JP2002034427A - 鳥害防止装置 - Google Patents

鳥害防止装置

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JP2002034427A
JP2002034427A JP2000223324A JP2000223324A JP2002034427A JP 2002034427 A JP2002034427 A JP 2002034427A JP 2000223324 A JP2000223324 A JP 2000223324A JP 2000223324 A JP2000223324 A JP 2000223324A JP 2002034427 A JP2002034427 A JP 2002034427A
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JP
Japan
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prevention device
optical disk
bird
harm prevention
bird harm
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JP2000223324A
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English (en)
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Taizo Kanayama
太造 金山
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BK KK
Original Assignee
BK KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置や取り扱いが簡便でより経済的に鳥類の
飛来を効果的に防止し、ゴミ集積所,住居、駅舎、田畑
等でカラス、鳩などにより引き起こされる鳥害を防止す
る手段を提供する。 【解決手段】 本発明に係る鳥害防止装置は、両端部に
接続リングを設けたアームと、このアームから遊動フッ
クを介して回転自在にかつ旋回自在に懸吊される紐部材
と、紐部材の下端部に連結懸吊される光ディスクとから
なる。光ディスクの中心部に互いに補色にある二つ色ま
たは黄色と黒色を配色した渦巻き模様、鳩目模様を形成
することもできる。光ディスクは好適にはコンパクトデ
ィスクを使用する。紐部材は組み紐とすることができ
る。また、複数個のアームを接続リングを介して直列に
連結して構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鳥害の防止方法に
係り、特にゴミ集積所、住居、駅舎、田畑等におけるカ
ラス、鳩などの鳥により引き起こされる収集物の散乱、
糞による汚染などの糞害、農作物の被害を防止するため
の鳥害防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、都市繁華街、住宅街に設置され
るゴミ集積所等においては、カラス、鳩などの鳥が餌を
求めて群がり、殊に生ゴミ、残飯、飲食物を収納したゴ
ミ収集袋が破袋し路上にゴミが散乱し美観が損なわれた
り、その清掃に多大の労力と出費が必要となる。また、
住居、駅舎などでは鳥が排泄した糞による糞害が生じ
る。さらに、田畑においては穀物などの農作物が食い荒
らされるなどの被害が多く発生し、その防止対策に苦心
を強いられて来た。
【0003】従来、鳥類による被害を防止する手段とし
ては案山子を立てておどしたり、永久磁石の磁気による
人工磁場を利用したものや、シートあるいはネット状物
を張って鳥の侵入を防ぐなどの方法が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の案山子を立てたり、永久磁石の磁気を利用する方法や
シートあるいはネット状物で覆う手段はいずれもゴミ集
積所、住居、駅舎、田畑などで利用する場合には設置が
煩雑であり、美観を損ない、収納保管などの保管場所の
確保が必要なことや労力が費やされるという問題があっ
た。また、鳥類の飛来を長期的に防止するには不十分で
ある。
【0005】そこで,この発明は、取り扱いが簡便で、
より経済的に鳥類の飛来を効果的に防止する鳥害防止手
段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明に係る鳥害防止装置は、両端部に接続リン
グを設けたアームと、このアームから遊動フックを介し
て可撓的に懸吊される紐部材と、紐部材の下端部に連結
懸吊される光ディスクとからなることを特徴とする。
【0007】光ディスクの中心部に渦巻き模様を形成す
るか、または光ディスクの中心部に鳩目模様を形成して
鳥類を威嚇することができる。
【0008】さらに、光ディスクの中心部の模様に互い
に補色にある二つの色を配色するか、または光ディスク
の中心部の模様として黒色と黄色を配色することにより
威嚇効果を増大させることもできる。
【0009】また、光ディスクの片面を鏡面とし他面を
着色面とすることにより、光の変化によるおどし効果を
一層高めることができる。
【0010】光ディスクとして好適にはコンパクトディ
スクを使用し、有利には使用済のコンパクトディスクを
使用する。
【0011】なお、紐部材としては、組み紐を使用し、
紐部材の長さは好適には15〜20センチメートルの範
囲で選択することにより、紐部材の絡みを避けることが
できる。
【0012】また、複数個のアームを接続リングを介し
て直列に連結することによりマルチディスク型の鳥害防
止装置を構成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る鳥害防止装置
の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0014】実施例1 図1は本発明の実施例に係る鳥害防止装置の構成を示す
概略構成図である。すなわち、鳥害防止装置は、アーム
10の両端部に接続リング12,12を設け、このアー
ムに遊動フック14の一端部を掛架し、その他端部に紐
部材16の一端部を金属片18によりカシメて懸吊され
る。紐部材16の下端部はコンパクトディスク22に設
けた孔20に挿通しその端部を金属片18をカシメてコ
ンパクトディスク22を懸吊する。
【0015】大型のゴミ集積所や田畑等で、本発明にか
かる鳥害防止装置を使用する場合は、複数個のアーム1
0を接続リング12を介してワイヤ24で直列に連結す
ることによりマルチディスク型の鳥害防止装置として構
成する(図5参照)。この場合アームは1〜2メートル
程度の間隔でワイヤ24で連結されている。ワイヤ24
としては、プラスチック製紐や直径1ミリメートル程度
のアルミ線を使用する。
【0016】なお、コンパクトディスク22の片面を銀
白色とし他面をダークグリーンの色調とすることにより
コンパクトディスクの反転による光射の変化を発生させ
ることにより防鳥効果を向上させることができる。
【0017】また、コンパクトディスク22の中心部2
6に黄色を配し、その周辺部27に黒色を、その周辺2
8に黄色を配した鳩目模様の円形状のシートを両面に接
着することにより光の反射効果と併せて視覚上の刺激を
高めることもできる。組み紐を用いた紐部材16の長さ
は、絡みを避けるために15センチメートル程度が好適
である。
【0018】図2はアーム10と遊動フック14の概略
構成を示すものである。すなわち、アーム10の両端部
に接続リング12,12を設け、遊動フック14の一端
部はアーム10に対して回転自在にかつ接続リング12
により外れないように遊嵌されている。遊動フック14
は上部リング30と下部リング32からなり回転連結タ
ップ34により旋回自在に連結されている。
【0019】図3は紐部材16の下端部とコンパクトデ
ィスク22の連結を示す要部拡大図である。すなわち、
組み紐の端部をコンパクトディスク22に設けた孔20
に挿通し、その端部に金属片18をカシメてコンパクト
ディスク22に連結する。
【0020】実施例2 コンパクトディスク22の中心部には図4に示すような
渦巻き模様36を形成し赤色を下地部38に緑青色を配
色し、色調の変化により鳥類を刺激する。
【0021】
【発明の作用】この様に構成された鳥害防止装置をゴミ
集積所、住居のベランダ、駅舎、田畑などに設置する
と、風に吹かれてコンパクトディスクが不規則に揺動
し、遊動フックがアームに遊架され、かつそれ自体が自
由に旋回できるように構成されているのでコンパクトデ
ィスクがワイヤに絡みつくことがなく、太陽光が乱反射
作用し、近づこうとするカラス、鳩などは、これを恐れ
て容易には近づこうとはしない。強風下にコンパクトデ
ィスクが激しく揺動してもアーム10と遊動フック14
の連結部が自在に回転し、可撓性を有する組み紐を用い
た紐部材は鋭角に曲がることが無く、コンパクトディス
ク22がワイヤ24に絡み付くことが無く安定して乱反
射作用を続け、おどし効果を持続する。使用するコンパ
クトディスクは光の乱反射を生じるものであればよく、
記録媒体としての本来の機能をもはや有しないコンパク
トディスクなど経済的に入手できるものが好適である。
【0022】以上、本発明の好適な実施例を説明した
が、本鳥害防止装置の固定方法、設置の高さ、アーム及
び光ディスクの個数、コンパクトディスクを連結懸吊す
るための遊動フックの構造は、ゴミ集積所、住居、駅
舎、田畑の設置場所のレイアウトに応じて適宜選定すれ
ば良く実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸
脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得ること
は勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る鳥害防止装置は、ゴミ集積
所、住居、駅舎、田畑などに簡便に設置が可能であり、
風により揺動するコンパクトディスクが太陽光を乱反射
し、カラス、鳩などの鳥に対して安定したおどし効果を
及ぼし鳥が飛来することが低減され、取り扱いが簡便で
経済的な鳥害防止手段が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鳥害防止装置の実施例を示す説明
正面図である。
【図2】アームと遊動フックの連結状態を示す要部拡大
正面図である。
【図3】紐部材とコンパクトディスクの連結状態を示す
要部拡大正面図である。
【図4】コンパクトディスクが渦巻き模様を有する状態
を示す平面図である。
【図5】複数個のアームをワイヤで連結しマルチディス
ク型とした状態を示す説明正面図である。
【符号の説明】
10 アーム 12 接続リング 14 遊動フック 16 紐部材 18 金属片(カシメ) 20 孔 22 コンパクトディスク 24 ワイヤ 26 黄色部 27 黒色部 28 黄色部 30 上部リング 32 下部リング 34 回転連結タップ 36 渦巻き模様 38 下地色

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に接続リングを設けたアームと、
    このアームから遊動フックを介して可撓的に懸吊される
    紐部材と、紐部材の下端部に連結懸吊される光ディスク
    とからなることを特徴とする鳥害防止装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクの中心部に渦巻き模様を形成
    する請求項1記載の鳥害防止装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクの中心部に鳩目模様を形成す
    る請求項1記載の鳥害防止装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクの中心部の模様に互いに補色
    にある二つの色を配色した請求項2乃至3記載の鳥害防
    止装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクの中心部の模様に黒色と黄色
    を配色した請求項2乃至3記載の鳥害防止装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクの片面を鏡面とし他面を着色
    とすることからなる請求項1乃至5記載の鳥害防止装
    置。
  7. 【請求項7】 光ディスクがコンパクトディスクである
    請求項1乃至6記載の鳥害防止装置。
  8. 【請求項8】 遊動フックは上部リングと下部リングと
    からなり回転連結部材を介して旋回自在に連結されるこ
    とからなる請求項1記載の鳥害防止装置。
  9. 【請求項9】 紐部材は組み紐からなる請求項1乃至8
    記載の鳥害防止装置。
  10. 【請求項10】 紐部材の長さは15〜20センチメー
    トルである請求項1乃至9記載の鳥害防止装置。
  11. 【請求項11】 複数個のアームを接続リングを介して
    直列に連結することによりマルチディスク型として構成
    する請求項1乃至10記載の鳥害防止装置。
JP2000223324A 2000-07-25 2000-07-25 鳥害防止装置 Pending JP2002034427A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062437A1 (en) * 2003-12-23 2005-07-07 Sopragasen Naidoo Bird deterring device and related clamping means
JP2010017159A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Kyushu Electric Power Co Inc 固定式鳥除けシール及び固定式鳥除け方法

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