JP2002029334A - 車両用操舵角検出装置 - Google Patents

車両用操舵角検出装置

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JP2002029334A
JP2002029334A JP2000210975A JP2000210975A JP2002029334A JP 2002029334 A JP2002029334 A JP 2002029334A JP 2000210975 A JP2000210975 A JP 2000210975A JP 2000210975 A JP2000210975 A JP 2000210975A JP 2002029334 A JP2002029334 A JP 2002029334A
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light emitting
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JP2000210975A
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Tsuyoshi Matsumoto
強 松本
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Niles Parts Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな車両用操舵角検出装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 回転コネクタ装置1は、自動車の車体側
に設置されるステータハウジング2と、該ステータハウ
ジング2に回動自在に設置すると共にステアリングハン
ドルに連結されるロータハウジング3と、該ロータハウ
ジング3と前記ステータハウジング2で構成する収納空
間Aに収納されるフラットケーブル5と、を備えてい
る。操舵角検出装置S1は、前記フラットケーブル5に
穿設したスリット5c,5dと、該スリット5c,5d
の移動を検出する発光素子12及び受光素子13と、該
発光素子12及び受光素子13を保持し、かつ前記収納
空間A内に案内する保持部材15aとで成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングハンドルの操舵角を検出する車両用操舵角検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の車両用操舵角検出装
置としては、例えば特開平7−296926号公報に開
示された発明がある。従来の車両用操舵角検出装置は、
ケーブルリールやスリップリングなどの回転コネクタ装
置に組付けて、センサーボードやフラットケーブルに設
けたスリットをフォトトランジスタで検出し、ステアリ
ングハンドルの回転数や回転操作角度を検出するもので
ある。
【0003】前記ケーブルリールで成る回転コネクタ装
置に設置される操舵角検出装置は、一般的に、ステアリ
ングハンドルに連動するフラットケーブルにスリットを
穿設してものを使用するものと、ステアリングハンドル
と一体に回転するセンサーボードにスリットを穿設した
ものを使用する2種類の操舵角検出装置がある。
【0004】一方のセンサボードで成る回転コネクタ装
置に設けられる車両用操舵角検出装置は、発光素子と、
該発光素子からの光を検出する受光素子と、前記発光素
子と受光素子との間に介在された多数のスリットを有す
るセンサーボードと、電気回路基板等を内設したケース
本体と、で成り、回転コネクタ装置の下面等に配設され
る。
【0005】他方のケーブルリールで成る回転コネクタ
装置に設けられる車両用操舵角検出装置は、ロータケー
スとステータハウジングとでケース体を構成し、そのケ
ース体内に、発光素子と受光素子との間に介在された多
数のスリットを有するフラットケーブルを巻取り部材と
巻取り芯とに巻回して、第1のケースと第2のケースと
に収納して、車体側とステアリング側とを電気的に接続
すると共に、第1のケースと第2のケースとの間に発光
素子と受光素子とを配設している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術の一方のセンサーボードによる操舵角検出装
置は、回転コネクタ装置の下面にセンサボードを設置
し、かつケース本体は、上下方向に長い構造になってお
り、操舵角検出装置全体が大きく、ステアリングハンド
ル周辺が大型化するという問題点がある。
【0007】また、前述した従来技術の他方のフラット
ケーブルによる操舵角検出装置は、フラットケーブルを
巻取り部材と巻取り芯との2個所で巻回しているので、
ケース本体が巻取り部材を覆う第1のケースと巻取り芯
を覆う第2ケースとで成り、操舵角検出装置全体が大き
く、ステアリングハンドル周辺が大型化するという問題
点がある。
【0008】本発明は、コンパクトな車両用操舵角検出
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の課題を解消すべく発明したものであり、請求項
1の発明は、自動車の車体側に設置されるステータハウ
ジングと、該ステータハウジングに回動自在に設置する
と共にステアリングハンドルに連結されるロータハウジ
ングと、該ロータハウジングと前記ステータハウジング
で構成する収納空間に収納されるフラットケーブルと、
を備えた回転コネクタ装置において、前記フラットケー
ブルに穿設したスリットと、該スリットの移動を検出す
る発光素子及び受光素子と、該発光素子及び受光素子を
保持し、かつ前記収納空間内に案内する保持部材と、で
成る操舵角検出装置を具備したことで特徴とする車両用
操舵角検出装置で成る。
【0010】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記保持部材は、前記ステータハウジング
の下面に配設される基板に設置すると共に、前記発光素
子及び受光素子をそれぞれ保持する保持片を有し、前記
ステータハウジングは、前記保持片を挿通する素子設置
孔を底面に穿設したことを特徴とする車両用操舵角検出
装置で成る。
【0011】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記保持部材の保持片は、巻回した前記フ
ラットケーブルに沿って略円弧状に形成し、前記フラッ
トケーブルは、前記保持片間に移動自在に配置したこと
を特徴とする車両用操舵角検出装置で成る。
【0012】請求項4の発明は、前記請求項1、2、又
は3記載の発明において、前記フラットケーブルは、ス
テアリングハンドルの操作角度を検出するための第1ス
リットと前記ステアリングハンドルの操作回転数を検出
するための第2スリットとを有し、前記発光素子及び受
光素子は、それぞれステアリングハンドルの操作角度を
検出するための第1発光素子及び第1受光素子と、前記
ステアリングハンドルの操作回転数を検出するための第
2発光素子及び第2受光素子とで成ることを特徴とする
車両用操舵角検出装置で成る。
【0013】請求項5の発明は、自動車の車体側に設置
されるステータハウジングと、該ステータハウジングに
回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結
されるロータハウジングと、該ロータハウジングと前記
ステータハウジングで構成する収納空間に収納されるフ
ラットケーブルと、を備えた回転コネクタ装置におい
て、前記フラットケーブルに配置したスリット状の反射
部と、該反射部の移動を検出する発光素子及び受光素子
と、該発光素子及び受光素子を保持し、かつ前記収納空
間内に案内する保持部材と、で成る操舵角検出装置を具
備したことを特徴とする車両用操舵角検出装置で成る。
【0014】請求項6の発明は、自動車の車体側に設置
されるステータハウジングと、該ステータハウジングに
回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結
されるロータハウジングと、該ロータハウジングと前記
ステータハウジングで構成する収納空間に収納されるフ
ラットケーブルと、を備えた回転コネクタ装置におい
て、前記フラットケーブルに配置したスリット状の磁気
パターンと、該磁気パターンの移動を検出する磁気検出
素子(25)と、該磁気検出素子(25)を保持し、か
つ前記収納空間内に案内する保持部材と、で成る操舵角
検出装置を具備したことを特徴とする車両用操舵角検出
装置で成る。
【0015】請求項7の発明は、自動車の車体側に設置
されるステータハウジングと、該ステータハウジングに
回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結
されるロータハウジングと、を備えた回転コネクタ装置
において、前記ロータハウジングに連動し、スプロケッ
ト状の歯形部を有したロータと、前記歯形部に噛合する
伝達穴とスリットを穿設したリボンと、前記スリットの
移動を検出する発光素子及び受光素子と、で成る操舵角
検出装置を具備したことを特徴とする車両用操舵角検出
装置で成る。
【0016】請求項8の発明は、前記請求項7記載の発
明において、前記リボンは、両端をボビンに巻回し、該
ボビンは、前記ステータハウジングに設置されるカバー
又はステータハウジングに設けた支柱に支持されたこと
を特徴とする車両用操舵角検出装置で成る。
【0017】請求項9の発明は、前記請求項8記載の発
明において、前記発光素子及び受光素子は、保持部材で
保持され、前記保持部材は、前記カバーに載設される基
板に設置すると共に、前記発光素子及び受光素子をそれ
ぞれ保持する保持片を有したことを特徴とする車両用操
舵角検出装置で成る。
【0018】請求項10の発明は、前記請求項7、8、
又は9記載の発明において、前記リボンは、ステアリン
グハンドルの操作角度を検出するための第1スリットと
前記ステアリングハンドルの操作回転数を検出するため
の第2スリットとを有し、前記発光素子及び受光素子
は、それぞれステアリングハンドルの操作角度を検出す
るための第1発光素子及び第1受光素子と、前記ステア
リングハンドルの操作回転数を検出するための第2発光
素子及び第2受光素子とで成ることを特徴とする車両用
操舵角検出装置で成る。
【0019】請求項11の発明は、自動車のステアリン
グハンドルに連結され、スプロケット状の歯形部を有し
たロータと、前記歯形部に噛合する伝達穴とスリット状
の反射部とを穿設したリボンと、前記反射部の移動を検
出する発光素子及び受光素子と、で成る操舵角検出装置
を具備したことを特徴とする車両用操舵角検出装置で成
る。
【0020】請求項12の発明は、自動車のステアリン
グハンドルに連結され、スプロケット状の歯形部を有し
たロータと、前記歯形部に噛合する伝達穴とスリット状
の磁気パターンとを有したリボンと、該磁気パターンの
移動を検出する磁気検出素子と、で成る操舵角検出装置
を具備したことを特徴とする車両用操舵角検出装置で成
る。
【0021】
【発明の実施の形態】先ず、図1乃至図4に基づき本発
明の第1の実施の形態を詳述する。1は、自動車のステ
アリングハンドル(図示せず)側と、車体側を電気的に
接続する回転コネクタ装置である。該回転コネクタ装置
1は、ステアリングコラム(図示せず)に固定したコン
ビネーションスイッチ(図示せず)に載設するステータ
ハウジング2と、ステアリングハンドルの下面に係止し
て回転するロータハウジング3と,該ロータハウジング
3を回転自在に係止するアタッチメント4と、前記ステ
ータハウジング2とロータハウジング3との間の収納空
間Aに渦巻き状等に収納されたフラットケーブル5と、
で成る。
【0022】前記ステータハウジング2は、コンビネー
ションスイッチのベース(図示せず)の上にネジ等で固
定される固定体である。ステータハウジング2は、図1
に示すようにフラットケーブル5を載置すると共に、該
フラットケーブル5の端を固定した第1ターミナル7を
支持し、フラットケーブル5の下面に滑りシート6を敷
設している。また、該ステータハウジング2は、前記第
1ターミナル7の下方部位には、コネクタ9をネジ止め
している。
【0023】前記ステータハウジング2は、図1及び図
3に示すように略リング状の円筒部2aと、該円筒部2
aの下側周囲に形成した枠部2bと、底板部2cと、を
一体に形成して成る。該枠部2bには、回転コネクタ装
置1をコンビネーションスイッチのベースにネジ止めす
るための貫通孔2dを穿設している。
【0024】該コネクタ9には、ロータハウジング3の
上面に配設したハーネス12にフラットケーブル5を介
して導通する端子(図示せず)を内設している。前記シ
ート6は、例えば四フッ化エチレン樹脂(PTFT)や
油を含油した円板状の樹脂体等で成り、フラットケーブ
ル5の摺動性を向上させ、かつ摺動音を解消させるリン
グ状の板材で成る。
【0025】前記ロータハウジング3は、図1に示すよ
うにステータハウジング2に対して回転自在に嵌合する
と共に、連結ピン11をステアリングハンドルの下面に
係合して、ステアリングハンドルと共に同一回転する。
該ロータハウジング3は、図1及び図3に示すように、
その内周面3aにアタッチメント4に設けた嵌合部4a
と嵌合する爪3bと、アタッチメント4に設けた突片4
bに当接する段部(図示せず)とを形成している。
【0026】前記アタッチメント4は、前記ステータハ
ウジング2とロータハウジング3とを、前記嵌合部4a
と突片4bとで連結するものである。即ち、アタッチメ
ント4は、例えば特開平10−22029号公報に開示
されているような手段で、ステータハウジング2とロー
タハウジング3を連結している。
【0027】前記フラットケーブル5は、例えば、図1
及び図5に示すように複数の薄い帯状の導電線5aを所
望の間隔をおいて配置し、絶縁樹脂で成る2枚の樹脂フ
ィルム5bを加熱圧着等で挟持して成る。該フラットケ
ーブル5は、図1に示すように、一端にステータハウジ
ング2のコネクタ10a内の端子に接続する第1ターミ
ナル7、他端にロータハウジング3の前記ハーネス12
に接続する第2ターミナル8を固着している。
【0028】前記フラットケーブル5は、一端をステア
リングハンドルに設置したエアバック装置やホーン装置
やASCD装置(定速走行制御装置)やオーディオ装置
等に電気的に接続し、車体側を電気的に接続している。
【0029】該フラットケーブル5は、前記ステータハ
ウジング2とロータハウジング3とが成すドーナツ状態
の空間内に、車両が直進するときの中立位置から左右共
に2回転以上可能に収納されている。
【0030】該フラットケーブル5は、図1及び図3に
示すように、操舵角検出装置S1を構成する第1スリッ
ト5cと、第2スリット5dを下側に穿設している。第
1スリット5cは、図1に示すように、ステアリングハ
ンドルの操舵角を検出するための孔であり、フラットケ
ーブル5の下側全体に等間隔で多数穿設して成る。
【0031】前記フラットケーブル5内の導電線5a
は、エアバッグ装置用に使用する場合は、電流が小さい
ので薄く細い芯線でよい。該導電線5aは、ステアリン
グハンドルを暖めるハンドルヒータのように大きな電流
を流す場合は、例えば、図5に示すような幅が広く、厚
さが厚く、断面積が0.25[mm ]以上導電線5e
を設置してもよい。
【0032】第2スリット5dは、自動車が直進するス
テアリングハンドルの中立位置を検出するための孔であ
り、フラットケーブル5の中央の前記第1スリット5c
の上側に隣設される。
【0033】操舵角検出装置S1は、前記第1及び第2
スリット5c,5dを有し、ステアリングハンドルに連
動して巻回し、巻き解かれるフラットケーブル5と、図
2及び図3に示すように渦巻き状に巻回したフラットケ
ーブル5の間に挿入して、前記第1及び第2スリット5
c,5dの移動を検出する発光素子12及び受光素子1
3と、操舵角検出装置S1の電気回路を構成する電子素
子14と、該電子素子14を載設した基板15とで成
る。
【0034】前記発光素子12及び受光素子13は、下
端を基板15に半田付けし、上側を基板15に固定した
保持部材15aで固定している。該保持部材15aは、
図1に示すように2つの保持片15b,15cを連続し
た略コ字状の樹脂等の非導電体で成り、ステータハウジ
ング2の底面2cに穿設した素子設置孔5f,5gに挿
入して、収納空間A内に配置している。該保持部材15
aは、一方の保持片15b側に発光素子12、他方の保
持片15c側に受光素子13を配置し、かつ前記第1及
び第2スリット5c,5dを介して互いに対向して配置
している。
【0035】前記発光素子12及び受光素子13は、図
1に示すように各2本で成り、リード端子が短い方の発
光素子12a及び受光素子13aは前記第1スリット5
cを介して互いに対向して配置している。リード端子が
長い方の発光素子12b及び受光素子13bは、前記第
2スリット5dを介して互いに対向する位置に配置して
いる。
【0036】前記保持部材15aは、収納空間A内の第
1及び第2スリット5c,5dの位置に合わせて、発光
素子12と受光素子13とを配置して固定することがで
きると共に、収納空間A内のフラットケーブル5の検出
すべき位置の第1及び第2スリット5c,5dを発光素
子12と受光素子13との間に導くことができる。
【0037】本発明の第1の実施の形態は、以上のよう
な構成であり、次のように作動する。回転コネクタ装置
1は、一方をステアリングハンドル側のエアバック装置
等に電気的に接続し、他方を車体側のエアバックコント
ローラ(図示せず)に電気的に接続する。これにより、
例えば自動車が交通事故を発生したとき、エアバックコ
ントローラからの電気信号が回転コネクタ装置1のフラ
ットケーブル5を介してステアリングパッド部のエアバ
ック装置に伝達され、インフレータを点火してエアバッ
グを膨張させることとなる。
【0038】また、車両が直進している場合、ステアリ
ングハンドルは直進位置にあり、ロータハウジング3及
びフラットケーブル5がニュートラル位置にある。第2
スリット5dは、ステアリングハンドル回転数検出用の
発光素子12b、及び受光素子13b間にあって、発光
素子12bの光が第2スリット5dを通って、受光素子
13bを照射し、ステアリングハンドルが左右方向に回
転していないことを検出する。
【0039】また、ステアリングハンドル回転操作角検
出用の発光素子12a、及び受光素子13a間には、第
1スリット5cのニュートラル位置があり、ステアリン
グハンドルが左右方向に0°回転して、直進状態である
ことを検出する。
【0040】ステアリングハンドルを左又は右方向に回
転操作した場合、該ステアリングハンドルと共にロータ
ハウジング3、及びアタッチメント4が同一回転し、フ
ラットケーブル5がロータハウジング3に連動して巻回
したり、巻き解かれる。フラットケーブル5の移動に伴
って、第1及び第2スリット5c,5dが発光素子12
と受光素子13との間を移動する。
【0041】前記第1及び第2スリット5c,5dは、
発光素子12と受光素子13との間を移動することで、
発光素子12の光を受光素子13に、通過させたり、遮
断させたりする。そして、発光素子12の光が第1及び
第2スリット5c,5dを通って、受光素子13を照射
したときだけ、該受光素子13から操舵角検出装置S1
の電気回路に信号が送られ、ステアリングハンドルの回
転操作角を図4のように検出することが可能である。ス
テアリングハンドルを直進位置から回転すると、第1ス
リット5cの回転を発光素子12aと受光素子13aと
で検出して、抵抗値がR1となり、ステアリングハンド
ルの回転操作角度に比例して増加する。
【0042】そして、ステアリングハンドルを1回転す
ると、第2スリット5dの回転を発光素子12bと受光
素子13bとで検出して、抵抗値がR2となり、ステア
リングハンドルの回転数に反応して増加する。これによ
り、ステアリングハンドルの操舵角を検出することがで
きる。
【0043】尚、本発明の第1の実施の形態として、第
1及び第2スリット5c,5dと、発光素子12と、受
光素子13とで成る操舵角検出装置S1を詳述したが、
第1及び第2スリット5c,5dの代わりに図6(1)
に示すように発光素子12の光をフラットケーブル5に
設けた銀紙やアルミ等の金属箔などの鏡面状の部材で成
る反射部5iで反射する構造のものでも、又は第1及び
第2スリット5c,5d、発光素子12、並びに受光素
子13の代わりに図6(2)に示すように、磁気パター
ン5jと、MR素子等の磁気検出素子25で磁気を検出
してステアリングハンドルの操舵角を検出してもよい。
【0044】あるいは、第1及び第2スリット5c,5
dの代わりに図6(3)及び図6(4)に示すように、
第1及び第2スリット5c,5d、発光素子12、並び
に受光素子13の代わりに、帯状の抵抗体で成る抵抗パ
ターン5k,5l、該抵抗パターン5k,5lに摺接す
るスライダ5m,5nを摺動させて電気抵抗を検出して
ステアリングハンドルの操舵角を検出してもよい。
【0045】次に図7及び図8に基づき本発明の第2の
実施の形態を詳述する。尚、前記第1実施の形態例と同
一のものは同一番号及び同一符号を利用し、その説明を
省略する。操舵角検出装置S2は、ステータハウジング
(図示せず)とロータハウジング(図示せず)とアタッ
チメント(図示せず)とを有する一般的な回転コネクタ
装置(図示せず)の下面に設置して成る。
【0046】16は、ステアリングハンドルと同回転す
るロータで、例えば、第1の実施の形態におけるステア
リングハンドルやアタッチメント4やロータハウジング
3に同回転するように設置すれば良く、その伝達手段は
特に限定しない。
【0047】該ロータ16は、例えば、図7に示すよう
にステータハウジングとロータハウジングとを、嵌合部
16aと突片16bとで連結するアタッチメントの機能
を備たアタッチメント部16eを有する。該ロータ16
は、ステアリングシャフトが遊挿される筒部16cと、
操舵角検出装置S2の被検出部と成るリボン17の伝達
穴17aに噛合する歯形部16dと、を一体に形成して
いる。
【0048】前記筒部16cは、ステータハウジングの
下面に固定されるカバー18の軸支穴18aに軸挿され
る。前記歯形部16dは、前記アタッチメント部16e
と前記筒部16cとの間に形成された鍔状の突起の周囲
に形成されたスプロケット形状をしたもので成る。
【0049】前記リボン17は、例えば帯状のスチール
製のもの、又はフラットケーブルのように金属を内設し
て補強した柔軟ケーブル等で成る。該リボン17は、図
7に示すように、上側に前記伝達穴17aを等間隔に多
数穿設し、下側にステアリングハンドルの回転を検出す
るための第1スリット17b、及び第2スリット17c
を穿設し、かつ一端をボビン19に巻回し、他端をボビ
ン20に巻回している。
【0050】前記伝達穴17aは、歯形部16dが噛合
する四角形の穴で成り、図8に示すように常時、歯形部
16dが噛合していて、ステアリングハンドルと同回転
するロータ16の回転をリボン17に伝達するために形
成した穴である。第1スリット17bは、ステアリング
ハンドルの操舵角を検出するための孔であり、リボン1
7の下側全体に等間隔で多数穿設して成る。
【0051】操舵角検出装置S2に一部を構成する第2
スリット17cは、自動車が直進するステアリングハン
ドルの中立位置を検出するための孔であり、リボン17
の中央の前記第1スリット17cの上側に隣設される。
【0052】操舵角検出装置S2は、前記第1及び第2
スリット17b,17cを有し、ステアリングハンドル
及びロータ16に連動してボビン19,20に巻回し、
巻き解かれるリボン17と、該リボン17の第1、及び
第2スリット17b,17cの両側に配置して、前記第
1及び第2スリット17b,17cの移動を検出する発
光素子21及び受光素子22と、操舵角検出装置S2の
電気回路を構成する電子素子23と、該電子素子23を
載設した基板24とで成る。
【0053】前記発光素子21及び受光素子22は、下
端を基板24に半田付けし、かつ該基板24に固定した
保持部材24aで保持されている。該保持部材24a
は、前述した第1の実施の形態の保持部材15aと同一
である。
【0054】前記発光素子21及び受光素子22は、図
6に示すように各2本で成り、リード端子が短い方の発
光素子21a及び受光素子22aは前記第1スリット1
7bを介して互いに対向して配置している。リード端子
が長い方の発光素子21b及び受光素子22bは、前記
第2スリット17cを介して互いに対向する位置に配置
している。
【0055】本発明の第2の実施の形態は、以上のよう
な構成であり、次のように作動する。車両が直進してい
る場合、ステアリングハンドルは直進位置にあり、ロー
タハウジング、フラットケーブル及びリボン17がニュ
ートラル位置にある。第2スリット17cは、ステアリ
ングハンドルの回転数検出用の発光素子21b、及び受
光素子22b間にあって、発光素子21bの光が第2ス
リット17cを通って、受光素子22bを照射し、ステ
アリングハンドルが左右方向に回転していないことを検
出する。
【0056】また、ステアリングハンドルの回転操作角
検出用の発光素子21a、及び受光素子22a間には、
第1スリット17bのニュートラル位置があり、ステア
リングハンドルが左右方向に0°回転して、直進状態で
あることを検出する。
【0057】例えば、ステアリングハンドル及びロータ
16が図6に示すように矢印B方向に回転するとリボン
17は、伝達溝17aに噛合した歯形部16dが矢印B
方向に移動することで、矢印C方向に移動する。該リボ
ン17の一方のボビン19側は、該リボン17が巻き解
かれ、他方のボビン20側は該リボン17が巻回され
る。該リボン17の移動に伴って、第1及び第2スリッ
ト17b,17cが発光素子21と受光素子22との間
を移動する。
【0058】前記第1及び第2スリット17b,17c
は、発光素子21と受光素子22との間を移動すること
で、発光素子21の光を受光素子22に、通過させた
り、遮断させたりする。そして、発光素子21の光が第
1及び第2スリット17b,17cを通って、受光素子
22を照射したときだけ、該受光素子22から操舵角検
出装置S2の電気回路に信号が送れ、ステアリングハン
ドルの回転操作角を検出することが可能である。
【0059】尚、本発明の第2の実施の形態として、第
1及び第2スリット17b,17cと、発光素子21
と、受光素子22とで成る操舵角検出装置S2を詳述し
たが、第1及び第2スリット17b,17cの代わりに
発光素子21の光を反射する構造のものでも、又は第1
及び第2スリット17b,17c、発光素子21、並び
に受光素子22の代わりに磁気パターンと、MR素子等
の磁気検出素子25で磁気を検出してステアリングハン
ドルの操舵角を検出してもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成・作用で成
るので次のような効果を奏する。請求項1の発明は、自
動車の車体側に設置されるステータハウジングと、該ス
テータハウジングに回動自在に設置すると共にステアリ
ングハンドルに連結されるロータハウジングと、該ロー
タハウジングと前記ステータハウジングで構成する収納
空間に収納されるフラットケーブルと、を備えた回転コ
ネクタ装置において、前記フラットケーブルに穿設した
スリットと、該スリットの移動を検出する発光素子及び
受光素子と、該発光素子及び受光素子を保持し、かつ前
記収納空間内に案内する保持部材と、で成る操舵角検出
装置を具備したことで、従来のフラットケーブルにスリ
ットを穿設し、かつ従来のステータハウジングに発光素
子及び受光素子を配設するだけで、従来の回転コネクタ
装置に操舵角検出装置の機能を持たせることができる。
また、フラットケーブルは、従来の物にスリットを穿設
しただけの構造で成るので、フラットケーブルとセンサ
ボードの機能を兼備し、部品点数及び組付工数を削減す
ると共にコストの低減を図ることができ、かつ省スペー
ス化及び装置全体の小型化を図ることができる。
【0061】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記保持部材は、前記ステータハウジング
の下面に配設される基板に設置すると共に、前記発光素
子及び受光素子をそれぞれ保持する保持片を有し、前記
ステータハウジングは、前記保持片を挿通する素子設置
孔を底面に穿設したことで、前記受光素子及び発光素子
を収納空間内のスリットを検出する所定位置に容易に配
置できると共に、ステータハウジングは従来の回転コネ
クタ装置のステータハウジングに素子設置孔を穿設する
だけで、操舵角検出装置のハウジングとして使用でき、
コストの削減を図ることができる。
【0062】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記保持部材の保持片は、巻回した前記フ
ラットケーブルに沿って略円弧状に形成し、前記フラッ
トケーブルは、前記保持片間に移動自在に配置したこと
で、保持片をフラットケーブルの巻回した渦巻き状の表
面に合わせて湾曲して配置できるので、保持片をフラッ
トケーブルの巻き解きのときの移動に邪魔にならないよ
うに配置できる。これにより、フラットケーブルが保持
片に圧接して摩耗したり、摺動音を発することを防止す
ることができると共に、フラットケーブルの巻回及び巻
き解きによる移動をスムーズにすることことができる。
また、保持片は、巻回及び巻き解かれて移動するフラッ
トケーブルの検査すべきスリット部を発光素子と受光素
子の間に導くことができる。
【0063】請求項4の発明は、前記請求項1、2、又
は3記載の発明において、前記フラットケーブルは、ス
テアリングハンドルの操作角度を検出するための第1ス
リットと前記ステアリングハンドルの操作回転数を検出
するための第2スリットとを有し、前記発光素子及び受
光素子は、それぞれステアリングハンドルの操作角度を
検出するための第1発光素子及び第1受光素子と、前記
ステアリングハンドルの操作回転数を検出するための第
2発光素子及び第2受光素子とで成ることで、ステアリ
ングハンドルが左右に何回回転して、何度の操舵角にあ
るかを検出することができる。
【0064】請求項5の発明は、自動車の車体側に設置
されるステータハウジングと、該ステータハウジングに
回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結
されるロータハウジングと、該ロータハウジングと前記
ステータハウジングで構成する収納空間に収納されるフ
ラットケーブルと、を備えた回転コネクタ装置におい
て、前記フラットケーブルに配置したスリット状の反射
部と、該反射部の移動を検出する発光素子及び受光素子
と、該発光素子及び受光素子を保持し、かつ前記収納空
間内に案内する保持部材と、で成る操舵角検出装置を具
備したことで、フラットケーブルに穴で成るスリットを
穿設しないでステアリングハンドルの操舵角を検出でき
るので、フラットケーブルの強度を保持すると共に、フ
ラットケーブル内に多くの導電線を内設することを可能
にする。
【0065】請求項6の発明は、自動車の車体側に設置
されるステータハウジングと、該ステータハウジングに
回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結
されるロータハウジングと、該ロータハウジングと前記
ステータハウジングで構成する収納空間に収納されるフ
ラットケーブルと、を備えた回転コネクタ装置におい
て、前記フラットケーブルに配置したスリット状の磁気
パターンと、該磁気パターンの移動を検出する磁気検出
素子と、該磁気検出素子を保持し、かつ前記収納空間内
に案内する保持部材と、で成る操舵角検出装置を具備し
たことで、前記請求項5の発明の効果同様に、フラット
ケーブルに穴で成るスリットを穿設しないでステアリン
グハンドルの操舵角を検出できるので、フラットケーブ
ルの強度を保持すると共に、フラットケーブル内に多く
の導電線を内設することを可能にする。
【0066】請求項7の発明は、自動車の車体側に設置
されるステータハウジングと、該ステータハウジングに
回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結
されるロータハウジングと、を備えた回転コネクタ装置
において、前記ロータハウジングに連動し、スプロケッ
ト状の歯形部を有したロータと、前記歯形部に噛合する
伝達穴とスリットを穿設したリボンと、前記スリットの
移動を検出する発光素子及び受光素子と、で成る操舵角
検出装置を具備したことで、リボンを耐久性の有る金属
等で容易に形成することができ、耐久性を向上させるこ
とができる。
【0067】請求項8の発明は、前記請求項7記載の発
明において、前記リボンは、両端をボビンに巻回し、該
ボビンは、前記ステータハウジングに設置されるカバー
又はステータハウジングに設けた支柱に支持されたこと
で、前記ボビン及び基板を容易に配設して、簡単な構造
で容易に固定することができる。
【0068】請求項9の発明は、前記請求項8記載の発
明において、前記発光素子及び受光素子は、保持部材で
保持され、前記保持部材は、前記カバーに載設される基
板に設置すると共に、前記発光素子及び受光素子をそれ
ぞれ保持する保持片を有したことで、発光素子と受光素
子を所望位置に正確に保持することができ、ステアリン
グハンドルの操舵角の検出精度を向上させると共に、自
動車の振動等により発光素子と受光素子が揺れることを
防止することができる。
【0069】請求項10の発明は、前記請求項7、8、
又は9記載の発明において、前記リボンは、ステアリン
グハンドルの操作角度を検出するための第1スリットと
前記ステアリングハンドルの操作回転数を検出するため
の第2スリットとを有し、前記発光素子及び受光素子
は、それぞれステアリングハンドルの操作角度を検出す
るための第1発光素子及び第1受光素子と、前記ステア
リングハンドルの操作回転数を検出するための第2発光
素子及び第2受光素子とで成ることで、ステアリングハ
ンドルが左又は右に何回回転した状態にあるのかと、何
度の操舵角にあるかを検出することができる。
【0070】請求項11の発明は、自動車の車体側に設
置されるステータハウジングと、該ステータハウジング
に回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連
結されるロータハウジングと、を備えた回転コネクタ装
置において、前記ロータハウジングに連動し、スプロケ
ット状の歯形部を有したロータと、前記歯形部に噛合す
る伝達穴とスリット状の反射部とを穿設したリボンと、
前記反射部の移動を検出する発光素子及び受光素子と、
で成る操舵角検出装置を具備したことで、リボンに穴で
成るスリットを穿設しないでステアリングハンドルの操
舵角を検出できるので、リボンの強度を向上させること
ができると共に、該リボンを細くすることができる。
【0071】請求項12の発明は、自動車の車体側に設
置されるステータハウジングと、該ステータハウジング
に回動自在に設置すると共にステアリングハンドルに連
結されるロータハウジングと、を備えた回転コネクタ装
置において、前記ロータハウジングに連動し、スプロケ
ット状の歯形部を有したロータと、前記歯形部に噛合す
る伝達穴とスリット状の磁気パターンとを有したリボン
と、該磁気パターンの移動を検出する磁気検出素子と、
で成る操舵角検出装置を具備したことで、前記請求項1
1の効果同様に、リボンに穴で成るスリットを穿設しな
いでステアリングハンドルの操舵角を検出できるので、
リボンの強度を向上させることができると共に、該リボ
ンを細くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、分解
斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、フラ
ットケーブルと保持部材との設置関係を示す概略平面図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、フラ
ットケーブルと保持部材の設置状態を示す要部拡大断面
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図面で、ステ
アリングハンドルの回転操作角と抵抗値の関係を示すグ
ラフである。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す図面で、フラッ
トケーブルの要部拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す図面で、(1)
は反射部と受発光素子で成る検出部を示す要部概略図、
(2)は磁気パターンと磁気検出素子(25)とで成る
検出部を示す要部概略図、(3)は抵抗パターンとスラ
イダとで成る検出部を示す要部概略図、(4)は複数の
抵抗パターンとスライダとで成る検出部を示す要部概略
図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図面で、要部
分解斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す図面で、ロー
タとリボンとボビンの関係を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 回転コネクタ装置 1a 軸筒部 2 ステータハウジング 3 ロータハウジング 4 アタッチメント 5 フラットケーブル 5c 第1スリット 5d 第2スリット 5f,5g 素子設置孔 5i 反射部 5j 磁気パターン 12,21 発光素子 12a,21a 第1発光素子 12b,22b 第2受光素子 13,22 受光素子 13a,22a 第1受光素子 13b,22b 第2受光素子 15a,24a 保持部材 15b,15c,24b,24c 保持片 16 ロータ 16d 歯形部 17 リボン 17a 伝達穴 17b 第1スリット 17c 第2スリット 18 カバー 18b 支柱 19,20 ボビン 24 基板 25 磁気検出素子 A 収納空間 S1,S2 操舵角検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01D 5/245 G01D 5/245 R 5/36 5/36 B Fターム(参考) 2F063 AA36 BA08 CA34 DA05 DC04 EA02 EA03 GA52 GA64 GA79 KA02 KA04 2F065 AA42 BB05 BB16 CC11 FF18 GG01 JJ01 MM04 PP13 QQ28 2F077 AA42 AA44 NN04 NN05 NN23 NN25 NN30 PP14 PP19 QQ11 VV01 WW03 2F103 BA00 CA02 DA01 DA13 EA02 EA13 EA23 EB01 EB11 EB33 GA01 GA02 3D030 DB19 DB25 DC29

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体側に設置されるステータハ
    ウジング(2)と、該ステータハウジング(2)に回動
    自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結され
    るロータハウジング(3)と、該ロータハウジング
    (3)と前記ステータハウジング(2)で構成する収納
    空間(A)に収納されるフラットケーブル(5)と、を
    備えた回転コネクタ装置(1)において、 前記フラットケーブル(5)に穿設したスリット(5
    c,5d)と、 該スリット(5c,5d)の移動を検出する発光素子
    (12)及び受光素子(13)と、 該発光素子(12)及び受光素子(13)を保持し、か
    つ前記収納空間(A)内に案内する保持部材(15a)
    と、で成る操舵角検出装置S1を具備したことを特徴と
    する車両用操舵角検出装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記保持部材(15a)は、前記ステータハウジング
    (2)の下面に配設される基板(15)に設置すると共
    に、前記発光素子(12)及び受光素子(13)をそれ
    ぞれ保持する保持片(15b,15c)を有し、 前記ステータハウジング(2)は、前記保持片(15
    b,15c)を挿通する素子設置孔(5f,5g)を底
    面に穿設したことを特徴とする車両用操舵角検出装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、 前記保持部材(15a)の保持片(15b,15c)
    は、巻回した前記フラットケーブル(5)に沿って略円
    弧状に形成し、 前記フラットケーブル(5)は、前記保持片(15b,
    15c)間に移動自在に配置したことを特徴とする車両
    用操舵角検出装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2、又は3記載の発明に
    おいて、 前記フラットケーブル(5)は、ステアリングハンドル
    の操作角度を検出するための第1スリット(5c)と前
    記ステアリングハンドルの操作回転数を検出するための
    第2スリット(5d)とを有し、 前記発光素子(12)及び受光素子(13)は、それぞ
    れステアリングハンドルの操作角度を検出するための第
    1発光素子(12a)及び第1受光素子(13a)と、
    前記ステアリングハンドルの操作回転数を検出するため
    の第2発光素子(12b)及び第2受光素子(13b)
    とで成ることを特徴とする車両用操舵角検出装置。
  5. 【請求項5】 自動車の車体側に設置されるステータハ
    ウジング(2)と、該ステータハウジング(2)に回動
    自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結され
    るロータハウジング(3)と、該ロータハウジング
    (3)と前記ステータハウジング(2)で構成する収納
    空間(A)に収納されるフラットケーブル(5)と、を
    備えた回転コネクタ装置(1)において、 前記フラットケーブル(5)に配置したスリット状の反
    射部(5i)と、 該反射部(5i)の移動を検出する発光素子(12)及
    び受光素子(13)と、 該発光素子(12)及び受光素子(13)を保持し、か
    つ前記収納空間内に案内する保持部材と、で成る操舵角
    検出装置を具備したことを特徴とする車両用操舵角検出
    装置。
  6. 【請求項6】 自動車の車体側に設置されるステータハ
    ウジング(2)と、該ステータハウジング(2)に回動
    自在に設置すると共にステアリングハンドルに連結され
    るロータハウジング(3)と、該ロータハウジング
    (3)と前記ステータハウジング(2)で構成する収納
    空間(A)に収納されるフラットケーブル(5)と、を
    備えた回転コネクタ装置(1)において、 前記フラットケーブル(5)に配置したスリット状の磁
    気パターン(5j)と、 該磁気パターン(5j)の移動を検出する磁気検出素子
    (25)と、 該磁気検出素子(25)を保持し、かつ前記収納空間内
    に案内する保持部材と、で成る操舵角検出装置を具備し
    たことを特徴とする車両用操舵角検出装置。
  7. 【請求項7】 自動車の車体側に設置されるステータハ
    ウジングと、該ステータハウジングに回動自在に設置す
    ると共にステアリングハンドルに連結されるロータハウ
    ジングと、を備えた回転コネクタ装置において、 前記ロータハウジングに連動し、スプロケット状の歯形
    部(16d)を有したロータ(16)と、 前記歯形部(16d)に噛合する伝達穴(17a)とス
    リット(17b,17c)を穿設したリボン(17)
    と、 前記スリット(17b,17c)の移動を検出する発光
    素子(21)及び受光素子(22)と、 で成る操舵角検出装置S2を具備したことを特徴とする
    車両用操舵角検出装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項7記載の発明において、 前記リボン(17)は、両端をボビン(19,20)に
    巻回し、 該ボビン(19,20)は、前記ステータハウジングに
    設置されるカバー(18)又はステータハウジングに設
    けた支柱(18b)に支持されたことを特徴とする車両
    用操舵角検出装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項8記載の発明において、 前記発光素子(21)及び受光素子(22)は、保持部
    材(24a)で保持され、 前記保持部材(15a)は、前記カバー(18)に載設
    される基板(24)に設置すると共に、前記発光素子
    (21)及び受光素子(22)をそれぞれ保持する保持
    片(24b,24c)を有したことを特徴とする車両用
    操舵角検出装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項7、8、又は9記載の発明
    において、 前記リボン(17)は、ステアリングハンドルの操作角
    度を検出するための第1スリット(17b)と前記ステ
    アリングハンドルの操作回転数を検出するための第2ス
    リット(17c)とを有し、 前記発光素子(21)及び受光素子(22)は、それぞ
    れステアリングハンドルの操作角度を検出するための第
    1発光素子(21a)及び第1受光素子(22a)と、
    前記ステアリングハンドルの操作回転数を検出するため
    の第2発光素子(21b)及び第2受光素子(22b)
    とで成ることを特徴とする車両用操舵角検出装置。
  11. 【請求項11】 自動車のステアリングハンドルに連結
    され、スプロケット状の歯形部(16d)を有したロー
    タ(16)と、 前記歯形部(16d)に噛合する伝達穴(17a)とス
    リット状の反射部とを穿設したリボンと、 前記反射部の移動を検出する発光素子及び受光素子と、 で成る操舵角検出装置を具備したことを特徴とする車両
    用操舵角検出装置。
  12. 【請求項12】 自動車のステアリングハンドルに連結
    され、スプロケット状の歯形部(16d)を有したロー
    タ(16)と、 前記歯形部(16d)に噛合する伝達穴(17a)とス
    リット状の磁気パターン(5j)とを有したリボンと、 該磁気パターン(5j)の移動を検出する磁気検出素子
    (25)と、 で成る操舵角検出装置を具備したことを特徴とする車両
    用操舵角検出装置。
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