JP2002033124A - 非水電気化学装置とその電解質 - Google Patents
非水電気化学装置とその電解質Info
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Abstract
ータ、電極の非水電解質に対する濡れ性が悪い場合には
保存特性、高率放電特性が低下する。 【解決手段】 電極の表面自由エネルギーγseと電解
質の表面張力γlとの差(γl―γse)が10dyn
e/cm以下であって、かつセパレータの表面自由エネ
ルギーγssと電解質の表面張力γlとの差(γl―γ
ss)が10dyne/cm以下となるように非水電解
質、セパレータおよび電極を組み合わせる。
Description
た非水電気化学装置に関するものであり、さらに詳しく
は非水電解質リチウム二次電池に関する。
極活物質とする非水電解液電気化学装置は、各種電気・
電子機器の広範な分野で使用されている。非水電解液電
気化学装置には電池や電気二重層用キャパシター、電解
コンデンサ等があるが、特に非水電解液二次電池は、高
エネルギー密度を有し、小型軽量化が可能な充放電電池
であるため、現在盛んに研究開発が行われている。
電解液と正、負極を隔たせるセパレータから構成されて
いる。
CoO2)、ニッケル酸リチウム(LiNiO2)、マン
ガン酸リチウム(LiMn2O4、LiMnO2)、鉄酸
リチウム(LiFeO2)やそれらの遷移金属(Co、
Ni、Mn、Fe)の一部を他の遷移金属、錫(S
n)、アルミニウム(Al)等で置換したもの、酸化バ
ナジウム(V2O5)、二酸化マンガン(MnO2)、酸
化モリブデン(MoO2、MoO3)等の遷移金属酸化物
や硫化チタン(TiS2)、硫化モリブデン(MoS 2、
MoS3)、硫化鉄(FeS2)などの遷移金属硫化物な
どが用いられている。また、これら正極活物質を用い、
正極板を作製する際には、該正極活物質の電子伝導性の
低さを補うと同時に極板中の保液性を高めるためにカー
ボンブラックを導電剤として混合して用いられる。
やナトリウムイオンを用い、その負極ホスト材として、
非晶質炭素材、2000℃以上の温度で焼成した人造黒
鉛、天然黒鉛などの炭素材料やアルカリ金属と合金化す
るアルミニウム(Al)、鉛(Pb)、錫(Sn)、ビ
スマス(Bi)、シリコン(Si)などの金属やアルカ
リ金属格子間挿入型の立方晶系の金属間化合物(AlS
b、Mg2Si、NiSi2)やリチウム窒素化合物(L
i(3-x)MxN(Mは遷移金属))等が用いられてい
る。
活物質供給源かつ集電体とする非水電解液二次電池より
もアルカリ金属イオンを吸蔵・放出できる上記のような
ホスト材料を負極に用いた非水電解液二次電池が主流を
占めてきている。
は、炭酸プロピレン(PC)、炭酸エチレン(EC)に
代表される環状炭酸エステルや、炭酸ジエチル(DE
C)、炭酸ジメチル(DMC)に代表される鎖状炭酸エ
ステル、γ−ブチロラクトン(GBL)、γ−バレロラ
クトン(GVL)に代表される環状カルボン酸エステ
ル、ジメトキシメタン(DMM)や1,3−ジメトキシ
プロパン(DMP)などの鎖状エーテル、テトラヒドロ
フラン(THF)あるいは1,3−ジオキソラン(DO
L)等の環状エステルに六ふっ化リンリチウム(LiP
F6)、四ふっ化ホウ素リチウム(LiBF4)、ビスト
リフルオロメチルスルホン酸イミドリチウム(LiN
(CF3SO2)2)等の溶質を溶解させたものが多く用
いられている。また、近年では完全固体ポリマー電解質
やポリマーマトリックス中に上記電解液を取り込んだい
わゆるゲルポリマー電解質も多く用いられるようになっ
てきている。
ものであり、例えばポリエチレンまたはポリプロピレン
樹脂製の多孔膜が用いられている。
ンブラックや黒鉛系材料は前述の電解液に対し、極めて
濡れ性が低い。これは黒鉛系材料の表面自由エネルギー
が2〜10dyne/cmであるのに対し、ポリマー電
解質も含め、電解質の表面張力が30〜50dyne/
cmであることによる。このように電解質に対して電極
材料の濡れ性が低い場合には、電極反応が均一に起こら
ず、結果として保存特性、高率放電特性の低下につなが
る。また、セパレータに用いられる、ポリエチレンや、
ポリプロピレンの表面自由エネルギーは30dyne/
cm程度であることから、電解液の種類によっては完全
には濡れがたい。また、リチウムイオン二次電池に代表
される非水電気化学装置の多くは正極活物質、負極活物
質およびカーボンブラック等の粉体をバインダーと共に
混練したペーストを板状の金属性集電体に塗着するか、
もしくは網状の金属集電体に圧入して構成されるために
多孔質電極となっている。そのため均一、かつ迅速な電
極反応を実現するためには多孔質電極の細孔にまで電解
質が速やかに行き渡る必要がある。しかしながら、表面
張力が大きな電解質の場合には毛細管現象による浸透が
起こりにくい。これは電解質が孔の壁を濡らした場合に
は孔内の電解質の端面は凹面の状態をして浸透するが、
表面張力の大きな電解質の場合、孔に入る前に電解質の
端面は凸状(半球状)の形態であって、電解質が孔内に
は浸透しない。その結果、僅かに電解質と接した部分の
みで電極反応が起こるために、活物質が局所的に過充電
状態あるいは過放電状態になり、活物質の結晶構造が損
傷を受けたり、電解質が分解して、ガス発生することに
より、寿命特性、保存特性、高率放電特性等が低下す
る。
装置に用いられる電極材料に対し、均一に“濡らす”こ
とができる電解液条件を検討した結果、非水電解質の表
面張力と極板やセパレータといった固体要素の表面自由
エネルギーとの差が10dyne/cm以下であれば、
極板およびセパレータをほぼ濡らすことができることを
見出したことによる。
は、電気化学的・熱的に安定なフッ素系界面活性剤を電
解質に添加することが好ましく、その添加量は0.00
01〜2.0wt%が好ましい。
キル(C2〜C20)カルボン酸、N−パーフルオロオ
クタンスルホニルグルタミン酸ジナトリウム、3−〔フ
ルオロアルキル(C6〜C11)オキシ〕−1−アルキ
ル(C3〜C4)スルホン酸ナトリウム、3−〔ω−フ
ルオロアルカノイル(C6〜C8)−N−エチルアミ
ノ〕−1−プロパンスルホン酸ナトリウム、N−〔3−
(パーフルオロオクタンスルホンアミド)プロピル〕−
N、N−ジメチル−N−カルボキシメチレンアンモニウ
ムベタイン、パーフルオロアルキルカルボン酸(C7〜
C13)、パーフルオロオクタンスルホン酸ジエタノー
ルアミド、パーフルオロアルキル(C4〜C12)スル
ホン酸塩(Li、Na、K)、N−プロピル−N−(2
−ヒドロキシエチル)パーフルオロオクタンスルホンア
ミド、パーフルオロアルキル(C6〜C10)スルホン
アミドプロピルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオ
ロアルキル(C6〜C10)−N−エチルスルホニルグ
リシン塩(K)、リン酸ビス(N−パーフルオロオクチ
ルスルホニル−N−エチルアミノエチル)、モノパーフ
ルオロアルキル(C6〜C16)エチルリン酸エステ
ル、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物が挙
げられる。特にフッ素系界面活性剤で好ましいものはパ
ーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物のうち、一
般式CnF2n+1SO3N(CmH2m+1)CH2CH2O
(CH2CH2O)xH(nは4〜18、mは1〜4、x
は5〜25)であって、このフッ素系界面活性剤を0.
001〜1.0wt%添加する。
水電気化学装置において、電極に対する電解質の濡れ性
が高められる結果、寿命特性、保存特性、高率放電特性
等に優れたものを提供できるものである。
は、炭素材料、金属酸化物材料、樹脂等から構成される
電気化学素子において、電解質の表面張力と固体材料の
表面自由エネルギーの差が10dyne/cm以下の組
合せとしたことを特徴とする非水電気化学装置である。
という現象は、固体の表面自由エネルギーが液体の表面
張力を上回ったときの現象であることは公知である。し
かしながら、炭素材料、特にグラファイトは最も疎水性
の強い、すなわち表面自由エネルギーの小さな物質であ
り、これを完全に液体等の流動性物質で濡らすことは極
めて困難である。ところが、電解質の表面張力γlが極
板またはセパレータの表面自由エネルギーγseおよび
γslとの差(γl−γseおよびγl−γss)が1
0dyne/cm以下であれば、電極反応が充分に進行
することを見出したことに基づいたものである。
電解質の表面張力が10〜45dyne/cmであるこ
とを特徴としたものであり、ここでいう非水電解質とは
液体、ゲル状、固体高分子電解質をさす。液体非水電解
質は非水溶媒に溶質を溶解したものであり、溶媒として
は炭酸エチレン(EC)、炭酸プロピレン(PC)、炭
酸ブチレン(BC)、炭酸ビニレン(VC)といった環
状炭酸エステルやその誘導体、炭酸ジメチル(DM
C)、炭酸ジエチル(DEC)、炭酸エチルメチル(E
MC)などの鎖状炭酸エステルやその誘導体、γ−ブチ
ロラクトン(GBL)、γ−バレロラクトン(GVL)
といった環状カルボン酸エステルやその誘導体、ギ酸メ
チル、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸
エチルなどの脂肪族カルボン酸エステル類やその誘導
体、1,2−ジメトキシエタン(DME)、1,2−ジ
エトキシエタン(DEE)、エトキシメトキシエタン
(EME)等の鎖状エーテル類やその誘導体、テトラヒ
ドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン等の環状エ
ーテル類やその誘導体のほか、ジメチルスルホキシド、
1,3−ジオキソラン、ホルムアミド、アセトアミド、
ジメチルホルムアミド、ジオキソラン、アセトニトリ
ル、プロピルニトリル、ニトロメタン、エチルモノグラ
イム、リン酸トリエステル、トリメトキシメタン、ジオ
キソラン誘導体、スルホラン、メチルスルホラン、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、3−メチル−2
−オキサゾリジノン、エチルエーテル、1,3−プロパ
ンサルトン、アニソール、ジメチルスルホキシド、N−
メチルピロリドン、などの非プロトン性有機溶媒を挙げ
ることができ、これらの一種または二種以上を混合して
使用することができる。
iPF6、LiAlCl4、LiSbF6、LiSCN、
LiCF3SO3、LiCF3CO2、Li(CF3SO2)
2、LiAsF6、LiB10Cl10、低級脂肪族カルボン
酸リチウム、LiCl、LiBr、LiI、クロロボラ
ンリチウム、ビス(1,2−ベンゼンジオレート(2
−)−O,O’)ほう酸リチウム、ビス(2,3−ナフ
タレンジオレート(2−)−O,O’)ほう酸リチウ
ム、ビス(2,2’−ビフェニルジオレート(2−)−
O,O’)ほう酸リチウム、ビス(5−フルオロ−2−
オレート−1−ベンゼンスルホン酸−O,O’)ほう酸
リチウム等のほう酸塩類、ビステトラフルオロメタンス
ルホン酸イミドリチウム((CF3SO2)2NLi)、
テトラフルオロメタンスルホン酸ノナフルオロブタンス
ルホン酸イミドリチウム(LiN(CF3SO2)(C4
F9SO2))、ビスペンタフルオロエタンスルホン酸イ
ミドリチウム((C2F5SO2)2NLi)等のイミド塩
類からなる群より選ばれる少なくとも1つの溶質と組み
合わせて用いることができる。ゲル状電解質は上記液体
非水電解質を樹脂マトリクス中に取り込み、ゼリー状と
したものである。ここで用いられる樹脂としては、ポリ
エチレンオキサイド、ポリふっ化ビニリデン、ポリアク
リロニトリル、ポリウレタン、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリメタクリル酸エチル等を用いることができる。
高分子固体電解質としてはポリエチレンオキサイド、ポ
リプロピレンオキサイドあるいはこれらの共重合体に上
記溶質を溶解させたものを用いることができる。さらに
これら電解質にはサイクル特性向上、高率放電特性向
上、保存特性向上のために種々の添加剤を加えることも
可能である。
ne/cmであれば、疎水性の強いグラファイトも完全
に疎液することなく、部分的に濡れるようになる。その
結果、電極反応が充分に進行する。
水電解質の表面張力を低下させる手段に関するものであ
り、より具体的にはフッ素系界面活性剤を電解質に添加
することを特徴としたものである。
びその塩、アルキルエーテルカルボン酸およびその塩、
アシル化ペプチドに代表されるカルボン酸塩型、アルキ
ルベンゼンスルホン酸およびその塩、アルキルナフタレ
ンスルホン酸およびその塩、ナフタレンスルホン酸ホル
マリン縮合物等に代表されるスルホン酸塩型、高級アル
コール硫酸エステル塩に代表される硫酸エステル塩型、
脂肪族アミン塩型、脂肪族四級アンモニウム塩型、イミ
ダゾリニウム塩型、エーテル型、エーテル−エステル
型、エステル型、フッ素系等種々のものがある。しかし
ながら、これら界面活性剤は電気化学装置内において極
めて強い酸化・還元雰囲気にさらされる。したがって、
電気化学的に安定であることが要求される。さらに、グ
ラファイト等炭素材料を濡らすために極めて低い表面張
力を達成し得るものは、フッ素系界面活性剤である。
能の高さから、その添加量も0.0001〜2.0wt
%と極めて低濃度で効果を発現するものである。
極および負極は、リチウムイオンを電気化学的かつ可逆
的に吸蔵・放出できる正極活物質や負極材料に導電剤、
結着剤等を含む合剤層を集電体の表面に塗着して作製さ
れたものである。
プ・脱ドープすることが可能な材料を使用して構成す
る。リチウムをドープ・脱ドープすることが可能な材料
としては、熱分解炭素類、コークス類(ピッチコーク
ス、ニードルコークス、石油コークス等)、グラファイ
ト類、ガラス状炭素類、有機高分子化合物焼成体(フェ
ノール樹脂、フラン樹脂等を適当な温度で焼成し炭素化
したもの)、炭素繊維、活性炭素等の炭素材料やポリア
セチレン、ポリピロール、ポリアセン等のポリマー、L
i4/3Ti5/3O4、TiS2等のリチウム含有遷移金属酸
化物あるいは遷移金属硫化物、アルカリ金属と合金化す
るアルミニウム(Al)、鉛(Pb)、錫(Sn)、ビ
スマス(Bi)、シリコン(Si)などの金属やアルカ
リ金属格子間挿入型の立方晶系の金属間化合物(AlS
b、Mg2Si、NiSi2)やリチウム窒素化合物(L
i(3-x)MxN(Mは遷移金属))等が挙げられる。ま
た、これらの負極材料を混合して用いることもできる。
伝導性材料であれば何でもよい。例えば、天然黒鉛(鱗
片状黒鉛など)、人造黒鉛などのグラファイト類、アセ
チレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラ
ック、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマル
ブラック等のカーボンブラック類、炭素繊維、金属繊維
などの導電性繊維類、フッ化カーボン、銅、ニッケル等
の金属粉末類およびポリフェニレン誘導体などの有機導
電性材料などを単独またはこれらの混合物として含ませ
ることができる。これらの導電剤のなかで、人造黒鉛、
アセチレンブラック、炭素繊維が特に好ましい。導電剤
の添加量は、特に限定されないが、1〜50重量%が好
ましく、特に1〜30重量%が好ましい。また、本発明
の負極材料はそれ自身電子伝導性を有するため、導電剤
を添加しなくても電池として機能させることは可能であ
る。
は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれであってもよ
い。本発明において好ましい結着剤は、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ス
チレンブタジエンゴム、テトラフルオロエチレン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフル
オロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体(PFA)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロ
プロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−クロロトリフ
ルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエ
チレン共重合体(ETFE樹脂)、ポリクロロトリフル
オロエチレン(PCTFE)、フッ化ビニリデン−ペン
タフルオロプロピレン共重合体、プロピレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオ
ロエチレン共重合体(ECTFE)、フッ化ビニリデン
−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン
共重合体、フッ化ビニリデン−パーフルオロメチルビニ
ルエーテル−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体または前記材料の(Na+)イ
オン架橋体、エチレン−メタクリル酸共重合体または前
記材料の(Na+)イオン架橋体、エチレン−アクリル
酸メチル共重合体または前記材料の(Na+)イオン架
橋体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体または前
記材料の(Na+)イオン架橋体を挙げられ、これらの
材料を単独または混合物として用いることができる。ま
た、これらの材料の中でより好ましい材料は、電気化学
的還元に対し安定で、表面自由エネルギーも比較的小さ
なスチレンブタジエンゴム、ポリフッ化ビニリデン、エ
チレン−アクリル酸共重合体または前記材料の(N
a+)イオン架橋体、エチレン−メタクリル酸共重合体
または前記材料の(Na+)イオン架橋体、エチレン−
アクリル酸メチル共重合体または前記材料の(Na+)
イオン架橋体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体
または前記材料の(Na+)イオン架橋体である。
は、構成された電池において化学変化を起こさない電子
伝導体であれば何でもよい。例えば、材料としてステン
レス鋼、ニッケル、銅、チタン、炭素、導電性樹脂など
の他に、銅やステンレス鋼の表面にカーボン、ニッケル
あるいはチタンを処理させたものなどが用いられる。特
に銅あるいは銅合金が好ましい。これらの材料の表面を
酸化して用いることもできる。また、表面処理により集
電体表面に凹凸を付けることが望ましい。その形状は、
フォイルの他、フィルム、シート、ネット、パンチング
されたもの、ラス体、多孔質体、発泡体、繊維群の成形
体などが用いられる。厚みは特に限定されないが、1〜
500μmのものが用いられる。
ム含有または非含有の化合物を用いることができる。例
えば、LixCoO2、LixNiO2、LixMn
O2、LixCoyNi1-yO2、LixCoyM1-yO
z、LixNi1-yMyOz、LixMn2O4、Lix
Mn2-yMyO4(M=Na、Mg、Sc、Y、Mn、F
e、Co、Ni、Cu、Zn、Al、Cr、Pb、S
b、Bのうち少なくとも一種)、(ここでx=0〜1.
2、y=0〜0.9、z=2.0〜2.3)があげられ
る。ここで上記のx値は、充放電開始前の値であり、充
放電により増減する。ただし、遷移金属カルコゲン化
物、バナジウム酸化物およびそのリチウム化合物、ニオ
ブ酸化物およびそのリチウム化合物、有機導電性物質を
用いた共役系ポリマー、シェブレル相化合物等の他の正
極活物質を用いることも可能である。また、複数の異な
った正極活物質を混合して用いることも可能である。正
極活物質粒子の平均粒径は、特に限定はされないが1〜
30μmであることが好ましい。
る正極材料の充放電電位において化学変化を起こさない
電子伝導性材料であれば何でもよい。例えば、天然黒鉛
(鱗片状黒鉛など)、人造黒鉛などのグラファイト類、
アセチレンブラック、ケッチェンブラック、チャンネル
ブラック、ファーネスブラック、ランプブラック、サー
マルブラック等のカーボンブラック類、炭素繊維、金属
繊維などの導電性繊維類、フッ化カーボン、銅、ニッケ
ル、アルミニウム、銀等の金属粉末類、酸化亜鉛、チタ
ン酸カリウムなどの導電性ウィスカー類、酸化チタンな
どの導電性金属酸化物あるいはポリフェニレン誘導体な
どの有機導電性材料などを単独またはこれらの混合物と
して含ませることができる。これらの導電剤のなかで人
造黒鉛、アセチレンブラック、ニッケル粉末が特に好ま
しい。導電剤の添加量は特に限定されないが、1〜50
重量%が好ましく、中でも1〜30重量%が好ましい。
カーボンやグラファイトでは2〜15重量%が特に好ま
しい。
は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれであってもよ
い。本発明の好ましい結着剤は、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、テトラ
フルオロエチレン−ヘキサフルオロエチレン共重合体、
テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、フッ
化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フ
ッ化ビニリデン−クロロトリフルオロエチレン共重合
体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ET
FE樹脂)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCT
FE)、フッ化ビニリデン−ペンタフルオロプロピレン
共重合体、プロピレン−テトラフルオロエチレン共重合
体、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体
(ECTFE)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプ
ロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビ
ニリデン−パーフルオロメチルビニルエーテル−テトラ
フルオロエチレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体または前記材料の(Na +)イオン架橋体、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体または前記材料の(Na+)
イオン架橋体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体ま
たは前記材料の(Na+)イオン架橋体、エチレン−メ
タクリル酸メチル共重合体または前記材料の(Na+)
イオン架橋体が挙げられる。
く、電気化学的に安定で表面自由エネルギーも低いポリ
フッ化ビニリデン(PVDF)である。
は、用いる正極材料の充放電電位において化学変化を起
こさない電子伝導体であれば何でもよい。例えば、材料
としてステンレス鋼、アルミニウム、チタン、炭素、導
電性樹脂などの他に、アルミニウムやステンレス鋼の表
面にカーボン、あるいはチタンを処理させたものが用い
られる。特に、アルミニウムあるいはアルミニウム合金
が好ましい。これらの材料の表面を酸化して用いること
もできる。また、表面処理により集電体表面に凹凸を付
けることが望ましい。その形状は、フォイルの他、フィ
ルム、シート、ネット、パンチングされたもの、ラス
体、多孔質体、発泡体、繊維群、不織布体の成形体など
が用いられる。その厚みは特に限定されないが、1〜5
00μmのものが用いられる。
ラー、分散剤、イオン導伝剤およびその他の各種添加剤
を用いることができる。フィラーは、構成された電池に
おいて化学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも
用いることができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなどのオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの
繊維が用いられる。フィラーの添加量は特に限定されな
いが、0〜30重量%が好ましい。
板の構成は、少なくとも正極合剤面に対向して負極合剤
面が存在していることが好ましい。
大きなイオン透過度を持ち、所定の機械的強度を持ち、
絶縁性の微多孔性薄膜が用いられる。また、一定温度以
上で孔を閉塞し、抵抗をあげるシャットダウン機能を持
つことが好ましい。耐有機溶剤性と疎水性からポリプロ
ピレン、ポリエチレンなどの単独または組み合わせたオ
レフィン系ポリマーあるいはガラス繊維などからつくら
れたシートや不織布または織布が用いられる。セパレー
タの孔径は、電極シートより脱離した正、負極材料、結
着剤、導電剤が透過しない範囲であることが望ましく、
例えば、0.01〜1μmであるものが望ましい。セパ
レータの厚みは、一般的には10〜300μmが用いら
れる。また、その空孔率は、電子やイオンの透過性と素
材や膜圧に応じて決定されるが、一般的には30〜80
%であることが望ましい。
型、積層型、円筒型、偏平型、角型、電気自動車等に用
いる大型のものなどいずれにも適用できる。
帯情報端末、携帯電子機器、家庭用小型電力貯蔵装置、
自動二輪車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車等に
広く用いることができる。
する量は特に限定されないが、正極材料や負極材料の
量、電池のサイズによって必要量を用いることができ
る。溶質の非水溶媒に対する溶解量は特に限定されない
が、非水溶媒に対して0.1〜40wt%が好ましい。
明する。
し、導電剤の炭素粉末10重量%と結着剤のポリフッ化
ビニリデン樹脂5重量%を混合し、これらを脱水N−メ
チルピロリジノンに分散させてスラリーを作製し、アル
ミ箔からなる正極集電体上に塗布し、乾燥後、圧延して
作製した。また、正極板Bはコバルト酸リチウム粉末8
5重量%に対し、導電剤の炭素粉末10重量%とポリテ
トラフルオロエチレン5重量%をカルボキシメチルセル
ロース水溶液に分散させてスラリーを作製し、アルミ箔
からなる正極集電体上に塗布し、乾燥後圧延して作製し
た。
ール(表面張力24dyne/cm)、p−キシレン
(31dyne/cm)、リン酸トリメチル(40dy
ne/cm)、エチレングリコール(50dyne/c
m)、ホルムアミド(59dyne/cm)および水
(72dyne/cm)の液滴を滴下し、それぞれの溶
媒の接触角θを測定し、溶媒の表面張力に対してcos
θをプロットする。このプロットを直線近似し、cos
θ=1で交差したときの表面張力値を電極の表面自由エ
ネルギーとした。これにより得られた電極の表面自由エ
ネルギーは、正極板Aが28dyne/cm、同Bは2
0dyne/cmであった。
ネルギーの測定を電極の表面自由エネルギーの求め方に
準じておこなった。その結果を(表1)に示す。
を体積比で1:3を混合し、この混合溶媒にヘキサフル
オロリン酸リチウム(LiPF6)を溶解させ、1.2
MのLiPF6−EC/GBL電解液を調製し、各電解
液に種々の界面活性剤を0、0.00001、0.00
1、0.01、0.1、1.0、2.0、5.0wt%
添加した際の表面張力を測定した結果を(表2)に示し
た。また、併せてこの電解液50ml中に平均粒径5μ
mの黒鉛粉末を0.2g混入し、静置した状態で黒鉛粉
末の沈降の有無を調べた結果を(表3)に示した。
加することにより、電解液の表面張力が45dyne/
cm以下となった場合に、黒鉛粉末に対する濡れ性の向
上が認められた。
正極板5および負極板6がセパレータ7を介して複数回
渦巻状に巻回されて電池ケース1内に収納されている。
そして、上記正極板5からは正極リード5aが引き出さ
れて封口板2に接続され、負極板6からは負極リード6
aが引き出されて電池ケース1の底部に接続されてい
る。電池ケースやリード板は、耐有機電解液性の電子伝
導性をもつ金属や合金を用いることができる。例えば、
鉄、ニッケル、チタン、クロム、モリブデン、銅、アル
ミニウムなどの金属あるいはそれらの合金が用いられ
る。特に、電池ケースはステンレス鋼板、Al−Mn合
金板を加工したもの、正極リードはアルミニウム、負極
リードはニッケルが最も好ましい。また、電池ケースに
は、軽量化を図るため各種エンジニアリングプラスチッ
クスおよびこれと金属の併用したものを用いることも可
能である。8は絶縁リングで極板群4の上下部にそれぞ
れ設けられている。そして、電解液を注入し、封口板を
用いて電池缶開口部を密閉した。
いた。
に対し、導電剤である炭素粉末20重量%と結着剤のポ
リフッ化ビニリデン樹脂5重量%を混合し、これらを脱
水N−メチルピロリジノンに分散させてスラリーを作製
し、銅箔からなる負極集電体上に塗布し、乾燥後、圧延
して作製した。
ドをそれぞれスポット溶接した後(表1)に示した5種
類のポリエチレン製多孔質セパレータを極間に挟んで対
向させ、巻回してジェリーロール型の極板群を構成し
た。
ン(GBL)を体積比で1:3に混合し、この混合溶媒
にヘキサフルオロリン酸リチウム(LiPF6)を溶解
させ、1.2MのLiPF6−EC/GBL電解液を調
製した。この電解液にC8F17SO3N(C3H7)CH2
CH2O(CH2CH2O)10Hを0、0.00001、
0.0001、0.01、0.1、1.0、2.0、
5.0wt%添加したものを、先の極板群を挿入した電
池ケース内に注液し、封口板を用いて、密封した。
高さ65mm、設計容量1600mAhである。この電
池を4.2Vの定電圧で充電した後、0.2C、2Cの
放電電流で放電して得られた放電容量の比を(表4)に
示した。また、2Cの放電後、再度、4.2Vの定電圧
充電を行った後、60℃で1ヶ月間保存した電池を2C
の放電電流で放電した結果を保存前の2C容量に対する
比で(表5)に示した。
ルギーγseと電解質の表面張力γlとの差(γl―γ
se)が10dyne/cm以下であって、かつセパレ
ータの表面自由エネルギーγssと電解質の表面張力γ
lとの差(γl―γss)が10dyne/cm以下で
ある場合には極めて良好な高率放電特性および保存特性
を発揮することがわかった。
リチウムについて説明したが、ニッケル酸リチウムやマ
ンガン酸リチウムのような他の遷移金属酸化物や二硫化
チタン、二硫化モリブデンといった遷移金属硫化物など
を用いた場合でも同様の効果が得られることは明らかで
ある。また、負極材料としては人造黒鉛で説明したが、
金属リチウム、リチウム合金および化合物負極、リチウ
ムを吸蔵・放出しうる人造黒鉛以外の炭素材料等用いた
場合でも本発明の本質を変えることなく、同様の効果が
得られる。
の本質を変えるものではなく、任意に応用できる。
わせ並びに混合比、支持電解質の添加量は一意に決まる
ものではなく、任意の組み合わせ、混合比および添加量
とすることが可能であり、その場合にも同様な効果が得
られた。ただし支持電解質については、その耐酸化電圧
の関係から、用いる正極材料によって、その種別の選定
が必要となる。
びにセパレータが非水電解質で均一に濡れるため、反応
分布が均一となる結果、高率充放電特性および保存特性
に優れた新規な非水電気化学装置が得られる。
面略図
Claims (13)
- 【請求項1】 電極の表面自由エネルギーγseと電解
質の表面張力γlとの差(γl−γse)が、10dy
ne/cm以下であることを特徴とする非水電気化学装
置。 - 【請求項2】 電極間に位置するセパレータの表面自由
エネルギーγssと電解質の表面張力γlとの差(γl
−γsl)が、10dyne/cm以下であることを特
徴とする非水電気化学装置。 - 【請求項3】 電極の表面自由エネルギーγseと電解
質の表面張力γlとの差(γl−γse)が10dyn
e/cm以下であって、かつセパレータの表面自由エネ
ルギーγssと電解質の表面張力γlの差(γl−γs
s)が10dyne/cm以下であることを特徴とする
非水電気化学装置。 - 【請求項4】 電解質の表面張力が10〜45dyne
/cmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載の非水電気化学装置。 - 【請求項5】 表面自由エネルギーが1〜35dyne
/cmである固体要素から構成される電気化学装置にお
いて、表面張力が10〜45dyne/cmである非水
電解質を用いたことを特徴とする非水電気化学装置。 - 【請求項6】 電極に炭素材料を、かつ表面張力が10
〜45dyne/cmである非水電解質を用いた請求項
5記載の非水電気化学装置。 - 【請求項7】 非水電解質にフッ素系界面活性剤を添加
した請求項6記載の非水電気化学装置。 - 【請求項8】 非水電解質にフッ素系界面活性剤を0.
0001〜2.0wt%添加した請求項7記載の非水電
気化学装置。 - 【請求項9】 フッ素系界面活性剤は、フルオロアルキ
ル(C2〜C20)カルボン酸、N−パーフルオロオク
タンスルホニルグルタミン酸ジナトリウム、3−〔フル
オロアルキル(C6〜C11)オキシ〕−1−アルキル
(C3〜C4)スルホン酸ナトリウム、3−〔ω−フル
オロアルカノイル(C6〜C8)−N−エチルアミノ〕
−1−プロパンスルホン酸ナトリウム、N−〔3−(パ
ーフルオロオクタンスルホンアミド)プロピル〕−N、
N−ジメチル−N−カルボキシメチレンアンモニウムベ
タイン、パーフルオロアルキルカルボン酸(C7〜C1
3)、パーフルオロオクタンスルホン酸ジエタノールア
ミド、パーフルオロアルキル(C4〜C12)スルホン
酸塩(Li、Na、K)、N−プロピル−N−(2−ヒ
ドロキシエチル)パーフルオロオクタンスルホンアミ
ド、パーフルオロアルキル(C6〜C10)スルホンア
ミドプロピルトリメチルアンモニウム塩、パーフルオロ
アルキル(C6〜C10)−N−エチルスルホニルグリ
シン塩(K)、リン酸ビス(N−パーフルオロオクチル
スルホニル−N−エチルアミノエチル)、モノパーフル
オロアルキル(C6〜C16)エチルリン酸エステル、
パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物のうちの
いずれかである請求項7または8記載の非水電気化学装
置。 - 【請求項10】 次の一般式CnF2n+1SO3N(Cm
H2m+1)CH2CH2O(CH2CH2O)xH(nは4〜
18、mは1〜4、xは5〜25)を添加物として含む
ことを特徴とする非水電気化学装置の非水電解質。 - 【請求項11】 添加物は、0.0001〜2.0wt
%添加されている請求項10記載の非水電気化学装置の
非水電解質。 - 【請求項12】 電極に炭素材料を用い、電解質に請求
項10記載の非水電解質を用いたことを特徴とする非水
電気化学装置。 - 【請求項13】 請求項10記載の添加物が、0.00
01〜2.0wt%非水電解質に添加されている請求項
12記載の非水電気化学装置。
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