JP2002031524A - 測長機校正用標準板、機差検定方法およびプラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

測長機校正用標準板、機差検定方法およびプラズマディスプレイパネルの製造方法

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JP2002031524A
JP2002031524A JP2000217298A JP2000217298A JP2002031524A JP 2002031524 A JP2002031524 A JP 2002031524A JP 2000217298 A JP2000217298 A JP 2000217298A JP 2000217298 A JP2000217298 A JP 2000217298A JP 2002031524 A JP2002031524 A JP 2002031524A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】PDP用基板およびフォトマスクを測長する測
長機の校正用標準板、および機差検定方法と該方法で検
定された測長機を用いることで、精度良くパターン形成
され、高い歩留まりで製造することが可能なプラズマデ
ィスプレイパネルの製造方法を提供する。 【解決手段】基板上に測長基準となる複数のマークを設
けた測長機校正用標準板であって、該標準板は熱膨張係
数が−8×10-7〜8×10-7/℃の材料からなること
を特徴とする測長機校正用標準板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型フォトマスク
やプラズマディスプレイパネル(PDP)用基板などの
大型基板用測長機の校正用標準板、および機差検定方
法、ならびに該方法により検定された測長機を用いたプ
ラズマディスプレイパネル(PDP)の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、大型ディスプレイとしてPDPが
注目されている。
【0003】代表的な方式であるAC型PDPは、前面
ガラス基板と背面ガラス基板との間に備えられた放電空
間内で、電極間にプラズマ放電を生じさせ、上記放電空
間内に封入されているガスから発生した紫外線を、放電
空間内に設けた蛍光体にあてることにより表示を行うも
のである。
【0004】図2にPDPの構造例を示す。PDPは前
面板1と背面板2をはり合わせて構成されている。前面
板1は、ガラス基板3上にイットリウムや酸化錫からな
る透明電極4が形成されている。該透明電極4は、帯状
に複数本形成されており、隣り合う透明電極4間に通常
10kHz〜数10kHzのパルス状AC電圧を印加
し、表示用の放電を得るが、透明電極4のシート抵抗は
数10Ω/cm2 と高いために、電極抵抗が数10kΩ
程度になり、印加電圧パルスが十分に立ち上がらず、駆
動が困難になる。そこで、透明電極4上に通常金属製の
バス電極5を形成して抵抗値を下げる。
【0005】次に、これら電極を透明誘電体層6によっ
て被覆する。この透明誘電体層6には低融点ガラスを用
いる。その後、保護膜層7として、MgOを電子ビーム
蒸着法によって形成する。前面板1に形成される透明誘
電体層6は、放電のための電荷を蓄積するコンデンサー
としての役割をする。
【0006】上記したPDPの前面板1、背面板2は、
例えば次の方法で製造される。
【0007】前面板1は基板3上に、ITOをスパッタ
法で形成後、レジスト塗布し、露光・現像処理、エッチ
ング処理によって透明電極4を形成する。この上に、黒
色金属粉末と有機バインダーからなるペーストを用い
て、フォトリソグラフィ法やパターン印刷法によりバス
電極5を形成する。さらに、電極形成した前面板1上に
透明誘電体ペーストを印刷法やコーター法で塗布し、焼
成を行って透明誘電体層6を形成し、さらに、形成した
透明電極4、黒色バス電極5、透明誘電体層6を一様に
被覆するように電子ビーム蒸着機を用いて、保護膜層
(MgO膜)7を形成して製造する。
【0008】背面板2は、ガラス基板3上に、表示デー
タを書き込む書き込み電極(銀)8を感光性銀ペースト
を用いて作製し、この電極8を誘電体層9で被覆する。
その上に放電空間の確保と電極間距離の規定および誤放
電防止の役割を果たすストライプ状や格子状などの隔壁
10を形成する。次に、隔壁側面と底部にスクリーン印
刷法により、赤、緑、青の各色に発光する蛍光体を塗布
後、乾燥、焼成を行って蛍光体層11を形成する。
【0009】上記の背面板2と前面板1をマトリクス駆
動が可能になるように合わせ、シールガラスで封着した
後、排気し、He、Ne、Xe等の不活性気体の混合ガ
スを充填し、駆動回路を実装してPDPは製造される。
【0010】このような構造を有するPDPにおいて
は、隣り合う透明電極4の間にパルス状の交流電圧を印
加するとガス放電が生じプラズマが形成される。ここで
生じた紫外線が蛍光体11を励起して可視光を発光し、
前面板1を通して表示発光を得る。放電を生じる透明電
極4は走査電極と維持電極からなっている。実際のパネ
ル駆動において、放電電極である透明電極4には維持放
電パルスが印加されており、放電を生じさせるときに
は、背面板2上の書き込み電極8との間に電圧を印加し
て対向放電を生じさせ、この放電が維持パルスによって
放電電極間で維持される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のPDPにおい
て、各パターンの位置精度の向上は正確な放電を行う上
で重要な課題となっている。具体的には、背面板上の隔
壁と書込電極の相対位置精度が悪く、相互に重なる場合
は、各セルの放電電圧が不均一となり、電圧マージンが
とれない問題がある。また、隔壁がワッフル形状や格子
形状の場合は前面板電極の放電部と隔壁で囲まれた放電
空間との相対位置精度を確保することが、正確な駆動を
行い、輝度を確保する上で重要である。今後の高精細
化、駆動電圧の安定化による駆動回路の簡略化のために
は、パターンの形成位置精度は約±15μm以下が望ま
れている。
【0012】しかし、以下の現象によってパターン位置
精度向上は困難な課題となっている。 第1に焼成毎に
ガラス基板が収縮することによって、パターンのトータ
ルピッチが設計より小さくなる問題がある。これに関し
ては、特開平9−171770号公報で焼成毎のガラス
基板の収縮量を見込んで、予めパターンを大きく形成し
ておく方法が提案されている。
【0013】第2は、パターン寸法を測る測長機の精度
に起因する問題である。PDPのパターンはフォトリソ
グラフィで形成される場合が多く、この場合フォトマス
クが用いられるが、通常フォトマスクはマスクメーカー
で作製される。この際、マスクメーカーの測長機とPD
Pメーカーの測長機に機差があったり、測定温度(室
温)が異なることで基板の熱寸法変化が生じると、マス
クメーカーでは設計寸法通りに作製したつもりでも、該
マスクをPDPメーカーで用いる際、所望の寸法になっ
ておらず、PDP用基板のパターン精度が得られない問
題があった。また、PDPメーカー内でも、前面板と背
面板がそれぞれ別の製造、検査ラインで、それぞれ異な
る測長機を用いている場合も、機差や温度差のために前
面板と背面板の各パターン寸法が設計値と異なり、パタ
ーンが整合しない問題があった。
【0014】特開平10−82630号公報では測長装
置の精度確認方法として以下の方法が提案されている。
国家標準にトレーサビリティがとれている標準器を使用
して絶対精度の校正作業をした後、測長機ステージに設
けたターゲットの座標値を読みとり、記憶し、これを繰
り返して、繰り返し精度が許容範囲を越えるか否かを判
断する方法である。この方法では、装置単体の絶対精度
と繰り返し精度が確保されるが、絶対精度を確保するた
めの大型標準器が高価である、測定温度差による基板熱
寸法変化分の誤差が解消できないなどの問題があった。
【0015】そこで本発明は、PDP用基板およびフォ
トマスクを測長する測長機の校正用標準板、および機差
検定方法と該方法で検定された測長機を用いることで、
精度良くパターン形成され、高い歩留まりで製造するこ
とが可能なプラズマディスプレイパネルの製造方法を提
供することをその目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の目的は、
以下の構成を採用することによって達成される。すなわ
ち、 [1]基板上に測長基準となる複数のマークを設けた測
長機校正用標準板であって、該標準板は熱膨張係数が−
8×10−7〜8×10−7/℃の材料からなることを
特徴とする測長機校正用標準板。
【0017】[2]ステージ、および基板観察手段を備
えた基板測長機の機差検定方法であって、熱膨張係数が
−8×10−7〜8×10−7/℃の材料からなる基板
上に複数のマークを設けた同一標準板のマーク間距離を
複数の測長機で測長し、該測長値の差から各測長機差を
求めることを特徴とする測長機差検定方法。
【0018】[3]ステージ、および基板観察手段を備
えた基板測長機の機差検定方法であって、2枚の基板
a、および基板bそれぞれの熱膨張係数が−8×10−
7〜8×10−7/℃、および70×10−7/℃以上
であり、それぞれの基板には、ある温度T(℃)で互い
に同一のマーク間距離をもつマークが形成されており、
基板aのマーク間距離を第一の測長機および第二の測長
機で測長した値をa1、a2、基板bのマーク間距離を
第一の測長機および第二の測長機2で測長した値をb
1、b2(T(℃)でa1=b1)とした場合、第一の
測長機、第二の測長機の機差Xと第一の測長機、第二の
測長機2の測定温度差による寸法変化Yを、次式(2)
および(3)により求めることを特徴とする測長機差検
定方法。
【0019】 (a1−a2)/a1=X ・・・(2) (b1−b2)/b1−X=Y ・・・(3) [4]前記[2]および[3]記載の方法で校正された
測長機を用いることを特徴とするプラズマディスプレイ
パネル用基板の測長方法。
【0020】[5]前記[2]および[3]記載の方法
で校正された測長機を用いることを特徴とするプラズマ
ディスプレイパネル用フォトマスクの測長方法。
【0021】[6]前記[4]記載の測長方法で測長さ
れた基板を用いることを特徴とするプラズマディスプレ
イパネルの製造方法。
【0022】[7]前記[5]記載の測長方法で測長さ
れたフォトマスクを用いることを特徴とするプラズマデ
ィスプレイパネルの製造方法。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明は、熱膨張係数が−8×1
-7〜8×10-7/℃の材料からなり、複数の測長用マ
ークを備えた標準板aを用い、該標準板aのマーク間距
離を複数の測長機で測長し、各測長機での測長値差か
ら、正確に機差を求め得ることを見いだした。これは、
標準板aの熱膨張係数が十分小さく、測定温度による寸
法変化がないためである。さらに、上記標準板aと同一
マーク間距離でマークを形成した熱膨張係数が70×1
-7/℃以上の基板bについて同様に測長し、該測長値
を標準板aの測長値と比較することで、測長値差に占め
る熱寸法変化分と機差分を分離する方法を見いだしたも
のである。
【0024】以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0025】標準板aの材料としては、室温付近での熱
膨張係数が−8×10-7〜8×10 -7/℃以下であるこ
とが、測定温度差による熱寸法変化分を無視するために
重要である。熱膨張係数は−5×10-7〜5×10-7
℃以下であるとより好ましく、さらに好ましくは−3×
10-7〜3×10-7/℃以下である。
【0026】熱膨張係数は示差熱膨張計を用いて測定を
行い、30〜400℃の範囲について求めた値である。
【0027】測長機を設置する室温は約20〜25℃が
一般的であり、この場合、最大約5度の温度差が考えら
れるが、熱膨張係数が−8×10-7〜8×10-7/℃の
材料を用いた、長手寸法1mの基板では、5℃の温度上
昇で4μmの寸法変化であり、これはPDPのパターン
寸法を測長する上で無視できる十分小さい誤差である。
これによって、異なる室温に設置された測長機であって
も、正確に固有の機差を検定できる。具体的な標準板の
材料としては、窒化珪素、チタン酸アルミニウム、石英
ガラスなどが挙げられるが、種々の低膨張結晶化ガラス
が安価で加工しやすい点から好ましい。
【0028】標準板aの作製は、基板の成型、切断、研
磨工程およびマーク形成工程からなる。マークの形成方
法としては、感光性ペースト法やパターン印刷法などで
金属ペーストのマークを形成した後、これを焼成してを
焼き付ける方法や、基板にレーザー描画する方法があ
る。マーク形状は測長機に備えた観察手段で観察できる
マークであればいかなるものでも良いが、マークの座標
を精度よく特定するには、+形状が好ましく、線幅は1
0〜200μm程度のものが好ましい。
【0029】本発明で用いられる測長機としては、例え
ば基板を載置するステージと、基板を観察するための観
察手段と、上記ステージと平行な平面内で上記観察手段
と上記ステージとを相対的に移動させる手段とを備え、
観察手段により被測定物の測定対象となる2点のマーク
の座標値を測定し、その時の相対移動量により被測定物
の長さを求める方式のものが適用できる。観察手段とし
ては、被測定物上の微細マークを観察することができる
ものであり、具体的にはCCDカメラなどが好ましい。
他にも、微細マークを拡大投影する投影機や画像のエッ
ジ部分を検出することのできるセンサ、タッチプローブ
などを使用することもできる。
【0030】本発明の測長機差検定方法は、上記の熱膨
張係数が−8×10-7〜8×10-7/℃の材料からなる
同一標準板のマーク間距離を複数の測長機で測長し、該
測長値の差から機差を求める方法である。標準板aを第
一の測長機および第二の測長機で測長した際の測長値を
それぞれa1(m)、a2(m)とすると機差Xは次式
(1)で定義される。
【0031】 X=(a1−a2)/a1 ・・・(1) ここで、Xは測長長さ1mあたりに生じる機差(m)で
ある。
【0032】プラズマディスプレイパネルやフォトマス
クなど、熱膨張係数が70×10-7/℃を越える材料か
らなる基板を複数の測長機で測長する際は、測定温度差
によって生じる基板寸法変化と機差とを明確に分離する
必要があり、本発明は以下の方法を見いだした。2枚の
基板a、およびbそれぞれの熱膨張係数が−8×10 -7
〜8×10-7/℃、および70×10-7/℃以上であ
り、それぞれの基板には、ある温度T(℃)で互いに同
一のマーク間距離をもつマークが形成されており、aの
マーク間距離を第一の測長機および第二の測長機で測長
した値をa1、a2、bのマーク間距離を第一の測長機
および第二の測長機で測長した値をb1、b2(T
(℃)でa1=b1)とした場合、第一の測長機、第二
の測長機の機差Xと第一の測長機および第二の測長機の
測定温度差による寸法変化Yは、次式(2)および
(3)により求められる。
【0033】 (a1−a2)/a1=X ・・・(2) (b1−b2)/b1−X=Y ・・・(3) YもXと同様、測長長さ1mあたりに生じる基板寸法変
化(m)である。
【0034】次に、本発明のプラズマディスプレイパネ
ルを製造する好ましい方法を以下に順を追って説明す
る。
【0035】本発明のプラズマディスプレイパネルの製
造方法は、従来技術と同様に、前面板、背面板の製造と
該基板の封着、排気、不活性混合ガスの充填、駆動回路
の実装工程からなる。
【0036】前面板、および背面板に用いるガラス基板
はソーダライムガラス、PD200(旭硝子製)などの
高歪み点ガラスいずれでも良い。これらの熱膨張係数は
70×10-7/℃〜90×10-7/℃の範囲であること
が好ましく、前面板と背面板との熱膨張係数差は10×
10-7/℃以下であることが重要である。前面板と背面
板との熱膨張係数差が10×10-7/℃を越えると、封
着の際、応力が発生し基板が割れることがあるので好ま
しくない。より好ましくは、前面板、背面板が互いに同
じ材料であると、封着時の基板の破損を防ぐのに有効で
ある。
【0037】前面板は基板上に、ITOをスパッタ法で
形成後、レジスト塗布し、露光・現像処理、エッチング
処理によって透明電極を形成する。この上に、黒色金属
粉末と有機バインダーからなるペーストを用いて、フォ
トリソグラフィ法またはパターン印刷法によりバス電極
を形成する。さらに、電極形成した前面板上に透明誘電
体ペーストを印刷法やコーター法で塗布し、焼成を行っ
て透明誘電体操を形成し、さらに、形成した透明電極、
黒色電極、誘電体層を一様に被覆するように電子ビーム
蒸着機を用いて、MgO膜を形成して製造する。
【0038】背面板は、ガラス基板上に、表示データを
書き込む書き込み電極を感光性銀ペーストを用いてフォ
トリソグラフィ法で作製し、この電極を誘電体層で被覆
する。その上に放電空間の確保と電極間距離の規定およ
び誤放電防止の役割を果たすストライプ状や格子状など
の隔壁をパターン印刷法、サンドブラスト法、感光性ペ
ースト法によって形成する。次に、隔壁側面と底部にス
クリーン印刷法や感光性ペースト法により、赤、緑、青
の各色に発光する蛍光体を塗布後、乾燥、焼成を行って
蛍光体層を形成する。
【0039】前面板、および背面板作製工程のうち、前
面板の透明電極、バス電極、背面板の書き込み電極、隔
壁はフォトリソグラフィ法で形成されることが好まし
く、このときフォトマスクが用いられる。
【0040】PDP用フォトマスクはソーダライムガラ
スの支持基板にマスクパターンが描画された膜が形成さ
れており、膜にはエマルジョン、クロムがある。エマル
ジョンマスクの製法は基板上にエマルジョン(写真乳
剤)を塗布した後、塗布膜にCADで作成されたパター
ンデータをフォトプロッターもしくはEB描画装置で描
画、写真現像して形成される。クロムマスクの場合は、
基板上へのクロム蒸着、フォトレジスト膜形成、露光、
現像、エッチング、レジスト剥離を経て作製される。フ
ォトマスクを作製する際、フォトマスクを測長する測長
機と、前、背面板製造ラインの測長機の間に機差がある
と、フォトマスクのパターン寸法が所望通りに作製され
ないため、測長機の機差を明確にし、パターンデータの
補正値を求める必要がある。
【0041】また、作製された前面板、背面板も、それ
ぞれを測長する測長機の機差を定量し、各測長機の測長
値に補正をかけることが重要である。補正をかけない場
合、見かけ上設計通りの寸法であっても、実際は設計値
よりずれており、封着の際、前面板と背面板のパターン
ズレを起こす場合がある。以下に、フォトマスクおよび
前面板、背面板の測長値補正方法を示す。
【0042】前面板、背面板およびフォトマスクの製造
ラインをそれぞれ0、1、2としたとき、各ラインの測
長機をS0、S1、S2、測長温度(℃)をT0、T1、T2
とする。本発明の標準板をa、前面板、背面板、フォト
マスクと同じく、熱膨張係数が80〜90×10-7/℃
のガラスからなる基板をbとし、標準板a、基板bはあ
る温度T(℃)で同一のマーク間距離をもつ2点のマー
クが形成されている。標準板aのマーク間距離を測長機
S0、S1およびS2で測長した値をa0、a1、a2、基
板bのマーク間距離を測長機S0、S1およびS2で測長
した値をb0、b1、b2(T(℃)でa0=b0)とし
た場合、S0とS1の機差X01、S0とS2の機差X02およ
びS1とS2の機差X12は前記(2)式に従い、次式
(4)(5)(6)により求められる。
【0043】 (a0−a1)/a0=X01 ・・・(4) (a0−a2)/a0=X02 ・・・(5) (a1−a2)/a1=X12 ・・・(6) 測定温度差による基板の寸法変化Yは、次式(7)〜
(9)により求められる。
【0044】 (b0−b1)/b0−X01=Y01 ・・・(7) (b0−b2)/b0−X02=Y02 ・・・(8) (b1−b2)/b1−X12=Y12 ・・・(9) ここで、PDPのパターンのある部分の設計寸法をC
(m)とし、測長機の基準機をS0としたとき、S1、S
2でCを測長する際は、次式(10)(11)により求めら
れる補正された値C1、C2で表現される。
【0045】 C1=C(1−X01−Y01) ・・・(10) C2=C(1−X02−Y02)=C1(1−X12−Y12) ・・・(11) したがって、フォトマスクを設計、描画する際は、(1
1)式に従って補正をかける。また、背面板を測長する
際は、(10)式に従って測長値を補正する。また、前面
板、背面板の封着がT0、T1、T2以外の温度Txで行わ
れる場合は、Txを基準として、S0、S1、S2でCを測
定した値は次式(12)〜(15)で求められる補正された
値C0、C1、C2で表される。
【0046】 C0=C/{(1+α(Tx−T0)} ・・・(12) C1=C{1−X01−Y01(Tx−T0)/(T0−T1)} ・・・(13) C2=C{1−X02−Y02(Tx−T0)/(T0−T2)} ・・・(14) =C〔1−X12−Y12(Tx−T1)/(T1−T2)〕 ・・・(15) ここで、αは前面板の熱膨張係数を示す。フォトマスク
補正は(14)、(15)式に従って行い、前面板、背面板
の測長値の補正はそれぞれ(12)、(13)によって行
う。
【0047】このように補正されたフォトマスクを用い
作製された前、背面板を機差を補正した測長機で測長
し、設計寸法通りに作製されているかどうかをチェック
する。寸法のズレは±20μm以下、好ましくは±15
μm以下であると、正確な電圧駆動を行うことができ
る。
【0048】上記の背面板と前面板をマトリクス駆動が
可能になるように合わせ、シールガラスで封着した後、
排気し、He、Ne、Xe等の不活性気体の混合ガスを
充填し、駆動回路を実装してPDPは製造される。
【0049】
【実施例】以下に、本発明を実施例を用いて、具体的に
説明する。ただし、本発明はこれに限定はされない。
【0050】<実施例1> (1)測長機校正用標準板の作製 以下の2種の基板を用いた。
【0051】 標準板A:低膨張結晶化ガラス基板(日本電気硝子社製 ネオセラムN−0) 熱膨張係数:−6.5×10-7/℃ サイズ :1200×700×2.8mm 標準板B:高歪み点ガラス(旭硝子製 PD200) 熱膨張係数:83×10-7/℃ サイズ :1200×700×2.8mm 各基板には、全面に感光性銀ペースト(デュポン社製
「フォーデルDC202」をにスクリーン印刷した後、
フォトマスク露光、現像、焼成を行って図1に示すイ〜
ニの位置に+パターンを形成した。露光時の基板温度は
22℃であった。 (2)基板の測長および測長値の補正 標準板A、Bについて第一の測長機、第二の測長機で測
長を行った。ここで第一の測長機、第二の測長機はいず
れも図3に示す構造のものである。それぞれの設置温度
は第一の測長機が22℃、第二の測長機が25℃であっ
た。架台34上に載置された測長機のステージ32と、
CCDカメラ35は平行な平面内において相対的にXY
移動させることができ(Y方向はレール33上を移
動)、駆動はモータ駆動である。観察へッド36をもつ
CCDカメラ35は、焦点合わせのため、Z方向に移動
可能である。ディスプレイ37には、被観察物の拡大像
とカメラ中心位置(+マーク)が表示されており、基板
31マーク中心とカメラ中心を目視合わせを行い、この
ときの座標値を読みとった。座標はXY座標によって示
され、各座標値から基板マーク間距離を求めた。標準板
A、Bのイ−ロ間距離を第一の測長機および第二の測長
機で測長した際の測長値をそれぞれA1、B1、A2、
B2(単位:m)、とすると機差X12、基板寸法変化Y
12を次式で求めた。
【0052】X12=(A1−A2)/A1 Y12=(B1−B2)/B1−X12 ここで、X12、Y12は測長長さ1mあたりに生じる機
差、寸法変化(m)である。第二の測長機の第一の測長
機に対する誤差を補正するため、補正係数βを以下の通
りとした。
【0053】β=1−X12−Y12 C2=γ×C1 C1、C2は第一の測長機、第二の測長機の測長値であ
る。表1に第一の測長機、第二の測長機の測定温度、A
1、B1、A2、B2、X12、Y12、γの値を示した。 (3)PDP用基板の測長 次に、基板上に電極、誘電体、隔壁を形成した背面板に
ついて、電極と隔壁のトータルピッチを測定した。測長
機1の実測値にβを乗じた値と、測長機2の実測値は良
い一致を示し、補正が正しく行われていることを示し
た。結果を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】<実施例2>実施例1で補正した第一の測
長機、第二の測長機を用いて、PDPの製造を行った。
前面板、背面板作製工程のうち、前面板の透明電極、バ
ス電極、背面板の書込電極、隔壁はフォトリソグラフィ
法で形成するため、フォトマスクを作製した。この際、
マスクパターン寸法は第一の測長機を基準に設計した。
フォトマスクはソーダライムガラスの支持基板上にエマ
ルジョン(写真乳剤)を塗布した後、塗布膜にCADで
作成されたパターンデータをEB描画/測長兼用機で描
画した後、写真現像して形成し、最後にEB描画/測長
兼用機で寸法確認を行った。前面板用フォトマスクは、
第三のマスクメーカーで作製し、背面板用フォトマスク
は第四のマスクメーカーで作製した。第三のマスクメー
カーの描画/第三の測長機の描画/測定温度は20℃、
第四のマスクメーカーの描画/第四の測長機の描画/測
定温度は23℃であった。描画/測長機は実施例1と同
様、標準板A、Bを用いて補正を行った。標準板A、B
のイ−ロ間距離を描画/第三の測長機、第四の測長機で
測長した値をそれぞれA3、A4、B3、B4、第一の
測長機との機差をX13、X14、基板寸法変化Y13、Y1
4、補正係数をγ、Δとした。各値を表1に示す。ま
た、計算方法を以下に示す。
【0056】X13=(A1−A3)/A1 Y12=(B1−B3)/B1−X13 γ=1−X13−Y13 C3=γ×C1 Δ=1−X13−Y13 C4=Δ×C1 C1はマスクパターンの設計値、C3、C4は描画/測
長機の補正値である。
【0057】作製したフォトマスクを用いて、以下の手
順でPDPを作製した。
【0058】まず、1250×750×2.8mmサイ
ズのガラス基板(旭硝子社製 PD200)上に書き込
み電極として感光性銀ペースト(デュポン社製 フォー
デルDC202)を用いてフォトリソグラフィ法によ
り、ピッチ300μm、線幅180μm、焼成後厚み4
μmのストライプ状電極を形成した。この基板に誘電体
ペースト(ノリタケカンパニーリミテド社製 NP−7
858)を塗布した後、550℃で焼成して厚み10μ
mの誘電体層を形成した。誘電体上には感光性ペースト
をスクリーン印刷によって厚膜塗布し、この膜を露光、
現像、焼成し、ピッチ300μm、高さ120μm、幅
80μmのストライプ状隔壁を形成した。光学顕微鏡に
て形成パターンを確認したところ、電極、隔壁の重なり
などのパターンズレはなく、精度は良好であった。
【0059】このように形成された隔壁に、赤、青、緑
に発光する蛍光体ペーストをスクリーン印刷法を用いて
塗布し、これらを焼成(500℃、30分)して隔壁の
側面および底部に蛍光体層を形成した。
【0060】次に、前面板を以下の工程によって作製し
た。先ず、背面板と同じガラス基板上に、ITOをスパ
ッタ法で形成後、レジスト塗布し、露光・現像処理、エ
ッチング処理によって焼成厚み0.1μm、線幅200
μmの透明電極を形成した。また、黒色銀粉末からなる
感光性銀ペーストを用いて、フォトリソグラフィ法によ
り、焼成後厚み10μmのバス電極を形成した。電極は
ピッチ300μm、線幅60μmのものを作製した。
【0061】さらに、電極形成した前面板上に透明誘電
体ペーストを20μm塗布し、430℃で20分間保持
して焼き付けた。次に、形成した透明電極、黒色電極、
誘電体層を一様に被覆するように電子ビーム蒸着機を用
いて、厚みは0.5μmのMgO膜を形成して前面板を
完成させた。
【0062】得られた前面ガラス基板を、前記の背面ガ
ラス基板と張り合わせ封着した。封着用のアライメント
マーク(マーク間距離1230mm)で前、背面板パタ
ーンのズレを確認したところ、10μm以下であった。
【0063】<比較例>第一の測長機、第二の測長機、
EB描画/第三の測長機、第四の測長機の補正を行わな
かった以外は、実施例2と同様にPDPの製造を行っ
た。前面板、背面板の封着の際、封着用アライメントマ
ークで前、背面板のズレを確認したところ、前面板に対
して背面板が106μm小さく形成されていた。
【0064】
【発明の効果】基板上に測長基準となる複数のマークを
設けた測長機校正用標準板であって、標準板材料の熱膨
張係数が−8×10-7〜8×10-7/℃のものからなる
測長機校正用標準板と、該標準板のマーク間距離を複数
の測長機で測長し、該測長値の差から機差を求めること
で各測長機差を検定する方法および該方法で検定された
測長機を用いてPDPの製造を行うことで、パターン加
工精度を向上し、歩留まりを上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、実施例2に用いる標準板のマーク位
置を示す平面図である。
【図2】PDPの断面図である。
【図3】本発明に適用する測長機の一例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1:前面板 2:背面板 3:基板 4:透明電極 5:バス電極 6:透明誘電体層 7:保護膜層(MgO膜) 8:書き込み電極 9:誘電体層 10:隔壁 11:蛍光体層 31:基板 32:ステージ 33:レール 34:架台 35:CCDカメラ 36:観察へッド 37:ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA31 CC06 FF07 GG07 GG71 RR03 5C012 AA09 5C040 JA40 MA24 MA30 5C058 AA11 AB01 BA35 5C061 BB05 CC05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に測長基準となる複数のマークを設
    けた測長機校正用標準板であって、該標準板は熱膨張係
    数が−8×10-7〜8×10-7/℃の材料からなること
    を特徴とする測長機校正用標準板。
  2. 【請求項2】ステージ、および基板観察手段を備えた基
    板測長機の機差検定方法であって、熱膨張係数が−8×
    10-7〜8×10-7/℃の材料からなる基板上に複数の
    マークを設けた同一標準板のマーク間距離を複数の測長
    機で測長し、該測長値の差から各測長機差を求めること
    を特徴とする測長機差検定方法。
  3. 【請求項3】ステージ、および基板観察手段を備えた基
    板測長機の機差検定方法であって、2枚の基板a、およ
    び基板bそれぞれの熱膨張係数が−8×10-7〜8×1
    -7/℃、および70×10-7/℃以上であり、それぞ
    れの基板には、ある温度T(℃)で互いに同一のマーク
    間距離をもつマークが形成されており、基板aのマーク
    間距離を第一の測長機および第二の測長機で測長した値
    をa1、a2、基板bのマーク間距離を第一の測長機お
    よび第二の測長機2で測長した値をb1、b2(T
    (℃)でa1=b1)とした場合、第一の測長機、第二
    の測長機の機差Xと第一の測長機、第二の測長機2の測
    定温度差による寸法変化Yを、次式(2)および(3)
    により求めることを特徴とする測長機差検定方法。 (a1−a2)/a1=X ・・・(2) (b1−b2)/b1−X=Y ・・・(3)
  4. 【請求項4】請求項2および3記載の方法で校正された
    測長機を用いることを特徴とするプラズマディスプレイ
    パネル用基板の測長方法。
  5. 【請求項5】請求項2および3記載の方法で校正された
    測長機を用いることを特徴とするプラズマディスプレイ
    パネル用フォトマスクの測長方法。
  6. 【請求項6】請求項4記載の測長方法で測長された基板
    を用いることを特徴とするプラズマディスプレイパネル
    の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項5記載の測長方法で測長されたフォ
    トマスクを用いることを特徴とするプラズマディスプレ
    イパネルの製造方法。
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