JP2002031263A - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

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JP2002031263A
JP2002031263A JP2000215700A JP2000215700A JP2002031263A JP 2002031263 A JP2002031263 A JP 2002031263A JP 2000215700 A JP2000215700 A JP 2000215700A JP 2000215700 A JP2000215700 A JP 2000215700A JP 2002031263 A JP2002031263 A JP 2002031263A
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Japan
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solenoid valve
mounting
housing
connection
connection terminal
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JP2000215700A
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Ichiro Hirata
一朗 平田
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Nok Corp
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Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程を削減して装着の容易化を図ると共に装
着スペースの小領域化を図ることのできるソレノイドバ
ルブを提供する。 【解決手段】 装着時、ブラケット2をボルト5でハウ
ジング4にネジ止めすることにより、ソレノイドバルブ
1はハウジング4方向に押圧される。すると、ソレノイ
ドバルブ1の接続端子3a,3bも同様にハウジング4
方向に押圧されるので、接続端子3aは図2(a)に示
すように丸く折り返された先端を接続点6aに圧接し、
接続端子3bは図2(b)に示すように丸く折り返され
た先端をハウジング4の表面に圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、励磁電流が供給さ
れることにより可動部材を磁気吸引するソレノイドバル
ブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ソレノイドバルブは、例えば各種
油,空圧機器等の制御に用いられている。このソレノイ
ドバルブに励磁電流を供給するための構成としては、例
えば、図5に示すものがある。
【0003】図5では、ソレノイドバルブ101の外側
にコネクタ102を設け、ソレノイドバルブ101が相
手方部材に取り付けられた装着後に、コネクタ102に
不図示の励磁電流供給源から延びるリード線103を接
続し、ソレノイドバルブ101に内蔵されたコイルにリ
ード線103を介して励磁電流が供給される構成となっ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のソレノイドバルブでは、ソレノイドバルブを装
着後に、コネクタにリード線を接続する工程が必要であ
り、装着の手間が増大してしまうという問題があった。
【0005】特に、複数のソレノイドバルブが狭いスペ
ースの中に装着される場合には、コネクタにリード線を
接続する工程の作業が困難となり、装着時間を余計に必
要としてしまった。
【0006】また、ソレノイドバルブの装着スペースに
は、コネクタやリード線が保護できるスペースが必要と
なり、装着スペースの小領域化が困難であった。
【0007】本発明は、上記した従来技術の問題を解決
するものであり、その目的とするところは、工程を削減
して装着の容易化を図ると共に装着スペースの小領域化
を図ることのできるソレノイドバルブを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、励磁電流の供給により励磁される
励磁手段と、該励磁手段が励磁した時に磁気吸引される
可動部材と、該可動部材の移動に連動して開閉動作され
る弁と、を備えたソレノイドバルブにおいて、外部に露
出し、ソレノイドバルブ本体装着時に励磁電流供給源か
ら延びる接続点に接触して前記励磁手段に励磁電流を供
給可能とする接続端子を備えたことを特徴とする。
【0009】したがって、ソレノイドバルブへの励磁電
流の供給は、ソレノイドバルブ本体装着時に励磁電流供
給源から延びる接続点に接続端子を接触させることで行
うことができる。このため、例えばソレノイドバルブに
設けられたコネクタにリード線を接続する等励磁電流の
供給のために電気的接続を行う工程が必要なくなるの
で、工程を削減して装着の容易化を図ることができる。
【0010】特に、複数のソレノイドバルブが狭いスペ
ースの中に装着される場合には、困難な電気的接続を行
う工程作業にかかる余計な装着時間を削減することがで
きる。
【0011】また、ソレノイドバルブの装着スペース
は、ソレノイドバルブを装着するためのスペースで十分
となり、装着スペースの小領域化を図ることができる。
【0012】複数のソレノイドバルブ本体が1つの相手
方部材に装着される場合には、複数の前記接続点までの
複数配線を総括して有する配電盤を相手方部材の表面に
設け、前記配電盤の各接続点に複数の前記接続端子をそ
れぞれ接触させることが好適である。
【0013】これにより、例えばリード線では作業者が
引っ掛かったりする場合があり、ソレノイドバルブの装
着後の取り扱いが不便であったが、配電盤は相手方部材
の表面に設けられており、ソレノイドバルブの装着後の
取り扱いが簡易である。また、配電盤は複数の接続点ま
での複数配線を総括しているので、配電盤の相手方部材
の表面への取付作業等も容易に行うことができる。
【0014】励磁電流の供給により励磁される励磁手段
と、該励磁手段が励磁した時に磁気吸引される可動部材
と、該可動部材の移動に連動して開閉動作される弁と、
を備えたソレノイドバルブにおいて、外部に露出し、ソ
レノイドバルブ本体装着時に接地位置から延びる接続点
に接触して本体を接地する接続端子を備えたことを特徴
とする。
【0015】したがって、ソレノイドバルブの接地は、
ソレノイドバルブ本体装着時に接地位置から延びる接続
点に接続端子を接触させることで行うことができる。こ
のため、例えばソレノイドバルブに設けられたコネクタ
にリード線を接続する等接地のために電気的接続を行う
工程が必要なくなるので、工程を削減して装着の容易化
を図ることができる。
【0016】特に、複数のソレノイドバルブが狭いスペ
ースの中に装着される場合には、困難な電気的接続を行
う工程作業にかかる余計な装着時間を削減することがで
きる。
【0017】また、ソレノイドバルブの装着スペース
は、ソレノイドバルブを装着するためのスペースで十分
となり、装着スペースの小領域化を図ることができる。
【0018】前記接続端子は、ソレノイドバルブ本体を
装着するための力を用いて、前記接続点に圧接すること
が好適である。
【0019】これにより、ソレノイドバルブ本体装着時
の必要最小限の力で接続端子と接続点とを圧接して電気
的接触の不良が防止できる。
【0020】ソレノイドバルブ本体を装着するために相
手方部材に取り付けられる取付部材を備え、該取付部材
は、相手方部材との間に前記接続端子と前記接続点とを
挟み込んで相手方部材に取り付けられることが好適であ
る。
【0021】これにより、ソレノイドバルブ本体を装着
するために取付部材を相手方部材に取り付ける力で、取
付部材と相手方部材との間に挟み込んだ接続端子と接続
点を圧接することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0023】(第1の実施の形態)図1は、第1の実施
の形態に係る6個のソレノイドバルブが相手方部材とし
てのハウジングに装着された状態の概略を示す図であ
る。図1(a)は正面から見た図であり、図1(b)は
左面から見た図である。
【0024】ソレノイドバルブ1は、ハウジング4に取
り付けられる取付部材としてのブラケット2と、ソレノ
イドバルブ1の側面から外部へ露出する接続端子3a,
3bと、を備えた構成である。
【0025】ソレノイドバルブ1は、図1でハウジング
4から円柱状に突出する部分に励磁手段としてのコイル
を内蔵しており、このコイルに励磁電流が供給されるこ
とでコイルは励磁される。
【0026】また、ソレノイドバルブ1は、ハウジング
4に装着された部分に流体の流路を開閉する弁を備えて
いる。この弁は、内蔵されたコイルが励磁するとコイル
側へ磁気吸引される可動部材と連動して開閉可能となっ
ている。
【0027】なお、ソレノイドバルブ1としては、弁の
開閉制御として常時閉タイプや常時開タイプ等種々のも
のがあり、用途によって使い分けられている。
【0028】ブラケット2は、ソレノイドバルブ1に固
定されており、ソレノイドバルブ1のハウジング4への
装着時に、ハウジング4へボルト5でネジ止めされ、ソ
レノイドバルブ1を位置決め固定する。
【0029】接続端子3aは、内蔵するコイルに電力を
供給するための接続端子であり、ハウジング4側に向け
て延び、先端が丸く折り返された略J字状の形状をして
おり、ハウジング4表面の配電盤6の配線から延びる接
続点6aと電気的に接続される(図2(a)参照)。
【0030】接続端子3bは、ソレノイドバルブ1を接
地するための接地端子であり、ハウジング4側に向けて
延び、先端が丸く折り返された略J字状の形状をしてお
り、ハウジング4表面と電気的に接続される(図2
(b)参照)。
【0031】ハウジング4は、ソレノイドバルブ1が装
着される相手方部材であり、図1では6つのソレノイド
バルブ1が装着される。このハウジング4の表面は、接
地されている。
【0032】また、ハウジング4の表面には、ハウジン
グ4表面との通電を回避するための絶縁体を介して配電
盤6が取り付けられている。配電盤6には、各ソレノイ
ドバルブ1の接続端子3aと電気的に接続される複数の
接続点6aと、接続点6aからの配線6bと、複数の配
線6bを総括して不図示の励磁電流供給源と接続させる
コネクタ6cと、を備えている。
【0033】接続点6aは、図2(a)に示すように、
上側に導電層が露出し、下側に絶縁層があり、絶縁層で
ハウジング4表面との通電を回避している。
【0034】配電盤6は、ハウジング4への取り付けや
取り扱いを容易に行えるように、配線6bの配置が固定
された例えばフレキ,HSバス等のフレキシブルなもの
で構成されている。なお、配電盤6は、配線6bの配置
が動く、例えばリード線等をまとめたものであってもよ
い。
【0035】そして、この構成のソレノイドバルブ1で
は、ソレノイドバルブ1へ励磁電流の供給及びソレノイ
ドバルブ1の接地が以下のように行われている。
【0036】ソレノイドバルブ1のハウジング4への装
着は、ブラケット2をボルト5でハウジング4にネジ止
めすることで行われる。このソレノイドバルブ1の装着
時、接続端子3aは、接続点6aに圧接し、接続端子3
aと接続点6aとが電気的に接続される。また、この装
着時、接続端子3bは、ハウジング4の表面に圧接し、
接続端子3bとハウジング4表面とが電気的に接続され
る。
【0037】即ち、装着時、ブラケット2をボルト5で
ハウジング4にネジ止めすることにより、ソレノイドバ
ルブ1はハウジング4方向に押圧される。すると、ソレ
ノイドバルブ1の接続端子3a,3bも同様にハウジン
グ4方向に押圧されるので、接続端子3aは図2(a)
に示すように丸く折り返された先端を接続点6aに圧接
し、接続端子3bは図2(b)に示すように丸く折り返
された先端をハウジング4の表面に圧接する。
【0038】このように、ブラケット2をボルト5でネ
ジ止めすることによって、ソレノイドバルブ1の励磁電
流の供給及び接地も完成される。
【0039】したがって、本実施の形態では、ソレノイ
ドバルブ1への励磁電流の供給及び接地は、ソレノイド
バルブ1の装着時に、配電盤6の配線から延びる接続点
6aに接続端子3aを接触させること、及び接地された
ハウジング4の表面に接続端子3bを接触させることで
行うことができる。このため、例えばソレノイドバルブ
1に設けられたコネクタにリード線を接続する等励磁電
流の供給及び接地のために電気的接続を行う作業工程が
必要なくなるので、工程数を削減してソレノイドバルブ
1の装着の容易化を図ることができる。
【0040】特に、図1のように複数のソレノイドバル
ブ1が狭いスペースの中に装着される場合には、電気的
接続を行う作業工程は困難であったため作業者は余計に
作業時間を必要としてしまっていたが、本実施の形態で
は電気的接続を行う作業工程が削減されることにより、
装着時間を削減することができる。
【0041】また、ソレノイドバルブ1の装着スペース
は、ソレノイドバルブ1を装着するためのスペースで十
分となり、装着スペースの小領域化を図ることができ、
ハウジング4の小型化ができる。
【0042】一方、配電盤6をハウジング4の表面に設
け、配電盤6の各接続点6aに複数の接続端子3aをそ
れぞれ接触させることで、例えばリード線では作業者が
リード線に引っ掛かったりすることがあり、装着後の取
り扱いが不便であったが、配電盤6はハウジング4の表
面に設けられており、装着後の取り扱いが簡易である。
【0043】また、配電盤6は複数の接続点6aまでの
複数配線を総括しているので、配電盤6のハウジング4
の表面への取付作業等も容易に行うことができる。特
に、配線6bの配置が固定されたフレキシブルなもので
あると、ハウジング4の表面へ配電盤6を取り付けるだ
けの作業で、次にソレノイドバルブ1の装着が行えるの
で装着の容易化を図ることができる。
【0044】そして、接続端子3a,3bは、ブラケッ
ト2をボルト5でネジ止めするソレノイドバルブ1を装
着するための力を用いて、接続点6a或いはハウジング
4表面に圧接することで、ソレノイドバルブ1装着時の
必要最小限の力で接続端子3a,3bと接続点6a又は
ハウジング4表面とが圧接でき、接続端子3a,3bと
接続点6a又はハウジング4表面との電気的接触の不良
が防止できる。
【0045】なお、本実施の形態では、ソレノイドバル
ブ1を装着するための力を用いて、接続端子3a,3b
は接続点6a又はハウジング4表面に圧接する構成とし
たが、接触状態を保ち、電気的接触の不良が防止できれ
ばよい。
【0046】(第2の実施の形態)以下に、第2の実施
の形態について説明する。ここでは、さらに電気的接触
の不良を防止するために、ソレノイドバルブ1を装着す
るための力を用いて、接続端子3a,3bをさらに確実
に接続点6a又はハウジング4表面に圧接する構成につ
いて説明する。なお、その他の構成は第1の実施の形態
と同様であるので、同符号を付して説明を省略する。
【0047】第2の実施の形態に係るソレノイドバルブ
1がハウジング4に装着された状態の概略を図3に示
す。図3(a)は正面から見た図であり、図3(b)は
斜視図である。
【0048】本実施の形態は、取付部材としてプレート
7を備えており、プレート7をボルト5でハウジング4
にネジ止めすることで、ソレノイドバルブ1の側面周り
のつば部8をハウジング4に押え付けて、ソレノイドバ
ルブ1をハウジング4に装着する構成である。
【0049】プレート7は、導電体であり、ソレノイド
バルブ1のハウジング4から円柱状に突出する部分の外
径よりも大径でソレノイドバルブ1の突出部分が挿通さ
れる挿通孔7aを有している。また、ソレノイドバルブ
1のハウジング4への装着時に、ハウジング4へボルト
5でネジ止めされ、つば部8をハウジング4に押え付け
てソレノイドバルブ1を位置決め固定する。なお、挿通
孔7aは、つば部8をハウジング4に押え付けることが
できれば、孔形状に限られず切り欠き形状等であっても
よい。
【0050】つば部8は、外周径がプレート7の挿通孔
7aよりも大径であり、ソレノイドバルブ1がハウジン
グ4に装着された時にハウジング4表面の一段下がった
凹部4aに収まるようになっている。
【0051】ハウジング4表面の凹部4aは、ハウジン
グ4表面からつば部8の厚さと略等しい深さに凹んでお
り、つば部8をプレート7でハウジング4に押え付けた
時にソレノイドバルブ1がぐらつくことなく固定できる
ようになっている。
【0052】接続端子3aは、ハウジング4側に向けて
延び、先端をつば部8の上面に貼り付けており、その先
端とプレート7下面との間で配電盤6の配線から延びる
接続点6aを挟み込み、接続点6aと電気的に接続され
る(図4(a)参照)。ここで、接続端子3a及び接続
点6aは絶縁部材で挟まれてプレート7又はつば部8と
導電することが防止されている。
【0053】接続端子3bは、ハウジング4側に向けて
延び、先端をつば部8の上面に貼り付けており、その先
端がプレート7下面と電気的に接続される(図4(b)
参照)。
【0054】ハウジング4の表面は、接地されており、
ソレノイドバルブ1のハウジング4への装着時に、ボル
ト5を介してプレート7と電気的に接続され、プレート
7も接地された状態にする。
【0055】そして、この構成のソレノイドバルブ1で
は、ソレノイドバルブ1へ励磁電流の供給及びソレノイ
ドバルブ1の接地が以下のように行われている。
【0056】ソレノイドバルブ1のハウジング4への装
着は、プレート7をボルト5でハウジング4にネジ止め
することで行われる。このソレノイドバルブ1の装着
時、接続端子3a及び接続点6aは、プレート7とつば
部8との間で圧接され、接続端子3aと接続点6aとが
電気的に接続される。また、この装着時、接続端子3b
は、プレート7とつば部8との間で直接プレート7下面
に圧接し、接続端子3bとプレート7下面とが電気的に
接続される。
【0057】即ち、装着時、プレート7をボルト5でハ
ウジング4にネジ止めすることにより、プレート7はつ
ば部8をハウジング4方向に押圧する。すると、ソレノ
イドバルブ1の接続端子3a,3bはプレート7とつば
部8とに挟みつけられるので、接続端子3aは図4
(a)に示すように先端と接続点6aとが圧接し、接続
端子3bは図4(b)に示すように先端とプレート7の
下面とが圧接する。
【0058】このように、プレート7をボルト5でネジ
止めすることによって、ソレノイドバルブ1の励磁電流
の供給及び接地も完成される。
【0059】したがって、本実施の形態でも、第1の実
施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0060】なお、本実施の形態のプレート7は、各ソ
レノイドバルブ1に設けられるものでも、挿通孔7aを
1つの面に装着されるソレノイドバルブ1の数だけ備え
て1度にその数のソレノイドバルブ1の装着を完了させ
る構成でもよい。
【0061】また、接続端子3a及び接続点6aがプレ
ート7又はつば部8と導電することを防止する絶縁構成
として、本実施の形態では、図4(a)に示すように接
続点6a及び配線6bの上層に絶縁層を設けると共につ
ば部8上面に絶縁体を貼り付けている。しかし、これに
限られず、接続端子3a下面及びプレート7下面に絶縁
体を設ける等の構成の変更が可能である。
【0062】さらに、接続端子3a及び接続点6aの圧
接ではプレート7又はつば部8と導電することを防止す
る絶縁部材(絶縁体,絶縁層)もプレート7とつば部8
との間に挟まれることから、接続端子3bのプレート7
下面との圧接を弱めない構成として、例えば、本実施の
形態では接続端子3bの厚さを接続端子3aのそれより
も厚くしている。しかし、これに限られず、接続端子3
bと圧接するプレート7下面位置に凸部を設ける,接続
端子3bの下側の絶縁体の厚さを増す等の構成をとるこ
とが好ましい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、外部に露出しソレノイドバルブ本体装着時に励磁電
流供給源から延びる接続点に接触して励磁手段に励磁電
流を供給可能とする接続端子、又は接地位置から延びる
接続点に接触して本体を接地する接続端子を備えたこと
で、ソレノイドバルブの励磁電流供給又は接地は、ソレ
ノイドバルブ本体装着時に励磁電流供給源又は接地位置
から延びる接続点に接続端子を接触させることで行うこ
とができる。このため、例えばソレノイドバルブに設け
られたコネクタにリード線を接続する等励磁電流供給又
は接地のために電気的接続を行う工程が必要なくなるの
で、工程を削減して装着の容易化を図ることができる。
【0064】特に、複数のソレノイドバルブが狭いスペ
ースの中に装着される場合には、困難な電気的接続を行
う工程作業にかかる余計な装着時間を削減することがで
きる。
【0065】また、ソレノイドバルブの装着スペース
は、ソレノイドバルブを装着するためのスペースで十分
となり、装着スペースの小領域化を図ることができる。
【0066】さらに、接続端子は、ソレノイドバルブ本
体を装着するための力を用いて、接続点に圧接すること
で、ソレノイドバルブ本体装着時の必要最小限の力で接
続端子と接続点とを圧接して電気的接触の不良が防止で
きる。
【0067】ソレノイドバルブ本体を装着するために相
手方部材に取り付けられる取付部材を備え、取付部材
は、相手方部材との間に接続端子と接続点とを挟み込ん
で相手方部材に取り付けられることで、ソレノイドバル
ブ本体を装着するために取付部材を相手方部材に取り付
ける力で、取付部材と相手方部材との間に挟み込んだ接
続端子と接続点を圧接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るソレノイドバルブの装
着状態を示す正面図及び左面図である。
【図2】第1の実施の形態に係るソレノイドバルブの接
続端子近傍を拡大して示す説明図である。
【図3】第2の実施の形態に係るソレノイドバルブの装
着状態を示す正面図及び斜視図である。
【図4】第2の実施の形態に係るソレノイドバルブの接
続端子近傍を拡大して示す説明図である。
【図5】従来技術のソレノイドバルブの装着状態を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイドバルブ 2 ブラケット 3a 接続端子 3b 接続端子 4 ハウジング 4a 凹部 5 ボルト 6 配電盤 6a 接続点 6b 配線 6c コネクタ 7 プレート 7a 挿通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】励磁電流の供給により励磁される励磁手段
    と、 該励磁手段が励磁した時に磁気吸引される可動部材と、 該可動部材の移動に連動して開閉動作される弁と、 を備えたソレノイドバルブにおいて、 外部に露出し、ソレノイドバルブ本体装着時に励磁電流
    供給源から延びる接続点に接触して前記励磁手段に励磁
    電流を供給可能とする接続端子を備えたことを特徴とす
    るソレノイドバルブ。
  2. 【請求項2】複数のソレノイドバルブ本体が1つの相手
    方部材に装着される場合には、 複数の前記接続点までの複数配線を総括して有する配電
    盤を相手方部材の表面に設け、 前記配電盤の各接続点に複数の前記接続端子をそれぞれ
    接触させることを特徴とする請求項1に記載のソレノイ
    ドバルブ。
  3. 【請求項3】励磁電流の供給により励磁される励磁手段
    と、 該励磁手段が励磁した時に磁気吸引される可動部材と、 該可動部材の移動に連動して開閉動作される弁と、を備
    えたソレノイドバルブにおいて、 外部に露出し、ソレノイドバルブ本体装着時に接地位置
    から延びる接続点に接触して本体を接地する接続端子を
    備えたことを特徴とするソレノイドバルブ。
  4. 【請求項4】前記接続端子は、ソレノイドバルブ本体を
    装着するための力を用いて、前記接続点に圧接すること
    を特徴とする請求項1、2、又は3に記載のソレノイド
    バルブ。
  5. 【請求項5】ソレノイドバルブ本体を装着するために相
    手方部材に取り付けられる取付部材を備え、 該取付部材は、相手方部材との間に前記接続端子と前記
    接続点とを挟み込んで相手方部材に取り付けられること
    を特徴とする請求項4に記載のソレノイドバルブ。
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