JP2002031773A - 光源装置及び配置調整方法 - Google Patents

光源装置及び配置調整方法

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JP2002031773A
JP2002031773A JP2000215082A JP2000215082A JP2002031773A JP 2002031773 A JP2002031773 A JP 2002031773A JP 2000215082 A JP2000215082 A JP 2000215082A JP 2000215082 A JP2000215082 A JP 2000215082A JP 2002031773 A JP2002031773 A JP 2002031773A
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lens
light
light source
light emitting
emitting source
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JP2000215082A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Nakajima
智宏 中島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短波長の半導体レーザを用いても、カップリ
ングレンズの固定に紫外線硬化型接着剤を用いた従来の
工法をそのまま活用できる光源装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 半導体レーザ等の発光源とレンズとそれ
らの光軸を合わせて固定する保持部材とを有し、該レン
ズの少なくとも一部を光硬化型接着剤を用いて保持部材
に接着してなる光源装置において、発光源からの光の波
長帯と光硬化型接着剤を硬化させるための光の波長帯と
に重複がある場合に、レンズの接着部の光軸からの径方
向の距離、発光源の発散角、レンズの焦点距離が所定の
関係を満たすようにし、発光源からの光が接着部に当ら
ないよう発光源とレンズとを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル複写機やレ
ーザプリンタ等の光走査装置等に用いられる光源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】書込系に用いられる光源装置においては
半導体レーザよりの発散性光束を平行光束となして射出
されるよう、半導体レーザの発光源に対してカップリン
グレンズの相対位置が調節され、固定される。
【0003】特開平11−231237にも示されるよ
うに、カップリングレンズの固定には紫外線を照射する
ことで瞬時に硬化する紫外線硬化型接着剤が使われる。
紫外線硬化型接着剤は紫外線を照射するまでは硬化する
ことがなく、特に調整個所の固定に最も適していること
から一般的に広く用いられている。
【0004】図1を用いて半導体レーザの発光源とカッ
プリングレンズとの配置調整工程の一例について説明す
る。
【0005】半導体レーザ101は保持部材102の裏
側に形成した嵌合穴(図示しない)に圧入され固定され
る。カップリングレンズ103は前記保持部材102に
設けられた突起部102−1とのすき間に紫外線硬化型
接着剤108が充填され図示しないクランプ部材で保持
して移動される。109はポジションセンサ、104は
フォーカス位置センサ、106は集束レンズ、107は
ポジションセンサ109での検出とフォーカス位置セン
サ104での検出を同時に行なうために半導体レーザか
らの光ビームを2分光するビームスプリッタである。配
置調整は次のようにして行われる。
【0006】半導体レーザ101を点灯し、まず、Y、
Z方向に移動調節され、ポジションセンサ109でその
ビームスポットの重心位置を検出してビームスポットが
ポジションセンサの中心にくるように同方向の位置を合
わせる。次にX方向に移動調節され、フォーカス位置セ
ンサ104で集束レンズ106により絞りこまれたビー
ムの集束位置を検出して同方向の位置を合わせる。
【0007】この状態で紫外線照射装置より光ファイバ
105にて導光した紫外線をスポット的に照射して接着
剤を硬化させ、クランプ部材を解除しカップリングレン
ズを固定する。
【0008】以上のように半導体レーザの発光源とカッ
プリングレンズとの配置調整は半導体レーザを点灯させ
たまま行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、半導
体レーザの短波長化が進み、紫外線硬化型接着剤中に含
まれる光重合開始剤が反応する有効波長範囲550nm
以下のものが開発されている。
【0010】半導体レーザは短波長になればなるほどビ
ームスポットが細くしぼれるため、高密度化に有利であ
ることが知られているが、前記したように従来の工法で
は半導体レーザを点灯させたまま、その光束を検出して
調節を行わざるを得ないため、半導体レーザから射出し
た光ビームで接着剤が硬化してしまい移動が円滑に行な
えずうまく調節できないという問題があった。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、短波長の半導体レーザを用いても、カップリン
グレンズの固定に紫外線硬化型接着剤を用いた従来の工
法をそのまま活用できる光源装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、発光源とレンズとそれらの光軸を合わせて固定する
保持部材とを有し、該レンズの少なくとも一部を光硬化
型接着剤を用いて保持部材に接着してなる光源装置にお
いて、発光源からの光の波長帯と光硬化型接着剤を硬化
させるための光の波長帯とに重複がある場合に、レンズ
の接着部の光軸からの径方向の距離、発光源の発散角、
レンズの焦点距離が所定の関係を満たすようにし、発光
源からの光が接着部に当らないよう発光源とレンズとを
配置する。請求項2に記載の発明は、請求項1の記載に
おいて、前記所定の関係は、前記接着部の光軸からの径
方向の距離をr、同方向での発光源の発散角の半値全角
をθ、レンズの焦点距離をfとするとき、r>k×f・
sinθ (k>0.85)とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、発光源とレンズ
とそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有し、
該レンズの少なくとも一部を紫外線硬化型接着剤を用い
て保持部材に接着してなる光源装置において、発光源の
波長がλ<550nmであり、レンズの接着部の光軸か
らの径方向の距離をr、同方向での発光源の発散角の半
値全角をθ、レンズの焦点距離をfとするとき、r>
0.85×f・sinθの関係を満たす発光源とレンズ
とを有する。
【0014】請求項1〜3の発明によれば、発光源から
の光が接着部に当らないため、レンズの調整工程におい
て発光源を点灯したままでも接着剤が硬化するのを防止
でき、生産効率の良い光源装置が提供できる。
【0015】請求項4に記載の発明は、発光源とレンズ
とそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有し、
該レンズは光硬化型接着剤を用い、直接または鏡筒を介
して保持部材に接着してなる光源装置において、発光源
からの光の波長帯と光硬化型接着剤を硬化させるための
光の波長帯とに重複がある場合に、光軸からの径方向の
距離Rが、開口数(NA)と焦点距離(f)を用いた条
件式R>NA・fを満たす位置に接着部を設ける。
【0016】請求項5に記載の発明は、発光源とレンズ
とそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有し、
該レンズは紫外線硬化型接着剤を用い、直接または鏡筒
を介して保持部材に接着してなる光源装置において、発
光源の波長がλ<550nmであり、光軸からの径方向
の距離Rが、開口数(NA)と焦点距離(f)を用いた
条件式R>NA・fを満たす位置に接着部を設ける。
【0017】請求項6に記載の発明は、発光源とレンズ
とそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有し、
該レンズは鏡筒に収めてなり該鏡筒の少なくとも一部を
光硬化型接着剤を用いて保持部材に接着してなる光源装
置において、発光源からの光の波長帯と光硬化型接着剤
を硬化させるための光の波長帯とに重複がある場合に、
鏡筒の接着部の光軸からの径方向の距離、発光源の発散
角、レンズの焦点距離が所定の関係を満たすようにし、
発光源からの光が該接着部に当らないようにする。
【0018】請求項7の発明は、請求項6の記載におい
て、前記所定の関係は、前記接着部の光軸からの径方向
の距離をR、同方向での発光源の発散角をθ、レンズの
焦点距離をf、kを定数とするとき、R>k×f・si
nθとする。
【0019】請求項8に記載の発明は、発光源とレンズ
とそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有し、
該レンズは鏡筒に収めてなり該鏡筒の少なくとも一部を
紫外線硬化型接着剤を用いて保持部材に接着してなる光
源装置において、発光源の波長がλ<550nmであ
り、鏡筒の接着部の光軸からの径方向の距離をR、同方
向での発光源の発散角をθ、レンズの焦点距離をfとす
るとき、R>0.85×f・sinθの関係を満たす発
光源と鏡筒とを有する。
【0020】請求項4〜8の発明によれば、レンズを鏡
筒に収めた場合でも、発光源からの光が接着部に当らな
いため、レンズの調整工程において発光源を点灯したま
までも接着剤が硬化するのを防止でき、生産効率の良い
光源装置が提供できる。
【0021】請求項9に記載の発明は、発光源とレンズ
とそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有し、
該レンズ、又は該レンズを収めた鏡筒の少なくとも一部
を光硬化型接着剤を用いて保持部材に接着してなる光源
装置において、発光源からの光の波長帯と光硬化型接着
剤を硬化させるための光の波長帯とに重複がある場合
に、発光源とレンズとの光路中に絞り部材を備え、上記
接着部の光軸からの径方向の距離、レンズの焦点距離、
同方向での絞り径が所定の関係を満たすようにし、発光
源からの光が該接着部に当らないようにする。
【0022】請求項10に記載の発明は、請求項9の記
載において、前記所定の関係は、前記接着部の光軸から
の径方向の距離をR、同方向でのレンズの焦点距離を
f、同方向での絞り半径をd、発光源から絞りまでの距
離をsとするとき、d<s・R/fとする。
【0023】請求項11に記載の発明は、発光源とレン
ズとそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有
し、該レンズ、又は該レンズを収めた鏡筒の少なくとも
一部を紫外線硬化型接着剤を用いて保持部材に接着して
なる光源装置において、発光源の波長がλ<550nm
であり、発光源とレンズとの光路中に絞り部材を備え、
上記接着部の光軸からの径方向の距離をR、同方向での
レンズの焦点距離をf、同方向での絞り半径をd、発光
源から絞りまでの距離をsとするとき、d<s・R/f
の関係を満たすようにする。
【0024】請求項9〜11に記載の発明によれば、半
導体レーザの発散角のバラツキが大きい場合においても
確実に接着面へ光ビームが当たることを防止できるの
で、発散角の選別が必要なくなり半導体レーザの生産に
おける歩留まりを向上できる。また、仕様落ちで破棄さ
れる半導体レーザ数を減らすことができ環境汚染防止に
対しても有効な光源装置が提供できる。
【0025】請求項12に記載の発明は、請求項1ない
し11にうちいずれか1項の記載において、前記発光源
の発散角が最小となる径方向にのみ前記接着部を配備す
る本発明によれば、接着部に発光源からの光が当らない
ようにするにあたり、レンズの外径を最小限とすること
ができるので、その材料を節約し紫外線の照射時間も短
縮され省資源化することができる上、低コストな光源装
置を得ることができる。
【0026】請求項13に記載の発明は、発光源とレン
ズとそれらの光軸を合わせて固定する保持部材とを有
し、該レンズの少なくとも一部を光硬化型接着剤を用い
て保持部材に接着してなる光源装置におけるレンズの配
置調整方法であって、発光源からの光の波長帯と光硬化
型接着剤を硬化させるための光の波長帯とに重複がある
場合に、配置調整時に光源とレンズとの光路中に絞り部
材を仮設置する工程を有し、該絞り部材を、上記接着部
の光軸からの径方向の距離をR、同方向でのレンズの焦
点距離をf、同方向での絞り半径をd、発光源から絞り
部材までの距離をsとするとき、d<s・R/fの関係
を満たすように仮設置する。
【0027】請求項14に記載の発明は、550nm以
下の波長の光を発する発光源とレンズとそれらの光軸を
合わせて固定する保持部材とを有し、該レンズの少なく
とも一部を紫外線硬化型接着剤を用いて保持部材に接着
してなる光源装置におけるレンズの配置調整方法であっ
て、配置調整時に光源とレンズとの光路中に絞り部材を
仮設置する工程を有し、該絞り部材を、上記接着部の光
軸からの径方向の距離をR、同方向でのレンズの焦点距
離をf、同方向での絞り半径をd、発光源から絞り部材
までの距離をsとするとき、d<s・R/fの関係を満
たすように仮設置する。
【0028】請求項13〜14に記載の発明によれば、
発光源とレンズとの間の一時的に絞りを置くこととした
ため、接着部に光を当てることなく配置調整を行うこと
が可能となる。また、発光源の発散角の選別が必要なく
なり半導体レーザの生産における歩留まりを向上でき
る。また、仕様落ちで破棄される半導体レーザ数を減ら
すことができ環境汚染防止に対しても有効な光源装置が
提供できる。
【0029】請求項15〜18に記載の発明によれば、
請求項1ないし12のうちいずれか1項に記載の光源装
置を備えた装置を提供することができる。特に、短波長
の光を使用する装置であっても、効率良く生産される上
記光源装置を使用するので、低コストな装置を提供する
ことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図2に本発明の第1の実施例にお
ける光源装置の断面図を示す。
【0031】半導体レーザ201は保持部材202に設
けられた嵌合穴に圧入されて固定される。半導体レーザ
より射出された光ビームは発散光束であり、一般にレー
ザチップの接合面に垂直な方向と平行な方向とで発散角
が異なるため、同図に示すようにファーフィールドパタ
ーンは楕円形をなしている。また、本実施例では接合面
を縦に向けて半導体レーザを配置しておりY方向に長い
ファーフィールドパターンとなっている。
【0032】カップリングレンズ203はその焦点位置
を半導体レーザの発光点に合わせ、射出光束が略平行光
束となるように配置し、保持部材より突出しレンズのコ
バに沿って円筒状の接着面が形成された突起部202−
1とカップリングレンズのコバとの隙間(約100μ
m)に充填した紫外線硬化型接着剤208を硬化させて
固定する。
【0033】本実施例では突起部はより光ビームの広が
りが小さい接合面に平行な方向(z方向)にのみ設けら
れ、レンズ外周の一部を接着するようにしており、コバ
の上側よりレンズ内部を透過させて紫外線を照射して固
定する。
【0034】本実施例では、光ビームの発散する角度に
対するレンズの大きさ、接着する位置等を適切に定める
ことによって、調整中に半導体レーザの光が紫外線硬化
型接着剤208にかからないようにしている。具体的に
は下記のようにする。
【0035】半導体レーザの発散角(半値全角)を接合
面に垂直な方向と平行な方向でそれぞれθv、θpとす
るとカップリングレンズにおけるビーム径(1/e^2
値)Dv、Dpはカップリングレンズの焦点距離fを用
いて概略次式で表される。
【0036】 Dv=1.7×f・sinθv Dp=1.7×f・sinθp 一般にθv=25〜35、θp=7〜11程度である。
なお、半値全角とは発光源の強度分布において強度が最
大値の1/2となるところの発散角度である。図3に示
す表には定数kで定義される径方向位置s(=k×f・
sinθ)における分布強度を最大強度に対する比で示
している。2・k>1.7の範囲、いわゆるビーム径外
では13.5%以下の強度分布の裾域となり積分光量と
しては全光量の数%にすぎず、ほとんど無視することが
できる。
【0037】本実施例では、紫外線硬化型接着剤208
が図示するような位置にあるので、半導体レーザより射
出した光ビームが上記した接着面に当たらないようにす
るためにはθp方向のみ考慮すれば良く、次の条件を満
たせばよい。
【0038】 2r>Dp (2rはカップリングレンズの外
径) この式と上記の式とから、 r>0.85×f・sinθp を満たすように半導体レーザの発散角仕様あるいはカッ
プリングレンズの焦点距離、外径を選択すれば良い。
【0039】なお、光軸からの径方向の距離をR、開口
数をNA、焦点距離をfとしたときに、条件式R>NA
・fを満たすようにしてもよい。図4に示す構成例にお
いて、D=NA・fで示しているように、開口数とは、
光線の有効径Dを焦点距離fで割った値である。図4に
示すような位置関係(R>NA・f)を満たすことによ
り、光源からの光が接着部にあたらないようにすること
ができる。これは、下記の実施例においても同様であ
る。
【0040】図5に本発明の第2の実施例を示す。
【0041】第2の実施例では、カップリングレンズ3
01をあらかじめ紫外線が透過する透明な樹脂にて成形
されたレンズセル302に収めて、配置調整し保持部材
303に固定する。
【0042】半導体レーザ304は第1の実施例と同
様、保持部材303の嵌合穴に圧入され保持部材より突
出した円筒部303−1の外周にレンズセルのキャップ
部302−1をかぶせてカップリングレンズの焦点位置
を半導体レーザ304の発光点に合わせ、射出光束が略
平行光束となるように配置し、円筒部303−1の外周
とキャップ部302−1の内周とのすき間(約200μ
m)に充填した紫外線硬化型接着剤308に紫外線をレ
ンズセル外側より照射し固定する。
【0043】本実施例では接着面であるキャップ部30
2−1の内径2Rをレンズ外径より大きくすることで、 R>0.85×f・sinθ を満たすように設定し半導体レーザ304より射出した
光ビームが上記の接着面に当たらないようにしている。
【0044】ここでは全周にわたって接着剤を充填して
いるのでθは最大となるθvを考慮する。すなわち、 R>0.85×f・sinθv を満たすようにする。
【0045】尚、本実施例では円形のカップリングレン
ズを用いたが、接合する径方向に接着面を突出して形成
した異型のレンズとしても良く、レンズセルを用いずレ
ンズを直接接着する場合においても同様である。
【0046】図6に本発明の第3の実施例を示す。
【0047】第3の実施例では、保持部材403に半導
体レーザ404を圧入する嵌合穴と同軸に形成され射出
光束径を規制する絞り403−2を一体的に設けてい
る。
【0048】ここで、絞りの径を2d、発光点から絞り
までの距離をsとするとカップリングレンズにおけるビ
ーム径(1/e^2値)Dはカップリングレンズの焦点
距離fを用いて概略次式で表される。
【0049】D=2×f・d/s 従って、接着面であるキャップ部402−1の内径2R
とすると d<R・s/f となるように絞り径dを選択することで半導体レーザよ
り射出した光ビームが上記した接着面に当たらないよう
にしている。本実施例ではキャップ部402−1の内径
2Rとカップリングレンズ外径2rを等しくしている
が、これに限らずレンズセルを用いずレンズを直接接着
する場合においても同様である。
【0050】尚、絞りは半導体レーザとカップリングレ
ンズとの光路中であれば別体で設けても構わない。ま
た、図2に示す構成において、レンズの位置調節時に保
持部材202の前面に絞りを一時的に付けることによっ
て接着剤に半導体レーザの光があたらないようにするこ
とも可能である。
【0051】第3の実施例に示すように、半導体レーザ
の前面に絞りを設けることによって、半導体レーザの発
散角のばらつきをある程度許容でき、半導体レーザの生
産における歩留まりを向上できる。
【0052】本発明は、紫外線硬化型接着剤のような光
硬化型接着剤を使い、かつ、その近傍に光源が置かれる
ような構成に適用できる。本発明を適用した装置の例に
ついて第4〜第8の実施例として説明する。
【0053】図7は第4の実施例を説明するための図で
ある。第4の実施例は、例えば特許第2678231号
公報に開示されているようなタッチ式入力システムにお
ける光源に本発明を適用するものである。
【0054】本システムは、ビデオディスプレイを介し
てデータを入力するために使用され、フォトディテクタ
ー群と、半球状のカップリングレンズが射出窓に直接配
備された光源としての半導体レーザ群との対が対向して
配置され、不透明部材をビデオディスプレイに近づける
(タッチする)ことによって光源からの光がさえぎら
れ、それをX方向とY方向のフォトディテクターが検知
することによって位置を検出し、データ入力を可能とす
るシステムである。ここで、本発明の考えを用いてレン
ズと光源を配置することによって、紫外線硬化型接着剤
を使用して、光源を点灯させたままでの位置合わせを行
うことが可能となる。
【0055】図8及び図9は本発明の第5の実施例を示
す図である。
【0056】第5の実施例は、光ピックアップヘッドの
光源部に本発明を適用する例である。
【0057】図8及び図9は光ピックアップヘッドの構
成例を示し、動作概要は次の通りである。LDパッケー
ジ501に内包されたLD512から射出した光ビーム
は信号検出用分離素子502を透過し、カップリングレ
ンズ503により略平行光束とされ回折格子504aを
有する射出光モニタ用分離素子504に入射する。回折
格子504aで回折されたモニタ光は光源方向に向いカ
ップリングレンズにより集束されモニタ用受光素子50
9にて出力がモニタされる。
【0058】一方、射出光モニタ用分離素子504を透
過した光ビームは偏光プリズム505により上方のディ
スク面方向に偏光され対物レンズ506により集光され
光ディスク507に照射される。光ディスクからの反射
光は射出光モニタ用分離素子504を透過してカップリ
ングレンズ503で集束され信号検出用分離素子502
の回折格子502aで回折されて信号検出用受光素子5
08で受光される。これにより光ディスク面に記録され
た記録信号やサーボ信号の検出を行なうことができる。
【0059】上記の構成において、カップリングレンズ
503はLDパッケージ501、射出光モニタ用分離素
子504、偏光プリズム505とともに一体支持される
保持部材510の凸部に配置調節の後、紫外線硬化型接
着剤511で固定される。ここで、本発明の考えを用い
て配置設計を行うことにより、レーザ光を紫外線硬化型
接着剤511にあてることなく配置調節を行うことがで
きるようになる。
【0060】図10〜図12は本発明の第6の実施例を
示す図である。
【0061】第6の実施例は、電子写真プロセスを用い
た画像形成装置に本発明を適用するものであり、その中
の具体例として図10にデジタル複写機、図11にレー
ザプリンタ、図12に普通紙ファクシミリの構成を示
す。
【0062】各図において600は画像形成装置本体、
602は用紙を収容するカセット、604はカセットか
ら用紙を1枚ずつ取り出す給紙ローラ、606は搬送タ
イミングをコントロールするレジストローラ、608は
転写帯電器、610はプロセスカートリッジで感光体ド
ラム612、現像ローラ613、帯電ローラ614等が
一体化されている。また、616はハロゲンヒータが内
蔵された定着ローラ、618は加圧ローラで定着器を構
成する。さらに、620は搬送ローラ、621は排紙ロ
ーラである。
【0063】本発明による光源部を備える光走査装置6
01は画像信号に応じて半導体レーザが変調され、帯電
ローラ614によって一様に帯電された感光体ドラム6
12上に潜像を形成し、現像ローラ613から供給され
るトナーによって顕像化される。一方、給紙ローラ60
4によって取り出された用紙はレジストローラ606に
よって光走査装置601の画像書き出しのタイミングに
合わせて搬送されトナー像が転写される。転写された画
像は定着ローラ616により定者されて排紙される。
【0064】特に図10において611は読取装置本体
であり、原稿台に固定された原稿の読み取り部623に
おける画像を結像レンズ624を介してCCD等の光電
変換素子625上に結像させ、ミラー群622を移動し
て順次、電子データに変換する。また、第2の用紙カセ
ット604‘を備えている。
【0065】また、図12において627は原稿の読み
取り装置で、原稿台615から給紙ローラ629によっ
て送り出された原稿の画像は搬送ローラ対626、62
8により搬送されながら順次、電子データに変換する。
【0066】図13、14は、本発明の第7の実施例を
示し、本発明に係る光源ユニットの構成図である。
【0067】半導体レーザ(LD)701は保持部材7
02の裏側に形成した嵌合穴に圧入され、カップリング
レンズ703は保持部材の貫通穴出口部に形成した円筒
面の一部を切り出した形状の突起にUV接着される。
【0068】また、LD駆動基板706にはLDを変調
起動する回路が実装されLDのリードをその回路にハン
ダ接合して光源ユニットをなす。この光源ユニットに本
発明が用いられ、半導体レーザを点灯しての配置調整時
に紫外線硬化型接着剤にレーザ光がかからないようにな
っている。
【0069】光源ユニットからはカップリングレンズの
配置調節により略平行光束が射出される。シリンダレン
ズ704は副走査方向にのみ曲率を有しポリゴンミラー
707の反射面上にて主走査方向に線状となるよう集束
し、面倒れ補正光学系の一部を構成する。
【0070】ポリゴンミラー707はモータ708によ
り一定方向に回転されビームを走査する。走査されたビ
ームは結像レンズ710により、ミラー711を介して
被走査面114(感光体面)にスポット状に結像され
る。
【0071】ミラー713は走査開始側でビームを折り
返し、センサ基板709上に実装されたフォトセンサ7
08に入射させ、この検出時刻を基準に画像記録のタイ
ミングをとる。一般に光源ユニット、モータ、結像レン
ズ、ミラー、センサ基板は光学ベース712に位置決め
され一体的に支持される。
【0072】図14はガルバノミラーを用いた例であ
り、ガルバノミラーを使用すること以外は図13と同様
の構成である。図13においてポリゴンミラーが一定方
向にビームを走査するのに対し、図14におけるガルバ
ノミラー715は矢印方向に往復回転してビームを双方
向に走査する。
【0073】図15、16は、本発明の第8の実施例を
示す。本実施例は、固体走査型の書込ヘッドに本発明を
適用した例である。
【0074】光源801には列状に複数の発光源がモノ
リシックに等間隔で形成される。カップリングレンズ8
02はこれら発光源からの光ビームを一括して平行光束
となし結像レンズ803にて被走査面に結像し、画像を
記録する。発光源毎にカップリングレンズを配備しても
良いが、本実施例では発光源の間隔が記録密度に相当す
るスポット間隔より小さくなるよう対物レンズの倍率を
設定し、複数光源に対してカップリングレンズを配備し
ている。被走査面では上記スポット列をつなぎ合せて記
録幅のドット数分構成しており、上記した光源を複数ガ
ラス基板807に主走査に配備し、アレイ状に成形した
対物レンズとともに図示しない保持部材に配列して一体
的に支持している。
【0075】尚、カップリングレンズは配置調節の後、
保持部材の支柱805に紫外線硬化型接着剤806で固
定される。配置調節は複数の発光源の内、中央に配置さ
れる光源のみによって行われるが、光源からの光が紫外
線硬化型接着剤806に当らないよう本発明の考えが取
り入れられている。
【0076】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能である。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、半導体レーザ等の発光
源からの光をレンズや鏡筒等の接着に使用する紫外線硬
化型接着剤に当らないようにすることができるため、レ
ンズの調整工程において発光源を点灯したままでも接着
剤が硬化するのを防止でき、生産効率の良い光源装置が
提供できる。
【0078】また、半導体レーザとレンズとの間に絞り
を設けることによって、半導体レーザの発散角のバラツ
キが大きい場合においても確実に接着面へ光ビームが当
たることを防止できるので、発散角の選別が必要なくな
り半導体レーザの生産における歩留まりを向上できる。
また、仕様落ちで破棄される半導体レーザ数を減らすこ
とができ環境汚染防止に対しても有効な光源装置が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体レーザの発光源とカップリングレンズと
の配置調整工程の一例について説明するための図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例における光源装置の断面
図である。
【図3】光の強度分布を説明するための図である。
【図4】R>NA・fを満たす構成例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例における光源装置の断面
図である。
【図6】本発明の第3の実施例における光源装置の断面
図である。
【図7】本発明の第4の実施例を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の第5の実施例である光ピックアップヘ
ッドの構成例を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施例である光ピックアップヘ
ッドの断面図である。
【図10】本発明の第6の実施例であるデジタル複写機
の断面図である。
【図11】本発明の第6の実施例であるレーザプリンタ
の断面図である。
【図12】本発明の第6の実施例である普通紙ファクシ
ミリの断面図である。
【図13】本発明の第7の実施例であるポリゴンミラー
を用いた光源ユニットを示す図である。
【図14】本発明の第7の実施例であるガルバノミラー
を用いた光源ユニットを示す図である。
【図15】本発明の第8の実施例である固体走査型の書
込ヘッドを示す図である。
【図16】本発明の第8の実施例の断面図である。
【符号の説明】
101、201、304、404 半導体レーザ 102、202、303、403 保持部材 102−1、202−1 突起部 103、203、301 カップリングレンズ 104 フォーカス位置センサ 105 光ファイバ 106 集束レンズ 107 ビームスプリッタ 108、208、308 紫外線硬化型接着剤 109 ポジションセンサ 302 レンズセル 302−1、402−1 キャップ部 303−1 円筒部 403−2 絞り 501 LDパッケージ 512 LD 510 保持部材 511 紫外線硬化型接着剤 600 画像形成装置本体 701 半導体レーザ 702 保持部材 703 カップリングレンズ 707 ポリゴンミラー 715 ガルバノミラー 801 光源 802 カップリングレンズ 803 結像レンズ 805 支柱 806 紫外線硬化型接着剤

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わせ
    て固定する保持部材とを有し、該レンズの少なくとも一
    部を光硬化型接着剤を用いて保持部材に接着してなる光
    源装置において、 発光源からの光の波長帯と光硬化型接着剤を硬化させる
    ための光の波長帯とに重複がある場合に、レンズの接着
    部の光軸からの径方向の距離、発光源の発散角、レンズ
    の焦点距離が所定の関係を満たすようにし、発光源から
    の光が接着部に当らないよう発光源とレンズとを配置し
    たことを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の関係は、前記接着部の光軸か
    らの径方向の距離をr、同方向での発光源の発散角の半
    値全角をθ、レンズの焦点距離をfとするとき、 r>k×f・sinθ (k>0.85) である請求項1に記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わせ
    て固定する保持部材とを有し、該レンズの少なくとも一
    部を紫外線硬化型接着剤を用いて保持部材に接着してな
    る光源装置において、 発光源の波長がλ<550nmであり、レンズの接着部
    の光軸からの径方向の距離をr、同方向での発光源の発
    散角の半値全角をθ、レンズの焦点距離をfとすると
    き、 r>0.85×f・sinθ の関係を満たす発光源とレンズとを有することを特徴と
    する光源装置。
  4. 【請求項4】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わせ
    て固定する保持部材とを有し、該レンズは光硬化型接着
    剤を用い、直接または鏡筒を介して保持部材に接着して
    なる光源装置において、 発光源からの光の波長帯と光硬化型接着剤を硬化させる
    ための光の波長帯とに重複がある場合に、光軸からの径
    方向の距離Rが、開口数(NA)と焦点距離(f)を用
    いた下記条件式 R>NA・f を満たす位置に接着部を設けたことを特徴とする光源装
    置。
  5. 【請求項5】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わせ
    て固定する保持部材とを有し、該レンズは紫外線硬化型
    接着剤を用い、直接または鏡筒を介して保持部材に接着
    してなる光源装置において、 発光源の波長がλ<550nmであり、光軸からの径方
    向の距離Rが、開口数(NA)と焦点距離(f)を用い
    た下記条件式 R>NA・f を満たす位置に接着部を設けたことを特徴とする光源装
    置。
  6. 【請求項6】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わせ
    て固定する保持部材とを有し、該レンズは鏡筒に収めて
    なり該鏡筒の少なくとも一部を光硬化型接着剤を用いて
    保持部材に接着してなる光源装置において、 発光源からの光の波長帯と光硬化型接着剤を硬化させる
    ための光の波長帯とに重複がある場合に、鏡筒の接着部
    の光軸からの径方向の距離、発光源の発散角、レンズの
    焦点距離が所定の関係を満たすようにし、発光源からの
    光が該接着部に当らないよう発光源と鏡筒とを配置した
    ことを特徴とする光源装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の関係は、前記接着部の光軸か
    らの径方向の距離をR、同方向での発光源の発散角を
    θ、レンズの焦点距離をfとするとき、 R>k×f・sinθ (k>0.85) である請求項6に記載の光源装置。
  8. 【請求項8】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わせ
    て固定する保持部材とを有し、該レンズは鏡筒に収めて
    なり該鏡筒の少なくとも一部を紫外線硬化型接着剤を用
    いて保持部材に接着してなる光源装置において、 発光源の波長がλ<550nmであり、鏡筒の接着部の
    光軸からの径方向の距離をR、同方向での発光源の発散
    角をθ、レンズの焦点距離をfとするとき、 R>0.85×f・sinθ の関係を満たすようにしたことを特徴とする光源装置。
  9. 【請求項9】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わせ
    て固定する保持部材とを有し、該レンズ、又は該レンズ
    を収めた鏡筒の少なくとも一部を光硬化型接着剤を用い
    て保持部材に接着してなる光源装置において、 発光源からの光の波長帯と光硬化型接着剤を硬化させる
    ための光の波長帯とに重複がある場合に、発光源とレン
    ズとの光路中に絞り部材を備え、上記接着部の光軸から
    の径方向の距離、レンズの焦点距離、同方向での絞り径
    が所定の関係を満たすようにし、発光源からの光が該接
    着部に当らないようにしたことを特徴とする光源装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の関係は、前記接着部の光軸
    からの径方向の距離をR、同方向でのレンズの焦点距離
    をf、同方向での絞り半径をd、発光源から絞りまでの
    距離をsとするとき、 d<s・R/f である請求項9に記載の光源装置。
  11. 【請求項11】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わ
    せて固定する保持部材とを有し、該レンズ、又は該レン
    ズを収めた鏡筒の少なくとも一部を紫外線硬化型接着剤
    を用いて保持部材に接着してなる光源装置において、発
    光源の波長がλ<550nmであり、発光源とレンズと
    の光路中に絞り部材を備え、上記接着部の光軸からの径
    方向の距離をR、同方向でのレンズの焦点距離をf、同
    方向での絞り半径をd、発光源から絞りまでの距離をs
    とするとき、 d<s・R/f の関係を満たすようにしたことを特徴とする光源装置。
  12. 【請求項12】 前記発光源の発散角が最小となる径方
    向にのみ前記接着部を配備したことを特徴とする請求項
    1ないし11にうちいずれか1項に記載の光源装置。
  13. 【請求項13】 発光源とレンズとそれらの光軸を合わ
    せて固定する保持部材とを有し、該レンズの少なくとも
    一部を光硬化型接着剤を用いて保持部材に接着してなる
    光源装置におけるレンズの配置調整方法であって、 発光源からの光の波長帯と光硬化型接着剤を硬化させる
    ための光の波長帯とに重複がある場合に、配置調整時に
    光源とレンズとの光路中に絞り部材を仮設置する工程を
    有し、 該絞り部材を、 上記接着部の光軸からの径方向の距離をR、同方向での
    レンズの焦点距離をf、同方向での絞り半径をd、発光
    源から絞り部材までの距離をsとするとき、 d<s・R/f の関係を満たすように仮設置することを特徴とする配置
    調整方法。
  14. 【請求項14】 550nm以下の波長の光を発する発
    光源とレンズとそれらの光軸を合わせて固定する保持部
    材とを有し、該レンズの少なくとも一部を紫外線硬化型
    接着剤を用いて保持部材に接着してなる光源装置におけ
    るレンズの配置調整方法であって、 配置調整時に光源とレンズとの光路中に絞り部材を仮設
    置する工程を有し、 該絞り部材を、 上記接着部の光軸からの径方向の距離をR、同方向での
    レンズの焦点距離をf、同方向での絞り半径をd、発光
    源から絞り部材までの距離をsとするとき、 d<s・R/f の関係を満たすように仮設置することを特徴とする配置
    調整方法。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし12のうちいずれか1
    項に記載の光源装置を備えた光ピックアップ装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし12のうちいずれか1
    項に記載の光源装置を備えた画像形成装置。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし12のうちいずれか1
    項に記載の光源装置を備えた光走査装置。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし12のうちいずれか1
    項に記載の光源装置を備えたタッチ式入力装置。
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