JP2002035382A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002035382A
JP2002035382A JP2000219718A JP2000219718A JP2002035382A JP 2002035382 A JP2002035382 A JP 2002035382A JP 2000219718 A JP2000219718 A JP 2000219718A JP 2000219718 A JP2000219718 A JP 2000219718A JP 2002035382 A JP2002035382 A JP 2002035382A
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JP
Japan
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signal
signal line
circuit
output
cpu
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JP2000219718A
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Shoji Sato
昭治 佐藤
Masashi Sekido
正志 関戸
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TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
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TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査用信号線の付加や、検査機器が接続され
て、それらの検査特有の負荷が追加されても、検査時と
非検査時、或いは開発段階と製品化後とで、電気的条件
の同一性を維持する遊技機を提供する。 【解決手段】 制御部の送受信する主信号との同一性を
維持した信号を導通する信号線と、その信号線上に、閾
値レベルを挟んだ反映信号の反転タイミングの変化を防
止ないし抑制するバッファ等の信号反転タイミング維持
回路と、検査機器に接続するための接続コネクタを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機動作を司る
制御部を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にパチンコ遊技機やアレンジボール
式遊技機等の遊技機においては、法制により指定された
第三者機関により、技術上の検定を受けることが義務付
けられている。第三者機関による遊技機の検定の一つの
事項として、制御系の信号が書類通りであるか否かの検
査がある。この検査の際には、基板に備えられた各機器
へ接続するためのコネクタに、検査用機器が接続され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような検査におい
ては、検査対象となる信号をより正確に検出できること
が望ましいが、検査用信号線の付加や、検査機器の接続
により、検査特有の負荷が追加されるため、検査時と非
検査時、或いは開発段階と製品化後とで、電気的条件の
同一性を維持することは難しい。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、遊技機動作を司る信号制御部
と、該信号制御部に接続し主信号を導通する主信号線
と、該主信号線に接続する第一外部機器と、主信号を反
映した反映信号が導通し第二外部機器との接続が可能な
反映信号線と、反映信号線上に位置し、第二外部機器の
接続に伴い、閾値レベルを挟んだ反映信号の反転タイミ
ングの変化を防止ないし抑制する信号反転タイミング維
持回路を備えたことを特徴とする。
【0005】このように構成すれば、第二外部機器とし
て検定用の試験器を接続すれば、試験器に入力される反
映信号(主信号との同一性の維持が図られた副信号)
は、信号制御部と第一外部機器を接続する主信号線上を
伝播する主信号を反映し、かつ反映信号線上に設けられ
た信号反転タイミング維持回路によって、試験器を接続
した場合に回路全体の負荷が変化するために起こる主信
号の遅延(いわゆるパルスの波形のなまり)を防止で
き、そのなまりによって起こる信号のタイミングの遅れ
を防ぐことができる。信号反転タイミング維持回路は、
信号制御部側と第二外部機器側との間の緩衝作用を発揮
し、第二外部機器の有無或いは変更に伴う回路系負荷の
変動の影響を遮断し、この影響が信号制御部側に及ぶこ
とを阻止する。
【0006】さらに反映信号線を主信号線に対し、パラ
レルに接続すれば、第二外部機器に入力される反映信号
は主信号を模したものではなく、その時点で発生してい
る主信号をそのまま取り出したものとなるため、より確
実に本来の主信号を反映した反映信号を第二外部機器に
入力することができる。また、反映信号を入出力するコ
ネクタを設ければ、より簡易に検定を行なうことができ
るようになる。
【0007】信号反転タイミング維持回路は、反映信号
線に前記第二外部機器を接続したために回路のインピー
ダンスが増加することによって起こる主信号のパルスの
波形のなまりを防止することで、前記信号制御部と前記
主信号線を導通する主信号の反転タイミングが変化する
ことを防止ないし抑制するために設けられたインピーダ
ンス変換回路とすることができる。具体的にはバッフ
ァ、トランジスタアレー、フォトカプラなどを用いるこ
とができる。
【0008】また、信号制御部はCPUを含んで構成さ
れ、かつ、CPUは、反映信号線に通常の遊技に用いら
れる制御信号とは異なる試験用信号を出力可能とするこ
ともできる。こうすれば、遊技機動作の制御を模してあ
っても、試験用信号の発生プログラムの格納されていな
い不正なROMを容易に発見することができる。
【0009】主信号線の信号を反映する反映信号線に、
信号反転タイミング維持回路と第二外部機器に接続する
ためのコネクタを設ける場合、主信号線側から信号反転
タイミング維持回路、コネクタの順に配置することが考
えられるが、逆にコネクタ、信号反転タイミング維持回
路の順に配置することも可能である。例えば、基板上の
コネクタに対し信号反転タイミング維持回路としてのバ
ッファを備えた基板を着脱自在に装着しておき、そのバ
ッファ基板にもう一つの接続部を設けて試験器と接続可
能とした構成などが挙げられる。このようにすれば、そ
のバッファ基板は検査対象となる基板を交換・廃棄する
場合でも継続して使用することができコストダウンを実
現できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施の形態を、第一種遊技機
を例に取り、図面に示す実施例を参照して説明する。図
1は、本発明の遊技機1の正面図である。遊技機1の前
面部は、本体枠2と、中枠3と、前面枠4と、上皿部5
と、下皿部6と、施錠装置7とから構成されている。本
体枠2は、木製の板状体を略長方形の額縁状に組立て固
着したものである。中枠3は、ほぼ全体がプラスチック
製で、枠体部(図示略)と下板部(図示略)とを有して
本体枠2の内周側に嵌合し取り付けられている。右端中
央には施錠装置7が設けられ、その施錠装置7は、正面
視すると鍵穴を備えた略長方形状を呈し、前面枠4を閉
鎖した場合に施錠するためのものである。
【0011】前面枠4は、全体がプラスチック製であ
り、遊技盤10を前方から視認するべく、遊技盤10に
形成された遊技領域の形状に対応して上側が略円弧状を
呈し、全体が略弾丸形状に開設された開口部4aを有し
ている。そして、その裏面には、開口部4aに応じてガ
ラス板が嵌められた略長方形状のガラス枠(図示略)が
装着されている。また、この前面枠4は、遊技機1の前
面全体の2/3のサイズを占め、中枠3の左端に軸着さ
れ開閉可能に形成されている。遊技盤10は略長方形の
木製の板状体であって中枠3に保持され、後述する裏機
構盤102(図2参照)にその背面側が覆われ、表面に
設けられた外レールと内レールとにより略円形状の遊技
領域が形成され、その遊技領域内には、特別図柄表示装
置や変動入賞装置などの遊技にかかわる遊技装置が配設
されている。
【0012】ここで枠体部は、上端から下方へ中枠3全
体の略2/3程度に略長方形の額縁状に形成され、上端
部には、開口部4aの上端部の円弧部分に沿って枠飾り
ランプ4b、4c、4e、4hが設けられ、これらに対
応して、枠飾りランプ基板4gが設置されている。それ
らの左側上方の中枠3には、賞球表示LED4i及び賞
球表示LED基板4dが、右側上方にはストップ表示L
ED4j及びストップ表示LED基板4fが設けられて
いる。
【0013】また、下板部は、下端から上方へ中枠3全
体の略1/3程度を占め、左側には、上皿部5に形成さ
れたスピーカ面5aに対応すべく、遊技状態に応じた効
果音その他の音声情報を発生させるスピーカー(図示
略)が配設され、略右側には、遊技球を発射する発射装
置ユニット8(図2参照)に対し、上皿部5に貯留され
た遊技球を供給する供給装置等(図示略)が設けられて
いる。さらに、下方には下皿部6が設けられている。
【0014】下皿部6は、灰皿や玉抜きレバー等を備え
て、遊技機1の内部から遊技球を排出するための排出口
6aが開設され、右端に発射装置ユニット8(図2参
照)を操作する発射ハンドル9が設けられている。ま
た、この発射ハンドル9には、遊技者がタッチしている
ことを検出するタッチスイッチ9aが装着され、その近
傍には、発射停止を一時的に指令する発射停止スイッチ
9bが配置されている。
【0015】上皿部5は、前面枠4の下側で、中枠3の
左端に軸着され開閉可能に形成されている。皿外縁部5
bには、玉抜きボタンや遊技球の貸出・返却ボタン等が
配設されている。また遊技機1の内部から遊技球を排出
するための排出口5cが開設されている。左端には、複
数の長孔を有するスピーカ面5aが形成され、その裏面
には、音量スイッチ基板(図示略)が設けられている。
遊技機1の左端側には、プリペイドカードユニット13
が装着されている。遊技盤10は中枠3の表面側に着脱
可能に取り付けられている。
【0016】次に、本実施例の遊技機1の裏面構造につ
いて図2を参照して説明する。前面枠4は中枠3にあっ
て、前面枠4の上下端の位置に設けられた一対のヒンジ
101により、開閉可能に支持されている。機構盤10
2は中枠3にあって機構盤102の上下端の位置に設け
られた一対のヒンジ103により、開閉可能に支持され
ている。上端側にあるヒンジ101の配設位置からみて
左側には、タンク球切れ検知スイッチ104をタンク底
部に備えた賞球タンク105と、この賞球タンク105
に接続されるタンクレール106とが取り付けられてい
る。また、タンクレール106の右側には、球抜きレバ
ー107が設けられ、その下流側には、補給球切れ検知
スイッチ108が、さらに、その下流側には、賞球払出
装置109が配設されている。
【0017】続いて、遊技球の振り分け部110が賞球
払出装置109の下流側に設けられている。タンクレー
ル106の下側には、図示しない表示制御部を収納した
蓋付きの裏ケース111が、この裏ケース111の下側
には、後述する主制御部100が収納された主制御基板
ケース112がそれぞれ脱着可能に設けられている。主
制御基板ケース112の左側には、発射装置制御基板
(図示略)を格納した発射装置制御基板ケース113、
タッチ感度調整つまみ114、球飛び強弱調整つまみ1
15及び発射制御集合中継基板116が設けられてい
る。機構盤102の左下方部には、上述した発射装置ユ
ニット8が、同じく右下方部には、補給球詰まり、下皿
部満タン、主電源電圧異常、発射停止、主制御基板通信
異常、賞球モータ異常などを7セグメントLEDで表示
する枠状態表示器117を備えた枠制御部(図示略)を
収納した枠制御基板ケース118が設けられている。
【0018】一方、機構盤102の右上端部には、ヒュ
ーズボックス119、電源スイッチ120、電源ターミ
ナル基板121及び大当り、発射装置制御、球切れ、扉
開放、賞球、球貸し用等の遊技機枠用外部接続端子を備
えた端子基板122が設けられている。また、外部から
の電力の供給を受けるための電源ケーブル123も端子
基板122の下側に配設されている。枠制御基板ケース
118からは接続ケーブル124が上方へ延出し、電源
ケーブル125を備えたプリペイドカードユニット13
に接続されている。また、機構盤102の略中央下端部
には、下皿部用球通路部材126が設けられている。
【0019】次に、主制御部100について、図3を参
照して説明する。主制御部100は、遊技動作の制御を
行なう中心制御部200と、信号を検知して中心制御部
200のI/Oポートに送信する入力回路部230と、
入出力回路部300とで構成されている。
【0020】中心制御部200は、CPU201と、リ
セット回路部250と、I/Oデコード回路部220
と、水晶発振モジュール210と、から構成されてい
る。CPU201は、図4に示すように、CPUコア2
80、内蔵RAM281、内蔵ROM282、メモリ制
御回路283、クロック発生器284、アドレスデコー
ダ285、ウオッチドッグタイマ286、カウンタ/タ
イマ287、パラレル入出力ポート288、リセット/
割り込みコントローラ289、外部バスインターフェー
ス290、出力制御回路291を備えている。
【0021】リセット回路部250は、電源投入時に、
電源コネクタを介して外部に接続された図示しない電源
ユニットから、一定期間Lレベルが入力されるパワーオ
ンリセット信号を基に、電源投入時にのみ各回路部を初
期化するための初期化リセット信号を生成している、ま
たノイズ等によるCPU201の暴走を防止するため
に、CPU201に対し一定周期で割り込みリセットを
行なうユーザーリセット信号を繰り返し送信している。
【0022】水晶発振モジュール210は、発振クロッ
クを発生させ、CPU201のEXTAL1端子に入力
してCPU201の動作クロックを出力している。さら
に、水晶発振モジュール210から出力されている発振
クロックと、図5に示すCPU201のXRD端子及び
XIORQ端子の出力信号と、に基づき、NORゲート
IC225、NANDゲートIC226、フリップフロ
ップIC227、等により構成される論理回路により、
後述するゲート信号(G)を生成している。
【0023】図5に示すI/Oデコード回路部220
は、CPU201からのアドレス信号を基に、データバ
スで接続された入出力回路部300に送るためのデバイ
ス選択信号(CS0〜CS7)を生成している。CPU
201のA0〜A4端子、XWR端子、XIORQ端
子、PB0/XCSIO0端子、及びPB1/XCSI
O1端子からの出力信号を、NORゲートIC222、
デコーダIC223,224に入力することにより、後
段の動作機器の選択を行う。さらに、このデバイス選択
信号(CS0〜CS6)は、入出力回路部300へ出力
され、CPU201のデータバス(D0〜D7端子)の
データが、デバイス選択信号(CS0〜CS6)により
選択された後述の入出力回路部300を通して出力され
る。また、PB1/XCSIO1端子の範囲アドレスが
指定され、A0〜A4端子から予め定めたアドレス出力
があった場合、NORゲートIC222と、デコーダI
C224により、デコーダIC224の出力部にデバイ
ス選択信号(CS7)を発生させる。このデバイス選択
信号(CS7)も、入出力回路部300へ出力される。
【0024】図6に示すように、入力回路部230は、
コネクタ240に入力した信号をスイッチドライバ23
2を介してCPU201の内蔵I/Oポートへ入力する
回路部である。コネクタ240は、第一種電動役物の始
動に係る普通図柄作動ゲート通過検知スイッチや、下皿
部6の排出口6aの奥にあって、下受け皿の排出球の満
タンを検知する下受け皿満タンスイッチなどに接続され
る。それらのスイッチの信号入力を検知すると、信号補
正部233の抵抗・コンデンサによってノイズ除去と電
圧調整がされ、スイッチドライバ232に入力される。
この信号は、CPU201が、プログラムに基づきスイ
ッチ状態の読み込み指示を行うと、スイッチドライバ2
32のO1〜O5端子とVO端子から読み込まれる。ま
た、このO1〜O5端子とCPU201のI/Oポート
PA0〜PA5を結ぶ接続線には反映信号線237がパ
ラレルに接続され、反映信号線バッファ235を介して
試験器に接続するための試験用コネクタ236に接続さ
れている。この回路は、スイッチ1個に1ビットのデー
タが割り当てられており、この場合では、6個のスイッ
チが使用されているため、CPU201の6ビットの内
蔵ポート(PA0〜PA5)がスイッチ入力に割り当て
られている。従って試験回路も各スイッチのデータを個
別に伝達できるものとしてある。抵抗アレー231は、
CPU201のPA0〜PA5端子のインピーダンスを
低くして外来ノイズ等の影響を受けないように機能して
いる。
【0025】入出力回路部300は、中心制御部200
からの信号をコマンドデータとして遊技機各部に送信す
るコマンド出力回路部340と、遊技機装置の制御信号
の発信と、遊技情報の外部発信を行なう装置駆動および
情報出力回路部350と、スイッチ入力をデータバスか
らCPUに入力するスイッチ入力回路部390と試験用
信号を出力する試験信号出力回路400により構成され
る。スイッチ入力回路部390は図7に示すように、バ
ッファIC391、スイッチドライバ392、抵抗アレ
ー393、接続コネクタ397を有し、接続コネクタ3
97を介して接続されたスイッチの状態をCPU201
のデータバスへ入力する回路部である。接続コネクタ3
97に接続するスイッチは1個に1ビットのデータが割
り当てられており、この場合では、6個のスイッチが使
用されているため6ビットのデータ(D0〜D5)がス
イッチ入力に割り当てられている。またその各データを
導通する線に対応してそれぞれ反映信号線396はパラ
レルに接続され、反映信号線バッファ394を介して試
験用コネクタ395に接続する試験器に伝達可能とされ
ている。
【0026】接続コネクタ395を介して接続された入
賞検知スイッチ等から検知信号が送信されると、抵抗を
経てスイッチドライバ392のI1〜I6端子に入力さ
れてノイズ除去と電圧調整がなされ、スイッチドライバ
392のO1〜O6へ信号が出力され、バッファIC3
91のA1〜A5に入力される。この信号はバッファI
C391を経由したことにより、ドライブ能力が増加さ
れ、I/Oデコード回路部220の選択信号(CS7)
とゲート信号(G)を受信するとCPU201のデータ
バスへ入力される。そして中心制御部200のCPU2
01が、プログラムに基づき、スイッチ状態の読み込み
指示を行うと、バッファIC391のY1〜Y8端子の
信号が読み込まれる。また、スイッチドライバ392
は、短絡検知機能を備えており、I1、I2端子にコネ
クタ397を介して接続されているスイッチが短絡状態
になると、スイッチドライバ392のT1、T2端子の
出力信号が、HレベルからLレベルに変化する。この信
号の変化が、上記のスイッチ信号と同様にバッファIC
391のY7、Y8から出力され、CPU201のデー
タバスへ入力されると、異常判断がなされエラー処理が
実行される。また、抵抗アレー393は、バッファIC
381のA1〜A8端子のインピーダンスを低くして外
来ノイズ等の影響を受けないように機能している。
【0027】コマンド出力回路部340は、図8に示す
ように、フリップフロップIC310とバッファIC3
20と接続コネクタ330とを備えている。そして、賞
球装置、ランプ制御装置、表示装置、音声出力装置とい
った外部装置毎にそれぞれ同じ回路構成のコマンド出力
部340が、図3に示される賞球出力回路341、ラン
プ出力回路342、図柄出力回路343、音声出力回路
344として割り当てられている。CPU201は内蔵
ROM282に書き込まれたプログラムによって、デー
タの出力指示が行われると、合わせて出力先のアドレス
信号を基にI/Oデコード回路部220で生成されたデ
バイス選択信号を、フリップフロップIC310のCl
ock端子に入力し、選択されたいずれかのコマンド出
力回路部に外部装置へのデータを出力させる。CPU2
01のデータバスから出力された8ビットのデータは、
バッファIC202(図5参照)を介してドライブ能力
が増加され、フリップフロップIC310の1D〜8D
端子へ入力される。そしてデバイス選択信号(CS0〜
CS3)の立ち上がりエッジで、選択されたコマンド出
力回路340のフリップフロップIC310の1Q〜8
Q端子にデータが出力され、バッファIC320を経て
接続コネクタ330から外部装置へ出力される。この
時、接続コネクタ330はストローブ信号発生部(図示
略)が発信して、バッファIC322が増幅したストロ
ーブ信号を受信すると、入力されたデータを外部機器に
出力する。
【0028】これらの一連の動作により、接続コネクタ
330を介して接続されている外部装置にコマンドデー
タが送信される。また、出力信号の検定も、この接続コ
ネクタ330に試験器を接続してなされる。コマンドデ
ータの出力を調べるには接続コネクタ330に試験器を
接続すればよいが、検定時の利便性を考慮して、別に試
験用コネクタを配設してもよい。その場合はフリップフ
ロップIC310と接続コネクタ330との間にパラレ
ルに反映信号線を分岐させ、反映信号線バッファを介し
て試験用コネクタを設ければよい。なお、コマンド出力
回路部340と後述の装置駆動及び情報出力回路部35
0は、電源投入時には、中心制御部200のリセット回
路部250で生成されたリセット信号が、各部のフリッ
プフロップICのClear端子へ出力されることで初
期化が行われる。
【0029】装置駆動及び情報出力回路部350は、ソ
レノイド駆動回路360、ランプ駆動回路370、遊技
情報外部出力回路380で構成され、遊技装置の制御信
号の発信と遊技情報の外部発信を行なう。そしてコマン
ド出力回路部340と同様、中心制御部200のCPU
201のROM282に記憶されたプログラムによって
選択される、外部装置へのデータ送信部分であり、ポー
ト毎に外部装置が割り当てられている。
【0030】ソレノイド駆動回路360は、遊技状態に
合わせてソレノイドを駆動する回路部であり、図9に示
すように、フリップフロップIC362とソレノイドド
ライバ363、364、365とフリーホイールダイオ
ード366と接続コネクタ367とを備え、CPU20
1からのソレノイド駆動信号を出力する。
【0031】ソレノイド駆動回路360のフリップフロ
ップIC362の出力は、ソレノイド1個に1ビットの
データが割り当てられており、この場合では、3個のソ
レノイドが使用されているため3ビットのデータ(D4
〜D6)がそれぞれ、上第一種始動口開閉ソレノイド、
大入賞口開閉ソレノイド、特定領域開閉ソレノイドの駆
動に割り当てられている。CPU201が内蔵ROM2
82に書き込まれたプログラムによってソレノイドの駆
動指示を行うと、CPU201のデータバスから出力さ
れた8ビットのデータは、バッファIC202(図5参
照)を介してドライブ能力が増加され、フリップフロッ
プIC362の1D〜8D端子へ入力される。合わせて
出力先のアドレス信号を基にI/Oデコード回路部22
0で生成されたデバイス選択信号(CS4〜CS5)
を、フリップフロップIC362のClock端子に入
力し、選択された出力回路に外部装置へのデータを出力
させる。そしてデバイス選択信号の立ち上がりエッジ
で、フリップフロップIC362の5Q〜7Q端子のう
ちから選択されてデータが出力され、対応するソレノイ
ドドライバ363、364、365のいずれかのIN端
子へ信号が入力され、その信号がHレベルであると対応
するソレノイドに電流が流れて駆動される。
【0032】ソレノイド駆動部360の信号は、フリッ
プフロップIC362とソレノイドドライバ363、3
64、365との間の接続線からパラレルに分岐した反
映信号線361に反映信号線バッファ368を介して接
続された試験用コネクタ369から抽出され、試験用コ
ネクタ369に接続された試験器に入力される。こうす
れば、主信号線と並列に接続され、かつバッファ368
を介しているために試験器を接続しても総インピーダン
スがまったく変化せず、内部回路に影響を与えない。
【0033】LED駆動回路370及び遊技情報出力回
路部380は、図10に示すように、フリップフロップ
IC377とトランジスタアレイ371とランプドライ
バ372とリレー373と保護抵抗部374と接続コネ
クタ395、396とを備え、普通図柄LED駆動信号
の出力と遊技情報の外部への出力を行ない、ホールコン
ピュータ等に接続して遊技機の情報を集計するのに使用
される。
【0034】さらに普通図柄LEDの駆動では、中心制
御部200のCPU201が、内蔵ROM282に記憶
されたプログラムにより普通図柄の当否判定を行い、結
果出力を行うために2ビットが割り当てられ、その結果
を報知するデータ(D0、D1)はフリップフロップI
C377の作動により、トランジスタアレイ371のI
1、I2端子へ入力される。これにより、トランジスタ
アレイ371がスイッチング動作を行い、コネクタ39
5を介して接続された普通図柄LEDに、予め定められ
た所定の点灯表示を行わせる。また、保護抵抗部374
のR4、R5はLEDを駆動する電流を制限しているも
のであり、過電流による普通図柄LEDの破壊を防いで
いる。
【0035】一方、外部情報出力では、出力される情報
の種類が複数あり、図柄確定回数情報、ゲート情報、始
動口情報、確率変動(変動短縮)情報、大当り情報、賞
球情報等が出力され、こちらには6ビットが割り当てら
れている。また、外部情報出力は、中心制御部200の
CPU201がROM282に記憶されたプログラムに
基づき、情報の出力を行うと、フリップフロップIC3
77の作動により、トランジスタアレイ371のI3〜
I8端子、ランプドライバ372のIN端子へ入力され
る。これによりトランジスタアレイ371、ランプドラ
イバ372がスイッチング動作を行いコネクタ395、
396を介して接続された外部情報出力端子へ各種情報
が出力される。さらに、大当り情報、賞球情報を出力す
るための信号が平行してリレー373を駆動しており、
ランプドライバ372を使用した電圧レベルでの出力信
号とトランジスタアレイ371、ランプドライバ372
及びリレー373を使用した接点のON・OFFによる
接点出力信号の2種類の信号形態を生成している。ま
た、保護抵抗部374のR6〜R13は電流を制限して
いるものであり、過電流によるトランジスタアレイ37
1、ランプドライバ372の破壊を防いでいる。
【0036】LED駆動・情報出力の信号は、フリップ
フロップIC377とトランジスタアレー371との間
からパラレルに分岐した反映信号線378、381に反
映信号線バッファ375、382を介して接続された試
験用接続コネクタ376、383から取得される。こう
すれば、主信号線と並列に接続され、かつバッファを介
しているために試験器を接続しても総インピーダンスが
全く変化せず、本来の波形の信号を取得できる。
【0037】試験用信号出力部400は、図11に示す
ように、フリップフロップIC410と反映信号線バッ
ファ420と試験用接続コネクタ430とを備え、予め
定められた条件で動作する試験用プログラムの実行によ
って発生する信号を出力する。CPU201は内蔵RO
M282に書き込まれた試験用プログラムによって、デ
ータの出力指示が行われると、合わせて出力先のアドレ
ス信号を基にI/Oデコード回路部220で生成された
デバイス選択信号(CS6)を、フリップフロップIC
410のClock端子に入力し、試験信号出力回路4
00に試験用信号を出力させる。CPU201のデータ
バスから出力された8ビットのデータは、バッファIC
202(図5参照)を介してドライブ能力が増加され、
フリップフロップIC410の1D〜8D端子へ入力さ
れる。そしてデバイス選択信号の立ち上がりエッジで、
フリップフロップIC410の1Q〜8Q端子にデータ
が出力され、バッファ420を経て試験用接続コネクタ
430から出力される。この時、試験用接続コネクタ4
30は、ストローブ信号発生部(図示略)が発信し、バ
ッファIC422が増幅したストローブ信号を受信する
と、入力されたデータを接続された試験器に出力する。
即ち、CPU201の内蔵ROM282が規定のもので
なければ、試験信号出力回路を指定するアドレス信号は
発生せず、試験用接続コネクタから出力させるためのス
トローブ信号も発生しない。それに試験用のプログラム
は格納されていなければ信号出力はなされないので、容
易に不正を検出することができる。
【0038】なお、試験信号出力回路400は、コマン
ド出力回路部340や装置駆動及び情報出力回路部36
0のデータバスに対してパラレルに接続されているた
め、それら回路部と同様、電源投入時には、中心制御部
200のリセット回路部210で生成されたリセット信
号が、フリップフロップIC410のClear端子へ
出力され初期化が行われる。また、試験信号出力回路4
00では、分岐後のデータバス421が反映信号線を形
成している。
【0039】以上の構成は、開発段階の第三者検査を対
象として検査用に製作した遊技機のものであり、販売後
の一般の遊技場において稼動する量産品においては各試
験用接続コネクタを除外したものとされる。回路系全体
のインピーダンスを試作品と量産品とで一致させるとい
う観点からは、試験用コネクタも量産品に装備すること
が望ましいが、しかし試験用コネクタを設けない場合で
も、反映信号線の反映する主信号線の信号波形に影響す
るインピーダンスの大きさは、反映信号線上にバッファ
等の信号反転タイミング維持回路を設けることで変化し
ないため、量産品においては試験用接続コネクタを除外
してもよい。そうすれば、コネクタの部品コスト削減と
基板の省スペース化が可能となる。しかしながら、検査
時と同条件で営業稼動する方が望ましいとなれば、各試
験用コネクタを設置した状態とすることもできる。
【0040】また、回路の各部で同時並列的に信号を抽
出できる構成となっているため、例えば普通図柄の制御
信号と、特別図柄のコマンドデータなどのような、異な
る回路の信号を同時に取得しつつそれらを比較して検査
することなども実現できる。
【0041】
【発明の作用及び効果】このようにして、入力回路部2
30、スイッチ入力回路部390、コマンド出力回路部
340、装置駆動及び遊技情報外部出力回路部350
に、それぞれ並列に反映信号線を接続しその先に反映信
号線バッファを介して試験用接続コネクタを設け、また
試験用プログラムに基づいて発生する試験用信号を出力
する試験用信号出力部400を設ければ、試験器の接続
による信号線の波形変化を抑止しつつ、簡易な検定を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機の正面図。
【図2】遊技機の裏面図。
【図3】主制御部のブロック図。
【図4】CPU内部のブロック図。
【図5】主制御部のI/Oデコード回路部の回路図。
【図6】主制御部の入力回路部の回路図。
【図7】主制御部のスイッチ入力回路部の回路図。
【図8】主制御部のコマンド出力回路部の回路図。
【図9】主制御部のソレノイド駆動回路部の回路図。
【図10】主制御部のLED駆動及び情報出力回路部の
回路図。
【図11】主制御部の試験信号出力回路部の回路図。
【符号の説明】
1 遊技機 100 主制御部 200 中心制御部 201 CPU 230 入力回路部 282 内蔵ROM 300 入出力回路部 340 コマンド出力回路部 350 装置駆動及び遊技情報外部出力回路部 390 スイッチ入力回路部 400 試験用信号出力回路部400 237、386、361、378、381、421 反
映信号線 235、384、368、375、382、420 反
映信号線バッファ 236、385、369、376、383、430 試
験用接続コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機動作を司る信号制御部と、該信号
    制御部に接続し主信号を導通する主信号線と、該主信号
    線に接続する第一外部機器と、前記主信号を反映する反
    映信号が導通し第二外部機器との接続が可能な反映信号
    線と、前記反映信号線上に位置し、前記第二外部機器の
    接続に伴い、閾値レベルを挟んだ前記反映信号の反転タ
    イミングの変化を防止ないし抑制する信号反転タイミン
    グ維持回路とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記反映信号線は前記主信号線に対し、
    パラレルに接続するとともに、前記第二外部機器と接続
    可能なコネクタを設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記信号反転タイミング維持回路は、前
    記反映信号線に前記第二外部機器を接続したために回路
    のインピーダンスが増加することによって、前記信号制
    御部と前記主信号線を導通する主信号の反転タイミング
    が変化することを防止ないし抑制するために設けられた
    インピーダンス変換回路である請求項1または2のいず
    れかに記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記信号制御部はCPUを含んで構成さ
    れ、かつ、前記CPUは、前記反映信号線に試験用信号
    を出力可能とされている請求項1乃至3のいずれかに記
    載の遊技機。
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