JP2002031113A - 釘と釘抜機 - Google Patents

釘と釘抜機

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JP2002031113A
JP2002031113A JP2000216256A JP2000216256A JP2002031113A JP 2002031113 A JP2002031113 A JP 2002031113A JP 2000216256 A JP2000216256 A JP 2000216256A JP 2000216256 A JP2000216256 A JP 2000216256A JP 2002031113 A JP2002031113 A JP 2002031113A
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JP
Japan
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nail
groove
pliers
leg
head
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JP2000216256A
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Ienari Fujii
家成 藤井
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Individual
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】釘抜用のプライヤーによって木材表面を傷付
けることなく釘抜きできる釘を提供する。 【解決手段】釘11の頭部11aに切り口が下方に向か
って拡大する一対のV溝を対称位置に形成する。釘抜時
にはV溝と同じ形状をなすプライヤー18の爪16をV
溝に嵌合させ、プライヤー18をエアシリンダ22によ
り引き上げて釘抜きを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、抜くのが容易な釘
と、該釘の釘抜機に関する。
【0002】
【従来技術】釘抜きが行われる場合、例えば型枠工事で
は、型枠を取付けたり、取り外す工事が必要で、型枠が
木製である場合、型枠を釘を打って止め、型枠を取り外
すときには打った釘を抜かねばならない。
【0003】釘抜きは通常、図1に示すように、木材1
に打ち込んだ釘2の頭部下にくぎ抜き3をこじ入れ、梃
子の作用でくぎ抜き3を矢印方向に押し込むことにより
行っている。こうした方法では、くぎ抜きをこじ入れる
とき木材表面を傷めるようになる。
【0004】釘には、図2に示すように頭部5aを一対
備えたものも知られる。こうした釘5では釘抜きは、く
ぎ抜き3を頭部5a 間に差し込んで行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すような釘5
は釘抜時に木材1表面を傷めるのを防止できるが、釘5
を打ち込んだとき、木材の表面に釘5の頭5aが突出す
るようになるため、引掛かって邪魔になり易く、また頭
部5aが一対必要となるうえ、打込み代aより頭部5a
までの長さ分bだけ釘5の長さが長くなり、コスト高と
なる。
【0006】本発明は上記の問題を解消し、釘抜きが容
易な釘を提供することを第1の目的とし、該釘を抜く釘
抜機を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1に係わる発明は、第1の目
的を達成する釘に関するもので、頭部の対称位置に釘抜
用のプライヤーの爪が入る溝、好ましくはV溝を形成
し、爪を溝に入れて挟時した状態でプライヤーを引き上
げることにより引き抜かれることを特徴とする。
【0008】木材に打ち込んだ釘を抜くときには、プラ
イヤーの各爪をそれぞれ溝に入れて釘頭部を挟み付け、
引き抜く。
【0009】溝がV溝である場合には、プライヤーの爪
が溝縁に案内されて溝に入り込み易く、また爪をV溝と
同じV形状に形成することにより爪が溝に密着状態で嵌
着し、溝縁との摩擦抵抗が増して釘を抜くとき、爪が溝
縁を滑ることなく、釘抜きを確実に行うことができる。
【0010】本発明の溝は、左右又は前後の二カ所に形
成されるが、左右前後に一対づゝ、四か所に形成しても
よいし、五ヶ所以上形成してもよい。
【0011】請求項2に係わる発明は、請求項1に係わ
る発明において、上記溝の切り口を釘先端の下方に向か
って拡大させたことを特徴とする。
【0012】本発明によると、切り口が引き上げる方向
に狭まっているため釘抜時、プライヤーの爪が溝より抜
け出るのが防止され、釘抜きがより確実に行えるように
なる。
【0013】請求項3に係わる発明は、第2の目的を達
成する、請求項1又は2に係わる発明の釘の釘抜機に関
するもので、支持台と、該支持台にシリンダーにより昇
降可能に支持され、かつ開閉可能な脚の脚端に釘頭部に
形成される溝に嵌合する爪を備えたプライヤーと、脚を
開閉する開閉手段とよりなることを特徴とする。
【0014】本発明の釘抜機を用いて釘を抜くときに
は、プライヤーの中心が打ち込んだ釘の頭上に位置し、
かつ爪が溝上に位置するような向きにして支持台を置
き、プライヤーの脚端を開いた状態でシリンダーにより
プライヤーを降下させ、爪を木材表面に着床させる。つ
いで開閉手段により脚を閉じて爪を溝に進入させ、溝内
の爪で釘頭部を挟持する。その後、シリンダーによりプ
ライヤーを上昇させる。これにより頭部が爪で挟着され
る釘が木材より引抜かれる。
【0015】本発明における支持台は、爪の位置が外部
から見え易いように、例えば三脚にしたり、脚端が出入
りする切り込みを下端部に形成し、脚端が外部から見え
るような筒状体にするのが望ましい。シリンダーは手軽
に利用が可能なエアシリンダーが望ましい。
【0016】脚を開閉する開閉手段は、脚の上部又は下
部を連結するエアシリンダーが望ましいが、トグル機構
など他の機構を用いることもできる。開閉手段にエアシ
リンダーを用いた場合、プライヤーを昇降させるシリン
ダーにもエアシリンダーを用いると、同じ圧縮空気源を
利用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図3は、本発明に係わる釘につい
て示すもので、釘11の頭部11aには一対のV溝12
が対称位置に形成され、各V溝12は図6に示すように
切り口が下方に向かい拡大して形成されている。
【0018】請求項4に係わる発明は、請求項3に係わ
る発明において、上記爪を木材に突き刺さるように先を
尖って形成することを特徴とする。本発明の釘抜機を用
いて釘を抜くときには、爪を木材表面に突き刺し、開閉
手段により脚を閉じて爪先で木材表面に切り込みを入れ
ながら、溝内に進入させ、釘頭部を挟持する。この場
合、爪は溝内の木材表面に突き刺すようにしてもよい。
以後は、上記と同様にして釘の引抜きが行われる。
【0019】図4は、上述する釘11を抜く釘抜機につ
いて示すもので、上下を開口し、下側部には後述するプ
ライヤーの脚端部における爪が嵌合する切り込み15を
対称位置に形成した筒体14と、脚端に爪16を備えた
一対の脚17を交差させて軸着し、開閉可能としたプラ
イヤー18と、該プライヤー18の脚下側部を連結し、
脚17を開閉させるエアシリンダー19と、筒体上端に
横架される梁21と脚17の軸着部を連結するエアシリ
ンダー22とからなっており、爪15は図5に示すよう
にV溝12と同様、横断面がV形状をなし、下方に向か
って拡大して形成されている。
【0020】上述の釘抜機を用いて釘を抜くときには、
釘頭部11aの周りに筒体14を筒体中心部が釘頭部1
1a上に位置し、かつ筒体下側部の切り込み15が釘頭
部11aのV溝12に向くようにして置き、筒体14を
押えた状態でエアシリンダー22によりプライヤー18
を爪16が木材23表面に当たるまで降下させる(図
4)。そしてエアシリンダー19により脚17を閉じ、
爪16を釘頭部11aのV溝12に嵌合させる。爪16
の嵌合は爪先がV溝12の溝縁に案内されてスムースに
行われる。
【0021】爪16がV溝12に嵌合後、エアシリンダ
ー22によりプライヤー18を引き上げる。すると図6
に示すように爪16がV溝12の溝縁に係合し、釘頭部
11aを介して釘11が引き抜かれる。図7は、爪の別
の態様を示すもので、先が尖って形成され、釘を抜くと
きには、爪25を木材に突き刺して切り込みを入れなが
ら釘頭部を挟持する。
【0022】
【発明の効果】請求項1に係わる発明の釘によると、釘
抜き用のプライヤーを用いることにより木材表面を傷め
ることなく釘抜きすることができ、しかも従来の釘とは
釘頭部に溝があるだけで変わりがない。
【0023】請求項2に係わる発明の釘においては、釘
抜時にプライヤーの爪が釘頭部より抜け出るのが防止さ
れるため釘抜きがより確実に行える。
【0024】請求項3に係わる発明の釘抜機によると、
請求項1又は2に係わる発明の釘の釘抜きが動力により
自動的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の釘を抜くときの態様を示す図。
【図2】釘抜きを容易にした従来の釘の正面図。
【図3】本発明に係わる釘の斜視図。
【図4】釘抜機の部分断面正面図。
【図5】爪の拡大斜視図。
【図6】釘抜時の態様を示す図。
【図7】爪の別の例を示す斜視図。
【符号の説明】
11・・釘 11a・・頭部 12・・V溝 14・・筒体 15・・切込み 16、25・・爪 17・・脚 18・・プライヤー 19、22・・エアシリンダー 21・・梁 23・・木材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部の対称位置に釘抜用のプライヤーの爪
    が入る溝を形成し、爪を溝に入れて挟時した状態でプラ
    イヤーを引き上げることにより引き抜かれることを特徴
    とする釘。
  2. 【請求項2】上記溝の切り口を釘先端の下方に向かって
    拡大させたことを特徴とする請求項1記載の釘。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の釘を抜くための釘抜
    機であって、支持台と、該支持台にシリンダーにより昇
    降可能に支持され、かつ開閉可能な脚の脚端に釘頭部に
    形成される溝に嵌合する爪を備えたプライヤーと、脚を
    開閉する開閉手段とよりなることを特徴とする釘抜機。
  4. 【請求項4】上記爪は木材に突き刺さるように先が尖っ
    て形成される請求項3記載の釘抜機。
JP2000216256A 2000-07-17 2000-07-17 釘と釘抜機 Pending JP2002031113A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2336517A1 (es) * 2007-07-30 2010-04-13 Francisco Ortiz Aranega Maquina desclavadora de clavos.
KR101395066B1 (ko) * 2012-12-18 2014-05-16 (주)로보티즈 리벳 제거 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2336517A1 (es) * 2007-07-30 2010-04-13 Francisco Ortiz Aranega Maquina desclavadora de clavos.
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