JP2005319346A - 浄化方法および浄化装置 - Google Patents

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真 清水
Masakatsu Iwashimizu
正勝 岩清水
Yuji Inoue
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Abstract

【課題】イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができる浄化方法および浄化装置を提供することを目的とする。
【解決手段】放電電極2と対向電極3との間に高電圧を印加して両電極の近傍で放電させ、その放電領域で飛散する電子やイオン等の飛散粒子、電位差およびラジカル等によって、前記放電領域を通過する気体、液体、固体などを殺菌、脱臭、有害の物質を除去を行うとともに、前記放電電極2および/または対向電極3に無給水で水を発生させる水発生手段9を設け、前記電極間にて発生した水と放電とを利用して、ラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子を生成し、前記放電領域の下流に放出することで、その放出領域の殺菌、脱臭、有害物質の除去も行うものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、気体、液体、固体などの浄化方法および浄化装置に関するものである。
従来、イオンやオゾン等の活性粒子を利用して、食品・調理用品などの食に関連する物体や公衆衛生上で微生物が問題となる物体の表面、これらの物体を収納する空間に存在する微生物の繁殖を防止する方法が知られている。
例えば、空気などの気体を電離室に導いてイオン化およびオゾン化させる際の放電電流を制御することにより、所定の低濃度のオゾンと高濃度のイオンを含む気体を発生させ、前記電離室あるいはそれに連通する空間内で、あるいは電離室で発生した気体を物体に吹き付けることによって、オゾンとイオンとの相乗効果で微生物の繁殖を防止するようにした微生物繁殖防止方法および装置がある(たとえば特許文献1参照)。
特開平9−108313号公報
しかしながら、上記した従来の微生物繁殖防止方法および装置においては、物体の表面や収納空間に存在する微生物を処理対象とするものであるが、生成されたイオン等は非常に不安定なため、イオンとしての寿命が非常に短く、物体に吹き付けるまえに安定な物質に変化してしまい、十分に微生物の繁殖を防止することができないという課題があった。
本発明は、上記問題を解決するもので、イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができる浄化方法および浄化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の浄化方法は、放電電極と対向電極との間に高電圧を印加して両電極の近傍で放電させ、その放電領域で飛散する電子やイオン等の飛散粒子、電位差およびラジカル等によって、前記放電領域を通過する気体、液体、固体などを殺菌、脱臭、有害の物質を除去を行うとともに、前記放電電極および/または対向電極に無給水で水を発生させる水発生手段を設け、前記電極間にて発生した水と放電とを利用して、ラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子を生成し、前記放電領域の下流に放出することで、その放出領域の殺菌、脱臭、有害物質の除去も行うもので、イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができるため、室内の壁面やカーテン等の付着した臭気、ウイルス、かびなどの、脱臭や除菌をも行うことができる。
また、本発明の浄化装置は、放電電極と対向電極との電極間に高電圧を印加する高電圧印加手段と、前記放電電極および/または前記対向電極に設けられ、無給水で水を発生させる水発生手段とを備えた構成としたもので、イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができるため、室内の壁面やカーテン等の付着した臭気、ウイルス、かびなどの、脱臭や除菌をも行うことができる装置を提供できる。
本発明によれば、イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができる浄化方法および浄化装置を提供できる。
第1の発明は、放電電極と対向電極との間に高電圧を印加して両電極の近傍で放電させ、その放電領域で飛散する電子やイオン等の飛散粒子、電位差およびラジカル等によって、前記放電領域を通過する気体、液体、固体などを殺菌、脱臭、有害の物質を除去を行うとともに、前記放電電極および/または対向電極に無給水で水を発生させる水発生手段を設け、前記電極間にて発生した水と放電とを利用して、ラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子を生成し、前記放電領域の下流に放出することで、その放出領域の殺菌、脱臭、有害物質の除去も行うもので、イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができるため、室内の壁面やカーテン等の付着した臭気、ウイルス、かびなどの、脱臭や除菌をも行うことができる。
第2の発明は、放電電極と対向電極との電極間に高電圧を印加する高電圧印加手段と、前記放電電極および/または前記対向電極に設けられ、無給水で水を発生させる水発生手段とを備えた構成としたもので、イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができるため、室内の壁面やカーテン等の付着した臭気、ウイルス、かびなどの、脱臭や除菌をも行うことができる装置を提供できる。
第3の発明は、放電電極および/または対向電極に突起を設けたもので、効率よく放電を発生させることができ、電極間に発生させた水と放電を利用し、放電領域でラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子を生成し、前記放電領域下流に放出させさせることができる。
第4の発明は、水発生手段を設けた電極に、親水性処理を施したもので、電極表面に薄膜状の結露水が生成でき、より効率よく放電を発生させることができ、放電領域でより多量のラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子を生成し、前記放電領域下流に放出させさせることができる。
第5の発明は、水発生手段を設けた電極に、結露防止処理を施したもので、さらに効率よく放電できるとともに、効率よく水を発生させることができ、放電領域でさらに多量のラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子を生成し、前記放電領域下流に放出させさせることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1および図2は、本発明の一実施の形態における浄化装置の概略図および断面図である。なお、以下では空気などの気体について説明するが、水などの液体、固体でも同様である。
浄化ユニット1は、気体の流路内に配置されるものであり、放電電極2が配置され、放電電極2の対向に対向電極3が配置されていて、放電電極2と対向電極3との間に形成される放電領域8が構成されている。6は気流通過領域5に流入する上流気流、7は気流通過領域5から流出する下流気流を示す。
高電圧印加装置4は、放電電極2に接続する電極(プラスまたはマイナス)41と、対向電極3に接続するアース電極42とを有し、放電電極2と対向電極3との間に、放電を発生させ得る高電圧を印加するように構成されている。この高電圧印加装置4としては、高圧トランスで昇圧するようにした電装回路などが使用される。しかし所望の高電圧を印加できるものであれば、これに限定されず使用可能である。
水発生手段9は、例えばペルチェ素子など無給水で水を発生させるのもであり、対向電極3に密着させ設けておく。これにより、対向電極3が露点以下の温度になると対向電極3の表面に結露水10が発生する。例えば、温度が22℃で湿度が30%のとき、対向電極3が露点、すなわち3.6℃以下の温度になると対向電極3の表面に結露水10が発生する。
以下、上記構成における作用を説明する。
高電圧印加装置4によって放電電極2と対向電極3との間に高電圧を印加するとともに、水発生手段9により対向電極3に結露水10を発生させる。これにより電極間に発生させた放電と結露水10を利用し、放電領域8でラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子11を生成し、放電領域下流すなわち、浄化ユニット下流7に放出させることができる。
簡略化すると例えば
Figure 2005319346
Figure 2005319346
の反応がおこり、放電領域8の下流に、OHラジカルやイオン、H22ラジカルやイオン等、酸化力の高いラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ水粒子11を豊富に生成することができる。
この生成されたラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ水粒子11は酸化力が高く、微生物の外壁やタンパク質が破壊することができ、微生物は殺滅または不活化される。すなわち、生成されたOHラジカルやイオン、H22ラジカルやイオン等、酸化力の高いラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ水粒子11を放電領域8の下流に放出させることにより、放出された領域を殺菌、脱臭、有害物質除去することができ、浄化される。
印加すべき高電圧は、効率よく放電を発生させ得る高電圧であり、放電電極2と対向電極3との間隙の大きさ、放電領域の温度湿度環境によっても異なるが、たとえば放電電極2と対向電極3との間隙が約8mmで、温度が22℃、湿度が40%の時には、約4kV以上の高電圧が必要である。
また、負の高電圧を印加することによって、放電領域8でマイナスイオンを生成することができ、下流気流7としてマイナスイオンを含んだきれいな空気を供給して、リラックスできる雰囲気を提供することが可能となる。
図3は、突起を設けた対向電極12のときの概略図である。これにより、突起を設けた対向電極12の突起先端で効率よく放電を発生させることができる。また、図4は、例えば針状突起を設けた対向電極14にすることにより。より効率よく放電を発生させることができる。
図5は、親水性処理対向電極14のときの断面図である。これにより、電極表面に薄膜状の結露水15が生成でき、より効率よく放電を発生させることができる。
図6は、放電領域が限定できるよう結露防止材16を備えた対向電極12である。これにより、さらに効率よく放電できるとともに、効率よく水を発生させることができる。
なお、本浄化装置を、例えば風量の大きい空気調和機に搭載すると、さらに浄化性能を向上させることができる。
以上のように、本発明にかかる浄化方法および浄化装置は、イオンとしての寿命が長く、十分に微生物の繁殖を防止することができるため、特に風量の大きい空気調和機に有用である。
本発明の実施の形態1における浄化装置の概略図 同浄化装置を側方向から示した断面図 同他の浄化装置の概略図 同対向電極に形状突起を設けた概略図 同他の浄化装置を側方向から示した断面図 同対向電極に結露防止材を設けた概略図
符号の説明
1 浄化ユニット
2 放電電極
3 対向電極
4 高電圧印加装置
9 水発生手段





Claims (5)

  1. 放電電極と対向電極との間に高電圧を印加して両電極の近傍で放電させ、その放電領域で飛散する電子やイオン等の飛散粒子、電位差およびラジカル等によって、前記放電領域を通過する気体、液体、固体などを殺菌、脱臭、有害の物質を除去を行うとともに、前記放電電極および/または対向電極に無給水で水を発生させる水発生手段を設け、前記電極間にて発生した水と放電とを利用して、ラジカルやイオン等、およびそれらを含んだ微細な水粒子を生成し、前記放電領域の下流に放出することで、その放出領域の殺菌、脱臭、有害物質の除去も行う浄化方法。
  2. 放電電極と対向電極との電極間に高電圧を印加する高電圧印加手段と、前記放電電極および/または前記対向電極に設けられ、無給水で水を発生させる水発生手段とを備えた構成とした浄化装置。
  3. 放電電極および/または対向電極に突起を設けた請求項2記載の浄化装置。
  4. 水発生手段を設けた電極に、親水性処理を施した請求項2または3記載の浄化装置。
  5. 水発生手段を設けた電極に、結露防止処理を施した請求項2〜4のいずれか1項に記載の浄化装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025816A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浄化装置
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JP2010194058A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 空気清浄機
CN104056809A (zh) * 2013-03-21 2014-09-24 谭燕 一种净化装置
JP2018008045A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 馗鼎奈米科技股▲分▼有限公司 プラズマ浄化モジュール

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