JP2002035092A - 複合脱臭方法およびそのシステム - Google Patents

複合脱臭方法およびそのシステム

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JP2002035092A
JP2002035092A JP2000224550A JP2000224550A JP2002035092A JP 2002035092 A JP2002035092 A JP 2002035092A JP 2000224550 A JP2000224550 A JP 2000224550A JP 2000224550 A JP2000224550 A JP 2000224550A JP 2002035092 A JP2002035092 A JP 2002035092A
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ozone
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Hideaki Ishii
英明 石井
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Asahi Environmental System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分子脱臭の後にオゾン脱臭を行い、その後
イオン脱臭を行うことにより、臭気成分を含んだ大量の
処理気体を効率良く脱臭する。 【解決手段】 複合脱臭システム100は、醗酵システ
ム104から臭気成分を含んだ処理気体が供給される気
体導入口111によって、醗酵システム104と連結さ
れた、水分子脱臭を行う第1チャンバ101と、第1チ
ャンバ101と流路管112によって連結された、オゾ
ン脱臭を行う第2チャンバ102と、第1チャンバ10
1と流路管112の接合部に配したオゾン生成器121
と、第2チャンバ102と連結管113によって連結さ
れた、イオン脱臭を行う第3チャンバ103と、第2チ
ャンバ102と連結管113の接合部に内蔵されたオゾ
ンフィルタ122と、処理気体を排出する気体排出口1
14を第3チャンバ103に備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分子脱臭、オゾ
ン脱臭およびイオン脱臭を組み合わせた複合脱臭方法お
よびそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、臭気成分を含んだ気体の脱臭を行
うための方法として、水分子脱臭方法、オゾン脱臭方
法、イオン脱臭方法等が知られている。いずれも気体に
含まれる臭気成分を効率良く回収して、脱臭を行うもの
である。水分子脱臭方法とは、気体中の水分を除去し
て、この水分中に溶け込んだ臭気成分を除去するもので
あり、オゾン脱臭方法とは、プラズマオゾンを発生させ
て、臭気成分を酸化分解して脱臭するものである。オゾ
ン脱臭方法を用いて、居室等の臭気成分を除去する空気
清浄機に関しては、例えば、特開平6−262098号
公報に開示されている。この公報によれば、居室等の空
気を清浄機内に取り込んで、オゾン脱臭触媒により脱
臭、殺菌を行い、酸性ガス吸着剤で余剰オゾンの除去を
行うことが記載されている。
【0003】また、イオン脱臭方法とは、気体をマイナ
スイオン化し、気体中の臭気成分を光触媒に吸着させ
て、臭気成分を酸化分解するものである。イオン脱臭方
法を用いて、居室等の臭気成分を除去する空気清浄機に
関しては、例えば、特開平3−109953号公報に開
示されている。この公報によれば、集塵フィルタ及び触
媒層を通過する処理気体に対して、コロナ放電を用いて
マイナスイオン化する方法が記載されている。これらの
方法は、居室等の閉空間において、一定量の処理気体を
脱臭するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、有機性残さを処
理して堆肥を製造する醗酵システムにおいては、好気性
醗酵に伴う臭気成分を含んだ大量の気体が発生する。臭
気成分を含んだ大量の気体の脱臭を行う場合、水分子脱
臭方法のみでは、水溶性の臭気成分のみしか脱臭するこ
とができないという問題があった。
【0005】また、オゾン脱臭方法は、地球環境保護の
ため、発生するオゾンの処理を行う必要から、大量の気
体を処理するための装置は、コスト高を招くという問題
があった。
【0006】さらに、イオン脱臭方法のみでは、光触媒
に自然に付着する臭気成分を酸化分解するだけであり、
大量の気体を脱臭するためには、表面積の広大な光触媒
が必要となり装置が大型化するという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、水分子脱臭の後に
オゾン脱臭を行い、その後イオン脱臭を行うことによ
り、臭気成分を含んだ大量の処理気体を効率良く脱臭す
るための複合脱臭方法およびそのシステムを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を達成するために、請求項1に記載の発明は、処理気
体の中の水分を結露によって排出し、前記処理気体の中
の水分に溶け込んだ臭気成分を除去する水分子脱臭ステ
ップと、該水分子脱臭ステップで処理された前記処理気
体とプラズマオゾンを混合し、前記処理気体に含まれる
臭気成分を酸化分解するオゾン脱臭ステップと、該オゾ
ン脱臭ステップで処理された前記処理気体をマイナスイ
オン化し、前記処理気体に含まれる臭気成分を光触媒に
吸着させて酸化分解するイオン脱臭ステップとを備える
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記水分子脱臭
ステップは、臭気成分を除去した前記処理気体の温度を
低下させる放熱処理ステップを備えることを特徴とす
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記オゾン脱臭
ステップは、臭気成分を酸化分解した前記処理気体に含
まれるプラズマオゾンを除去するオゾン除去ステップを
備えることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記処理気体
は、有機性残さの好気性醗酵時の気体であることを特徴
とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、処理気体が供給
される気体導入口を有する第1のチャンバと、該第1の
チャンバと連通する第2のチャンバと、該第2のチャン
バと連通する第3のチャンバとを備え、前記第1のチャ
ンバは、前記処理気体の中の水分を結露させる結露手段
と、該結露手段で結露した水滴を前記処理気体の中の水
分に溶け込んだ臭気成分とともに排出する排出手段とを
備え、前記第2のチャンバは、プラズマオゾンを発生さ
せるオゾン発生手段と、該オゾン発生手段により発生し
たプラズマオゾンでによって前記処理気体に含まれる臭
気成分を酸化分解するオゾン処理手段とを備え、前記第
3のチャンバは、前記処理気体をマイナスイオン化する
イオン化手段と、前記処理気体に含まれる臭気成分を光
触媒パネルに吸着させて酸化分解する分解手段と、前記
処理気体を排出する気体排出口とを備えたことを特徴と
する。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記第1のチャ
ンバは、前記結露手段を通過した前記処理気体の温度を
低下させる放熱処理手段を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記放熱処理手
段で処理された前記処理気体の温度が、前記第1のチャ
ンバの外気温度よりも低いことを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、前記結露手段で
処理された前記処理気体の相対湿度が、前記第1のチャ
ンバの外気湿度よりも低いことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、前記第1のチャ
ンバと前記第2のチャンバとを流路管によって連結し、
前記オゾン発生手段を前記第1のチャンバと前記流路管
の接合部に配設したことを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、前記第2のチ
ャンバは、前記処理気体に含まれるオゾンを除去するオ
ゾン除去手段を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項11に記載の発明は、前記イオン化
手段は、電子を直接空間に放射し、前記処理気体をマイ
ナスイオン化することを特徴とする。
【0019】請求項12に記載の発明は、前記分解手段
は、前記光触媒に紫外線を照射する紫外線照射手段を備
えたことを特徴とする。
【0020】請求項13に記載の発明は、前記処理気体
は、有機性残さの好気性醗酵時の気体であることを特徴
とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明にかかる複合脱臭システム
の一実施例を示した概略構成図である。複合脱臭システ
ム100は、水分子脱臭を行う第1チャンバ101と、
オゾン脱臭を行う第2チャンバ102と、イオン脱臭を
行う第3チャンバ103とを備え、第1チャンバ101
は、醗酵システム104から臭気成分を含んだ処理気体
が供給される気体導入口111によって、醗酵システム
104と連結されている。第1チャンバ101と第2チ
ャンバ102とは、流路管112によって連結され、第
1チャンバ101と流路管112の接合部にオゾン生成
器121を配設している。第2チャンバ102と第3チ
ャンバ103とは、連結管113によって連結され、第
2チャンバ102と連結管113の接合部にオゾンフィ
ルタ122が内蔵されている。第3チャンバ103は、
処理気体を排出する気体排出口114を備えている。
【0023】このような構成により、第1チャンバ10
1の気体導入口111から流入した臭気成分を含んだ処
理気体は、第1チャンバ101において、結露によって
水分が除去され、処理気体の水分に溶け込んだ臭気成分
も同時に排出される。オゾンおよび光触媒による酸化分
解反応は、水分子に結合した臭気成分よりも臭気成分自
体の方が、分解能力が高い。また、光触媒の多孔質面で
結露すると、酸化分解能力が劣るという問題がある。そ
こで、オゾン脱臭を行う第2チャンバ102と、イオン
脱臭を行う第3チャンバ103に先立って、水分子脱臭
を行うことにより、処理気体の除湿を行うことによっ
て、オゾンおよび光触媒による酸化分解能力を高めるこ
とが可能となる。
【0024】第1チャンバ101において処理された処
理気体は、第1チャンバ101と第2チャンバ102と
を連結する流路管112に導かれる。第1チャンバ10
1と流路管112の接合部に配されたオゾン生成器12
1から発生したオゾンは、流路管112および第2チャ
ンバ102において、処理気体と接触し、臭気成分を酸
化分解によって除去する。
【0025】第2チャンバ102において処理された処
理気体は、第2チャンバ102と第3チャンバ103と
を連結する連結管113に導かれる。第2チャンバ10
2と連結管113の接合部には、オゾンフィルタ122
が内蔵されており、第2チャンバ102において処理さ
れた処理気体から、残留オゾンを除去する。オゾンによ
って光触媒の酸化分解が阻害されるという問題があり、
また、オゾンを複合脱臭システム100から放出するこ
とは、地球環境保護の観点から望ましくない。そこで、
イオン脱臭を行う第3チャンバ103に先立って、オゾ
ンフィルタ122を設置することにより、このような問
題を解決することができる。
【0026】第2チャンバ102において処理された処
理気体は、第3チャンバ103において、光触媒によっ
て臭気成分を酸化分解することにより除去する。大量の
気体を処理するためには、臭気成分を強制的に光触媒パ
ネルに付着させる必要があることから、処理気体をマイ
ナスイオン化している。詳細は後述する。第3チャンバ
103で処理された処理気体は、気体排出口114から
排出される。
【0027】図2は、本発明にかかる複合脱臭システム
の第1チャンバの一例を示す構成図である。第1チャン
バ101は、処理気体を冷却して結露させる冷却パネル
201と、処理気体の温度を下げる放熱パネル202
と、結露した水分を排出するドレンパネル203と、冷
却パネル201および放熱パネル202を冷却する冷凍
機204a,204bとから構成されている。
【0028】このような構成により、気体導入口111
から流入した臭気成分を含んだ処理気体は、冷却パネル
201により冷却され、冷却パネル201上に結露され
る。処理気体の水分に溶け込んだ臭気成分は、結露した
水分とともに、ドレンパネル203から除去される。ま
た、オゾン脱臭の酸化分解能力は、温度が低いほど効率
が良いことから、放熱パネル202を設け、処理気体の
温度を下げることとしている。流路管112から排出さ
れる処理気体の温度は、本発明にかかる複合脱臭システ
ムが設置された環境における外気温度以下に冷却する。
さらに、上述したように、オゾンおよび光触媒の酸化分
解能力を高めるために、流路管112から排出される処
理気体の湿度は、本発明にかかる複合脱臭システムが設
置された環境における外気湿度以下に除湿する。第1チ
ャンバ101において処理された処理気体は、流路管1
12へ導かれる。
【0029】図3は、本発明にかかる複合脱臭システム
の第3チャンバの一例を示す構成図である。第3チャン
バ103は、臭気成分を酸化分解する光触媒パネル30
0と、マイナスイオンを放出する電子放射器301a〜
301dと、光触媒を酸化還元する紫外線放射ランプ3
02a〜302cと、内部の空気流路を妨げる仕切板3
03a〜303cとから構成されている。光触媒パネル
300は、第3チャンバ103内の全ての壁面、および
仕切板303a〜303dの壁面に設置されている。
【0030】このような構成により、第2チャンバ10
2において処理された処理気体は、連結管113から第
3チャンバ103に流入し、電子放射器301a〜30
1dから直接放射される電子によってマイナスイオン化
される。マイナスイオン化された臭気成分は、光触媒パ
ネル300に吸着され、酸化分解反応によって分解され
る。第3チャンバ103で処理された処理気体は、気体
排出口114から排出される。紫外線ランプ302a〜
302cは、光触媒パネル300の光触媒の酸化還元を
促進する。仕切板303a〜303dは、第3チャンバ
103内部の空気流路を妨げ、処理気体と光触媒パネル
300の接触を促進するためのものである。
【0031】本実施例によれば、電子放射器301a〜
301dによって処理気体をマイナスイオン化するの
で、マイナスイオン化された臭気成分を強制的に光触媒
パネル300に付着させることができる。また、電子放
射器301a〜301dから直接電子を放射することに
よって、処理気体をマイナスイオン化するので、オゾン
の発生を伴わない。従って、光触媒パネル300の酸化
還元反応を阻害することとならず、また、外部にオゾン
を放出することもないので、地球環境保護の観点からも
有益であるという効果を有する。
【0032】図4は、電子放射器のハードウェア構成の
一例を示すブロック図である。電子放射器301は、本
願出願人が先に開示した特開平9−232068号公報
に記載されている。電子放射器301は、マイナスイオ
ンを放出する電子放射銀針401と、電子放射銀針40
1に電子を供給するイオンジェネレータ402と、電子
放射銀針401とイオンジェネレータ402を接続する
電子導線403とを備えている。さらに、電子放射銀針
401を保護する電子噴射ルーバー404と、取付金具
405とを備え、取付架台406等に設置される。
【0033】このような構成により、電子放射器301
は、イオンジェネレータ402で数千ボルトの高圧を発
生させ、この電圧を電子導線403によって電子放射銀
針401に導く。電子放射銀針401は、マイナス電極
に相当する。プラス電極を開放することにより、電子放
射銀針403から電子が放出され、放出された電子は、
空気分子の電子を叩きながら進み、電子噴射ルーバー4
04付近で電子なだれ現象を生ずる。これによって、直
接空気中にマイナスイオンを放出することができる。
【0034】本発明にかかる複合脱臭システムを用い
た、有機性残さを処理して堆肥を製造する醗酵システム
の排気脱臭装置について説明する。排気脱臭装置は、毎
分100m3程度の処理気体を脱臭することを想定し、
第1チャンバ101の容積は約220m3、第2チャン
バ102の容積は約1000m3、第3チャンバ103
の容積は約1400m3とした。排気脱臭装置は、15
0kW級の冷凍機204a,204bと、オゾン発生器
121としてプラズマオゾン管660管と、電子放射器
301(300万イオン分子以上/cc/瞬時)500
台と、紫外線ランプ302として150W100灯とを
備え、第3チャンバ103内部の光触媒パネル300の
表面積は、約14,000m2である。上述した排気脱
臭装置を使用して行った脱臭実験の結果を表1および表
2に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1は、悪臭計量結果のうち5項目をまと
めたものである。醗酵システムおよび排気脱臭装置が設
置された区域境界での測定値は、悪臭防止法基準値を大
きく下回ることが確認できた。
【0037】
【表2】
【0038】表2は、三点比較式臭袋法による測定結果
である。三点比較式臭袋法は、空気希釈により臭気指数
を測定する方法である。この場合においても、醗酵シス
テムおよび排気脱臭装置が設置された区域境界での測定
値は、行政指導基準値を大きく下回ることが確認でき
た。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理気体の中の水分を結露によって排出し、処理気体の
中の水分に溶け込んだ臭気成分を除去する水分子脱臭ス
テップと、水分子脱臭ステップで処理された処理気体と
プラズマオゾンを混合し、処理気体に含まれる臭気成分
を酸化分解するオゾン脱臭ステップと、オゾン脱臭ステ
ップで処理された処理気体をマイナスイオン化し、処理
気体に含まれる臭気成分を光触媒に吸着させて酸化分解
するイオン脱臭ステップとを備えたので、水分子脱臭の
後にオゾン脱臭を行い、その後イオン脱臭を行うことに
より、臭気成分を含んだ大量の処理気体を効率良く脱臭
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる複合脱臭システムの一実施例を
示した概略構成図である。
【図2】本発明にかかる複合脱臭システムの第1チャン
バの一例を示す構成図である。
【図3】本発明にかかる複合脱臭システムの第3チャン
バの一例を示す構成図である。
【図4】電子放射器のハードウェア構成の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
100 複合脱臭システム 101 第1チャンバ 102 第2チャンバ 103 第3チャンバ 111 気体導入口 112 流路管 113 連結管 114 気体排出口 121 オゾン発生器 122 オゾンフィルタ 201 冷却パネル 202 放熱パネル 203 ドレンパネル 204a,204b 冷凍機 300 光触媒パネル 301a〜301d 電子放射器 302a〜302c 紫外線ランプ 303a〜303d 仕切板 401 電子放射銀針 402 イオンジェネレータ 403 電子導線 404 電子放射ルーバー 405 取付金具 406 取付架台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 53/38 B01D 53/34 116F 53/74 116G 53/86 53/36 H ZAB ZABJ B09B 3/00 ZAB B09B 3/00 ZABD Fターム(参考) 4C080 AA05 AA07 AA10 BB02 CC03 CC04 CC05 CC08 CC12 HH05 KK02 KK08 MM01 MM08 QQ11 QQ17 4D002 AA03 AA05 AA06 AA13 AB02 AC10 BA02 BA05 CA20 DA35 DA51 EA02 EA05 HA01 4D004 AA02 BA04 CA19 CA47 CA48 CC01 4D048 AA12 AA22 AB01 AB03 BB03 CA07 CC23 CC25 CC40 CD08 CD10 EA01 EA03 EA04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理気体の中の水分を結露によって排出
    し、前記処理気体の中の水分に溶け込んだ臭気成分を除
    去する水分子脱臭ステップと、該水分子脱臭ステップで
    処理された前記処理気体とプラズマオゾンを混合し、前
    記処理気体に含まれる臭気成分を酸化分解するオゾン脱
    臭ステップと、該オゾン脱臭ステップで処理された前記
    処理気体をマイナスイオン化し、前記処理気体に含まれ
    る臭気成分を光触媒に吸着させて酸化分解するイオン脱
    臭ステップとを備えることを特徴とする複合脱臭方法。
  2. 【請求項2】 前記水分子脱臭ステップは、臭気成分を
    除去した前記処理気体の温度を低下させる放熱処理ステ
    ップを備えることを特徴とする請求項1に記載の複合脱
    臭方法。
  3. 【請求項3】 前記オゾン脱臭ステップは、臭気成分を
    酸化分解した前記処理気体に含まれるプラズマオゾンを
    除去するオゾン除去ステップを備えることを特徴とする
    請求項1または2に記載の複合脱臭方法。
  4. 【請求項4】 前記処理気体は、有機性残さの好気性醗
    酵時の気体であることを特徴とする請求項1,2または
    3に記載の複合脱臭方法。
  5. 【請求項5】 処理気体が供給される気体導入口を有す
    る第1のチャンバと、該第1のチャンバと連通する第2
    のチャンバと、該第2のチャンバと連通する第3のチャ
    ンバとを備え、 前記第1のチャンバは、前記処理気体の中の水分を結露
    させる結露手段と、該結露手段で結露した水滴を前記処
    理気体の中の水分に溶け込んだ臭気成分とともに排出す
    る排出手段とを備え、 前記第2のチャンバは、プラズマオゾンを発生させるオ
    ゾン発生手段と、該オゾン発生手段により発生したプラ
    ズマオゾンでによって前記処理気体に含まれる臭気成分
    を酸化分解するオゾン処理手段とを備え、 前記第3のチャンバは、前記処理気体をマイナスイオン
    化するイオン化手段と、前記処理気体に含まれる臭気成
    分を光触媒パネルに吸着させて酸化分解する分解手段
    と、前記処理気体を排出する気体排出口とを備えたこと
    を特徴とする複合脱臭システム。
  6. 【請求項6】 前記第1のチャンバは、前記結露手段を
    通過した前記処理気体の温度を低下させる放熱処理手段
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の複合脱臭シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記放熱処理手段で処理された前記処理
    気体の温度が、前記第1のチャンバの外気温度よりも低
    いことを特徴とする請求項6に記載の複合脱臭システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記結露手段で処理された前記処理気体
    の相対湿度が、前記第1のチャンバの外気湿度よりも低
    いことを特徴とする請求項5,6または7に記載の複合
    脱臭システム。
  9. 【請求項9】 前記第1のチャンバと前記第2のチャン
    バとを流路管によって連結し、前記オゾン発生手段を前
    記第1のチャンバと前記流路管の接合部に配設したこと
    を特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の複
    合脱臭システム。
  10. 【請求項10】 前記第2のチャンバは、前記処理気体
    に含まれるオゾンを除去するオゾン除去手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の
    複合脱臭システム。
  11. 【請求項11】 前記イオン化手段は、電子を直接空間
    に放射し、前記処理気体をマイナスイオン化することを
    特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載の複
    合脱臭システム。
  12. 【請求項12】 前記分解手段は、前記光触媒に紫外線
    を照射する紫外線照射手段を備えたことを特徴とする請
    求項5乃至11のいずれか1項に記載の複合脱臭システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記処理気体は、有機性残さの好気性
    醗酵時の気体であることを特徴とする請求項5乃至12
    のいずれか1項に記載の複合脱臭システム。
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