JP2002036605A - インクジェット記録方法及び装置 - Google Patents

インクジェット記録方法及び装置

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JP2002036605A JP2000227719A JP2000227719A JP2002036605A JP 2002036605 A JP2002036605 A JP 2002036605A JP 2000227719 A JP2000227719 A JP 2000227719A JP 2000227719 A JP2000227719 A JP 2000227719A JP 2002036605 A JP2002036605 A JP 2002036605A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁無しプリントを簡単に作製する。 【解決手段】 搬送ローラ対20,21の間に、サーマ
ルヘッド24とインクジェットヘッド25とを配置す
る。サーマルヘッド24により記録紙17を予熱する。
インクジェットヘッド25によるインク吐出範囲を記録
紙17の全面よりも僅かに大きく設定する。インクジェ
ットヘッド25の各ノズルに対面する位置でインク受け
パッド45を設ける。インク受けパッド45にインク受
け溝を形成し、記録紙17を超えて吐出されたインクを
回収する。記録紙17の全面に対しインクが確実に吐出
され、縁無しプリント75が簡単に得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
方法及び装置に関し、特に余白のない縁無しプリントが
簡単に得られるインクジェット記録方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタでは、各ノズル
からインクを記録紙へ吐出することで、記録紙に画像を
記録している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなインクジェ
ットプリンタにおいて、画像を記録紙に余白なく記録す
るいわゆる縁無しプリントを行う場合には、記録紙の縁
を検出して、この縁のぎりぎりのところまで記録を行う
ことで、余白を最小にして見かけ上、縁無しのプリント
を作成していた。このため、記録紙の蛇行などが発生す
ると、余白が大きくなる場合もあり、これによりプリン
ト品質を低下させていた。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、記録紙の蛇行などが発生しても確実に縁無しのプ
リントを作成することができるようにしたインクジェッ
ト記録方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、複数のノズルを主走査方
向に並べてなるインクジェットヘッドを用いて、記録紙
またはインクジェットヘッドを副走査方向に送り、前記
記録紙に画像を記録するインクジェット記録方法におい
て、前記各ノズルに対面する位置にインク受け手段を配
置し、前記記録紙の主走査方向における長さを超えて前
記画像の記録範囲を設定し、前記記録紙の主走査方向に
おける長さを超えてインクを吐出させ前記画像を記録し
ている。
【0006】なお、前記画像の記録範囲が前記記録紙か
らはみ出るはみ出し量を前記記録紙の最大蛇行量よりも
大きくすることが好ましい。また、前記記録紙の副走査
方向における長さを超えて前記画像の記録範囲を設定
し、前記記録紙の副走査方向における長さを超えてイン
クを吐出させ前記画像を記録することが好ましい。ま
た、前記インク受け手段は、前記各ノズルに対面する位
置で、インク受け溝を有し、このインク受け溝は、前記
各ノズルから吐出されるインクドロップ径の2倍以上
で、記録紙と各ノズルとの隙間の2倍以上の深さを有す
ることが好ましい。
【0007】請求項5記載の発明では、各ノズルに対面
する位置で配置されるインク受け手段と、記録紙の主走
査方向における長さを超えて画像の記録範囲を設定し、
記録紙の主走査方向における長さを超えてインクを吐出
させ画像を記録する制御手段とを備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明のインクジェットプ
リンタを示す概略図である。インクジェットプリンタ1
0は、給紙部11、画像記録部12から構成されてい
る。給紙部11は、給紙ローラ16を回転させて、記録
紙マガジン15から記録紙17を引き出す。引き出され
た記録紙17は、画像記録部12に送られる。記録紙1
7は本実施形態ではA4サイズのカットシートを用いて
いるが、この記録紙17のサイズは適宜変更してよい。
なお、給紙ローラ16は画像記録部12の送りモータ1
9からクラッチ18を介して駆動を受けており、記録紙
17の先端が画像記録部12に送られた後はクラッチ1
8が切られて給紙ローラ16はフリーに回転する。
【0009】画像記録部12は、第1及び第2搬送ロー
ラ対20,21と、記録紙センサ23と、予熱用サーマ
ルヘッド24と、インクジェットヘッド25とから構成
されている。第1及び第2搬送ローラ対20,21はモ
ータ19により回転駆動され、記録紙17をニップして
搬送する。モータ19はドライバ19aを介してシステ
ムコントローラ(以下、単にコントローラという)26
により回転制御される。記録紙センサ23は、第1搬送
ローラ対20の記録紙出口近くに設けられている。この
記録紙センサ23は記録紙17の先端を検出し、この先
端検出信号をコントローラ26に送る。コントローラ2
6は、先端検出信号に基づきモータ19の回転を制御し
て、記録紙17を搬送する。また、コントローラ26
は、この搬送中にモータ19の駆動パルス数に基づき、
記録紙17が各ヘッド24,25を通過するタイミング
を検出し、記録開始位置及び乾燥開始位置を特定する。
【0010】前記予熱用サーマルヘッド24と、インク
ジェットヘッド25とは、第1及び第2搬送ローラ対2
0,21の間で、記録紙送り方向に順に取り付けられて
いる。各ヘッド24,25は、記録紙17の送り方向に
直交する記録紙幅方向(主走査方向)に平行に配置され
ている。予熱用サーマルヘッド24の下方にはプラテン
ローラ27が配置されており、このプラテンローラ27
は記録紙17を支持する。
【0011】予熱用サーマルヘッド24はシフト機構3
0により昇降自在に構成されている。そして、インクジ
ェットヘッド25による記録時には下降して、プラテン
ローラ27との間で記録紙17を挟持して、各発熱素子
24aにより記録紙17を予熱する。また、記録時以外
は記録紙17から離れた退避位置にシフト機構30によ
りセットされる。図2に示すように、サーマルヘッド2
4には主走査方向Aに多数の発熱素子24aがライン状
に並べて設けられている。予熱は、インク吐出による記
録の際に、吐出されたインクを記録紙17上で短時間に
乾燥するために行う。
【0012】このため、図1に示すように、サーマルヘ
ッド24の各発熱素子24aは、ヘッド駆動部31を介
して駆動制御される。ヘッド駆動部31には、各発熱素
子24a毎の駆動データがコントローラ26から送られ
る。駆動データは、インクジェットヘッド25によるイ
ンク吐出量に基づき決定される。そして、インク吐出量
が大きい画素に対しては、この画素記録エリアに対し
て、サーマルヘッド24の発熱素子24aにより、比較
的大きな予熱エネルギが印加される。また、インク吐出
量が小さい画素に対しては、この画素記録エリアに対し
て、サーマルヘッド24の発熱素子24aにより比較的
に小さな予熱エネルギが印加される。
【0013】予熱後の冷却の観点からは、サーマルヘッ
ド24とインクジェットヘッド25との記録紙送り方向
における距離はできるだけ小さい方が好ましい。そし
て、この距離に応じてサーマルヘッド24の予熱開始位
置とインクジェットヘッド25の記録開始位置とが特定
され、記録紙17における予熱開始位置に合わせてイン
クジェットヘッド25による記録が開始されるように制
御される。
【0014】図3に示すように、インクジェットヘッド
25には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色のライン記録用のノズル
35,36,37,38が主走査方向に並べて設けられ
ている。インクジェットヘッド25内には、周知のよう
に、これら各ノズル35〜38近くのインク流路にピエ
ゾ素子が配置されている。このピエゾ素子によりインク
流路を収縮・伸長させることにより、インクの吐出と供
給とが行われる。
【0015】図1に示すように、各ピエゾ素子はインク
ジェットヘッド駆動部39により駆動制御される。イン
クジェットヘッド駆動部39は、画像データに応じた駆
動信号を各ピエゾ素子に与える。このインクジェットヘ
ッド駆動部39にはコントローラ26が接続されてい
る。コントローラ26にはフレームメモリ40が接続さ
れており、このフレームメモリ40に、画像読取装置や
画像出力装置からの画像データが書き込まれる。
【0016】インクジェットヘッド25の下方には、イ
ンク受けパッド45が配置されている。図4に示すよう
に、このインク受けパッド45は、インクジェットヘッ
ド25による記録の際に記録紙17を支持するととも
に、記録紙17を超えて吐出されたインクをインク受け
溝46〜49によって受ける。インク受け溝46〜49
は、インクジェットヘッド25の各ノズル35〜38に
対応して、各色毎に設けられており、その幅W1はイン
クドロップ径の2倍以上、その深さD1はインクジェッ
トヘッド25と記録紙17との隙間G1の2倍以上、長
さは主走査方向における各ノズル総数の長さよりも僅か
に長くされている。
【0017】各インク受け溝46〜49にはチューブ5
0を介して廃インクタンク51、バキューム吸引装置5
1が接続されており、インク受け溝46〜49に吐出さ
れたインクは廃インクタンク51に貯留される。
【0018】図1に示すように、コントローラ26は、
各色の画像データに基づき各色のノズル35〜38毎の
ピエゾ素子の駆動データを求める。この駆動データはイ
ンクジェットヘッド駆動部39に送られる。そして、コ
ントローラ26は、記録紙17の送りに同期してヘッド
駆動部39を介して各ピエゾ素子を駆動する。これによ
り、画像データに応じたサイズ及び数量のインク液滴が
記録紙17に向けて吐出され、このインク液滴が記録紙
17に付着する。
【0019】本実施形態では、階調表現方法として、ド
ット径制御法とドット密度制御法とを併用して高画質な
プリントを実現しているが、これはドット径制御法、ド
ット密度制御法の一方を採用してもよい。なお、図3に
示すように、各色のノズル35〜39は一定ピッチで副
走査方向Bに離れて形成されており、この分だけ、記録
する画像データをずらしたもので各色のピエゾ素子が駆
動される。したがって、最終的には、同一ラインには同
一の各色画像データに基づくインク液滴が記録されるこ
とになる。
【0020】図5に示すように、本発明では縁無しプリ
ントを作成するために、インクジェットヘッド25の各
ノズル35〜39(図3参照)によるインクの吐出エリ
ア60は記録紙17の記録面(記録紙全面)を僅かに超
える範囲に設定される。この記録紙17を超えて吐出さ
れる幅W2は、記録紙17を送る際の最大蛇行量よりも
僅かに長く設定してある。したがって、記録紙17が蛇
行しても、記録紙17の縁に余白ができることがなく、
縁無しプリントを確実に作成することができる。また、
記録紙17から外れたインク液滴は、インク受けパッド
45のインク受け溝46〜49で受けられ、バキューム
吸引装置52により、チューブ50を介して廃インクタ
ンク51に溜められる。
【0021】次に本実施形態の作用を説明する。プリン
トでは、サーマルヘッド24により記録紙17に対して
インク吐出量に応じた予熱が行われる。次に、予熱され
た記録紙17に対してインクジェットヘッド25により
インクが吐出され、フルカラー画像が記録される。ま
た、吐出されたインクは予め記録紙17が予熱されてい
るため、インクが効率よく乾燥される。図5に示すよう
に、画像の記録範囲としてのインク吐出エリア60は記
録紙17の全面に対して僅かに大きく設定されるため、
記録紙17には縁無しで画像が記録され、縁無しプリン
ト75が得られる。この縁無しプリント75は、トレー
76に排出される。
【0022】上記実施形態では、インク吐出量に応じて
各発熱素子の駆動データを変えて、インクの吐出量が多
いエリアに対しては予熱量を大きくしてインクの乾燥を
効率よく行うようにしたが、サーマルヘッド24による
予熱は単に各発熱素子24aを一律に駆動して行っても
よい。また、サーマルヘッド24による予熱の他に、プ
ラテンローラにヒータを内蔵させて予熱を行ってもよ
い。
【0023】また、予熱する代わりに、または予熱と併
用して、インク吐出後に温風を吹き付けることで、イン
クを乾燥させてもよい。この場合には、乾燥装置例えば
温風ヘッドを設けて、インク吐出後の記録紙に対して温
風を吹き付ける。なお、予熱装置や乾燥装置を用いるこ
となく、インクを自然乾燥させてもよい。
【0024】上記実施形態では、図3に示すように、1
個のインクジェットヘッド25に、Y、M、C、Kの各
ノズル35〜38をライン状に形成したが、これに限ら
ず、各色のノズルを複数個に分けて配置した複数のイン
クジェットヘッドを用いたものに対して本発明を実施し
てもよい。例えば、図6に示すように、黒インク用のノ
ズルを有するK用インクジェットヘッド110と、Y,
M,Cの各色ノズルを有する各色インクジェットヘッド
111を用いて2つのプリントステージ112,113
を構成し、これら各プリントステージ112,113の
各ヘッド110,111それぞれに、その記録紙送り方
向上流側で記録面側にサーマルヘッド114,115を
設ける。なお、符号116は記録紙17の先端を検出す
る先端センサを示しており、この先端センサ116の出
力信号に基づき記録開始位置を特定している。
【0025】また、各プリントステージ112,113
の間の記録紙17には弛み17aを設けておき、各プリ
ントステージ112,113における記録紙17の僅か
な送り変動が他のプリントステージへ伝達されることが
ないようにしている。
【0026】この実施形態においても、図5に示すよう
に、記録紙17の全面を僅かに超えた画像記録エリア
(インク吐出エリア60)を設定し、記録紙17の全面
を超えてインクを吐出させることで、余白無しの縁無し
プリントが作製される。なお、図6,図7において、図
1に示す実施形態と同一構成部材には同一符号を付して
重複した説明を省略している。また、サーマルヘッド1
14,115の代わりに、図7に示すような温風ヘッド
130を用いてもよく、この場合には、インクジェット
ヘッド110,111に対して記録紙送り方向下流側に
温風ヘッドを配置する。
【0027】図7は、各色毎のインクジェットヘッドを
個別に設けた実施形態を示している。この実施形態で
は、K用インクジェットヘッド120、Y用インクジェ
ットヘッド121と、M用インクジェットヘッド122
と、C用インクジェットヘッド123とを設けてプリン
トステージ125〜128を構成し、これら各プリント
ステージ125〜128の各ヘッド120〜123の記
録紙送り方向の下流側にそれぞれ温風ヘッド130,1
31,132,133を設ける。なお、符号135は各
温風ヘッド130〜133の下方に配置されるプラテン
ローラを示している。そして、記録紙17の全面を超え
た記録範囲(インク吐出範囲)を設定して、上記実施形
態と同じように、縁無しプリントを作製する。なお、こ
の実施形態においても、図6に示すような位置でサーマ
ルヘッドを配置することで、温風ヘッド130〜133
の代わりにサーマルヘッドで記録紙を予熱し、吐出され
たインクを乾燥させてもよい。
【0028】図3に示すように各色毎のノズル35〜3
8を1列に形成する他に、複数ラインで形成してもよ
い。この場合には、ライン数を増やした分だけ主走査方
向におけるノズル密度が低くなるので、その製作が容易
になる。また、記録紙17の全幅分の長さを有するノズ
ルの代わりに、記録紙の幅方向の長さが短いインクジェ
ットヘッドを複数個用いて、これらを組み合わせること
で、記録紙の幅方向に長いインクジェットヘッドを構成
してもよい。このようなインクジェットヘッドの場合に
は、各ノズルの配列に合わせてインク受け溝を形成した
インク受けパッドを用いる。
【0029】上記実施形態では記録紙を外して吐出され
たインクの回収用としてインク受けパッドを用いたが、
この他に、インクジェットヘッドを使用しない状態では
各ノズルを塞いで外気から遮断させるキャップとしてイ
ンク受けパッドを用いることが好ましい。また、ノズル
内で乾燥して詰まったインクを吸引するプライミング用
にインク受けパッドを用いることが好ましい。このよう
に、インク受けパッドを、キャップ用、プライミング用
に兼用することで、部品点数を減らして構成を簡単にす
ることができる。
【0030】上記実施形態ではカットシートタイプの記
録紙を用いた例を説明したが、この他にロール状に巻取
り収納したロール記録紙に対して、縁無し画像を記録す
る場合に本発明を実施してもよい。この場合にも、記録
紙の幅を僅かに超えた画像記録エリアを設定し、この記
録エリアに対しインクを吐出することで、縁無しプリン
トを作製する。また、プリンタにカッタを内蔵させて、
ロール記録紙を所定の長さに切断してカットシートに
し、このカットシートに対し、上記実施形態と同じよう
に縁無しプリントを行ってもよい。
【0031】上記実施形態では、ピエゾ素子を有するイ
ンクジェットヘッド25,110,111,120〜1
23を用いたが、インクを吐出する機構は各種のものを
適用してよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、記録紙の主走査方向に
おける長さを超えて、インクジェットヘッドの各ノズル
からインクを吐出させて画像を記録したから、縁無しプ
リントを簡単に作製することができる。また、記録紙の
最大蛇行量を超えて、前記画像を記録紙からはみ出して
記録することで、蛇行が発生しても余白が発生すること
がない縁無しプリントを作製することができる。しか
も、各ノズルに対面する位置にインク受け手段を配置し
たから、記録紙を外れて吐出されたインク液滴はインク
受け手段で受けられるので、記録紙などが余分に吐出さ
れたインクで汚されることがなくなる。
【0033】記録紙の副走査方向における長さを超え
て、インクジェットヘッドの各ノズルからインクを吐出
させて前記画像を記録することにより、記録紙の左右側
縁部のみならず、前後端縁部にも余白を無くすことがで
きる。
【0034】また、各ノズルに対面する位置でインク受
け溝を有し、このインク受け溝は、各ノズルから吐出さ
れるインクドロップ径の2倍以上で、記録紙と各ノズル
との隙間の2倍以上の深さを有するインク受け手段を設
けることで、余分に吐出されたインクを確実に回収する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタを示す概略図
である。
【図2】予熱用サーマルヘッドを示す拡大した正面図で
ある。
【図3】インクジェットヘッドを示す拡大した正面図で
ある。
【図4】インクジェットヘッドとインク受けパッドとを
示す概略図である。
【図5】記録紙とインク吐出エリアとインク受け溝との
位置関係を示す平面図である。
【図6】2組のインクジェットヘッドとサーマルヘッド
とを用いた別の実施形態を示す概略図である。
【図7】4組のインクジェットヘッドと温風ヘッドとを
用いた別の実施形態を示す概略図である。
【符号の説明】
10 インクジェットプリンタ 11 給紙部 12 画像記録部 17 記録紙 20,21 搬送ローラ対 24,114,115 サーマルヘッド 25,110,111,120〜123 インクジェッ
トヘッド 45 インク受けパッド 46〜49 インク受け溝
フロントページの続き (72)発明者 金子 清隆 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 細野 康幸 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA27 HA29 HA33 JC13 JC23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルを主走査方向に並べてなる
    インクジェットヘッドを用いて、記録紙またはインクジ
    ェットヘッドを副走査方向に送り、前記記録紙に画像を
    記録するインクジェット記録方法において、 前記各ノズルに対面する位置にインク受け手段を配置
    し、 前記記録紙の主走査方向における長さを超えて前記画像
    の記録範囲を設定し、前記記録紙の主走査方向における
    長さを超えてインクを吐出させ前記画像を記録すること
    を特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 前記画像の記録範囲が前記記録紙からは
    み出るはみ出し量を前記記録紙の最大蛇行量よりも大き
    くしたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    記録方法。
  3. 【請求項3】 前記記録紙の副走査方向における長さを
    超えて前記画像の記録範囲を設定し、前記記録紙の副走
    査方向における長さを超えてインクを吐出させ前記画像
    を記録することを特徴とする請求項1または2記載のイ
    ンクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 前記インク受け手段は、前記各ノズルに
    対面する位置で、インク受け溝を有し、このインク受け
    溝は、前記各ノズルから吐出されるインクドロップ径の
    2倍以上で、記録紙と各ノズルとの隙間の2倍以上の深
    さを有することを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    1つ記載のインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】 複数のノズルを主走査方向に並べてなる
    インクジェットヘッドを用いて、記録紙またはインクジ
    ェットヘッドを副走査方向に送り、前記記録紙に画像を
    記録するインクジェット記録装置において、 前記各ノズルに対面する位置で配置されるインク受け手
    段と、 前記記録紙の主走査方向における長さを超えて前記画像
    の記録範囲を設定し、前記記録紙の主走査方向における
    長さを超えてインクを吐出させ前記画像を記録する制御
    手段とを有することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7021756B2 (en) 2003-03-04 2006-04-04 Brother Kogyo Kaushsiki Kaisha Inkjet printer
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