JP2002028365A - 景品容器 - Google Patents

景品容器

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JP2002028365A
JP2002028365A JP2000213592A JP2000213592A JP2002028365A JP 2002028365 A JP2002028365 A JP 2002028365A JP 2000213592 A JP2000213592 A JP 2000213592A JP 2000213592 A JP2000213592 A JP 2000213592A JP 2002028365 A JP2002028365 A JP 2002028365A
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JP
Japan
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prize
container
inclined surface
prize container
fitting portion
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JP2000213592A
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Kenichi Nakamura
賢一 中村
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Sammy Corp
Samy KK
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Sammy Corp
Samy KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜面に載置された景品をアーム等で押し上
げることで当該景品を獲得するような遊技装置で使用さ
れる当該景品を収容する景品容器において、当該景品容
器の底面と当該傾斜面との接触面積をできるだけ小さく
することで、両者間の摩擦力を軽減させる。 【解決手段】 内部に景品47を収容可能な景品容器60で
あって、底面61外側に設けられた凹嵌部64と、上記凹嵌
部64の下縁の径を狭める狭部65と、上記狭部65を弾性変
形させて前記凹嵌部64に挿入される潤滑球66とを有す
る。前記凹嵌部64の上下方向の内法は、上記潤滑球66の
直径より短い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の遊技の結果
次第で、遊技者に景品を払い出す遊技装置における当該
景品の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傾斜面上に景品を載置し、その景
品を遊技者が操作するアーム等で押し上げることでその
景品を景品回収口まで移動させることで、当該景品が遊
技者に獲得されるような遊技装置が提供されている。こ
のような遊技装置においては、その遊技性に鑑みると、
景品は当該傾斜面を滑り落ちやすい方が望ましい。
【0003】しかし、景品の形状又は材質によっては、
当該傾斜面との摩擦力により重力に抗して滑り落ちない
ようなものも存在する。そこで、このような遊技装置に
おける景品は、通常、円筒形の景品容器に収容され、当
該景品容器を前記アームで中央部まで押し上げられるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような景品容器
に求められる性質は、傾斜面を容易に滑り落ちやすいこ
とである。そのためには、景品容器と傾斜面との摩擦力
をできるだけ小さくすることが求められる。そこで本発
明は、底面と傾斜面との接触面積をできるだけ小さくす
ることで、両者間の摩擦力を軽減させることで、上記の
ような遊技装置により好適な景品容器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1)上記の課題
に鑑み、本発明のうち請求項1記載の発明は、内部に景
品47を収容可能な景品容器60であって、底面61外側に設
けられた凹嵌部64と、上記凹嵌部64の下縁の径を狭める
狭部65と、上記狭部65を弾性変形させて前記凹嵌部64に
挿入される潤滑球66とを有するとともに、前記凹嵌部64
の上下方向の内法は、上記潤滑球66の直径より短いこと
を特徴とする。
【0006】すなわち、上記凹嵌部64の上下方向の内法
は、その内部に挿入される潤滑球66の直径より短いた
め、この潤滑球66の一部は、景品容器60の底面61より下
方へ突出することとなっている。そのため、本請求項に
係る景品容器60が平面に載置された場合、景品容器60
は、潤滑球66と底面61の辺縁の一部とをもってその平面
と接触することとなり、底面61とその平面との接触面積
を限りなくゼロに近づけることが可能となる。
【0007】したがって、本請求項に係る景品容器60
が、たとえば傾斜面に載置されたような場合は、その傾
斜面と景品容器60の底面61との接触面積が限りなくゼロ
に近くなるため、両者間の摩擦力も限りなくゼロに近く
なり、その結果景品容器60は当該傾斜面を容易に滑り落
ちることとなる。なお、本請求項に係る景品容器60のう
ち潤滑球66以外の部分の材質及び製法には特に限定はな
いが、弾性変形により潤滑球66を挿入する必要があるこ
とと、成型上の利便により、プラスチックの射出成形に
より形成されることが望ましい。また、潤滑球66は、狭
部65を弾性変形させることで挿入されるため、ある程度
以上の硬度を備えた材質、たとえばステンレス鋼等で成
型されることが望ましい。
【0008】(請求項2)また、本発明のうち請求項2
記載の発明は、請求項1記載の発明の特徴に加え、円筒
形の外形を有するとともに、前記凹嵌部64は底面61の中
央に設けられることを特徴とする。上記により、本請求
項に係る景品容器60が平面に載置された場合、景品容器
60は、潤滑球66と底面61の辺縁の一点とをもってその平
面と接触することとなり、底面61とその平面との接触面
積を理論上ゼロとすることが可能となる。
【0009】したがって、本請求項に係る景品容器60
が、たとえば傾斜面に載置されたような場合は、その傾
斜面と景品容器60の底面61との接触面積が理論上ゼロと
なるため、両者間の摩擦力も理論上ゼロとなり、その結
果景品容器60は当該傾斜面をきわめて容易に滑り落ちる
こととなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一の実施の形態
を、図面を参照しつつ説明する。 (景品容器外観)本実施の形態に係る景品容器60の形状
を示すのが、図1、図2及び図3である。なお、図1は
景品容器60の上方斜視図、図2は景品容器60の平面図及
び底面図、並びに図3は景品容器60の2方向からの断面
図を示すものである。
【0011】本実施の形態に係る景品容器60は、透明材
質のプラスチックの射出成形により形成される。景品容
器60の外形は、上面が開放した円筒形となっており、そ
の内部に景品47(図4参照)を収容可能となっている。
また、景品容器60の側面62から底面61にかけては、アー
ル63が施されている。そして、その底面61の中央に、景
品容器60内方へ断面円形の凹嵌部64が設けられている。
この凹嵌部64の上下方向の内法は、その内径より短く形
成されている。また、この凹嵌部64の下縁には、底面61
から見て周方向に四箇所、凹嵌部64の内径を狭める狭部
65が設けられている。そして、この狭部65を弾性変形さ
せて、ステンレス鋼製の潤滑球66が挿入されている。こ
の潤滑球66の直径は、凹嵌部64の内径にほぼ等しく形成
されているため、その一部は底面61より下方へ突出する
こととなっている。
【0012】したがって、この景品容器60を平面上に載
置すると、上記潤滑球66の1点と、上記アール63の1点
とで当該平面と接触することとなっている。また、当該
平面がある程度以上傾斜している場合には、景品容器60
と当該平面との接触面積はほとんどゼロであり、したが
って両者の摩擦力もほとんどゼロとなるため、結果とし
て当該平面を容易に滑り落ちることとなっている。
【0013】(遊技装置外観)本実施の形態に係る景品
容器60は、図4に示す遊技装置10において使用される。
なお、図4は、本実施の形態に係る遊技装置10の外観を
示す上方斜視図である。遊技装置10の筐体11は、平面略
円形である。筐体11は円周方向に六等分され、その各々
が遊技ゾーン20となっている。その各々に操作パネル2
1、コインスロット25及び払出口26が設けられている。
操作パネル21には、スタートボタン22、左ボタン23及び
右ボタン24が設けられている。したがって、一度に最大
6人が遊技可能である。
【0014】なお、以下の説明において、前後方向及び
左右方向に言及している場合には、遊技ゾーン20に向か
って立つ遊技者から見た方向を意味する。また、「手前
側」及び「奥側」との表現は、それぞれ遊技者の立つ側
及びその反対側を意味する。各遊技ゾーン20の境界に
は、6本の仕切柱12が設けられている。各仕切柱12は所
定の高さまでは垂直で、そこから上方では中央へ向かっ
て傾斜し、その上端で円形の天蓋13を支持している。各
仕切柱12間には、透明で開閉可能なカバー14が設けられ
ている。
【0015】カバー14を通して、平面円形の傾斜面40が
視認できる。傾斜面40には、中心から辺縁に向かって低
くなる傾斜が設けられている。中心には平面円形の落下
口43が設けられている。この落下口43は、仕切板44によ
って各遊技ゾーン20に対応して六等分されている。傾斜
面40上には、本実施の形態に係る景品容器60が多数載置
される。この景品容器60の中には景品47が収納されてい
る。傾斜面40上面は滑らかに形成されており、景品容器
60には常に周辺方向に滑り落ちる力が架かっている。ま
た、傾斜面40辺縁には、景品容器60の落下を防止する縁
板45が設けられている。
【0016】各遊技ゾーン20ごとに、アーム軸51が屋根
の下面から下方へ突設される。そして、このアーム軸51
に軸支されるスイングアーム50が、傾斜面40の辺縁へ向
かって延設される。このスイングアーム50は、アーム軸
51を中心に各遊技ゾーン20の範囲内で左右に回動可能と
なっている。更に、スイングアーム50には、右方に突出
した移動体52が設けられる。この移動体52は、スイング
アーム50の長手方向に沿って前後方向に移動可能となっ
ている。また、移動体52には、景品容器60を押し出すた
めの、先端部分が断面円形の棒状のプッシャー53が設け
られる。プッシャー53は、移動体52下面から、移動体52
に対して垂直に突出した位置(以下、「押出位置」とす
る。)と、移動体52右側面から、移動体52の長手方向と
同方向に突出した位置(以下、「挙上位置」とする。)
との、二通りの位置の間を回動可能となっている。プッ
シャー53が押出位置にある状態では、プッシャー53は傾
斜面40に対して垂直となる。この状態で、プッシャー53
の先端は、傾斜面40上の景品容器60には接するが、傾斜
面40には接しない。
【0017】(遊技説明)以下、本実施の形態に係る遊
技装置10における遊技を説明する。まず、遊技が可能な
状態においては、傾斜面40は、景品容器60を載置して常
に一定速度をもって回転している。コインスロット25へ
のコインの投入があると、スタートボタン22の押圧が有
効となる。スタートボタン22が押圧されるまでは、スイ
ングアーム50は遊技ゾーン20の左端に位置し、移動体52
は傾斜面40の辺縁側に位置している。この位置を、「初
期位置」と称する。初期位置においては、プッシャー53
は移動体52に対して垂直な押出位置にある。
【0018】遊技者は、傾斜面40の回転に伴って遊技ゾ
ーン20の右方から左方へ流れる景品47を見ながら、所望
の景品47を収容した景品容器60がプッシャー53に接触す
るタイミングを見計らって、スタートボタン22を押圧す
る。スタートボタン22が押圧されると、移動体52はスイ
ングアーム50の長手方向に沿って、中央の落下口43へ向
かって一定の速度で移動を開始する。なお、一旦スター
トボタン22が押圧されると、遊技者による移動体52の操
作は不可能となっている。
【0019】ここで、プッシャー53は上述のように断面
円形であるため、円筒状の景品容器60とは線接触をする
ことになる。加えて、景品容器60は傾斜面40の回転によ
り左方へ常に流れているため、景品容器60には、プッシ
ャー53との接触を逃れようとする力が働くことになる。
これに対して遊技者は、左ボタン23及び右ボタン24を操
作しながら、スイングアーム50の位置を操作し、プッシ
ャー53によって景品容器60を落下口43まで移動させるよ
う試みることとなる。
【0020】すなわち、右ボタン24が押圧されると、ス
イングアーム50は遊技ゾーン20の範囲内で右方向に回動
することとなる。一方、左ボタン23が押圧されると、ス
イングアーム50は遊技ゾーン20の範囲内で左方向に回動
することとなる。このようにして左へ逃げようとする景
品容器60を、アームの位置を調整しつつ、首尾よく落下
口43へ落とし込まれた景品47は、払出口26から遊技者へ
払い出される。一方、景品容器60が左へ逃げてしまって
も、移動体52は落下口43まで移動するが、当然景品47は
払い出されない。そして、左へ逃げてしまった当該景品
容器60は、前記のように底面61と傾斜面40とが点接触す
ることとなっているため、容易に辺縁方向へ滑り落ちる
こととなっている。
【0021】移動体52は、落下口43まで至ると、スイン
グアーム50に沿って辺縁方向へ移動し、初期位置へ復帰
することとなる。その間、移動体52は、プッシャー53を
挙上位置に保ったまま移動を続けることとなる。これに
よって、移動体52が初期位置へ復帰する際に、プッシャ
ー53と景品容器60との接触を避けることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ため、以下に記す効果を奏する。すなわち、傾斜面に載
置された景品をアーム等で押し上げることで当該景品を
獲得するような遊技装置で使用される当該景品を収容す
る景品容器において、当該景品容器の底面と当該傾斜面
との接触面積をできるだけ小さくすることで、両者間の
摩擦力を軽減させることで、上記のような当該遊技装置
に好適なものとすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る景品容器を上方
斜視図で示したものである。
【図2】本発明の一の実施の形態に係る景品容器を平面
図(A)及び底面図(B)で示したものである。
【図3】本発明の一の実施の形態に係る景品容器を、図
2BにおけるC−C断面(A)及びD−D断面(B)で
示したものである。
【図4】本発明の一の実施の形態に係る景品容器が使用
される遊技装置の外観を上方斜視図で示したものであ
る。
【符号の説明】
10 遊技装置 11 筐体 12 仕切柱 13 天蓋 14 カバー 20 遊技ゾーン 21 操作パネル 22 スタートボタン 23 左ボタン 24 右ボタン 25 コインスロット 26 払出口 40 傾斜面 43 落下口 44 仕切板 47 景品 50 スイングアーム 51 アーム軸 52 移動体 53 プッシャー 60 景品容器 61 底面 62 側面 63 アール 64 凹嵌部 65 狭部 66 潤滑球

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に景品を収容可能な景品容器であっ
    て、 底面外側に設けられた凹嵌部と、 上記凹嵌部の下縁の径を狭める狭部と、 上記狭部を弾性変形させて前記凹嵌部に挿入される潤滑
    球とを有するとともに、 前記凹嵌部の上下方向の内法は、上記潤滑球の直径より
    短いことを特徴とする景品容器。
  2. 【請求項2】 円筒形の外形を有するとともに、 前記凹嵌部は底面の中央に設けられることを特徴とする
    請求項1記載の景品容器。
JP2000213592A 2000-07-14 2000-07-14 景品容器 Withdrawn JP2002028365A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200479271Y1 (ko) * 2014-07-07 2016-01-11 김상일 경품뽑기 게임기용 경품거치대

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