JP2002029347A - 車両用走行区分線検出装置 - Google Patents

車両用走行区分線検出装置

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JP2002029347A
JP2002029347A JP2000216615A JP2000216615A JP2002029347A JP 2002029347 A JP2002029347 A JP 2002029347A JP 2000216615 A JP2000216615 A JP 2000216615A JP 2000216615 A JP2000216615 A JP 2000216615A JP 2002029347 A JP2002029347 A JP 2002029347A
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vehicle
lane
trajectory
traveling
lane marking
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JP2000216615A
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English (en)
Inventor
Hisaya Izawa
久弥 井沢
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車線変更の判断を速やかに行うことができる
車両用走行区分線検出装置を提供する。 【解決手段】 車両進行方向の走行路を撮影する近距離
センサと、該撮影手段が撮影した画像における走行区分
線を認識する走行区分線認識手段(ステップS002)
と、車速センサと、ヨーレートセンサと、これら車速セ
ンサ及びヨーレートセンサに基づいて車両の自車軌跡を
予測するECUと、近距離センサとECUの認識した走
行区分線と自車軌跡とを比較する比較手段(ステップS
003)と、比較手段の比較結果に基づき車両の走行車
線変更を判断する判断手段(ステップS004)とを備
えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像として検出
された白線等の走行区分線、車線幅と、ヨーレートと車
速から推定された自車予測軌跡とを比較して、車線変更
判断を行う技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自車両を先行車両に追従走行させるオー
トクルーズシステムなどでは、レーザ・レーダやミリ波
レーダなど、単一の測距センサにより自車両から進路上
に存在する先行車両等までの距離及び相対速度を測定
し、位置と相対速度の関係からターゲット車両を決定す
る手法が知られている。また、特開平7−17342号
公報等に開示されるように、遠距離用センサと近距離用
センサを備え、検知領域に応じて前記センサを使い分
け、停止間際まで制御可能なオートクルーズシステムが
提案されている。このようなオートクルーズシステムに
おいては、自車両が車線変更すると、ターゲット車両が
変化する等の理由から、自車両が車線変更したか否かを
判断する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記車線変更の判断
は、車両が走行していることもあって、迅速に行う必要
がある。通常、車線変更は、ヨーレートやヨーレートと
車速から求められた横G等の時系列的な変化から、これ
を判断するのが一般的であるが、このような判断方法で
は、時系列的な変化から判断を行うものであるため、判
断に遅れが生じてしまうという問題がある。そこで、こ
の発明は、車線変更の判断を速やかに行うことができる
車両用走行区分線検出装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明は、車両進行方向の走行路
を撮影する撮影手段(例えば、実施形態における近距離
センサ20)と、該撮影手段が撮影した画像における走
行区分線(例えば、実施形態における走行区分線H)を
認識する走行区分線認識手段(例えば、実施形態におけ
るステップS002)と、車両(例えば、実施形態にお
ける車両1)の少なくとも旋回方向の運動状態(例え
ば、実施形態における車速v及びヨーレートy)を含む
運動状態を検出する運動状態検出手段(例えば、実施形
態における車速センサ12、ヨーレートセンサ14)
と、該運動状態検出手段の検出した運動状態に基づいて
車両の進行軌跡(例えば、実施形態における自車推定軌
跡K)を予測する軌跡予測手段(例えば、実施形態にお
けるECU11)と、走行区分線認識手段の認識した走
行区分線と軌跡予測手段の予測した進行軌跡とを比較す
る比較手段(例えば、実施形態におけるステップS00
3)と、比較手段の比較結果に基づき車両の走行車線変
更を判断する判断手段(例えば、実施形態におけるステ
ップS004)と、を備えることを特徴とする。
【0005】このように構成することで、撮像手段で撮
影した画像における走行区分線を走行区分線認識手段に
より認識し、運転状態認識手段により検出された運転状
態に基づいて、軌跡予測手段により進行軌跡を予測し、
走行区分線認識手段により認識された走行区分線と軌跡
予測手段の予測した進行軌跡とを比較手段により比較し
て、判断手段により車両の走行車線変更を判断すること
が可能となる。
【0006】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、前記判断手段により車線変更と判
断された時(例えば、実施形態におけるステップS00
5での「YES」の判断時)は、軌跡予測手段の予測し
た軌跡を車両軌跡とみなすことを特徴とする。このよう
に構成することで、軌跡予測手段の予測した軌跡を車両
軌跡とみなしてこれを様々な制御に使用することが可能
となる。
【0007】請求項3に記載した発明は、請求項1に記
載した発明において、前記判断手段により車線変更と判
断されない時(例えば、実施形態におけるステップS0
05での「NO」の判断時)は、走行区分線認識手段の
認識した走行区分線を車両軌跡とみなすことを特徴とす
る。このように構成することで、前記判断手段により車
線変更と判断されない時は、走行区分線認識手段の認識
した走行区分線を車両軌跡とみなしてこれを様々な制御
に使用することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
と共に説明する。図1はこの発明に係る車両用走行区分
線検出装置を含む物体検知装置10を搭載した車両1の
全体構成図、図2は同システム構成図である。
【0009】車両1に搭載された物体検知装置10は、
軌跡予測手段としての電子制御ユニット(以下、ECU
という)11、運動状態検出手段としての車速センサ1
2、車輪速センサ13、運動状態検出手段としてのヨー
レートセンサ14、スイッチ類15、遠距離センサ1
6、撮影手段としての近距離センサ20、スロットルア
クチュエータ31、ブレーキ油圧ソレノイド32、オー
トマチックトランスミッション用電子制御ユニット(以
下、AT・ECUと略す)33、インジケータ34を備
えている。この物体検知装置10のうち、近距離センサ
20、車速センサ12、ヨーレートセンサ14及びEC
U11が車両用走行区分線検出装置を構成している。
【0010】車速センサ12は自車両の車速を検知し、
車速に応じた出力信号をECU11に出力する。車輪速
センサ13は車輪速を検知し、車輪速に応じた出力信号
をECU11に出力する。尚、図1では左前輪の車輪速
センサ13だけを図示しているが、車輪速センサ13は
左右前後四つの車輪にそれぞれ設けられている。ヨーレ
ートセンサ14は自車両のヨーレートを検知し、ヨーレ
ートに応じた出力信号をECU11に出力する。スイッ
チ類15は、オートクルーズ・メインスイッチや車間距
離設定スイッチなどであり、運転席前方の所定部位に設
けられ、各スイッチ類15の出力信号はECU11に入
力される。
【0011】遠距離センサ16はミリ波レーダ装置から
なり、車両1のボディのノーズ部に内蔵されている。遠
距離センサ16を構成するミリ波レーダ装置について説
明すると、ミリ波レーダ装置では、周波数を時間と共に
三角波状に増減させた送信信号を車両の前方に向けて送
信し、前方の検知対象である先行車両での反射によって
生じた反射信号を受信し、これを送信信号と混合してビ
ート信号を発生させ、このビート信号の周波数f(「ビ
ート周波数」)から先行車両までの距離や相対速度を検
出するように構成されている。
【0012】図3に示すように、周波数が時間軸上で三
角波状に変化するミリ波レーダ装置では、送信ミリ波信
号の周波数が直線的に増加中の期間(上昇期間)内はこ
れよりも遅延して出現する受信信号の周波数の方が低く
なり、送信ミリ波信号の周波数が直線的に減少中の期間
(下降期間)内はこれよりも遅延して出現する受信信号
の周波数の方が高くなる。一般に、このようなミリ波レ
ーダ装置を搭載した自車両と先行車両とが同一速度で走
行中でなければ、すなわち両車両の相対速度がゼロでな
ければ、図4に示すように、車両間の相対速度をゼロと
仮定した場合の上述のビー卜周波数f中に、両車両の相
対速度に応じたドップラーシフト量fpが含まれてく
る。
【0013】そして、このドップラーシフト量fpは、
送信ミリ波信号の周波数の上昇期間内に検出されるビー
卜周波数fuと、下降期間内に検出されるビー卜周波数f
dとでは、その増減に関して互いに逆向きの影響を与
え、次のように与えられる。 fu=f−fp (1) fd=f+fp (2) (1)式と(2)式から、次式の関係が得られる。 f=(fu+fd)/2 (3) fp=(fu−fd)/2 (4)
【0014】先行車両と自車両との距離をR、相対速度
をuとすると、(3)式及び(4)式から、次式を得
る。 R=cf/(4fm・Δf) (5) u=cfp/2f0 (6) ここで、cは光速、△fはミリ波信号の周波数の変化
幅、fmは前記周波数の変化周期、f0はミリ波信号の中
心周波数である。
【0015】ビート周波数は、通常、ビート信号を高速
フーリエ変換(FFT)することによって検出される。
この高速フーリエ変換によって得られるビート信号の周
波数スペクトルは、上昇期間内であるか下降期間内であ
るかに応じて、図5に例示するように、自車両と先行車
両の相対速度がゼロの場合のビート周波数fの前後に、
ドップラーシフト量fpだけシフトしたビート周波数の
ペア(fu,fd)となる。
【0016】近距離センサ20はステレオカメラ装置か
らなり、車室内のフロントガラス近傍に設けられてい
る。ステレオカメラ装置は、一対のCCDカメラ20a
でフロントガラス越しに車両1の前方を撮影し、その撮
像信号を所定に処理することにより、自車両の進行方向
に存在する先行車両と自車両との距離や、該先行車両と
自車両との相対速度を算出し、これら検知結果をECU
11に出力する。
【0017】ステレオカメラ装置について図6を参照し
て説明すると、ステレオカメラ装置における一方のCC
Dカメラ20aを構成するラインセンサ21及びレンズ
23は、他方のCCDカメラ20aを構成するラインセ
ンサ22及びレンズ24と所定の間隔、すなわち基線長
Bだけ水平方向に間隔を有して配置されている。ライン
センサ21及び22は、典型的には1次元のCCDであ
り、直線的に配列されたフォトセンサのアレイであって
よい。この場合、レンズ23,24の前に赤外線透過性
のフィルタを置き、赤外線の光源を用いて一定の周期で
検知対象Zを照射し、検知対象Zから反射する赤外線を
ラインセンサ21,22が感知するようにするのが良
い。
【0018】ラインセンサ21,22は、それぞれレン
ズ23,24の焦点距離fに配置されている。レンズ2
3,24のある平面から距離aにある検知対象Zの像
が、ラインセンサ21ではレンズ23の光軸からX1ず
れた位置に結像し、ラインセンサ22ではレンズ24の
光軸からX2だけずれた位置に結像したとすると、レン
ズ23,24の面から検知対象Zまでの距離aは、三角
計測法の原理により、次式により求められる。 a=B・f/(X1+X2) (7)
【0019】ところで、遠距離センサ16と近距離セン
サ20はそれぞれ検知領域を異にしており、図7に示す
ように、水平視野角については遠距離センサ16よりも
近距離センサ20の方が広角であり、検出可能距離につ
いては遠距離センサ16の方が近距離センサ20よりも
大きい。尚、この実施の形態では、遠距離センサ16の
水平視野角α1は約20度、近距離センサ20の水平視
野角α2は約40度に設定されており、遠距離センサ1
6の検出可能距離L1は5〜140m、近距離センサ2
0の検出可能距離L2は0〜20mに設定されている。
【0020】そして、この物体検知装置10において
は、自車両と先行車両との距離が大きい時には遠距離セ
ンサ16で検知された距離値及び相対速度値に基づいて
オートクルーズ制御等を実行し、自車両と先行車両との
距離が小さい時には近距離センサ20で検知された距離
値及び相対速度値に基づいてオートクルーズ制御等を実
行する。
【0021】スロットルアクチュエータ31は、オート
クルーズ走行を実施しているときに、設定された車間距
離を保持しつつ先行車両に追従走行するようにスロット
ル(図示せず)を所定開度に開閉させるためのものであ
り、スロットルアクチュエータ31はECU11からの
出力信号に基づいて作動する。
【0022】ブレーキ油圧ソレノイド32は、オートク
ルーズ走行を実施しているときに、スロットルアクチュ
エータ31によりスロットルを絞って減速してもなお減
速度が足りない場合に、減速度を増大させるべくブレー
キを作動させるためのものであり、ブレーキ油圧ソレノ
イド32はECU11からの出力信号に基づいて作動す
る。
【0023】また、ECU11は、オートクルーズ走行
を実施しているときに、スロットルアクチュエータ31
によりスロットルを絞って減速してもなお減速度が足り
ない場合に、AT・ECU33にギヤアップ情報を出力
する。ギヤアップ情報を入力したAT・ECU33は、
減速度を増大させるべくシフトダウン制御を実行する。
【0024】インジケータ34は、運転席前方のメータ
パネル(図示せず)に設けられており、オートクルーズ
システム作動時に点灯し非作動時に消灯する表示灯や、
システム異常時に点滅する警告灯などからなる。
【0025】ここで、前記近距離センサ20のステレオ
カメラ装置を構成する2つのCCDカメラ20aは、前
述したように自車両の進行方向に存在する先行車両と自
車両との距離や、該先行車両と自車両との相対速度を検
出するが、走行区分線を認識する場合にはいずれか一方
のCCDカメラ20aによりこれを行っている。具体的
には、路面に対して明るい走行区分線をその境界部分を
エッジ検出してドット単位でとらえ、各ドットを通る直
線が一致した場合に走行区分線の位置を示すものとな
る。ところで、画面上の一つの点を通る直線は無数にあ
るため、各点毎にこれを通る直線を求めると処理に負担
がかかる。このような不具合をなくすために、各ドット
を通る直線を以下に説明するハフ(Hough)変換に
より求めている。
【0026】図8(a)に示すような断片的点列画像か
ら直線上に点列と、その直線(図8(b))を検出する
ことを考える。検出したい直線の式を、傾きa、切片b
としてパラメータ空間(a,b)に、この直線上の点
(xi,yi)を写像すれば、図9に示すように b=−xi・a+yi (8) の直線となる。したがって、a−b平面上でこれらの直
線の交点の座標値より、x−y平面上の直線を求めるこ
とができる。この方法がハフ変換であるが、a−b平面
上には制限がなく、実際に適用するのが困難であるた
め、Duda&Hartは前記直線の式(8)を x・cosθ+y・sinθ=ρ で表し、パラメータ空間として(θ,ρ)空間を用いる
方法を採用した(図10、図11)。
【0027】ここで、ρはx−y座標原点から直線へお
ろした垂線の長さ、θは垂線とx軸とのなす角である。
このとき、画像上の点(x0,y0)を通る直線は ρ=x0・cosθ+y0・sinθ (9) の関係を満たしている。また、(x,y)空間と(θ,
ρ)空間の関係を示すと、(x,y)空間上の1本の直
線は(θ,ρ)空間の1点に対応する。逆に、(θ,
ρ)空間の式(1)の曲線は(x,y)空間において、
点(x0,y0)を通る全ての直線群に対応する。(x,
y)空間の全ての点について、式(9)の曲線を計算
し、(θ,ρ)空間において曲線が集中して交わる点
(θ0,ρ0)を求めれば、これにより(x,y)空間で
の直線、 ρ0=x・cosθ0+y・sinθ0 が得られることになる。
【0028】このような原理から、走行区分線をエッジ
検出してエッジ点(ドット)を抽出したら、各検出点
(xi,yi)について、0゜≦θ≦180゜の範囲内で ρ=xi・cosθ+yi・sinθ を計算する。そして、算出されたρに対応した配列要素
のカウント数を増加させ、最大カウント数の配列要素
(θmax,ρmax)を選出する。
【0029】つまり、以下の式(10)で表される直線
が求める直線である。 ρmax=x・cosθmax+y・sinθmax (10) このような方法により走行区分線を求めることで、画像
中の走行区分線が連続していなくても検出できるメリッ
トがある。
【0030】図12は画像上に走行区分線Hを検知した
図である。この走行区分線検知は前述したようにハフ変
換により求めた算出結果を、走行区分線Hの中心を通る
ようにして表示している。ここでドット間隔とはCCD
カメラ20aドット間隔dsを示している。図13は進
行軌跡としての自車推定軌跡Kを真上から見た鳥瞰図で
示したものである。尚、本来ヨーレートが発生すれば、
自車推定軌跡Kは湾曲しているが、簡略化するため直線
で示している。この自車推定軌跡Kはヨーレートと車速
から推定して得られる以下の式(11) r(m)=v(m/s)/y(rad/s) (11) により求めたもので、画像を鳥瞰図に変換するため、遠
距離になるほど上下方向の間隔が大きくなるように表示
されている。ここで、ヨーレート等から求めた軌跡に幅
があるのは、ヨーレート等から求めた軌跡に、例えば左
右の走行区分線間の幅寸法を加味しているからである。
尚、上記式(11)において、rはコーナ部の半径、v
は車速、yはヨーレートを示している。そして、図13
の自車推定軌跡Kを画像上に置き換えて変換すると図1
4のようになる。この図14が自車推定軌跡Kを画像へ
投影したものとして得られる。したがって、図15に示
すように、図14と図12とを重ね合わせて差を判定
し、あるずれ量を超えているか否かを判断するものであ
る。具体的には垂直方向の任意(手前側)のドット分の
平均偏差=Σ偏差/50ドットを求め、これが閾値以上
であれば車線変更と判断するのである。尚、この50ド
ットは自車位置から前方に7m程度離れた場所までの範
囲を示すドット数である。
【0031】次に、図16、図17、図18により画像
上の走行区分線Hを鳥瞰図座標に変換する方法について
説明する。以下に示す手法を逆に使用することで前述し
た図13の鳥瞰図を図14に示す画像に変換することが
できる。図16において画像上の走行区分線Hに対応す
る1点aを鳥瞰図で見た座標Aに変換するにあたり、ま
ず、第1ステップで走行区分線Hの画像上のポイントの
角度を求める。ここで、図16、図17、図18におい
て、xvは消失点の画像上のx座標(dot)、xθは
画像のx座標最大値(dot)、xθ’は点aの画像上
のx座標(dot)、yvは消失点の画像上のy座標
(dot)、yθは画像上のy座標最大値(dot)、
yθ’は点aの画像上のy座標(dot)、θxは画像
消失点から右端までの角度(rad)、θyは画像消失
点から下端までの角度(rad)、θx’は点aの画像
消失点からの水平方向角度(rad)、θy’は点aの
画像消失点からの垂直方向角度(rad)、hはカメラ
の取り付け位置の高さ(m)、dYは点Aの進行方向の
距離(m)、dXは点Aの左右方向の位置(m)を示し
ている。
【0032】図16において、左右の走行区分線Hが交
わる点を消失点とした場合に、点aの画像消失点から右
端までの角度(rad)であるθx’と、点aの画像消
失点から左端までの角度(rad)であるθy’とを以
下の式で求める。 θx’=((xθ’−xv)/(xθ−xv))・θx θy’=((yθ’−yv)/(yθ−yv))・θy 次に、第2ステップで図17に基づいてカメラの取り付
け位置の高さhと点aの角度から距離dYを以下の式で
求める。 dY=h/tanθy’ 次に、第3ステップで図18に基づいて距離dYと点a
の角度から横位置dXを以下の式で求める。 dX=dYtanθx’
【0033】次に、図19に基づいてレーンチェンジ
(車線変更)判断処理のフローチャートを説明する。ス
テップS001において画像を取り込む。次に、ステッ
プS002において前述した走行区分線と路面の明暗の
差を用いてエッジ検出等で左右の走行区分線を検知す
る。次に、ステップS003において上述した手法(図
16から図18に示す手法)によりヨーレート推定軌跡
を画像に投影する。すなわち、車速、ヨーレートに基づ
きコーナRを求め、このコーナRを自車推定軌跡とし、
これを前記画像に投影する。ここで、自車推定軌跡を画
像に投影するためには、前提として左右の走行区分線間
の距離、つまり左右の走行区分線の幅情報が必要となっ
てくるが、この走行区分線の車線幅の算出については後
述する。そして、ステップS004において走行区分線
を使ったレーンチェンジ判断を行う。つまり、前記垂直
方向の任意のドット分の走行区分線とヨーレート推定軌
跡の平均偏差を求め、これが閾値を越えていればレーン
チェンジと判断するのである(図15参照)。
【0034】次に、ステップS005において、レーン
チェンジ中(開始から終了まで)か否かを判断する。ス
テップS005における判断の結果、レーンチェンジ中
である場合(YES)は、ステップS006においてヨ
ーレート推定軌跡を自車軌跡として処理を終了する。ス
テップS005における判断の結果、レーンチェンジ中
でない場合(NO)は、ステップS007において走行
区分線を自車軌跡として処理を終了する。
【0035】図20に示すのは、撮影している左右の走
行区分線間の幅を更新する処理を示すフローチャートで
ある。上述したように、検知した走行区分線にヨーレー
トと車速から求めれられた画像を重ね合わせるには、左
右の走行区分線の幅情報が必要になる。また、走行中に
車線幅が変化した場合にはこれに対して更新する処理が
必要になってくる。そのため、以下のような処理が行わ
れる。ステップS051において近距離センサ20を構
成するステレオカメラ装置のCCDカメラ20a(少な
くとも一方でよい)により画像を取り込み、ステップS
052においてエッジ検出等で左右の走行区分線の検知
を行う。ステップS053において画像から求めた生車
線幅wroad0(m)の算出を行う。この生車線幅w
road0は左右の走行区分線の横方向の位置から車線
幅を算出するもので、使用する走行区分線のデータは誤
差の少ない近距離のものを使用する。つまり一対のCC
Dカメラによる撮影結果からのデータを用いる。
【0036】次に、ステップS054において右走行区
分線が使用可能か否かを判断する。尚、以下の説明で走
行区分線が使用可能か否かを判断するには、様々な手法
が採用できるが、例えばヨーレートと車速、及び、その
前回値に画像のデータを加味したもので判断することが
できる(以下同様)。ステップS054における判断の
結果、右走行区分線のデータが使用可能である場合(Y
ES)は、今度はステップS055において左走行区分
線が使用可能か否かを判断する。ステップS055にお
ける判断の結果、左走行区分線が使用可能である場合
(YES)は、ステップS056に進み、ここで後述す
るフィルタ後車線幅wroad(m)=0か否かを判断
する。初回は、前記フィルタ後車線幅wroadには何
らの値もセットされていないため、判断結果が「YE
S」となりステップS062に進む。ステップS062
において後述する処理により決定されたフィルタ後車線
幅wroadに生車線幅wroad0をセットしてステ
ップS058に進む。
【0037】ステップS056における判断結果が「N
O」である場合、つまり、2回目以降にステップS05
6の判断を行う場合にはフィルタ後車線幅wroadに
データがセットされているため、ステップS057に進
み、ここで滑らかに変化するようにローパスフィルタL
PFをかけて、生車線幅wroad0をフィルタ後車線
幅wroadにセットする。そして、ステップS058
において走行区分線ホールドカウンタcwroadに走
行区分線ホールド回数CWROAD(例えば、100m
secで15回(1.5秒))をセットする。
【0038】次に、ステップS059に進み、フィルタ
後車線幅wroadが前回値として使用した使用車線幅
wroadu(m)に使用車線幅上限値DWROAD
(例えば、0.2m)を加算したものより大きいか否か
を判断する。ステップS059における判断の結果が
「YES」で、偏差大である場合は、ステップS067
において使用車線幅wroaduに使用車線幅上限値D
WROADを加算したものを、使用車線幅wroadu
にセットして処理を終了する。ステップS059におけ
る判断の結果が「NO」で、偏差が小である場合は、ス
テップS060に進む。ステップS060においては、
フィルタ後車線幅wroadが前回値として使用した使
用車線幅wroadu(m)から使用車線幅上限値DW
ROADを減算したものより小さいか否かを判断する。
ステップS060における判断の結果が「YES」で、
偏差大である場合はステップS063に進み、ここで使
用車線幅wroaduから使用車線幅上限値DWROA
Dを減算したものを、使用車線幅wroaduにセット
して処理を終了する。
【0039】ステップS060における判断の結果が
「NO」で、偏差小である場合はステップS061に進
み、ここで使用車線幅wroaduにフィルタ後車線幅
wroadをセットして処理を終了する。
【0040】ステップS055において、左走行区分線
が使用可能でない場合(NO)は、前回値をホールドし
てステップS059に進む。つまり、初回であればフィ
ルタ後車線幅wroadに「0」がセットされ、一回で
も車線幅が求まれば、前回値が所定時間(走行区分線ホ
ールドカウンタcwroadが「0」となる1.5秒)
ホールドされる。一方、ステップS054において、右
走行区分線が使用可能でない場合(NO)はステップS
064に進む。
【0041】ステップS064においては、左走行区分
線が使用可能か否かを判断する。ステップS064にお
ける判断の結果、左走行区分線が使用可能である場合
(YES)は、前述したように、初回であればフィルタ
後車線幅wroadに「0」がセットされ、一回でも車
線幅が求まれば、前回値が所定時間(走行区分線ホール
ドカウンタcwroadが「0」となる1.5秒)ホー
ルドされ、ステップS059に進む。また、ステップS
064における判断の結果、左走行区分線が使用可能で
ない場合(NO)は、ステップS065において走行区
分線ホールドカウンタcwroad=0か否かを判断す
る。初回は、前記走行区分線ホールドカウンタcwro
adには何らの値もセットされていないため、判断結果
が「YES」となりステップS068に進む。
【0042】ステップS068ではフィルタ後車線幅w
roadに「0」セットしてステップS059に進む。
つまり、左右の走行区分線が双方とも使用できない状態
が所定時間(走行区分線ホールドカウンタcwroad
が「0」となる1.5秒)続いたら、信頼性が乏しくな
るのでクリアするのである。ステップS065における
判断結果が「NO」である場合、つまり、2回目以降に
ステップS065の判断を行う場合には、左右の走行区
分線が使用できない状態であるので、走行区分線ホール
ドカウンタcwroadを減算し、前回値をホールドし
てステップS059に進む。また、このような状態が続
くと最終的にはステップS065において走行区分線ホ
ールドカウンタcwroadが「0」となり、フィルタ
後車線幅wroadはステップS068においてクリア
される。
【0043】したがって、このフローチャートにおける
処理により左右の走行区分線のデータが使用できる場合
には、走行区分線の幅を更新し、この幅情報を使用して
ヨーレートセンサと車速により求めた自車軌跡と近距離
センサ20を構成するステレオカメラのCCDカメラ2
0aからの画像データとにより進路変更(レーンチェン
ジ)を判定することができる。また、左右の走行区分線
の双方のデータが使用できない場合、つまり図20のス
テップS065に至る場合には、基本的には前回値を使
用して対処することができる。この場合、前回値を使用
するのは走行区分線ホールドカウンタcwroadが
「0」となる1.5秒の間であり、この期間が経過する
と、フィルタ後車線幅wroadをクリアする(図20
のステップS068)ので、信頼性の低下したデータの
使用時間を最小限に抑えることができる。
【0044】また、左右の走行区分線の一方が使用でき
る場合、つまり図20のステップS055における判断
が「NO」、図20のステップS064における判断が
「YES」の場合には、左右両方の走行区分線が使用で
きない場合のようにフィルタ後車線幅wroadをクリ
アしないので、実用上支障を生ずることはない。つま
り、実際には走行区分線が波線である場合にはかなりの
確率で走行区分線の使用可能性が図20のステップS0
54、ステップS055、ステップS064で否定され
るため、前述したようにそのたび毎にフィルタ後車線幅
wroadをクリアすると実用に適しないからである。
【0045】したがって、この実施形態によれば、ヨー
レートの変化を検出して車線変更を判断する場合のよう
に時系列的な判断を行う必要がないため迅速に車線変更
を判断できる。よって、車線変更と判断した場合には、
図19のステップS006においてヨーレート推定軌跡
を自車軌跡とみなし、一方、車線変更と判断しない場合
には、図19のステップS007において走行区分線を
自車軌跡とみなしてこれを車線逸脱警報のトリガとして
使用したり、他の制御に使用できるため、車線変更の判
断と、その後の対応を迅速に行うことができる。尚、こ
の発明は上記実施形態に限られるものではなく、例え
ば、ヨーレートの変化を検出した時点でレーンチェンジ
開始の判断を行うようにしても良い。また、物体検知装
置10と併設された場合について説明したが、単一のC
CDカメラ20aでレーンチェンジのみを判断する装置
として使用してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、撮像手段で撮影した画像における
走行区分線を走行区分線認識手段により認識し、運転状
態認識手段により検出された運転状態に基づいて、軌跡
予測手段により進行軌跡を予測し、走行区分線認識手段
により認識された走行区分線と軌跡予測手段の予測した
進行軌跡とを比較手段により比較して、判断手段により
車両の走行車線変更を判断することが可能となるため、
例えば、ヨーレートの変化を検出して車線変更を判断す
る場合のように時系列的な判断を行う必要がないため迅
速に車線変更を判断できるという効果がある。
【0047】請求項2に記載した発明によれば、軌跡予
測手段の予測した軌跡を車両軌跡とみなしてこれを様々
な制御に使用することが可能となるため、車線変更の判
断と、その後の対応を迅速に行うことができるという効
果がある。
【0048】請求項3に記載した発明によれば、前記判
断手段により車線変更と判断されない時は、走行区分線
認識手段の認識した走行区分線を車両軌跡とみなしてこ
れを様々な制御に使用することが可能となるため、車線
変更の判断と、その後の対応を迅速に行うことができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態における物体検知装置
を搭載した車両の全体構成図である。
【図2】 前記実施形態における物体検知装置のシステ
ム構成図である。
【図3】 前記実施形態における物体検知装置に用いる
遠距離センサの測定原理を説明するための信号波形図で
ある。
【図4】 前記実施形態における物体検知装置に用いる
遠距離センサの測定原理を説明するための信号波形図で
ある。
【図5】 前記実施形態における物体検知装置に用いる
遠距離センサの測定原理を説明するための周波数スペク
トル図である。
【図6】 前記実施形態における物体検知装置に用いる
近距離センサの概略構成図である。
【図7】 前記実施形態における物体検知装置に用いる
遠・近距離センサの検知領域を示す図である。
【図8】 前記実施形態におけるハフ変換の説明のため
にエッジ点集合からの直線上に並ぶ点列の検出を示すグ
ラフ図であり、(a)はエッジ点を示すグラフ図、
(b)は相関直線を示すグラフ図である。
【図9】 前記実施形態におけるハフ変換の説明のため
に傾きa、切片bのパラメータ空間における直線を示す
グラフ図。
【図10】 前記実施形態におけるハフ変換の説明のた
めにx−y平面上に直線lをパラメータ(θ,ρ)で示
すグラフ図である。
【図11】 前記実施形態におけるハフ変換の説明のた
めに(θ,ρ)空間での曲線の交点が検出直線に対応す
ることを示すグラフに図である。
【図12】 前記実施形態における画像上に走行区分線
をとらえた説明図である。
【図13】 前記実施形態における自車推定軌跡を示す
説明図である。
【図14】 前記実施形態における自車推定軌跡の画像
への投影を示す説明図である。
【図15】 前記実施形態における走行区分線と自車推
定軌跡を画像上で比較した説明図である。
【図16】 前記実施形態における走行区分線の画像上
の点を求める説明図である。
【図17】 前記実施形態におけるCCDカメラの取り
付け高さhと点aとの角度から距離dyを求める説明図
である。
【図18】 前記実施形態における距離dyと点aの角
度から横位置dxを求める説明図である。
【図19】 前記実施形態におけるレーンチェンジ判断
処理を示すフローチャー図である。
【図20】 前記実施形態における使用車線幅更新処理
を示すフローチャート図である。
【符号の説明】 1 車両 11 ECU(軌跡予測手段) 12 車速センサ(運動状態検出手段) 14 ヨーレートセンサ(運動状態検出手段) 20 近距離センサ(撮影手段) H 走行区分線 K 自車軌跡(進行軌跡) S002 走行区分線認識手段 S003 比較手段 S004 判断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 626 B60R 21/00 626D 628 628A 628E G06T 7/20 G06T 7/20 B 7/60 200 7/60 200J // B60R 1/00 B60R 1/00 A G05D 1/02 G05D 1/02 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両進行方向の走行路を撮影する撮影手
    段と、該撮影手段が撮影した画像における走行区分線を
    認識する走行区分線認識手段と、車両の少なくとも旋回
    方向の運動状態を含む運動状態を検出する運動状態検出
    手段と、該運動状態検出手段の検出した運動状態に基づ
    いて車両の進行軌跡を予測する軌跡予測手段と、走行区
    分線認識手段の認識した走行区分線と軌跡予測手段の予
    測した進行軌跡とを比較する比較手段と、比較手段の比
    較結果に基づき車両の走行車線変更を判断する判断手段
    と、を備えることを特徴とする車両用走行区分線検出装
    置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段により車線変更と判断され
    た時は、軌跡予測手段の予測した軌跡を車両軌跡とみな
    すことを特徴とする請求項1に記載の車両用走行区分線
    検出装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段により車線変更と判断され
    ない時は、走行区分線認識手段の認識した走行区分線を
    車両軌跡とみなすことを特徴とする請求項1に記載の車
    両用走行区分線検出装置。
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