JP2002034757A - ハーブ入りへちま枕 - Google Patents

ハーブ入りへちま枕

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JP2002034757A
JP2002034757A JP2000230376A JP2000230376A JP2002034757A JP 2002034757 A JP2002034757 A JP 2002034757A JP 2000230376 A JP2000230376 A JP 2000230376A JP 2000230376 A JP2000230376 A JP 2000230376A JP 2002034757 A JP2002034757 A JP 2002034757A
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bag
pillow
loofah
herbs
fiber
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Yuriko Sakanaka
百合子 坂中
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
    • A47G9/00—Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows
    • A47G9/007—Bed-covers; Counterpanes; Travelling rugs; Sleeping rugs; Sleeping bags; Pillows comprising deodorising, fragrance releasing, therapeutic or disinfecting substances

Abstract

(57)【要約】 【課題】ハーブ類から発散する香り成分を枕の周囲に充
分に引き出すための通気性を有し、「弾力性」と「しな
やかさ」のバランスがとれ寝心地の良い枕の構造の提供
を目的とする。 【解決手段】ウリ科のへちまを水漬けにした後に、外皮
をはぎとり種子や果肉を取り除き、乾燥させて得られた
繊維部をロール成形等にてシート状にする。次にこのシ
ート状のへちま繊維部を適当な大きさに裁断し袋体に縫
製する。へちまの繊維部裁断片と綿等のクッション材を
適当に混合し、乾燥させたハーブ類とともにへちまの繊
維部で作ったこのへちま繊維袋体に収容する。これをハ
ニカム構造で出来たナイロン等のハニカム袋体に入れ、
その上にカバーにて被覆する。なお、袋体はマジックフ
ァスナー（登録商標）等で開閉自在にするのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は就寝時や休憩時等に
頭部の下部に配置する枕に関し、特にへちまの繊維で形
成した袋体にハーブ類を収容したハーブ入りへちま枕に
関する。
【０００２】
【従来の技術】乾燥させたハーブ類を入れた枕としては
特開平１１−３１３７４０号、特開平８−３０１７４４
号等が開示されている。しかしこれらの枕は通気性がか
ならずしも良くなく、ハーブ類の効果が充分に発揮出来
ず、また枕としての「弾力性」と「しなやかさ」のバラ
ンスが悪く、寝心地の良いものではなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はハーブ類から
発散する香り成分を枕の周囲に充分に引き出すための通
気性を有し、「弾力性」と「しなやかさ」のバランスが
とれ寝心地の良い枕の構造の提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の構成からなる枕としたものである。ウ
リ科のへちまを水漬けにした後に、外皮をはぎとり種子
や果肉を取り除き、乾燥させて得られた繊維部をロール
成形等にてシート状にする。次にこのシート状のへちま
繊維部を適当な大きさに裁断し袋体に縫製する。このと
きに発生したへちま繊維部裁断片のくずは綿等のクッシ
ョン材と適当に混合し、乾燥させたハーブ類とともにへ
ちまの繊維部で作った袋体に収容する。なお、へちまの
繊維部裁断片はこのくずに限らず収容用に製作したもの
でも良く、乾燥させたハーブ類はそのままこの綿等のク
ッション材とへちま繊維部裁断片の混合物に入れて使用
してもよいが、通気性の良い布袋等に入れて使用すると
取り替えやすくなる。またへちまの繊維部で形成した袋
体はその一部をファスナーにて開閉自在な構造にすると
その中の綿等のクッション材やへちま繊維部裁断片及び
ハーブ類が取り替えやすくなる。この袋体の開閉が自在
であればファスナーの種類は特に限定されないがいわゆ
るジッパータイプでは金属片や固い樹脂片を有している
のでこれらの無いマジックファスナーが好ましい。ここ
でこの袋体の中に綿等のクッション材とへちま繊維部裁
断片くずを混合して使用したのは綿等だけではやわらか
さがあるが枕としての弾力性に欠けるからである。従っ
て、使用する人の好みによって混合割合を調整すること
になるがへちま繊維部は弾力性を有しながら通気性が非
常に良いので１／３以上このへちま繊維部を入れた方が
よい。また、クッション材としては綿の代わりに柔らか
い樹脂片、樹脂ボール、布きれ等でも良い。
【０００５】以上のようにして得られたへちま繊維部で
形成した袋体に直接カバーで被覆して枕として使用して
も良いがさらに「しなやかさ」を出すためにハニカム構
造で出来たナイロン等の袋体にこのへちま繊維部で形成
した袋体を入れ、その上にカバーにて被覆した方がよ
い。ハニカム構造の袋体は通気性を確保しつつ枕にクッ
ション性の「しなやかさ」を出すことが出来るからであ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい実施の形態を以
下添付図面に基づいて説明する。図１に本発明に係わる
ハーブ入りへちま枕の例の断面図を示す。なお、分かり
易くするために袋体の厚み、隙間を大きく表現してあ
る。ハーブ類を乾燥させたものを通気性のある袋体１に
入れ、その周囲を綿２ａとへちまの繊維部裁断片２ｂの
混合物にて包み、へちまの繊維部をシート状３ａにしこ
れを用いて形成したへちま繊維袋体３の中に収容した。
【０００７】ここでハーブ類とは一般に香草を乾燥させ
たものをいい安眠を誘い神経を鎮めリラックス効果のあ
るものが特に有効的であり例えばミント、ラベンダー、
ローズ、ジャスミン、リンデン、バジル、カモミール、
オレンジブロッサム、レモンバーム等が上げられる。ま
たこの実施例ではハーブ類を取り替えやすくするために
通気性のある布袋に入れているが直接ハーブ類を綿及び
へちま繊維部裁断片と混合してもよい。
【０００８】へちまの繊維部で形成した袋体は図１に示
したウリ科のへちま１０を一定期間水漬けにした後に外
皮と種子や果肉を取り除き、乾燥させたもの１１（図３
参照）を図４に示すようにロール成形等にてシート状に
し、これを所定の大きさに裁断して図５に示すように袋
体に縫製して作る。この実施例ではマジックファスナー
６にて開閉自在にした場合を示したが、これに限定され
るものではない。
【０００９】次に図６に斜視図で示したようなハニカム
構造のハニカム袋体４に入れそれをカバー５で被覆し
た。ハニカム構造の袋体はナイロン等のやわらかい樹脂
製でできている。またカバーは通気性のある布等で作ら
れ、枕の外観をなすものである。
【００１０】
【発明の効果】本発明におけるハーブ入りへちま枕の構
造によればへちまの繊維部は一定の弾力性を保有しつつ
通気性がよくこの中に入れたハーブ類の香り成分が枕の
周囲に発散しやすく、薬効が充分に発揮され安眠を誘い
リラックス効果が出やすい。またへちまの繊維部からな
る袋体の中に、綿等のクッション材とこの繊維裁断片を
適度に混ぜたので「弾力性」と「しなやかさ」のバラン
スの調整が容易であり、さらにハニカム構造の袋体で包
んだので通気性を確保しつつクッション性のある「しな
やかさ」を向上させる効果がある。以上のように本発明
による枕は通気性と「弾力性」及び「しなやかさ」を兼
ね備えた寝心地の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るハーブ入りへちま枕の長手方向の
断面図を示す。
【図２】へちまの斜視図を示す。
【図３】へちまの外皮と種子等を取り除き乾燥させた状
態の斜視図を示す。
【図４】図３のへちまの繊維部をシート状にした斜視図
を示す。
【図５】へちま繊維袋体の斜視図を示す。
【図６】ハニカム袋体の斜視図を示す。
【符号の説明】
１ ハーブ類を入れた袋体 ２ａ 綿 ２ｂ へちまの繊維部裁断片 ３ へちま繊維袋体 ３ａ シート状にへちまの繊維部 ４ ハニカム袋体 ５ カバー ６ マジックファスナー １０ へちま １１ へちまの繊維部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 へちまの外皮と種を取り除いて乾燥させ
    て得られた繊維部をシート状にロール成形し、これを用
    いて袋体に縫製し、クッション材とへちまの繊維部の裁
    断片を混合したものとハーブ類をこの袋体に収容したハ
    ーブ入りへちま枕。
  2. 【請求項２】 へちまの外皮と種を取り除いて乾燥させ
    て得られた繊維部をシート状にロール成形し、これを用
    いて袋体に縫製し、クッション材とへちまの繊維部の裁
    断片を混合したものとハーブ類をこの袋体に収容し、さ
    らにこれをハニカム構造の袋体に入れた後にカバーにて
    被覆したハーブ入りへちま枕。
  3. 【請求項３】 へちまの外皮と種を取り除いて乾燥させ
    て得られた繊維部をシート状にロール成形したものを用
    いて縫製により形成した袋体の一部を開閉自在にした請
    求項１又は請求項２に記載のハーブ入りへちま枕。
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