JP2002035399A - 遊戯場用マイレージカードシステム - Google Patents

遊戯場用マイレージカードシステム

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JP2002035399A
JP2002035399A JP2000230148A JP2000230148A JP2002035399A JP 2002035399 A JP2002035399 A JP 2002035399A JP 2000230148 A JP2000230148 A JP 2000230148A JP 2000230148 A JP2000230148 A JP 2000230148A JP 2002035399 A JP2002035399 A JP 2002035399A
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Reiji Yamane
禮司 山根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に遊戯を行っている顧客に対して適確に
マイル数を付与するようにし、かつ顧客と遊戯店店員と
のコミュニケーションを促進して接客の質を向上させる
ようにする。 【解決手段】 遊戯機が稼動を開始したことを検出する
稼動開始検出手段を設け、この稼動開始検出手段からの
出力信号に基づきホストコンピュータのマイル数記録領
域に各種イベントによるマイル数を加算記録するように
する。また、遊戯機に対する遊戯玉もしくは遊戯コイン
の打込み数を検出する打込み数検出手段を設け、この打
込み数検出手段からの出力信号に基づきその打込み数に
比例するマイル数をホストコンピュータのマイル数記録
領域に加算記録するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯場でカードを
使用して遊戯を行った際にそのカードにマイル数を付与
し、累計マイル数に応じてカード所有者に各種サービス
を提供する遊戯場用マイレージカードシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小売店等において顧客にポイント
カードを発行し、このポイントカードを所持する顧客が
そのポイントカードを使用して商品購入等を行った場合
に、売上金額等に応じてポイントを付与し、累計ポイン
ト数が所定数以上になると、顧客に景品もしくは各種サ
ービスを提供するようにしたポイントカードシステムが
知られている。
【0003】同様のポイントカードシステムは、パチン
コ遊戯機やスロットマシン等の遊戯機が設定された遊戯
場においても採用されている場合がある。従来の遊戯場
用ポイントカードシステムは、次のようなポイント付与
システムに基づいて運用されているのが一般的である。
【0004】(1)顧客が遊戯場へ来店した時に、ポイ
ントカードをカード読取機に挿入することにより自動的
に来店ポイントを付与する。 (2)各種イベントによりポイントを付与する。例え
ば、(a)顧客の誕生日、誕生週の全日、誕生月の全日
にポイントを付与する。(b)雨の日、雪の日、嵐の日
の来店者にポイントを付与する。(c)曜日に応じてポ
イント数を変化させてポイントを付与する。(d)来店
時間帯によりポイント数を変化させてポイントを付与す
る。 (3)遊戯玉もしくはコインを購入した(玉貸し、コイ
ン貸し)時に、自動的にポイントを付与する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来システムにおいては、顧客の来店時もしくは各種イベ
ントによりもしくは玉貸し、コイン貸し時に自動的にポ
イントを付与するシステムであることから、来店のみで
遊戯をせずに帰る顧客にポイントを付与したり、遊戯玉
等を購入した後に遊戯をせずにその遊戯玉を即計数機に
流して換金する顧客にポイントを付与することになり、
言い換えれば真正な顧客でないのにポイントを付与して
いることになり、ポイント稼ぎの顧客が増えるだけで、
真正に遊戯をしている顧客との区別が明確に行えないと
いう問題点がある。また、実際に遊戯を行っている顧客
についても、短時間で遊戯を終了する顧客と、長時間遊
戯を行う顧客との区別が明確に行えず、このポイントカ
ードシステムが遊戯店の売上増および顧客の固定化に直
接に結び付いていないという問題点がある。さらに、従
来システムでは、機械が自動的にポイントを付与するた
めに、顧客と遊戯店の店員との間のコミュニケーション
を遮断するシステムとなっており、遊戯店店員が受身の
態勢となって接客の質が低下するという問題点もある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、実際に遊戯を行っている顧客に対して適確
にマイル数を付与するようにし、かつ顧客と遊戯店店員
とのコミュニケーションを促進して接客の質を向上させ
るようにし、これによって顧客の固定化と売上増に寄与
することのできる遊戯場用マイレージカードシステムを
提供することを目的とするものである。ここで、「マイ
ル数」という語は、遊技機の実稼動状態を示す単位とし
て、その実稼動状態を走行距離に見立てた概念を表わし
ており、またその「マイル数」に基づくカードシステム
を「マイレージカードシステム」と称している。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、第1発明による遊戯場用マイレー
ジカードシステムは、個人識別データが記録される識別
データ記録領域を有するマイレージカードと、各遊戯機
に対応して設けられるカード読取機と、各カード読取機
に通信回線を介して接続されるとともに、個人情報が記
録される個人情報記録領域とマイル数が記録されるマイ
ル数記録領域とを有するホストコンピュータとを備える
遊戯場用マイレージカードシステムにおいて、前記遊戯
機が稼動を開始したことを検出する稼動開始検出手段を
設け、この稼動開始検出手段からの出力信号に基づき前
記ホストコンピュータのマイル数記録領域に各種イベン
トによるマイル数を加算記録するようにしたことを特徴
とするものである。
【0008】本発明においては、稼動開始検出手段によ
って遊戯機が稼動を開始したことが検出されると、この
稼動開始検出手段からの出力信号に基づきホストコンピ
ュータのマイル数記録領域に各種イベントによるマイ
ル、例えば来店マイル、誕生日マイル、天候マイル、曜
日マイル、時間帯マイル等のイベントによるマイル数が
付与される。こうして、従来のように単に来店のみで遊
戯をせずに帰る顧客や、遊戯玉等を購入した後に遊戯を
せずにその遊戯玉を換金する顧客にマイル数が付与され
ることはなく、実際に遊戯を行った顧客に対して適確に
マイル数が付与されることになり、顧客の固定化と売上
増に寄与するマイレージカードシステムとすることがで
きる。
【0009】次に、第2発明による遊戯場用マイレージ
カードシステムは、個人識別データが記録される識別デ
ータ記録領域を有するマイレージカードと、各遊戯機に
対応して設けられるカード読取機と、各カード読取機に
通信回線を介して接続されるとともに、個人情報が記録
される個人情報記録領域とマイル数が記録されるマイル
数記録領域とを有するホストコンピュータとを備える遊
戯場用マイレージカードシステムにおいて、前記遊戯機
に対する遊戯玉もしくは遊戯コインの打込み数を検出す
る打込み数検出手段を設け、この打込み数検出手段から
の出力信号に基づきその打込み数に比例するマイル数を
前記ホストコンピュータのマイル数記録領域に加算記録
するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】本発明においては、打込み数検出手段によ
って遊戯機において遊戯玉もしくは遊戯コインの打込み
数が検出されると、その打込み数に比例するマイル数が
ホストコンピュータのマイル数記録領域に付与される。
こうして、遊戯玉もしくは遊戯コインの打込み数の多い
顧客ほど、言い換えれば実効遊戯時間の長い顧客ほど多
くのマイル数が勝ち負け等に関係なく、公平に付与され
ることになり、第1発明と同様、単に来店のみで遊戯を
せずに帰る顧客や、遊戯玉等を購入した後に遊戯をせず
にその遊戯玉を換金する顧客にマイル数が付与されるこ
とはなく、顧客の固定化と売上増に繋がることになる。
【0011】前記第1発明または第2発明において、前
記カード読取機には表示部が付設され、この表示部に
は、マイル数加算時にそのマイル数加算の理由と加算マ
イル数とが表示されるのが好ましい(第3発明)。こう
することで、特定の遊戯機で遊戯する顧客がその遊戯機
に付設されるカード読取機にて加算マイル数とマイル数
加算理由とを知ることができるので、顧客にとって極め
て利便性が良い。また、顧客は現在のマイル数を常時、
目で確認でき、マイル数が加算されるのを楽しみにする
ため、負け込んだ時でも、次のマイル加算まで遊戯する
ことになり、売上増に繋がることになる。
【0012】また、前記第1発明〜第3発明において、
前記ホストコンピュータには通信回線を介して多数個の
携帯端末が接続され、この携帯端末によりマイル数加算
の操作を行えるようにされるのが好ましい(第4発
明)。このようにすれば、遊戯店店員が携帯端末を所持
し、この携帯端末にホストコンピュータからの指示内容
を表示するようにし、この指示内容に応じて店員が顧客
と対話してその対話後に携帯端末の操作によりマイル数
加算を行うようにできる。こうすることで、対話を通じ
て店員と顧客との相互理解を図って一体感を醸し出すこ
とができ、不正遊戯の防止と、その遊戯店に特有のノウ
ハウの流出防止とを図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明による遊戯場用マイ
レージカードシステムの具体的な実施の形態について、
図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1には、本発明の一実施例に係る遊戯場
用マイレージカードシステムのシステム構成図が示され
ている。
【0015】本実施例のマイレージカードシステムは、
パチンコ店等の遊戯店内に設置されるメインパーソナル
コンピュータ(メインPC)1と、このメインPC1に
回線(店内LAN)2を介して接続される複数の島コン
トローラ3,3,…と、各島コントローラ3に接続され
て各遊戯台毎に設置されるカードリーダ(カード読取
機)4を備えるとともに、メインPC1が事務所側のシ
ステムサーバPC(ホストコンピュータ)5に接続され
て構成されている。また、このシステムサーバPC5
は、各システムサーバPC5をトータル管理する本部側
のシステムサーバPC6に接続され、かつ無線LAN7
を介して遊戯店店員が所持する携帯端末8に接続されて
いる。
【0016】各遊戯台毎に設置される(通常、遊戯台の
上部に設置する。)カードリーダ4は、図2に示される
ように、上部に後述のマイレージカード13を挿入する
マイレージカード挿入口9を有するとともに、下部にデ
ィスプレイ(表示部)10を有し、左右にはそれぞれL
EDよりなる表示灯11,12を有して構成されてい
る。ここで、左右の表示灯11,12は、消灯状態、緑
色点灯状態、緑色点滅状態、橙色点灯状態、橙色点滅状
態の5種類の状態を表示可能である。
【0017】前記カードリーダ4は、各遊戯台における
遊戯玉(もしくはコイン)の打込み信号(OUT信
号)、獲得信号(IN信号)、大当たり信号(特賞信
号)、小当たり信号(S信号)、玉貸し信号(サンド信
号)等の各種信号を常時受信し、これら各種信号を店内
LAN2を介してメインPC1およびシステムサーバP
C5に送信している。したがって、メインPC1および
システムサーバPC5においては、各遊戯台で遊戯して
いる顧客の動向(データ)をリアルタイムで把握するこ
とができ、またそのデータに基づいて各種の分析を行う
ことができる。
【0018】また、図示省略されているが、店員が所持
する携帯端末8は、メインPC1からの指示内容を表示
するディスプレイと、店員がワンクリック操作によりマ
イレージカード13に所要のマイル数付与が行える操作
ボタンとを備える構成とされている。
【0019】一方、本実施例のマイレージカードシステ
ムに使用されるマイレージカード13は、図3に示され
ているように、樹脂製であって、上部に磁気ストライプ
部13aを有するとともに、下部に会員番号等の会員識
別のためのエンボス部13bを有してなり、磁気ストラ
イプ部13aには、少なくとも、会員番号を始めとして
各種個人識別データが記録される識別データ記録領域を
有する構成とされている。また、前記システムサーバP
C(システムサーバ)5は、誕生日等の個人情報が記録
される個人情報記録領域と、マイル数が記録されるマイ
ル数記録領域とを有してなる構成とされている。なお、
本実施例においては、磁気カードを例にとって説明した
が、このような磁気カードに限る必要はなく、ICカー
ドを用いても良い。
【0020】前記マイレージカード13は正式会員とし
て登録された顧客に対して発行される。また、未加入会
員には正式会員になるまでの期間において暫定カードが
発行される。この暫定カードは、安価な紙製である点以
外は正式会員用のマイレージカード13とほぼ同様の構
成である。
【0021】このようなシステムにおいて、会員が遊戯
台の前に座って遊戯を行う際には、まずマイレージカー
ド13をカードリーダ4のマイレージカード挿入口9に
挿入し、その後に遊戯台の稼動を開始することになる。
なお、未加入会員が遊戯を行った場合、すなわちマイレ
ージカード13をマイレージカード挿入口9に挿入せず
に遊戯を開始した場合には、カードリーダ4の表示灯1
1,12が橙色に点滅されるとともに、ディスプレイ1
0に、「会員募集中です。マイルが付きます。」等の案
内ティロップが流される。また、メインPC1のディス
プレイ(図6参照)には該当遊戯台が未加入会員により
使用されていることが表示され(例えば黄色の表示)、
また店員が所持している携帯端末8のディスプレイに
は、該当遊戯台の顧客に対して暫定カードの挿入を勧め
るように指示するコメントが表示される。したがって、
この携帯端末8を所持する店員は暫定カードをその顧客
の元へ持参して、「当日有効のカードです。お帰りの節
には、正式会員のお申し込みをお願いします。」と声を
掛けて、暫定カードを手渡すようにされる。なお、正式
会員の申し込み時には暫定カードに付与されたマイル数
は正式カードの会員番号に自動的に移行される。
【0022】次に、会員が来店して遊戯を行う際のマイ
ル数加算システムの一例について、図4〜図6を参照し
つつ説明する。
【0023】図4には来店マイルを付与する場合のカー
ドリーダ4における表示灯11,12の表示状態(左
列)、ディスプレイ10の表示内容(中央列)およびメ
インPC1におけるディスプレイの表示状態(右列)が
それぞれ示されている。この図から明らかなように、遊
戯台が未稼動の状態では、図4(a)に示されるように
表示灯11,12は消灯状態にあり、ディスプレイ10
には、「P・MILEAGE CARDでマイル差し上
げます!」の表示がなされており、メインPC1のディ
スプレイには白色の表示がなされている。
【0024】この状態で、会員がその日初めて自己のマ
イレージカード13をカードリーダ4に挿入すると、図
4(b)に示されるように表示灯11,12は緑色に点
灯し、ディスプレイ10には、「いらっしゃいませ!じ
ゅんちゃん ××M」(「じゅんちゃん」というのは、
予め会員番号に対して登録されているその会員のニック
ネームであり、Mはマイル数を示す。)という表示がな
され、メインPC1のディスプレイには緑色の表示がな
される。続いて、会員が遊戯を始めると、メインPC1
のディスプレイに指令表示がなされるとともに、店員所
持の携帯端末8のディスプレイにも接客指示がなされ
る。この指示に基づいて、店員はその会員の遊戯台まで
行き、その日初めての顧客の場合には、「いらっしゃい
ませ!ご来店マイルを××マイル分差し上げます。」等
と対話した後に、携帯端末8の操作ボタンを1クリック
操作する。すると、図4(c)に示されるように表示灯
11,12は5秒間緑色に点滅し、ディスプレイ10に
は、「本日ご来店ありがとうございます!前回××M
加算マイル+××M」という表示がなされ、メインPC
1のディスプレイには5秒間緑色の点滅表示がなされ
る。その後、図4(d)に示されるように表示灯11,
12は緑色点灯状態に戻り、ディスプレイ10には、
「現在マイル数××M」という表示がなされ、メインP
C1のディスプレイは緑色表示に戻る。
【0025】図5にはイベントの一種としての誕生日マ
イルを付与する場合の各表示状態が示されている。この
場合には、図5(a)に示される遊戯台が未稼動の状態
から、誕生日会員がマイレージカード13を挿入して遊
戯を始めると、図5(b)(c)に示されるように表示
灯11,12は5秒間橙色が点滅した後に橙色の点灯表
示に切り替わり、ディスプレイ10には、「いらっしゃ
いませ!じゅんちゃん××M」という表示の後に、「じ
ゅんちゃん マイルサービスです ××M」という表示
に切り替わり、メインPC1のディスプレイは5秒間橙
色が点滅した後に橙色の点灯表示に切り替わる。これと
同時に、メインPC1のディスプレイに指令表示がなさ
れるとともに、店員所持の携帯端末8のディスプレイに
も接客指示がなされる。この指示に基づいて、店員はそ
の会員の遊戯台まで行き、「お誕生日おめでとうござい
ます。××マイル差し上げます。」等と対話した後に、
携帯端末8の操作ボタンを1クリック操作する。する
と、図5(d)に示されるように表示灯11,12は5
秒間緑色に点滅し、ディスプレイ10には、「前回××
M 加算マイル+××M」という表示がなされ、メイン
PC1のディスプレイには5秒間緑色の点滅表示がなさ
れる。その後、図5(e)に示されるように表示灯1
1,12は緑色点灯状態に戻り、ディスプレイ10に
は、「現在マイル××M」という表示がなされ、メイン
PC1のディスプレイは緑色表示に戻る。
【0026】イベントによるマイル数加算は、この誕生
日マイルのほか、雨の日マイル、曜日マイル、時間帯マ
イル等がある。これらいずれの場合にも、前述の誕生日
マイル加算と同様にして、店員が、携帯端末8のディス
プレイの表示に基づき、遊戯している会員との間で、例
えば「雨の中、よくいらっしゃいました。雨の日マイル
××マイル分を差し上げます。」「××曜日ご来店で、
マイル××マイル分を差し上げます。」「特別優遇のご
来店時間帯ですので、マイル××マイル分を差し上げま
す。」等の対話を行った後、この携帯端末8の操作ボタ
ンを1クリックすることにより、各カードリーダ4のデ
ィスプレイ10にマイル数加算を表示させ、かつ実際に
マイレージカード13のマイル数記録領域にマイル数加
算処理を行うことができる。
【0027】本実施例では、前述の来店マイル、イベン
トマイルの他に、遊戯玉(もしくはコイン)の打込み数
に比例してマイル数加算を実行するシステムが採用され
ている。すなわち、打込み信号(OUT信号)が打込み
数検出手段により検出され、この検出される打込み数に
対応して、例えば打込み数が1000個に達すると一定
マイルが加算されるようになっている。この場合にも、
店員が、携帯端末8のディスプレイの表示に基づき、
「マイレージとして、××マイル分を差し上げます。」
と案内して携帯端末8の操作ボタンを1クリックするこ
とにより、マイル数加算処理がなされる。
【0028】このように打込み数に応じたマイル数付与
を行うことにより、遊戯時間の長い顧客に対して多くの
マイル数が付与されることになるので、このマーレージ
システムが顧客の固定化と売上増に寄与していることに
なる。
【0029】同様にして、大当たり信号(特賞信号)を
検出し、この信号に応じて一定マイル数を加算するよう
にされる。
【0030】本実施例によれば、店員と顧客との対話を
通じて両者の理解を図り、この後にマイル数加算を行う
ようにしているので、これら両者の一体感を醸成するこ
とができ、遊戯店のノウハウの流出防止や不正遊戯防止
を図ることができるという利点がある。なお、この店員
と顧客との対話は、特に総来店回数の少ない顧客に対し
て行うのが特に有効である。一方、常連客については、
このような対話を省略してカードリーダ4のディスプレ
イ10に自動表示するとともに、マイル数の自動加算を
行うようにしても良い。
【0031】本実施例のマイレージカードシステムにお
いては、前述のようにメインPC1において、遊戯玉
(もしくはコイン)の打込み信号、獲得信号、大当たり
信号、小当たり信号、玉貸し信号等の各種信号を常時受
信しているので、これら信号に基づき、各会員が、どの
遊戯台で、いくら投資して、いくら勝ち、いくら負けた
のかを瞬時にして把握することができる。したがって、
例えば常に勝率の高い顧客については、不正を行ってい
るか否かのチェックや、注意喚起、予防策等を検討する
ことができる。
【0032】さらに、これら入力データに基づき、各種
の帳票・グラフも出力可能であり、これら帳票・グラフ
を各種の管理情報として役立てることができる。なお、
集計帳票・グラフの例としては、(1)回数・獲得マイ
ル数・勝ち負け金額集計、(2)会員・非会員別稼動集
計、(3)マイル交換内訳、(4)当日・期間別勝ち負
け人数、機種別推移、(5)当日・期間別滞留時間人数
分析等が挙げられる。
【0033】なお、獲得されたマイル数に対しては、そ
の累計マイル数に応じて各種のサービス提供を行うこと
ができる。その一例としては、(1)出玉についてのサ
ービス(優秀遊戯台、高設定の遊戯台、イベント開催
等)、(2)景品交換についてのサービス(一般景品の
割引、賞品との交換等)、(3)環境面でのサービス
(会員専用のロッカー設置、会員専用の営業日等)、
(4)情報サービス(遊戯台の情報公開、遊戯方法の情
報公開等)等が挙げられる。
【0034】本実施例においては、店員所持の携帯端末
8によってマイル数加算指示を行うようにしたものを説
明したが、店内カウンターにPOS端末を設置し、この
POS端末によってマイル数加算指示を行うようにする
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係る遊戯場用マイ
レージカードシステムのシステム構成図である。
【図2】図2は、カードリーダの斜視図である。
【図3】図3は、マイレージカードの正面図である。
【図4】図4は、来店マイルを付与する場合のカードリ
ーダにおける表示灯およびディスプレイの表示内容並び
にメインPCにおけるディスプレイの表示状態を示す図
である。
【図5】図5は、誕生日マイルを付与する場合のカード
リーダにおける表示灯およびディスプレイの表示内容並
びにメインPCにおけるディスプレイの表示状態を示す
図である。
【図6】図6は、メインPCにおけるディスプレイの表
示例を示す図である。
【符号の説明】 1 メインPC 2 店内LAN 3 各島コントローラ 4 カードリーダ 5,6 システムサーバPC 7 無線LAN 8 携帯端末 9 マイレージカード挿入口 10 ディスプレイ 11,12 表示灯 13 マイレージカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/12 321 G07G 1/12 321L

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人識別データが記録される識別データ
    記録領域を有するマイレージカードと、各遊戯機に対応
    して設けられるカード読取機と、各カード読取機に通信
    回線を介して接続されるとともに、個人情報が記録され
    る個人情報記録領域とマイル数が記録されるマイル数記
    録領域とを有するホストコンピュータとを備える遊戯場
    用マイレージカードシステムにおいて、 前記遊戯機が稼動を開始したことを検出する稼動開始検
    出手段を設け、この稼動開始検出手段からの出力信号に
    基づき前記ホストコンピュータのマイル数記録領域に各
    種イベントによるマイル数を加算記録するようにしたこ
    とを特徴とする遊戯場用マイレージカードシステム。
  2. 【請求項2】 個人識別データが記録される識別データ
    記録領域を有するマイレージカードと、各遊戯機に対応
    して設けられるカード読取機と、各カード読取機に通信
    回線を介して接続されるとともに、個人情報が記録され
    る個人情報記録領域とマイル数が記録されるマイル数記
    録領域とを有するホストコンピュータとを備える遊戯場
    用マイレージカードシステムにおいて、 前記遊戯機に対する遊戯玉もしくは遊戯コインの打込み
    数を検出する打込み数検出手段を設け、この打込み数検
    出手段からの出力信号に基づきその打込み数に比例する
    マイル数を前記ホストコンピュータのマイル数記録領域
    に加算記録するようにしたことを特徴とする遊戯場用マ
    イレージカードシステム。
  3. 【請求項3】 前記カード読取機には表示部が付設さ
    れ、この表示部には、マイル数加算時にそのマイル数加
    算の理由と加算マイル数とが表示される請求項1または
    2に記載の遊戯場用マイレージカードシステム。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータには通信回線を
    介して多数個の携帯端末が接続され、この携帯端末によ
    りマイル数加算の操作を行えるようにされる請求項1〜
    3のうちのいずれかに記載の遊戯場用マイレージカード
    システム。
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Cited By (3)

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JP2007207133A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Sankyo Kk 情報提供システム
JP2009078026A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Citizen Sayama Co Ltd 遊技場における会員カードシステム
JP2012005752A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Kita Denshi Corp 遊技場管理装置

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