JP2002032655A

JP2002032655A - コンピュータ・システム

Info

Publication number: JP2002032655A
Application number: JP2000216379A
Authority: JP
Inventors: Mari Yajima; 真理矢島; Yasuhiro Hirano; 泰宏平野; Takeshi Tomomatsu; 猛友松; Chiaki Yamauchi; 千明山内; Yumi Kuroda; 由美黒田; Hiroyuki Takigawa; 洋行滝川
Original assignee: Fujitsu Ltd; Nifty Corp
Current assignee: Fujitsu Ltd; Nifty Corp
Priority date: 2000-07-17
Filing date: 2000-07-17
Publication date: 2002-01-31
Also published as: US20020007296A1

Abstract

(57)【要約】【課題】積極的に自ら夢を実現させるための総合的な情
報提供サービスを提供すること。【解決手段】ネット絵馬サーバ7は、会員の端末から会
員IDを受信した場合、当該会員について予め登録された
夢のジャンルに属する当該会員及び他会員をそれぞれ特
定するための絵馬の画像を取り出す。そして、取り出さ
れた絵馬の画像を所定の位置に配置した木Webページを
会員の端末に送信する。これにより会員は自身以外にも
同じような夢等を有する会員の存在を簡単に認識でき、
一体感や目的達成意欲を向上させることができる。ま
た、会員同士のコミュニケーションの動機付けにもな
る。会員は自分が登録したジャンルを覚えていなくと
も、自動的に自分が登録したジャンルに関係するWebペ
ージを取得できるため、操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明が属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを介して情報を提供する技術に関し、よ
り詳しくは、登録会員により登録された情報に関連する
情報及び他者とのコミュニケーションの場を提供する技
術に関する。

【０００２】

【従来の技術】インターネットは近年急速に普及し、様
々なホームページが設けられている。インターネットで
は膨大な量の情報が提供されているが、目的とする情報
を提供しているウェブ（Ｗｅｂ）サイトのＵＲＬ（Unif
orm Resource Locator）を得るのは困難である場合が多
い。目的が例えば「自分の夢」といったものの場合には
より困難である。

【０００３】また、多くのＷｅｂサイトでは広告を配信
している。広告配信については様々な工夫がなされてい
るが、未だに必要の無い広告も多い。一方で、必要な時
に、例えば「自分の夢」に関連する広告を取得すること
も難しい。さらに、ある分野の専門家についてのＷｅｂ
サイトを見つけることも難しく、さらに専門家や同じ目
的を持った人からのコメントやアドバイスを直接受ける
ことができるチャンスは少ない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来において、特定の目的、夢等を達成するための情報
や、同じ目的等を持った他の者やその分野の専門家とい
った人々とのコミュニケーションの場を提供するといっ
た総合的なサービスは提供されていなかった。

【０００５】よって本発明の目的は、積極的に自ら夢を
実現させるための総合的な情報提供サービスのための技
術を提供することである。

【０００６】他の目的は、特定の目的等を通じて顧客同
士がコミュニケーションを行うことができるようにする
ための技術を提供することである。

【０００７】また他の目的は、特定の目的等の顧客の属
性に関連する有用な情報を提供するための技術を提供す
ることである。

【０００８】さらに他の目的は、特定の目的等の顧客の
属性に関連する専門家等とのコミュニケーションを可能
にするための技術を提供することである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明に係るコンピュー
タ・システムは、顧客（又は会員）の端末から当該顧客
の識別情報（例えば会員ＩＤ）を受信した場合、当該顧
客について予め登録されたジャンル（例えば「夢」のジ
ャンル）に属する当該顧客及び他の顧客をそれぞれ特定
するための顧客特定情報（例えば各顧客により登録され
た絵馬用の画像情報）をデータ格納装置から取り出す顧
客特定情報取得手段と、顧客特定情報取得手段により取
り出された顧客特定情報を所定の位置に配置した画面情
報（例えば木Ｗｅｂページ（図１）の情報）を顧客の端
末に送信する画面情報送信手段とを有する。これにより
顧客は自身以外にも同じような夢等を有する顧客の存在
を簡単に認識でき、一体感や目的達成意欲を向上させる
ことができる。また、顧客同士のコミュニケーションの
動機付けにもなる。顧客は自分が登録したジャンルを覚
えていなくとも、自動的に自分が登録したジャンルに関
係する画面情報を取得できるため、操作性が向上してい
る。

【００１０】また、顧客特定情報の選択情報を顧客の端
末から受信した場合、選択された顧客特定情報に対応す
る顧客の予め登録された属性に適合した情報をデータ格
納装置から取り出し、当該顧客用の画面情報（例えば絵
馬Ｗｅｂページ（図２）の情報）を構成する顧客用画面
情報構成手段と、顧客用画面情報構成手段により構成さ
れた画面情報を、顧客の端末に送信する手段とをさらに
有するような構成も可能である。このようにすれば、自
分のみならず他人の顧客用のＷｅｂページの内容を見る
ことができるようになる。属性に適合した情報であるた
め、不要な広告等を提示することがなくなる。

【００１１】また、各顧客に対し他の者がコメントを登
録するための手段をさらに設け、顧客用の画面情報に、
登録された他の者からのコメントを含めるような構成も
可能である。これにより顧客間のコミュニケーションが
行われる。

【００１２】さらに、予め登録されたジャンルの専門家
に対して、顧客からコメントを要求するための手段をさ
らに設け、顧客用の画面情報に、専門家からのコメント
を含めるような構成も可能である。これにより専門家な
どからアドバイスを得ることができるようになる。

【００１３】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の概要を最
初に図１乃至図４を用いて説明する。本実施の形態に係
るサービスは、「夢」に関する情報提供サービスであ
る。例えば、自分の夢を登録し、その夢に関する情報や
夢に関連する製品又はサービスの広告情報の配信を受け
たり、同じような夢を有する顧客（会員）と知り合って
コミュニケーションを取ったり、夢に関連する専門家か
らアドバイスを受けたり、といったことが行われる。本
実施の形態では、会員制のサービスを前提としており、
会員になりたい顧客は予め登録を行い、会員ＩＤ及びパ
スワードの発行を受けなければならない。図１は会員Ｉ
Ｄ及びパスワードの会員認証が適正に完了した後に会員
の端末に表示される画面（以下、木Ｗｅｂページと呼
ぶ。）の一例を示している。

【００１４】ここでは木１３０の画像が示されており、
この木に、ログインした会員、及びログインした会員が
登録した「夢」のジャンルと同じ夢のジャンルを登録し
た会員の絵馬１１０乃至１２２が吊り下げられている。
絵馬１１０乃至１２２の画像情報は、予め会員により登
録されたものであり、その画像が縮小されて表示され
る。図１では人の顔の画像が示されているが、各会員を
特定することができれば何でも良い。木１３０の画像は
例えば季節毎に入れ替えられる。例えば、七夕の時期で
あれば竹の画像に置き換えられ、春であれば桜の画像に
置き換えられたりする。絵馬１１０乃至１２２の画像情
報には、各会員用のＷｅｂへのリンクが埋め込まれてい
る。

【００１５】ジャンルボックス１００には夢のジャンル
を選択するためのメニューが設けられている。ここで
は、大分類のメニュー１０２と、中分類のメニュー１０
４と、小分類のメニュー１０６とが設けられている。会
員は自分が登録した「夢」のジャンル以外のジャンルを
参照する場合には、大分類、中分類、小分類の順番で参
照したいジャンルを選択する。そうすると、選択したジ
ャンルの木と絵馬の画面（木Ｗｅｂページ）が会員端末
に表示されるようになる。

【００１６】なお、一つのジャンルに多数の会員が登録
されると、木１３０に全ての会員の絵馬を吊り下げられ
なくなる。すなわち、画面に表示しきれなくなる。本実
施の形態では、一本の木１３０に吊り下げられる絵馬の
数は所定数（図１では８）に制限されており、所定数を
超える会員が登録された場合には別途木を設けて、そこ
に絵馬を吊り下げることとする。よって、同じジャンル
で複数の木が設定されている場合には、木の枝葉（絵馬
以外の部分）又は画面下部に設けられている前の木ボタ
ン１３２又は次の木ボタン１３４にて、木の変更を指示
する。そうすると、異なる会員の絵馬が吊り下げられた
木の画像を含む画面（木Ｗｅｂページ）が表示されるよ
うになる。

【００１７】次にログインした会員が自分の絵馬１１０
の画像をマウス等でクリックして選択した場合に表示さ
れる画面（以下、絵馬Ｗｅｂページと呼ぶ）の一例を図
２に示す。この画面には、図１に示した絵馬の画像１１
０と、夢についてのコメント欄２２４と、例えば音声が
登録されている場合に当該音声を再生するためのボタン
２２２と、コメント等の追加などを指示するための追加
ボタン２２６とを含む絵馬欄２２０が含まれている。ま
た、夢に関連する専門家からアドバイスを受けたい場合
に質問・相談を入力する画面を表示させるためのエキス
パートアドバイス希望ボタン２３０と、このエキスパー
トアドバイス希望ボタン２３０を用いて専門家に質問・
相談をした結果得られた専門家からのアドバイス表示欄
２４０と、他の会員からのアドバイス又はコメントが入
力された場合に当該アドバイス又はコメントの表示欄２
４２も設けられている。本実施の形態に関連する専門家
は各々公開ホームページと作業用ホームページを有して
おり、エキスパートホームページ・ボタン２４４を押す
ことにより、専門家の公開ホームページを表示させるこ
とができるようになっている。

【００１８】本実施の形態では、他人もこの会員の絵馬
Ｗｅｂページを見ることができるようになっている。す
なわち図１のような画面（木Ｗｅｂページ）が表示され
ている場合に、いずれかの絵馬の画像を選択すれば、他
人の絵馬の画像であっても当該他人の絵馬Ｗｅｂページ
が表示されるようになる。他人の絵馬Ｗｅｂページを見
て、例えばアドバイスやコメントを残したいと考えた場
合には、図２の「あなたからのアドバイス」ボタン２４
６を押せば、アドバイス又はコメント入力画面が表示さ
れるようになる。このアドバイス又はコメント入力画面
においてアドバイス又はコメントを入力して登録する
と、アドバイス又はコメントの表示欄２４２に表示され
るようになる。

【００１９】絵馬Ｗｅｂページ画面の右側には、「英語
アカデミー」のバナー広告２３２と、「Ａ英会話学校」
のバナー広告２３４と、「Ｂ英会話学校」のバナー広告
２３６と、広告ではなく当該会員の夢に役立つリンク先
情報欄２３８とが設けられている。会員は、興味のある
バナー広告をクリックすれば、当該広告主のＷｅｂサイ
トに移行することができる。また、興味のあるリンク先
についても同様である。

【００２０】絵馬Ｗｅｂページの最上段には、図１に示
すような木Ｗｅｂページに戻るための「夢の木へ」のボ
タン２００と、他の会員の絵馬Ｗｅｂページに移動する
ための前の人ボタン２１０と、次の人ボタン２１２とが
設けられている。

【００２１】図３に図２のエキスパートアドバイス希望
ボタン２３０をクリックした場合の画面例を示す。図３
に示すように、コメント等入力欄２５０と登録ボタン２
５２とが設けられている。登録ボタン２５２を押せば、
コメント等入力欄２５０に入力された内容が登録され
る。なお、「あなたからのアドバイス」ボタン２４６を
押した場合も図３に示すような画面が表示され、アドバ
イスなどを入力する。

【００２２】図４に図２のエキスパートホームページ・
ボタン２４４を押した場合に表示される、専門家の公開
ホームページの一例を示す。ここでは、当該専門家が受
けた相談・質問のアドバイス希望一覧２６０が設けられ
る。なお、このアドバイス希望一覧２６０では、その各
項目がボタンとなっており、いずれかを押せばその相談
・質問を出した会員の絵馬Ｗｅｂページに移動するよう
になっている。アドバイス希望一覧の下部分には、この
専門家が独自に提供している情報、ここでは「先生のプ
ロフィール」ページへのリンク２６２、「涙の苦労話」
ページへのリンク２６６、「翻訳した書籍の一覧」ペー
ジへのリンク２６４、及び「ここだけのとっておき情
報」ページへのリンク２６８が設けられている。

【００２３】このような画面群を会員に提示することに
より、会員それぞれの状態・属性などに合致した情報提
供ができ、会員相互のコミュニケーションを促進し、さ
らに専門家とのやりとりも可能となる。よって夢の実現
のための魅力的なコミュニティ環境を提供できるように
なる。

【００２４】次に、図５を用いて本実施の形態のシステ
ム概要を説明する。例えばインターネットであるネット
ワーク１には、１又は複数の会員端末３と、１又は複数
の専門家端末５と、本実施の形態に係るサービスを主に
提供するネット絵馬サーバ７と、「夢」に関連する役立
ち情報を提供する１又は複数の推奨リンク先サーバ１１
と、バナー広告主が運営する１又は複数の広告先サーバ
１３と、専門家用の情報提供などを行う専門家サーバ１
５とが接続されている。ネット絵馬サーバ７と、推奨リ
ンク先サーバ１１と、広告先サーバ１３と、専門家サー
バ１５とは、いわゆるＷｅｂサーバ機能を有している。
また、会員端末３と専門家端末５は、いわゆるパーソナ
ル・コンピュータであってもよく、Ｗｅｂブラウザを実
行可能になっている。

【００２５】ネット絵馬サーバ７には、主にＷｅｂサー
バ機能を実施する表示処理部７１と、会員登録処理を実
施する情報登録処理部７３と、会員登録時に新規会員が
登録する「夢」についてのジャンルを解析して必要な処
理を実施するジャンル解析処理部７５と、専門家や他の
会員がある会員に対して入力したコメント等を処理する
ためのコメント処理部７７とが設けられている。また、
ネット絵馬サーバ７に接続されている記憶装置９には、
会員情報登録テーブル９１と、ジャンル別リンク先管理
テーブル９３と、表示情報管理テーブル９５と、絵馬シ
ャッフル管理テーブル９７と、コメント格納部９９とが
設けられている。

【００２６】会員情報登録テーブル９１の一例を図６に
示す。会員情報登録テーブル９１には、各会員毎に、会
員ＩＤ／パスワード（ＰＷ）と、絵馬Ｗｅｂページに係
る絵馬ＨＴＭＬファイルのファイル名（又は記憶装置９
内の記憶位置等）と、絵馬の画像の画像ファイル名（又
は記憶装置９内の記憶位置等）（ここではＧＩＦファイ
ルとしている。ＧＩＦ形式の画像ファイルでなくＪＰＥ
Ｇ形式などであってもよい。）と、「夢」のジャンルの
レベル毎の選択項目値（ここでは１からｎまでのレベル
に分けられているとしている）と、会員のプロフィール
情報（ここではｎ個のプロフィールを登録できるように
なっている）と、会員の音声ファイル名（又は記憶装置
９内の記憶位置等）とが登録されるようになっている。

【００２７】図７にジャンル別リンク先管理テーブル９
３の例を示す。本テーブル９３は、あるジャンルを選ん
だ会員に提供すべき情報を選択するための雛型を示すテ
ーブルである。すなわち、ジャンル１乃至ｎで会員によ
り入力されたジャンルが特定され、その特定されたジャ
ンルに対応して、最低レベルのジャンルのコードである
夢コード、広告リンク１乃至ｎ、専門家リンク１乃至
ｎ、図示しない役立ち情報リンク等が格納されている。
会員登録処理では、特定されたジャンル（夢コード）に
対応する広告リンク等の情報がコピーされて表示情報管
理テーブルの当該会員用の情報欄に格納される。

【００２８】図８に表示情報管理テーブル９５の例を示
す。本テーブル９５は、木Ｗｅｂページを構成するため
に必要な情報が格納されている。また、この表示情報管
理テーブル９５を用いれば絵馬Ｗｅｂページも構成する
ことができる。本テーブル９５には、夢コードと、木Ｗ
ｅｂページに係る木ＨＴＭＬファイル名（又は記憶装置
９内の記憶位置等）と、ここでは最低レベル（ジャンル
ｎ）及び最低レベルより一つ上（ジャンルｎ−１）のジ
ャンル名と、会員ＩＤと（パスワードも記録するように
しても良い）、絵馬Ｗｅｂページに係る絵馬ＨＴＭＬの
ファイル名（又は記憶装置９内の記憶位置等）と、ＧＩ
Ｆファイル名（又は記憶装置９内の記憶位置等）と、広
告リンク等のジャンル別リンク先管理テーブル９３で特
定されたジャンルに対応する情報とが格納される。会員
ＩＤ、絵馬ＨＴＭＬのファイル名と、ＧＩＦファイル名
とは会員情報登録テーブル９１からコピーされたもので
ある。

【００２９】なお、夢コードは最低レベルのジャンルに
対応するコードであり、本実施の形態において基本的に
は夢コード毎に木Ｗｅｂページが設定される。すなわ
ち、夢コード毎に木ＨＴＭＬファイルが設けられる。し
かし、上で述べたように一本の木に吊り下げられる絵馬
の数は限定されており、１つの夢コードに対して複数の
木ＨＴＭＬが設定される場合もある。図８では夢コード
Ｙ１について上記のような状況が生じている。ここでは
４個まで絵馬が１本の木に吊り下げられるものとしてい
る。木ＨＴＭＬファイル名が木１である木だけでは会員
７人分の絵馬を吊り下げられないので、木ＨＴＭＬファ
イル名が木２である木を設けて、そこに３人分の絵馬が
吊り下げられるように設定されている。

【００３０】また、あまりに登録する会員が少ないジャ
ンル（夢コード）の場合には、夢コード毎に木ＨＴＭＬ
ファイルを設定するのは効率的ではない。よって、図８
では夢コードが異なっていても、最低レベルから一つ上
のレベルのジャンルが同一であれば１つの木ＨＴＭＬフ
ァイルを設定することにする。すなわち、図８の例では
夢コードＹ３及びＹ４で夢コードが異なっている（ジャ
ンルｎが内科と外科）が、ジャンルｎ−１でジャンルが
同じ（個人）であるため、同じ木ＨＴＭＬファイル木４
が設定されている。

【００３１】図９に絵馬シャッフル管理テーブル９７の
例を示す。絵馬シャッフル管理テーブル９７は、図１に
示した木Ｗｅｂページの絵馬１１０乃至１２２の配置を
変更するためのテーブルである。例えば、図１に示した
木Ｗｅｂページを図１０に示すように、絵馬の配置をシ
ャッフルする。絵馬シャッフル管理テーブル９７には、
表示情報管理テーブル９５に格納されている、夢コー
ド、木ＨＴＭＬファイル名、ＧＩＦファイル名及び絵馬
ＨＴＭＬファイル名と、絵馬の画像であるＧＩＦファイ
ルに付されたＧＩＦ番号（ＧＩＦ−Ｎｏ）が格納され
る。このテーブルに関連するシャッフル処理については
後に詳しく説明する。

【００３２】コメント格納部９９は、各会員毎に、登録
されたコメントを登録した者が専門家又は他の会員を識
別できるようにして格納している。なお、記憶装置９に
は、ＧＩＦファイル、絵馬ＨＴＭＬファイル、木ＨＴＭ
Ｌファイルが記憶されている。

【００３３】ここで図５に示したシステムの動作の概要
を示しておく。本実施の形態のサービスの提供を受けた
いユーザは、自己の端末３を操作してネットワーク１を
介してネット絵馬サーバ７にアクセスする。ネット絵馬
サーバ７の表示処理部７１は会員登録用画面情報を端末
３に送信する。端末３は会員登録用画面情報を受信して
表示し、ユーザは必要事項を入力し、特に本実施の形態
では絵馬に用いる画像情報のファイル等と共にネット絵
馬サーバ７に送信する。ネット絵馬サーバ７の情報登録
処理部７７は、受信した登録情報を会員情報登録テーブ
ル９１に登録する。そして、表示処理部７１を介して新
たな会員ＩＤ及びパスワードを端末３に送信する。これ
にてユーザは会員となった。

【００３４】次にジャンル解析処理部７５は、新たに会
員情報登録テーブル９１に登録された会員情報に基づ
き、ジャンル別リンク先管理テーブル９３を検索して、
当該会員に該当するリンク先の情報を取得する。そし
て、会員情報登録テーブル９１に格納された会員情報
と、取得したリンク先の情報とを用いて、表示情報管理
テーブル９５に登録する。また木ＨＴＭＬファイル等の
設定、絵馬シャッフル管理テーブル９７の設定などを行
う。

【００３５】このようにして、会員が会員端末３を操作
してＩＤ及びパスワードでログインすると、表示処理部
７１が表示情報管理テーブル９５及び絵馬シャッフル管
理テーブル９７を用いて図１に示したような木Ｗｅｂペ
ージの情報を送信する。会員端末３により会員が自己又
は他人の絵馬を選択すれば、表示処理部７１は表示情報
管理テーブル９５及びコメント格納部９９を参照して絵
馬Ｗｅｂページの情報を送信する。他人の絵馬Ｗｅｂペ
ージをネット絵馬サーバ７に要求して会員端末３に表示
させ、会員が「あなたからのアドバイス」ボタン２４６
を押した場合には、例えば図３のようなコメント又はア
ドバイス入力画面を表示処理部７１が会員端末３に送信
する。会員が会員端末３を操作してコメント等を入力
し、登録ボタンを押すと、入力内容がネット絵馬サーバ
７に送信される。ネット絵馬サーバ７のコメント処理部
７７は、受信したコメントを、コメント格納部９９にお
ける、宛先に係る会員の記憶領域に格納する。

【００３６】なお、会員が会員端末３を操作して図２の
ような絵馬Ｗｅｂページに含まれる役立ち情報やバナー
広告を選択すると、会員端末３は推奨リンク先サーバ１
１又は広告元サーバ１３にアクセスする。そして、推奨
リンク先サーバ１１又は広告元サーバ１３は役立ち情報
や広告の内容等を会員端末３に送信する。また、会員が
会員端末３を操作して図２のような絵馬Ｗｅｂページに
含まれるエキスパートホームページ・ボタン２４４を押
すと、会員端末３は、当該会員に関連する専門家のホー
ムページが設けられている例えば専門家サーバ１５にア
クセスする。そして、専門家サーバ１５は、当該専門家
の公開用ホームページの情報を会員端末３に送信し、会
員端末３は当該公開用ホームページを表示する。

【００３７】会員が会員端末３を操作して図２のエキス
パートアドバイス希望ボタン２３０を押して、質問・相
談内容を図３のような入力画面にて入力し、ネット絵馬
サーバ７へ送信させると、ネット絵馬サーバ７のコメン
ト処理部７７は専門家サーバ１５に当該会員に関連する
専門家の識別情報と共に質問・相談内容（会員ＩＤを含
む）を送信する。専門家サーバ１５は、質問・相談内容
を受信して、指定された専門家用の記憶領域に当該質問
・相談内容を格納する。また、指定された専門家に対
し、質問・相談が届いたことを通知するための例えば電
子メールを送信する。専門家は、専門家端末５を操作し
て、専門家サーバ１５にアクセスする。専門家サーバ１
５は、専門家用の作業用ホームページの情報を専門家サ
ーバ１５に送信する。専門家は、この専門家用の作業用
ホームページにて、質問・相談についてのコメント等を
入力し、専門家端末５に専門家サーバ１５へ送信させ
る。専門家サーバ１５は、ネット絵馬サーバ７に専門家
のコメント等の情報を転送する。この際質問元の会員が
識別できるようになっている。ネット絵馬サーバ７のコ
メント処理部７７は、受信したコメント等の情報をコメ
ント格納部９９に専門家からのコメント等であることを
示す情報と共に格納する。

【００３８】以下図１１乃至図２６を用いて、図５に示
したシステムの処理フローの詳細を説明する。図１１に
会員登録時における処理フローを示す。ユーザは端末３
を操作して、端末３にネット絵馬サーバ７の会員登録ペ
ージへアクセスさせる（ステップＳ１）。ネット絵馬サ
ーバ７の表示処理部７１は会員登録ページを端末３に送
信する（ステップＳ３）。この会員登録ページの一例を
図１２に示す。

【００３９】図１２に示す会員登録ページでは、名前又
はニックネーム入力欄２６０と、年齢入力欄２６２と、
住所入力欄２６４と、夢のジャンル大分類（ジャンル
１）選択コンボボックス２６６と、夢のジャンル中分類
（ジャンル２）選択コンボボックス２６８と、夢のジャ
ンル小分類（ジャンル３）選択コンボボックス２７０
と、夢についてのコメント入力欄２７２と、絵馬の画像
のファイル指定欄２７４及び会員端末３内におけるファ
イルを参照するための参照ボタン２７６と、音声を登録
する場合の音声ファイル指定欄２７８及び会員端末３内
におけるファイルを参照するための参照ボタン２８０
と、プロフィール入力欄２８２と、入力内容をネット絵
馬サーバ７に送信して登録するための登録ボタン２８４
とが含まれる。

【００４０】夢のジャンルは、例えば図１３に示すよう
なテーブルを用いてユーザに選択させる。例えば大分類
であるジャンル１における選択項目をテーブル２６６ａ
に格納しておく。また大分類であるジャンル１における
各選択項目に対応する中分類であるジャンル２のための
テーブルへのポインタも格納しておく。ジャンル大分類
選択コンボボックス２６６では、選択項目テーブル２６
６ａを用いて選択項目の表示を行う。中分類であるジャ
ンル２における選択項目をテーブル２６８ａに格納して
おく。また中分類であるジャンル２における各選択項目
に対応する小分類であるジャンル３のためのテーブルへ
のポインタも格納しておく。ジャンル中分類選択コンボ
ボックス２６８では、選択項目テーブル２６８ａを用い
て選択項目の表示を行う。小分類であるジャンル３にお
ける選択項目をテーブル２７０ａに格納しておく。ジャ
ンル小分類選択コンボボックス２７０では、選択項目テ
ーブル２７０ａを用いて選択項目の表示を行う。

【００４１】なお夢のジャンルを選択する際に、希望の
ジャンルが存在しない場合もある。その場合のために、
ジャンル入力欄を設けるような構成であってもよい。こ
のようにジャンルが追加された場合には、既存の選択項
目に加えて、次に会員登録を実施する者が、当該ジャン
ルを選択可能にするような構成も可能である。

【００４２】絵馬の画像ファイル及び音声のファイルに
ついては、例えばＦＴＰ（File Transfer Protocol）に
てネット絵馬サーバ７に送信する。また例えば参照ボタ
ン２７６及び２８０を押すと、ファイルを選択するため
の画面が表示される。プロフィール入力欄２８２は図１
２においては一つの欄で文章を入力するような形式なっ
ているが、例えばユーザの属性について選択させるよう
な欄を設けるようにしてもよい。

【００４３】図１１の説明に戻って、端末３は、図１２
のような会員登録ページに夢情報（会員登録ページで入
力された情報及び画像ファイル等を含む）をネット絵馬
サーバ７にネットワーク１を介して送信する。ネット絵
馬サーバ７の情報登録処理部７３は、会員登録の対象と
なる夢情報を受信し（ステップＳ９）、会員ＩＤ及びパ
スワードを発行する。そして、発行した会員ＩＤ及びパ
スワードを端末３に送信する（ステップＳ１１）。端末
３は会員ＩＤ及びパスワードを受信し、画面に表示して
ユーザに伝達する（ステップＳ１３）。ネット絵馬サー
バ７は、会員情報登録処理を実施する（ステップＳ１
５）。この会員情報登録処理については図１４を用いて
説明する。

【００４４】最初に情報登録処理部７３は、受信した新
規会員の夢情報を会員情報登録テーブル９１に格納する
（ステップＳ１９）。次に、ジャンル解析処理部７５
が、登録夢情報に基づき、ジャンル別リンク先管理テー
ブル９３を検索し、当該会員が登録したジャンルに係る
専門家及び推奨リンク先を特定する（ステップＳ２
１）。そして、例えばジャンル解析処理部７５が、会員
情報登録テーブルの内容（会員ＩＤ、絵馬ＨＴＭＬファ
イル名、ＧＩＦファイル名）及び特定されたリンク先情
報（専門家の情報を含む）を所定の態様で表示情報管理
テーブル９５及び絵馬シャッフル管理テーブル９７に格
納する（ステップＳ２３）。

【００４５】次に情報登録処理部７３は木ＨＴＭＬファ
イルを設定する必要があるか判断する（ステップＳ２
５）。木ＨＴＭＬファイルを設定する必要がある場合と
は、会員が新たなジャンルを登録した場合と一つの木に
吊り下げることができる会員数を越えてしまって新たな
木ＨＴＭＬファイルを定義しなければならない場合であ
る。新たな木ＨＴＭＬファイルを設定する必要が無い場
合には、処理を終了する。一方、新たに木ＨＴＭＬファ
イルを設定する必要がある場合には、情報登録処理部７
３は、基本的には小分類のジャンル単位で（＝夢コード
単位で）木ＨＴＭＬファイルを作成してファイル名（又
は記憶装置９内の記憶位置等）を表示情報管理テーブル
９５及び絵馬シャッフル管理テーブル９７に格納する
（ステップＳ２７）。会員数が多くて新たな木ＨＴＭＬ
ファイルを設定しなければならない場合も小分類のジャ
ンル（夢コード）について追加の木ＨＴＭＬファイルを
作成する。但し、新たなジャンルが登録された場合、小
分類のジャンル単位ではその木に登録される会員の数が
少ないため、例えば中分類のジャンル単位で木ＨＴＭＬ
ファイルを設定する。中分類のジャンル単位では既に木
ＨＴＭＬファイルが存在している場合には、当該木ＨＴ
ＭＬファイルを用いる。会員登録と共に夢情報を登録し
なくともよい。すなわち、一旦会員ＩＤ及びパスワード
を発行し、ログイン時に夢情報を登録するような態様も
可能である。

【００４６】このような登録処理を行うことで、以下で
述べる木Ｗｅｂページ、絵馬Ｗｅｂページを構成して、
会員端末３などに表示させることができるようになる。

【００４７】次に会員が会員端末３を用いてネット絵馬
サーバ７にログインする場合の処理のフローを図１５を
用いて説明する。会員は会員端末３を操作して会員端末
３にネット絵馬サーバ７へアクセスさせる（ステップＳ
３１）。そうするとネット絵馬サーバ７の表示処理部７
１は、会員ＩＤ及びパスワードの入力要求画面を会員端
末３に送信する（ステップＳ３３）。会員端末３は、ネ
ット絵馬サーバ７からの会員ＩＤ及びパスワードの入力
要求画面を受信して表示する。そして会員は会員ＩＤ及
びパスワードを入力し会員端末３に送信させる（ステッ
プＳ３５）。ネット絵馬サーバ７の表示処理部７１は会
員ＩＤ及びパスワードを受信して、例えば会員情報登録
テーブル９１を参照して会員認証処理を実施する（ステ
ップＳ３７）。もし、受信した会員ＩＤ及びパスワード
の対が会員情報登録テーブル９１に登録されたものと同
一でなければ、「パスワードが違います」のメッセージ
を会員端末３に送信し、会員端末３はそのメッセージを
表示する（ステップＳ３９）。

【００４８】一方会員認証が成功した場合には、表示処
理部７１は会員ＩＤに基づき表示情報管理テーブル９５
を検索し、木ＨＴＭＬファイルを特定する（ステップＳ
４１）。そして、特定された木ＨＴＭＬファイル名で絵
馬シャッフル管理テーブル９７を参照する（ステップＳ
４３）。絵馬シャッフル管理テーブル９７には、木ＨＴ
ＭＬファイル名（又は記憶装置９内の記憶位置等）と絵
馬の画像ファイル（ＧＩＦファイル）名（又は記憶装置
９内の記憶位置等）が格納されているので、ログインし
た会員用の木Ｗｅｂページを構成してその情報を会員端
末３に送信する（ステップＳ４５）。

【００４９】会員端末３は木Ｗｅｂページの情報を受信
し、表示する（ステップＳ４７）。木Ｗｅｂページが表
示されると会員は、自分の絵馬をクリックする場合の処
理（ステップＳ４９から端子１へ）、同じ木の他人の絵
馬をクリックする場合の処理（ステップＳ５１から端子
２へ）、「前の木」又は「次の木」ボタンをクリックす
る場合の処理（ステップＳ５３から端子３へ）、ジャン
ルボックス内の別ジャンルをクリックする場合の処理
（ステップＳ５５から端子４へ）のいずれか選択するこ
とができる。会員端末３は、会員によるクリックを受け
付けて各処理を実施する。

【００５０】これにより会員は自分のジャンルを入力せ
ずとも自分の絵馬が吊り下げられた木を含む木Ｗｅｂペ
ージを得ることができる。すなわち、面倒な指示を必要
とせず、本サービスに対して親しみやすくなる。

【００５１】次に図１５において会員が自分の絵馬をク
リックした場合の処理（図１５の端子１以降の処理）を
図１６で説明する。会員がマウス等で自分の絵馬の画像
をクリックすると、会員端末３は、当該自分の絵馬の選
択を意味する情報をネット絵馬サーバ７に送信する（ス
テップＳ５９）。ネット絵馬サーバ７の表示処理部７１
は、当該会員の絵馬Ｗｅｂページを、表示情報管理テー
ブル９５から構成して送信する（ステップＳ６１）。表
示処理部７１は、絵馬ＨＴＭＬファイルと絵馬の画像の
ＧＩＦファイル、リンク先情報等により絵馬Ｗｅｂペー
ジを構成する。

【００５２】会員端末３は例えば図３に示されるような
絵馬Ｗｅｂページの情報をネット絵馬サーバ７から受信
して、表示する（ステップＳ６３）。絵馬Ｗｅｂページ
が表示されると会員は、バナー広告をクリックする場合
がある。会員端末３はバナー広告のクリックを受け付け
て（ステップＳ６５）、バナー広告元サーバ１３にアク
セスする（ステップＳ６７）。そうすると、バナー広告
元サーバ１３から広告内容の情報を受信する。

【００５３】また会員は推奨リンク先をクリックする場
合がある。会員端末３は推奨リンク先のクリックを受け
付けて（ステップＳ６９）、推奨リンク先サーバ１１に
アクセスする（ステップＳ７１）。推奨リンク先サーバ
１１から会員の夢に役立つ情報を受信する。以下、例え
ばバナー広告元サーバ１３とやり取りを行う。また会員
はエキスパートアドバイス希望ボタンをクリックする場
合がある。会員端末３はエキスパートアドバイス希望ボ
タン２３０のクリックを受け付けて（ステップＳ７
３）、端子５以降の処理を実施する。さらに会員はエキ
スパートホームページ・ボタン２４４をクリックする場
合がある。会員端末３はエキスパートホームページ・ボ
タン２４４のクリックを受け付け（ステップＳ７５）、
専門家サーバ１５の当該会員に関連する専門家の公開ホ
ームページにアクセスする（ステップＳ７７）。以下専
門家サーバ１５とやり取りを行う。そうすると、公開ホ
ームページの情報を専門家サーバ１５から受信する。ま
た会員は追加ボタン２２６をクリックする場合がある。
会員端末３は追加ボタンのクリックを受け付け（ステッ
プＳ７９）、端子６以下の処理を実施する。

【００５４】次に図１５において会員が他の会員の絵馬
をクリックした場合の処理（図１５の端子２以降の処
理）を図１７で説明する。会員がマウス等で他会員の絵
馬の画像をクリックすると、会員端末３は、当該他会員
の絵馬の選択を意味する情報をネット絵馬サーバ７に送
信する（ステップＳ８５）。ネット絵馬サーバ７の表示
処理部７１は、当該他会員の絵馬Ｗｅｂページを、表示
情報管理テーブル９５から構成して送信する（ステップ
Ｓ８７）。絵馬Ｗｅｂページの構成は図１６のステップ
Ｓ６１と同じである。すなわち、表示処理部７１は、絵
馬ＨＴＭＬファイルと絵馬の画像のＧＩＦファイル、リ
ンク先情報等により絵馬Ｗｅｂページを構成する。

【００５５】会員端末３は、他会員の絵馬Ｗｅｂページ
の情報を受信して、表示する（ステップＳ８９）。他会
員の絵馬Ｗｅｂページが表示されると、会員はアドバイ
スボタン２４６のクリックを行うことができる。会員端
末３は、アドバイスボタン２４６のクリックを受け付け
（ステップＳ９１）、当該アドバイスボタン２４６の選
択を意味する情報をネット絵馬サーバ７に送信する（ス
テップＳ９３）。これに対してネット絵馬サーバ７の表
示処理部７１は例えば図３のような入力用Ｗｅｂページ
を会員端末３に送信する（ステップＳ９５）。会員端末
３は、入力用Ｗｅｂページを受信して表示する（ステッ
プＳ９７）。そして会員は、アドバイスやコメントを入
力用Ｗｅｂページの入力欄に入力する。会員は、入力さ
れたアドバイスなどの情報を送信すべく登録ボタンをク
リックする。会員端末３は、入力されたアドバイスなど
の情報を登録ボタンのクリックに応じてネット絵馬サー
バ７に送信する（ステップＳ９９）。

【００５６】ネット絵馬サーバ７のコメント処理部７７
は入力アドバイス情報を受信して、コメント格納部９９
内の宛先会員の記憶領域に、他会員からのアドバイス等
として格納する（ステップＳ１０１）。ここで表示処理
部７１は、コメント格納部９９を参照して例えば図２の
ように「みんなからのアドバイス」欄２４２の先頭に登
録された入力アドバイスを含む絵馬Ｗｅｂページを構成
し、会員端末３に送信する（ステップＳ１０３）。会員
端末３はこの入力アドバイスを含む絵馬Ｗｅｂページを
受信して表示する（ステップＳ１０５）。

【００５７】他会員の絵馬Ｗｅｂページを表示すると会
員は、「前の人」又は「次の人」ボタンをクリックする
場合がある。会員端末３は前の人又は次の人ボタンのク
リックを受け付けて（ステップＳ１０７）、図１７の先
頭である端子２に移行する。また会員は、「夢の木へ」
ボタン２００を押す場合がある。会員端末３は「夢の木
へ」ボタン２００のクリックを受け付け（ステップＳ１
０９）、図１５の端子９へ移行する。

【００５８】これにより他会員とのコミュニケーション
を図ることができるようになる。

【００５９】次に図１５において会員が「前の木」又は
「次の木」ボタンをクリックした場合の処理（図１５の
端子３以降の処理）を図１８で説明する。会員がマウス
等で「前の木」又は「次の木」ボタンをクリックする
と、会員端末３は、「前の木」又は「次の木」の選択を
意味する情報をネット絵馬サーバ７に送信する（ステッ
プＳ１１３）。ネット絵馬サーバ７の表示処理部７１
は、表示情報管理テーブル９５において前又は次の木Ｈ
ＴＭＬファイルを特定し、絵馬シャッフル管理テーブル
９７を参照する（ステップＳ１１５）。そして、特定し
た木ＨＴＭＬファイルに係る木Ｗｅｂページの情報を構
成して会員端末３に送信する（ステップＳ１１７）。会
員端末３は木Ｗｅｂページの情報を受信して表示する
（ステップＳ１１９）。その後は図１５の端子７に移行
する。

【００６０】次に図１５において会員がジャンルボック
ス内の別ジャンルをクリックした場合の処理（図１５の
端子４以降の処理）を図１９で説明する。会員がマウス
等でジャンルボックスの別ジャンルを選択すると、会員
端末３は、ジャンルの選択を意味する情報をネット絵馬
サーバ７に送信する（ステップＳ１２３）。ネット絵馬
サーバ７の表示処理部７１は、選択されたジャンルから
任意の木ＨＴＭＬファイルを表示情報管理テーブル９５
から選択する（ステップＳ１２５）。そして、選択され
た木ＨＴＭＬファイル名で絵馬シャッフル管理テーブル
９７を参照し（ステップＳ１２７）、木Ｗｅｂページの
情報を構成して会員端末３に送信する（ステップＳ１２
９）。会員端末３は木Ｗｅｂページの情報を受信して表
示する（ステップＳ１３１）。この後、図１５の端子７
に移行する。

【００６１】次に会員が専門家に質問・相談を求める場
合の処理（図１６の端子５以降の処理）について図２０
乃至図２２を用いて説明する。会員がマウス等でエキス
パートアドバイス希望ボタン２３０をクリックすると、
会員端末３は、エキスパートアドバイス希望ボタン２３
０が選択されたことを意味する情報をネット絵馬サーバ
７に送信する（ステップＳ１３５）。ネット絵馬サーバ
７の表示処理部７１は、エキスパートアドバイス希望ボ
タン２３０が選択されたことに応じて、会員ＩＤ及びパ
スワードの入力を要求する画面情報を会員端末３に送信
する（ステップＳ１３７）。これは、専門家からアドバ
イス等を受けるのは会員本人自身で、専門家からのアド
バイス等を当該会員の絵馬Ｗｅｂページに反映させねば
ならないからである。

【００６２】会員端末３は、会員ＩＤ及びパスワードの
入力を要求する画面情報を受信して表示し、会員は自身
の会員ＩＤ及びパスワードを入力する。会員端末３は、
入力された会員ＩＤ及びパスワードをネット絵馬サーバ
７に送信する（ステップＳ１３９）。ネット絵馬サーバ
７の表示処理部７１は、会員ＩＤ及びパスワードを受信
し、当該受信した会員ＩＤ及びパスワードを会員情報登
録テーブル９１の情報を用いて検査する（ステップＳ１
４１）。なお、パスワードのみを入力させるような構成
とすることも可能である。この場合、他会員の絵馬Ｗｅ
ｂページでエキスパートアドバイス希望ボタン２３０が
押されて、他会員の絵馬Ｗｅｂページにエキスパートア
ドバイス希望ボタン２３０を押した会員へのアドバイス
等が登録されないようしなければならない。よって、パ
スワードの入力の元となるエキスパートアドバイス希望
ボタン２３０が設けられている絵馬Ｗｅｂページに対応
する会員ＩＤと入力されたパスワードが一致するかを検
査しなければならない場合もある。いずれにせよ、会員
認証で会員ＩＤ及びパスワードの対が正しいか確認され
る。もし、会員ＩＤ及びパスワードの対が正しくない場
合には、「パスワードが正しくありません」とのメッセ
ージを会員端末３に返信する。

【００６３】会員認証が成功すると、ネット絵馬サーバ
７の表示情報処理部７１は、質問入力画面（図３）の情
報を会員端末３に送信する（ステップＳ１４３）。会員
端末３は質問入力画面を受信し、会員は質問・相談内容
を入力する。入力された質問等の情報はネット絵馬サー
バ７に送信される（ステップＳ１４５）。ネット絵馬サ
ーバ７の表示処理部７１は、質問情報を受信して、当該
会員の専門家を表示情報管理テーブル９５等を参照して
特定し、当該質問情報（会員ＩＤを含む）と専門家を識
別する情報とを専門家サーバ１５に送信する（ステップ
Ｓ１４７）。なお、会員端末３では一旦端子８（図１
６）に戻る。

【００６４】専門家サーバ１５は、質問情報（会員ＩＤ
を含む）と専門家を識別する情報とを受信し、当該専門
家用の記憶領域に受信した質問情報を登録する（ステッ
プＳ１４９）。そして、当該専門家に質問が届いたこと
を例えば電子メール等を用いて通知する（ステップＳ１
５１）。専門家は専門家端末５を用いて質問着信の通知
を受信する（ステップＳ１５３）。そして、専門家端末
５を用いて自分のＷｅｂページをアクセスする（ステッ
プＳ１５５）。専門家サーバ１５は、専門家端末５から
アクセスに応答して、例えば認証を実施した後、当該専
門家用のＷｅｂページを送信する（ステップＳ１５
７）。専門家用のＷｅｂページは、当該専門家用の記憶
領域から質問情報を取り出して、構成する。

【００６５】この専門家用Ｗｅｂページの表示例を図２
１に示す。図２１に示した専門家用Ｗｅｂページには、
アドバイス希望一覧として、各質問内容がボタン化又は
リンクが定義された質問内容一覧フレーム２９０と、ア
ドバイス入力欄２９２と、送信ボタン２９４とが設けら
れている。本実施の形態において質問内容一覧フレーム
２９０では、これまで専門家に選択されたことのない質
問についてＮｅｗの印が付される。

【００６６】専門家は、質問内容一覧フレーム２９０に
おいて質問等に答える対象と決定した質問内容をクリッ
クする。そうすると、専門家端末５は、どの質問が選択
されたかを示す情報を専門家サーバ１５に送信する（ス
テップＳ１５９）。専門家サーバ１５は、専門家が選択
した質問の質問元となる会員ＩＤと特定し、その会員の
絵馬Ｗｅｂページの取得要求をネット絵馬サーバ７に送
信する（ステップＳ１６１）。ネットＷｅｂサーバ７の
表示処理部７１は要求された会員の絵馬Ｗｅｂページの
取得要求を受信し（ステップＳ１６３）、要求された絵
馬Ｗｅｂページを表示情報管理テーブル９５を用いて構
成し、専門家Ｗｅｂサーバ１５に送信する（ステップＳ
１６５）。専門家サーバ１５は、ネット絵馬サーバ７か
ら会員の絵馬Ｗｅｂページを受信し、専門家用Ｗｅｂペ
ージ内のフレーム向けに転送する（ステップＳ１６
７）。なお、このように会員の絵馬Ｗｅｂページ取得に
ついては専門家サーバ１５が介在しないで、直接ネット
絵馬サーバ７から取得する場合もある。

【００６７】専門家端末５は、専門家サーバ１５から会
員の絵馬Ｗｅｂページを受信して、質問内容一覧フレー
ム２９０内に表示する（ステップＳ１６９）。この状態
を図２２に示す。質問内容一覧フレーム２９０は、図２
に示した画面に置換えられている。専門家は、図２２の
ような表示画面において、その会員の絵馬Ｗｅｂページ
を参照して、アドバイスをアドバス入力欄２９２に入力
する。専門家端末５は、入力されたアドバイスを専門家
サーバ１５に送信する（ステップＳ１７１）。専門家サ
ーバ１５は、専門家サーバ１５からアドバイス入力を会
員ＩＤと共に受信し、当該専門家用の記憶領域に登録
し、そしてネット絵馬サーバ７に送信する（ステップＳ
１７３）。

【００６８】ネット絵馬サーバ７のコメント処理部７７
は、専門家によるアドバイス入力及び会員ＩＤを専門家
サーバ１５から受信し、コメント格納部９９の当該会員
ＩＤ用の記憶領域に専門家からのアドバイスであること
を識別できるように登録する（ステップＳ１７５）。こ
こで一旦処理は終了する。専門家のアドバイス入力タイ
ミングによるので、会員はリアルタイムでコメントがも
らえるとは限らない。

【００６９】会員は、例えば図１５の処理を経て、会員
端末３に自分の絵馬Ｗｅｂページへアクセスさせる（ス
テップＳ１７７）。これに対してネット絵馬サーバ７の
表示処理部７１は、コメント格納部９９と表示情報管理
テーブル９５を参照して当該会員へのアドバイスを含む
絵馬Ｗｅｂページを構成して会員端末３に送信する（ス
テップＳ１７９）。会員端末３は、アドバイスを含む絵
馬Ｗｅｂページを受信し表示する（ステップＳ１８
１）。これにより会員は専門家からのアドバイスを参照
することができるようになる。専門家からのアドバイス
を見て会員は夢の実現のための行動を行う。本実施の形
態では図１６の端子８に戻る。

【００７０】次に会員が図２の追加ボタン２２６を押し
て登録情報の追加などを行う場合における処理（図１６
の端子６以降の処理）について図２３を用いて説明す
る。会員が図２の追加ボタン２２６をクリックすると、
会員端末３は追加ボタン２２６が選択されたことを意味
する情報をネット絵馬サーバ７に送信する（ステップＳ
１８５）。これに対してネット絵馬サーバ７の表示処理
部７１は会員ＩＤ及びパスワードの入力要求画面を会員
端末３に送信する（ステップＳ１８７）。会員端末３
は、会員ＩＤ及びパスワードの入力要求画面を受信し
て、会員は会員ＩＤ及びパスワードの入力を行う。会員
端末３は、入力された会員ＩＤ及びパスワードをネット
絵馬サーバ７に送信する。

【００７１】ネット絵馬サーバ７の表示処理部７１は、
会員端末３から会員ＩＤ及びパスワードを受信し、会員
情報登録テーブル９１の情報を用いて会員認証を実施す
る（ステップＳ１８７）。なお、ここでもパスワードの
みを入力されるような構成も可能である。この場合に
は、入力されたパスワードが、元の絵馬Ｗｅｂページに
対応する会員ＩＤのパスワードであるかを確認する処理
が必要がある。

【００７２】次にネット絵馬サーバ７の情報登録処理部
７３は、会員情報登録テーブル９１にアクセスし、当該
会員の現状の登録内容を取得する。そして、登録内容を
修正可能な状態で例えば図１２と同じような画面情報を
会員端末３に送信する（ステップＳ１９３）。例えば図
１２の夢についてのコメント入力欄２７２の登録内容を
図３のような画面に含めて、会員端末３に送信するよう
な構成でもよい。会員端末３は、現状の登録内容を修正
可能な状態にした画面情報を受信し、表示する（ステッ
プＳ１９５）。会員は、会員端末３を操作して、登録内
容を追加又は修正する。会員端末３は、追加修正後の情
報をネット絵馬サーバ７に送信する（ステップＳ１９
７）。

【００７３】ネット絵馬サーバ７の情報登録処理部７３
は、追加修正後の情報を受信し、受信した追加修正後の
情報を会員情報登録テーブル９１に登録する（ステップ
Ｓ１９９）。そして、表示処理部７１は、修正・追加反
映後の当該会員の絵馬Ｗｅｂページを構成して、会員端
末３に送信する（ステップＳ２０１）。例えば、絵馬Ｈ
ＴＭＬファイルの内容を変更する等の処理を実施すれば
よい。会員端末３は、追加修正反映後の絵馬Ｗｅｂペー
ジの情報を受信し、表示する（ステップＳ２０３）。そ
の後例えば端子８（図１６）に移行する。

【００７４】このようにすれば、例えば夢に一歩近付い
たといった近況を登録し、他会員に示すことができるよ
うになる。

【００７５】次に図１を図１０のような表示に変更する
ためのシャッフル処理について説明する。このシャッフ
ルは、会員に対して本サービスに対する興味を持たせる
ための機能である。すなわち、例えば木Ｗｅｂページに
訪れる毎に自分の絵馬の画像の位置が変わり、自分の絵
馬を探すというゲーム的要素を導入できるようになる。

【００７６】この処理は例えばネット絵馬サーバ７の表
示処理部７１が実施する。なお、このようなシャッフル
処理を行う場合には、別途経過時間カウント用領域にシ
ャッフル実施時間を格納しているものとする。また図２
４に示すシャッフルのための処理は所定の周期で実施さ
れるものとする。最初に、ネット絵馬サーバ７のシステ
ムタイマを参照し、前のシャッフル実施時刻との差から
経過時間を計算する（ステップＳ２１３）。そして、例
えば２０分経過したかを判断する（ステップＳ２１
３）。２０分は一例であって他の時間を設定しても良
い。もし、２０分経過していなければ、このタイミング
では処理を終了する。一方、２０分経過していることが
判明した場合には、絵馬シャッフル管理テーブル９７の
木ＨＴＭＬに含まれるＧＩＦ−Ｎｏの順番を木ＨＴＭＬ
ブロック内で入れ替える（ステップＳ２１５）。そし
て、経過時間カウント用領域に現在時刻を格納する（ス
テップＳ２１７）。

【００７７】ステップＳ２１５の例を図２５に示す。図
２５（ａ）は変更前の絵馬シャッフル管理テーブル９７
の一部を示している。これは図９と同じである。例え
ば、２０分経過した場合ステップＳ２１５の処理を実施
し、図２５の例では、ＧＩＦ−ＮｏがＧ４の行を木ＨＴ
ＭＬファイルの木１のブロックの中で第４行目から第１
行目に移動させる。これに応じて第１行目のＧＩＦ−Ｎ
ｏがＧ１の行を第２行目に、第２行目のＧＩＦ−Ｎｏが
Ｇ２の行を第３行目に、第３行目のＧＩＦ−ＮｏがＧ３
の行を第４行目にそれぞれ移動させる。この状態は図２
５（ｂ）に示される。

【００７８】このような処理を実施すると、表示処理部
７１が会員端末３からの要求により木Ｗｅｂページを構
成して会員端末３に送信する場合に、表示処理部７１に
含まれる例えばＰｅｒｌなどによるＣＧＩスクリプトが
当該会員の絵馬の画像（ＧＩＦファイル）が含まれるべ
き木ＨＴＭＬファイルを書き換える。これを図２６に模
式的に示した。この図２６の木ＨＴＭＬファイル３００
には、イメージファイルを読み込むためのタグ３０２と
リンク先を指定するためのタグ３０４と次のイメージフ
ァイルを読み込むためのタグ３０６とが示されている。
これ以下は省略されている。この木ＨＴＭＬファイル３
００は、図２５（ａ）の木１という木ＨＴＭＬファイル
であって、図２５（ａ）の第１行目（ＧＩＦ−Ｎｏ：Ｇ
１）のＧＩＦファイル名（GIFA1.gif）がタグ３０２で
使用され、図２５（ａ）の第１行目の絵馬ＨＴＭＬファ
イル名である絵馬Ａ１（又は記憶装置９内の記憶位置
等）がタグ３０４で使用される。また、図２５（ａ）の
第２行目（ＧＩＦ−Ｎｏ：Ｇ２）のＧＩＦファイル名
（GIFD1.gif）はタグ３０６に使用されている。

【００７９】絵馬シャッフル管理テーブル９７がシャッ
フルされると、ＣＧＩスクリプトが木ＨＴＭＬファイル
３００を木ＨＴＭＬファイル３１０に修正する。この図
２６の木ＨＴＭＬファイル３１０には、イメージファイ
ルを読み込むためのタグ３１２とリンク先を指定するた
めのタグ３１４と次のイメージファイルを読み込むため
のタグ３１６とが示されている。これ以下は省略されて
いる。この木ＨＴＭＬファイル３１０は、図２５（ｂ）
の木１という木ＨＴＭＬファイルであって、図２５
（ｂ）の第１行目（ＧＩＦ−Ｎｏ：Ｇ４）のＧＩＦファ
イル名（GIFP1.gif）がタグ３１２で使用され、図２５
（ｂ）の第１行目の絵馬ＨＴＭＬファイル名である絵馬
Ｐ１（又は記憶装置９内の記憶位置等）がタグ３１４で
使用される。また、図２５（ｂ）の第２行目（ＧＩＦ−
Ｎｏ：Ｇ１）のＧＩＦファイル名（GIFA1.gif）はタグ
３１６に使用されている。このような処理を実施するこ
とにより、図１０のような木Ｗｅｂページが会員端末３
に表示される。

【００８０】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこれに限定されない。例えば、ネット絵馬
サーバ７の機能ブロック分けは一例であって、このよう
な単位でモジュール分けをしなければならないわけでは
ない。また、記憶装置９内のテーブルなどについても同
様の内容を有する別のテーブル等を保持するような構成
でもよい。さらに、専門家サーバ１５とネット絵馬サー
バ７とを別に用意するような例を示したが、専門家サー
バ１５をネット絵馬サーバ７に統合するような構成も可
能である。木Ｗｅｂページ、絵馬Ｗｅｂページについて
はＨＴＭＬファイルを用意せずにＣＧＩスクリプトで１
から作成するような構成も可能である。

【００８１】さらに、上述のシステムは通常のコンピュ
ータに専用のプログラムをインストールすることによっ
ても実現可能である。この場合、このプログラムは、例
えばフロッピー（登録商標）ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、
光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記
憶媒体又は記憶装置に格納される。尚、中間的な処理結
果はメモリに一時保管される。

【００８２】このようにユーザは、自分の夢の情報をデ
ータベースに登録でき、その情報に基づき、夢実現に向
けて、進むことができるようになる。また、同一ジャン
ルの夢を持った人との会話や情報交換を行い、お互いに
夢実現に向けて成長して行くことができる。また、夢実
現のための専門家や夢実現者からのアドバイスや、関連
施設又は関連製品などのバナー広告などを入手すること
ができ、現実的な夢実現に向けて具体的な行動を取るこ
とができるようになる。また、夢のジャンル間の参照が
自由で制限がないので、ジャンルを跨ったコミュニケー
ションができ、ユーザにとっては世界が広がり、意識向
上に繋がる。

【００８３】またサービス・プロバイダは、例えばイン
ターネット・サービス・プロバイダであって、会員ＩＤ
及びパスワード形式のメンバ制を採用すれば、加入者増
加に伴い売上増進を図ることができる。また、バナー広
告料や別のサービスへの加入も付帯的に期待することが
できる。

【００８４】（付記１）顧客の端末から当該顧客の識別
情報を受信した場合、当該顧客について予め登録された
ジャンルに属する当該顧客及び他の顧客をそれぞれ特定
するための顧客特定情報を所定の位置に配置した画面情
報を前記顧客の端末に送信する画面情報送信手段、を有
するコンピュータ・システム。

【００８５】（付記２）前記顧客特定情報が、顧客を特
定するための画像情報であって、前記顧客特定情報を配
置した画面情報が、絵馬として前記画像情報が所定の位
置に配置された木の画像情報を含むことを特徴とする付
記１記載のコンピュータ・システム。

【００８６】（付記３）前記顧客特定情報は、同一ジャ
ンルに属する所定数の顧客毎にグループ化されており、
前記画面情報に、前記顧客が登録されたジャンルにおけ
る他のグループに係る前記顧客特定情報を含む画面情報
の取得を指示するための情報を含むことを特徴とする付
記１記載のコンピュータ・システム。

【００８７】（付記４）前記顧客特定情報の選択情報を
前記顧客の端末から受信した場合、選択された前記顧客
特定情報に対応する顧客の予め登録された属性に適合し
た情報をデータ格納装置から取り出し、当該顧客用の画
面情報を構成する顧客用画面情報構成手段と、前記顧客
用画面情報構成手段により構成された画面情報を、前記
顧客の端末に送信する手段と、をさらに有する付記１記
載のコンピュータ・システム。

【００８８】（付記５）前記顧客の予め登録された属性
に適合した情報には、広告及び前記属性に関連する情報
の参照先情報のうち少なくとも何れかを含むことを特徴
とする付記４記載のコンピュータ・システム。

【００８９】（付記６）各顧客に対し他の者がコメント
を登録するための手段をさらに有し、前記顧客用の画面
情報に、登録された前記他の者からのコメントを含める
ことを特徴とする付記４記載のコンピュータ・システ
ム。

【００９０】（付記７）予め登録されたジャンルの専門
家に対して、顧客からコメントを要求するための手段を
さらに有し、前記顧客用の画面情報に、前記専門家から
のコメントを含めることを特徴とする付記４記載のコン
ピュータ・システム。

【００９１】（付記８）前記顧客からの専門家に対する
コメントの要求を受信した場合に、当該専門家に対して
当該コメントの要求を伝達する手段と、前記専門家の端
末からの要求に応じて、当該顧客用の画面情報を送信す
る手段と、前記専門家の端末からコメントの情報を受信
した場合に、当該顧客用の記憶領域に前記コメントの情
報を格納する手段と、をさらに有する付記７記載のコン
ピュータ・システム。

【００９２】（付記９）前記顧客用の画面情報に、当該
顧客について予め登録されたジャンルの専門家の公開情
報への参照情報を含むことを特徴とする付記４記載のコ
ンピュータ・システム。

【００９３】（付記１０）前記公開情報には、顧客から
のコメント要求に関する情報を含むことを特徴とする付
記９記載のコンピュータ・システム。

【００９４】（付記１１）前記画面情報送信手段は、前
記顧客特定情報の配置を所定時間毎に変更し、変更後の
画面情報を前記顧客の端末からの要求に応じて送信する
ことを特徴とする付記１記載のコンピュータ・システ
ム。

【００９５】（付記１２）顧客の識別情報が特定されて
いる状態において当該顧客により当該顧客が属するジャ
ンルが指定された場合に、前記顧客特定情報取得手段
は、指定された前記ジャンルに属する当該顧客及び他の
顧客を特定するための顧客特定情報をデータ格納装置か
ら取り出し、前記画像情報送信手段が、前記顧客特定情
報取得手段により取り出された前記顧客特定情報と、当
該顧客特定情報を所定の位置に表示させるためのテンプ
レートとを含む画面情報を前記顧客の端末に送信するこ
とを特徴とする付記１記載のコンピュータ・システム。

【００９６】（付記１３）前記木の画像が時間によって
変更されることを特徴とする付記２記載のコンピュータ
・システム。

【００９７】（付記１４）前記ジャンルは顧客の夢につ
いて規定されており、顧客登録時に、予め用意したジャ
ンル以外のジャンルを顧客が指定した場合には、顧客が
指定したジャンルを、選択肢に加える手段をさらに有す
る付記１記載のコンピュータ・システム。

【００９８】（付記１５）プログラムを記録した記録媒
体であって、前記プログラムは、コンピュータに、顧客
の端末から当該顧客の識別情報を受信した場合、当該顧
客について予め登録されたジャンルに属する当該顧客及
び他の顧客をそれぞれ特定するための顧客特定情報をデ
ータ格納装置から取り出す顧客特定情報取得ステップ
と、前記顧客特定情報取得ステップにおいて取り出され
た前記顧客特定情報を所定の位置に配置した画面情報を
前記顧客の端末に送信するステップと、を実行させるた
めのプログラムである、記録媒体。

【００９９】

【発明の効果】本発明により、特定の目的等に関連する
総合的な情報提供サービスのための技術を提供すること
ができた。

【０１００】また、特定の目的等を通じて顧客同士がコ
ミュニケーションを行うことができるようにするための
技術を提供することができた。

【０１０１】特定の目的等の顧客の属性に関連する有用
な情報を提供するための技術を提供することができた。

【０１０２】さらに、特定の目的等の顧客の属性に関連
する専門家等とのコミュニケーションを可能にするため
の技術を提供することができた。

【図面の簡単な説明】

【図１】木Ｗｅｂページの一例を示す図である。

【図２】絵馬Ｗｅｂページの一例を示す図である。

【図３】コメント入力画面の一例を示す図である。

【図４】専門家の公開ホームページの一例を示す図であ
る。

【図５】本発明のシステム概要を示す図である。

【図６】会員情報管理テーブルの一例を示す図である。

【図７】ジャンル別リンク先管理テーブルの一例を示す
図である。

【図８】表示情報管理テーブルの一例を示す図である。

【図９】絵馬シャッフル管理テーブルの一例を示す図で
ある。

【図１０】図１の絵馬の画像の配置を変更した場合の画
面例を示す図である。

【図１１】会員登録の際における処理フローを示す図で
ある。

【図１２】夢情報入力画面の一例を示す図である。

【図１３】ジャンルボックスのメニュー一覧の一例を示
す図である。

【図１４】会員情報登録処理のフローを示す図である。

【図１５】会員端末がネット絵馬サーバにアクセスした
場合の処理である。

【図１６】図１において自分の絵馬を選択した場合の処
理フローを示す図である。

【図１７】図１において他会員の絵馬が選択された場合
の処理フローを示す図である。

【図１８】図１の前の木又は次の木ボタンが押された場
合の処理フローを示す図である。

【図１９】図１のジャンルボックスで別ジャンルが選択
された場合の処理フローを示す図である。

【図２０】図２のエキスパートアドバイス希望ボタンが
押された場合の処理フローを示す図である。

【図２１】専門家用のＷｅｂページの一例を示す図であ
る。

【図２２】専門家用のＷｅｂページの変化例を示す図で
ある。

【図２３】図２の追加ボタンがクリックされた場合の処
理である。

【図２４】木Ｗｅｂページにおける絵馬の画像のシャッ
フルのための処理フローを示す図である。

【図２５】絵馬シャッフル管理テーブルの変化を示す模
式図である。

【図２６】木ＨＴＭＬファイルの変化を示す模式図であ
る。

【符号の説明】

１ネットワーク３会員端末５専門家端末
７ネット絵馬サーバ９記憶装置１１推奨リンク先サーバ１３
広告元サーバ１５専門家サーバ７１表示処理部７３情
報登録処理部７５ジャンル解析処理部７７コメント処理部９１会員情報登録テーブル９３ジャンル別リン
ク先管理テーブル９５表示情報管理テーブル９７絵馬シャッフル
管理テーブル９９コメント格納部

フロントページの続き (72)発明者平野泰宏神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番１号富士通株式会社内 (72)発明者友松猛神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番１号富士通株式会社内 (72)発明者山内千明東京都品川区南大井６丁目26番１号ニフティ株式会社内 (72)発明者黒田由美東京都品川区南大井６丁目26番１号ニフティ株式会社内 (72)発明者滝川洋行神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番１号富士通株式会社内Ｆターム(参考） 5B049 BB49 CC02 DD01 EE05 FF01 GG02 5B075 KK07 PP03 PP13 PP22 PP28 PQ02 PQ52 PQ60 PR08

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】顧客の端末から当該顧客の識別情報を受信
した場合、当該顧客について予め登録されたジャンルに
属する当該顧客及び他の顧客をそれぞれ特定するための
顧客特定情報を所定の位置に配置した画面情報を前記顧
客の端末に送信する画面情報送信手段を有するコンピュ
ータ・システム。
【請求項２】前記顧客特定情報が、顧客を特定するため
の画像情報であって、前記顧客特定情報を配置した画面情報が、絵馬として前
記画像情報が所定の位置に配置された木の画像情報を含
むことを特徴とする請求項１記載のコンピュータ・シス
テム。
【請求項３】前記顧客特定情報の選択情報を前記顧客の
端末から受信した場合、選択された前記顧客特定情報に
対応する顧客の予め登録された属性に適合した情報をデ
ータ格納装置から取り出し、当該顧客用の画面情報を構
成する顧客用画面情報構成手段と、前記顧客用画面情報構成手段により構成された画面情報
を、前記顧客の端末に送信する手段と、をさらに有する請求項１記載のコンピュータ・システ
ム。
【請求項４】前記顧客の予め登録された属性に適合した
情報には、広告及び前記属性に関連する情報の参照先情
報のうち少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求
項３記載のコンピュータ・システム。
【請求項５】各顧客に対し他の者がコメントを登録する
ための手段をさらに有し、前記顧客用の画面情報に、登録された前記他の者からの
コメントを含めることを特徴とする請求項３記載のコン
ピュータ・システム。
【請求項６】予め登録されたジャンルの専門家に対し
て、顧客からコメントを要求するための手段をさらに有
し、前記顧客用の画面情報に、前記専門家からのコメントを
含めることを特徴とする請求項３記載のコンピュータ・
システム。
【請求項７】前記顧客からの専門家に対するコメントの
要求を受信した場合に、当該専門家に対して当該コメン
トの要求を伝達する手段と、前記専門家の端末からの要求に応じて、当該顧客用の画
面情報を送信する手段と、前記専門家の端末からコメントの情報を受信した場合
に、当該顧客用の記憶領域に前記コメントの情報を格納
する手段と、をさらに有する請求項６記載のコンピュータ・システ
ム。
【請求項８】前記画面情報送信手段は、前記顧客特定情報の配置を所定時間毎に変更し、変更後
の画面情報を前記顧客の端末からの要求に応じて送信す
ることを特徴とする請求項１記載のコンピュータ・シス
テム。
【請求項９】前記木の画像情報が時間によって変更され
ることを特徴とする請求項２記載のコンピュータ・シス
テム。
【請求項１０】プログラムを記録した記録媒体であっ
て、前記プログラムは、コンピュータに、顧客の端末から当該顧客の識別情報を受信した場合、当
該顧客について予め登録されたジャンルに属する当該顧
客及び他の顧客をそれぞれ特定するための顧客特定情報
をデータ格納装置から取り出す顧客特定情報取得ステッ
プと、前記顧客特定情報取得ステップにおいて取り出された前
記顧客特定情報を所定の位置に配置した画面情報を前記
顧客の端末に送信するステップと、を実行させるためのプログラムである、記録媒体。