JP2002030053A - α−ケトアミド誘導体の製造法 - Google Patents

α−ケトアミド誘導体の製造法

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JP2002030053A
JP2002030053A JP2000212483A JP2000212483A JP2002030053A JP 2002030053 A JP2002030053 A JP 2002030053A JP 2000212483 A JP2000212483 A JP 2000212483A JP 2000212483 A JP2000212483 A JP 2000212483A JP 2002030053 A JP2002030053 A JP 2002030053A
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linear
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Masayuki Nakamura
雅之 中村
Atsushi Inoue
淳 井上
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Senju Pharmaceutical Co Ltd
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Senju Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】医薬に有用なα−ケトアミド誘導体の多様な化
合物ライブラリーを簡便かつ迅速に提供する。 【解決手段】水素、或いはアリール基で置換されていて
もよい炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状アルキル
基、或いは炭素数3〜7のシクロアルキル基(Rで示
される)をもつアルデヒド、アリール基または複素環式
ケトンで置換されていてもよい炭素数1〜4の直鎖状ア
ルキル基(Rで示される)をもつ第1級アミン、炭素数
1〜4の直鎖状または分枝鎖状アルキル基、或いはエス
テル化されたカルボキシ(C −C)アルキル基、或
いは炭素数3〜7のシクロアルキル基(Rで示される)
をもつイソシアニド化合物および炭素数1〜4の直鎖状
または分枝鎖状アルキル基(Rで示される)をもつヒド
ロキシ酸の4成分を同時に縮合した後、酸化し、式( I
) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、α-ケトアミド誘
導体の新規製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】α-ケトアミド構造をもつ化合物にはカル
パインやカテプシンLなどのシステインプロテアーゼを
阻害するもの(WO9703679、WO9616079など)や、キマー
ゼやトリプターゼなどのセリンプロテアーゼの活性を阻
害するもの(Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 1995年,
92巻, p.6738-6742など)が知られている。これら酵素
の活性異常は脳卒中やクモ膜下出血などの虚血性疾患、
アルツハイマー病や筋ジストロフィー、骨粗鬆症などの
難治性疾患、さらにアレルギー・炎症性疾患や循環器系
疾患など種々の疾患の発症に関与している。この他、抗
ウイルス(Chem. Pharm. Bull. 1994年, 42巻, p.2636-
2640)、抗血液凝固(US 5670479)、抗腫瘍(US 56206
75)、抗菌(WO 9700694)などの活性を有する化合物も
知られている。このようにα-ケトアミド構造をもつ化
合物は種々の生理活性や薬理活性を期待できる。したが
って、α-ケトアミド誘導体の創製は種々の疾患に対す
る新たな予防・治療薬の開発へとつながるものである。
【0004】一方、分析方法および生化学的手法の最近
の進歩に伴って、医薬化学における有力な技術としてコ
ンビナトリアル法が開発されている (Gallop, M.A., et
al., J. Med. Chem., 1994年,37巻, p.1233−1251 ;
Gordon, E.M. et al., J.Med. Chem., 1994年,37巻,
p.1385−1401)。この手法は、網羅的組み合わせによる
化合物群の同時合成(コンビナトリアル・ライブラリー
の作成)と該コンビナトリアル・ライブラリーの一斉ス
クリーニングとを含んでおり、医薬品の効率的開発を可
能にする手段として注目されている。コンビナトリアル
・ライブラリーの作成において、マルチコンポーネント
リアクションはわずかな反応ステップで多様な化合物ラ
イブラリーを簡便に得ることができることから注目され
ている。その中でも、アミン、アルデヒド、カルボン
酸、イソシアニド化合物の四成分が同時に縮合反応する
Ugi反応が最も代表的なもののひとつとして知られて
いる(Ugi I. et al., CROATICA CHEMICA ACTA 1998年,
3巻,p.527−547)。既にいくつかのグループがこのUg
i反応をもちいてベンゾイミダゾール、β‐ラクタム、
ピロール、イミダゾール、ピペラジンジオンなどの化合
物ライブラリーの調製に成功している。しかしながら、
α-ケトアミド誘導体の合成に、かかるマルチコンポー
ネントリアクションを利用した例をみないのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、医薬
に有用なα-ケトアミド誘導体をコンビナトリアル法を
用いて開発するために、かかる誘導体の多様な化合物ラ
イブラリーを簡便かつ迅速に提供できる方法を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決すべく鋭意努力した結果、マルチコンポーネント
リアクションとして知られるUgi反応を利用し、さら
に、それに続く酸化反応をワンポットで行うことによ
り、α‐ケトアミド誘導体の化合物ライブラリーを簡便
に調製できることを見出し本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、式(I)
【0008】
【化6】 [式中、Rは水素、或いはアリール基で置換されてい
てもよい炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状アルキル
基、或いは炭素数3〜7のシクロアルキル基を示す。]
で示されるアルデヒド、式(II)
【0009】
【化7】
【0010】[式中、Rはアリール基または複素環式
ケトンで置換されていてもよい炭素数1〜4の直鎖状ア
ルキル基を示す。]で示される第1級アミン、式(II
I)
【0011】
【化8】
【0012】[式中、Rは炭素数1〜4の直鎖状また
は分枝鎖状アルキル基、或いはエステル化されたカルボ
キシ(C−C)アルキル基、或いは炭素数3〜7の
シクロアルキル基を示す。]で示されるイソシアニド化
合物および式(IV)
【0013】
【化9】
【0014】[式中、Rは炭素数1〜4の直鎖状また
は分枝鎖状アルキル基を示す。]で示されるヒドロキシ
酸を、同時に縮合した後、酸化し、式(V)
【0015】
【化10】
【0016】[式中、R、R、R、Rは同義で
ある。]で示されるα−ケトアミド誘導体を製造する方
法を提供するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】上記式(I)で示されるアルデヒ
ドのRで示される炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖
状アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブ
チル基、tert−ブチル基などが挙げられる。これら
アルキル基が置換されていてもよいアリール基として
は、例えばフェニル基などが挙げられる。Rで示され
る炭素数3〜7のシクロアルキル基としては、例えばシ
クロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロヘプチルなどが挙げられる。
【0018】上記式(II)で示される第1級アミンの
で示される炭素数1〜4の直鎖状アルキル基として
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基
などが挙げられる。これらアルキル基が置換していても
よいアリール基または複素環式ケトンのうち、アリール
基としては、例えばフェニル基などが挙げられ、複素環
式ケトンとしては2−オキソピロリジニル基などが挙げ
られる。
【0019】上記式(III)で示されるイソシアニド
のRで示される炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状
アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、tert−ブチルなどが挙げられる。Rで示され
るエステル化されたカルボキシ(C−C)アルキル
基としては、例えばtert−ブチルオキソカルボニル
メチルなどが挙げられる。Rで示される炭素数3〜7
のシクロアルキル基としては、シクロプロピル、シクロ
ブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプ
チルなどが挙げられる。
【0020】上記式(IV)で示されるヒドロキシ酸の
で示される炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状ア
ルキル基は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t
ert−ブチル基などが挙げられる。
【0021】本発明のα−ケトアミド誘導体は以下の反
応式により製造される。
【0022】
【式11】
【0023】[式中、R、R、RおよびRは前
記と同義である。]式(I)で示されるアルデヒド、ア
ルデヒドに対し1〜1.5倍当量の式(II)で示され
る第1級アミン、並びにアルデヒドと当量の式(II
I)で示されるイソシアニド化合物および式(IV)で
示されるヒドロキシ酸化合物の4つの成分を反応溶媒に
加え、1〜72時間攪拌する。本反応に用いることがで
きる反応溶媒としては、例えば、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、酢酸エチル、テトラヒ
ドロフラン、ジクロロメタン、ジメチルスルホキシドな
どのような反応に悪影響をおよぼさない慣用の溶媒また
はそれらの混合溶媒などが挙げられる。好ましくは、メ
タノール及びテトラヒドロフランである。反応温度は、
通常、室温の範囲であり、好ましくは10℃〜25℃の
範囲である。次いで減圧下で反応溶液を濃縮した後、こ
の残渣を有機溶媒に溶解し、酸、アルカリ水溶液および
飽和食塩水で洗浄する。この有機層を脱水後、減圧下で
濃縮し、式(VI)の化合物を得る。溶解する有機溶媒
としては、酢酸エチル、ジクロロメタン、トルエンなど
の慣用の溶媒が挙げられるが、好ましくは、酢酸エチル
である。洗浄用の酸性水溶液としては、0.1〜2M塩
酸水溶液、0.1〜2Mクエン酸水溶液などが挙げら
れ、アルカリ水溶液としては、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、飽和炭酸水素カリウム水溶液、0.1〜2M水
酸化ナトリウム水溶液、0.1〜2M水酸化カリウム水
溶液などが挙げられ、いずれも好適に利用できる。
【0024】次に、式(VI)で示される化合物を溶媒
(ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジメチルスル
ホキド、トルエン、ベンゼン、ヘキサン、酢酸水溶液な
ど)に溶解後、水酸基をケトンに酸化する。酸化方法と
しては、例えば、クロム酸酸化に分類される二クロム酸
ピリジニウム(PDC)酸化、クロロクロム酸ピリジニ
ウム(PCC)酸化、ジョーンズ(Jones)酸化、
コリンズ(Collins)酸化、またはジメチルスル
ホキド(DMSO)酸化に分類される、スワン(Swe
rn)酸化、DMSO−三酸化硫黄ピリジン錯体による
酸化、DMSO−DCCによる酸化、DMSO−塩化オ
キサリルによる酸化、または次亜ハロゲン酸による酸
化、N−ハロゲノカルボン酸アミドによる酸化など、自
体公知の方法を使用することができる。就中PDC酸
化、PCC酸化、Jones酸化、Collins酸
化、DMSO酸化が好ましく、とりわけPDC酸化が好
ましい。反応後は上記と同様に減圧下で濃縮後、残渣を
有機溶媒に溶解し、酸、アルカリ水溶液および飽和食塩
水溶液で洗浄する。この有機層を脱水後、減圧下で濃縮
する。得られた濃縮残渣はかき取り用TLCやカラムを
用いたクロマトグラフ法及び再結晶法などにより精製す
る。また、上記反応において、式(VI)の化合物を単離
することなく、そのままの容器で次の酸化反応を行うこ
ともできる(ワンポット合成法)。このときの反応溶媒
としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジ
クロロメタン、ジメチルスルホキシド等のような反応に
悪影響をおよぼさない慣用の溶媒またはそれらの混合溶
媒等が挙げられる。好ましくは、テトラヒドロフランで
ある。反応温度は、通常、室温の範囲であり、好ましく
は10℃〜25℃の範囲である。なお、R,R,R
およびRで示される各基は、上記反応に影響を与え
る可能性のある、アルデヒド基、第1級アミン、イソシ
アニド、カルボン酸およびヒドロキシ酸などを有する基
を含まない基、および本願のα−ケトアミド誘導体の製
造方法に影響を与えない基であれば上記で示した基に限
定されず用いることができる。
【0025】
【発明の効果】このようにして製造されたα−ケトアミ
ド誘導体は、カルパインやカテプシンLなどのシステイ
ンプロテアーゼ阻害活性、キマーゼやトリプターゼなど
のセリンプロテアーゼ阻害活性、抗炎症作用、抗ウイル
ス作用、抗血液凝固作用、抗腫瘍作用、抗菌作用など有
用な作用効果の検索、発展に利用できる。
【0026】
【実施例】本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもので
はない。なお、実施例で述べる化合物の同定、物性及び
純度において、融点はヤナコ微量融点測定装置 MP
500Vを、核磁気共鳴スペクトル(NMR)はVal
ian Gemini 2000を、マトリックス支援
イオン化飛行時間型質量分析計(MALDITOF-MS)はPe
rseptive Voyager DE PROを、
元素分析(Anal.)はPerkin Elmer
CHN/2400を、高速液体クロマトグラフィー(H
PLC)純度は島津システム一式(ポンプ:LC-10AS、
検出器:SPD-10A、カラムオーブン:CTO-10A、システム
コントローラー:SCL-10A、積算計:C-R7A)を用いて測
定した。
【0027】(実施例1) N−((N−(tert−ブチル)カルバモイル)メチ
ル)−2−オキソ−N−(2−フェニルエチル)プロパ
ンアミドの合成
【0028】
【式12】
【0029】ステップ1:メタノール(30 mL)にパラホ
ルムアルデヒド(80 %) (0.37 g, 10mmol)、2−フェニ
ルエチルアミン(1.4 g, 12 mmol)、DL−乳酸(0.90 g,
10 mmol)及びtert−ブチルイソシアニド(0.83 g,
10 mmol)を順に加えた。この液を室温で48時間攪拌
後、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、こ
の液を1M塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
脱水後、減圧下で濃縮した。このオイル状物質をヘキサ
ンで再結晶することによりN−((N−(tert−ブ
チル)カルバモイル)メチル)−2−ヒドロキシ−N−
(2−フェニルエチル)プロパンアミド(1.8 g, 60
%)を白色固体として得た。1H-NMR (300 MHz, DMSO-
d6)δ(major/minor) 1.12/1.10 (d/d, 3H, J = 6.6/6.
3), 1.25/1.24 (s/s, 9H), 2.72/2.82 (dd/t, 2H, J =
8.7, 6.9/7.7), 3.38-3.43/3.45-3.61 (m/m, 2H), 3.85
/3.79 (d/d, 1H, J = 16.8/16.2), 4.00/3.92 (d/d, 1
H, J = 16.8/16.1), 4.27 (m, 1H),4.91/4.92 (d/d, 1
H, J = 6.9/7.5), 7.17-7.31 (m, 5H), 7.70/7.38 (s/
s, 1H), (major:minor = 1.4:1). MALDITOF-MS [M+Na]+
Calcd 329.184, Found 329.185.
【0030】ステップ2:ステップ1で合成したN−
((N−(tert−ブチル)カルバモイル)メチル)
−2−ヒドロキシ−N−(2−フェニルエチル)プロパ
ンアミド(1.7 g, 5.5 mmol)をジクロロメタン(30 mL)に
溶解し、そこへ二クロム酸ピリジニウム(3.1 g, 8.3 mm
ol)とセライト(2.0 g)を加えた。この液を24時間室温
で攪拌した後、ジエチルエーテルを加え、無機物をろ去
し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、こ
の液を1M塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
脱水後、減圧下で濃縮した。このオイル状物質をかき取
り用TLCを用いて精製し(シリカゲル60F
254(メルク社製)、ヘキサン/酢酸エチル=1:
2)、さらにヘキサンで再結晶することによりN−
((N−(tert−ブチル)カルバモイル)メチル)
−2−オキソ−N−(2−フェニルエチル)プロパンア
ミド(0.98 g, 58%)を白色固体として得た。mp 69-70 °
C. 1H-NMR (300 MHz, DMSO-d6)δ(major/minor) 1.22/
1.25 (s/s, 9H), 2.28/2.01 (s/s, 3H), 2.73/2.81 (dd
/t, 2H, J = 8.7, 6.9/7.4), 3.43-3.50 (m, 2H), 3.94
(s, 2H), 7.15-7.33 (m, 5H), 7.77/7.63 (s/s, 1H),
(major:minor = 2.3:1). MALDITOF-MS [M+Na]+ Calcd 3
27.169,Found 327.168. Anal. Calcd for C17H24N2O3:
C, 67.08; H, 7.94; N, 9.20. Found: C, 67.05; H, 8.
03; N, 9.24. Purity (HPLC A/A) 99.8%.
【0031】(実施例2) N−(tert−ブチル)−2−(2−オキソ−N−
(3−(2−オキソピロリジニル)プロピル)プロパノ
イルアミノ)−4−フェニルブタンアミドの合成
【0032】
【式13】
【0033】ステップ1:パラホルムアルデヒドの代わ
りに3−フェニルプロピオニルアルデヒド、2−フェニ
ルエチルアミンの代わりに1−(3−アミノプロピル)
−2−ピロリジノンを用いて、実施例1のステップ1と
同様に操作し、N−(tert−ブチル)−2−(2−
ヒドロキシ−N−(3−(2−オキソピロリジニル)プ
ロピル)プロパノイルアミノ)−4−フェニルブタンア
ミド(67%)をオイル状物質として得た。MALDITOF-MS [M+
Na]+ Calcd 454.268, Found 454.759.
【0034】ステップ2:N−((N−(tert−ブ
チル)カルバモイル)メチル)−2−ヒドロキシ−N−
(2−フェニルエチル)プロパンアミドの代わりにN−
(tert−ブチル)−2−(2−ヒドロキシ−N−
(3−(2−オキソピロリジニル)プロピル)プロパノ
イルアミノ)−4−フェニルブタンアミドを用いて、実
施例1のステップ2と同様に操作しN−(tert−ブ
チル)−2−(2−オキソ−N−(3−(2−オキソピ
ロリジニル)プロピル)プロパノイルアミノ)−4−フ
ェニルブタンアミド(53%)を白色固体として得た。mp 69
-71 °C. 1H-NMR(300 MHz, DMSO-d6)δ(major/minor):
1.25 (s, 9H), 1.66-1.74 (m, 2H), 1.80-1.95 (m, 3
H), 2.05-2.20 (m, 3H), 2.32/2.73 (s/s, 3H), 2.46-
2.52 (m, 2H), 3.06-3.35 (m, 6H), 4.05/4.61 (t/t, 1
H, J = 7.4/7.5), 7.16-7.31 (m, 5H), 7.56/7.65 (s/
s, 1H), (major:minor = 1.2:1). MALDITOF-MS [M+Na]+
Calcd452.253, Found 452.247. Anal. Calcd for C24H
35N3O4: C, 67.11; H, 8.21; N, 9.78. Found: C, 67.3
6; H, 8.27; N, 9.71. Purity (HPLC A/A) 98.9%.
【0035】(実施例3) N−シクロヘキシル−2−(2−オキソ−N−プロピル
プロパノイルアミノ)−3,3−ジフェニルプロパンア
ミドの合成
【0036】
【式14】
【0037】ステップ1:パラホルムアルデヒドの代わ
りにジフェニルアセトアルデヒド、2−フェニルエチル
アミンの代わりにn−プロピルアミン、tert−ブチ
ルイソシアニドの代わりにシクロヘキシルイソシアニド
を用いて、実施例1のステップ1と同様に操作し、N−
シクロヘキシル−2−(2−ヒドロキシ−N−プロピル
プロパノイルアミノ)−3,3−ジフェニルプロパンア
ミド(28%)をオイル状物質として得た。MALDITOF-MS [M+
Na]+ Calcd 459.262, Found 459.264.
【0038】ステップ2:N−((N−(tert−ブ
チル)カルバモイル)メチル)−2−ヒドロキシ−N−
(2−フェニルエチル)プロパンアミドの代わりにN−
シクロヘキシル−2−(2−ヒドロキシ−N−プロピル
プロパノイルアミノ)−3,3−ジフェニルプロパンア
ミドを用いて、実施例1のステップ2と同様に操作しN
−シクロヘキシル−2−(2−オキソ−N−プロピルプ
ロパノイルアミノ)−3,3−ジフェニルプロパンアミ
ド(53%)を白色固体として得た。mp 60-65 °C.1H-NMR
(300 MHz, DMSO-d6)δ(major/minor) 0.68/0.72 (t/t,
3H, J = 7.5/7.5), 0.80-1.57 (m, 12H), 1.79/2.13 (s
/s, 3H), 3.40-3.50/2.82-2.92 (m/m, 2H), 3.22-3.34
(m, 1H), 4.73/4.74 (d/d, 1H, J = 12.0/11.7), 5.72/
4.84 (d/d, 1H, J = 12.3/11.7), 7.12-7.44 (m, 10H),
8.13/7.58 (d/d, 1H, J = 7.8/8.1), (major:minor =
2.4:1). MALDITOF-MS [M+Na]+ Calcd 457.247, Found 4
57.240. Purity (HPLC A/A) 98.6%.
【0039】(実施例4) N−((N−ブチルカルバモイル)シクロヘキシルメチ
ル)−2−オキソ−N−ベンジルプロパンアミドの合成
【0040】
【式15】
【0041】ステップ1:パラホルムアルデヒドの代わ
りにシクロヘキサンカルボキシアルデヒド、2−フェニ
ルエチルアミンの代わりにベンジルアミン、tert−
ブチルイソシアニドの代わりにn−ブチルイソシアニド
を用いて、実施例1のステップ1と同様に操作し、N−
((N−ブチルカルバモイル)シクロヘキシルメチル)
−2−ヒドロキシ−N−ベンジルプロパンアミド(75%)
をオイル状物質として得た。MALDITOF-MS [M+Na]+ Calc
d 397.247, Found 397.242.
【0042】ステップ2:N−((N−(tert−ブ
チル)カルバモイル)メチル)−2−ヒドロキシ−N−
(2−フェニルエチル)プロパンアミドの代わりにN−
((N−ブチルカルバモイル)シクロヘキシルメチル)
−2−ヒドロキシ−N−ベンジルプロパンアミドを用い
て、実施例1のステップ2と同様に操作しN−((N−
ブチルカルバモイル)シクロヘキシルメチル)−2−オ
キソ−N−ベンジルプロパンアミド(60%)を白色固体と
して得た。mp 78-79 °C. 1H-NMR (300 MHz, DMSO-d6)
δ(major/minor): 0.74-1.65 (m, 14H), 0.85/0.83 (t/
t, 3H, J = 6.6/6.6), 1.58/2.38 (s/s, 3H), 1.89 (m,
1H), 2.97-3.03 (m, 2H), 4.67/3.67 (d/d, 1H, J = 1
0.8/10.5), 4.44/4.68 (d/d, 1H, J = 15.9/15.3), 5.0
0/4.76 (d/d, 1H, J = 16.2/15.0), 7.05-7.32 (m, 5
H), 8.46/8.06 (t/t, 1H, J = 5.4/5.6), (major:minor
= 1.3:1). MALDITOF-MS [M+Na]+ Calcd 395.231, Foun
d 395.243. Anal. Calcd for C22H32N2O3: C, 70.94;
H, 8.65; N, 7.52. Found: C, 70.97; H, 8.72; N, 7.5
7. Purity (HPLC A/A): 99.8%.
【0043】(実施例5) tert−ブチル 2−(2−(2−オキソ−N−(3
−フェニルプロピル)プロパノイルアミノ)−3−メチ
ルブタノイルアミノ)アセテイトの合成
【0044】
【式16】
【0045】ステップ1:パラホルムアルデヒドの代わ
りにイソブチルアルデヒド、2−フェニルエチルアミン
の代わりに3−フェニルプロピルアミン、tert−ブ
チルイソシアニドの代わりにtert−ブチルイソシア
ノアセテイトを用いて、実施例1のステップ1と同様に
操作し、tert−ブチル 2−(2−(2−ヒドロキ
シ−N−(3−フェニルプロピル)プロパノイルアミ
ノ)−3−メチルブタノイルアミノ)アセテイト(62%)
をオイル状物質として得た。MALDITOF-MS [M+Na]+Calcd
443.254, Found 443.254.
【0046】ステップ2:N−((N−(tert−ブ
チル)カルバモイル)メチル)−2−ヒドロキシ−N−
(2−フェニルエチル)プロパンアミドの代わりにte
rt−ブチル 2−(2−(2−ヒドロキシ−N−(3
−フェニルプロピル)プロパノイルアミノ)−3−メチ
ルブタノイルアミノ)アセテイトを用いて、実施例1の
ステップ2と同様に操作しtert−ブチル 2−(2
−(2−オキソ−N−(3−フェニルプロピル)プロパ
ノイルアミノ)−3−メチルブタノイルアミノ)アセテ
イト(61%)をオイル状物質として得た。1H-NMR (300 MH
z, CDCl3)δ (major/minor) 0.80/0.89 (d/d, 3H, J =
6.6/6.3), 0.91/1.00 (d/d, 3H, J = 6.3/6.3), 1.44/
1.43 (s/s, 9H), 1.65-1.93 (m, 2H), 2.40 (m, 1H),
2.51/2.38 (s/s, 3H), 2.49-2.63 (m, 2H), 3.10-3.60
(m, 2H), 3.63/4.05 (d/d, 1H, J =10.8/11.1), 3.81-
4.02 (m, 2H), 7.06-7.30 (m, 6H), (major:minor = 1.
4:1).MALDITOF-MS [M+Na]+ Calcd 443.254, Found 443.
239. Anal. Calcd for C23H3 4N2O5: C, 66.01; H, 8.1
8; N, 6.69. Found: C, 66.19; H, 8.30; N, 6.69. Pur
ity (HPLC A/A) 95.6%.
【0047】(実施例6)ワンポット合成による100
個からなるα−ケトアミドライブラリーの調製 実施例1から5では、第1ステップはUgi反応、第2
ステップはPDC酸化を採用し、5種類のアルデヒド、
5種類のアミン及び4種類のイソシアニドを用い、5つ
のα−ケトアミド誘導体を得た。この結果から、この3
つの構成成分のすべての組み合わせ(5×5×4=10
0)において、α−ケトアミド誘導体が合成可能である
と考えられた。そして、作業時間を短縮するため、化合
物ライブラリーの調製では二つのステップからなる反応
を同一反応容器で行うワンポット法で合成した。
【0048】ライブラリーの調整法:それぞれの組み合
わせにおいて、同量の1Mのアルデヒド試薬、1Mのア
ミン試薬、1MのDL−乳酸及び1Mのイソシアニド試
薬のテトラヒドロフラン溶液(0.8 mL)を反応容器内で合
わせた。この液を室温で24時間攪拌した後、二クロム
酸ピリジニウム(0.36 g)を加え3時間同温で攪拌した。
反応液にジエチルエーテル(8 mL)を加え、無機物をろ去
し、さらに酢酸エチル(2 mL)を加えた。この溶液を1M
塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食
塩水溶液で洗浄し、シリカゲルカラムカートリッジ(YMC
製 Dispo SPE,登録商標)に通液させた。ここまでの操
作は手動合成装置QUEST−210(登録商標, Argon
aut Technologies)を用いて10個ずつ平行に操作し
た。得られた溶液を減圧下、遠心エバポレーターで濃縮
し、それぞれの目的物(ライブラリー化合物)を得た。
【0049】ライブラリー化合物のHPLCによる純度
確認:100個のα‐ケトアミドの中から、化学構造が
実施例1から5に相当するものだけをHPLCで純度確
認を行った。つまり、実施例1から5で単離された化合
物を標準物質として用い、HPLC法で定量することに
より、それぞれの純度を求めた。HPLC条件は下に示
す。 カラム:YMC Pack A-303 (4.6*250 mm) 移動相:アセトニトリル/水=60:40 カラム温度:35℃ 検出波長:250nm 注入量:40μL 標準溶液及び試料溶液:それぞれ約10 mgを精秤し、移
動相を加え10 mLにメスアップした。
【0050】その結果を下の表に示す。
【0051】
【表1】
【0052】上記のように、ワンポット合成によるα‐
ケトアミド誘導体の純度はファーストスクリーニングサ
ンプルとして充分なものであった。
【0053】ライブラリー化合物の構造確認:MALD
ITOF−MSを用いて、純度を確認した5つのライブ
ラリー化合物とランダムに選んだ17個のライブラリー
化合物の分析を行った。その結果を下の表に示す。
【0054】
【表2】
【0055】測定したすべてのサンプルにおいて、それ
ぞれのナトリウム付加体として分子イオンピークが検出
された。これにより、ワンポット合成法による100個
からなるα‐ケトアミドライブラリーの調製が成功した
ことを証明できた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61P 9/00 A61P 9/00 9/10 9/10 19/10 19/10 21/04 21/04 25/28 25/28 29/00 29/00 37/00 37/00 43/00 111 43/00 111 Fターム(参考) 4C069 AB12 4C086 AA04 BC08 MA01 MA04 NA14 ZA16 ZA36 ZA94 ZA97 ZB11 ZB13 ZC20 4C206 AA04 GA14 MA01 MA04 NA14 ZA16 ZA36 ZA94 ZA97 ZB11 ZB13 ZC20 4H006 AA02 AC53 BJ20 BJ50 BR10 BT12 BV53

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) 【化1】 [式中、Rは水素、或いはアリール基で置換されてい
    てもよい炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状アルキル
    基、或いは炭素数3〜7のシクロアルキル基を示す。]
    で示されるアルデヒド、式(II) 【化2】 [式中、Rはアリール基または複素環式ケトンで置換
    されていてもよい炭素数1〜4の直鎖状アルキル基を示
    す。]で示される第1級アミン、式(III) 【化3】 [式中、Rは炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状ア
    ルキル基、或いはエステル化されたカルボキシ(C
    )アルキル基、或いは炭素数3〜7のシクロアルキ
    ル基を示す。]で示されるイソシアニド化合物および式
    (IV) 【化4】 [式中、Rは炭素数1〜4の直鎖状または分枝鎖状ア
    ルキル基を示す。]で示されるヒドロキシ酸を、同時に
    縮合した後酸化し、式(V) 【化5】 [式中、R、R、R、Rは同義である。]で示
    されるα−ケトアミド誘導体を製造する方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013518040A (ja) * 2010-01-22 2013-05-20 セントジョージズ ホスピタル メディカル スクール チリダニグループ1ペプチダーゼアレルゲン阻害物質としてのピルブアミド化合物及びその使用
CN101735095B (zh) * 2009-12-09 2014-04-02 北京大学 α-羰基酰胺类化合物及其衍生物和合成方法

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CN101735095B (zh) * 2009-12-09 2014-04-02 北京大学 α-羰基酰胺类化合物及其衍生物和合成方法
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