JP2002037121A - 低床バスのフレーム構造 - Google Patents

低床バスのフレーム構造

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JP2002037121A JP2000226813A JP2000226813A JP2002037121A JP 2002037121 A JP2002037121 A JP 2002037121A JP 2000226813 A JP2000226813 A JP 2000226813A JP 2000226813 A JP2000226813 A JP 2000226813A JP 2002037121 A JP2002037121 A JP 2002037121A
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center rails
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低床バスに用いられる中間フレームを軽量化
すると同時に、生産性を改善する。 【解決手段】 前輪を支持する前側支持部1と後輪を支
持する後側支持部2を結合する中間フレーム3を車巾方
向に延びるクロスメンバ4と前後方向に延びるセンタレ
ール5で構成するに際して、複数本の角チューブを前後
方向に連接して溶着固定してセンタレール5を構成する
とともに、センタレール5より断面の大きな角チューブ
でクロスメンバ4を構成する。クロスメンバ4に形成し
た貫通孔7にセンタレール5を貫通させたうえで、クロ
スメンバ4とセンタレール5を溶着固定したことによ
り、横根太を必須とすることなく床の受け部を構成する
と同時に、センタレール5の貫通作業性を高くして生産
性を改善するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低床バスのフレーム
構造に係り、特に、軽量化することができる生産性に優
れたフレーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低床バスの前輪を支持する前側支持部と
後輪を支持する後側支持部を結合する中間フレームを構
成するに際して、従来では角チューブで構成したセンタ
レールと該センタレールより小断面のクロスメンバを用
い、センタレールに設けた貫通孔にクロスメンバを貫通
させて貫通部分を溶接結合することにより、格子状のフ
レームを構成していた。
【0003】しかしながら、このようにクロスメンバの
断面をセンタレールの断面より小さくした場合は、セン
タレールの上面が床の受け部として機能するものの、ク
ロスメンバの上面が床の受け部として機能しなくなって
しまう。このために、従来では車巾方向の延びる部材に
よる横根太をセンタレールの上面に取り付けて床の受け
部を構成していたために、部品点数が多くなって重量お
よび製造工数が多くなってしまうという不具合があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、中間フレームを構成するク
ロスメンバとセンタレールの結合構造を改善することに
より、中間フレームを軽量化すると同時に、生産性を改
善することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、前輪を支持する前側支持部と後輪を支持す
る後側支持部を結合する中間フレームを車巾方向に延び
るクロスメンバと前後方向に延びるセンタレールで構成
した低床バスのフレーム構造において、複数本の角チュ
ーブを前後方向に連接して溶着固定してセンタレールを
構成する一方、該センタレールより断面の大きな角チュ
ーブでクロスメンバを構成している。そして、クロスメ
ンバに形成した貫通孔にセンタレールを貫通させたうえ
で、クロスメンバとセンタレールを溶着固定したことを
特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る低床バスの
フレーム構造の一実施形態を示す全体構成の概略斜視
図、図2は図1に示したフレーム構造の一部を拡大した
斜視図である。
【0007】これらの図において、図示しない前輪を支
持する前側支持部1と図示しない後輪を支持する後側支
持部2を結合する中間フレーム3は、車巾方向に沿う複
数本のクロスメンバ4と前後方向に延びるセンタレール
5を格子状に結合して構成される。
【0008】ここに、中間フレーム3を組み上げた状態
において、センタレール5はそれぞれ複数本の角チュー
ブを前後方向に連接し、断面コ字状をなす上下一対のス
ティフナ6を各センタレール5の接合部分に重ね合わせ
て位置決めさせたうえで、全周溶接をして構成してい
る。また、クロスメンバ4を前記センタレールより断面
の大きな角チューブで構成している。そして、クロスメ
ンバ4に形成した貫通孔7にセンタレール5を貫通させ
てその貫通部分を全周溶接することにより、全体として
格子状の中間フレーム3を構成している。
【0009】すなわち、クロスメンバ4の貫通孔7に接
合前のセンタレール5を串刺し状態に貫通させて当該ク
ロスメンバ4とセンタレール5を溶着固定して部分的な
フレームを構成したうえで、各部分フレームを前後所定
の位置に配してそのセンタレール5の端部をつき合わ
せ、スティフナ6を被せて部分フレームを相互に位置決
め保持させてセンタレール5とスティフナ6を溶着固定
して中間フレーム3の主要部を構成している。
【0010】上記のようなクロスメンバ4とセンタレー
ル5の結合に際して、センタレール5を前後複数本に分
割している。従って、中間フレーム3の全長に対比して
短尺のセンタレール5をクロスメンバ4に貫通させて溶
着固定して部分フレームを構成したうえで、各部分フレ
ームを所定の位置に配してそのセンタレール5を結合し
て中間フレームを構成することができる。
【0011】このために、長尺のセンタレールを用いる
ことなく所要長さの中間フレーム3を構成することがで
きるものであり、クロスメンバ4にセンタレール5を串
刺し状態に貫通させるに際しても格別な困難性が生じな
い。
【0012】また中間フレーム3は、センタレール5よ
り断面の大きなクロスメンバ4にセンタレール5を貫通
して溶接固定して構成されたものであり、しかも、床巾
一杯に延びるクロスメンバ5の上面がセンタレール5の
上面より上方に位置するために、これをそのまま床の受
け部として機能させることができる。従って、従来は必
須であった横根太は必ずしも必要ではなく、クロスメン
バ4の間隔が大きい部分などに必要に応じて横根太を補
助的に設けるのみで床の受け部の面積を確保することが
できるために、中間フレーム3を構成する部品点数およ
び重量を削減することができると同時に、中間フレーム
3の生産性を高くすることができる。
【0013】なお、上記実施形態においては断面コ字状
をなす上下一対のスティフナ6を用いることにより、接
合されるセンタレールの位置決め作業性を接合強度を確
保するようにしているが、センタレールの接合構造は実
施形態のものに限定されるものではなく、従来公知のあ
らゆる接合構造を採用することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、角チューブで構成したクロスメンバに角チューブで
構成したのセンタレールを貫通溶着して中間フレームを
構成している。従って、従来のように横根太を用いるこ
となく床の受け部を構成することができるために、中間
フレームの構成部品点数および重量を低減することがで
きる。
【0015】また、クロスメンバに貫通されるセンタレ
ールは前後複数本に分割して接合したものであるから、
中間フレームの全長に対比して短尺のセンタレールをク
ロスメンバに貫通溶着して部分フレームを構成したうえ
で、各部分フレームのセンタレールを接合すれば中間フ
レームが構成される。従って、クロスメンバにセンタレ
ールを貫通させるに際しても作業性が悪化することがな
く、貫通させたことによる位置決めおよび溶接作業性の
改善と相まって中間フレームの生産性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低床バスのフレーム構造の一実施
形態を示す全体構成の概略斜視図である。
【図2】図1に示したフレーム構造の一部を拡大した斜
視図である。
【符号の説明】
1 前側支持部 2 後側支持部 3 中間フレーム 4 クロスメンバ 5 センタレール 6 スティフナ 7 貫通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を支持する前側支持部と後輪を支持
    する後側支持部を結合する中間フレームを車巾方向に延
    びるクロスメンバと前後方向に延びるセンタレールで構
    成した低床バスのフレーム構造であって、複数本の角チ
    ューブを前後方向に連接して溶着固定して構成したセン
    タレールと、該センタレールより断面の大きな角チュー
    ブで構成したクロスメンバを備え、クロスメンバに形成
    した貫通孔にセンタレールを貫通させて溶着固定したこ
    とを特徴とする低床バスのフレーム構造。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100456942B1 (ko) * 2002-06-11 2004-11-10 현대자동차주식회사 버스용 플로어 구조
CN101602378A (zh) * 2009-06-30 2009-12-16 江苏友邦精工实业有限公司 用于公路客车和旅游客车的车架大梁
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JP2017012061A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 井関農機株式会社 作業車両
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