JP2002031804A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002031804A
JP2002031804A JP2000217996A JP2000217996A JP2002031804A JP 2002031804 A JP2002031804 A JP 2002031804A JP 2000217996 A JP2000217996 A JP 2000217996A JP 2000217996 A JP2000217996 A JP 2000217996A JP 2002031804 A JP2002031804 A JP 2002031804A
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JP2000217996A
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Hideya Murai
秀哉 村井
Tomohisa Goto
智久 五藤
Teruaki Suzuki
照晃 鈴木
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視角特性および応答速度に優れる分割配向型
の液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 分割配向型の液晶表示装置において、分
割配向領域の境界部に、上記分割配向領域とは液晶分子
1の配向状態が異なる領域3を設ける。この領域は、光
配向膜において光の照射量または照射条件が異なる、2
枚の基板の分割配向領域をずらして基板を組合せる等に
より得ることができる。このような分割配向領域とは異
なる配向状態を有する領域を設けることにより、遅い応
答の発生、遅い透過率の低下が押さえられ、視角特性と
応答速度に優れた分割配向型の液晶表示装置が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視角特性および応
答速度に優れる分割配向型の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、低消費電力、低駆動電
圧等の利点を有することから広く実用化されている。し
かし、液晶表示装置は、液晶分子固有の挙動から、正面
以外の方向から見た場合にコントラストが低下する、中
間調表示時に階調反転を生じる等視角特性が不十分であ
るという問題がある。このような液晶表示装置の視角特
性を改善するために、各画素内に液晶分子の配向状態を
変化させた領域を設ける画素分割型等の分割配向型の液
晶表示装置が知られている。特に光の照射により液晶の
配向を制御する光配向膜を使用した場合には、配向膜に
対して光を斜め方向から照射することによりプレティル
トを付けることができ、露光マスク等を用いて異なる方
向から光を照射する方法や、異なる偏光面を有する偏光
を照射する方法により画素分割型の液晶表示装置を容易
に製造することができる。このような光照射を用いた分
割配向型の液晶表示装置が、特開平8-304828号公報及び
特開平9-211468号公報に開示されている。特開平8-3048
28号公報には、2回照射により水平配向膜にプレティル
トを付与する方法が開示され、特開平9-211468号公報に
は斜めから光を照射し垂直配向膜にプレティルトを付与
する方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分割型の液晶表示装置を試作し、その応答を検討した結
果、従来の分割配向型の液晶表示装置には、電圧印加直
後の液晶分子の応答は速いが、その後分割境界領域の液
晶分子が遅い応答を示すため、実質的な応答速度が遅い
という問題があることが明らかになった。従来の分割配
向型の液晶表示装置に電圧を印加すると、電圧印加直後
は印加電圧による応答のみによって液晶分子が配列を変
える。この応答は10msオーダーと速い。しかし、その後
液晶分子は電圧印加直後の状態からその配列を変える。
この応答は100msオーダーの遅い応答であり、この遅い
応答により従来の液晶表示装置の実質的な応答速度が決
まることになる。
【0004】この従来の液晶表示装置の遅い応答現象を
垂直配向型の液晶表示装置を例に図7を用いて説明す
る。図7は、従来の分割型の液晶表示装置の分割境界領
域を示したものであり、(a)は電圧印加直後、(b)
は電圧印加から数百msの時間が経過した後の液晶分子の
配列状態を示した図である。従来の分割配向型の液晶表
示装置においては、配向領域が直接接している(分割配
向境界部2、図中の破線は説明のための線)。電圧印加
前に垂直配列している液晶分子は、電圧印加直後には、
基板界面の配向処理に従い配列を変える(図7
(a))。この状態では、境界部の近傍の液晶分子も分
割領域内部と同方向に配列する。しかし、この配列状態
は、境界部2の両側(図の破線部の内側)の液晶分子の
配列状態が大きく異なるため境界部における液晶層の歪
は大きく、この歪に基づく弾性エネルギーが大きく不安
定である。従って、弾性エネルギーが小さい緩和された
状態(図7(b))に向かって液晶分子が配列を変え
る。この配列の変化は遅いため、従来の分割型の液晶表
示装置には遅い応答が生じることになる。
【0005】この応答を透過率の変化としてみると、分
割配向領域内部の光が透過するように偏光フィルムの偏
光軸を0゜方向および90゜方向、クロスニコルに設定し
た場合、最初の速い応答後には、境界部近傍も透過率が
高いため液晶表示装置の透過率は最大値を示す。しか
し、その後の遅い応答によって境界部近傍(図中円弧状
の陰の部分)の液晶が偏光軸と平行または垂直になるた
め透過率が低下するという問題点がある(図13参
照)。従って、電圧印加後の透過率の変化をみると、図
8のように一度増加した後、低下する極大値を示す応答
曲線が得られることになる。特に後半の透過率の低下は
100msオーダーの遅いものである。図9、図10は、基
板界面の配向が異なり、初期の配列状態が異なる場合の
例であるが、いずれの分割配向においても電圧印加直後
の状態から液晶の配列が緩和し、境界部近傍(図中円弧
状の陰の部分)の透過率が低下する。なお、図10に示
すように境界部の両側の配向が90゜異なる場合の他、18
0゜異なる場合も同様の透過率の低下が生じる。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、透過率の低下がなく、応答速
度の速い液晶表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、2枚の基板間に液晶層が
挟持され、液晶層が配向の異なる複数の領域により形成
される分割配向領域からなる液晶表示装置において、分
割配向領域の境界部に分割配向領域とは異なる配向状態
を有する領域が設けられたことを特徴とする液晶表示装
置である。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明
において、光の照射により液晶層の配向方向を制御する
配向膜が基板と液晶層との界面に設けられたことを特徴
とする。請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の
発明において、分割配向領域とは異なる配向状態を有す
る領域が、配向膜への光の照射量又は照射条件を異なら
せた領域であることを特徴とする。請求項4記載の発明
は、請求項1から3のいずれかの請求項に記載の発明に
おいて、分割配向領域とは異なる配向状態を有する領域
は、2枚の基板の分割配向領域をずらして組合せられる
ことにより形成されたことを特徴とする。請求項5記載
の発明は、2枚の基板間に液晶層が挟持され、液晶層が
配向の異なる複数の領域からなる液晶表示装置におい
て、配向の異なる領域のサイズが20μm以下であること
を特徴とする液晶表示装置である。請求項6記載の発明
は、請求項1から5のいずれかの請求項に記載の発明に
おいて、液晶分子が電圧非印加時に基板表面に対しほぼ
垂直に配列していることを特徴とする。請求項7記載の
発明は、請求項1から6のいずれかの請求項に記載の発
明において、液晶層の片側または両側に補償フィルムを
設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付した
図面を参照しながら以下に詳述する。図1は、本発明の
実施の形態である、分割配向型の液晶表示装置の構造お
よび応答挙動の一例を示す図である。本発明の分割配向
型の液晶表示装置においては、配向が異なる領域間に更
に配向の異なる領域3が帯状に設けられている。電圧非
印加時に黒となる垂直配向型の液晶表示装置の場合に
は、この領域の配向処理は他の配向領域と異なり、電圧
印加時に偏光板透過軸に平行または直交方向(図1では
縦または横方向)に液晶分子が傾くように配向処理され
ている。図1のような液晶表示装置においては、電圧印
加直後の液晶の配列(図1(a))は、電圧印加後十分
な時間経過した場合(図1(b))の配列と同様であ
る。このため従来の分割型の液晶装置に見られるような
歪の弾性エネルギーの緩和に伴う遅い液晶分子の動きは
なく、応答速度は早く、図8のような透過率の遅い低下
は認められない。なお、図1の場合においても、配向の
異なる領域間では、液晶の配列方向が異なるが、その配
向方向の差は45゜であり、また、電圧印加直後から境界
部は透過率の低い領域であるため、透過率の変化はほと
んど問題とならない。
【0009】本発明の実施の形態である液晶表示装置の
一例として、光の照射により液晶の配向方向を制御でき
る配向膜を使用するものを挙げることができる。このよ
うな配向膜を利用した液晶表示装置の製造方法を図2に
示す。このような配向膜においては、斜め方向からの照
射により、液晶の配向方向が決定される。図2(a)の
ようにライン&スペースパターンを有する露光マスクを
用いて、一方から照射し、露光位置をずらして図2
(b)のように反対方向から露光することにより、分割
配向領域を得ることができる。この際、ライン(Cr等
のマスクパターン部)とスペース(Cr等のマスクパタ
ーンのない部分)の幅を異ならせることにより、配向処
理状態の異なる領域を設けることができる。このような
基板2枚を90゜ずらして貼り付けることにより配向の異
なる複数の領域が存在し、その境界部に配向の異なる領
域が存在する図3のような本発明の実施の形態による液
晶表示装置が得られる(図3では下側基板に関する部分
を実線で、上側基板に関する部分を破線で示してあ
る)。
【0010】なお、図1、図2は、図7に対応した分割
配向構造を有する液晶表示装置について説明したが、図
9、図10に対応した分割配向構造を有する液晶表示装
置についても同様に適用可能である。本発明の他の実施
の形態による液晶表示装置の例としては、図4に示すよ
うに、分割配向領域を有する2枚の基板をずらして組合
せることにより分割配向領域とは異なる配向状態を有す
る領域を得た液晶表示装置を挙げることができる。図4
では、下側基板に関する部分を実線で、上側基板に関す
る部分を破線で示してある。上側基板と下側基板を少し
ずらして貼り合せることにより、ずらして貼り合わせた
領域の配向が異なり、境界部に配向の異なる領域が得ら
れる。
【0011】また、本発明の上記目的は、分割配向領域
のサイズを小さくすることによっても達成することがで
きる。分割サイズを小さくした場合に境界領域の影響が
小さくなることは以下のように説明される。分割配向サ
イズが大きい場合に、相対的に分割配向境界部の面積が
小さいため、分割領域の周囲の液晶が変化しても系全体
の弾性エネルギーの増加は小さい。しかし、分割配向サ
イズが小さくなると、相対的に分割配向境界部の面積が
大きいため、分割領域周囲の液晶が配列を変えると、分
割配向領域内部も配列を変え、弾性エネルギーが大きく
増加する。従って、液晶の配列変化に伴う境界部の弾性
エネルギーの低下と分割配向領域内部の弾性エネルギー
の増加が相殺し、系全体の弾性エネルギーは減少しない
ことになる。すなわち、分割配向領域の面積を小さくす
ることによって、境界部の液晶配列の変化は小さく押さ
えられ、遅い応答の発生や透過率の遅い低下を押さえる
ことができる。
【0012】透過率の遅い低下を押さえるために必要な
分割配向領域のサイズは、液晶材料の特性や、セルギャ
ップに依存するが、分割配向領域が方形である場合に
は、その辺が30μm以下、望ましくは20μm以下である。
本発明の実施の形態による配向の異なる複数の領域とし
ては、図1のように4種類の場合の他、2種類の場合等も
含まれる。また、配向の異なる領域は、水平配向におけ
る分割配向のように、電圧非印加時においてすでに明確
に認められる領域の他、分割配向垂直配向におけるプレ
ティルト角の付与された領域のように、電圧非印加の状
態では不明確であるが、電圧が印加された場合に明確に
分割配向領域となる場合も含まれる。
【0013】本発明の実施の形態による配向の異なる複
数の領域としては、液晶表示装置が複数の画素を有しそ
の画素の内部が複数の領域に分割されているものを挙げ
ることができるが、これに限定されるものではなく、各
画素は分割されておらず、複数の分割領域を含む場合も
含まれる。本発明の実施の形態による分割領域の境界部
に存在する分割配向領域とは異なる配向状態を有する領
域は、図1では境界部に帯状に存在している例が挙げら
れているが、これに限定されるものでは無く、また、周
囲全面である必要はなく、その一部であってもよい。ま
た、その境界部の配向の異なる領域の幅は、特に限定さ
れないが、メインの分割画素より狭く、また、液晶相の
歪み弾性エネルギーを緩和する程度の幅が望ましい。ま
た、常に黒表示状態等でON−OFFに寄与しない場合
には、狭いほうが望ましい。このような幅として、1μm
以上、望ましくは4〜5μmが適当と考えられる。
【0014】本発明の実施の形態による境界部に存在す
る分割配向領域とは異なる配向状態を有する領域は、図
1等のように(電圧印加時に)液晶分子の配向方向が90
゜異なっている場合を挙げることができるが、これに限
らず、90゜以外の角度で配向が異なる場合、電圧非印加
時に配向方向が異なる場合を挙げることができる。本発
明の液晶表示装置は基板表面に配向膜が存在しているこ
とが必須ではないが、配向膜が存在することが一般的で
ある。とくに、光の照射により液晶の配向を制御する配
向膜が有用である。
【0015】また、本発明の実施の形態による液晶表示
装置に用いる光の照射により液晶の配向を制御する配向
膜として、長鎖アルキル鎖等の側鎖を有するポリイミド
配向膜その他の高分子配向膜、シランカップリング剤等
を挙げることができる。特に光学的に反応する官能基等
を有していなくても、ほとんどの垂直配向膜は、斜め方
向からの光照射により、プレティルトの異方性が生じる
ため本発明の実施の形態による液晶表示装置に使用する
ことができる。光の照射により液晶の配向を制御する配
向膜として、水平配向膜の場合には、アゾ染料等の異方
性吸収分子を用いた配向膜(特開平2−27702
5)、アゾベンゼン等の光異性化特性を有する分子を利
用するものポリイミドに紫外光その他の光を照射して、
分解、光反応等を利用して配向させる配向膜(Pro
c.IDRC94 p.213等)、ポリビニルシンナ
メート、カルコン系モノマー等光反応性基を側鎖に有す
る高分子(特開平5−232473等)ポリエステル、
ポリアミド、ポリウレタン、ポリエーテルイミド等の高
分子(IDW‘99 p.21(1999)、 IDW‘99p.85(1999))等を
挙げることができる。
【0016】光の照射により液晶の配向を制御する配向
膜を使用した場合には、光の照射量、照射条件を変化さ
せるだけで配向方向を容易に制御することができる。例
えば、照射量を多くすることで垂直配向から水平配向に
転移させる、照射量の多い方向に選択的に配向させる、
照射量を小さくした部分を初期配向のままとする等であ
る。このように照射量、照射条件を変化させた基板を組
合せることにより、実施例1等のような本願発明の液晶
表示装置を得ることができる。また、光の照射により液
晶の配向を制御する配向膜を使用した場合には、プリズ
ム、ホログラフィク回折格子等の光学素子を用いて、境
界部の配向の異なる領域を同時にかつ容易に作製するこ
とができる。本発明の実施の形態による液晶表示装置に
使用する基板は、ガラスのほか、金属等であってもよ
い。また、その金属板等が反射板を兼ねているものであ
ってもよい。
【0017】さらに、分割型の液晶表示装置、特に垂直
配向型の液晶表示装置においては、視野角の改善、黒浮
きの防止の観点から補償フィルムを用いることが望まし
い。液晶層が垂直配向であるネマティック液晶層の場合
について主に説明したが、本発明の効果が得られる限
り、これに限定されるものではなく、水平配向、ハイブ
リッド配向等であってもよい。また、液晶は、カイラル
剤等の添加剤を含んでいてもよいし、高分子分散液晶等
ポリマー固体やポリマーネットワーク等を含むものであ
ってもよい。このようなポリマーネットワークとして
は、光硬化性モノマー、熱硬化性モノマー、あるいはこ
れらのオリゴマ等を液晶材料中に溶解し、基板間に注入
した後に反応させる等の方法により作製することもでき
る。また、垂直配向モードの他、TN型、STN型、横
電界型(IPS)にも適用可能である。また、ネマティ
ック液晶の他、強誘電液晶等のスメクチック液晶につい
ても適用可能である。
【0018】本発明の実施の形態による液晶表示装置に
おいて両側の電極に電圧を印加する方法としては、一定
の電圧を印加するスタティック駆動でもよいし、変化す
る電圧を印加するダイナミック駆動でもよい。また、ダ
イナミック駆動は、単純マトリックスのものであっても
よいし、TFT、MIM等のアクティブマトリックスの
ものであってもよい。また、本発明の実施の形態による
液晶表示装置は透過型に限定されるものではなく、反射
型等であってもよい。この場合には、一方の基板は透明
である必要はなく、基板が不透明である場合、基板が鏡
面その他の反射面である場合、基板が電極を兼ねている
場合等も本願発明の液晶表示装置に含まれる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の液晶表示装置を実施例を用い
て説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変
形、変更が可能である。第1の実施例について以下に説
明する。垂直配向用ポリイミド溶液(RN-1338、日産化
学製)をITO(インジウム錫酸化物)透明電極を有する
目合せマーカー付きのガラス基板にスピンコート法で塗
布し、90℃、10分間、さらに、220℃、60分加熱し、ガ
ラス基板上にポリイミド配向膜を得た。45μm幅の帯状
のCrパターンと35μmのCrのない帯状領域がライン&ス
ペースととなる露光マスクを通して、UV光源(ウシオ S
POTCURE VIS25100。高圧水銀)からのUV光を、石英ガ
ラスを偏光角で20枚積層した積層板偏光子を通して偏光
とした後、基板垂線に対して45゜方向(p偏光)から基
板上の配向膜に10分間照射した(図2(a)、照射量
は、254nm換算で1.0J/cm2)。次に、露光マスクを40μm
ずらし、基板垂線に対して45゜逆方向から偏光UV光を
1.0J/cm2照射した(図2(b))。これら2回の露光に
より35μm幅にUVが照射された領域と10μm幅のUVが
照射されない領域が帯状に繰り返された配向膜が得られ
た。
【0020】上記と同様に作製したもう1枚の基板を露
光方向が90゜異なるように、基板の周辺部にシール剤を
塗布し、両基板を加圧しながら貼り合わせた。セルギャ
ップは、ラテックス球をスペ−サーに用い、4μmに調
節した。作製した空セルを真空槽内に置き、真空排気
後、液晶材料を注入した。液晶には、負の誘電率の異方
性を有するネマティック液晶(MLC6608、メルク社製)
を使用した。液晶材料注入完了後、注入口を封止した。
作製した液晶セルを偏光顕微鏡でクロスニコル化で観察
したところ、全面が垂直配向の液晶セルとなっていた。
作製した液晶セルに電圧を印加しながら偏光顕微鏡で観
察すると、図1のように40μm周期の正方形の分割領域が
観察され、未露光の10μm幅の領域の液晶分子は対向基
板の配向処理にしたがって、液晶分子が倒れるのが観察
された(基板を傾けながら観察)。偏光フィルムを、偏
光フィルムの透過軸が分割配向領域の縦または横の辺と
平行なるように、かつ基板両面の偏光フィルムがクロス
ニコルの関係になるように貼り付けた後、液晶特性評価
装置(大塚電子 LCD-5000)を用いて、電圧印加(4
V、100Hz矩形波)後の透過率の変化を測定した。透過
率の時間依存性は図5のようであり、透過率の低下は1%
以下であり、応答速度は、電圧印加時、電圧解除時がそ
れぞれ4.7msと7.0msであった(図4中、100ms時に電圧印
加、500ms時に電圧解除)。
【0021】ストロボスコープと組合せた顕微鏡で観察
すると、電圧印加直後から、境界部の液晶が、偏光フィ
ルムの透過軸または吸光軸と平行に倒れ、電圧印加直後
より黒状態となることが観察された。また、露光マスク
を使用しない以外は前記と同様の方法で光を照射した基
板2枚を光の照射方向が逆向きになるように、貼り合わ
せ、液晶を注入してセルとした。クリスタルローテーシ
ョン法を用いてプレティルト角を測定したところ(中央
精機OMS使用)、プレティルト角は88.0゜であった。
【0022】次に、第2の実施例について以下に説明す
る。第1の実施例と同様にガラス基板上に配向膜を作製
した。42μm幅の帯状のCrパターンと38μmのCrのない帯
状領域がライン&スペースとしてなる露光マスクを通し
て、UV光源からの偏光UV光(p偏光)を基板垂線に対
して45゜方向から基板上の配向膜に10分間照射した(照
射量は、254nm換算で1.0J/ cm2)。次に、露光マスクを
40μmずらし、基板垂線に対して45゜逆方向から偏光U
V光を照射した。これらの照射により38μm幅にUVが
照射された領域と4μm幅の露光されていない領域が帯状
に繰り返されて照射された配向膜が得られた。
【0023】第1の実施例と同様にセルを作製、液晶を
注入した。作製した液晶セルを偏光顕微鏡を用いてクロ
スニコル化で観察したところ、全面が垂直配向の液晶セ
ルとなっていた。作製した液晶セルに電圧を印加しなが
ら偏光顕微鏡で観察すると、図1のように40μm周期の正
方形の分割領域が観察され、未露光の4μm幅の領域の液
晶分子は対向基板の配向処理にしたがって、液晶分子が
倒れるのが観察された(基板を傾けながら観察)。第1
の実施例と同様に透過率を測定したところ、透過率の低
下は1.0%であり、応答速度は、電圧印加時、電圧解除
時がそれぞれ5.3msと7.5msであった。ストロボスコープ
と組合せた顕微鏡で観察すると、電圧印加直後から、境
界部の液晶が、偏光フィルムの透過軸または吸光軸と平
行に倒れ、電圧印加直後より黒状態となることが観察さ
れた。
【0024】次に、第3の実施例について以下に説明す
る。第1の実施例と同様にガラス基板上に配向膜を作製
した。35μm幅の帯状のCrパターンと45μmのCrのない帯
状領域がライン&スペースとしてなる露光マスクを通し
て、UV光源からの偏光UV光(p偏光)を基板垂線に対
して45゜方向から基板上の配向膜に10分間照射した(照
射量は、254nm換算で1.0J/ cm2)。次に、露光マスクを
40μmずらし、基板垂線に対して45゜逆方向から偏光U
V光を照射した。これらの照射により35μm幅にUVが
照射された領域と10μm幅の2回露光された領域が帯状に
繰り返されて照射された配向膜が得られた。
【0025】第1の実施例と同様にセルを作製、液晶を
注入し、偏光顕微鏡で観察すると、2回照射領域の液晶
は水平配向となっていた。第1の実施例と同様に透過率
を測定したところ、透過率の低下は1%以下であり、応
答速度は、電圧印加時、電圧解除時がそれぞれ5.0msと
7.1msであった。ストロボスコープと組合せた顕微鏡で
観察すると、2回照射領域は電圧印加の有無に係らず常
黒状態のままであった。以上の実施例との比較例とし
て、ラインとスペースがともに40μmの露光マスクを用
いた以外は第1の実施例と同様に液晶セルを作製した。
このセルにおいては、図11のように分割配向領域の境界
部に分割配向領域とは異なる配向状態を有する領域は存
在していない。
【0026】第1の実施例と同様に電圧印加後の透過率
の変化を測定すると図12のように一旦増加した後に低
下するのが観察された。透過率の低下率Δは、8%であ
った。ストロボスコープと組合せた顕微鏡観察より、電
圧印加後時間が経過すると、境界部に図13のような光の
透過しない領域が広がっていくために、透過率が低下し
ていくのがわかった。
【0027】次に、第4の実施例について以下に説明す
る。第1の実施例と同様にガラス基板上に配向膜を作製
した。40μm角の正方形の穴が、80μm間隔で並んだCrパ
ターンを有する露光マスクを通して、UV光源からの偏光
UV光(p偏光)を基板垂線に対して45゜方向から基板
上の配向膜に10分間照射した。露光マスクを3回移動し
4方向から照射することにより、4方向にプレティルト
がついた領域が周期的に繰り返された分割配向状態が得
られた(図4参照)。上記の方法で得られた基板2枚を、
図4のように5μmずらして貼り合わせた。第1の実施例
と同様に液晶を注入し、偏光顕微鏡で観察すると、図4
のように上下基板の配向状態が異なる境界領域に配向の
異なる領域が帯状に得られていた。実施例1と同様に透
過率を測定したところ、透過率の低下は1%以下であ
り、応答速度は、電圧印加時、電圧解除時がそれぞれ4.
8msと7.5msであった。
【0028】次に、第5の実施例について以下に説明す
る。ラインとスペースがともに20μmの露光マスクを用
いた以外は実施例1と同様に液晶セルを作製した。第1
の実施例と同様に電圧印加後の境界部の変化を観察した
ところ、境界部の透過率の低い領域は狭く、透過率の低
下Δは1.5%であった。
【0029】次に、第6の実施例について以下に説明す
る。ラインとスペースがともに10μmから、50μmまで10
μm間隔で変化させたそれぞれの露光マスクを用いた以
外は、実施例1と同様にセルを作製し評価した。透過率
の低下率を図6に示す。図6より30μm以上で透過率の
低下が認められ、特に20μm以下で透過率の低下がほと
んど見られない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分割配向領域の境界部に配向の異なる領域を設ける、ま
たは分割配向サイズを小さくすることにより、視角特性
にすぐれるとともに応答速度の優れた分割配向型の液晶
表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による液晶表示装置の構
成を説明するための図である。(a)は電圧印加直後、
(b)は時間経過後を示す。
【図2】 本発明の実施の形態による液晶表示装置の製
造方法の一例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態による液晶表示装置の構
造を説明するための図である。
【図4】 本発明の実施の形態による液晶表示装置の構
造および製造方法を説明するための図である。
【図5】 本発明の実施の形態による液晶表示装置の透
過率の変化を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態による液晶表示装置にお
ける分割領域のサイズ(一辺の長さ)と透過率の低下
(図8Δ)の関係を示す図である。
【図7】 従来の液晶表示装置の問題点を示す図であ
る。(a)は電圧印加直後、(b)は時間経過後を示
す。
【図8】 従来の液晶表示装置の透過率の応答曲線を示
す図である。Δは、透過率の低下率である。
【図9】 従来の液晶表示装置の問題点を示す図であ
る。(a)は電圧印加直後、(b)は時間経過後を示
す。
【図10】 従来の液晶表示装置の問題点を示す図であ
る。(a)は電圧印加直後、(b)は時間経過後を示
す。
【図11】 従来の液晶表示装置の構造を示す図であ
る。
【図12】 従来の液晶表示装置の透過率の応答曲線を
示す図である。
【図13】 従来の液晶表示装置を示す図である(電圧
印加時間経過後)。
【符号の説明】
1 液晶分子 2 分割境界線 3 分割境界部の配向の異なる領域 4 配向膜 5 露光マスク 6 照射光線
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 照晃 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2H090 HB08Y LA06 LA09 MA01 MA15 MA16 MB14 2H091 FA08X FA08Z FA11X FA11Z FD10 GA06 LA19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の基板間に液晶層が挟持され、前記
    液晶層が配向の異なる複数の分割配向領域からなる液晶
    表示装置において、 前記分割配向領域とは異なる配向状態を有する領域が前
    記分割配向領域の境界部に設けられたことを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 光の照射により前記液晶層の配向方向を
    制御できる配向膜が前記基板と前記液晶層との界面に設
    けられたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 分割配向領域とは異なる配向状態を有す
    る領域が、該配向膜への光の照射量又は照射条件を異な
    らせた領域であることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記分割配向領域とは異なる配向状態を
    有する領域は、2枚の前記基板の前記分割配向領域がず
    らして組合せられることにより形成されたことを特徴と
    する請求項1から3のいずれかの請求項に記載の液晶表
    示装置。
  5. 【請求項5】 2枚の基板間に液晶層が挟持され、該液
    晶層が配向の異なる複数の領域からなる液晶表示装置に
    おいて、該配向の異なる領域のサイズが20μm以下であ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶層の液晶分子が電圧非印加時に
    前記基板表面に対しほぼ垂直に配列していることを特徴
    とする請求項1から5のいずれかの請求項に記載の液晶
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記液晶層の片側又は両側に補償フィル
    ムが設けられたことを特徴とする請求項1から6のいず
    れかの請求項に記載の液晶表示装置。
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