JP2002031851A - プロジェクタ - Google Patents
プロジェクタInfo
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- JP2002031851A JP2002031851A JP2000214245A JP2000214245A JP2002031851A JP 2002031851 A JP2002031851 A JP 2002031851A JP 2000214245 A JP2000214245 A JP 2000214245A JP 2000214245 A JP2000214245 A JP 2000214245A JP 2002031851 A JP2002031851 A JP 2002031851A
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Abstract
する。 【解決手段】 プロジェクタの吸気ダクト37は、熱源
として働く光源ランプ22の近傍に配置されている。こ
こでは、吸気ダクト37を断熱材料で形成することによ
って、光源ランプ22からの放熱Teを遮断できる。す
なわち、熱源近傍に吸気ダクト37を配置する場合で
も、冷却ファン36で取込まれる外気を低温に保つこと
ができ、冷却気流FLによる冷却効率の低下を防止でき
る。また、電子回路部4と光源ランプ22との間に断熱
材料で形成される吸気ダクト37を配置することによ
り、光源ランプ22の放熱Teを遮断できる。すなわ
ち、熱に弱い電子回路部4を熱源から保護できることな
る。このように断熱材料で形成される吸気ダクトを利用
することによって熱源の影響を抑制できるため、熱によ
り悪影響を受ける部品の配置に関してプロジェクタの設
計自由度を向上できる。
Description
るダクトを有するプロジェクタに関する。
けられている液晶パネルや光源ランプなどの熱源を冷却
するため、プロジェクタの外気(冷却気流)を導くダク
トが使用されている。
部品など熱に弱い部品が収容されている。
ジェクタにおいては、ダクトがプラスチックなどで形成
され一定の熱伝導性を有しているため、光源ランプなど
の熱源付近にダクトを配置すると冷却気流が熱源の影響
を受け、その温度が上昇してしまう。この防止策として
熱源からダクトを隔離して配置しなければならないとい
う設計上の制約が生じている。
品を配置すると、熱源からの放熱による悪影響を受けて
しまう。この防止策として熱源から熱に弱い部品を隔離
して配置しなければならないという設計上の制約が生じ
ている。
であり、設計自由度を向上させたプロジェクタを提供す
ることを目的とする。
め、請求項1の発明は、中空のハウジング内に収容され
て画像の投影光線を発生する投影部を有するプロジェク
タであって、(a)少なくとも一部が断熱材料で形成され
るダクトと、(b)所定部位に配置され、前記ダクトを介
して前記投影部のうちの所定の被冷却部分で冷却気流を
生じさせる冷却ファンとを備える。
に係るプロジェクタにおいて、前記ダクトは、全区間が
断熱材料で形成される。
に係るプロジェクタにおいて、前記ダクトは、前記冷却
気流を前記プロジェクタの外部に排気する排気ダクトと
して使用されるとともに、前記ダクトのうち、断熱材料
で形成されていない部分が、高熱伝導性の材料で形成さ
れる。
形態に係るプロジェクタ1の要部構成を示す平面図であ
る。
る中空のハウジング10に収容される投影部2と、投影
部2を冷却する冷却部3と、投影部2と冷却部3とを制
御するための電子回路部4と、これらの部位に電力を供
給する電源部5とを備えている。また、プロジェクタ1
は、電源のON・OFFを切替える主電源スイッチ15
と、光源ランプ(後述)22のON・OFFを切替える
ランプ用スイッチ16とを有している。
プ22と、3つの液晶パネル23a、23b、23cと
を有している。また、投影部2は、光源ランプ22から
の入射光を3原色の光線に分ける光学系24と、3つの
液晶パネル23a、23b、23cを通過した3本の光
線を合成するプリズム25とを有している。
となり、冷却気流による空冷によって強制冷却すべき被
冷却部分のひとつである。
ロジェクタ1と伝送可能に接続するパソコンやチューナ
などから入力される画像情報を、投影画像として表示で
きるようになっている。ここでは、入力される画像情報
が、3原色(R(赤)、G(緑)、B(青))の各映像成分に
分解されて、それぞれに対応する液晶パネル23a、2
3b、23cに表示される。この液晶パネルは、それ自
体は通電しても顕著な温度上昇をするものではないが、
光学系24から出射した光線の一部を吸収するため、光
エネルギが蓄積され温度が上昇することとなる。このよ
うに、液晶パネル23a、23b、23cは、熱源とし
て働くため、これらも被冷却部分となる。
された光線に偏光変換を施した後、ダイクロイックミラ
ーによりR、G、Bの3原色の光線を生成する。そし
て、生成された3本の光線は3つの液晶パネル23a、
23b、23cにそれぞれ入射する。
3b、23cに表示されたR、G、Bの各画像を合成し
て、投影光線を投影レンズに投射できるようになってい
る。
送るランプ冷却系31と、液晶パネル23a、23b、
23cに冷却気流を送るパネル冷却系35と、排気孔3
9とを有している。
壁面に沿って設けられた冷却ファン32と、吸気ダクト
33とを有している。
レードが回転する軸流ファンであり、プロジェクタ1の
外気(冷却空気)を光源ランプ22へ強制的に送風す
る。
方形状の長方形ダクトであり、冷却ファン32の送風出
口に接続している。この吸気ダクト33の全区間は、例
えば発泡ポリエチレンなどの断熱材料で形成されてい
る。
31と同様に、ハウジング10の側壁面に沿って設けら
れた冷却ファン36と、吸気ダクト37とを有してい
る。
レードが回転する軸流ファンであり、プロジェクタ1の
外気を液晶パネル23a、23b、23cへ強制的に送
風する。
冷却ファン36の送風出口に接続している。この吸気ダ
クト37の全区間は、吸気ダクト33と同様に、例えば
発泡ポリエチレンなどの断熱材料で形成されている。こ
の吸気ダクト37に関しては、後で詳述する。
けられる複数のスリットで構成されている。この排気孔
39により、光源ランプ2と液晶パネル23a、23
b、23cとで熱交換された冷却空気(暖気)をハウジ
ング10の外部に排出できる。
メモリなどが実装されており、投影部2や冷却部3と有
機的に接続して統括制御を行う回路である。この電子回
路部4は、高温下で誤作動を生じるおそれがあるなど、
耐熱性が弱い部位である。
子回路部4に安定した電力の供給を行う。
−II位置から見た断面図である。
ンプ22の近傍を通過するように配置されている。この
ような配置では、光源ランプ22からの放熱Teによっ
て、冷却気流FLの温度が上昇し、液晶パネル23a、
23b、23cに対する冷却効率が低下するおそれがあ
る。
に断熱材料を使用する。これにより、光源ランプ22か
らの放熱Teによる吸気ダクト37内への入熱を遮断で
きる。すなわち、冷却対象である液晶パネル23a、2
3b、23cまで、冷却ファン36により取込まれた冷
却気流FLを低温に保つことができ、冷却対象物に対す
る冷却効率が改善できることとなる。したがって、熱源
近傍において吸気ダクトの配置が可能となるため、プロ
ジェクタの設計自由度が向上する。
プ22の近傍に配置されているが、光源ランプ22から
の放熱Teが電子回路部4に悪影響を与えることも懸念
される。
37を、電子回路部4と光源ランプ22との間に配置す
る。これにより、電子回路部4に対する光源ランプ22
の直接的な放熱Teを遮断できる。すなわち、熱に弱い
電子回路部4を熱源から保護できることとなる。したが
って、熱源近傍において熱に弱い部品の配置が可能とな
るため、プロジェクタの設計自由度の向上が図れる。
間に、吸気ダクト37ではなく単なる断熱材料を配置し
ても同様の効果が期待できるが、この場合、プロジェク
タ1を構成する部品点数が増加するとともに、内部構成
が複雑となるデメリットがある。
3についても、その上部が電子回路部4と光源ランプ2
2との間に配置されているため、上述の吸気ダクト37
と同様に、電子回路部4を光源ランプ22の熱から保護
できることとなる。
で形成される吸気ダクトを備えているため、プロジェク
タの設計自由度が向上している。
形態に係るプロジェクタ6の要部構成を示す平面図であ
る。プロジェクタ6の構成は、第1実施形態のプロジェ
クタ1に類似しているが、排気ダクトを有する冷却部7
と、電子回路部4の配置とが主に異なっている。
ング60に収容されおり、光源ランプ22で暖められた
暖気を送風するランプ冷却系71と、液晶パネル23
a、23b、23cで発生した暖気を送風するパネル冷
却系75と、吸気孔79とを有している。
壁面に沿って設けられた冷却ファン72と、排気ダクト
73とを有している。
レードが回転する軸流ファンであり、光源ランプ22で
発生する暖気をプロジェクタ6の外部へ強制的に送風す
る。
冷却ファン72の送風入口に接続している。この排気ダ
クト73の全区間は、例えば発泡ポリエチレンなどの断
熱材料で形成されている。
71と同様に、ハウジング60の側壁面に沿って設けら
れた冷却ファン76と、排気ダクト77とを有してい
る。
レードが回転する軸流ファンであり、液晶パネル23
a、23b、23cで発生する暖気をプロジェクタ6の
外部へ強制的に送風する。
冷却ファン76の送風入口に接続している。この排気ダ
クト77の上半部は、高熱伝導性の材料で、下半部は、
発泡系材料などの断熱材料で形成されている。高熱伝導
性の材料としては、アルミなどの金属系材料が挙げられ
る。この排気ダクト77に関しては、後で詳述する。
けられる複数のスリットで構成されている。この吸気孔
79により、外気をプロジェクタ6内部に供給できる。
ト77の下方に配設されている。
−IV位置から見た断面図である。
の内面に接し、下部が電子回路部4に接するように配置
されている。このような配置では、液晶パネル23a、
23b、23cで発生する暖気(排気)FNが、排気ダ
クト77の内部を通過するため、排気ダクト77が熱源
となって熱に弱い電子回路部4に悪影響を与えるおそれ
がある。
接する排気ダクト77の下部77bに断熱材料を使用す
る。これにより、排気ダクト77からの放熱Tbを遮断
でき、放熱Tbから電子回路部4が保護される。したが
って、排気ダクト近傍において熱に弱い部品の配置が可
能となるため、プロジェクタの設計自由度が向上するこ
ととなる。
接する排気ダクト77の上部77aに高熱伝導性の材料
を使用する。これにより、放熱可能箇所であるハウジン
グ60の外部へ排気熱を積極的に放出でき、排気FNの
温度を低下させることができる。すなわち、外部への放
熱Taが行われると、その下流側の排気FNの温度が低
下するため、熱に弱い部品への排気熱の影響を抑制でき
ることとなる。したがって、熱に弱い部品に対して排気
ダクトからの放熱の影響を抑えられるため、プロジェク
タの設計自由度が向上することとなる。
料と高熱伝導性の材料とを組合わせて形成される排気ダ
クトを備えているため、プロジェクタの設計自由度が向
上している。
は必須ではなく、外壁部または内壁部のみに断熱材料を
使用し、その他の部分に断熱効果の低い材料を使用する
構成でも良い。
ては、全区間を断熱材料で形成するのは必須でなく、熱
源の近傍において熱の影響を受ける箇所のみ断熱材料を
使用しても良い。この場合には、冷却気流の温度上昇を
抑制する効果が減少するおそれがあるが、断熱材料の使
用量を抑えることができる。
ついては、全区間を断熱材料で形成しても良い。この場
合には、冷却ファンまでのダクトの途中において、排気
の温度を低下させる効果が期待できないが、排気熱を排
気ダクトの内部に閉込めることができるため、熱に弱い
部品を排気熱から保護できる。
ても、光源ランプなどの熱源と、熱に弱い部品との間に
配置しても良い。この場合にも、熱源からの直接的な放
熱を排気ダクトで遮断できるため、熱に弱い部品を保護
できる。
なく、光学部品なども該当する。
の外部に設けられていても良い。この場合にも、外部環
境に影響されずにダクト内の冷却気流を低温に保つこと
ができる。
影を行うプロジェクタ、投影用スライドなどを用いて投
影するプロジェクタなどにも適用可能である。
ず、円形ダクトなどの形状でも良い。
に限らず、発泡ウレタンフォーム、発泡シリコンゴム、
グラスウール、ポリスチレンフォーム、グラスファイバ
ー、ロックウールなどを使用しても良い。
求項3の発明によれば、ダクトの少なくとも一部が断熱
材料で形成されるため、熱源からの放熱を遮断でき、プ
ロジェクタの設計自由度の向上に寄与できる。
の全区間が断熱材料で形成されるため、熱源からの放熱
を効果的に遮断できる。
クトのうち断熱材料で形成されていない部分が高熱伝導
性の材料で形成されるため、高熱伝導性の材料部分を介
する放熱によって排気ダクト内の排気温度を抑えること
ができ、排気ダクト周辺に対する排気熱の影響を抑制で
きる。
要部構成を示す平面図である。
要部構成を示す平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 中空のハウジング内に収容されて画像の
投影光線を発生する投影部を有するプロジェクタであっ
て、 (a)少なくとも一部が断熱材料で形成されるダクトと、 (b)所定部位に配置され、前記ダクトを介して前記投影
部のうちの所定の被冷却部分で冷却気流を生じさせる冷
却ファンと、を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプロジェクタにおい
て、 前記ダクトは、全区間が断熱材料で形成されることを特
徴とするプロジェクタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のプロジェクタにおい
て、 前記ダクトは、前記冷却気流を前記プロジェクタの外部
に排気する排気ダクトとして使用されるとともに、 前記ダクトのうち、断熱材料で形成されていない部分
が、高熱伝導性の材料で形成されることを特徴とするプ
ロジェクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000214245A JP2002031851A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | プロジェクタ |
US09/901,357 US6561655B2 (en) | 2000-07-12 | 2001-07-09 | Projector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000214245A JP2002031851A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | プロジェクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002031851A true JP2002031851A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18709856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000214245A Pending JP2002031851A (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-14 | プロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002031851A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002258407A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-09-11 | Acer Communications & Multimedia Inc | 熱拡散効率の高い発光装置 |
JP2008051919A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | プロジェクタの熱対策構造 |
JP2016182377A (ja) * | 2007-02-27 | 2016-10-20 | デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ | 血液透析システム |
-
2000
- 2000-07-14 JP JP2000214245A patent/JP2002031851A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002258407A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-09-11 | Acer Communications & Multimedia Inc | 熱拡散効率の高い発光装置 |
JP2008051919A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | プロジェクタの熱対策構造 |
JP2016182377A (ja) * | 2007-02-27 | 2016-10-20 | デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ | 血液透析システム |
US9555179B2 (en) | 2007-02-27 | 2017-01-31 | Deka Products Limited Partnership | Hemodialysis systems and methods |
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A521 | Written amendment |
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