JP3174723U - 鳥獣害防止器 - Google Patents
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Abstract
【課題】鳥獣を追い払う効果に優れ、しかも、耐久性に優れる鳥獣害防止器を提供する。
【解決手段】支柱部材等の支持部材に対し、表裏に多方向に反射する光反射面を有する基盤部材2の上方に吊下部材Tの取付部3を設け、該基盤部材2の下方に左右一対の風受け部材4,5を、該基盤部材1の幅より左右方向に幅広にして、且つ下方に向けて垂れ状に延長させて設けて鳥獣害防止器1を構成する。該鳥獣害防止器1を吊り下げ部材を介して支持部材に対して揺動自在に吊下げることで、微風の時でも円滑に揺動と回転させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】支柱部材等の支持部材に対し、表裏に多方向に反射する光反射面を有する基盤部材2の上方に吊下部材Tの取付部3を設け、該基盤部材2の下方に左右一対の風受け部材4,5を、該基盤部材1の幅より左右方向に幅広にして、且つ下方に向けて垂れ状に延長させて設けて鳥獣害防止器1を構成する。該鳥獣害防止器1を吊り下げ部材を介して支持部材に対して揺動自在に吊下げることで、微風の時でも円滑に揺動と回転させることができる。
【選択図】図2
Description
本考案は田畑や果樹園、家屋付近等に設置して烏や雀等の鳥類、猿や熊、犬や猫等の獣類を寄せ付けないようにする鳥獣害防止器に関する。
従来、農作物や家屋付近に対する鳥獣の被害を防止するため、田畑等に設置して鳥獣を寄せ付けないようにする鳥獣害防止器は各種知られている。例えば、視覚的手段によるものとしては、主に、人や天敵の形を真似たカカシや目を描き入れた風船等が存在し、また、聴覚的手段によるものとしては、主に定期的に衝撃音を発する発音装置が存在するとともに、農作物を覆うことにより鳥獣から守るネット等も用いられている。
また、鳥類は地磁気に敏感に反応する感覚器官を有し、該器官により飛翔の方向を定めていると思われ、該器官による判断が混乱するためであろうか、人為的に形成された磁場を嫌う特性が観察されており、この知見に基き、磁石を利用して所定領域への鳥類の侵入を防止する鳥類の侵入防止技術も散見されている。しかし、従来の視覚的手段又は聴覚的手段による鳥獣害防止器は、いずれも単調で、変化に乏しいことから、鳥獣も直ぐに慣れてしまい、鳥獣を追い払う十分な効果を得れない難点があった。
本考案はこのような従来技術に存在する課題を解決したもので、鳥獣を追い払う効果に優れ、しかも、耐久性に優れる鳥獣害防止器の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、本考案の鳥獣害防止器1は第一に、表裏に多方向に反射する光反射面を有する基盤部材2の上方に吊下部材Tの取付部3を設け、該基盤部材2の下方に左右一対の風受け部材4,5を、該基盤部材1の幅より左右方向に幅広にして、且つ下方に向けて垂れ状に延長させて設けて鳥獣害防止器1に構成し、該鳥獣害防止器1を吊り下げ部材を介して支持部材に対して揺動自在に吊下げてなることを特徴とする。
そして第二に、基盤部材1の表面側に、眼の模様に似せた輪郭部材7と目玉部材8と白目部材6とを設けて構成したことを特徴とするものである。
そして第三に、目玉部材8に磁石を用いた構成としたことを特徴とするものである。
そして第四に、白目部材6に夜光塗料を塗布した蓄光部材を用いて構成したことを特徴とするものである。
そして第五に、左右一対の風受け部材4,5を透明部材を用いて構成したことを特徴とするものである。
上記の構成により、本考案に係る鳥獣害防止器1によれば、支柱や竿、架線等の支持部材Sに吊り下げ部材を介して吊下げられた、比較的大きい基盤部材2は、表裏の光反射面により多方向にキラキラと光反射し、下部に設けられた左右一対の幅広な風受け部材4,5によって自在に揺動しくるくると回転する。これにより、視覚的には多彩な動きと、基盤部材2表面における光反射が多方向で多面的な輝きとなって多彩な変化が得られる。さらに、目玉態様を設けた場合には、眼の眼差し効果を増す。さらにまた、目玉を磁石部材で構成すると鳥の方向感覚を狂わす。さらには、目玉の白目部分に蓄光性の夜光塗料が塗布してあると夜間に光ると共に基盤部材が回転するので白目が動いて恐怖感を増す。なお、風受け部材4,5を透明部材で構成すると、視認できにくい状態となるので、これに鳥獣類が触れたときにビックリして恐怖感を増して鳥獣害防止に寄与する効果を奏するものである。
以下本考案の実施形態を図面に基づき説明する。図面符号1は本考案の鳥獣害防止器1の全体を示すものであり、該鳥獣害防止器1は、表裏に多方向に光を反射する光反射面を有するように加工された薄板状の基盤部材2の上方に、釣り糸などのような可撓自在な樹脂製などからなる糸部材からなる吊下部材Tを取り付ける取付部(係止孔)3を設け、該基盤部材2の下方に円盤状で透明部材からなる左右一対の風受け部材4,5を、該基盤部材1の幅より左右方向に幅広にして、且つ下方に向けて垂れ状に延長させて設けてある。
そして、該基盤部材1の表面側に、眼の模様に似せた輪郭部材7と目玉部材8と白目部材6とを設けて構成したものであり、輪郭部材7は基盤部材1毎に、赤色や黒色などに色分けして択一的に色彩を異ならせて塗り替えたものを用いることができるものであり、目玉部材8に磁石を用いてある。また、白目部材6は夜光塗料を塗布した蓄光部材を用いている。そして、左右一対の風受け部材4,5は透明部材を用いて構成したことを特徴とするものである。
これらの部材は、基盤部材1の表面側に、風受け部材4,5を重ね合わせて接着したものの上に、白目部材6を貼り付けて、この白目部材6の外周に輪郭部材7を中央に目玉部材8を取り付けている。したがって、それぞれの部材が接着材などにより一体的に構成されているので、強風の影響を受けても損傷される恐れがないので耐久性に優れるものである。
また、上記基盤部材1は、上部が細い頭形態状にされ、下部はもっこりと太った胴体形態状のだるま形態にされ、左側が外側に突出する膨らみ形態部2Aに、右側は内側に凹む窪み形態部2Bにされて左右が不変形にされており、該鳥獣害防止器1を吊り下げ部材Tを介して支持部材Sに対して揺動自在に吊下げてなる時に、左右の形状および重量バランスが不均一に崩れた形態となって、わずかな風であっても揺動しやすく、且つ回転しやすいものである。
また、上記基盤部材1は、上部が細い頭形態状にされ、下部はもっこりと太った胴体形態状のだるま形態にされ、左側が外側に突出する膨らみ形態部2Aに、右側は内側に凹む窪み形態部2Bにされて左右が不変形にされており、該鳥獣害防止器1を吊り下げ部材Tを介して支持部材Sに対して揺動自在に吊下げてなる時に、左右の形状および重量バランスが不均一に崩れた形態となって、わずかな風であっても揺動しやすく、且つ回転しやすいものである。
上記の構成により、本考案に係る鳥獣害防止器1は、農作物を育成する圃場に立てた支柱や竿S(図1A)、或いは、支柱間に架設した架線K(図1B)等の支持部材Sに吊り下げ部材Tを介して吊下げられおり、比較的大きい基盤部材2は、表裏の光反射面により多方向にキラキラと光反射し、下部に設けられた左右一対の幅広な風受け部材4,5によって、微風な条件でも、風にそよいで自在に揺動し、くるくると回転する。これにより、視覚的には多彩な動きと、基盤部材2表面における光反射が多方向で多面的な輝きとなって多彩な変化が得られる。これにより、鳥獣類の接近を阻止できる作用を有する。
さらに、目玉態様を設けた場合には、輪郭部材7の色強調と共に眼の眼差し効果を増す。さらにまた、目玉部材8を磁石部材で構成すると鳥の方向感覚を狂わす。さらには、目玉の白目部分6に蓄光性の夜光塗料が塗布してあると夜間に光ると共に基盤部材2が回転するので、暗闇で白目が輝いて恐怖感を増す。なお、風受け部材4,5を透明部材で構成すると、視認できにくい状態となるので、これに鳥獣類が触れたときにビックリして恐怖感を増して鳥獣害防止に寄与する作用を奏するものである。
このように鳥獣害防止器1は、基盤部材2の両側に張り出して耳状にした風受け部材4,5で風を受けてくるくると良く回転をし、光を受けて頭部から胴体部の全体が色々な色彩の光を反射させることになる。目の白目部分6に、夜光塗料を使い、目玉に鳥の方向感覚を狂わすと言われている磁石を使うともので、これらの特徴により、田畑や果樹園、家屋付近等に設置して烏や雀等の鳥類、猿や熊、犬や猫等の獣類を寄せ付けないようにする鳥獣害防止器を提供するものである。
さらに、目玉態様を設けた場合には、輪郭部材7の色強調と共に眼の眼差し効果を増す。さらにまた、目玉部材8を磁石部材で構成すると鳥の方向感覚を狂わす。さらには、目玉の白目部分6に蓄光性の夜光塗料が塗布してあると夜間に光ると共に基盤部材2が回転するので、暗闇で白目が輝いて恐怖感を増す。なお、風受け部材4,5を透明部材で構成すると、視認できにくい状態となるので、これに鳥獣類が触れたときにビックリして恐怖感を増して鳥獣害防止に寄与する作用を奏するものである。
このように鳥獣害防止器1は、基盤部材2の両側に張り出して耳状にした風受け部材4,5で風を受けてくるくると良く回転をし、光を受けて頭部から胴体部の全体が色々な色彩の光を反射させることになる。目の白目部分6に、夜光塗料を使い、目玉に鳥の方向感覚を狂わすと言われている磁石を使うともので、これらの特徴により、田畑や果樹園、家屋付近等に設置して烏や雀等の鳥類、猿や熊、犬や猫等の獣類を寄せ付けないようにする鳥獣害防止器を提供するものである。
本考案の実施形態では、基盤部材を左右不変形な形態とされているが、左右対称の形態にしても良く、風受け部材も透明にしなくても良い。取り付け部は孔を設けてあるが、フックを設けても良い。目玉模様は基盤部材の表裏面の一方のみに設けてあるが両面に設けても良いものであり、本考案の範疇に含まれる範囲で任意な形態のものに応用できる。
1 鳥獣害防止器
2 基盤部材
4、5 風受け部材(右)、(左)
6 白目部材
7 輪郭部材
8 目玉部材
2 基盤部材
4、5 風受け部材(右)、(左)
6 白目部材
7 輪郭部材
8 目玉部材
Claims (5)
- 表裏に多方向に反射する光反射面を有する基盤部材2の上方に吊下部材Tの取付部3を設け、該基盤部材2の下方に左右一対の風受け部材4,5を、該基盤部材1の幅より左右方向に幅広にして、且つ下方に向けて垂れ状に延長させて設けて鳥獣害防止器1に構成し、該鳥獣害防止器1を吊り下げ部材を介して支持部材に対して揺動自在に吊下げてなることを特徴とする鳥獣害防止器。
- 基盤部材1の表面側に、眼の模様に似せた輪郭部材7と目玉部材8と白目部材6とを設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載の鳥獣害防止器。
- そして第三に、目玉部材8に磁石を用いた構成としたことを特徴とする請求項1に記載の鳥獣害防止器。ものである。
- そして第四に、白目部材6に夜光塗料を塗布した蓄光部材を用いて構成したことを特徴とする請求項1に記載の鳥獣害防止器。ものである。
- そして第五に、左右一対の風受け部材4,5を透明部材を用いて構成したことを特徴とする請求項1に記載の鳥獣害防止器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000470U JP3174723U (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | 鳥獣害防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012000470U JP3174723U (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | 鳥獣害防止器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3174723U true JP3174723U (ja) | 2012-04-05 |
Family
ID=48001833
Family Applications (1)
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JP2012000470U Expired - Fee Related JP3174723U (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | 鳥獣害防止器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3174723U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107897145A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-04-13 | 贵州大学 | 用于农业的诱虫灭虫装置 |
-
2012
- 2012-01-13 JP JP2012000470U patent/JP3174723U/ja not_active Expired - Fee Related
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