JP2002031014A - 内燃機関用燃料噴射装置の制御方法及び制御装置 - Google Patents

内燃機関用燃料噴射装置の制御方法及び制御装置

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JP2002031014A
JP2002031014A JP2000213869A JP2000213869A JP2002031014A JP 2002031014 A JP2002031014 A JP 2002031014A JP 2000213869 A JP2000213869 A JP 2000213869A JP 2000213869 A JP2000213869 A JP 2000213869A JP 2002031014 A JP2002031014 A JP 2002031014A
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pressure
internal combustion
combustion engine
fuel
solenoid valve
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Mitsuo Hagiwara
充雄 萩原
Toshiyuki Horie
敏幸 堀江
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Bosch Automotive Systems Corp
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧燃料のコモンレールへの流量制御のため
の電磁弁の開閉作動音による騒音の問題を解決するこ
と。 【解決手段】 高圧ポンプ31からコモンレール2へ供
給される高圧燃料の流量を調整するための電磁弁32の
動作状態を、イグニッションスイッチ6のオン後機関始
動開始までの間は最大圧送状態に固定するようにし、内
燃機関の始動開始後はコモンレール2内の高圧燃料の圧
力制御のためのデューティ制御による開閉動作状態とす
るようにした。これにより電源オンから機関の始動開始
まで電磁弁32から作動音が生じることなく所要の静粛
性を保つことができる上に、内燃機関の始動後すぐに良
好な特性で内燃機関を運転させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用燃料噴
射装置の制御方法及び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧ポンプにより圧送した燃料をコモン
レール内に蓄圧し、電気的に演算され、設定された噴射
タイミングでコモンレール内の高圧燃料を燃料噴射弁か
ら内燃機関の気筒内に噴射するように構成されたコモン
レール方式による内燃機関用燃料噴射装置が近年広く採
用されるに到っている。この種の燃料噴射装置では、良
好な運転特性を得るため、例えば、アイドリング時は騒
音を低減して滑らかな回転を確保するためにコモンレー
ル圧を比較的低圧とすることが望まれるが、低負荷時は
燃料の悪化防止のためコモンレール圧を若干高めにする
ことが望まれ、更に高負荷時は黒煙及びパティキュレー
ト(PM)低減のためにコモンレール圧をなるべく高い
圧力とすることが望まれる。
【0003】このような要求を満たすため、例えば特許
第2623537号明細書には、燃料タンクから流量調
整弁を通過した燃料を燃料供給ポンプにより蓄圧室を有
する燃料供給通路を介して燃料噴射弁に供給すると共
に、圧力制御手段により圧力検出手段の検出結果に基づ
いて流量調整弁をデューティ制御により開閉してその流
量を制御し、燃料供給通路内の圧力を圧力設定手段によ
り設定された目標圧力に維持させるようにした構成が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コモンレール
式の燃料噴射装置において、コモンレール内に高圧燃料
を供給するための高圧ポンプ出力の流量調整用の電磁弁
の開度調整をデューティ比制御によるパルス幅変調(P
WM)信号により行う上述の従来構成によると、イグニ
ッションスイッチをオフからオンに切り換えて燃料噴射
装置が作動状態になると、電磁弁のオン、オフ動作が開
始されこれによる電磁弁の開閉作動音が発生することに
なる。
【0005】内燃機関が運転状態にある場合には周囲の
騒音レベルが高くなっており、この作動音が特に騒音と
して認識されるようなことはない。しかし、内燃機関の
始動前、すなわちイグニッションスイッチがオフ位置か
らオン位置に切り替えられた後クランキングまでの如き
内燃機関の始動待機期間中は、周囲の騒音レベルが低い
のでパルス幅変調(PWM)信号による電磁弁の開閉作
動音が相対的に大きくなってしまい、運転者や同乗の乗
員に不快感を与えることになるという問題点を有してい
る。
【0006】上述の問題は、駐車している車両を発進さ
せる場合のみならず、アイドルストップ機能を備えた車
両が交差点等で一時停止した後にリスタート信号が出力
されるまでの内燃機関の始動待機期間中にも生じる。
【0007】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができるようにした、コモンレー
ル方式による内燃機関用燃料噴射装置の制御方法及び制
御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、燃料を加圧して高圧燃料を得るた
めの高圧ポンプと、該高圧ポンプからの高圧燃料を流量
調整してコモンレールに送給するための電磁弁とを備え
て成る内燃機関用燃料噴射装置の制御方法において、イ
グニッションスイッチがオフからオンに切り換えられた
ことに応答して前記電磁弁を全開又は全閉のうちのいず
れか一方の作動状態に保持しておき、その後内燃機関の
始動開始に応答して前記電磁弁をデューティ制御モード
で開閉駆動することにより前記コモンレール内の高圧燃
料圧力を所要の値に制御するようにしたことを特徴とす
る内燃機関用燃料噴射装置の制御方法が提案される。
【0009】ここで、前記デューティ制御モードによる
電磁弁の開閉駆動動作への切り換えタイミングは、スタ
ータスイッチがオフからオンに切り換えられたタイミン
グとすることもできる。また、イグニッションスイッチ
がオフからオンに切り換えられたことに応答して前記電
磁弁の作動状態を最大圧送圧状態が得られる状態とする
こともできる。
【0010】本発明によれば、また、燃料を加圧して高
圧燃料を得るための高圧ポンプと、該高圧ポンプからの
高圧燃料を流量調整してコモンレールに送給するための
電磁弁とを備えて成るアイドルストップ機能付の車両の
ための内燃機関用燃料噴射装置の制御方法において、前
記アイドルストップ機能により前記内燃機関の運転が停
止されたことに応答して前記電磁弁を全開または全閉の
うちのいずれか一方の作動状態に保持しておき、その後
前記内燃機関のリスタートに応答して前記電磁弁をデュ
ーティ制御モードで開閉駆動することにより前記コモン
レール内の高圧燃料圧力を所要の値に制御するようにし
たことを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置の制御方法
が提案される。
【0011】前記デューティ制御モードによる電磁弁の
開閉駆動動作への切り換えタイミングは、スタータモー
タへの駆動電流の供給開始タイミングとすることもでき
る。
【0012】前記内燃機関の運転が停止されてからリス
タートまでの間前記コモンレール内の高圧燃料の圧力を
チェックし、そのチェック結果に応じて前記電磁弁の作
動状態を最大圧送圧状態又は最小圧送圧状態のいずれか
にするようにすることもできる。ここで、チェックされ
た高圧燃料の圧力が所定レベルよりも高い場合には最小
圧送圧状態とし、一方、チェックされた高圧燃料の圧力
が所定レベル以下の場合は最大圧送圧状態とすることが
できる。前記高圧燃料の圧力チェックが適宜の時間間隔
で繰り返し行われるようにすることもできる。
【0013】本発明によれば、また、パルス信号に応答
して電磁弁を開閉制御してコモンレール内の高圧燃料の
圧力を調整するように構成された内燃機関用燃料噴射装
置の制御方法において、イグニッションスイッチがオン
からオフに切り換えられてから内燃機関の始動開始まで
の間は前記パルス信号のデューティー比を0又は100
%とすることにより前記電磁弁の作動状態を全開又は全
閉のいずれかに保持するようにしたことを特徴とする内
燃機関用燃料噴射装置の制御方法が提案される。
【0014】本発明によれば、さらに、パルス信号に応
答して電磁弁を開閉制御してコモンレール内の高圧燃料
の圧力を調整するように構成された内燃機関用燃料噴射
装置の制御方法において、燃料を供給すべき内燃機関が
始動待機状態にある場合に前記パルス信号のデューティ
ー比を0又は100%とすることにより前記電磁弁の作
動状態を全開又は全閉のいずれかに保持するようにした
ことを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置の制御方法が
提案される。
【0015】本発明によれば、また、燃料を加圧して高
圧燃料を得るための高圧ポンプと、該高圧ポンプからの
高圧燃料を流量調整してコモンレールに送給するための
電磁弁とを備えて成る内燃機関用燃料噴射装置の制御装
置において、イグニッションスイッチのオフからオンへ
の切り換えを検出する第1検出手段と、前記内燃機関の
始動開始を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段
に応答し前記電磁弁を全開又は全閉のうちのいずれか一
方の作動状態に保持しておくための手段と、前記第2検
出手段に応答し前記電磁弁の前記作動状態の保持を解除
して前記電磁弁をデューティ制御モードで開閉駆動する
ことにより前記コモンレール内の高圧燃料圧力を所要の
値に制御する手段とを備えて成ることを特徴とする内燃
機関用燃料噴射装置の制御装置が提案される。
【0016】本発明によれば、さらに、燃料を加圧して
高圧燃料を得るための高圧ポンプと、該高圧ポンプから
の高圧燃料を流量調整してコモンレールに送給するため
の電磁弁とを備えて成るアイドルストップ機能付の車両
のための内燃機関用燃料噴射装置の制御装置において、
前記アイドルストップ機能により前記内燃機関の運転が
停止されたことを検出するための第3検出手段と、前記
内燃機関のリスタートを検出するための第4検出手段
と、前記第3検出手段に応答し前記電磁弁を全開または
全閉のうちのいずれか一方の作動状態に保持しておくた
めの手段と、前記第4検出手段に応答し前記電磁弁の前
記作動状態の保持を解除し前記電磁弁をデューティ制御
モードで開閉駆動することにより前記コモンレール内の
高圧燃料圧力を所要の値に制御する手段とを備えて成る
ことを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置の制御装置が
提案される。
【0017】本発明によれば、さらに、パルス信号に応
答して電磁弁を開閉制御してコモンレール内の高圧燃料
の圧力を調整するように構成された内燃機関用燃料噴射
装置の制御装置において、イグニッションスイッチがオ
ンからオフに切り換えられてから内燃機関の始動開始ま
での間は前記パルス信号のデューティー比を0又は10
0%とすることにより前記電磁弁の作動状態を全開又は
全閉のいずれかに保持するようにしたことを特徴とする
内燃機関用燃料噴射装置の制御装置が提案される。
【0018】本発明によれば、さらに、パルス信号に応
答して電磁弁を開閉制御してコモンレール内の高圧燃料
の圧力を調整するように構成された内燃機関用燃料噴射
装置の制御装置において、燃料を供給すべき内燃機関が
始動待機状態にある場合に前記パルス信号のデューティ
ー比を0又は100%とすることにより前記電磁弁の作
動状態を全開又は全閉のいずれかに保持するようにした
ことを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置の制御装置が
提案される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の方法により高圧ポンプの
出力側の流量調整用の電磁弁の制御が行われるように構
成された、内燃機関用燃料噴射装置の実施の形態の一例
を示す概略構成図である。燃料噴射装置1はコモンレー
ル式の内燃機関用燃料噴射装置であり、コモンレール2
と、コモンレール2に高圧燃料を供給するための高圧ポ
ンプ31と、コモンレール2内に蓄積された高圧燃料を
図示しない内燃機関の各気筒へ噴射するための複数の燃
料噴射弁4−1〜4−Nとを備えている。なお、これら
の燃料噴射弁4−1〜4−Nはそれぞれ噴射制御用の電
磁弁(図示せず)を備えており、図示しない噴射弁制御
ユニットからの開閉制御信号に応答してこれらの電磁弁
が独立して開閉制御され、対応する気筒内に高圧燃料が
所要のタイミングにおいて所要量だけ噴射されるように
構成されているが、このような構成それ自体は公知であ
るから、ここではこれ以上の詳細な説明を省略する。
【0021】高圧ポンプ31は内燃機関によって駆動さ
れ、図示しない燃料ポンプから送給される燃料を加圧し
て高圧燃料を送り出しており、高圧ポンプ31によって
送り出された高圧燃料をコモンレール2に送給するため
の高圧パイプPには、そこを流れる高圧燃料の流量を調
節してコモンレール2内の高圧燃料の圧力を調整するた
めの流量調整用の電磁弁32が設けられている。
【0022】符号5で示されるのは、高圧ポンプ31か
らの高圧燃料の流量調整を行うための電磁弁32の開閉
状態を後述するように制御するための制御ユニットであ
り、制御ユニット5には、イグニッションスイッチ6か
らのイグニッションオン/オフ信号S1、スタータスイ
ッチ7からの始動信号S2、コモンレール2内の目標圧
力値を設定するための設定器8からの目標圧力信号S
3、及びコモンレール2内の燃料圧力を検出する圧力セ
ンサ9からの実圧力信号S4が入力信号として入力され
ている。
【0023】制御ユニット5は、上述した入力信号に応
答し、電磁弁32を開閉駆動制御するためのパルス信号
である制御信号S5を出力する構成となっている。
【0024】制御ユニット5はマイクロコンピュータを
用いて構成されており、イグニッションオン/オフ信号
S1、始動信号S2、目標圧力信号S3、及び実圧力信
号S4に応答しその内部記憶装置に予め格納されている
電磁弁制御プログラムに従ってデータ処理を行い、基本
的には、高圧ポンプ31から電磁弁32を通ってコモン
レール2へ流れる高圧燃料の流量を制御してコモンレー
ル2内に蓄積される高圧燃料の圧力が設定器8によって
設定された値となるよう、電磁弁32を開閉制御する構
成となっている。
【0025】電磁弁32を開閉制御させるための制御信
号S5はパルス信号となっており、そのデューティ比は
制御ユニット5によって定められ、これにより電磁弁3
2を通って高圧ポンプ31からコモンレール2へ流れる
高圧燃料の流量を調節することができ、コモンレール2
内の高圧燃料の圧力の制御が可能となる。なお、電磁弁
32をこのようにデューティ比制御によって開閉動作せ
しめ、これにより流量調節する構成それ自体は公知であ
るから、電磁弁32のデューティ比制御についてのこれ
以上の詳しい説明は省略する。
【0026】次に、図2の電磁弁制御プログラムを示す
フローチャートを参照して、制御ユニット5の動作につ
いて説明する。電磁弁制御プログラム50の実行が開始
されると、ステップ51でイグニッションオン/オフ信
号S1を読み込み、イグニッションスイッチ6がオンと
なっているか否かが判別される。イグニッションスイッ
チ6がオフの場合にはステップ51の判別結果はNOと
なり、ステップ51を繰り返し実行する。
【0027】イグニッションスイッチ6が操作されてオ
フからオンに切り換えられると、ステップ51の判別結
果がYESとなり、ステップ52に進む。
【0028】ステップ52では、電磁弁32を開閉駆動
制御するための制御信号S5のデューティ比を100%
に固定する。この結果、パルス信号である制御信号S5
は所定の一定レベルの駆動電気信号となり、これにより
電磁弁32は全開状態に保持された最大圧送圧状態とな
る。このため、高圧ポンプ31から送給される高圧燃料
はコモンレール2内に良好に流れ込むことができ、燃料
噴射装置1の立ち上げをスタータスイッチ7のオンと同
時に迅速に行うことができ、機関の始動後すぐに良好な
特性で運転を開始させることが可能となる。
【0029】ステップ53では、スタータスイッチ7が
オンとなっているか否かが判別される。スタータスイッ
チ7がオフの場合にはステップ53の判別結果はNOと
なり、ステップ52、53が繰り返し実行される。そし
て、スタータスイッチ7が操作されてオフからオンに切
り換えられると、ステップ53の判別結果はYESとな
りステップ54に入る。ステップ54では電磁弁32の
開閉制御のための制御信号S5のデューティ比が、実圧
力信号S4によって示されるコモンレール2内の高圧燃
料の圧力を目標圧力信号S3によって示される圧力値に
一致させるのに必要な値に制御される。すなわち、電磁
弁32の平均開度が制御信号S5によるデューティ制御
により調節されて、高圧ポンプ31からコモンレール2
へ流れる高圧燃料の流量が調整され、コモンレール2内
の高圧燃料の圧力が目標圧力信号S3によって定められ
る目標圧力に保持されるようフィードバック制御が行わ
れることになる。
【0030】図3には、図2に示した電磁弁制御プログ
ラム50に従う電磁弁32の具体的な制御の一例が示さ
れている。図3の(A)に示されるように、時刻T1に
イグニッションスイッチ6がオフからオンに切り換えら
れると、同図(D)に示されるように制御信号S5のデ
ューティ比が100%に固定された制御状態とされ、電
磁弁32は開状態に固定され、高圧ポンプ31からの高
圧燃料が最大圧送圧で送り出される最大圧送圧状態に保
持される。したがって、このとき電磁弁32に流れる駆
動電流は零であり、電磁弁32が作動音を全く発生しな
い状態となっている。また、この期間中は電磁弁32に
通電しないので電磁弁32の駆動制御のために回路に与
える負担が小さくて済むという効果を得ることができ
る。
【0031】そして、時刻T2においてスタータスイッ
チ7がオフからオンに切り換えられると(同図
(B))、時刻T1〜T2の期間は零であった内燃機関
の回転速度が徐々に上昇しはじめることになる(同図
(C))。このとき、電磁弁32の制御状態は、図2の
ステップ54に示したデューティ制御モードに入る(同
図(D))。この結果、パルス信号である制御信号S5
は制御ユニット5において定められたデューティ比を有
するPWM信号となり、電磁弁32は制御信号S5に応
答して開閉動作しはじめるので、高圧ポンプ31から送
り出される高圧燃料の流量が電磁弁32により制御信号
S5のデューティ比に従って調節され、コモンレール2
内の高圧燃料の圧力が目標圧力信号S3に従う所要の目
標値に制御される。内燃機関の完爆後スタータスイッチ
7は時刻T3においてオフに戻される。
【0032】以上のように、イグニッションスイッチ6
がオフからオンに切り換えられたときに制御信号S5の
デューティ比を100%に固定しておき、以後、スター
タスイッチ7がオフからオンに切り換えられたとき(T
2)に、制御信号S5によるデューティ制御モードによ
ってコモンレール2内の圧力調節を行うように切り換え
る構成としたので、少なくとも内燃機関が回転しはじめ
るまでの間は電磁弁32が繰り返し開閉動作を行ってこ
れによる作動音を生じることがなく、内燃機関が始動待
機状態にある場合の静粛性を確保することができる。
【0033】そして、スタータスイッチ7をオフからオ
ンに切り換えることにより始動待機状態が終了して内燃
機関が回転しはじめた場合に、コモンレール2内の高圧
燃料の圧力が目標圧力信号S3により示される目標圧力
となるよう電磁弁32が制御信号S5によるデューティ
制御により繰り返し開閉動作せしめられることになる。
この結果、電磁弁32の開閉動作による作動音が生じる
ことになるが、この場合には内燃機関が回転していて周
囲の騒音レベルが高くなっているため、電磁弁32の作
動音により運転者や乗員に不快感を与えることがない。
【0034】図4には、本発明による他の実施の形態が
示されている。図4に示されているのは、アイドルスト
ップ機能付車両の内燃機関に燃料を噴射供給するための
燃料噴射装置20であり、その基本的構成は図1に示し
た燃料噴射装置1の場合と同様である。したがって、図
4の各部のうち図1の各部に対応する部分には、同一の
符号を付してそれらの説明を省略する。
【0035】図4において、10はスタータ駆動制御部
でその駆動制御信号S10が制御ユニット5に入力され
ている。11は機関速度信号S11を出力するエンジン
回転センサ、12は車速信号S12を出力する車速セン
サ、13は変速機(図示せず)がニュートラル位置にあ
るか否かを示すニュートラル信号S13を出力するニュ
ートラル位置センサ、14はクラッチ(図示せず)のオ
ン、オフ状態を示すクラッチ信号S14を出力するクラ
ッチセンサであり、これらの信号S10〜S14はイグ
ニッションオン/オフ信号S1及び目標圧力信号S3と
共に制御ユニット21に入力されている。
【0036】図5にはスタータ駆動制御部10の構成を
示す詳細ブロック図が示されている。7は始動信号S2
を出力するスタータスイッチで、101は車両(図示せ
ず)がリスタート条件を満足した場合にリスタート信号
S101を出力するリスタート信号発生部である。始動
信号S2とリスタート信号S101とはオア回路102
に入力されており、いずれか一方の信号が出力された場
合にオア回路102から出力される出力信号S102が
リレー駆動回路103に入力される。リレー駆動回路1
03は出力信号S102に応答し、リレー装置104を
作動させ、図示しないリレー接点を介して直流電流+V
を図示しないスタータモータに印加する構成となってい
る。
【0037】スタータ駆動制御部10は以上のように構
成されているので、スタータスイッチ7がオンとなって
始動信号S2が出力されるか又はリスタート信号S10
1が出力されるかした場合にリレー駆動回路103から
駆動制御信号S10が出力され、リレー装置104を介
してスタータモータに駆動電流を供給し、内燃機関を始
動させることができる。駆動制御信号S10は制御ユニ
ット21にも供給されている。
【0038】図4に戻ると、制御ユニット21はマイク
ロコンピュータを用いて構成されており、上述した各入
力信号に応答し、その内部記憶装置に予め格納されてい
る電磁弁制御プログラムに従ってデータ処理を行い、電
磁弁32を開閉駆動制御するためのパルス信号である制
御信号S21を出力する構成となっている。制御ユニッ
ト21は、基本的には、高圧ポンプ31から電磁弁32
を通ってコモンレール2へ流れる高圧燃料の流量を制御
してコモンレール2内に蓄積される高圧燃料の圧力が設
定器8によって設定された値となるよう、電磁弁32を
デューティ制御モードで開閉駆動制御する構成となって
いることは図1の場合と同様である。
【0039】次に、図6の電磁弁制御プログラムを示す
フローチャートを参照して、制御ユニット21の動作に
ついて説明する。電磁弁制御プログラム60の実行が開
始されると、ステップ61でイグニッションオン/オフ
信号S1を読み込み、イグニッションスイッチ6がオン
となっているか否かが判別される。イグニッションスイ
ッチ6がオフの場合にはステップ61の判別結果はNO
となり、ステップ61を繰り返し実行する。
【0040】イグニッションスイッチ6が操作されてオ
フからオンに切り換えられると、ステップ61の判別結
果がYESとなり、ステップ62に進む。ステップ62
では、圧力センサ9からの実圧力信号S4に応答してコ
モンレール2内の圧力(レール圧)が所定値より高い状
態(H)又はレール圧が所定値以下の状態(L)のいず
れであるかが判別される。
【0041】レール圧がLであると、ステップ63に入
る。ステップ63では、電磁弁32を開閉駆動制御する
ための制御信号S21のデューティ比を100%に固定
する。この結果、パルス信号である制御信号S21は所
定の一定レベルの駆動電気信号となり、これにより電磁
弁32は全開状態に保持された最大圧送圧状態となる。
このため、アイドルストップ状態が長く続いてレール圧
がかなり低下してしまった場合には、高圧ポンプ31か
ら送給される高圧燃料がコモンレール2内に良好に流れ
込んでレール圧を高くしておくことができる。この結
果、燃料噴射装置1の立ち上げをスタータスイッチ7の
オンと同時に迅速に行うことができ、機関の始動後すぐ
に良好な特性で運転を開始させることが可能となる。
【0042】一方、レール圧がHであると、ステップ6
4に入り、ここで、制御信号S21のデューティ比が0
%に固定される。すなわち、制御信号S21のレベルが
所定の低レベルまたは零レベルに固定され、電磁弁32
が全閉状態に保持された最小圧送圧状態となる。したが
って、アイドルストップ状態に入ってもレール圧が所定
のレベルを越えていると電磁弁32は全閉状態となり、
そのときのレール圧をそのまま維持する状態となる。
【0043】このようにして、制御信号S21のデュー
ティ比が100%又は0%のいずれかに固定されたなら
ば、ステップ65に入る。ステップ65では、駆動制御
信号S10が出力されているか否かが判別される。駆動
制御信号S10が出力されていないとステップ65の判
別結果はNOとなり、ステップ62に戻る。一方、駆動
制御信号S10が出力されているとステップ65の判別
結果はYESとなりステップ66に入る。ステップ66
では電磁弁32の開閉制御のための制御信号S21のデ
ューティ比が、実圧力信号S4によって示されるコモン
レール2内の高圧燃料の圧力を目標圧力信号S3によっ
て示される圧力値に一致させるのに必要な値に制御され
る。すなわち、電磁弁32の平均開度が制御信号S21
によるデューティ制御により調節されて、高圧ポンプ3
1からコモンレール2へ流れる高圧燃料の流量が調整さ
れるデューティ制御モードとなり、コモンレール2内の
高圧燃料の圧力が目標圧力信号S3によって定められる
目標圧力に保持されるようフィードバック制御が行われ
ることになる。
【0044】制御ユニット21は以上のように動作する
ので、イグニッションスイッチ6がオンとなってからス
タータモータの駆動信号が出力されるまでの間のような
内燃機関の始動待機期間中は、コモンレール圧がHかL
かによって電磁弁32が最大圧送圧状態又は最小圧送圧
状態のいずれかに固定されるので、その間は電磁弁32
のデューティ制御モード動作が行われることがなく、車
室内の静粛性を保つことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、高圧ポン
プからコモンレールへ供給される高圧燃料の流量を調整
するための電磁弁の動作状態を、イグニッションスイッ
チオン後機関始動開始までの間、あるいはアイドルスト
ップ状態の間は電磁弁を全開又は全閉のいずれかの作動
状態として騒音の発生がないようにしたので、車室内等
における所要の静粛性を保つことができる。また、この
ときの電磁弁の作動状態をコモンレール内の圧力に応じ
て定めるようにすれば、内燃機関の始動後すぐに良好な
特性で内燃機関を運転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により高圧ポンプからの高圧燃料
の電磁弁による流量制御が行われるように構成された内
燃機関用燃料噴射装置の実施の形態の一例を示す概略構
成図。
【図2】図1の制御ユニットにおいて実行される電磁弁
制御プログラムを示すフローチャート。
【図3】図2に示した電磁弁制御プログラムに従う制御
の具体例を説明するための説明図。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す概略構成図。
【図5】図4に示したスタータ駆動制御部の詳細構成を
示すブロック図。
【図6】図4の制御ユニットにおいて実行される電磁弁
制御プログラムを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置 2 コモンレール 4−1〜4−N 燃料噴射弁 5 制御ユニット 6 イグニッションスイッチ 7 スタータスイッチ 8 設定器 9 圧力センサ 10 スタータ駆動制御部 11 エンジン回転センサ 12 車速センサ 13 ニュートラル位置センサ 14 クラッチセンサ 20 燃料噴射装置 21 制御ユニット 31 高圧ポンプ 32 電磁弁 101 リスタート信号発生部 102 オア回路 103 リレー駆動回路 104 リレー装置 S1 イグニッションオン/オフ信号 S2 始動信号 S3 目標圧力信号 S4 実圧力信号 S5 制御信号 S10 駆動制御信号 S11 機関速度信号 S12 車速信号 S13 ニュートラル信号 S14 クラッチ信号 S21 制御信号 S101 リスタート信号 S102 出力信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 37/00 F02M 37/00 Q 47/02 47/02 (72)発明者 堀江 敏幸 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ボッシュオートモーティブシステム 東松山工場内 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC01 AC09 AD12 BA22 CB01 CB07U CE22 DB01 DB02 DB19 DC09 DC18 DC26 3G084 BA13 BA14 CA01 EC01 EC06 FA05 FA06 FA33 FA36 3G093 AA01 AA04 BA32 CA02 DA01 DA12 DB05 DB10 DB12 EA05 EC01 EC04 FA14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を加圧して高圧燃料を得るための高
    圧ポンプと、該高圧ポンプからの高圧燃料を流量調整し
    てコモンレールに送給するための電磁弁とを備えて成る
    内燃機関用燃料噴射装置の制御方法において、 イグニッションスイッチがオフからオンに切り換えられ
    たことに応答して前記電磁弁を全開又は全閉のうちのい
    ずれか一方の作動状態に保持しておき、その後前記内燃
    機関の始動開始に応答して前記電磁弁をデューティ制御
    モードで開閉駆動することにより前記コモンレール内の
    高圧燃料圧力を所要の値に制御することを特徴とする内
    燃機関用燃料噴射装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記デューティ制御モードによる電磁弁
    の開閉駆動動作への切り換えタイミングが、スタータス
    イッチがオフからオンに切り換えられたタイミングであ
    る請求項1記載の内燃機関用燃料噴射装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 イグニッションスイッチがオフからオン
    に切り換えられたことに応答して前記電磁弁の作動状態
    を最大圧送圧状態が得られる状態とするようにした請求
    項1記載の内燃機関用燃料噴射装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 燃料を加圧して高圧燃料を得るための高
    圧ポンプと、該高圧ポンプからの高圧燃料を流量調整し
    てコモンレールに送給するための電磁弁とを備えて成る
    アイドルストップ機能付の車両のための内燃機関用燃料
    噴射装置の制御方法において、 前記アイドルストップ機能により前記内燃機関の運転が
    停止されたことに応答して前記電磁弁を全開または全閉
    のうちのいずれか一方の作動状態に保持しておき、その
    後前記内燃機関のリスタートに応答して前記電磁弁をデ
    ューティ制御モードで開閉駆動することにより前記コモ
    ンレール内の高圧燃料圧力を所要の値に制御することを
    特徴とする内燃機関用燃料噴射装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記デューティ制御モードによる電磁弁
    の開閉駆動動作への切り換えタイミングが、スタータモ
    ータへの駆動電流の供給開始タイミングである請求項4
    記載の内燃機関用燃料噴射装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記内燃機関の運転が停止されてからリ
    スタートまでの間前記コモンレール内の高圧燃料の圧力
    をチェックし、そのチェック結果に応じて前記電磁弁の
    作動状態を最大圧送圧状態又は最小圧送圧状態のいずれ
    かにするようにした請求項4記載の内燃機関用燃料噴射
    装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 チェックされた高圧燃料の圧力が所定レ
    ベルよりも高い場合には最小圧送圧状態とし、一方、チ
    ェックされた高圧燃料の圧力が所定レベル以下の場合は
    最大圧送圧状態とするようにした請求項6記載の内燃機
    関用燃料噴射装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記高圧燃料の圧力チェックが適宜の時
    間間隔で繰り返し行われるようにした請求項6記載の内
    燃機関用燃料噴射装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 パルス信号に応答して電磁弁を開閉制御
    してコモンレール内の高圧燃料の圧力を調整するように
    構成された内燃機関用燃料噴射装置の制御方法におい
    て、 イグニッションスイッチがオンからオフに切り換えられ
    てから内燃機関の始動開始までの間は前記パルス信号の
    デューティー比を0又は100%とすることにより前記
    電磁弁の作動状態を全開又は全閉のいずれかに保持する
    ようにしたことを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置の
    制御方法。
  10. 【請求項10】 パルス信号に応答して電磁弁を開閉制
    御してコモンレール内の高圧燃料の圧力を調整するよう
    に構成された内燃機関用燃料噴射装置の制御方法におい
    て、 燃料を供給すべき内燃機関が始動待機状態にある場合に
    前記パルス信号のデューティー比を0又は100%とす
    ることにより前記電磁弁の作動状態を全開又は全閉のい
    ずれかに保持するようにしたことを特徴とする内燃機関
    用燃料噴射装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 燃料を加圧して高圧燃料を得るための
    高圧ポンプと、該高圧ポンプからの高圧燃料を流量調整
    してコモンレールに送給するための電磁弁とを備えて成
    る内燃機関用燃料噴射装置の制御装置において、 イグニッションスイッチのオフからオンへの切り換えを
    検出する第1検出手段と、 前記内燃機関の始動開始を検出する第2検出手段と、 前記第1検出手段に応答し前記電磁弁を全開又は全閉の
    うちのいずれか一方の作動状態に保持しておくための手
    段と、 前記第2検出手段に応答し前記電磁弁の前記作動状態の
    保持を解除して前記電磁弁をデューティ制御モードで開
    閉駆動することにより前記コモンレール内の高圧燃料圧
    力を所要の値に制御する手段とを備えて成ることを特徴
    とする内燃機関用燃料噴射装置の制御装置。
  12. 【請求項12】 前記第2検出手段が、スタータスイッ
    チがオフからオンに切り換えられたタイミングを検出す
    るようになっている請求項11記載の内燃機関用燃料噴
    射装置の制御装置。
  13. 【請求項13】 前記電磁弁の前記作動状態が最大圧送
    圧状態が得られる状態に保持されるようにした請求項1
    1記載の内燃機関用燃料噴射装置の制御装置。
  14. 【請求項14】 燃料を加圧して高圧燃料を得るための
    高圧ポンプと、該高圧ポンプからの高圧燃料を流量調整
    してコモンレールに送給するための電磁弁とを備えて成
    るアイドルストップ機能付の車両のための内燃機関用燃
    料噴射装置の制御装置において、 前記アイドルストップ機能により前記内燃機関の運転が
    停止されたことを検出するための第3検出手段と、 前記内燃機関のリスタートを検出するための第4検出手
    段と、 前記第3検出手段に応答し前記電磁弁を全開または全閉
    のうちのいずれか一方の作動状態に保持しておくための
    手段と、 前記第4検出手段に応答し前記電磁弁の前記作動状態の
    保持を解除し前記電磁弁をデューティ制御モードで開閉
    駆動することにより前記コモンレール内の高圧燃料圧力
    を所要の値に制御する手段とを備えて成ることを特徴と
    する内燃機関用燃料噴射装置の制御装置。
  15. 【請求項15】 パルス信号に応答して電磁弁を開閉制
    御してコモンレール内の高圧燃料の圧力を調整するよう
    に構成された内燃機関用燃料噴射装置の制御装置におい
    て、 イグニッションスイッチがオンからオフに切り換えられ
    てから内燃機関の始動開始までの間は前記パルス信号の
    デューティー比を0又は100%とすることにより前記
    電磁弁の作動状態を全開又は全閉のいずれかに保持する
    ようにしたことを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置の
    制御装置。
  16. 【請求項16】 パルス信号に応答して電磁弁を開閉制
    御してコモンレール内の高圧燃料の圧力を調整するよう
    に構成された内燃機関用燃料噴射装置の制御装置におい
    て、 燃料を供給すべき内燃機関が始動待機状態にある場合に
    前記パルス信号のデューティー比を0又は100%とす
    ることにより前記電磁弁の作動状態を全開又は全閉のい
    ずれかに保持するようにしたことを特徴とする内燃機関
    用燃料噴射装置の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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