JP2002033179A - 加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置及び画像形成装置

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JP2002033179A
JP2002033179A JP2000214719A JP2000214719A JP2002033179A JP 2002033179 A JP2002033179 A JP 2002033179A JP 2000214719 A JP2000214719 A JP 2000214719A JP 2000214719 A JP2000214719 A JP 2000214719A JP 2002033179 A JP2002033179 A JP 2002033179A
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heating
heating element
film
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unit length
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Shuji Moriya
修司 森谷
Kazuro Ono
和朗 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱を奪う要因がヒータ長手方向の両端部で異な
る場合に、より熱を奪われる側の端部の温度が他の部分
よりも低くなるのを防止する加熱装置を提供する。 【解決手段】搬送方向と直交する方向の中央を搬送基準
Cとして定着ニップ部に導入される被加熱体をフィルム
1と一体に移動通過させることで加熱体7の熱量を前記
フィルム1を介して被加熱体に付与するフィルム式の加
熱装置において、加熱体7は、抵抗発熱体4の単位長さ
当たりの発熱量が両端部4a、4bと中央部と異ならせ
るとともに、左右方向両端部4a、4bにおいても異な
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録材等の被加熱体
上に形成されたトナー像等の顕画像を該被加熱体に定着
する加熱装置、及びこの加熱装置を定着装置として適用
した複写機やプリンター等の画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザービームプリンタ
等の電子写真方式の画像形成装置に使用する加熱装置
(定着装置)として、熱ローラ定着方式のものが良く知
られている。
【0003】しかし、この方法は常時高温を維持してお
かなければならず、そのための消費エネルギーが大き
く、省エネルギーに反していた。また、待機中も機内に
熱を放出するため機内昇温の問題も生じていた。
【0004】さらに、紙等の被加熱体を加熱するのに適
した温度までローラを加熱するのに時間がかかってい
た。
【0005】そこで、絶縁性のセラミックの基板上に抵
抗発熱体のパターンを設けてヒータをつくり、これを発
熱させて薄膜フィルムを介して被加熱体を加熱する方法
が特開昭63−313182号公報で提案されている。
【0006】この方法によると、短時間に加熱体の温度
が上昇するため、被加熱体をウォームアップ無しで通紙
しても、紙葉体としての被加熱体が定着ニップに到達す
るまでに、必要な温度までヒータを加熱することが出来
る。しかも、待機中は加熱を行わないので機内の昇温も
無く、エネルギーの消費も無い。
【0007】また、このフィルム加熱定着方式の加熱装
置(定着装置)では、フィルム表面を所定極性の電荷に
帯電するために、該フィルムへバイアスを印加するよう
にしており、フィルムを挟んで加熱体と対向配置された
加圧ローラの端部に、該フィルムの端部と接触する導電
性リングを設け、この導電性リングを介して該フィルム
にバイアスを印加するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記フィルム
加熱定着方式では、例えば加熱体はその端部側で前記導
電性リングと接触しているため、この導電性リングを介
して加熱体端部から熱を奪われやすく、被加熱体に与え
る熱量がニップ内で均一にならないことがある。
【0009】また、例えば、熱を奪う要因がヒータ長手
方向の両端部で異なる場合には、より熱を奪われる側の
端部の温度が他の部分よりも低くなってしまう。
【0010】この現象は画像形成を行った際に、端部定
着性不良・定着性ムラ・光沢ムラといった画質に影響を
及ぼす。
【0011】加熱体の基板の熱伝導率が10〜30[W
/ m・k]の場合にはこのような問題はあまり生じない
が、これよりも熱伝導率が高い、例えば50〜150
[W/m・k]の物質をヒータ基板として使用する場合
に特に発生しやすかった。本出願に係る発明の目的は、
比較的簡単な方法で上記問題を解決し、高品質の画像形
成を行う加熱装置および画像形成装置を提供しようとす
るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、少なくと
も絶縁性基板と抵抗発熱体からなる加熱体と、前記加熱
体にフィルムを圧接密着させ、且つ前記フィルムを前記
加熱体面に摺動させながら移動駆動する回転加圧体とを
有し、前記フィルムを介して圧接している前記加熱体と
前記加圧体の圧接ニップ部における前記フィルムと前記
加圧体との間に、搬送方向と直交する方向の中央を搬送
基準として導入される被加熱体を前記フィルムと一体に
移動通過させることで前記加熱体の熱量を前記フィルム
を介して被加熱体に付与する加熱装置において、前記加
熱体は、前記抵抗発熱体の単位長さ当たりの発熱量が両
端部近傍と中央部と異ならせ、且つ左右両端部も異なら
せたことを特徴とする。
【0013】第2の発明は、上記第1の発明で、前記加
熱体は、前記搬送基準を中心として、前記絶縁性基板の
左右方向両端までの長さが異なり、前記長い側の端部近
傍の方が、もう一方の端部近傍よりも長手方向の単位長
さ当たりの発熱量が多いことを特徴とする。
【0014】第3の発明は、上記第1の発明で、前記加
熱体は、前記搬送基準を中心として前記絶縁性基板を保
持するステーの左右方向両端までの長さが異なり、前記
長い方における前記抵抗発熱体の端部近傍の方が、もう
一方の端部近傍よりも長手方向の単位長さ当たりの発熱
量が多いことを特徴とする。
【0015】第4の発明は、上記第1の発明で、前記加
圧体は、前記搬送基準を中心として左右方向両端までの
長さが異なり、前記長い方における抵抗発熱体の端部近
傍の方が、もう一方の端部近傍よりも長手方向の単位長
さ当たりの発熱量が多いことを特徴とする。
【0016】第5の発明は、上記第1の発明で、前記フ
ィルムは、前記搬送基準を中心として左右方向両端まで
の長さが異なり、前記長い方における抵抗発熱体の端部
近傍の方が、もう一方の端部近傍よりも長手方向の単位
長さ当たりの発熱量が多いことを特徴とする。
【0017】第6の発明は、上記いずれかの発明で、加
熱装置が組み込まれた機内に対して吸気または排気を行
うファンが、前記搬送基準に対して左右どちらか一方に
取り付けられていることを特徴とする。
【0018】第7の発明は、上記いずれかの発明で、前
記加熱体は、前記抵抗発熱体の幅が、中央部と端部近傍
で異なり、且つ両端部近傍においても異なることを特徴
とする。
【0019】第8の発明は、上記いずれかの発明で、前
記加熱体の絶縁性基板は、熱伝導率が50〜150[W
/ m・k]であることを特徴とする。
【0020】第9の発明は、上記いずれかの加熱装置を
定着装置として有し、画像形成手段により記録材に転写
したトナーによる顕画像を前記定着装置により定着する
ことを特徴とする画像形成装置にある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態を示す。
【0023】本実施の形態は、画像形成装置としてのレ
ーザービームプリンタに用いられる加熱装置としての定
着装置に係り、被加熱体としての記録紙は図1において
中央位置Cを基準として搬送される。
【0024】本実施の形態は、被加熱体の搬送中心Cか
らヒータ基板3の端までの長さが左右で異なる場合を示
す。
【0025】図1(a)はヒータホルダーの機能を兼ね
備えたステー2にヒータ7を装着した状態をニップ面側
から見た様子を示し、図1(b)はそのステー2を装着
したヒータユニットと加圧ローラ5の位置関係を被加熱
体進入方向から見た場合を示した概略図である。
【0026】ヒータ7は、アルミナ等でできたヒータ基
板3の表面に、例えばAg/Pd(銀パラジウム)等の
電気抵抗材料を厚み約10μm、幅1〜3mmにスクリ
ーン印刷等により塗工し、その上に保護膜としてガラス
やフッ素樹脂をコートしており、ヒータ基板3の熱伝導
率は50〜150[W/ m・k]のものを使用してい
る。
【0027】そして、図示されない温度制御装置によ
り、通紙域内が一定の温度となるように制御されてい
る。
【0028】ステー2はPPS、液晶ポリマー、フェノ
ール樹脂等の耐熱樹脂で成形により作られる。また、フ
ィルム1は、熱容量を小さくしてクイックスタート性を
向上させるために、その膜圧は総厚100μm以下、好
ましくは40μm以下、20μm以上の耐熱性・離型性
・強度・耐久性等のあるPTFE・PFA・FEP等の
単層、あるいはポリイミド・ポリアミドイミド・PEE
K・PES・PPS等の外周表面にPTFE・PFA・
FEP等をコーティングした複合層フィルムを使用でき
る。
【0029】また、図7には定着装置の中央部断面を示
してあり、加熱装置(定着装置)に記録体が記録体上の
トナーとともに圧接ニップ部で加熱される様子を表わし
ている。
【0030】図1に示すように、抵抗発熱体4は左右の
両端部4a1、4a2における幅を中央部側よりも狭く
しており、狭小部分の長さは左右の両端部において等長
としているが、左端部4a1の幅よりも右端部4a2の
幅を小さくし、中央部に比べて左右の両端部4a1、4
a2における長手方向の単位長さあたりの発熱量を大き
くしている。
【0031】本実施の形態において、被加熱体の通紙基
準となる長手方向中央の中心Cからヒータ基板3の端ま
での左側長さをはa1、右側長さをa2とすると、この
場合a1<a2としているため、抵抗発熱体4から流出
する熱量は右側の方が多いと考えられるので、被加熱体
中心から抵抗発熱体4の端までの長さが左右で同じ場
合、右側端部近傍で定着性が悪くなると考えられる。
【0032】これを解決するために、抵抗発熱体4の右
側端部4a2近傍における長手方向の単位長さあたりの
発熱量は左側端部4a1近傍よりも多くしている。被加
熱体中心Cに対して左側端部4a1近傍での長手方向の
単位長さあたりの発熱量はQa1、右側端部4a2近傍
ではQa2となっていて、その大小関係はQa1<Qa
2としている。Qa1、Qa2の単位は、[J/s・
m]、[cal/s・m]等である。
【0033】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態を示す。
【0034】本実施の形態は、被加熱体中心Cからステ
ー2の端までの長さが左右で異なる場合を示す。
【0035】図2は第1の実施の形態と同様の概略図
で、第1の実施の形態では被加熱体中心Cからヒータ基
板3の端までの長さが左右で異なる場合を示したが、図
2に示す本第2の実施の形態では、被加熱体中心Cから
ヒータ基板3の端までの長さは左右均等としているが、
ステー2の端までの左側長さをb1、右側長さをb2と
すると、今、b1<b2の場合を想定しているから、抵
抗発熱体4から流出する熱量はステー2が長い分、右側
の方が多くなると考えられる。
【0036】この場合も、第1の実施の形態と同様の理
由で、抵抗発熱体4の端部近傍における長手方向の単位
長さあたりの発熱量を、左側よりも熱の流出量が多いと
思われる右側で多くしている(Qb1<Qb2)。
【0037】但し、図2に示す本第2の実施の形態で
は、図1に示す第1の実施の形態と異なり、抵抗発熱体
4の左右両端よりも若干内側に、長さは等しいが幅が異
なる切欠き部4b1、4b2をそれぞれ形成し、端部近
傍における単位長さあたりの発熱量が中央部と比べて多
い部分は最端部ではなく、それよりもやや内側に寄るよ
うにしている。なお左側の切欠き部4b1の抵抗発熱体
の線幅を右側の切欠き部4b2の抵抗発熱体の線幅より
も太くしている。
【0038】(第3の実施の形態)図3は第3の実施の
形態を示す。
【0039】本実施の形態は、被加熱体中心Cから加圧
ローラ5の端までの長さが左右で異なる場合を示す。
【0040】図3は、図1に示す第1の実施の形態と同
様の概略図で、加圧ローラ5の端部近傍は抵抗発熱体4
のないヒータ基板3と接触している。更に、加圧ローラ
5は回転し、その表面は常に空気と速度を持って接触す
るので冷却されやすい。よって、抵抗発熱体4の端部か
らヒータ基板3を通して加圧ローラ5の端部に大量に熱
が逃げやすい。
【0041】本実施の形態では、図3に示すように、被
加熱体中心Cから加圧ローラ5の端までの左側長さをC
1、右側長さをC2とすると、c1<c2の長さ関係と
している。この場合も前述の実施の形態と同様に、右側
で加圧ローラ5が長い分加熱体から熱が流出しやすいた
め、抵抗発熱体4の端部近傍における単位長さ当たりの
発熱量を左側端部4c1近傍よりも右側端部4c2の方
を多くしなければ、ニップ内部で被加熱体に均一に熱が
与えられない。
【0042】そこで、左右端部4c1、4c2近傍にお
ける抵抗発熱体4の長手方向の単位長さ当たりの発熱量
をQc1、Qc2とすると、Qc1<Qc2の大小関係
としている。
【0043】本実施の形態の場合、図3に示すように、
抵抗発熱体4の左右両端部4c1と4c2近傍におい
て、単位長さあたりの発熱量が中央部より多い部分は2
本並んだ抵抗発熱体4の両方に設けられ、右端部4c2
の線幅を左端部4c1の線幅よりも細くし、単位長さ当
たりの発熱量を右端部側の方を多くしている。
【0044】図8に示すように、加圧ローラ5の芯金6
を経由してフィルムにバイアスをかけるために、加圧ロ
ーラ5の端部に導電性のゴム等で作られたリング11を
付ける場合、リング11は加圧ローラ5の直径とほぼ同
じ大きさである上に、加圧ローラ5に接触させない場合
でもフィルム1から熱量が流れ込んでくると考えられる
ので、これも加圧ローラ5の一部とみなすと、本実施の
形態と同様に抵抗発熱体4の長手方向の単位長さ当たり
の発熱量を左右端部近傍で異なるようにして被加熱体を
均一に加熱することができる。
【0045】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
の実施の形態を示す。
【0046】本実施の形態は、被加熱体中心Cからフィ
ルム1の端までの長さが左右で異なる場合を示す。
【0047】図4は第1の実施の形態と同様の概略図で
ある。このような構成は、フランジ9が左右で異なるも
のを使用する場合に使われる。フィルム1の端部は抵抗
発熱体4のないヒータ基板3と接触している。
【0048】さらに、フィルム1は回転し、その表面は
常に空気と速度を持って接触するので冷却されやすい。
【0049】よって、抵抗発熱体4の端部からヒータ基
板3を通してフィルム1の端部に大量に熱が逃げやす
い。
【0050】図4に示すように、被加熱体中心Cからフ
ィルム1の左端までの長さをd1、右端までの長さをd
2とすると、d1<d2の長さ関係にしている。この場
合はフィルム1に熱が奪われやすく、ニップ内端部近傍
の左側よりも右側の温度が他の部分よりも低くなる。
【0051】そこで、抵抗発熱体4の被加熱体中心Cに
対して、右側端部4d2の線幅を左側端部4d1の線幅
よりも細くして、右側端部4d2近傍の長手方向の単位
長さあたりの発熱量を左側端部近傍よりも多くし、ニッ
プ内部で被加熱体に均一に熱を与えるようにしている。
【0052】抵抗発熱体4の左右端部4d1、4d2近
傍における長手方向の単位長さあたりの発熱量をそれぞ
れQd1、Qd2とすると、大小関係はQd1<Qd2
となっている。
【0053】(第5の実施の形態)図5および図6は本
発明の第5の実施の形態を示す。
【0054】ファン10が被加熱体中心線に対して、左
右どちらかに取り付けられている場合について説明す
る。例としてレーザービームプリンタを取り上げると、
ファン10は被加熱体の中心線Cに対して、左右どちら
かに機内昇温防止・機内湿度上昇防止のために取り付け
ているのが普通である。
【0055】図5はレーザービームプリンタを横断面か
ら見た場合を示している。ファン10は定着装置のやや
上流側に取り付けられている。この構成を上から見た場
合の概念図が図6で、ファン10が吸気でも排気でも定
着装置のファン10に近い方は周囲温度が低くなりやす
いため、熱量が逃げやすくなっていると考えられる。こ
のため、定着装置自体に左右で熱の逃げ方が違わなくて
もファン10の影響が、被加熱体中心の片側で出てきて
しまう可能性がある。
【0056】この場合も、上記の各実施の形態のよう
に、抵抗発熱体4の被加熱体中心に対して右側端部近傍
の長手方向の単位長さあたりの発熱量を左側端部近傍よ
りも多くすることで、ニップ内部で被加熱体に均一に熱
を与えることが出来る。
【0057】また、上記した各実施の形態において、ス
テ―2にはヒータ7を嵌め込むための凹部が形成されて
いるが、加熱装置の小型化に伴ってステ―2も小さくな
るため、ステ―2に熱ストレスが生じると、該凹部に割
れが発生するおそれがあるが、本発明の各実施の形態で
はこのような割れの発生も防止できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熱
の流出量の違いによる被加熱体に与えられる熱量の不均
一さを、実質的に均一にすることが出来る。また、ま
た、加熱体の絶縁性基板に50〜150[W/ m・k]
程度の熱伝導率の高い物質を採用できるため、ヒータ内
部に生じる熱ストレスを低減して割れを防止することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す定着装置の概略図で、
(a)はニップ側からヒータを見た図、(b)は正面
図。
【図2】第2の実施の形態を示す定着装置の概略図で、
(a)はニップ側からヒータを見た図、(b)は正面
図。
【図3】第3の実施の形態を示す定着装置の概略図で、
(a)はニップ側からヒータを見た図、(b)は正面
図。
【図4】第4の実施の形態を示す定着装置の概略図で、
(a)はニップ側からヒータを見た図、(b)は正面
図。
【図5】第5の実施の形態を示す定着装置の概略図。
【図6】第5の実施の形態を示す定着装置の概略図。
【図7】定着装置の断面を示す概略図。
【図8】フィルムバイアス用リングの使用例を示した概
略図で、(a)はニップ側からヒータを見た図、(b)
は正面図。
【符号の説明】
1 フィルム 2 ステー(フィルムガイド) 3 ヒータ基板 4 抵抗発熱体 5 加圧ローラ(加圧体) 6 芯金 7 ヒータ 8 Tステー 9 フランジ(フィルムガイド) 10 ファン 11 導電性ゴムリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 JA11 JB13 JB16 JC08 2H033 AA03 AA10 AA32 BA25 BA27 BA29 BE03 CA53 3K058 AA86 BA18 CE04 CE13 CE19 CE21 CE29 DA05 DA06 3K092 PP18 QA05 QB02 QB30 QB60 QB76 QC25 RF03 RF11 RF17 RF22 VV22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも絶縁性基板と抵抗発熱体から
    なる加熱体と、前記加熱体にフィルムを圧接密着させ、
    且つ前記フィルムを前記加熱体面に摺動させながら移動
    駆動する回転加圧体とを有し、前記フィルムを介して圧
    接している前記加熱体と前記加圧体の圧接ニップ部にお
    ける前記フィルムと前記加圧体との間に、搬送方向と直
    交する方向の中央を搬送基準として導入される被加熱体
    を前記フィルムと一体に移動通過させることで前記加熱
    体の熱量を前記フィルムを介して被加熱体に付与する加
    熱装置において、 前記加熱体は、前記抵抗発熱体の単位長さ当たりの発熱
    量が両端部近傍と中央部と異ならせ、且つ左右両端部も
    異ならせたことを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱体は、前記搬送基準を中心とし
    て、前記絶縁性基板の左右方向両端までの長さが異な
    り、前記長い側の端部近傍の方が、もう一方の端部近傍
    よりも長手方向の単位長さ当たりの発熱量が多いことを
    特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱体は、前記搬送基準を中心とし
    て前記絶縁性基板を保持するステーの左右方向両端まで
    の長さが異なり、前記長い方における前記抵抗発熱体の
    端部近傍の方が、もう一方の端部近傍よりも長手方向の
    単位長さ当たりの発熱量が多いことを特徴とする請求項
    1記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記加圧体は、前記搬送基準を中心とし
    て左右方向両端までの長さが異なり、前記長い方におけ
    る抵抗発熱体の端部近傍の方が、もう一方の端部近傍よ
    りも長手方向の単位長さ当たりの発熱量が多いことを特
    徴とする請求項1記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルムは、前記搬送基準を中心と
    して左右方向両端までの長さが異なり、前記長い方にお
    ける抵抗発熱体の端部近傍の方が、もう一方の端部近傍
    よりも長手方向の単位長さ当たりの発熱量が多いことを
    特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 加熱装置が組み込まれた機内に対して吸
    気または排気を行うファンが、前記搬送基準に対して左
    右どちらか一方に取り付けられていることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】前記加熱体は、前記抵抗発熱体の幅が、中
    央部と端部近傍で異なり、且つ両端部近傍においても異
    なることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記
    載の加熱装置。
  8. 【請求項8】 前記加熱体の絶縁性基板は、熱伝導率が
    50〜150[W/m・k]であることを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれかに記載の加熱装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の加
    熱装置を定着装置として有し、画像形成手段により記録
    材に転写したトナーによる顕画像を前記定着装置により
    定着することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7415273B2 (ja) 2019-08-16 2024-01-17 株式会社リコー 画像形成装置及び熱圧着装置

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JP7415273B2 (ja) 2019-08-16 2024-01-17 株式会社リコー 画像形成装置及び熱圧着装置

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