JP2002033509A - 発光ダイオード - Google Patents

発光ダイオード

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JP2002033509A
JP2002033509A JP2000215053A JP2000215053A JP2002033509A JP 2002033509 A JP2002033509 A JP 2002033509A JP 2000215053 A JP2000215053 A JP 2000215053A JP 2000215053 A JP2000215053 A JP 2000215053A JP 2002033509 A JP2002033509 A JP 2002033509A
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JP2000215053A
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Naoki Kaneda
直樹 金田
Kenji Shibata
憲治 柴田
Masatomo Shibata
真佐知 柴田
Taiichiro Konno
泰一郎 今野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製作が容易で低価格であり、しかも発光出力
の高い発光ダイオードを提供する。 【解決手段】 n型導電性のGaAs基板1と、GaA
s基板1の上にエピタキシャル成長により形成されるA
lGaInPからなる量子井戸発光層4と、Zn−Ga
Pウインドウ層6を有し、量子井戸発光層4の両側に隣
接して、光に対して透明でAlP組成が異なる2種類以
上のAlGaInP系材料からなるn型多層膜層3、な
らびにp型多層膜層5を備え、それぞれは、量子井戸発
光層4からの発光波長に対して実質的に1/4波長の整
数倍の光路長で、量子井戸発光層4からの発光を反射す
る機能を有し、n型多層膜層3の反射率はp型多層膜層
5の反射率よりも大きくなるように構成し、量子井戸発
光層4からの発光は、量子井戸発光層4とn型多層膜層
3ならびにp型多層膜層5により構成されるフォトンリ
サイクリングの働きにより増幅され、p型多層膜層5側
に漏洩放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード、
特に、GaAs基板上にエピタキシャル法により成長さ
れたAlGaInP系材料の発光部を有する発光効率の
高い発光ダイオードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(LED)は、各種表示
用光源として広く用いられている。特に、屋外ディスプ
レイや交通信号用光源は、高出力、低消費電力、しかも
低価格であることが求められている。そのため、AlG
aInP系の可視光LEDにおいては、ウインドウ層を
厚くして電流分散並びに光取出効率を大きくしたり、分
布ブラッグ反射膜(DBR)を挿入したり、あるいはG
aAs基板を取り去ったのちにGaP基板をボンディン
グする方法によって、高出力、低消費電力のLEDを達
成しようとしている。
【0003】ウインドウ層の厚膜化に関する成膜速度の
速い成長方法として、例えば、ウインドウ層を除くLE
D構成層を、有機金属化合物気相エピタキシャル成長法
(MOVPE法)により成長させ、ウインドウ層を水素
化物気相成長法(HVPE法)で成長させると、HVP
E法の成膜速度が、MOVPE法の成膜速度よりも1桁
程度高くできるという特性を利用して、数十マイクロメ
ートル程度の厚膜化したウインドウ層厚のLEDを得る
ことは、アプライド・フィジックス・レターズ第61巻
pp.1045〜1047に記載されている。一方、ウ
インドウ層を含むすべてのLED構成層を、MOVPE
法で成長させる場合、例えば、GaAs基板とnクラッ
ド層との間にDBRを挿入し、GaAs基板での光の吸
収を抑制することによって、LEDの出力増加を図るこ
とは、ジャーナル・オブ・クリスタル・グロース第13
8巻pp768〜775に紹介されている。また、Ga
As基板を除去してGaP基板をボンディングすること
により、LEDの外部量子効率の大幅な向上が実現でき
ることは、例えば、エレクトロニクスレターズ第32巻
pp132〜134に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ウインドウ層
の厚膜化法によると、高出力のLEDを実現するには、
MOVPE法とHVPE法の二種類の成膜成長を行う必
要があるため低価格での製作に難点があった。分布ブラ
ッグ反射膜(DBR)の挿入法では、ウインドウ層の厚
膜化による出力増加には及ばないという課題が残されて
おり、また、GaP基板ボンディング法では、プロセス
工程が煩雑で低価格の実現が難しいという問題があっ
た。
【0005】それ故、本発明の目的は、製作が容易で低
価格であり、しかも発光出力の高い発光ダイオードを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、GaAs基板と、光に対して透明でA
lP組成が異なる2種類以上のAlGaInP系材料か
らなる前記基板側の多層膜層と、エピタキシャル成長に
より形成されたAlGaInPからなる発光部と、光に
対して透明でAlP組成が異なる2種類以上のAlGa
InP系材料からなる前記発光部上側の多層膜層と、前
記発光部からの発光を放出するウインドウ層を順次有す
るとともに、前記基板側および前記ウインドウ層側に必
要な電極を備え、前記基板側の前記多層膜層、ならびに
前記発光部上側の前記多層膜層は、それぞれ、前記発光
部からの発光波長に対して実質的に1/4波長の整数倍
の光路長の機能を保有するとともに、前記発光部からの
発光を反射する機能を保有するように構成されているこ
とを特徴とする発光ダイオードを提供する。
【0007】また、この発明は、上記の目的を達成する
ため、前記基板側の前記多層膜層はn型多層膜層で構成
され、前記発光部上側の前記多層膜層はp型多層膜層で
構成され、それぞれ、前記発光部に隣接して設置されて
いることを特徴とし、前記n型多層膜層の前記発光部か
らの発光波長に対する反射率は、前記p型多層膜層の前
記発光部からの発光波長に対する反射率よりも大きくな
るように構成されていることを特徴とし、前記発光部の
両側に隣接して設置されている前記n型多層膜層ならび
に前記p型多層膜層は、それぞれ、前記発光部への最近
接層がアンドープ層により形成されていることを特徴と
し、前記発光部の両側に近接して設置されている前記n
型多層膜層ならびに前記p型多層膜層は、それぞれ、発
光部の発光に対し透明でAlP組成が異なるAlInP
を含むAlGaInP系材料により構成されていること
を特徴とする発光ダイオードを提供する。
【0008】さらに、この発明は、上記の目的を達成す
るため、前記発光部と、前記発光部の両側に隣接して設
置されている前記p型多層膜層ならびに前記n型多層膜
層は、前記発光部を挟んで前記発光部からの発光を反復
反射させる共振器を構成し、前記共振器の働きによって
生じるフォトンリサイクリングの機能により、前記発光
部からの発光出力が増幅されるように構成されているこ
とを特徴とし、前記発光部からの発光は、前記発光部と
前記発光部の両側に隣接して設置されている前記p型多
層膜層ならびに前記n型多層膜層により構成される前記
フォトンリサイクリングの機能により発光出力が増幅さ
れのち、反射率の小さい前記p型多層膜層から漏洩さ
れ、前記ウインドウ層側から外部への発光出力として放
出されるように構成されていることを特徴とする発光ダ
イオードを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態によ
る発光ダイオードを示している。このLEDの構成は、
n型の導電性を有するGaAs基板1の上に、Seが添
加されn型の導電性を有する膜厚0.5μmのGaAs
バッファ層2を介して、GaAsに格子整合し間接遷移
型のバンド構造で、Seが添加されn型の導電性を有し
AlP組成が異なり、発光層の発光波長に対し実質的に
1/4波長の光路長を有する2種類のSe−AlGaI
nP層の15対(ペア)からなるn型多層膜層3が形成
されている。n型多層膜層3は、Se−AlGaInP
が用いられ、膜厚が51nm.48nmの、Se−Al
0.5 In0.5 Pと、Se−(Al0.4 Ga0.6 0.5
0. 5 P の多層(15ペア)構造である。n型多層膜
層3の上には、GaInP及びAlGaInPからなり
室温で黄色から赤色で発光する多重量子井戸構造からな
る量子井戸発光層4が形成されている。量子井戸発光層
4は、Ga0.5 In0.5 P(膜厚1〜10nm)と(A
0. 5 Ga0.5 0.5 In0.5 P(膜厚50nm)の4
0対(ペア)からなるすべてアンドープの多層構造で形
成されている。さらに、量子井戸発光層4の上には、G
aAsに格子整合し間接遷移型のバンド構造で、Mgが
添加されp型の導電性を有しAlP組成が異なり、発光
層の発光波長に対し実質的に1/4波長の光路長を有す
る2種類のMg−AlGaInP層の5対(ペア)から
なるp型多層膜層5が形成されている。この2種類のM
g−AlGaInPからなるp型多層膜層5は、Mg−
Al0.5 In0.5 P(膜厚51nm)とMg−(Al
0.4 Ga0.6 0.5 In0.5 P(膜厚48nm)の多層
(5ペア)構造であり、発光層4への最接近層はアンド
ープである。p型多層膜層5の上には、Znが添加され
p型の導電性を有し厚さが4〜10μmのGaPウイン
ドウ層6が形成されている。
【0010】このようにして得られたLEDエピタキシ
ャルウェハからLEDチップを作製した。LEDチップ
は、チップの大きさが300μm角であり、エピタキシ
ャルウェハのGaAs基板1側にあたるチップ下面全体
には、Au−Ge−Ni合金からなる電極(図示省略)
が形成され、Zn−GaPのウインドウ層6側には、A
u−Zn−Ni合金からなる直径150μmの円形の電
極(図示省略)が形成された。このLEDチップをステ
ム上に組み、積分球と直流電源によりLEDの発光特性
を調べた結果、20mA通電時の発光出力は1.5m
W、順方向電圧は1.9Vであった。図2は、本発明の
実施の形態による発光ダイオードの発光出力の特性を示
している。図2から明らかなように、本発明の発光ダイ
オードの発光出力特性は、従来のLEDの発光出力特性
よりも格段に優れていることが分かる。
【0011】本発明の実施の形態(図1)によると、バ
ッファ層2、n型多層膜層3、量子井戸発光層4、p型
多層膜層5、およびウインドウ層6の結晶成長の構成
は、いずれも、例えば、MOVPE法によるエピタキシ
ャル成長により順次形成できるから、製作は容易であ
り、低価格の発光ダイオードを実現することが可能にな
る。しかも、n型多層膜層3ならびにp型多層膜層5
は、量子井戸発光層4から発光した光を反射させてか
ら、量子井戸発光層4へ戻すことにより、フォトンリサ
イクリングという特異な相乗作用を生じさせ、この働き
により強力な発光出力の発光ダイオードが実現される。
【0012】また、本発明の実施の形態においては、n
型多層膜層3の量子井戸発光層4からの発光波長に対す
る反射率を、p型多層膜層5の量子井戸発光層4からの
発光波長に対する反射率よりも大きく構成することによ
り、量子井戸発光層4から発光した光は、反射率の小さ
いp型多層膜層5側へ漏洩放出され、最終的にウインド
ウ層6から外部への発光出力となる。本発明の実施の形
態において、量子井戸発光層4からの発光波長に対する
n型多層膜層3の反射率を、量子井戸発光層4からの発
光波長に対するp型多層膜層5の反射率よりも大きくす
る方法としては、n型多層膜層3とp型多層膜層5の反
射率の比を変化させる外に、p型多層膜層5の構成自体
で反射率を変化させる方法、すなわち、p型多層膜層5
を構成する層数を減らすのではなく、p型多層膜層5を
構成する2種類の多層膜層、例えば、Mg−Al0.5
0.5 Pと、Mg−(Al0.4 Ga0.6 0.5 In0.5
Pの膜厚を変化させてp型多層膜層5の反射率を小さく
変化させることもできる。
【0013】本発明の実施の形態において、量子井戸発
光層4に隣接して形成されているn型多層膜層3とp型
多層膜層5は、それぞれ、光に対し透明でAlP組成が
異なる2種類以上のAlGaInP系材料で構成され、
量子井戸発光層4から発光を反射する機能を有してお
り、n型多層膜層3は量子井戸発光層4に隣接して基板
1側に位置し、p型多層膜層5は量子井戸発光層4に隣
接してエピタキシャル層の表面側に近い方へ位置してい
る。n型多層膜層3とp型多層膜層5の各層は、量子井
戸発光層4からの発光に対し実質的に1/4波長の光路
長の機能を有している。また、量子井戸発光層4からの
発光に対するp型多層膜層5の反射率を、量子井戸発光
層4からの発光に対するn型多層膜層3の反射率よりも
小さくなるように構成されている。しかも、量子井戸発
光層4に隣接するn型多層膜層3とp型多層膜層5の最
隣接層が、アンドープ層で構成されている。
【0014】本発明の実施の形態によると、エネルギー
パンドギヤップは、量子井戸発光層4に隣接するn型多
層膜層3とp型多層膜層5の方が、量子井戸発光層4よ
りも大きいために、キャリア(電子及びホール)は発光
層4に閉じ込められ、ダブルヘテロ(DH)構造におけ
るキャリア閉じ込めと等価な作用が得られる。一方、光
の発光部である量子井戸発光層4から基板1側へ向かっ
た光は、n型多層膜層3の部分で反射されて発光部側へ
向かい、また、量子井戸発光層4からエピタキシャル層
表面方向へ向かった光は、p型多層膜層5の部分で反射
されて発光部側へ向かうようになる。このため、n型多
層膜層3とp型多層膜層5は、発光層4を挟んだ共振器
として働くことになり、フォトンリサイクリング効果に
より発光層4での内部量子効率は急激に増加するという
現象が現われる。また、発光層4に隣接し発光層4より
も非基板側に位置するp型多層膜層5の反射率を、発光
層4に隣接し基板1側に位置するn型多層膜層3の反射
率よりも小さく構成してあるため、フォトンリサイクリ
ング効果により増幅され大きくなった光の大部分は、反
射率の小さいp型多層膜層5から漏洩しウインドウ層6
側であるエピタキシャルウエハの表面方向へ集中して放
出され、結果的に発光出力の高いLEDとして動作する
ようになる。
【0015】
【発明の効果】本発明の発光ダイオードによると、バッ
ファ層、n型多層膜層、量子井戸発光層、p型多層膜
層、およびウインドウ層は、いずれも、厚膜の結晶成長
が容易なMOVPE法によるエピタキシャル成長により
連続して形成できるから製作は容易であり、特殊なプロ
セス工程を必要としないので低価格の発光ダイオードを
実現することができる。また、本発明の発光ダイオード
によると、特に、量子井戸発光層から発光した光を、量
子井戸発光層の両側に隣接して形成されたn型多層膜層
とp型多層膜層が反射させて量子井戸発光層へ戻すこと
により、フォトンリサイクリングという特異な相乗作用
を生じさせて、光の反復反射の働きにより強力な光が得
られるから、発光出力の高い発光ダイオードを提供でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による発光ダイオードを示
す断面拡大図である。
【図2】本発明の実施の形態による発光ダイオードの発
光出力を示す特性図である。
【符号の説明】
1 GaAs基板(n−GaAs) 2 バッファ層(Se−GaAs) 3 n型多層膜層(Se−AlGaInP) 4 量子井戸発光層(GaInP/AlGaInP) 5 p型多層膜層(Mg−AlGaInP) 6 ウインドウ層(Zn−GaP)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 真佐知 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社アドバンスリサーチセンタ内 (72)発明者 今野 泰一郎 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社アドバンスリサーチセンタ内 Fターム(参考) 5F041 AA03 AA04 CA05 CA12 CA34 CA35 CA36 CA37 CA53 CA57 CA65 CA82 CA92 CB15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GaAs基板と、光に対して透明でAlP
    組成が異なる2種類以上のAlGaInP系材料からな
    る前記基板側の多層膜層と、エピタキシャル成長により
    形成されたAlGaInPからなる発光部と、光に対し
    て透明でAlP組成が異なる2種類以上のAlGaIn
    P系材料からなる前記発光部上側の多層膜層と、前記発
    光部からの発光を放出するウインドウ層を順次有すると
    ともに、前記基板側および前記ウインドウ層側に必要な
    電極を備え、 前記基板側の前記多層膜層、ならびに前記発光部上側の
    前記多層膜層は、それぞれ、前記発光部からの発光波長
    に対して実質的に1/4波長の整数倍の光路長の機能を
    保有するとともに、前記発光部からの発光を反射する機
    能を保有するように構成されていることを特徴とする発
    光ダイオード。
  2. 【請求項2】前記基板側の前記多層膜層はn型多層膜層
    で構成され、前記発光部上側の前記多層膜層はp型多層
    膜層で構成され、それぞれ、前記発光部に隣接して設置
    されていることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオ
    ード。
  3. 【請求項3】前記n型多層膜層の前記発光部からの発光
    波長に対する反射率は、前記p型多層膜層の前記発光部
    からの発光波長に対する反射率よりも大きくなるように
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の発光ダ
    イオード。
  4. 【請求項4】前記発光部の両側に隣接して設置されてい
    る前記n型多層膜層ならびに前記p型多層膜層は、それ
    ぞれ、前記発光部への最隣接層がアンドープ層により形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の発光ダイ
    オード。
  5. 【請求項5】前記発光部の両側に隣接して設置されてい
    る前記n型多層膜層は、Se、SiまたはTeが添加さ
    れており、発光部の発光に対し透明でAlP組成が異な
    るAlInPを含むAlGaInP系材料からなり、前
    記発光部の両側に隣接して設置されている前記p型多層
    膜層は、Mg、ZnまたはCが添加されており、発光部
    の発光に対し透明でAlP組成が異なるAlInPとA
    lGaInPからなることを特徴とする請求項1記載の
    発光ダイオード。
  6. 【請求項6】前記発光部と、前記発光部の両側に隣接し
    て設置されている前記p型多層膜層ならびに前記n型多
    層膜層は、前記発光部を挟んで前記発光部からの発光を
    反復反射させる共振器を構成し、前記共振器の働きによ
    って生じるフォトンリサイクリングの機能により、前記
    発光部からの発光出力が増幅されるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード。
  7. 【請求項7】前記発光部からの発光は、前記発光部と前
    記発光部の両側に隣接して設置されている前記p型多層
    膜層ならびに前記n型多層膜層により構成される前記フ
    ォトンリサイクリングの機能により発光出力が増幅され
    のち、反射率の小さい前記p型多層膜層から漏洩され、
    前記ウインドウ層側から外部への発光出力として放出さ
    れるように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の発光ダイオード。
  8. 【請求項8】前記ウインドウ層は、p型導電性を有する
    GaPまたはAlGaAs材料により構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の発光ダイオード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100345313C (zh) * 2003-07-24 2007-10-24 元砷光电科技股份有限公司 发光二极管及其制造方法
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