JP2002036850A - 車両用空調装置の送風ユニット - Google Patents

車両用空調装置の送風ユニット

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JP2002036850A
JP2002036850A JP2000222323A JP2000222323A JP2002036850A JP 2002036850 A JP2002036850 A JP 2002036850A JP 2000222323 A JP2000222323 A JP 2000222323A JP 2000222323 A JP2000222323 A JP 2000222323A JP 2002036850 A JP2002036850 A JP 2002036850A
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Yoshikazu Takasa
良和 高佐
Toshiaki Nomura
俊彰 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発器の下流側に配設されるファンを駆動す
るファンモータに、車室内の空気を取り入れて冷却させ
ることを可能とする車両用空調装置の送風ユニットを実
現する。 【解決手段】 空気通路を形成する空調ケース3と、空
気を冷却する蒸発器4と、空調ケース3内に空気流を発
生するファン5bと、このファン5bを回転駆動するフ
ァンモータ5cとを備えた車両用空調装置の送風ユニッ
トにおいて、ファンモータ5cは、ファンモータ5cを
冷却するための空気を送り込む冷却風通路10内に収容
されるとともに、冷却風通路10には、ファンモータ5
cの上流側に車室内の空気を取り入れる吸気口10a
と、ファンモータ5cの下流側に蒸発器4の上流側と連
通する開口部10cとを形成させて、開口部10cから
の吸引により吸気口10aから取り入れた空気で冷却す
るように配設したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置の
送風ユニットに関するものであり、特に、送風機を回転
駆動するモータの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置の送風ユニットに
用いられるモータは、ブラシ摩耗の長寿命化のためにモ
ータからの発熱を冷却させることが一般的である。この
種の車両用空調装置の送風ユニットとして、特開平9−
216510号公報に記載されたものがある。この従来
装置は、ファンを収容するファンケースと、ファンを回
転駆動するモータと、ファンケース内に圧送された空気
の一部をモータのハウジング内に、モータ冷却用空気と
して送り込むための空気通路と、モータのハウジング内
を通過したモータ冷却用空気をファンケース外へ排出す
るための排出通路とを備えた構成になっている。
【0003】以上の構成による従来装置によれば、モー
タに駆動されたファンの回転により、ファンケース内に
吹き出された空気の一部を、空気通路により、モータの
ハウジング内にモータ冷却用空気として送り込み、モー
タのハウジング内を通過し、加熱された冷却用空気を、
排出通路を通してファンケース外へ排出するものであ
る。なお、この従来装置では、ファンおよびファンケー
スの下流側に蒸発器が配設されファンで取り入れた空気
を蒸発器に送風する車両用空調装置に搭載されると好適
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気を
除湿冷却する蒸発器などの冷却手段の下流側に送風機お
よびモータを配設するように構成された車両用空調装置
においては、冷却された空気の一部を取り入れてモータ
を冷却させると、結露による錆の発生によるモータの劣
化や回転軸への錆付きによるロックなどの問題がある。
【0005】また、冷却された空気の一部を排出するこ
とにより圧縮機の動力損失もある。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記点に鑑み、
冷却手段の下流側に配設される送風機を回転駆動するモ
ータに車室内の空気を取り入れて冷却させることを可能
とした車両用空調装置の送風ユニットを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1〜4記載の技術的手段を採用する。
【0008】請求項1の発明では、空気通路を形成する
空調ケース(3)と、この空調ケース(3)内に設置さ
れ、空気を冷却する冷却手段(4)と、この冷却手段
(4)の下流側に設置され、空調ケース(3)内に空気
流を発生する送風機(5b)と、この送風機(5b)を
回転駆動するモータ(5c)とを備えた車両用空調装置
の送風ユニットにおいて、モータ(5c)は、モータ
(5c)を冷却するための空気を送り込む冷却風通路
(10)内に収容されるとともに、冷却風通路(10)
には、モータ(5c)の上流側に車室内の空気を取り入
れる第1の開口部(10a)と、モータ(5c)の下流
側に冷却手段(4)の上流側と連通する第2の開口部
(10c)とを形成させて、第2の開口部(10c)か
らの吸引により第1の開口部(10a)から取り入れた
空気で冷却するように構成したことを特徴としている。
【0009】請求項1の発明によれば、冷却手段(4)
の下流側に設置される送風機(5b)およびモータ(5
c)を備えた車両用空調装置の送風ユニットにおいて、
モータ(5c)を冷却風通路(10)内に収容させて、
モータ(5c)の上流側に第1の開口部(10a)と、
モータ(5c)の下流側に冷却手段(4)の上流側と連
通する第2の開口部(10c)とを形成させて、モータ
(5c)が回転駆動することで冷却手段(4)の上流側
が負圧となるため、冷却風通路(10)内に第1の開口
部(10a)から第2の開口部(10c)に吸引される
空気流が発生してこの空気流でモータ(5c)を冷却す
ることができる。
【0010】従って、冷却手段(4)で冷却された空気
の一部を取り入れて冷却する従来技術と比較して、冷却
風通路(10)の第1の開口部(10a)から車室内の
空気を取り入れて冷却することでモータ(5c)に結露
を発生させて錆付きによるロックや劣化などがなくモー
タ(5c)の冷却が可能となり長寿命化が図れる。
【0011】また、第1の開口部(10a)から取り入
れる空気をモータ(5c)自らの回転駆動による送風機
(5b)の吸引で行うことができるため、他の動力を追
加せずに既設の機器でモータ(5c)の冷却ができる。
【0012】請求項2の発明では、冷却風通路(10)
は、モータ(5c)の外周に沿って間隙を介して覆うよ
うに形成され、第1の開口部(10a)をモータ(5
c)の上流側の外周方向に形成し、第1の開口部(10
a)と対向する側から冷却手段(4)を迂回させるよう
に冷却手段(4)の上方を経由させて第2の開口部(1
0c)に至るように形成されたことを特徴としている。
【0013】請求項2の発明によれば、冷却風通路(1
0)をモータ(5c)の外周に沿って間隙を介して覆う
ように形成され、第1の開口部(10a)を外周方向に
形成し対向する側から冷却手段(4)の上方を経由させ
て第2の開口部(10c)に至るように形成されること
により、モータ(5c)に車室内の空気を送り込めるこ
とでモータ(5c)の冷却が促進できるとともに、モー
タ(5c)で加熱された空気は冷却手段(4)によって
冷却されるので車室内の空気を高めることがない。
【0014】請求項3の発明では、冷却風通路(10)
内に、モータ(5c)の印加電圧を制御する風量可変調
節器(11)を設置し、風量可変調節器(11)が冷却
されることを特徴としている。
【0015】請求項3の発明によれば、冷却風通路(1
0)内に、風量可変調節器(11)を設置して冷却する
ことにより、モータ(5c)と同様に風量可変調節器
(11)の長寿命化が図れる。
【0016】請求項4の発明では、第2の開口部(10
c)には、第2の開口部(10c)近傍の圧力によって
開閉する切替手段(12)を設け、所定のラム圧を超え
るときは第2の開口部(10c)が閉塞されることを特
徴としている。
【0017】請求項4の発明によれば、車両走行時のラ
ム圧が所定よりも超えたときには切替手段を閉塞させる
ことにより、外気が第2の開口部(10c)から第1の
開口部(10b)に向かって逆流させないようにするこ
とで第1の開口部(10b)から外気を吹き出さない。
その結果、快適性を損なう恐れがない。
【0018】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
および図2に基づいて説明する。まず、図1に示すよう
に、空調ユニット1は、車室内へ送る空気を車室内空気
(内気)とするか車室外空気(外気)とするかを選択す
る内外気切替手段2、この内外気切替手段2で選択され
た空気を車室内に導く空気通路としての空調ケース3、
この空調ケース3内を流れる空気を除湿冷却する冷却手
段としての蒸発器4、この蒸発器4の下流側に設置さ
れ、蒸発器4で冷却された空気を車室内へ送風する送風
手段5、および空調ケース3から車室内へ吹き出される
空気の温度を調節する温度調節手段6を備える。
【0020】内外気切替手段2は、蒸発器4の空気上流
側部位に設けられ、車室内と連通した内気吸入口2a
と、車室外と連通した外気吸入口2bとが形成されると
ともに、この内気吸入口2aと外気吸入口2bとを選択
的に開閉する内外気切替ドア2cを備える。この内外気
切替ドア2cは、サーボモータ(図示せず)のような駆
動手段によって駆動されるもので、内気吸入口2aから
内気を吸入する内気循環モードと、外気吸入口2bから
外気を吸入する外気導入モードとを切り換える。
【0021】次に、空調ケース3は車室内の前方に配置
されている。空調ケース3の出口側には、空調ケース3
を通過した空気を車室内乗員の上半身に向けて吹き出す
ためのフェイス吹出口(図示せず)に連通するフェイス
開口部7と、前記空気を乗員の足元に向けて吹き出すた
めのフット吹出口(図示せず)に連通するフット開口部
8と、前記空気を自動車の窓ガラスに向けて吹き出すた
めのデフロスタ吹出口(図示せず)に連通するデフロス
タ開口部9とが形成されている。
【0022】また空調ケース3内には、上記各吹出口
(図示せず)を流れる空気量を調節する手段、具体的に
はフェイスドア7a、フットドア8a、およびデフロス
タドア9aが設けられている。これらのドア7a、8
a、9aは、それぞれの駆動手段、具体的にはサーボモ
ータ(図示せず)によって駆動される。
【0023】次に蒸発器4は,空調ケース3内を通過す
る空気を冷却する冷凍サイクルの構成要素で、空調ケー
ス3内の空気上流側に配置され、空調ケース3内を通過
するすべての空気を冷却する。冷凍サイクルは、蒸発器
4の他に図示していない圧縮機、凝縮器、受液器、およ
び膨張弁とを備える周知のものである。
【0024】送風手段5は、空調ケース3に収容され、
車室内へ送風する空気流を発生する手段である。この送
風手段5は、ファンケース5a、ファン5b、ファンモ
ータ5cからなり、ファンモータ5cは駆動回路より印
加される電圧に応じてファン5bを回転駆動し、内気ま
たは外気を吸引して蒸発器4で冷却された空気を空調ケ
ース3を介して車室内へ送風する。
【0025】次に、温度調節手段6は、ヒータコア6a
およびエアミックスドア6bより構成されている。ヒー
タコア6aは、送風手段5の空気下流側部位において、
蒸発器4からの空気がヒータコア6aを通過する温風通
路6cと、蒸発器4からの空気がヒータコア6aをバイ
パスするバイパス通路6dとが形成されるように配設さ
れている。このヒータコア6aは、内部をエンジン冷却
水が流れるものであり、このエンジン冷却水の熱によっ
てヒータコア6aを通過する空調ケース3内の空気を加
熱する熱交換器である。
【0026】エアミックスドア6bはヒータコア6aの
空気上流側部位に設けられ、サーボモータのような駆動
手段によって駆動される。そしてこのサーボモータによ
って設定される位置に応じて、温風通路6cを通過して
ヒータコア6aによって加熱される空気量と、バイパス
通路6dを通過する空気量とを調節することで吹出口よ
り吹き出される吹出温度の温度調節を行うものである。
【0027】次に、本発明の要部である送風手段5につ
いての詳細を説明する。図2に示すように、本実施形態
では、ファンモータ5cの左右の回転軸に左右のファン
5bが接続されており、所定の回転速度で回転駆動され
るようになっている。そして、左右のファン5bは、温
度調節手段6へ至る送風路5fに連通された左右のファ
ンケース5a内にそれぞれが配設されており、左右のフ
ァンケース5a内に形成されたベルマウス状の吸入口5
dより蒸発器4からの空気を取り入れて温度調節手段6
へ至る送風路5fを介して冷却風を送るようになってい
る。なお、左右のファンケース5aは、ポリプロピレン
などの樹脂材にてスクロール状の流路を形成している。
【0028】そして、左右のファンケース5a間に配設
されたファンモータ5cには、ファンモータ5cの外周
に沿って所定の間隙5eを介してファンモータ5cを覆
うように冷却風通路10を形成している。
【0029】この冷却風通路10の外周方向の一端に車
室内と連通する吸気口10aを設け、この吸気口10a
からファンモータ5cの外周を沿うように空気通路を形
成させて、その後、吸気口10aから略180度回転さ
せた位置10bから蒸発器4を迂回させるように蒸発器
4の上方を経由させて蒸発器4の上流側と連通する開口
部10cに至るように形成されている。これにより、車
室内の空気を吸気口10aから取り入れ、ファンモータ
5cに送り込まれ開口部10c介して蒸発器4の上流側
に吐き出されるファンモータ5cを冷却する空気通路が
形成されるものである。なお、冷却風通路10は、左右
のファンケース5aと一体に形成されて、吸気口10a
は車室内に開口しており開口部10cは空調ケース3に
接続されている。また、左右のファンケース5aは吸入
口5dを含む一部が空調ケース3内に収容されるように
接続されている。
【0030】以上の構成による車両用空調装置の送風ユ
ニットの作動を説明する。ファンモータ5cにより左右
のファン5bが回転駆動されると内外気切替手段2で選
択された外気または内気のいずれかから取り入れた空気
が蒸発器4に吸い込まれる。このときに、蒸発器4の上
流側では負圧となるため、冷却風通路10に吸気口10
aから車室内の空気を取り入れファンモータ5cに送り
込まれ開口部10cより蒸発器4の上流側に吸引される
ファンモータ5cを冷却する空気が送り込まれる。この
冷却する空気により、ファンモータ5cが冷却されるた
めファンモータ5cの温度上昇を抑えることができる。
【0031】また、ファンモータ5cを通過して加熱さ
れた空気は、開口部10cより蒸発器4内に吸い込まれ
て上述した外気または内気のいずれかから取り入れた空
気と混合されて冷却され、温度調節手段6および吹出口
を経由して車室内に吹き出されるものである。従って、
ファンモータ5cで加熱された空気は蒸発器4によって
冷却されるので車室内の空気を高めることがない。
【0032】以上の実施形態における車両用空調装置の
送風ユニットによれば、ファンモータ5cを冷却風通路
10で覆い、ファンモータ5c自らの回転駆動によっ
て、ファンモータ5cを冷却する空気を吸気口10aか
ら車室内の空気で冷却することにより、蒸発器4で冷却
された空気の一部を取り入れて冷却する従来技術と比較
して、ファンモータ5cに結露を発生することなく回転
軸などの回転部が錆付きによるロックなどの不具合もな
くファンモータ5cの冷却ができブラシ摩耗などの長寿
命化が図れる。
【0033】また、吸気口10aから取り入れる空気を
ファンモータ5c自らの回転駆動によってファンモータ
5cを冷却する空気を吸引することができるため、他の
動力などを追加せずに既設の機器でファンモータ5cの
冷却ができる。
【0034】(他の実施形態)上記実施形態では、回転
軸が左右両軸に形成されたファンモータ5cを用いて、
左右のファン5b、左右のファンケース5aおよび冷却
風通路10を配設させた送風手段5で説明したが、これ
に限らず、回転軸が片側に形成された片軸のファンモー
タでも良い。
【0035】また、本実施形態による冷却風通路10内
に、ファンモータ5cに印加する電圧を調節するファン
コントローラ11を設置すると良い。このファンコント
ローラ11は、ファンモータ5cの回転数を可変するた
めにファンモータ5cに印加する電圧を抵抗器などで電
圧降下するものであり、ファンモータ5cと同じように
発熱する。従って、図3に示すように、ファンモータ5
cの下流側と開口部10cとの間にファンコントローラ
11を設置すると良い。冷却することにより、ファンモ
ータ5cと同様にファンコントローラ11の長寿命化が
図れる。
【0036】また、内外気切替手段2が外気導入モード
で車両が走行状態のときに、ファンモータ5cが停止さ
れている場合には、 蒸発器4の上流側に連通する開口
部10c近傍にラム圧が加わり開口部10cから吸気口
10aに向かって外気が逆流して車室内に吹き出され
る。これにより、乗員に不快感を招く恐れがあるため、
そこで、図3に示すように、開口部10cに逆止弁12
を設けることで逆流吹き出しを防止できる。すなわち、
所定のラム圧が所定値以上のときに開口部10cを閉塞
し所定値以下のときに開くような逆止弁12を設ける。
【0037】これにより、吸気口10aから車室内に外
気を吹き出すことがない。従って快適性を損なう恐れが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における車両用空調装置の送
風ユニットの全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施形態における送風手段の詳細を示
す図1のA−A断面図である。
【図3】他の実施形態における車両用空調装置の送風ユ
ニットの詳細を示す縦断面図である。
【符号の説明】
3…空調ケース 4…蒸発器(冷却手段) 5a…ファンケース 5b…ファン(送風機) 5c…ファンモータ(モータ) 10…冷却風通路 10a…吸気口(第1の開口部) 10c…開口部(第2の開口部) 11…ファンコントローラ(風量可変調節器) 12…逆止弁(切替手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気通路を形成する空調ケース(3)
    と、 前記空調ケース(3)内に設置され、空気を冷却する冷
    却手段(4)と、 前記冷却手段(4)の下流側に設置され、前記空調ケー
    ス(3)内に空気流を発生する送風機(5b)と、 前記送風機(5b)を回転駆動するモータ(5c)とを
    備えた車両用空調装置の送風ユニットにおいて、 前記モータ(5c)は、前記モータ(5c)を冷却する
    ための空気を送り込む冷却風通路(10)内に収容され
    るとともに、前記冷却風通路(10)には、前記モータ
    (5c)の上流側に車室内の空気を取り入れる第1の開
    口部(10a)と、前記モータ(5c)の下流側に前記
    冷却手段(4)の上流側と連通する第2の開口部(10
    c)とを形成させて、前記第2の開口部(10c)から
    の吸引により前記第1の開口部(10a)から取り入れ
    た空気で冷却するように構成したことを特徴とする車両
    用空調装置の送風ユニット。
  2. 【請求項2】 前記冷却風通路(10)は、前記モータ
    (5c)の外周に沿って間隙を介して覆うように形成さ
    れ、前記第1の開口部(10a)を前記モータ(5c)
    の上流側の外周方向に形成し、前記第1の開口部(10
    a)と対向する側から前記冷却手段(4)を迂回させる
    ように前記冷却手段(4)の上方を経由させて前記第2
    の開口部(10c)に至るように形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の車両用空調装置の送風ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記冷却風通路(10)内に、前記モー
    タ(5c)の印加電圧を制御する風量可変調節器(1
    1)を設置し、前記風量可変調節器(11)が冷却され
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車
    両用空調装置の送風ユニット。
  4. 【請求項4】 前記第2の開口部(10c)には、前記
    第2の開口部(10c)近傍の圧力によって開閉する切
    替手段(12)を設け、所定のラム圧を超えるときは前
    記第2の開口部(10c)が閉塞されることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両
    用空調装置の送風ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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