可撓自立袋

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JP2002037270A
JP2002037270A JP2000226000A JP2000226000A JP2002037270A JP 2002037270 A JP2002037270 A JP 2002037270A JP 2000226000 A JP2000226000 A JP 2000226000A JP 2000226000 A JP2000226000 A JP 2000226000A JP 2002037270 A JP2002037270 A JP 2002037270A
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JP
Japan
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sheet
bag
flexible self
spout
top sheet
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JP2000226000A
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English (en)
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Noboru Yashima
昇 八島
Yoshinori Inagawa
義則 稲川
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋の落下強度を損なうことなく、袋の引裂開
封性を向上し、洗剤等の充填率を上げることができ、洗
剤等の詰替時に、袋の注ぎ口が閉塞しにくい袋を提供す
ること。 【解決手段】 可撓自立袋10であって、表裏の側面シ
ート11、12と、天面シート13と、底面シート14
を接合し、一方の側面シート11と天面シート13の接
合部21を注ぎ口形成部31とし、天面シート13を引
裂方向性を有するプラスチックシートにより構成したも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓自立袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】可撓自立袋は、表裏の側面シートと底面
シートを接合し、表裏の側面シートの上縁接合部を注ぎ
口形成部としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】袋を、特に500〜2000
mlの大型の袋にして落下強度を保つためには、落下時
の液圧がかかる側面シートのリニア低密度ポリエチレン
(LLDPE)等からなる内層の接着層を厚肉にする必
要があるが、その場合には、注ぎ口を形成する両側の側
面シートの接着層が厚肉になり、注ぎ口を引裂開封しに
くい。また、前記3つのシートをシールした袋では、特
に界面活性剤等の洗剤を収容してその充填率を上げる場
合、シール接合部に洗剤が浸入し、良好な接合が困難と
なることがあった。更に、特に界面活性剤等の洗剤をボ
トル等に詰替える際、袋の注ぎ口が両側面シートに挟ま
れて閉塞し易い。
【0004】本発明の課題は、袋の落下強度を損なうこ
となく、袋の引裂開封性を向上し、洗剤等の充填率を上
げることができ、洗剤等の詰替時に、袋の注ぎ口が閉塞
しにくい袋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る可
撓自立袋は、表裏の側面シートと、天面シートと、底面
シートを接合し、一方の側面シートと天面シートの接合
部を注ぎ口形成部とし、天面シートを引裂方向性を有す
るプラスチックシートにより構成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】可撓自立袋10は、図1、図2に
示す如く、表裏の側面シート11、12と、天面シート
13と、底面シート14を接合したものである。袋10
は、側面シート11の上縁部と天面シート13の上縁部
を互いに熱融着等により接合して上縁接合部21を、側
面シート12の上縁部と天面シート13の下縁部を互い
に熱融着等により接合して中間接合部22を、両側面シ
ート11、12の側縁部同士を互いに熱融着等により接
合して側縁接合部23を、両側面シート11、12の下
縁部に底面シート14の周縁部を互いに熱融着等により
接合して底縁接合部24を形成したものである。尚、袋
10にあっては、シート11、12、13、14の接合
過程で、内容物を充填する。
【0007】袋10は、側面シート11と天面シート1
3の上縁接合部21の中央部を尖り状の注ぎ口形成部3
1としている。注ぎ口形成部31を形成する2枚のシー
ト11、13を引裂開始部32から引き裂いて切断する
ことにより開封し、尖り状の注ぎ口33を形成する。こ
のとき、袋10は天面シート13を引裂方向性を有する
プラスチックシートにより構成する。
【0008】袋10の具体例としては、側面シート1
1、12を厚肉の方向性ナイロン(ONY)からなる外
層材と厚肉のリニア低密度ポリエチレン(LLDPE)
からなる内層材とを積層したプラスチックラミネートシ
ートにて構成した。側面シート11、12を構成する上
述のLLDPEの肉厚を150μm以上にするとき、袋1
0の落下強度を顕著に向上できる。また、天面シート1
3を薄肉の方向性ナイロン(ONY)からなる外層材と
方向性ポリプロピレン(OPP)からなる中間層材と薄
肉のリニア低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる
内層材とを積層したプラスチックラミネートシートにて
構成した。天面シート13を構成する上述のOPPは引
裂方向性を有し、袋10の注ぎ口33の引裂開封性を向
上できる。このとき、側面シート11はONY層又は、
ONY層とLLDPE層の一部にレーザ加工等による開
封用の切り込み(ガイドライン加工)を予め設けておく
ことができる。
【0009】本実施形態によれば、以下の作用がある。 袋10の落下時に内容物の液圧等の圧力がかかる側面
シート11、12を厚肉シートにより構成できるから、
袋10を大型容器にしても落下強度を向上できる。
【0010】注ぎ口33を形成するシート11、13
のうち、一方の側面シート11は上述の落下強度を確
保するために厚肉にしても、他方の天面シート13をO
PP等の引裂方向性を有するシートにより構成したか
ら、注ぎ口形成部31の引裂開封性を向上できる。
【0011】両側の側面シート11、12の上縁部の
間に天面シート13を設けたから、袋10の横断面の拡
がりを確保でき、袋10の充填容量を大きくできる。ま
た、特に界面活性剤等の洗剤をボトル等に詰替える際、
袋10の上述の横断面の拡がりにより、注ぎ口が閉塞し
にくくなり、注出性を向上できる。
【0012】袋10の上述の横断面の拡がりによ
り、特に界面活性剤等の洗剤を収容してその充填率を上
げる場合、側面シート11と天面シート13の上縁接合
部21に洗剤が浸入しにくくなり、良好に接合できる。
【0013】尚、袋10は、内容物をシャンプー、リン
ス、柔軟剤、漂白剤、洗剤等の粘度のもの(1〜50000mP
a・S)とするとき、その開口性、ボトル等への詰替時に
注ぎ口の閉塞防止によって注出作業性を顕著に向上でき
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、袋の落下
強度を損なうことなく、袋の引裂開封性を向上し、洗剤
等の充填率を上げることができ、洗剤等の詰替時に、袋
の注ぎ口が閉塞しにくい袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は袋を示す正面図である。
【図2】図2は図1の側断面図である。
【符号の説明】
10 可撓自立袋 11、12 側面シート 13 天面シート 14 底面シート 21 上縁接合部 31 注ぎ口形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AB25 BA27 BA30 BA36 BB03 BC18 BC20 EA12 EA23 EA30 FA04 FA05 GA01 HM01 HN06 HP01 HP02 HP05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏の側面シートと、天面シートと、底
    面シートを接合し、一方の側面シートと天面シートの接
    合部を注ぎ口形成部とし、天面シートを引裂方向性を有
    するプラスチックシートにより構成した可撓自立袋。
  2. 【請求項2】 前記天面シートを構成する引裂方向性を
    有するプラスチックシートが、方向性ポリプロピレンか
    らなる請求項1記載の可撓自立袋。
  3. 【請求項3】 前記一方の側面シートに注ぎ口を開封す
    るためのガイドライン加工を施してなる請求項1又は2
    記載の可撓自立袋。
  4. 【請求項4】 前記可撓自立袋に界面活性剤を収容する
    請求項1〜3のいずれかに記載の可撓自立袋。
JP2000226000A 2000-07-26 2000-07-26 可撓自立袋 Withdrawn JP2002037270A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004094252A1 (en) * 2003-04-23 2004-11-04 Jung-Min Lee Pouch container and method for making the same
JP2016216066A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 王子ホールディングス株式会社 包装袋および包装体
WO2017038783A1 (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 花王株式会社 スパウト付容器及び詰め替え方法

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