JP2002034029A - 遠隔監視システム - Google Patents

遠隔監視システム

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JP2002034029A JP2000215695A JP2000215695A JP2002034029A JP 2002034029 A JP2002034029 A JP 2002034029A JP 2000215695 A JP2000215695 A JP 2000215695A JP 2000215695 A JP2000215695 A JP 2000215695A JP 2002034029 A JP2002034029 A JP 2002034029A
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充資 近藤
Noriaki Suga
典昭 菅
Atsushi Yamaguchi
山口  淳
Hirohito Yasuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム運用上におけるユーザー(監視者)
の負担軽減を図り、しかも、ユーザーに対してセキュリ
ティー面における安心感あるいは利便性を担保すること
ができる遠隔監視システムを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 本発明では、被監視場所のユニットと遠
隔地のユニットとを中継局で結び、被監視場所の状態を
遠隔地から監視するシステムであって、被監視場所のユ
ニットが、被監視場所を撮像し、撮像された画像データ
を送信用データに変換し、送信用データを公衆電話回線
網に送信し、中継局が、公衆電話回線網を介して送信用
データを受信し、送信用データを変換し、変換データを
含むWebページを作成してパケット通信網等上のWe
bサーバにアップロードし、遠隔地のユニットが、パケ
ット通信網等を介してWebページにアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット通信網あ
るいはインターネットと公衆電話回線網との組み合わせ
を利用した遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの発達に伴い、こ
れを利用した遠隔監視システムが種々提案されるように
なった。例えば、特開2000−83290には、任意
の監視用端末をインターネットのサーバーにダイヤルア
ップIP接続し、この監視用端末から任意の監視ユニッ
トへの接続要求に応じてサーバーに監視ユニットの1つ
を中継手段及び通信回線を介して選択接続すると共に、
この選択された監視ユニットの監視カメラで撮像した画
像データをサーバーのキャプチャに監視情報としてリア
ルタイムに張り付け、IP接続された監視用端末でサー
バーのキャプチャーに張り付けた監視画像データを監視
用端末の表示部にリアルタイムで表示する発明が所載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の遠隔監視システムは、所望する場所から希望する被
監視場所の状況を任意に監視することができるという利
点はあるものの、監視用端末を用いてユーザーが直接監
視ユニットを操作する構成であるため、ユーザーが行な
う一連の操作が面倒であり、特に不慣れなユーザーに負
担を強いるシステム構成となっている。
【0004】また、遠隔監視システムを営業展開し、多
くのユーザーを獲得していく上においては、遠隔監視シ
ステムにおけるデータの保守管理並びに遠隔監視システ
ムの運用を一元化し、セキュリティー面における安心感
あるいは利便性をユーザーに与えるものでなければなら
ない。
【0005】さらに、上記従来の遠隔監視システムは、
インターネットに接続された監視端末を用いて被監視場
所の状況を把握する構成であるため、監視を行なえる場
所は、監視端末が設置されている場所に限定されるとい
う欠点もある。
【0006】そこで、本発明は上記従来の遠隔監視シス
テムが有する種々の問題点に鑑みてなされたもので、シ
ステム運用上におけるユーザー(監視者)の負担軽減を
図り、しかも、ユーザーに対してセキュリティー面にお
ける安心感あるいは利便性を担保することができる遠隔
監視システムを提供することを第一の課題とし、併せ
て、監視場所の選定の自由度を容易且つ安価に広げるこ
とができる遠隔監視システムを提供することを第二の課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る遠隔監視システムは、被監視場所Aに
所在する画像撮像送信ユニット1と、被監視場所Aの遠
隔地Bに所在する画像受信再生ユニット8とを中継局4
で結び、被監視場所Aの状態を任意の遠隔地Bで監視す
るようにした遠隔監視システムにおいて、前記画像撮像
送信ユニット1が、被監視場所Aの所望箇所を撮像する
撮像手段と、該撮像手段の作動制御を行ない、該撮像手
段により撮像された画像データを送信用データに変換す
る制御手段と、該送信用データを公衆電話回線網に送信
する被監視場所側通信手段とを備え、前記中継局4が、
公衆電話回線網を介して前記送信用データを受信する中
継局側通信手段と、該送信用データを変換し、該変換デ
ータを含むWebページを作成してパケット通信網上又
はインターネット上のWebサーバにアップロードする
Web作成手段とを備え、前記画像受信再生ユニット8
が、パケット通信網又はインターネットを介して前記W
ebページにアクセスするためのブラウザを有する遠隔
地側通信手段と、該Webページを表示する表示手段と
を備えてなることを特徴とする。
【0008】上記構成からなる遠隔監視システムによれ
ば、制御手段の指令に基づいて撮像手段が作動し、被監
視場所Aの所望箇所での撮像が行なわれる。次に、撮像
手段により撮像された画像データが制御手段において送
信用データに変換され、該送信用データが公衆電話回線
網を経由して中継局側通信手段に送信される。中継局4
では、送信用データをWebページ対応の画像データに
変換し、このデータとWebページとをパケット通信網
上又はインターネット上のWebサーバにアップロード
する。しかる後、監視者がWebページにアクセスし
て、画像データを自己の通信手段にダウンロードするこ
とにより、画面上にはWebページが表示される。従っ
て、パケット通信網あるいはインターネットと公衆電話
回線網とを通じて被監視場所Aの状態を任意の遠隔地B
で監視することが可能となる。
【0009】ここで、被監視場所側通信手段及び中継局
側通信手段としては、一般電話、公衆電話、携帯電話
機、PHS等の通信機能を備えた端末が採用可能であ
る。例えば、被監視場所側通信手段を一般電話とし、中
継局側通信手段を携帯電話機とした場合、公衆電話回線
網は、有線(一般電話回線網)と無線(携帯電話回線
網)との組合せになる。そして、公衆電話回線網は、デ
ジタル回線網、アナログ回線網の何れをも採用可能であ
る。また、被監視場所側通信手段は、制御手段に接続
し、該制御手段を経由して中継局側通信手段と通信する
ようにしてもよく、公衆電話回線網に直接接続し、中継
局側通信手段と通信するようにしてもよい。さらに、被
監視場所側通信手段及び制御手段は、別パッケージにし
てもよく、一体にしてもよい。
【0010】また、遠隔地側通信手段としては、パソコ
ン、iモード対応の携帯電話機等のパケット通信機能を
備えた端末が採用可能である。例えば、遠隔地側通信手
段をパソコンとした場合、インターネット網が利用さ
れ、遠隔地側通信手段を携帯電話機とした場合、エヌ・
ティ・ティ・ドコモの提供するパケット通信網が利用さ
れる。
【0011】ここで、本発明に係る遠隔監視システム
は、請求項2記載の如く、前記画像受信再生ユニット8
が、公衆電話回線網を介して前記中継局4から送信され
た前記送信用データを受信する遠隔地側通信手段と、該
遠隔地側通信手段から受信した送信用データを表示用デ
ータに変換すると共に、該表示用データに基づいて画像
を表示する表示手段とをさらに備えようにしてもよい。
【0012】上記構成からなる遠隔監視システムによれ
ば、中継局4から送信された送信用データが公衆電話回
線網を経由して遠隔地側通信手段に送信される。そし
て、該送信用データが表示手段において表示用データに
変換され、該表示用データに基づいて画像が表示手段上
に表示される。
【0013】また、本発明に係る遠隔監視システムは、
請求項3記載の如く、前記制御手段が、前記中継局側通
信手段の呼によってオフフックされた被監視場所側通信
手段から発せられた中継局側通信手段のダイヤル音を認
識し、該ダイヤル音が特定音であるか否かを判定する判
定手段と、該ダイヤル音が特定音であると判定された場
合、撮像手段に作動指令を発する作動指令発信手段とを
備えてなる構成を採用することができる。
【0014】上記構成からなる遠隔監視システムによれ
ば、まず、中継局側通信手段から公衆電話回線網を経由
して被監視場所側通信手段に呼が発せられ、かかる呼に
よって被監視場所側通信手段がオフフック状態となる。
そして、被監視場所側通信手段と中継局側通信手段との
電話回線が接続されてから、中継局側通信手段にて所定
のダイヤル操作(例えば数桁の暗証番号入力)を行な
う。制御手段は、オフフック状態における被監視場所側
通信手段から発せられるダイヤル音(列)を聴取し、こ
れが予め記憶されている特定音(列)と一致するか否か
を判定する。そして、判定の結果、一致すれば、撮像手
段に対して作動指令を送信し、所望箇所の撮像が行なわ
れる。
【0015】前記中継局側通信手段から被監視場所側通
信手段に呼が発せられるタイミング、即ち、撮像手段に
対して作動指令が発せられるタイミングは、中継局に登
録されたユーザー(監視者)が所望する時間(所定時間
における監視プログラム)、ユーザーが中継局に対して
指示を与えた時(リクエストベースにおける監視プログ
ラム)等が挙げられる。
【0016】尚、この例による撮像手段の作動管理は、
中継局4が行なっているが、例えば、決められた時間に
ルーチン的に監視プログラムを実行する場合には、中継
局4にタイマー(時計手段)を設け、セットされた時間
に中継局側通信手段から被監視場所側通信手段に呼が発
せられるようにする代わりに、画像撮像送信ユニット1
の制御手段にタイマー(時計手段)を設け、制御手段か
ら撮像手段に作動指令を送信するようにすればよい。
【0017】この時、請求項4記載の如く、撮像手段
が、それぞれ撮像箇所を異にして複数台設置され、中継
局側通信手段のダイヤル番号を変えることにより、特定
の撮像手段を選択的に作動させる構成を採用することも
できる。
【0018】即ち、上記構成からなる遠隔監視システム
によれば、制御手段には、撮像手段の各作動パターンに
紐付けられた複数の特定音(列)が予め記憶されてい
る。そして、中継局側通信手段にてダイヤル操作を行
い、このダイヤル音(列)が何れかの特定音(列)と一
致した場合、その特定音(列)に対応する作動パターン
に従って撮像手段が選択的に作動する仕組みとなってい
る。この時、作動パターンとしては、何れか一つの撮像
手段のみが作動するパターン、何れか二つの撮像手段が
作動するパターン、何れか三つ以上の撮像手段が作動す
るパターン、全ての撮像手段が作動するパターン等、種
々のパターンを用意している。
【0019】また、本発明に係る遠隔監視システムは、
請求項5記載の如く、前記制御手段が、撮像手段に作動
指令を発した後、被監視場所側通信手段と中継局側通信
手段との電話回線を切断する回線切断手段と、撮像され
た画像データを撮像手段から受信して送信用データに変
換する変換手段と、該送信用データが生成された後、被
監視場所側通信手段に対して中継局側通信手段への通話
要求を行なう通話要求手段と、該通話状態において前記
送信用データを公衆電話回線網に送信する送信手段とを
備えた構成を採用することができる。
【0020】上記構成からなる遠隔監視システムによれ
ば、制御手段が撮像手段に対して作動指令を発した後、
取りあえず、被監視場所側通信手段と中継局側通信手段
との電話回線を切断する。一方、撮像手段は、制御手段
からの作動指令に基づいて被監視場所Aの所望箇所の撮
像を行なう。そして、撮像手段が画像データの採取を終
えた後、制御手段が撮像手段から画像データを受信して
送信用データに変換処理する。しかる後、制御手段が中
継局側通信手段への通話要求を行う(即ち、制御手段か
ら公衆電話回線網を経由して中継局側通信手段に呼が発
せられる)。制御手段と中継局側通信手段との電話回線
が接続されたならば、制御手段が送信用データを中継局
側通信手段に送信する。
【0021】ここで、本発明に係る遠隔監視システム
は、請求項6記載の如く、送信用データが、FAXのG
3規格に合わせて生成されてなることがより好ましい。
【0022】上記構成からなる遠隔監視システムによれ
ば、撮像手段で採取された画像データが制御手段により
G3規格データに変換され、これが送信用データとして
公衆電話回線網経由で中継局4に送信される。中継局4
では、このG3規格データをWebページで利用可能な
データ形式に変換する。データ型式をFAXのG3規格
とすることにより、公衆電話回線網としてはアナログ回
線網を利用する。
【0023】また、本発明に係る遠隔監視システムは、
請求項7記載の如く、遠隔地側通信手段が、iモード
(登録商標)対応の携帯電話機であるのがより好まし
い。
【0024】上記構成からなる遠隔監視システムによれ
ば、電波さえ届けば、あらゆる遠隔地Bから被監視場所
Aの状態を把握することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
遠隔監視システムについて図面を参酌しつつ説明する。
【0026】本実施形態に係る遠隔監視システムは、大
別すると、被監視場所Aに所在する画像撮像送信ユニッ
ト1と、被監視場所Aの遠隔地Bに所在する画像受信再
生ユニット8と、画像撮像送信ユニット1及び画像受信
再生ユニット8を結ぶ中継局4からなり、被監視場所A
の状態を中継局4を介して任意の遠隔地Bで視覚的に監
視可能としたシステムである。
【0027】前記画像撮像送信ユニット1は、被監視場
所Aの所望箇所を撮像する撮像手段としての複数台の監
視カメラ2,…と、該監視カメラ2,…の作動制御を行
ない、該監視カメラ2,…が撮像した画像データをFA
XのG3規格データ(送信用データ)に変換する制御機
能(制御手段)、及び該G3規格データを一般電話回線
網Pに送信する通信機能(通信手段)を有する電話機3
とを備えている。電話機3と監視カメラ2,…とはコー
ドMによって接続されている。
【0028】前記電話機3は、外部からの呼に対して自
動的に対応する留守番電話機能(留守番電話手段)を備
えている。従って、被監視場所Aに人間が不在の場合、
外部から電話がかかり、所定数コールされると、電話機
3のスピーカーから留守番応対メッセージが可聴的に発
せられる。
【0029】また、前記電話機3は、監視カメラ2,…
により撮像された画像データをFAXのG3規格データ
に変換する変換機能(変換手段)の他、オフフック状態
における発信音を認識する認識機能(認識手段)と、認
識された音が予め記憶された特定音であるか否かを判定
する判定機能(判定手段)と、認識された音が特定音で
あると判定された場合、監視カメラ2に作動指令を発す
る作動指令発信機能(作動指令発信手段)とを備えた制
御部を有している。
【0030】ここで、電話機3に予め記憶された特定音
とは、所定桁数(例えば4桁や2桁)の数字列からなる
連続ダイヤル音である。これには、暗証番号をダイヤル
した時のダイヤル音と、監視カメラ2,…の種々の作動
パターンにそれぞれ紐付けられたパターン番号をダイヤ
ルした時のダイヤル音とがある。
【0031】前記中継局4は、本実施形態に係る遠隔監
視システムを運用する者(以下、サービス提供者とい
う)が営むサービスセンターであり、該中継局4内に
は、一般電話回線網Pへの加入手続きを済ませた通信手
段としての電話機(図示しない)が設置され、該一般電
話回線網Pを介して送られてきた前記送信用データを受
信可能にしている。
【0032】また、中継局4では、オペレータがWeb
ページの作成に従事している。Webページには、パケ
ット通信網Qを利用したiモード(登録商標)用のWe
bページ、及びインターネットRを利用したWebペー
ジの2種類が用意されており、それぞれ受信されたG3
規格の送信用データをGIF形式やJEPG形式等のデ
ータに変換し、この変換データに係る画像をWebペー
ジ上で展開するようにしている。
【0033】iモード(登録商標)用のWebページ
は、iモード対応のHTML(HyperText Markup Langu
age)で記述された文章ファイルと変換画像データとを
パケット通信網Qからアクセス可能なiモードセンター
6内のWebサーバに置くだけでiモード対応の端末
(iモード対応の携帯電話機)9から見ることができ
る。また、インターネットR用のWebページは、HT
MLで記述された文章ファイルと変換画像データとをイ
ンターネットRからアクセス可能なWebサーバに置く
だけで端末(コンピュータ)11から見ることができ
る。
【0034】ここで、前記中継局4は、iモードセンタ
ー6と専用回線(ISDN)を介して接続されており、
中継局4にて作成されたWebページは、この専用回線
を介してiモードセンター6に送信される。また、中継
局4は、パケット通信網Qへの加入手続きを済ませた通
信手段としての電話機(図示しない)が設置され、アン
テナ5を介してWebページをパケット通信網Qに送信
することもできる。iモードセンター6もまた、アンテ
ナ7を介してWebページをパケット通信網Qに送信す
ることができる。
【0035】尚、前記電話機3の制御部は、該電話機3
と中継局4の電話機との電話回線を切断する回線切断機
能(回線切断手段)と、電話機3に対して中継局4の電
話機への通話要求を行なう通話要求機能(通話要求手
段)と、中継局4の電話機との回線が接続された状態に
おいて中継局4の電話機にG3規格データを送信する送
信機能(送信手段)とを備えている。
【0036】前記画像受信再生ユニット8は、上述のi
モード(登録商標)対応の携帯電話機9又はインターネ
ットRに接続された端末10からなる。当然の如く、携
帯電話機9、端末10は、パケット通信網Q又はインタ
ーネットRを介して前記Webページにアクセスするた
めのブラウザ及び通信機能(通信手段)や、該Webペ
ージを表示するディスプレイ(表示手段)10,12を
備えているのは言うまでもない。
【0037】本実施形態に係る遠隔監視システムは、以
上の構成からなり、次に、この遠隔監視システムの使用
方法について説明する。
【0038】始めに、サービス提供者は、かかる遠隔監
視システムを利用する新規ユーザーを募る。サービス提
供者は、新規ユーザーから被監視場所、監視カメラの設
置台数及びその設置態様、監視プログラムの内容を聴取
する。監視プログラムの内容として、ユーザーが指定
する一定時間単位で監視処理を行なう、ユーザーが指
定する時間に監視処理を行なう等が挙げられる。
【0039】サービス提供者は、新規ユーザーから聴取
した内容に基づき、監視カメラ2,…の設置を行なうと
共に、顧客情報をコンピュータ(記憶手段)に登録す
る。また、該コンピュータは、タイマー(時計手段)を
有しており、該タイマーには、上記及びの監視プロ
グラムの内容(時間)が記憶されている。
【0040】また、サービス提供者は、登録されたユー
ザーに対してURL(uniform res-ource locator )及
び認証用のパスワードを付与する。ユーザーが監視端末
としてiモード(登録商標)対応の携帯電話機を選択す
るならば、iモード対応のURLを、ユーザーが監視端
末としてインターネット接続のコンピュータを選択する
ならば、インターネット用のURLを付与する。尚、イ
ンターネット端末にてiモード対応のWebページを見
るようにしても構わない。パスワードを付与するのは、
ユーザーのセキュリティを確保するためである。但し、
パスワード認証以外にも、IPアドレス認証を行なうよ
うにしてもよい。
【0041】まず、監視プログラムについて説明する
と、所定の監視時間になった際、中継局4内のコンピュ
ータのタイマーからの発信信号に基づいて、監視場所A
から離れた中継局4の電話機が被監視場所Aの電話機3
の電話番号をダイヤルし、電話機3を呼び出す。監視場
所Aは不在であるから、電話機3は数コール後にオフフ
ック状態となる。
【0042】かかる状態から、中継局4の電話機が所定
桁数の数字列(暗証番号)を自動ダイヤルする。例え
ば、その数字列が「4530」であれば、「4」、
「5」、「3」、「0」の順番にダイヤル操作する。こ
のダイヤル音は、オフフック状態にある被監視場所Aの
電話機3からスピーカーを介して可聴的に発される。
【0043】電話機3の制御部は、この発生音を認識
し、この発生音が予め記憶(設定)された特定音と一致
するか否かを判別する。この結果、両者が一致、即ち、
正確な暗証番号がダイヤルされたならば、制御部の機能
ロックが解除される。尚、暗証番号がダイヤルされない
場合や、発生音と特定音とが不一致の場合には、双方の
電話機は通常の通話状態となる。
【0044】次に、中継局4の電話機が所定桁数の数字
列(パターン番号)を自動ダイヤルする。例えば、監視
カメラ2が3台設置され、一番目の監視カメラ2を作動
させたい場合には「1」を、二番目の監視カメラ2を作
動させたい場合には「2」を、三番目の監視カメラ2を
作動させたい場合には「3」を、全ての監視カメラ2,
…を作動させたい場合には、「4」をダイヤル操作す
る。このダイヤル音は、オフフック状態にある電話機4
からスピーカーを介して可聴的に発される。
【0045】監視カメラ2,…の作動パターンが中継局
4の電話機のダイヤル操作にて選択された後、制御部が
電話機3と中継局4の電話機との電話回線を切断する。
そして、これに伴い、中継局4の電話機がオンフックに
なる。
【0046】これと時を同じくして選択された監視カメ
ラ2が被監視場所Aの所望箇所の撮像を行なう。そし
て、この採取された画像データが監視カメラ2から制御
部に送信され、制御部内でデータ変換が行なわれる。
【0047】画像データがファクシミリ通信用データに
変換されたならば、制御部が電話機3に対して中継局4
の電話機への発呼命令を送信する。ここで、制御部には
予め中継局4の電話機の電話番号が記憶されており、こ
れに基づいて発呼命令が発せられる。
【0048】中継局4では制御部からの着呼を受けて電
話機がオフフック状態にされ、しかる後、制御部からG
3規格データが中継局4に向けて送信される。そして、
中継局4では、送られたきたG3規格データを白黒2階
調からなるGIF形式のデータに変換される。これはi
モードに対応したデータ形式であって、インターネット
の場合は、GIF形式の他、JPEG形式等のデータに
も変換可能である。
【0049】また、中継局4では、得られた画像データ
に基づき、Webページが作成される。このWebペー
ジは、iモードであれば、iモードに対応したタグで記
述されたHTML文章や、インターネットであれば、H
TML文章の他、SGML文章で作成される。
【0050】iモード用のWebページが作成されたな
らば、ファイルは専用回線Sを介してiモードセンター
4のWebサーバ(ユーザーに付与したURL上)に置
かれる(アップロードされる)。一方、インターネット
用のWebページが作成されたならば、ファイルはイン
ターネットRを介してWebサーバ(ユーザーに付与し
たURL上)に置かれる。
【0051】この段階で、中継局4は、ユーザーに対し
て一連の処理が完了した旨の通知を行なう。通知の方法
としては、ユーザーが所有する携帯電話機への発呼、あ
るいはメール送信が挙げられる。また、Webページを
ユーザーの端末に直接転送するようにしてもよい。
【0052】通知に対し、ユーザーは、携帯電話機やパ
ソコンの該当箇所へのURLの入力、及び必要であれば
パスワードの入力を行なう。さすれば、携帯電話機やパ
ソコンのディスプレイ上には監視カメラ2,…により撮
像された現場の映像が再現される。以上のように、本実
施形態に係る遠隔監視システムによれば、ユーザーは遠
隔地Bでありながら、離れた被監視場所の情報をリアル
タイムに把握することができるのである。監視対象とし
ては、住居内の各部屋、玄関、庭、事務所内、駐車場、
倉庫、立入禁止区域、銀行の金庫、子供、老人、ペット
等、その種類は問わない。
【0053】また、本実施形態に係る遠隔監視システム
によれば、レストラン等の飲食店、パチンコ店等のアミ
ューズメント施設等、人の流動性がある場所に監視カメ
ラを設置することにより、場内の空き情報を的確に把握
することができるため、予約システムとしても採用する
ことができる。
【0054】尚、Webページに掲載する画像は、フル
カラーに限られず、白黒2階調、ハーフトーン等が選択
可能である。特に、白黒2階調の場合、人物を明確に特
定することができないため、防犯効果を損なうことな
く、その撮像された人物の肖像侵害をも回避することが
できる。
【0055】また、撮像手段としての監視カメラは、C
CD、網膜チップ等の公知の撮像素子を搭載したカメラ
や、また、その他の公知の撮像機器を採用することがで
き、また、画像データは、静止画像にのみ限定されず、
動画であってもよい。
【0056】さらに、上記実施形態においては、監視プ
ログラム、即ち、一定時間毎に監視処理を行なうプロ
グラムについて説明したが、監視プログラム、即ち、
ユーザーが所望する時間に監視処理を行なうプログラム
であっても、所定の監視時間になった際、中継局4内の
コンピュータのタイマーからの発信信号に基づいて、監
視場所Aから離れた中継局4の電話機が被監視場所Aの
電話機3の電話番号をダイヤルし、後は上述の一連の処
理を行なうものである。
【0057】そして、これらの二つのプログラムのみな
らず、次の二つのプログラムも採用することができる。
の監視プログラムは、ユーザーからのリクエストによ
って監視処理を行なうプログラムである。新規ユーザー
の獲得を考えた場合、ユーザーの突発のリクエストにも
対応できるようなシステム構成にしておかなければなら
ない。内容としては、まず、ユーザーが中継局4に対し
てリクエスト信号を送信する。このリクエスト信号は、
携帯電話回線網、パケット通信網、一般電話回線網、イ
ンターネットメール、さらには来訪であってもよい。そ
して、中継局4は、このリクエスト信号に基づいて、監
視場所Aから離れた中継局4の電話機が被監視場所Aの
電話機3の電話番号をダイヤルし、後は上述の一連の処
理を行なうものである。
【0058】の監視プログラムは、被監視場所に緊急
事態が発生した場合に監視処理を行なうプログラムであ
る。監視カメラ2には、熱や光や遮光に反応するセンサ
を設け、センサが人、動物等の特定対象物を検知すると
監視カメラ2を作動させ、被監視場所Aにおける特定対
象物の撮像を行い、次に、監視カメラ2により撮像され
た画像データを制御部においてG3規格データに変換
し、該G3規格データを公衆電話回線網を経由して中継
局4に送信し、上述と同様、Webページを作成する。
これと同時に、中継局4は、ユーザーに対して異常事態
が発生した旨の通知を行なう。通知の方法としては、ユ
ーザーが所有する携帯電話機への発呼、あるいはメール
送信が挙げられる。また、Webページをユーザーの端
末に直接転送するようにしてもよい。従って、監視プロ
グラムによれば、通知を受けたユーザーは、Webペ
ージにアクセスして、異常事態に迅速に対応することが
可能となる。尚、検知手段としてのセンサは、監視カメ
ラ2上に設けるもののみならず、被監視場所の何れかの
位置に設けるようにしてもよい。また、特定対象物と
は、不審者、外部侵入者、不審物、動物、非定常的な動
作をする監視対象者(例えば、寝たきり老人、子供
等)、火災時の炎や煙などを言う。
【0059】ここで、監視プログラムの別の監視処理
として次の内容が挙げられる。まず、前記画像受信再生
ユニット8に対し、公衆電話回線網(一般電話回線網
(有線)や携帯電話回線網(無線))を介して中継局4
からG3規格データを受信する携帯電話機と、該携帯電
話機が受信したG3規格データを表示用データに変換
し、該表示用データに基づいて画像を表示する表示アダ
プタとを設ける。
【0060】次に、中継局4がG3規格データを受信し
たならば、携帯電話機への発呼命令を送信する。ここ
で、中継局4では予め携帯電話機の電話番号が記憶され
ており、これに基づいて発呼命令が発せられる。そし
て、ユーザーは中継局4からの着呼を受けて携帯電話機
をオフフック状態にすると共に、中継局4からの要求信
号に基づき、ユーザーは表示アダプタの接続端子を携帯
電話機のインタフェイス用コネクタに接続する。
【0061】しかる後、中継局4がG3規格データを表
示アダプタに向けて送信する。表示アダプタでは、G3
規格データを表示用データに変換し、これを画面に表示
する。従って、これら一連の処理によって、表示アダプ
タの液晶画面上に被監視場所Aの状態がLCD表示され
ることとなり、遠隔地Bでありながら、離れた監視場所
Aの様子を把握することができる。また、表示アダプタ
に画像をLCD表示する替わりに、FAXを接続して記
録紙に画像を表示させたり、モバイルやパソコンに接続
してプリンタから画像をプリントアウトするようにして
もよい。
【0062】尚、上記正規な諸機能を有する監視カメラ
2の他、該監視カメラと外観上そっくりで且つ該監視カ
メラの動作状態表示とそっくりの表示を行なうダミーを
併用することが考えられる。正規の監視カメラとダミー
監視カメラとを併用し、該ダミー監視カメラを例えば外
部から目に付く場所に設置しておけば、該ダミー監視カ
メラのランプ点滅及び/又は電話発信音によって不審者
が誤認を生じ、防犯効果を得ることができるため、セキ
ュリティーシステムとして活用することもできる。
【0063】また、上記実施形態においては、中継局4
において、オペレータがWebページを作成するように
しているが、本発明はこれに限定されない。即ち、中継
局4において、受信したFAX送信用データに基づいて
Webページを自動的に作成し、かかるWebページを
Webサーバに自動的に置くような処理を行なうように
してもよい。
【0064】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る遠隔監視シス
テムは、中継局が監視場所の画像を管理し、また、中継
局あるいは画像撮像送信ユニット自身が撮像手段の作動
を管理する構成であり、監視者はWebサイトにアクセ
スするのみで、離れた被監視場所の状態を把握すること
ができるため、システム運用上におけるユーザー(監視
者)の負担軽減を図り、しかも、ユーザーに対してセキ
ュリティー面における安心感あるいは利便性を担保する
ことができるばかりでなく、パケット通信網を利用した
場合、画像受信再生ユニットは携行可能であるため、監
視場所(遠隔地)の選定の自由度を容易且つ安価に広げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔監視システムの
構成図。
【符号の説明】
A…監視場所、B…遠隔地、P…一般電話公衆回線、Q
…パケット通信網、R…インターネット、S…専用回
線、1…画像撮像送信ユニット、2…監視カメラ、3…
電話機、4…中継局、5…アンテナ、6…iモードセン
ター、7…アンテナ、8…画像受信再生ユニット、9…
携帯電話機、10…ディスプレイ、11…コンピュー
タ、12…ディスプレイ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月3日(2001.8.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る遠隔監視システムは、被監視場所Aに
所在する画像撮像送信ユニット1と、被監視場所Aの遠
隔地Bに所在する画像受信再生ユニット8とを中継局4
で結び、被監視場所Aの状態を任意の遠隔地Bで監視す
るようにした遠隔監視システムにおいて、前記画像撮像
送信ユニット1が、被監視場所Aの所望箇所を撮像する
撮像手段と、該撮像手段の作動制御を行ない、該撮像手
段により撮像された画像データを送信用データに変換す
る制御手段と、該送信用データを公衆電話回線網に送信
する被監視場所側通信手段とを備え、前記中継局4が、
公衆電話回線網を介して前記送信用データを受信する中
継局側通信手段と、該送信用データを変換し、該変換デ
ータを含むWebページを作成してパケット通信網上又
はインターネット上のWebサーバにアップロードする
Web作成手段とを備え、前記画像受信再生ユニット8
が、パケット通信網又はインターネットを介して前記W
ebページにアクセスするためのブラウザを有する遠隔
地側通信手段と、該Webページを表示する表示手段と
を備え、さらに、前記制御手段が、前記中継局側通信手
段の呼によってオフフックされた被監視場所側通信手段
から発せられた中継局側通信手段のダイヤル音を認識
し、該ダイヤル音が特定音であるか否かを判定する判定
手段と、該ダイヤル音が特定音であると判定された場
合、撮像手段に作動指令を発する作動指令発信手段とを
備えてなることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】上記構成からなる遠隔監視システムによれ
ば、制御手段の指令に基づいて撮像手段が作動し、被監
視場所Aの所望箇所での撮像が行なわれる。次に、撮像
手段により撮像された画像データが制御手段において送
信用データに変換され、該送信用データが公衆電話回線
網を経由して中継局側通信手段に送信される。中継局4
では、送信用データをWebページ対応の画像データに
変換し、このデータとWebページとをパケット通信網
上又はインターネット上のWebサーバにアップロード
する。しかる後、監視者がWebページにアクセスし
て、画像データを自己の通信手段にダウンロードするこ
とにより、画面上にはWebページが表示される。従っ
て、パケット通信網あるいはインターネットと公衆電話
回線網とを通じて被監視場所Aの状態を任意の遠隔地B
で監視することが可能となる。また、上記構成からなる
遠隔監視システムによれば、まず、中継局側通信手段か
ら公衆電話回線網を経由して被監視場所側通信手段に呼
が発せられ、かかる呼によって被監視場所側通信手段が
オフフック状態となる。そして、被監視場所側通信手段
と中継局側通信手段との電話回線が接続されてから、中
継局側通信手段にて所定のダイヤル操作(例えば数桁の
暗証番号入力)を行なう。制御手段は、オフフック状態
における被監視場所側通信手段から発せられるダイヤル
音(列)を聴取し、これが予め記憶されている特定音
(列)と一致するか否かを判定する。そして、判定の結
果、一致すれば、撮像手段に対して作動指令を送信し、
所望箇所の撮像が行なわれる。前記中継局側通信手段か
ら被監視場所側通信手段に呼が発せられるタイミング、
即ち、撮像手段に対して作動指令が発せられるタイミン
グは、中継局に登録されたユーザー(監視者)が所望す
る時間(所定時間における監視プログラム)、ユーザー
が中継局に対して指示を与えた時(リクエストベースに
おける監視プログラム)等が挙げられる。尚、この例に
よる撮像手段の作動管理は、中継局4が行なっている
が、例えば、決められた時間にルーチン的に監視プログ
ラムを実行する場合には、中継局4にタイマー(時計手
段)を設け、セットされた時間に中継局側通信手段から
被監視場所側通信手段に呼が発せられるようにする代わ
りに、画像撮像送信ユニット1の制御手段にタイマー
(時計手段)を設け、制御手段から撮像手段に作動指令
を送信するようにすればよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、本発明に係る遠隔監視システムは、
請求項3記載の如く、撮像手段が、それぞれ撮像箇所を
異にして複数台設置され、中継局側通信手段のダイヤル
番号を変えることにより、特定の撮像手段を選択的に作
動させる構成を採用することもできる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、本発明に係る遠隔監視システムは、
請求項4記載の如く、前記制御手段が、撮像手段に作動
指令を発した後、被監視場所側通信手段と中継局側通信
手段との電話回線を切断する回線切断手段と、撮像され
た画像データを撮像手段から受信して送信用データに変
換する変換手段と、該送信用データが生成された後、被
監視場所側通信手段に対して中継局側通信手段への通話
要求を行なう通話要求手段と、該通話状態において前記
送信用データを公衆電話回線網に送信する送信手段とを
備えた構成を採用することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここで、本発明に係る遠隔監視システム
は、請求項5記載の如く、送信用データが、FAXのG
3規格に合わせて生成されてなることがより好ましい。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、本発明に係る遠隔監視システムは、
請求項6記載の如く、遠隔地側通信手段が、iモード
(登録商標)対応の携帯電話機であるのがより好まし
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 充資 大阪府大阪市中央区島町2丁目4番12号 ミカサ商事株式会社内 (72)発明者 菅 典昭 大阪府大阪市中央区島町2丁目4番12号 ミカサ商事株式会社内 (72)発明者 山口 淳 大阪府大阪市中央区島町2丁目4番12号 ミカサ商事株式会社内 (72)発明者 安田 浩仁 大阪府大阪市中央区島町2丁目4番12号 ミカサ商事株式会社内 Fターム(参考) 5C054 CC00 CE14 DA07 DA09 EA01 EG06 HA18 5C084 AA01 AA06 BB01 CC23 DD12 FF04 FF08 FF21 GG17 GG78 5D015 HH12 5K101 KK01 KK11 KK13 LL02 LL12 NN06 NN18 UU03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被監視場所(A)に所在する画像撮像送
    信ユニット(1)と、被監視場所(A)の遠隔地(B)
    に所在する画像受信再生ユニット(8)とを中継局
    (4)で結び、被監視場所(A)の状態を任意の遠隔地
    (B)で監視するようにした遠隔監視システムにおい
    て、前記画像撮像送信ユニット(1)が、被監視場所
    (A)の所望箇所を撮像する撮像手段と、該撮像手段の
    作動制御を行ない、該撮像手段により撮像された画像デ
    ータを送信用データに変換する制御手段と、該送信用デ
    ータを公衆電話回線網に送信する被監視場所側通信手段
    とを備え、前記中継局(4)が、公衆電話回線網を介し
    て前記送信用データを受信する中継局側通信手段と、該
    送信用データを変換し、該変換データを含むWebペー
    ジを作成してパケット通信網上又はインターネット上の
    WebサーバにアップロードするWeb作成手段とを備
    え、前記画像受信再生ユニット(8)が、パケット通信
    網又はインターネットを介して前記Webページにアク
    セスするためのブラウザを有する遠隔地側通信手段と、
    該Webページを表示する表示手段とを備えてなること
    を特徴とする遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 前記画像受信再生ユニット(8)が、公
    衆電話回線網を介して前記中継局(4)から送信された
    前記送信用データを受信する遠隔地側通信手段と、該遠
    隔地側通信手段から受信した送信用データを表示用デー
    タに変換すると共に、該表示用データに基づいて画像を
    表示する表示手段とをさらに備えてなる請求項1記載の
    遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記中継局側通信手段
    の呼によってオフフックされた被監視場所側通信手段か
    ら発せられた中継局側通信手段のダイヤル音を認識し、
    該ダイヤル音が特定音であるか否かを判定する判定手段
    と、該ダイヤル音が特定音であると判定された場合、撮
    像手段に作動指令を発する作動指令発信手段とを備えて
    なる請求項1又は2記載の遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段が、それぞれ撮像箇所を異
    にして複数台設置され、中継局側通信手段のダイヤル番
    号を変えることにより、特定の撮像手段を選択的に作動
    させる請求項3記載の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、撮像手段に作動指令を
    発した後、被監視場所側通信手段と中継局側通信手段と
    の電話回線を切断する回線切断手段と、撮像された画像
    データを撮像手段から受信して送信用データに変換する
    変換手段と、該送信用データが生成された後、被監視場
    所側通信手段に対して中継局側通信手段への通話要求を
    行なう通話要求手段と、該通話状態において前記送信用
    データを公衆電話回線網に送信する送信手段とを備えて
    なる請求項3又は4記載の遠隔監視システム。
  6. 【請求項6】 前記送信用データが、FAXのG3規格
    に合わせて生成されてなる請求項1乃至5の何れかに記
    載の遠隔監視システム。
  7. 【請求項7】 前記遠隔地側通信手段が、iモード(登
    録商標)対応の携帯電話機である請求項1乃至6の何れ
    かに記載の遠隔監視システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005013620A1 (ja) * 2003-08-01 2005-02-10 Cobalt Limited Partnership 遠隔監視システム
US7373524B2 (en) 2004-02-24 2008-05-13 Covelight Systems, Inc. Methods, systems and computer program products for monitoring user behavior for a server application
KR101188536B1 (ko) * 2010-01-08 2012-10-05 (주)넥스챌 전력 설비 작업 현장 상황 모니터링 시스템 및 전력 설비 작업 현장 상황 모니터링 방법
JP2014212508A (ja) * 2013-04-05 2014-11-13 パナソニック株式会社 カメラ装置

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