JP2002031577A - 空気漏れ検知具 - Google Patents

空気漏れ検知具

Info

Publication number
JP2002031577A
JP2002031577A JP2000248003A JP2000248003A JP2002031577A JP 2002031577 A JP2002031577 A JP 2002031577A JP 2000248003 A JP2000248003 A JP 2000248003A JP 2000248003 A JP2000248003 A JP 2000248003A JP 2002031577 A JP2002031577 A JP 2002031577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
operation system
air leak
leak
supply pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000248003A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Katai
修 片井
Yasuhiko Makita
安彦 牧田
Toshiya Sasaki
敏也 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shizuoka Mitsubishi Fuso Motor Sales KK
Original Assignee
Shizuoka Mitsubishi Fuso Motor Sales KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shizuoka Mitsubishi Fuso Motor Sales KK filed Critical Shizuoka Mitsubishi Fuso Motor Sales KK
Priority to JP2000248003A priority Critical patent/JP2002031577A/ja
Publication of JP2002031577A publication Critical patent/JP2002031577A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作システムに空気漏れが生じたときに、そ
の箇所の検出を簡単、且つ速やかに行うことが出来るよ
うにして、空気漏れの補修の手間と工数を低減すること
の出来る空気漏れ検知具を提供する 【解決手段】 自動車の圧搾空気系操作システムのエア
タンクと送気管がコネクタにより連結されており、しか
もそれが着脱容易である点を利用し、送気管をエアタン
クから取り外してそれに圧搾空気を圧入して、送気管内
の空気圧の変化を検知することにより、操作システムの
空気漏れの有無を素早く検知するようにした。又、操作
システムが数系統に分けられて配設されており、しかも
それぞれの系統毎に送気管がエアタンクに連結されてい
る点を利用して、それぞれの系統の操作システム毎に個
別に空気漏れの有無を検知して、空気漏れを生じている
系統の操作システムだけについて空気漏れの箇所を検出
し補修することが出来るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、圧搾空気を用いる
操作システムの空気漏れを検知する器具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】大型の自動車にはエアブレーキその他
の、圧搾空気を動力伝達手段にして作動する各種の空圧
機器が用いられていて、自動車の制動、その他の操作を
圧搾空気により行うようになっている。普通、これらの
空圧機器類は、それぞれが送気管を介してエアコンプレ
ッサーに連結されていて、エアコンプレッサーをエンジ
ンで駆動させ、送気管内を所定の圧力にして空圧機器を
作動させるようになっている。ところが自動車の場合
は、例えばエアブレーキは自動車を停車させていると
き、即ちエンジンの回転が低いときや、止めているとき
もブレーキをかけた状態が持続されることが必用とされ
る。そのため自動車にはエアタンクが備えられており、
エアコンプレッサーから送り出される圧搾空気は先ずエ
アタンクに充填され、しかる後、送気管に入り込むよう
になっていて、空圧機器の作動などにより一時的に圧搾
空気の消費量がコンプレッサーの供給能力を越えたとき
は、これがエアコンプレッサーに代わって圧搾空気の供
給源として機能するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
圧搾空気を動力伝達手段とする操作システムでは、空圧
機器類や送気管の連結部分に空気漏れが生じることがあ
る。殊に自動車の場合は、走行することにより振動や街
撃が作用するので空気漏れが生じることが多く、空気漏
れがあると、エアータンク内の圧力が低下してしまっ
て、エアブレーキ等全ての空圧機器が正常に機能し得な
くなり、走行の安全が確保できなくなる、と云う問題が
ある。一般に、操作システムの空気漏れは、空気が漏れ
る可能性のある全ての箇所に界面活性剤の水溶液を塗付
してそこからの気泡の発生を目視したり、操作システム
にフロン等を圧入してそれをガス漏れ器により検出した
りすることにより検知している。ところが自動車では、
空圧機器が車体のフレーム内のような狭い位置に取り付
けられており、しかもその付近には他の装備も取り付け
られているし、カバーで覆われているものもあるため、
それらを取り外さなければ検出することが出来ない場合
も多く空気漏れの箇所の検出には多くの手間と作業工数
を要するのである。又、自動車の圧搾空気を利用した操
作システムには必ずエアタンクが備えられているため、
空気漏れが僅かな量である場合には、空気が漏れること
によるエアタンクの圧力の低下が遅いために、エアータ
ンク内の圧力を検出している車輌の圧力計では空気漏れ
が生じているか否かが殆んど分からず、その検出には長
時間を要する。そのため、空気漏れを検出してそれを補
修したとしても、それ以外にも空気漏れがある場合はそ
れを見落としてしまって、後にトラブルが生じることも
多いし、補修作業が終了した後に空気漏れが完全に無く
なったかどうか、即ち、補修が完了したかどうかを確認
するために更に長時間を必要とする、と云う問題もあ
る。
【0004】本発明は、操作システムに空気漏れが生じ
たときに、その箇所の検出を簡単、且つ速やかに行うこ
とが出来ると同時に、補修後に空気漏れが完治したかど
うかも速やかに確認できるようにして、空気漏れの補修
の手間と工数を低減することの出来る空気漏れ検知具を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車の操作
システムのエアタンクと送気管がコネクタにより連結さ
れており、しかもそれが着脱容易である点を利用し、送
気管をエアタンクから取り外してそれに外部のコンプレ
ッサーからの圧搾空気を圧入して、送気管内の空気圧の
変化を検知することにより、操作システムの空気漏れの
有無を素早く検知することができるようにした。又、自
動車では空圧機器が様々な機能に利用されているため、
図1に示すように操作システムが数系統に分けられて配
設されており、しかもそれぞれの系統毎に送気管がエア
タンクに連結されている点を利用して、それぞれの系統
の操作システム毎に個別に空気漏れの有無を検知して、
空気漏れを生じている系統の操作システムだけについて
空気漏れの箇所を検出し補修することが出来るようにし
て、検出に要する手間や工数を著しく低減した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る空気漏れ検知
具の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。図
1は自動車の圧搾空気系の操作システムの一例を示す系
統図、図2は本発明に係る空気漏れ検知具の実施の形態
の一例を示す説明図である。圧搾空気系の操作システム
は、エアコンプレッサ1とエアタンク2、及び複数個の
空圧機器3とから成り、エアタンク2と空圧機器3は送
気管4により接続されていて、エアコンプレッサ1から
送り出される圧搾空気はエアタンク2を通って送気管4
に入り込むようになっている。尚、図示はしないがこの
操作システムは、エアコンプレッサ1が止められてもエ
アタンク2内の圧搾空気がエアコンプレッサ側へ抜け出
ることの無いようになっている。空圧機器3は、自動車
の制動装置として機能するもの、緩衝装置として機能す
るもの、或いはエンジン部分に取り付けられるものな
ど、取り付けられる位置により区分されている。一方、
エアタンク2もその区分に対応して区画されており、そ
れぞれが連結されて一つのエアタンクを構成している。
また、空圧機器3は区分毎に送気管4に接続されてお
り、それぞれの送気管にはコネクタ41が取り付けられ
ていて、これにより対応するエアタンク2に接続され
て、圧搾空気系操作システムの系統が構成されている。
尚、図では操作システムは3系統に区画されたものを示
してある。従って、空気漏れ検知具も3系統のものが示
してある。
【0007】空気漏れ検知具は、この実施の形態ではカ
ップリング5と圧力調整弁6、及び3個のバルブ7(7
−1、7−2、7−3)、圧力表示計8(8−1、8−
2、8−3)、及び接続管9(9−1、9−2、9−
3)とから成り、それぞれの接続管にはコネクタ91
(91−1、91−2、91−3)が取り付けられてい
て、これらが操作システムのコネクタ41と連結するよ
うになっている。また、この空気漏れ検知具はそれぞれ
のバルブ7と圧力表示計8、接続管9、及びコネクタ9
1が直列に連結されており、それらが圧力調整弁6に並
列に接続されている。カップリング5は、自動車整備工
場などの圧搾空気供給システムに接続するもので、その
カップリングと合致するものが用いられている。自動車
整備工場の圧搾空気供給システムにカップリング5を接
続し、操作システムのコネクタ41をエアタンク2から
外してそれをコネクタ91と接続すると、圧搾空気供給
システムと空圧機器3との間に圧搾空気の供給経路が構
成される。圧力調整弁6は空圧機器3の仕様に合わせ
て、送気管4に送り込む空気の圧力を調整するものであ
り、これを所定の圧力に調整してバルブ7を開けると、
供給経路内がその圧力の空気で満たされるようになって
いる。尚、接続管9,送気管4その他の供給経路は内径
が6〜12mm程度の管体により構成されていて、圧搾
空気は数秒間で満たされるので、バルブ7は例えば押し
ボタン方式でボタンを押している間だけ開くような、開
閉の操作が容易なものが望ましい。また、空気漏れの箇
所を検出しようとするときは、供給経路に圧搾空気を送
り続けることが必要な場合もあるので、バルブ7は導通
状態を維持することの出来る方式のものが望ましい。圧
力表示計8は、供給経路内の空気圧を表示すると共に、
所望の圧力を示す指標が備えられていて、供給経路内の
最初の空気圧を表わす点に指標を合わせておくと、その
空気圧の変化が容易に認識されるようになっている。接
続管9は、長さが1,000〜2,000mm程度の可
撓性の管体であり、その先端にコネクタ91が取り付け
られていて、操作システムの送気管4と連結することが
出来るようになっている。尚、送気管4のコネクタ41
は、操作システムが配設されている自動車の車種により
形状や寸法が相違するので、空気漏れ検知具はコネクタ
91を接続管9に対して着脱自在に形成して、何れの車
種にも対応することが出来るように様々の形式のものを
用意してある。
【0008】自動車の圧搾空気系操作システムの空気漏
れを検出し補修しようとするときは、先ず、補修工場の
圧搾空気供給システムに空気漏れ検知具のカップリング
5を接続し、操作システムのエアタンク2からコネクタ
41を取り外してそれぞれをコネクタ91と連結して、
空気漏れ検知具と操作システムの送気管4とを接続して
両者を導通状態にする。次いで、圧力調整弁6を所定の
圧力に調整し、バルブ7を所望のものから順に開ける。
すると、そのバルブ7を含む供給経路内は数秒でその圧
力の空気で満たされ、圧力表示計8にその圧力が表示さ
れるので、バルブ7を閉め、圧力表示計8の指標をその
圧力に合わせる。
【0009】この供給経路は内径が6〜15mm程度の
管体により構成されていて内容積が小さいので、この経
路内の空気の減少がそれだけ敏感に圧力の低下に現れ
る。そのため供給経路の空気漏れの検知が敏感になり、
送気管4がエアタンク2に接続されたまゝで空気漏れを
検知しようとする従来の検知方式では数時間以上を要し
なければ感知することが出来なかったような極めて僅か
な空気漏れも数分以内に検知することが出来るのであ
る。
【0010】空気漏れがあったときは、その系統につい
てだけ空気の漏れる箇所を検出し、補修する。尚、その
ときの空気漏れの検出や補修は常法に基づいて行うので
あって、バルブ7を開いた状態にして検出を行うのであ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、自動車の
圧搾空気系操作システムがエアタンクと送気管がコネク
タにより連結されており、しかもそれが着脱容易である
点を利用し、送気管をエアタンクから取り外してそれに
空気漏れ検知具を接続して、送気管内の空気圧の変化を
検知するようにしたもので、操作システムの空気漏れの
有無を素早く検知することが出来る利点がある。しかも
操作システムは複数の系統に分けられて配設されてお
り、空気漏れ検知具はそれぞれの系統の操作システム毎
に個別に空気漏れの有無を検知するように構成したの
で、空気漏れを生じている系統の操作システムだけにつ
いて空気漏れの箇所を検出し補修すれば足りることゝな
り、空気漏れの箇所の検出が簡単、且つ速やかに行うこ
とが出来、その補修の手間と工数を低減することが出来
るようになって利点がある。又、空気漏れの検知を短時
間で行うことが出来るようになったことから、補修が終
了したのち、空気漏れが完治したかどうかを数分で再検
知することができ、作業の確実性を高めることも出来る
ようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の圧搾空気を用いる操作システムの一例
を示す系統図である。
【図2】本発明に係る空気漏れ検知具の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 エアコンプレッサ 2 エアタンク 3 空圧機器 4 送気管 5 カップリング 6 圧力調整弁 7 バルブ 8 圧力表示計 9 接続管 41 コネクタ 91 コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップリングに圧力調整弁、バルブ、圧
    力表示計、及び接続管が順に連結されており、接続管に
    は自動車の圧搾空気を用いる操作システムのコネクタ4
    1と連結するコネクタ91が取り付けられていることを
    特徴とする空気漏れ検知具。
  2. 【請求項2】 バルブと圧力表示計、接続管、及びコネ
    クタ91は複数の系列から成り、それぞれが圧力調整弁
    に並列に連結されていることを特徴とする請求項1に記
    載の空気漏れ検知具。
JP2000248003A 2000-07-13 2000-07-13 空気漏れ検知具 Pending JP2002031577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000248003A JP2002031577A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 空気漏れ検知具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000248003A JP2002031577A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 空気漏れ検知具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002031577A true JP2002031577A (ja) 2002-01-31

Family

ID=18737992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000248003A Pending JP2002031577A (ja) 2000-07-13 2000-07-13 空気漏れ検知具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002031577A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103359100B (zh) 一种汽车制动控制系统以及控制方法
CN202814666U (zh) 综合气密试验台
CN108278494B (zh) 轨道车辆空气管路系统检漏方法
JP2000186897A (ja) 自動車用熱交換器の漏れ検出方法および装置
US6334354B2 (en) Portable single car charging and test device
CN107907280B (zh) Abs液压单元密封性能测试装置及其测试方法
JP2001504193A (ja) リークテストのための装置及び方法
CN202614288U (zh) 车辆空调冷媒充注量标定装置
JP2011504831A (ja) 航空機キャビン構造を与圧し、かつ航空機キャビン構造の漏れ量を測定するための装置および方法
CN201034796Y (zh) 一种检测汽车空调系统的装置
JP2002031577A (ja) 空気漏れ検知具
CN202793682U (zh) 一种可模拟汽车管路末端真空度的检测回路
CN110386165B (zh) 一种集成气路装置及其气路控制方法、列车
CN207751654U (zh) Abs液压单元密封性能测试装置
WO2023284095A1 (zh) 空调制冷剂回收及充注系统及其控制方法
US8631662B2 (en) Testing system and method for AC system in a vehicle
CN211651975U (zh) 一种低压管路保压内检测系统
CN209051245U (zh) 一种外挂式轮胎自动充气系统
CN211347203U (zh) 一种汽车检测用胎压检测表
US7421848B2 (en) Automated hose clearing after refrigerant charging method
US6564613B1 (en) Air conditioner line leak tester
WO2023103111A1 (zh) 一种集成控制阀和冷媒充注机
CN220374502U (zh) 气压制动安全预警系统及车辆
CN211978312U (zh) 汽车空调蒸发器芯体通堵检测装置
CN211013416U (zh) 一种气路控制箱试验台