JP2002032069A - 表示制御装置、表示制御方法および記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法および記憶媒体

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JP2002032069A JP2000215915A JP2000215915A JP2002032069A JP 2002032069 A JP2002032069 A JP 2002032069A JP 2000215915 A JP2000215915 A JP 2000215915A JP 2000215915 A JP2000215915 A JP 2000215915A JP 2002032069 A JP2002032069 A JP 2002032069A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見やすくかつ用途に応じて表示を分類する、
機能的な表示装置を実現できる表示制御装置を提供す
る。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数の画像信
号源1a、2aから入力した映像信号を画像表示装置3
0の画像表示部36の画面に表示する際、画面上の仮想
表示領域に関する表示領域設定情報を表示領域設定記憶
部47に記憶しておき、メモリ制御部33はこの記憶さ
れた表示領域設定情報にしたがって、映像信号を仮想表
示領域に配置するための画像変換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置、表
示制御方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信技術の発達により、オフィス
でのネットワーク化が進み、PCを中心に様々な機器が
相互に接続され、機能の共有化が実現されるようになっ
た。近年では、HAViやJini規格に代表されるよ
うな、IEEE1394やUSBあるいは無線インター
フェースを用いた機器間の通信の規格化により家庭内の
あらゆる機器に対してもネットワーク化の基礎ができ上
がりつつある。
【0003】一方、以前ではTVセットやパーソナルコ
ンピュータ(PC)のディスプレイ装置は、全く別物で
あったが、相互の融合化が進み、PCの画像を表示でき
るTVやTV信号を入力できるPCのディスプレイ装置
が現れてきた。
【0004】さらに、ワイド対応のテレビやプラズマデ
ィスプレイ、リア型プロジェクションTVや投射型のプ
ロジェクタなどの大画面の表示装置では、映画、TV、
ホームビデオ、プレゼンテーション、TV会議、各種資
料の表示など、さまざまな映像ソースをオフィスや家庭
で利用する場面が増加している。このような中で、ディ
スプレイ装置には、1つの画面内に複数の異なる画像信
号源の画像を画面内に分割して表示するマルチ画面表示
機能が要求されている。
【0005】図25は従来の一般的なディスプレイ装置
としてのパーソナルコンピュータ用のディスプレイ装置
の構成を示すブロック図である。図において、801は
画像信号源としてのPCである。815は表示装置とし
てのPC用のディスプレイ装置である。ここでは、デジ
タルデータとして画像信号を伝送するディスプレイ装置
が示されている。
【0006】画像信号源801において、802はCP
U(中央演算装置)である。803はこのCPU802
の制御信号を各部に伝えると共に、全体のデータバスお
よび制御バスを制御するバスコントロール部である。8
11aは各部を接続するデータバスおよび制御バスから
なるシステムバス配線である。811bはCPU802
およびバスコントロール部803間のバス配線である。
【0007】804はこのPC801のメインメモリで
ある。805はハードディスクなどの記録媒体である。
806はディスプレイ用の画像信号を作成するグラフィ
ック描画部であり、ここで、ディスプレイへの出力画像
属性(解像度、画素周波数、画面の更新周波数、ガンマ
特性、階調数、色特性など)に合わせた出力を行う。
【0008】807はグラフィック描画部806の画像
処理時に用いられる画像メモリである。811eはグラ
フィック描画部806および画像メモリ807間のデー
タバスおよび制御バスである。808はグラフィック描
画部806で作成された画像信号をディスプレイ装置8
15に伝送するための画像送信部である。画像送信部8
08は、具体的に、ディスプレイの規格化団体DDWG
(Digital Display Working
Group)が策定したDVI(degital vi
deo interface)規格などを採用したTM
DS規格の送信素子や、IEEE1394の送信素子な
どの伝送素子、MPEG画像を圧縮したり、部分書き変
え信号を作成するエンコード素子などで構成される。
【0009】810はディスプレイ装置およびPC間で
通信を行うDDC通信部である。ここで、ディスプレイ
装置およびPC間での通信に関しては、DDC(Dis
play Data Channel)という標準が知
られている。DDCとは、ディスプレイ関連の標準化団
体であるVESA(Video・Electronic
・Standard・Association)が勧告
した、コンピュータが表示装置を認識および制御するた
めのやりとりの標準である。この通信方法に則って、同
じくVESAが標準化したEDID(Extended
Display Identification D
ata)形式のディスプレイの表示属性情報がディスプ
レイ側からPC側に伝送される。これについては、Ex
tended Display Identifica
tion Data Standard versio
n3(Revision Date November
13,1997)として標準書が発行されている。
【0010】811cはDDC通信部810からの信号
をグラフィック描画部806に伝送するための配線群で
ある。DDC通信部810はCPU802によって制御
される。
【0011】ディスプレイ装置815において、817
はディスプレイ装置815を制御するマイコン部であ
る。825aはこのマイコン部817からの制御バスお
よびデータバスからなる配線群である。818は画像送
信部808から伝送されたTMDS規格等の画像信号を
受信し、RGB各色8ビットなどの信号処理に適したフ
ォーマットに変換する画像受信部である。
【0012】819はPC801からの画像の画素数を
ディスプレイ装置815の表示画素数に合わせるため
に、解像度変換や画面更新周波数の変換を行う解像度変
換部である。820は画像メモリである。825eは解
像度変換部819および画像メモリ820間のデータバ
スおよび制御バスである。821は画像表示部822に
用いられる液晶やCRTなどの特性に合わせてガンマ特
性や色特性などを変換したり、オンスクリーンディスプ
レイなどの文字表示を行う画像表示用処理部である。8
22は液晶、CRT、PDP、EL、LEDなどの素子
で構成される画像表示部である。
【0013】824はDDC通信を行うDDC通信部で
ある。825b〜825dは画像データバスである。ま
た、マイコン部817には、一部機能として実現される
解像度判別部823が設けられている。809a、80
9bはこの解像度判別に関する制御信号の流れである。
814aおよび814bはPC801およびディスプレ
イ装置815間を接続する配線であり、814aは画像
信号の配線、814bはDDC通信の配線である。通
常、配線814aおよび814bは1つの画像専用ケー
ブルにまとめられる。
【0014】このように、従来のPC用のディスプレイ
装置は、基本的に画像を出力するPCと1対1で接続さ
れていた。表示画面の表示領域は、次のように決定され
る。PC801の起動時、あるいはPC801とディス
プレイ装置815の接続検出時、DDC通信によりディ
スプレイの表示属性であるEDIDデータをディスプレ
イ装置のDDC通信部824からホスト側のPCのDD
C通信部810に伝える。
【0015】EDIDデータには、ディスプレイが表示
可能な解像度などの表示属性のリストが記述されてい
る。PC801はこのEDIDデータをCPU802で
読み取り、出力画像の解像度をリストから選択してグラ
フィック描画部806に設定し、その画像を画像送信部
808で送信する。
【0016】ディスプレイ装置815は、画像受信部8
18で受信した画像信号の解像度を解像度判別部823
で判別し、入力解像度が表示領域に適していない場合、
解像度変換部819を制御して解像度の変換を行い、画
面の物理的な画素数に一致させる。その後、画像表示用
処理部821でガンマ補正、色特性、輝度調整などの画
像処理を行い、画像表示部822で表示を行う。
【0017】図26は現在策定が進められているHAV
iやJiniといった家庭内の機器間の通信規格におけ
る各機器間の接続形態を示す図である。図において、9
01および913はデジタル放送の受信可能なデジタル
テレビ(DTV_A,DTV_B)である。デジタルテ
レビ901はセットトップボックス902を介してIE
EE1394などのネットワークに接続され、セットト
ップボックス902とはD端子などの画像専用のケーブ
ル919で接続される。
【0018】また、デジタルテレビ913はIEEE1
394デコーダを内蔵しているので、直接、ネットワー
クに接続される。904はPC(PC_A)である。9
03はそのディスプレイ装置(PC Display_
A)である。918aは専用画像ケーブルである。同様
に、910はPC(PC_B)である。909はそのデ
ィスプレイ装置(PCDisplay_B)である。9
18bはその専用画像ケーブルである。ここで、PC
(PC_A)904およびPC(PC_B)910はI
EEE1394に接続される。IEEE1394はディ
スプレイ装置への画像信号ではなく、その他の信号の伝
送に使用される。
【0019】その他、905は別系統のデジタルテレビ
のチューナ(DTV TUNER)である。906はデ
ジタルビデオ(DV)である。911はDVDディスク
プレーヤ(DVD)である。912は番組録画のための
ハードディスクからなるサーバ(HDD)である。これ
らのAV機器はIEEE1394で接続されており、相
互に接続して画像信号をやり取りする。
【0020】914は公衆網915に接続されるモデム
(modem)である。916は公衆網に接続される電
話回線などである。907および908はIEEE13
94信号を分岐して接続するためのハブである。917
a〜917jはIEEE1394規格の通信線である。
【0021】このように接続された家庭内ネットワーク
において、デジタルテレビ901、913を用い、様々
なソース(DTV TUNER、DV、DVD、HD
D)をユーザが離れた場所から使用可能な環境を実現で
きる。
【0022】こうした家庭用のネットワーク化の動き
は、AV機器に限らず家庭内の全ての機器に対して進ん
でおり、例えば、白物家電とよばれる冷蔵庫、洗濯機、
電子レンジ、エアコン、パソコン周辺機器(FAX、プ
リンタ、デジカメ等)、携帯端末等も視野に置かれてい
る。
【0023】こうした動きの中で、これらの機器から出
力される画像情報をネットワーク上で直接、やり取りし
てディスプレイ上にマルチ表示を行うことが考えられ
る。
【0024】現在、AV機器からのデジタルチューナや
DVDの映像信号をネットワーク経由でディスプレイ装
置に表示することが中心であるが、将来的には白物家電
の制御画像等も同じディスプレイ装置上に表示してコン
トロールすることや、パソコン周辺機器からのアプリケ
ーション画像を直接、ディスプレイ装置に伝送して表示
を行うことが行われると予想される。
【0025】最近では、携帯電話のカラー表示化、多機
能化、PDA(パーソナルデータアシスタント)と呼ば
れる携帯型の情報端末の高性能化に伴い、こうした携帯
端末がインターネットやPCとの間で通信を経由して画
像を取得する機会が増えている。将来的には、これらの
携帯端末の画像もネットワーク経由で直接、ディスプレ
イ装置に伝送して表示を行うことにより、携帯端末の家
庭内やオフィス内での用途も飛躍的に広がると考えられ
る。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在の
PC用ディスプレイ装置は、PCと専用ケーブルで1対
1に接続され、表示画面解像度(画素数)に対する入力
信号の解像度(画素数)の比率を基に、解像度変換して
全画面表示する構成になっているので、異なる複数の機
器からの画像を同一表示装置上に混在して表示する場合
を想定していない。
【0027】また、AV機器では、複数の画像をマルチ
画面で表示する機能を有したTVが知られているが、こ
れらは全てDVD、ビデオカメラ、TVチューナなどの
Video系の画像であり、Video系以外の異なる
表示フォーマットや、表示用途を持った複数の機器から
の画像を同一表示装置上に混在して表示する場合を想定
していない。
【0028】このため、多種多様な画像信号源の画像
(例えば、デジタルカメラ、PDA、携帯電話からの画
像信号や制御画像、白物家電の制御画像など)を整理し
て表示することができなかった。
【0029】また、ネットワーク独特の多対一や多対多
の接続において、新規の画像入力や同一信号源からの信
号属性の変化に柔軟に対応できないという問題があっ
た。
【0030】例えば、1つのPC上でそれぞれのアプリ
ケーション画像(例えば、TV電話の画像、ネットワー
クを介した文字通信(チャット)、デジタルカメラの画
像表示など)に適したウインドウの領域をユーザが設定
することは可能であるが、こうしたアプリケーションに
対して表示属性を設定する方式では、新しい入力を接続
して表示する場合、その都度、自分でウインドウの領域
を画面上に設定しなくてはならない。
【0031】また、一旦設定した場合、その信号源の出
力が変化しても、同じ設定で表示し続けてしまう。
【0032】さらに、セットトップボックス(SETT
OPBOX)や多画面TVのように、入力系統やチャン
ネル毎に適したウインドウの表示領域を設定する方法も
知られているが、こうした表示装置の入力系統やチャン
ネルに対して表示属性を設定する方式でも、同じ入力系
統やチャンネルに新しい画像入力や信号源の出力の変化
がある場合には対応できず、絶えずユーザ設定を必要と
していた。
【0033】そこで、本発明は、見やすくかつ用途に応
じて表示を分類する、機能的な表示装置を実現できる表
示制御装置、表示制御方法および記憶媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0034】また、本発明は、ネットワーク独特の多対
1や多対多の接続における新規の画像入力や同一信号源
からの信号属性の変化にも柔軟に対応でき、ユーザが扱
いやすいネットワーク型の表示装置を実現できる表示制
御装置、表示制御方法および記憶媒体を提供することを
他の目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の表示制御装置は、複数の
信号源からの映像信号が入力する少なくともひとつの映
像入力手段を備え、前記入力した映像信号を仮想表示領
域に表示する表示制御装置において、前記仮想表示領域
に関する表示領域設定情報を記憶する表示領域設定情報
記憶手段と、該記憶された表示領域設定情報にしたがっ
て、前記映像信号を前記仮想表示領域に配置するための
画像変換を行う画像変換手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0036】また、前記映像信号に付加された識別信号
を取得する識別信号取得手段と、該取得した識別信号お
よび前記表示領域設定情報を基に画像変換情報を作成す
る画像変換情報作成手段とを備え、前記画像変換手段
は、前記作成された画像変換情報にしたがって、前記映
像信号を前記仮想表示領域に配置するための画像変換を
行うことが好ましい。
【0037】さらに、前記映像信号の属性情報を取得す
る属性情報取得手段と、該取得した属性情報および前記
表示領域設定情報を基に画像変換情報を作成する画像変
換情報作成手段とを備え、前記画像変換手段は、前記作
成された画像変換情報にしたがって、前記映像信号を前
記仮想表示領域に配置するための画像変換を行うことが
好ましい。
【0038】また、前記映像信号に付加された識別信号
を取得する識別信号取得手段と、前記映像信号の属性情
報を取得する属性情報取得手段と、前記取得した識別信
号、属性情報および前記表示領域設定情報を基に、前記
識別信号に応じた画像変換情報を作成する画像変換情報
作成手段とを備え、前記画像変換手段は、前記作成され
た画像変換情報にしたがって、前記映像信号を前記仮想
表示領域に配置するための画像変換を行うことが好まし
い。
【0039】さらに、前記識別信号は、前記信号源に与
えられた識別信号であることが好ましい。
【0040】また、前記識別信号は、前記信号源に与え
られた通信アドレスであることが好ましい。
【0041】さらに、前記識別信号は、前記信号源の出
力モード毎に与えられた識別信号であることが好まし
い。
【0042】また、前記識別信号は、前記信号源の出力
モード毎に与えられた通信アドレスであることが好まし
い。
【0043】さらに、前記識別信号は、前記信号源の出
力チャンネル毎に与えられた識別信号であることが好ま
しい。
【0044】また、前記識別信号は、前記信号源の出力
チャンネル毎に与えられた通信アドレスであることが好
ましい。
【0045】さらに、前記識別信号は、前記映像信号に
与えられた識別信号であることが好ましい。
【0046】また、前記識別信号は、前記映像信号に与
えられた通信アドレスであることが好ましい。
【0047】さらに、前記識別信号は、前記信号源の使
用者に与えられた識別信号であることが好ましい。
【0048】また、前記識別信号は、前記信号源の使用
者に与えられた通信アドレスであることが好ましい。
【0049】さらに、前記属性情報は、前記映像信号と
ともに前記信号源から送信された情報であることが好ま
しい。
【0050】また、前記属性情報は、前記映像信号から
抽出された情報であることが好ましい。
【0051】さらに、前記画像変換情報は、前記映像信
号が配置される仮想表示領域の大きさを設定する情報で
あることが好ましい。
【0052】また、コンピュータの画像表示用として用
いることが好ましい。
【0053】さらに、前記映像信号を表示する画像表示
手段を備えた画像表示装置に適用されることが好まし
い。
【0054】また、画像表示装置に映像信号を出力する
画像処理装置に適用されることが好ましい。
【0055】請求項21に記載の表示制御方法は、複数
の信号源から入力した映像信号の少なくとも1つを画面
上の仮想表示領域に表示する表示制御方法において、前
記仮想表示領域に関する表示領域設定情報を記憶する工
程と、該記憶された表示領域設定情報にしたがって、前
記映像信号を前記仮想表示領域に配置するための画像変
換を行う工程とを有することを特徴とする。
【0056】また、前記表示制御方法は、前記映像信号
に付加された識別信号を取得する工程と、該取得した識
別信号および前記表示領域設定情報を基に画像変換情報
を作成する工程と、前記作成された画像変換情報にした
がって、前記映像信号を前記仮想表示領域に配置するた
めの画像変換を行う工程とを有することが好ましい。
【0057】また、前記表示制御方法は、前記映像信号
の属性情報を取得する工程と、該取得した属性情報およ
び前記表示領域設定情報を基に画像変換情報を作成する
工程と、前記作成された画像変換情報にしたがって、前
記映像信号を前記仮想表示領域に配置するための画像変
換を行う工程とを有することが好ましい。
【0058】また、前記表示制御方法は、前記映像信号
に付加された識別信号を取得する工程と、前記映像信号
の属性情報を取得する工程と、前記取得した識別信号、
属性情報および前記表示領域設定情報を基に、前記識別
信号に応じた画像変換情報を作成する工程と、前記作成
された画像変換情報にしたがって、前記映像信号を前記
仮想表示領域に配置するための画像変換を行う工程とを
有することが好ましい。
【0059】請求項25に記載の記憶媒体は、表示制御
装置を制御するコンピュータによって実行され、複数の
信号源から入力した映像信号を画面上の仮想表示領域に
表示するプログラムが格納された記憶媒体において、前
記プログラムは、前記仮想表示領域に関する表示領域設
定情報を記憶する手順と、該記憶された表示領域設定情
報にしたがって、前記映像信号を前記仮想表示領域に配
置するための画像変換を行う手順とを含むことを特徴と
する。
【0060】また、前記プログラムは、前記映像信号に
付加された識別信号を取得する手順と、該取得した識別
信号および前記表示領域設定情報を基に画像変換情報を
作成する手順と、前記作成された画像変換情報にしたが
って、前記映像信号を前記仮想表示領域に配置するため
の画像変換を行う手順とを含むことが好ましい。
【0061】また、前記プログラムは、前記映像信号の
属性情報を取得する手順と、該取得した属性情報および
前記表示領域設定情報を基に画像変換情報を作成する手
順と、前記作成された画像変換情報にしたがって、前記
映像信号を前記仮想表示領域に配置するための画像変換
を行う手順とを含むことが好ましい。また、前記プログ
ラムは、前記映像信号に付加された識別信号を取得する
手順と、前記映像信号の属性情報を取得する手順と、前
記取得した識別信号、属性情報および前記表示領域設定
情報を基に、前記識別信号に応じた画像変換情報を作成
する手順と、前記作成された画像変換情報にしたがっ
て、前記映像信号を前記仮想表示領域に配置するための
画像変換を行う手順とを含むことが好ましい。
【0062】
【発明の実施の形態】本発明の表示制御装置、表示制御
方法および記憶媒体の実施の形態を図面を参照して説明
する。
【0063】[第1の実施形態]図1は複数台の画像信
号源に接続されたディスプレイ装置の構成を示すブロッ
ク図である。図2は画像信号源の構成を示すブロック図
である。ここでは、説明を簡単にするため、ネットワー
クに接続された複数の機器のうち、3台の機器の構成だ
けを示す。
【0064】図において、1a、1bは2台の画像信号
源1、2としてのパーソナルコンピュータ(PC)、D
VD、デジタルテレビ用チューナ、携帯機器などの画像
を出力する装置、あるいはエアコン、給湯器、電子レン
ジ、冷蔵庫などの白物家電の制御画像を出力する装置な
どであり、これらの構成の一例を示している。
【0065】一方、30は画像表示装置(ディスプレイ
装置)である。本実施形態では、デジタル信号により画
像信号および音声信号を受信するディスプレイ装置が使
用される。
【0066】図2において、符号Xa(X=2,3・・・)の添字
aは、画像信号源1aの各部であることを示しており,
符号Xb(X=2,3・・・)の添字bは、画像信号源1bの各部
であることを示している。
【0067】画像信号源1a、1bにおいて、2a、2
bはCPU(中央演算装置)である。3a、3bはCP
U2a、2bの制御信号を各部に伝えると共に、全体の
データバスおよび制御バスを制御するバスコントロール
部である。20a、20bは各部を接続するデータバス
および制御バスからなるシステムバス配線である。
【0068】21a、21bはそれぞれCPU2aおよ
びバスコントロール部3a間、CPU2bおよびバスコ
ントロール部3b間のバス配線である。4a、4bは各
PCのメインメモリである。5a、5bはハードディス
クなどの記録媒体である。
【0069】6a、6bはディスプレイ用の画像信号を
作成するグラフィック描画部であり、ディスプレイへの
出力画像属性(解像度、画素周波数、画面の更新周波
数、ガンマ特性、階調数、色特性など)に合わせた出力
を行う。7a、7bはグラフィック描画部6a、6bの
画像処理時に用いられる画像メモリである。22aはグ
ラフィック描画部6aと画像メモリ7a間のデータバス
および制御バスであり、22bは、グラフィック描画部
6bと画像メモリ7b間のデータバスおよび制御バスで
ある。
【0070】23はPC1a、1bおよびディスプレイ
装置30間の画像信号および音声信号の伝送線路であ
る。24はPC1a、1bおよびディスプレイ装置30
間のDDC通信などの通信信号の伝送線路である。10
a、10bは通信部であり、EDID情報などの画像属
性情報やエラー信号などとともに、ディスプレイ装置3
0からの情報量制御信号を受信する。11a、11bは
EDID情報記憶部であり、取得したディスプレイ装置
30の表示属性情報としてのEDID情報を格納する。
【0071】8a、8bは、送出する画像信号および音
声信号に識別信号を付加する識別信号付加部である。こ
こで、識別信号は、画像信号源や信号源の使用者に対し
て与えた通信アドレスや識別番号(ID)、あるいは画
像信号自身に与えられた通信アドレスや識別番号(I
D)などであり、画像信号の送出先を表示装置やネット
ワーク上の画像受信装置に通知する信号である。
【0072】9a、9bは、グラフィック描画部6a、
6bで作成された画像信号、および音源部で作成された
音声信号をディスプレイ装置30に伝送する画像・音声
送信部であり、グラフィック描画部からの画像信号(た
とえばRGB各8ビット、計24ビットの信号)をTM
DS信号やIEEE1394信号などの有線、あるいは
無線の通信伝送方式に変換して通信する。また、画像・
音声送信部9a、9bは、画像や音声情報をMPEG信
号、JPEG信号等の圧縮信号や部分書き換え信号、あ
るいはHTML形式やXML形式などの異なる形式の信
号に変換する機能を有する場合もある。
【0073】12a、12bは画像制御部であり、ディ
スプレイ装置30から受信したEDID情報を受け、グ
ラフィック描画部6a、6bを制御する。13a、13
bは画像属性情報作成部であり、送信する画像の画像属
性情報を作成する。ここで、画像属性情報とは、伝送方
式、画像フォーマット形式、画像の解像度、画像の大き
さ、画像の更新情報、信号源情報などである。尚、画像
制御部12a、12b、画像属性作成部13a、13b
は、CPU内部の処理によって実現される機能を表す。
【0074】29a、29bは通信部10a、10bか
らEDID情報記憶部11a、11bへのEDID情報
の流れを示す。25a、25bは画像制御部12a、1
2bからグラフィック描画部6a、6bへの制御信号の
流れを示す。27a、27bは画像制御部12a、12
bから画像属性作成部13a、13bへの画像制御内容
の情報の流れを示す。26a、26bはグラフィック描
画部6a、6bから画像・音声送信部9a、9bへの画
像・音声情報の流れを示す。
【0075】28a、28bは画像属性作成部13a、
13bから画像・音声送信部9a、9bへの画像属性情
報の流れを示している。また、14a、14bが、画像
・音声情報とともに送出する識別信号の流れである。
【0076】ディスプレイ装置30において、31はデ
ィスプレイ装置30を制御するマイコン部31である。
50はマイコン部31からの制御バスおよびデータバス
からなる配線群である。32は画像・音声送信部9a、
9bから伝送された画像信号および音声信号を受信する
とともに、TMDSやIEEE1394などの伝送形式
の信号や、MPEGや部分書き換え信号などの圧縮形式
の信号をRGB各8ビット計24ビットの信号に復号す
る画像・音声受信部である。また、HTML形式やXM
L形式の信号を受信して、グラフィック描画命令に展開
するためにCPUに対して転送機能を有する場合もあ
る。
【0077】33は入力した複数の画像信号をディスプ
レイ装置30の仮想表示領域に配置するための座標変
換、解像度変換、およびこれら各画像の合成を行うメモ
リ制御部である。また、このメモリ制御部において、C
PUの指示にしたがってグラフィック描画も行われる。
34はメモリ制御部33の信号処理に用いられる画像メ
モリである。
【0078】51はこの画像メモリ34のデータバスお
よび制御バスからなる配線群である。35は画像表示部
36に用いられる液晶やCRTなどの特性に合わせて、
ガンマ特性や色特性などを変換したり、オンスクリーン
ディスプレイなどの文字表示を行う画像表示用処理部で
ある。36は液晶、CRT、PDP、EL、LEDなど
の素子で構成される画像表示部である。52、53、5
4は画像のデータバスである。37は受信した音声信号
をスピーカ38で再生するための信号に変換したり、増
幅を行う音声処理部である。38がスピーカである。5
5は音声処理部37およびスピーカ38間の配線であ
る。
【0079】40は通信部であり、EDID情報などの
表示属性情報やエラー信号を画像信号源側に送信する。
43はディスプレイ装置固有の表示属性であるEDID
情報を格納するEDID情報格納部である。
【0080】39は表示装置のさまざまな設定を行うた
めに用いられる、本体の操作部、マウス、キーボード、
リモコンなどのユーザ入力部である。47はユーザ入力
部39からユーザによって設定された表示領域設定を記
憶する表示領域設定記憶部である。
【0081】44は画像・音声受信部32で検出した各
入力画像信号に付随した識別信号を取得する入力信号・
識別信号取得部である。45は画像・音声受信部32で
検出した各入力画像信号に付随した属性信号を取得す
る、あるいは画像・音声受信部32により得られた画像
情報から属性信号を演算により抽出する入力信号属性取
得部である。41は入力信号の属性情報を入力信号の識
別信号に対して記憶する入力信号属性記憶部である。
【0082】46は表示領域設定情報、映像信号の識別
信号および入力信号属性情報を基に、メモリ制御部にお
いて複数の入力信号を分類し、適当な画像表示領域に座
標変換するための画像変換情報を作成する画像変換情報
作成部である。42は入力信号の識別信号に対してこの
画像変換情報を記憶する画像変換情報記憶部である。入
力信号・識別信号取得部44、入力信号属性取得部45
および画像変換情報作成部46は、マイコン部31内の
処理によって実現される機能を表す。
【0083】56は画像・音声受信部32で受信した入
力信号の流れを示す。57は検出した入力識別信号の流
れを示す。58は検出あるいは抽出した入力属性信号の
流れを示す。59は入力信号属性記憶部41から画像変
換情報作成部46への入力属性情報の流れを示す。60
は表示領域設定記憶部47からの表示領域設定情報の流
れを示す。61は画像変換情報記憶部42および画像変
換情報作成部46間の画像変換情報の双方向の流れを示
す。62はEDID情報格納部43から画像変換情報作
成部46へのEDID情報の流れを示す。63はEDI
D情報格納部43から通信部40へのEDID情報の流
れを示す。
【0084】23は画像・音声信号を伝送する伝送線路
である。24は制御信号の伝送線路である。図において
は、伝送路23、24は別々に示されているが、実際に
はTMDSやIEEE1394などの信号線を用い、カ
スケード接続あるいはツリー接続を行った同一のネット
ワーク通信線路上で同一の送受信部により通信が行われ
る場合もある。
【0085】図3は画像信号源1a、1bから送信され
る画像信号の構成を示す図である。図において、H1は
受信先の通信アドレスであり、例えば画像表示装置30
に対して与えられた通信アドレスや識別番号(ID)、
あるいは画像表示装置30のチャンネルやウインドウ画
面に対して与えられた通信アドレスや識別番号(ID)
などである。受信先の通信アドレスH1はaバイト、例
えば4バイト程度の大きさの信号である。
【0086】H2は送信元の通信アドレスであり、画像
信号源に対して与えられた通信アドレスや識別番号(I
D)、あるいは画像信号自身に与えられた通信アドレス
や識別番号(ID)である。送信元の通信アドレスH2
はbバイト、例えば4バイト程度の大きさの信号であ
る。前述した画像表示装置30で検出される入力識別信
号は、この部分のデータに相当する。
【0087】H6は画像情報部分であり、画像属性H3
および画像データH4から構成される。画像属性H3は
画像信号の属性情報部分であり、画像データH4は画像
データ部分である。入力画像の属性情報は、画像属性H
3に記述された内容を読み取ったものや、あるいは画像
データH4から演算等により抽出された情報として得ら
れる。本実施形態では、画像属性はcバイト、画像デー
タH4はdバイトの大きさであるが、実際のデータ量は
画像の種類や、伝送方式、圧縮方式により大きく異な
る。
【0088】H5はデータの終了などを示す部分、例え
ばチェックサム部分であり、eバイト、実際は1バイト
程度の大きさである。
【0089】図4〜図10に画像表示装置30の表示例
を示す。本実施例では、簡単化のため、図2に2台の信
号源を示しているが、実際にはネットワーク上に以下に
説明する5台の画像信号源が接続されていると仮定して
いる。
【0090】図4は画像表示装置30の表示画面を示す
図である。F1はQXGA(2048x1536画素)
の画素数を有する画像表示装置30の表示領域全体を示
す。この画像表示装置30は、複数の表示チャンネルお
よび複数の表示ウインドウをメモリ上に仮想設定可能で
あり、これらを組み合わせて、物理的な表示領域である
2048x1536の画素の画面表示を行う。
【0091】本実施形態では、表示チャンネルを2チャ
ンネルに設定し、各チャンネルの表示ウインドウを4ウ
インドウ表示可能に設定し、PCおよびVideo系の
画像をチャンネル1に分類して表示し、一方、白物家電
の制御画像をチャンネル2に分類して表示する。
【0092】図4は表示チャンネル1の表示例であり、
図5〜図7はその説明図である。図5はPC1によって
表示されるインターネット画像を示す図である。図中、
F5はPC1の画面を示す。図6はPC2によって表示
されるインターネット画像を示す図である。図中、F6
はPC2の画面を示す。図7はデジタルテレビ用のチュ
ーナによって表示されるHDTV画像を示す図である。
図中、F7はデジタルテレビ用のチューナの画面を示
す。
【0093】画像表示装置30に入力されたこれらの画
像は、図4の4分割された画面の各領域に座標変換およ
びQXGAの1/4の画像サイズに解像度変換(倍率変
換)されて表示されている。ここで、前述したように、
F1は表示チャンネル1全体(表示領域全体)を示す。
F2は表示チャンネル1のウインドウ1を示し、F3は
表示チャンネル1のウインドウ2を示し、F4は表示チ
ャンネル1のウインドウ3を示す。
【0094】また、図10は表示チャンネル2の表示例
であり、図8〜図9はその説明図である。図8はエアコ
ンが出力する制御画像を示す図である。図中、F8は制
御画像を示している。図9は給湯器が出力する制御画像
を示す図である。図中、F9は制御画像を示している。
【0095】図10は画像表示装置30の表示画面を示
す図である。これらの制御画像を受信した画像表示装置
30は、4分割された画面の各領域に座標変換およびQ
XGAの1/4の画像サイズに解像度変換(倍率変換)
された各制御画像を表示する。図中、F10は表示チャ
ンネル全体2を示し、F11は表示チャンネル2のウイ
ンドウ1を示し、F12は表示チャンネル2のウインド
ウ2を示す。
【0096】このように、本実施形態の画像表示装置
は、表示チャンネル1には、PCの画像、TVチュー
ナ、DVD、デジタルビデオ等のAV機器の画像を集
め、一方、表示チャンネル2には、家電機器の制御画像
を集めるように、画像信号源あるいは信号自体の識別信
号や信号属性に応じて、複数の画像信号を自動的に分類
して表示することに特徴を有する。
【0097】このような機能を持たない画像表示装置の
場合、制御画像およびAV機器の画像は混在して表示さ
れ、使用しづらいディスプレイ装置となってしまう。ま
た、ユーザが受信した信号毎に表示領域を配置した場合
も、ネットワーク上で新規に接続した信号源の信号入力
に対しては、ユーザの新規設定が必要になり、煩雑にな
ってしまう。
【0098】また、例えば、デジタルテレビチューナで
SDTVモードの信号を4番組受信して、表示チャンネ
ル1で他の3つの番組と同時に4画面分割表示で見てい
た時に、番組のひとつがHDTVモードの信号に切り替
わったので、他の表示チャンネルでその番組を1画面で
単独に見たい場合のように、画像信号源の画像の属性が
受信中に変化して表示すべき表示チャンネルやウインド
ウなどの表示領域が変わった場合も、ユーザの新規設定
が必要になり、煩雑になってしまう。
【0099】そこで、本実施形態では、新規入力があっ
た場合や画像の属性が変化した場合などには、画像信号
源あるいは信号自体の識別信号や信号属性を取得し、表
示領域設定にしたがって画像変換情報を自動作成するこ
とにより、こうしたネットワーク上の画像入力に対して
柔軟に対処できる画像表示装置を実現する。
【0100】図11は画像表示装置30における信号入
力動作処理手順を示すフローチャートである。この処理
プログラムはマイコン部31内のROMに格納されてお
り、マイコン部31内のCPUによって実行される。画
像・音声受信部32に信号が入力すると、入力信号・識
別信号取得部44により入力信号の識別信号を取得する
(ステップS1)。入力属性信号取得部45により入力
属性情報を取得する(ステップS2)。
【0101】識別信号が新規であるか否かを判別し(ス
テップS3)、新規である場合、ステップS9の処理に
移行する。一方、新規でない場合、入力信号属性記憶部
41から入力識別信号に対応した入力信号属性情報を読
み出し(ステップS4)、入力属性取得部45で取得し
た入力属性と比較することにより、入力属性が変化した
か否かを判別する(ステップS5)。
【0102】入力属性が変化した場合、ステップS9の
処理に移行する。一方、入力属性が変化しない場合、表
示領域設定確認ルーチンを行う(ステップS6)。画像
変換情報記憶部42から入力識別信号に対応した画像変
換情報を読み出す(ステップS7)。こうして得られた
画像変換情報にしたがって、メモリ制御部33を制御
し、入力信号を表示画像情報に変換処理し(ステップS
8)、処理を終了する。
【0103】一方、ステップS3で新規の入力信号の場
合、あるいは入力属性が変化した場合、入力信号属性記
憶部41に新しい入力信号属性情報を格納する(ステッ
プS9)。そして、表示領域設定確認ルーチンを行う
(ステップS10)。
【0104】表示領域設定記憶部47内の表示領域設定
情報、およびEDID情報格納部43内の表示部の表示
属性である表示属性情報を合わせた入力属性情報を用い
て、画像変換情報を作成する(ステップS11)。
【0105】作成した画像変換情報を、入力識別信号と
対応させて画像変換情報記憶部42に格納する(ステッ
プS12)。得られた画像変換情報に従い、メモリ制御
部33を制御して入力信号を表示画像情報に変換処理し
(ステップS8)、処理を終了する。
【0106】図12はステップS6およびS10におけ
る表示領域設定確認ルーチンの処理手順を示すフローチ
ャートである。まず、表示領域設定記憶部47から入力
識別信号および入力信号属性情報に対応した表示領域設
定を読み出す(ステップS21)。ユーザ入力部39お
よび画面に表示されるメニュー画面表示を用いて、表示
領域設定を変更するか否かを判別する(ステップS2
2)。
【0107】表示領域設定を変更しない場合、画像変換
情報により表示領域設定が適当であるか否かを判別し
(ステップS23)、適当である場合、処理を終了す
る。
【0108】ここで、表示領域設定記憶部47には入力
識別信号が伝えられるが、入力信号属性記憶部41や画
像変換情報記憶部42とは異なり、入力識別信号に対し
て1対1に表示領域設定が記憶されるとは限らない。
【0109】例えば、PCのフォーマットと携帯機器の
フォーマットの入力信号に対し、それぞれの表示設定値
を記憶したり、IEEE1394経由の画像入力の場合
と無線インターフェース経由の画像入力の場合に対し、
それぞれの表示設定値を記憶する。このように、入力識
別信号および入力属性信号に応じた場合に分けて設定す
ることにより、既知の入力以外の新規の入力に対して
も、画像変換情報を自動的に作成可能である。
【0110】一方、ステップS22で表示領域設定を変
更する場合、あるいはステップS23で表示領域設定が
不適当である場合、ユーザ入力部39および画面に表示
されるメニュー画面表示を用いて、新規に表示領域設定
を変更する(ステップS24)。変更された表示領域設
定の情報は表示領域設定記憶部47に格納される(ステ
ップS25)。
【0111】図13は給湯器の制御画像を入力する処理
手順を示すフローチャートである。この処理プログラム
はマイコン部31内のROMに格納されており、マイコ
ン部31内のCPUによって実行される。この処理プロ
グラムでは、画像信号源2としての給湯器をネットワー
ク経由で新規に接続し、HTML形式で送出されるその
制御画像を受信し、図10のように表示する処理を示
す。
【0112】まず、画像・音声受信部32に信号が入力
すると、識別信号取得部44により入力信号の識別信号
として給湯器の通信アドレス(図3のH2参照)を取得
する(ステップS31)。
【0113】入力信号属性取得部45により入力属性情
報を取得する(ステップS32)。例えば、白物家電制
御用の画像フォーマットであり、画像形式がHTML形
式であることを画像データに付随する画像属性(図3の
H3)から読み出して取得する。あるいは、画像データ
そのものから演算処理により画素数が320x240画
素であることを抽出する。
【0114】そして、白物家電制御フォーマットの表示
に対応する表示領域設定記憶部47内の表示領域設定情
報を読み出す(ステップS33)。本実施形態の表示領
域設定情報では、白物家電の制御画像の入力を表示チャ
ンネル2に分類し、他の制御画像を接続した順にウイン
ドウ1〜4に順次割り当てる。
【0115】EDID情報格納部43内の表示部の表示
属性情報を読み出す(ステップS24)。本実施形態で
は、QXGA(2048x1536)の物理表示画素数
などの表示属性情報が得られる。
【0116】得られた入力識別信号、入力属性情報、表
示領域設定情報およびEDID情報を基に、画像変換情
報を自動作成する(ステップS35)。
【0117】白物家電制御画像フォーマットであるの
で、表示チャンネルを「2」に設定する。また、この表
示チャンネルには、既にエアコンの制御画像がウインド
ウ1に表示されているので、ウインドウ2に設定する。
表示チャンネル2のウインドウ2に対応する仮想表示領
域のメモリ上の始点の座標を「1B000000h」と
すると、入力画像(座標(x、y))は数式で示す座
標でメモリに書き込まれる。
【0118】 メモリ上の変換座標=x+320y+1B000000h …… また、入力画像が320x240画素であるので、QX
GAの1/4領域の画素数1024x768に表示する
ために、メモリ読み出し後のデータに対して数式で示
す倍率の拡大および補間処理を行う。こうして、画像変
換情報が自動作成される。
【0119】拡大倍率=3.2倍 …… 得られた画像変換情報を入力識別信号である給湯器の通
信アドレスに対応して画像変換情報記憶部42に格納す
る(ステップS36)。画像変換情報にしたがって、メ
モリ制御部33を制御し、入力信号を表示画像情報に変
換処理し(ステップS37)、処理を終了する。
【0120】つぎに、画像変換情報を受けて画像変換を
行う画像変換部の例として、表示領域を制御するメモリ
制御部の構成を示す。図14はメモリ制御部の構成を示
す図である。
【0121】図において、81はメモリ制御部33に相
当するメモリ制御部である。82は画像メモリ34に相
当するメモリ部である。83はアドレスデコーダであ
る。87は水平同期信号の入力線である。88は垂直同
期信号の入力線である。86はクロック信号の入力線で
ある。91はアドレスデコーダ83から出力されるメモ
リ制御線群である。90はアドレスデコーダ83から出
力されるデータスイッチ部の制御線である。
【0122】89は配線群51に相当する入力データバ
スである。84はデータスイッチ部である。92はメモ
リ部82およびメモリ制御部81間のデータバスであ
る。95は画像データの拡大・縮小変換に伴う補間処理
を行う画像(拡大・縮小補間)演算部である。93はデ
ータスイッチ部84および画像演算部85間のデータバ
スである。94は配線群53に相当するメモリ制御部か
らの出力データバスである。95は制御線64に相当す
る画像変換情報作成部46からの画像変換情報の制御線
である。
【0123】入力したクロック86は水平同期信号87
および垂直同期信号88を基準に、画像変換情報95に
したがってメモリ制御用の書き込みアドレス信号および
読み出しアドレス信号にデコードされてメモリ制御線群
91に出力される。
【0124】同時に、スイッチ制御信号90もデコード
して書き込みアドレス信号および読み出しアドレス信号
に応じて、メモリ部82およびメモリ制御部81間のデ
ータバスI12上のデータを、入力データバス89から
メモリ部82への書きこみデータと、メモリ部82から
画像演算部85への読み出しデータとに切り替える。
【0125】図10では、メモリ部82への書きこみは
式の座標に書きこむように、書きこみアドレスが制御
される。さらに、読み出された信号に対し、画像演算部
85で画像データの拡大・縮小変換に伴う補間処理が行
われる。図10では、式の倍率に応じて倍率および補
間係数が選択され、演算により出力信号が生成される。
【0126】図15はメモリ部82の仮想表示領域に対
するメモリマップを示す図である。全メモリ領域K9に
は、QXGA(2048x1536)画素でRGB各3
色8ビットのデータが8面分確保されている。このう
ち、K1〜K4は表示チャンネル1のウインドウ1〜4
の記憶領域である。各座標は、それぞれ0000000
h〜47fffffh、4800000h〜8ffff
ffh、9000000h〜D7fffffh、D80
0000h〜11ffffffhである。また、K5〜
K8は表示チャンネル2のウインドウ1〜4の記憶領域
である。各座標は、それぞれ12000000h〜1A
ffffffh、1B000000h〜23fffff
ffh、24000000h〜35ffffffh、3
6000000h〜47ffffffhである。
【0127】図16は図4および図10に示した表示装
置上の多画面画像を実現するための各情報、つまり入力
信号毎の入力識別信号、入力属性情報、表示領域設定、
表示部属性、画像変換情報を示すテーブルである。入力
は、前述したように、PC1およびPC2からなる2台
のPC、HDTV用のチューナ、白物家電としてのエア
コンおよび給湯器の制御画像である。
【0128】入力信号の識別信号として、PC1、エア
コンおよび給湯器では各機器に与えられた通信アドレス
であり、PC2では、PC2から出力する信号自体に与
えられた識別番号(ID)である。また、チューナで
は、チューナの出力チャンネルに通信アドレスが与えら
れており、チューナ本体とチャンネルまで識別可能であ
る。
【0129】識別信号としては、信号源やそのチャンネ
ル、あるいは信号自体に与えられた識別番号や通信アド
レスの他にも、HDTV(1920x1080)とSD
TV(720x480)のように、出力モード毎に識別
番号(ID)、通信アドレスを割り振ったり、ウインド
ウなどの画面の一部の領域毎に識別番号(ID)、通信
アドレスを割り振ることが考えられる。また、使用者に
与えられた識別番号や通信アドレスなど、信号の発信元
を特定できるものであればよく、特に限定されない。
【0130】入力属性としては、各信号に対応した画像
フォーマットや伝送フォーマットの他、解像度などが取
得される。ここでは、PCフォーマット、TVフォーマ
ットおよび白物家電制御フォーマットが表示チャンネル
1、2を分類する情報として利用される。他にも、画像
の大きさ、文字のドット数、画像の更新周波数、圧縮
率、色特性、階調特性(ガンマ特性)、アスペクト比な
どが取得され、これらにより表示領域を分類して表示す
ることも考えられる。
【0131】また、表示領域設定は、PCフォーマット
に対して表示チャンネル1に分類され、このうちPC1
の識別信号に対してはウインドウ1に配置される。他の
PCに対しては、直接、入力識別信号に対して表示ウイ
ンドウを設定せず、新規の入力に対しても、柔軟に画像
変換情報の自動作成を可能にする。例えば、PC1の識
別信号以外のPCフォーマットの信号に対しては、表示
チャンネル1のウインドウ2が指定される。
【0132】また、TVフォーマットに対しては、表示
チャンネル1に分類され、チューナ本体のアドレスに対
しては、表示ウインドウ3および4が指定される。チュ
ーナの各チャンネルの表示を、このウインドウ3、4に
順次割り当てる設定となっている。
【0133】また、白物家電制御画像のフォーマットに
対しては、他の入力と異なり、表示領域を表示チャンネ
ル2に指定する。さらに、接続順にウインドウを割り当
てる設定となっている。
【0134】このように、新規の信号源の接続や従来の
機器からの信号の入力属性の変化があった場合も、これ
らの表示領域設定にしたがって、画像変換情報が自動作
成される。
【0135】表示部属性については、表示部によって決
まるので、信号源によらない。表示部属性としては、解
像度、画面サイズ以外にも、表示部の画面更新周波数、
色特性、階調特性(ガンマ特性)、アスペクト比などが
ある。
【0136】上記の各情報にしたがって、作成される画
像変換情報は以下のようになる。PC1は、PCフォー
マットで表示領域1に分類され、PC1の識別信号に対
して、ウインドウ1に配置される。PC2は、PC1の
識別信号以外の信号であるので、表示チャンネル1のウ
インドウ2に表示される。
【0137】また、チューナはTVフォーマットである
ので、表示チャンネル1に分類され、チューナ本体のア
ドレスを基に表示ウインドウ3および4が指定される。
チューナの各チャンネルの表示は、このウインドウ3、
4に順次割り当てられるので、現在受信中のチャンネル
がウインドウ3に表示される。また、エアコンおよび給
湯器の制御画像は、表示チャンネル2に設定され、接続
順からエアコンがウインドウ1、給湯器がウインドウ2
に設定される。
【0138】このように、5つの画像信号源からの画像
に対し、1つの画像表示装置で入力信号の属性を基に、
画像変換を自動で行い、最適化した多画面表示を行う。
【0139】本実施形態では、さまざまな信号源からの
信号が新規入力があった場合、画像の属性が変化した場
合など、信号源あるいは信号自体の識別信号や信号属性
を取得し、表示領域設定にしたがって画像変換情報を自
動作成することにより、こうしたネットワーク上の画像
入力に対して柔軟な表示装置が実現される。
【0140】[第2の実施形態]第2の実施形態では、
IEEE1394、無線IFなどの複数の伝送系からな
るネットワーク上で、IEEE1394経由のPCから
の画像圧縮信号および無線IF経由のデジタルカメラか
らのJPEG圧縮信号といった異なるフォーマットの信
号を、1つのディスプレイ装置に多画面表示する画像処
理装置に適用した場合を示す。
【0141】図17は第2の実施形態のネットワークの
構成図を示す図である。図において、101および11
3は多画面表示を行うディスプレイ装置である。本実施
形態では、ディスプレイ装置101はセットトップボッ
クス102を介してIEEE1394などのネットワー
クに接続され、セットトップボックス102とTMDS
伝送方式などの画像専用のケーブル119で接続され
る。
【0142】一方、ディスプレイ装置113は、IEE
E1394デコーダを内蔵しているので、直接、ネット
ワークに接続されている。ここで、ディスプレイ装置1
02、113はそれぞれ画像処理装置および画像表示装
置に相当する。
【0143】また、104、106はそれぞれPC(P
C1)、(PC2)である。PC104、106の表示
は、ネットワークを介してディスプレイ装置101、1
13で行われる。
【0144】105は別系統のデジタルテレビのチュー
ナ(DTV TUNER)である。103はDVDディ
スクプレーヤ(DVD)であり、これらのAV機器はI
EEE1394に相互に接続され、画像信号をやり取り
する。111はエアコンであり、112は給湯器であ
る。これらのいわゆる白物家電も、IEEE1394に
接続されており、その制御画像を表示装置に送り、ネッ
トワーク経由で制御が行われる。
【0145】114は公衆網115に接続されるモデム
(modem)である。116は公衆網に接続される電
話回線などである。107および108はIEEE13
94信号を分岐して接続するためのハブである。117
a〜117jはIEEE1394規格の通信線である。
【0146】109はPDA(パーソナルデータアシス
タント)、110は携帯電話などの携帯機器である。1
18aおよび118bはBluetoothやワイヤレ
ス1394などの無線通信規格による無線通信IFであ
る。
【0147】このように接続された家庭内ネットワーク
では、ユーザはディスプレイ装置101、113で様々
なソース(PC1、PC2、DTV TUNER、DV
D、PDA、携帯電話)の画像データや、さまざまな機
器の制御画像を、複数の通信形態により離れた場所から
使用可能な環境を実現する。尚、PC1、PC2のキー
ボードやマウス、あるいは制御画像の制御部等の操作入
力部は図示されていないが、画像と同様IEEE139
4等を介して、各ディスプレイ装置の近くから操作可能
である。
【0148】図18〜図21を用いて、第2の実施形態
において実現される表示画像を示す。図18は同じ表示
チャンネル1に表示されたPC1、PC2、TVチュー
ナの画像を示す図である。図において、F1はQXGA
(2048x1536画素)の画素数を有する表示装置
の表示チャンネル1全体の画面である。F2は表示チャ
ンネル1のウインドウ1である。F3は表示チャンネル
1のウインドウ2である。F4は表示チャンネル1のウ
インドウ3である。
【0149】ウインドウ1(F2)には、PC1の表示
画像が表示される。ウインドウ2(F3)には、PC2
の表示画像が表示される。ウインドウ3(F4)には、
デジタルテレビチューナの画像が表示れる。このデジタ
ルテレビチューナの画像は、HDTVの解像度(192
0x1080画素)の映像を720x480画素に解像
度変換したものであり、親画面F1の1/4領域の範囲
内に表示される。
【0150】PC1、PC2、デジタルテレビチューナ
からの入力識別信号およびその入力属性情報を基に、対
応する表示設定を読み出して画像変換情報を自動作成
し、表示チャンネル1に表示することは前記第1の実施
形態と同様である。第2の実施形態では、無線IFを介
して2種類の信号が入力される。すなわち、携帯機器で
あるPDAおよび携帯機器である携帯電話からそれぞれ
メール画像などの画像信号が無線を介して伝送される。
図19は携帯機器であるPDAを示す図である。図20
は携帯機器である携帯電話を示す図である。
【0151】図において、133はPDA本体である。
134はPDAの表示画面である。また、135は携帯
電話本体である。136は携帯電話の表示画面である。
表示装置は、表示チャンネル3にこれらの携帯機器から
の画像を分類して表示する。図21は表示チャンネル3
に表示された表示画面を示す図である。図において、1
37は表示チャンネル3の表示画面全体である。138
はPDAの画像に対して設定された表示画面(ウインド
ウ1)である。139は携帯電話の画像に対して設定さ
れた表示画面(ウインドウ2)である。
【0152】図22は複数台の画像信号源に接続された
セットトップボックスおよびディスプレイ装置の構成を
示すブロック図である。図23は画像信号源の構成を示
すブロック図である。説明を簡単にするために、IEE
E1394経由の画像信号源であるPC1、PC2、T
Vチューナの中から代表してPC2と、無線IF経由の
画像信号源であるPDA、携帯電話の中から代表してP
DAと、これらの画像信号を受けるセットトップボック
スと、画像表示装置とから表示制御システムが構成され
ている場合を示す。
【0153】図において、201aはPC2であり、図
17の106に相当する。また、201bはPDAであ
り、図17の109に相当する。215はネットワーク
を介した各画像信号源からの画像信号を合成するととも
に、ディスプレイ装置235の表示出力に変換する画像
処理装置としてのセットトップボックスであり、図17
の102に相当する。また、235はディスプレイ装置
であり、図17の101に相当する。
【0154】画像信号源1(201a)および画像信号
源2(201b)において、202a、202bはCP
U(中央演算装置)である。203a、203bはこの
CPU202a、202bの制御信号を各部に伝えると
共に、全体のデータバス、制御バスを制御するバスコン
トロール部である。
【0155】131a、131bは各部を接続するデー
タバスおよび制御バスからなるシステムバス配線であ
る。132a、132bはそれぞれCPU202aおよ
びバスコントロール部203a間、CPU202bおよ
びバスコントロール部203b間のバス配線である。
【0156】204a、204bは各画像信号源のメイ
ンメモリである。205a、205bはハードディスク
やフラッシュメモリなどの記録媒体である。206a、
206bはディスプレイ用の画像信号を作成するグラフ
ィック描画部である。ディスプレイ装置への出力画像属
性(解像度、画素周波数、画面の更新周波数、ガンマ特
性、階調数、色特性など)に合わせた出力が行われる。
【0157】207a、207bはグラフィック描画部
206a、206bの画像処理時に用いられる画像メモ
リである。133a、133bはグラフィック描画部2
06a、206bおよび画像メモリ207a、207b
間のデータバスおよび制御バスである。
【0158】208a、208bは、グラフィック描画
部206a、206bで作成された画像信号を、ディス
プレイに伝送するための部分書き換え信号や圧縮信号に
変換圧縮するための画像エンコード部である。137
a、137bは、グラフィック描画部206a、206
bおよび画像エンコード部208a、208b間のデー
タバスである。209aは圧縮した信号をIEEE13
94信号に変換して通信するIEEE1394通信部で
ある。209bは圧縮した信号を無線通信用信号に変換
して通信する無線IF(インターフェース)通信部であ
る。210a、210bはディスプレイ装置から通信さ
れたEDID情報を記憶するEDID情報記憶部であ
る。
【0159】211a、211bは画像制御部であり、
セットトップボックス215から受信したディスプレイ
装置235のEDID情報を受けてグラフィック描画部
206a、206bを制御する。212a、212bは
画像属性作成部であり、送信画像の画像属性情報を作成
する。画像属性情報とは、画像の解像度、画像の大き
さ、使用文字フォントの大きさ、画面の更新周期、階調
数、色、アスペクト比、伝送方式、圧縮方式、圧縮率、
書き換え周期などである。
【0160】画像制御部211a、211bおよび画像
属性作成部212a、212bはCPU202a、20
2b内部処理によって実現される機能を表す。
【0161】セットトップボックス(STB)215に
おいて、219はユーザが入力操作を行うユーザ操作部
である。218はこのSTB215を制御するマイコン
(CPU)部である。325はこのマイコン部218か
らの制御バスおよびデータバスからなる配線群である。
216aはIEEE1394通信部である。216bは
無線IFによる無線通信部である。
【0162】321、322は受信した画像信号のデー
タバスである。217aはIEEE1394通信により
入力した圧縮画像をデコードし、画像合成のための演算
に使用可能なRGB24ビットなどの信号に変換するデ
コーダである。217bは無線通信により入力した圧縮
画像をデコードし、画像合成のための演算に使用可能な
RGB24ビットなどの信号に変換するデコーダであ
る。323、324はデコードされた画像信号のデータ
バスである。
【0163】220はこれらの複数のデコーダからの出
力を合成する画像合成部である。221は画像合成に使
用される画像メモリである。326は画像メモリ321
用の制御バスおよびデータバスからなる配線群である。
222は合成した画像信号を画像表示部に用いられる液
晶やCRTなどの特性に合わせて、ガンマ特性や色特性
などを変換したり、オンスクリーンディスプレイなどの
文字表示を行う画像表示用処理部である。
【0164】323は液晶、CRT、PDP、EL、L
EDなどの素子で構成される画像表示装置に信号を出力
するためのVGA規格やDVI規格などの画像送信部で
ある。327および328は画像信号のデータバスであ
る。
【0165】224はディスプレイ装置235との間で
画像表示装置235の表示属性としてのEDID情報を
通信するDDC通信部である。228はEDID情報を
格納するEDID情報格納部である。331はDDC通
信部224からEDID情報格納部228へのEDID
情報の流れを示す。225はデコーダ217a、217
bで検出された各入力画像信号に付随した識別信号を取
得する入力信号識別信号取得部である。226はデコー
ダ217a、217bで検出した各入力画像信号に付随
した属性信号を取得する入力信号属性取得部、あるいは
デコーダ217a、217bにより得られた画像情報か
ら演算により属性信号を抽出する入力信号属性取得部で
ある。
【0166】230は入力信号の属性情報を入力信号の
識別信号に対して記憶する入力信号属性記憶部である。
229は表示領域設定記憶部である。227は表示領域
設定情報、入力信号の識別信号、入力信号属性情報およ
び画像表示属性であるEDID情報を基に、メモリ制御
部において入力画像信号を表示するのに適当な表示信号
に変換する画像変換情報作成部である。231は画像変
換情報を入力信号の識別信号に対して記憶する画像変換
情報記憶部である。入力信号識別信号取得部225、入
力信号属性取得部226、画像変換情報作成部227は
マイコン部218の内部処理によって実現される機能を
表す。
【0167】329、330はデコーダ217a、21
7bで受信し、デコードした入力信号の流れを示す。3
32は検出した入力識別信号の流れを示す。333は検
出したあるいは抽出した入力属性信号の流れを示す。3
36は入力信号属性記憶部230から画像変換情報作成
部227への入力属性情報の流れを示す。335は表示
領域設定記憶部229から画像変換情報作成部227へ
の表示領域設定情報の流れを示す。334はEDID情
報格納部228から画像変換情報作成部218へのED
ID情報の流れを示す。337は画像変換情報作成部2
27および画像変換情報記憶部231間の画像変換情報
の双方向の流れを示す。
【0168】ディスプレイ装置235において、236
はこのディスプレイ装置235を制御するマイコン部で
ある。421はマイコン部236からの制御バスおよび
データバスからなる配線群である。238はSTB21
5から伝送されたVGA規格やDVI規格などの画像信
号を受信し、RGB各色8ビットなどの信号処理に適し
たフォーマットに変換する画像受信部である。
【0169】239は受信した画像の画素数をディスプ
レイ装置215の表示画素数に合わせるための解像度変
換や画面更新周波数の変換を行う解像度変換部である。
233は解像度変換部239の処理に用いられる画像メ
モリである。422は画像メモリ233の制御バスおよ
びデータバスからなる配線群である。
【0170】240は画像表示部241に用いられる液
晶やCRTなどの特性に合わせて、ガンマ特性や色特性
などを変換したり、オンスクリーンディスプレイなどの
文字表示を行う画像表示用処理部である。241は液
晶、CRT、PDP、EL、LEDなどの素子で構成さ
れる画像表示部である。423、424、425は画像
信号のデータバスである。237はEDID情報を通信
するDDC通信部である。
【0171】また、245は各機器間に接続されるIE
EE1394の通信線である。246はワイヤレス13
94やBluetoothなどの無線IF通信の通信線
である。これらの各通信線上では、同じ伝送プロトコル
に則った画像信号の通信が行われる。また、247は従
来からのアナログRGB信号やTMDS信号などで伝送
される画像信号の配線である。248は従来からのDD
C通信の通信線である。247と248は、実際には、
VGA規格やDVI規格などの同一の画像ケーブルによ
り伝送される場合が多い。
【0172】本実施形態では、ディスプレイ装置235
そのものは従来と同様の表示装置であるが、セットトッ
プボックス(STB)215は画像変換情報の自動作成
を行うことによりSTB215で合成済の画像を表示す
る。このため、STB215は、ディスプレイ装置23
5との間でDDC通信により得られたEDID情報を参
照し、画像表示装置235の表示属性を取得するととも
に、入力信号の識別信号およびその入力属性情報を取得
し、これらに対応する表示領域設定情報を読み出すこと
により、画像変換情報を自動作成する。この自動作成さ
れた画像変換情報にしたがって画像合成部220を制御
することにより、複数の画像を1つの出力画像に合成し
て画像送信部223から送信する。
【0173】図24は図18および図21に示された表
示装置上の多画面画像を実現するための入力信号毎の入
力識別信号、入力属性情報、表示領域設定、表示部属性
および画像変換情報の各情報を示すテーブルである。
【0174】入力信号は、前述したように、PC1およ
びPC2からなる2台のPC、HDTV用のチューナ、
携帯機器としてのPDA、および携帯電話からの画像信
号である。入力信号の識別信号は、PC1、PDA、携
帯電話においては各機器に与えられた通信アドレスであ
り、PC2においてはPC2から出力される信号自体に
与えられた識別番号(ID)である。また、チューナに
ついては、チューナの出力チャンネルに通信アドレスが
与えられており、チューナ本体とチャンネルまで識別可
能である。
【0175】識別信号は、信号源、そのチャンネル、あ
るいは信号自体に与えられた識別番号や通信アドレスの
他に、HDTV(1920x1080)およびSDTV
(720x480)のように、出力モード毎に識別番号
(ID)、通信アドレスを割り振ったり、ウインドウな
どの画面の一部の領域毎に識別番号(ID)、通信アド
レスを割り振ることが考えられる。また、使用者に与え
られた識別番号や通信アドレスなど、信号の発信元を特
定できるものであればよく、特に限定されない。
【0176】入力属性としては、各信号に対応した画像
フォーマットや伝送フォーマットの他、解像度などが取
得される。ここでは、PCフォーマット、TVフォーマ
ット、携帯機器フォーマットが表示チャンネル1、3を
分類する情報として利用される。
【0177】表示領域設定は、PCフォーマットに対し
ては表示チャンネル1に分類し、このうち、PC1の識
別信号に対してウインドウ1に配置される。他のPCに
対しては、直接、入力識別信号に対して表示ウインドウ
を設定せず、新規の入力に対しても、柔軟に画像変換情
報の自動作成を可能とする。例えば、PC1の識別信号
以外のPCフォーマットの信号に対しては、表示チャン
ネル1のウインドウ2を指定する。
【0178】また、TVフォーマットに対しては表示チ
ャンネル1に分類し、チューナ本体のアドレスに対して
は表示ウインドウ3および4を指定する。チューナの各
チャンネルの表示はこのウインドウ3、4に順次割り当
られる設定となっている。
【0179】さらに、携帯機器のフォーマットに対して
は表示領域を表示チャンネル3に指定し、接続順にウイ
ンドウを割り当てる設定となっている。
【0180】このように、新規の信号源の接続や従来の
機器からの信号の入力属性の変化があった場合、これら
の表示領域設定にしたがって、画像変換情報が自動作成
される。
【0181】表示部属性は、表示部によって決まるの
で、画像信号源によらない。表示部属性としては、解像
度、画面サイズ以外にも、表示部の画面更新周波数、色
特性、階調特性(ガンマ特性)、アスペクト比などがあ
る。
【0182】上記各情報にしたがって、実行される画像
変換は、以下のようになる。PC1は、PCフォーマッ
トで表示領域1に分類され、PC1の識別信号によって
ウインドウ1に配置される。PC2は、PC1の識別信
号以外の信号であるので、表示チャンネル1のウインド
ウ2に表示される。
【0183】また、チューナはTVフォーマットである
ので、表示チャンネル1に分類され、チューナ本体のア
ドレスを基に表示ウインドウ3および4が指定される。
チューナの各チャンネルの表示は、このウインドウ3、
4に順次割り当てられるので、現在受信中のチャンネル
がウインドウ3に表示される。また、PDAおよび携帯
電話からの画像は、表示チャンネル3に設定され、接続
順にしたがってPDAの画像がウインドウ1に配置さ
れ、携帯電話の画像がウインドウ2に配置される。
【0184】実際には、各画像変換情報作成部の指示に
従い、表示チャンネルや表示ウインドウなどの仮想表示
領域上の座標に対応した画像メモリ上のアドレスに格納
する。
【0185】このように、異なる通信経路を経由して入
力する複数の画像信号源からの画像に対して入力信号の
属性を基に、画像変換を自動で行い、1つの画像表示装
置上に最適化した多画面表示を行う。
【0186】尚、以上が本発明の実施の形態の説明であ
るが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるも
のではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施
の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどの
ようなものであっても適用可能である。
【0187】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した
記録媒体を、システムあるいは装置にプログラムを供給
することによって達成される場合にも適用できることは
いうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出された
プログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現する
ことになり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0188】上記実施形態では、図11、図12および
図13のフローチャートに示すプログラムコードは、マ
イコン部31内の記憶媒体であるROMに格納されてい
る。プログラムコードを供給する記憶媒体としては、例
えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカードな
どを用いることができる。
【0189】
【発明の効果】本発明によれば、多様な入力画像信号に
対して入力識別信号および入力信号属性を取得し、対応
する予め決められた表示領域設定にしたがって、画面上
に映像信号を表示するための画像変換を自動で処理する
ことにより、見やすくかつ用途に応じて表示を分類す
る、機能的な表示装置を実現できる。
【0190】また、新規の画像入力や同一の信号源から
の信号属性の変化に対しても、追従して表示領域の配置
を自動で対応することにより、ネットワーク独特の多対
1や多対多の接続における新規の画像入力や同一信号源
からの信号属性の変化にも柔軟に対応でき、ユーザが扱
いやすいネットワーク型の表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数台の画像信号源に接続されたディスプレイ
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】画像信号源の構成を示すブロック図である。
【図3】画像信号源1a、1bから送信される画像信号
の構成を示す図である。
【図4】画像表示装置30の表示画面を示す図である。
【図5】PC1によって表示されるインターネット画像
を示す図である。
【図6】PC2によって表示されるインターネット画像
を示す図である。
【図7】デジタルテレビ用のチューナによって表示され
るHDTV画像を示す図である。
【図8】エアコンが出力する制御画像を示す図である。
【図9】給湯器が出力する制御画像を示す図である。
【図10】画像表示装置30の表示画面を示す図であ
る。
【図11】画像表示装置30における信号入力動作処理
手順を示すフローチャートである。
【図12】ステップS6およびS10における表示領域
設定確認ルーチンの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】給湯器の制御画像を入力する処理手順を示す
フローチャートである。
【図14】メモリ制御部の構成を示す図である。
【図15】メモリ部82の仮想表示領域に対するメモリ
マップを示す図である。
【図16】図4および図10に示した表示装置上の多画
面画像を実現するための各情報、つまり入力信号毎の入
力識別信号、入力属性情報、表示領域設定、表示部属
性、画像変換情報を示すテーブルである。
【図17】第2の実施形態のネットワークの構成図を示
す図である。
【図18】同じ表示チャンネル1に表示されたPC1、
PC2、TVチューナの画像を示す図である。
【図19】携帯機器であるPDAを示す図である。
【図20】携帯機器である携帯電話を示す図である。
【図21】表示チャンネル3に表示された表示画面を示
す図である。
【図22】複数台の画像信号源に接続されたセットトッ
プボックスおよびディスプレイ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図23】画像信号源の構成を示すブロック図である。
【図24】図18および図21に示された表示装置上の
多画面画像を実現するための入力信号毎の入力識別信
号、入力属性情報、表示領域設定、表示部属性および画
像変換情報の各情報を示すテーブルである。
【図25】従来の一般的なディスプレイ装置としてのパ
ーソナルコンピュータ用のディスプレイ装置の構成を示
すブロック図である。図において、801は画像信号源
としてのPCである。
【図26】現在策定が進められているHAViやJin
iといった家庭内の機器間の通信規格における各機器間
の接続形態を示す図である。
【符号の説明】
1a、1b 画像信号源 8a、8b 識別信号付加部 30、235 画像表示装置(ディスプレイ装置) 31 マイコン部 33 メモリ制御部 36 画像表示部 41、226 入力信号属性記憶部 42 画像変換情報記憶部 44、225 入力信号識別信号取得部 45、230 入力信号属性部 46、227 画像変換情報作成部 47、229 表示領域設定記憶部 215 セットトップボックス 220 画像合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 Z 5/445 Z 5/445 G09G 5/00 555D Fターム(参考) 5B069 AA01 BB06 BC02 CA13 DD17 5C023 AA02 AA14 AA21 AA38 BA01 BA11 BA15 CA01 CA05 DA04 5C025 AA29 BA01 BA02 BA05 BA21 BA27 BA28 CA02 CA09 CA11 CB03 CB10 DA01 DA08 5C082 AA01 AA02 BA02 BA12 BB01 BB53 BC03 BC16 BD09 CA52 DA73 DA76 DA87 MM09 MM10

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号源からの映像信号が入力する
    少なくともひとつの映像入力手段を備え、前記入力した
    映像信号を仮想表示領域に表示する表示制御装置におい
    て、 前記仮想表示領域に関する表示領域設定情報を記憶する
    表示領域設定情報記憶手段と、 該記憶された表示領域設定情報にしたがって、前記映像
    信号を前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行
    う画像変換手段とを備えたことを特徴とする表示制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記映像信号に付加された識別信号を取
    得する識別信号取得手段と、 該取得した識別信号および前記表示領域設定情報を基に
    画像変換情報を作成する画像変換情報作成手段とを備
    え、 前記画像変換手段は、前記作成された画像変換情報にし
    たがって、前記映像信号を前記仮想表示領域に配置する
    ための画像変換を行うことを特徴とする請求項1記載の
    表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記映像信号の属性情報を取得する属性
    情報取得手段と、 該取得した属性情報および前記表示領域設定情報を基に
    画像変換情報を作成する画像変換情報作成手段とを備
    え、 前記画像変換手段は、前記作成された画像変換情報にし
    たがって、前記映像信号を前記仮想表示領域に配置する
    ための画像変換を行うことを特徴とする請求項1記載の
    表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記映像信号に付加された識別信号を取
    得する識別信号取得手段と、 前記映像信号の属性情報を取得する属性情報取得手段
    と、 前記取得した識別信号、属性情報および前記表示領域設
    定情報を基に、前記識別信号に応じた画像変換情報を作
    成する画像変換情報作成手段とを備え、 前記画像変換手段は、前記作成された画像変換情報にし
    たがって、前記映像信号を前記仮想表示領域に配置する
    ための画像変換を行うことを特徴とする請求項1記載の
    表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記識別信号は、前記信号源に与えられ
    た識別信号であることを特徴とする請求項2または4記
    載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記識別信号は、前記信号源に与えられ
    た通信アドレスであることを特徴とする請求項2または
    4記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記識別信号は、前記信号源の出力モー
    ド毎に与えられた識別信号であることを特徴とする請求
    項2または4記載の表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記識別信号は、前記信号源の出力モー
    ド毎に与えられた通信アドレスであることを特徴とする
    請求項2または4記載の表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記識別信号は、前記信号源の出力チャ
    ンネル毎に与えられた識別信号であることを特徴とする
    請求項2または4記載の表示制御装置。
  10. 【請求項10】 前記識別信号は、前記信号源の出力チ
    ャンネル毎に与えられた通信アドレスであることを特徴
    とする請求項2または4記載の表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記識別信号は、前記映像信号に与え
    られた識別信号であることを特徴とする請求項2または
    4記載の表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記識別信号は、前記映像信号に与え
    られた通信アドレスであることを特徴とする請求項2ま
    たは4記載の表示制御装置。
  13. 【請求項13】 前記識別信号は、前記信号源の使用者
    に与えられた識別信号であることを特徴とする請求項2
    または4記載の表示制御装置。
  14. 【請求項14】 前記識別信号は、前記信号源の使用者
    に与えられた通信アドレスであることを特徴とする請求
    項2または4記載の表示制御装置。
  15. 【請求項15】 前記属性情報は、前記映像信号ととも
    に前記信号源から送信された情報であることを特徴とす
    る請求項3または4記載の表示制御装置。
  16. 【請求項16】 前記属性情報は、前記映像信号から抽
    出された情報であることを特徴とする請求項3または4
    記載の表示制御装置。
  17. 【請求項17】 前記画像変換情報は、前記映像信号が
    配置される仮想表示領域の大きさを設定する情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  18. 【請求項18】 コンピュータの画像表示用として用い
    ることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載
    の表示制御装置。
  19. 【請求項19】 前記映像信号を表示する画像表示手段
    を備えた画像表示装置に適用されたことを特徴とする請
    求項1乃至18のいずれかに記載の表示制御装置。
  20. 【請求項20】 画像表示装置に映像信号を出力する画
    像処理装置に適用されたことを特徴とする請求項1乃至
    18のいずれかに記載の表示制御装置。
  21. 【請求項21】 複数の信号源から入力した映像信号を
    画面上の仮想表示領域に表示する表示制御方法におい
    て、 前記仮想表示領域に関する表示領域設定情報を記憶する
    工程と、 該記憶された表示領域設定情報にしたがって、前記映像
    信号を前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行
    う工程とを有することを特徴とする表示制御方法。
  22. 【請求項22】 前記表示制御方法は、 前記映像信号に付加された識別信号を取得する工程と、 該取得した識別信号および前記表示領域設定情報を基に
    画像変換情報を作成する工程と、 前記作成された画像変換情報に従って、前記映像信号を
    前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行う工程
    とを有することを特徴とする請求項21記載の表示制御
    方法。
  23. 【請求項23】 前記表示制御方法は、 前記映像信号の属性情報を取得する工程と、 該取得した属性情報および前記表示領域設定情報を基に
    画像変換情報を作成する工程と、 前記作成された画像変換情報に従って、前記映像信号を
    前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行う工程
    とを有することを特徴とする請求項21記載の表示制御
    方法。
  24. 【請求項24】 前記表示制御方法は、 前記映像信号に付加された識別信号を取得する工程と、 前記映像信号の属性情報を取得する工程と、 前記取得した識別信号、属性情報および前記表示領域設
    定情報を基に、前記識別信号に応じた画像変換情報を作
    成する工程と、 前記作成された画像変換情報にしたがって、前記映像信
    号を前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行う
    工程とを有することを特徴とする請求項21記載の表示
    制御方法。
  25. 【請求項25】 表示制御装置を制御するコンピュータ
    によって実行され、複数の信号源から入力した映像信号
    を画面上の仮想表示領域に表示するプログラムが格納さ
    れた記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記仮想表示領域に関する表示領域設定情報を記憶する
    手順と、 該記憶された表示領域設定情報にしたがって、前記映像
    信号を前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行
    う手順とを含むことを特徴とする記憶媒体。
  26. 【請求項26】 前記プログラムは、 前記映像信号に付加された識別信号を取得する手順と、 該取得した識別信号および前記表示領域設定情報を基に
    画像変換情報を作成する手順と、 前記作成された画像変換情報に従って、前記映像信号を
    前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行う手順
    とを含むことを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  27. 【請求項27】 前記プログラムは、 前記映像信号の属性情報を取得する手順と、 該取得した属性情報および前記表示領域設定情報を基に
    画像変換情報を作成する手順と、 前記作成された画像変換情報に従って、前記映像信号を
    前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行う手順
    とを含むことを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記プログラムは、 前記映像信号に付加された識別信号を取得する手順と、 前記映像信号の属性情報を取得する手順と、 前記取得した識別信号、属性情報および前記表示領域設
    定情報を基に、前記識別信号に応じた画像変換情報を作
    成する手順と、 前記作成された画像変換情報に従って、前記映像信号を
    前記仮想表示領域に配置するための画像変換を行う手順
    とを含むことを特徴とする請求項25記載の記憶媒体。
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