JP2005168534A - 浄化方法および浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 通風回路中にストリーマ放電が発生している放電領域8を形成する浄化ユニット1に対して、前記通気回路の上手側に霧化ユニット9で発生した水粒子Kを供給して前記放電領域8を通過させて前記通風回路の下手側7に放出する。放電領域8を形成する対向電極3の表面が水粒子Kの厚い層で覆われないように親水性処理剤10が塗布されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、浄化しようとする空気が流れている場合にも高い浄化効果を期待でき、部屋の窓に施されたカーテンなどに付いた雑菌の殺菌や脱臭などの効果を期待できる浄化方法と浄化装置を提供することを目的とする。
(実施の形態1)
図1は本発明の(実施の形態1)の浄化装置をセパレート型空気調和機に適用した場合を示している。
浄化ユニット1は、複数段に配置された平板状の対向電極3と、この対向電極3の間を隣接する対向電極3の間を通過するように蛇行して引き回されたワイヤ状の放電電極2と、対向電極3と放電電極2の間に高電圧を印加する高電圧印加装置4とで構成されている。
一方、前記室外機Bには、通常の空気調和機に見られる冷媒回路の他に、水を霧化する霧化ユニット9が設けられており、この霧化ユニット9で発生した水粒子Kは配管D3を介して室内機Aの側の前記浄化ユニット1の近傍に供給されている。さらに詳しくは、配管D3の先端Mは室内機Aの内部において、浄化ユニット1の前記放電領域8に対して前記空気流の流れ方向Jの上手側の位置で開口しており、前記霧化ユニット9で発生した水粒子Kを放出している。
放電電極2と対向電極3との間に形成されたストリーマ放電の発生機構は、放電電極2から放出される電子の前方で中性分子の電離が起こって電子がなだれのように放出され、これが次の新しい電子なだれを起こすというように、電子なだれが次々と起こって合体していくことにより高速に進行するものであり、放電電流の大部分は電子によるものである。
(Oラジカルやイオン)+H2O → 2(OHラジカルやイオン)
(Oラジカルやイオン)+H2O → H2O2ラジカルやイオン
の反応がおこり、放電領域8の下流に、OHラジカルやイオン、H2O2ラジカルやイオン等、酸化力の高いラジカルやイオン11を豊富に生成することができる。この生成されたOHラジカルやイオン11は、酸化力が高く、微生物の外壁やタンパク質が破壊することができ、放電領域8における微生物の殺滅,不活化が促進されるとともに、処理済み空気流6Aに伴われて浄化ユニット1から放出され、室内側熱交換器Eを通過して室内7に放出されるので、この放出された室内7を殺菌、脱臭、有害物質除去することができ、浄化できる。
効率よく前記ストリーマ放電を発生させるためには、放電電極2と対向電極3との間隙の大きさによっても異なるが、この間隙が約10mmである時には約7kV以上、間隙が約8mmである時には約6kV以上、間隙が約5mmである時には約4kV以上のパルス波形の歪んだ高電圧が必要である。
パルス幅については、放電領域8でより多量の電子を高速飛散させること、また電圧印加時間を短縮して人体に有害なオゾンの発生を低減すること、また火花放電を抑制するなどの観点から、できるだけ小さいパルス幅が望ましいが、約5μsec以下の数マイクロ秒以下のパルス幅の高電圧とすることで、好ましい浄化効果が得られる。
(第1例)
図5は高電圧印加装置4から発生する正弦波や振動波形であるパルス波形の(第1例)を示している。
(第2例)
図6は高電圧印加装置4から発生するパルス波形の(第2例)を示している。
(第3例)
図7は高電圧印加装置4から発生するパルス波形の(第3例)を示している。
(第4例)
図8は高電圧印加装置4から発生するパルス波形の(第4例)を示している。
図9は高電圧印加装置4から発生するパルス波形の(第5例)を示している。
図8に示した(第4例)のパルス波形では、正のパルス波形であったが、この(第5例)では負のパルス波形である点だけが異なっている。
図10は本発明の(実施の形態2)の浄化装置をセパレート型空気調和機に適用した場合を示している。
上記の各実施の形態では、空気調和機を例に挙げて説明したが、温度調節機能や除湿機能などを有していない空気清浄器などで実施することによって、使用環境の浄化を実現できる。
B 室外機
D1,D2 冷媒配管
D3 配管
E 室内側熱交換器
F 送風ファン
J 空気流の流れ方向
1 浄化ユニット
2 放電電極
3 対向電極
4 高電圧印加装置
5 開口
6 空気流
7 室内(浄化対象の空間)
8 放電領域
9 霧化ユニット
10 酸化チタン光触媒(親水性処理剤)
K 水粒子
Claims (4)
- 浄化対象の空間の空気が流れる通風回路中に配置された対向する電極の少なくとも一方の電極としてその表面が親水性処理剤によって表面処理したものを使用し、
この対向する電極間に高電圧を印加してストリーマ放電が発生している放電領域を形成し、
OH基を含む液体を霧化して前記放電領域に対して前記通風回路の下手側に放出し、
この放電領域に浄化対象を通過させて浄化するとともに、霧化した前記液体が前記ストリーマ放電に遭遇して発生したラジカルやイオンを前記通風回路の下手側に放出して前記浄化対象の空間を浄化する
浄化方法。 - 浄化対象の空間の空気が流れる通風回路中に配置され対向する電極の少なくとも一方の電極の表面が親水性処理剤によって表面処理されこの対向する電極間に高電圧を印加してストリーマ放電が発生している放電領域を形成する浄化ユニットと、
前記浄化ユニットに対して前記通気回路の上手側に配設されてOH基を含む液体を霧化して放出する霧化ユニットとを備え、
前記霧化ユニットで発生した霧体を前記浄化ユニットの放電領域を通過させて前記通風回路の下手側に放出するように構成した
浄化装置。 - 浄化対象の空間の空気が流れる通風回路中に配置され対向する電極の少なくとも一方の電極の表面が親水性処理剤によって表面処理されこの対向する電極間に高電圧を印加してストリーマ放電が発生している放電領域を形成する浄化ユニットと、
OH基を含む液体を霧化する霧化ユニットと、
前記霧化ユニットで発生した霧体を前記浄化ユニットに対して前記通気回路の上手側に供給する霧体配給手段とを備えた
浄化装置。 - 親水性処理剤として光触媒を使用した
請求項2または請求項3に記載の浄化装置。
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JP2003408362A JP2005168534A (ja) | 2003-12-08 | 2003-12-08 | 浄化方法および浄化装置 |
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2003
- 2003-12-08 JP JP2003408362A patent/JP2005168534A/ja active Pending
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