JP2002028299A - パチンコ遊技機の釘間隔測定機、それを用いたパチンコ遊技機管理システム、及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

パチンコ遊技機の釘間隔測定機、それを用いたパチンコ遊技機管理システム、及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体

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JP2002028299A
JP2002028299A JP2000211867A JP2000211867A JP2002028299A JP 2002028299 A JP2002028299 A JP 2002028299A JP 2000211867 A JP2000211867 A JP 2000211867A JP 2000211867 A JP2000211867 A JP 2000211867A JP 2002028299 A JP2002028299 A JP 2002028299A
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interval
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pachinko gaming
gaming machine
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JP2000211867A
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English (en)
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Mitsuo Shiraishi
光男 白石
Akira Yoyogi
晃 代々城
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3Stone Co Ltd
Original Assignee
3Stone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 釘間隔の測定と調整を、容易、正確に行う釘
間隔測定機を提供する。 【解決手段】 釘間隔測定機Aは、ケースと、ケースか
ら突出する第1アーム110及び第2アーム120を持
つ。第1アーム110はケースに固定され、第2アーム
120は図中X方向に平行移動自在とされる。ケース内
には、第1アーム110と第2アーム120の間隔を測
定する間隔検出部がある。ケース外には、ねじ孔131
Aで支持のねじ棒133がある。ねじ棒133を回転さ
せると図中X方向に移動して、ねじ棒133の係止アー
ム104と当接する一端位置が変化する。釘間測定の際
は、ねじ棒133を第1アーム110側に寄せ、第2ア
ームの可動範囲を大きくする。釘間調整を行う際は、ね
じ棒133を逆方向に所定量動かし、係止アーム104
が所定位置より第1アーム110側に移動しないように
し、第2アーム120が第1アーム110側へ一定距離
以上近づかないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機の
盤面に多数立設された釘の間隔を測定する技術、及び釘
の間隔を調整するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機を管理する際に、盤面に
立設された釘の間隔を調整することは極めて重要であ
る。広く知られているように、天釘を初めとする盤面に
立設された釘の間隔を調整することにより、パチンコ遊
技機の出玉量を増減させられるようになる。従って、パ
チンコ遊技機の釘間調整には細心の注意が支払われてい
る。
【0003】パチンコ遊技機の釘間調整を行うにあたっ
ては、以下のことが必要となる。まず、第1に、釘間調
整の必要性の有無を知るため、現在の釘の間隔を正確に
測定することが必要となる。第2に、釘間調整の必要が
ある場合には、所望の間隔に合わせるように、正確に釘
間隔を調整することが必要となる。
【0004】上述の第1の目的を達するため、従来は、
実公平4−46152号や特開平8−103536号な
どに開示の釘間隔測定機が用いられている。これら釘間
隔測定機は、略棒状に形成されていると共に、その少な
くとも一方が平行移動自在とされることで、その間隔を
可変とされた一対のアームと、当該一対のアームの間隔
を検出する間隔検出手段と、を備えるものとして構成さ
れるのが通常である。そして、一対のアームを2本の釘
に沿わせ、その時点におけるアーム間の距離を間隔検出
手段で検出することにより、釘の間隔を測定するように
なっている。一方、上述の第2の目的を達するため、従
来は、先端に所定の直径の玉が着いた複数本の棒を用い
ている。これを用いた釘の間隔の調整は、以下のように
行っている。まず、所望の大きさの玉がついた棒をその
中から選択する。次に、その棒の先端についた玉を2本
の釘の間に入れ込み、玉の直径に合致するようにして両
側から釘を挟んで力を加える。このようにして、盤面に
対する釘の傾斜を変化させることにより、釘の間隔の調
整を行っている。
【0005】つまり、従来の釘間隔の調整には、2つの
道具が用いられている。上述の如き器具を用いても、釘
間隔の調整を行えるものの、複数の道具を用いることに
よる煩雑さは否定できない。また、上述の棒は、それを
使いこなすにあたり技術が必要であり、また棒の本数に
よって、間隔の大小の刻みにも限界が生じるため所望の
釘間の間隔を所望のものとするのは困難である。このよ
うな現状を踏まえ、熟練のない者でも釘間隔の調整を容
易、且つ正確に行えるようにするための技術が望まれて
いる。
【0006】また、もし、釘間隔の調整を容易、且つ正
確に行えるようになれば、釘間隔のデータを利用して、
各パチンコ遊技機毎の出玉管理だけでなく、パチンコホ
ールにあるパチンコ遊技機全体の出玉管理を行えるよう
になる。かかるパチンコホール全体の出玉管理について
のデータを取れれば、パチンコホールの運営において非
常に有用である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術に
おける上述の問題点を解決せんとするものであり、釘間
隔の測定と釘間隔の調整との双方を、容易且つ正確に行
えるようにするための技術を提供することをその課題と
している。本発明は、また、かかる技術により得られた
パチンコ遊技機の釘間隔についてのデータをそのパチン
コホール内の複数のパチンコ遊技機についての統括的な
データとし、パチンコホールにとって有用なデータベー
スを構築するための技術を提供することをその課題とし
ている。
【0008】
【課題を解決しようとするための手段】以上の課題を解
決するために、本願出願人は、以下の釘間隔測定機を提
案する。即ち、略棒状に形成されていると共に、その少
なくとも一方が平行移動自在とされることで、その間隔
を可変とされた一対のアームと、当該一対のアームの間
隔を検出する間隔検出手段と、前記平行移動の方向の所
望位置に位置決め可能とされており、前記アームのうち
平行移動自在とされたものの少なくとも一方と当接する
ことで、当該一対のアームの間隔が所定の間隔よりも狭
くならないようにするストッパ手段と、を備えてなるパ
チンコ遊技機の釘間隔測定機がそれである。また、ケー
スと、前記ケースからその先端が突出すると共に、前記
ケースに固定されている、略棒状に形成の第1アーム
と、前記ケースからその先端が突出すると共に、平行移
動自在とされており、前記第1アームとの間隔を可変と
されている、略棒状に形成の第2アームと、前記第1ア
ームと前記第2アームとの間隔を検出する間隔検出手段
と、前記平行移動の方向の所望位置に位置決め可能とさ
れており、前記第2アームの前記第1アームと対向する
側に当接することで、前記第2アームと前記第1アーム
の間隔が所定の間隔よりも狭くならないようにするスト
ッパ手段と、を備えてなるパチンコ遊技機の釘間隔測定
機がそれである。
【0009】これらパチンコ遊技機の釘間隔測定機は共
に、一対のアームを供えており、且つこれらアームの間
隔を検出する間隔検出手段を備えている。従って、本発
明による釘間隔測定機は、従来の釘間隔測定機と同様
に、所定の2本の釘の間隔を測定できるようなものとな
る。また、これらパチンコ遊技機の釘間隔測定機は共
に、一対のアームを供えており、且つこれらアーム間の
距離が狭まるのを防止するストッパ手段を備えている。
このストッパの存在により、両アームの外側(本明細書
では、両アームにおける互いに対向する部分を『アーム
の内側』と、両アームのうち『アームの内側』と反対側
の部分を『アームの外側』と、それぞれ呼ぶこととす
る。)は、ストッパ手段の操作によって定められた一定
の距離よりも縮まらなくなる。そこで、両アームの外側
の距離の最低限をストッパ手段の操作により制限した状
態で、両アームを2本の釘の間に入れ込んでやること
で、釘間隔の調整を行うことができる。つまり、2本の
釘に添うようにして両アームを釘間に入れ込んでやり、
その状態で釘の間隔を狭めるようにして力を加えるか、
或いは、2本の釘の幅が狭かった場合には、力を加えて
両アームを2本の釘の間に押し込んでやれば、両アーム
の外側の間隔に合うように、2本の釘の間隔が決定され
る。このようにして、盤面に対する釘の傾斜を変化させ
ることにより、釘の間隔の調整が行える。つまり、本発
明による釘間隔測定機によれば、釘間隔の測定と釘間隔
の調整との双方を行えるようになる。また、この釘間隔
測定機では、ストッパ手段を用いることにより行う両ア
ームの最低限の間隔の設定を、その設定した間隔がどの
くらいの幅になっているのかを間隔検出手段の測定結果
に基づいて確認しながら行うことができる。従って、こ
の釘間隔測定機によれば、容易、且つ正確な釘間調整が
可能である。また、従来の器具と異なり、無段階での釘
間隔の調節も可能となり得る。
【0010】本発明による釘間隔測定機における間隔検
出手段は、一対のアームの間隔を検出することができれ
ばその構成を問わないが、一対のアーム(例えば第1ア
ームと第2アーム)の間隔を電気的に検出し、当該間隔
についての間隔信号を生成するようになっているものと
することができる。釘間隔の正確な測定と、釘間隔の正
確な調整とを熟練なしに行えるようにするために有用で
ある。
【0011】本発明による釘間隔測定機は、前記間隔信
号に基づいて、一対のアームの間隔を表示する表示手段
を備えるものとすることができる。このような表示手段
を備えていれば、釘の間隔を測定する際や、釘の間隔を
調整するために一対のアームの間隔の最低限を設定する
際に、その時点におけるアームの間隔を確認できるよう
になる。ここで、表示手段は、例えば数値を用いて、視
覚的に、一対のアームの間隔を表示するものとできる。
このような表示を行うことで、アームの間隔の確認を直
感的に行えるようになる。表示手段はどこに設けられて
いても構わないが、例えば、ケースに設けることができ
る。
【0012】ストッパ手段の構成は、アームが平行移動
する方向の所望位置に位置決め可能とされており、アー
ムのうち平行移動自在とされたもの(両アームが平行移
動自在であれば、その少なくとも一方)と当接すること
で、当該一対のアームの間隔が所定の間隔よりも狭くな
らないようにすることができればどのようなものでもよ
い。例えば、一対のアーム先端のいずれか一方にねじ孔
を穿設し、そこにねじを螺合させ、そのねじの突出して
いる部分が他方のアームの内側に当接するようにするこ
とでストッパ手段を構成することができる。つまり、ね
じのねじ込み度合いを変化させることで、上述のねじ孔
からのねじの突出量を変化させ、突出したねじの先端よ
りも上記他方のアームが上記一方のアームに近づかない
ようにすることで、一対のアームの間隔が所定の間隔よ
りも狭くならないようにすることができる。ケースを備
える場合、ストッパ手段を、例えば以下のように構成で
きる。即ち、前記第2アームは、前記ケースからその基
端が突出するようになっており、且つ前記ストッパ手段
は、前記ケースから突出する前記第2アームの前記基端
に当接するようになっているパチンコ遊技機の釘間隔測
定機である。これは、ケースを挟んでアームの先端及び
後端が突出するような構成としたものである。比較的簡
単な構造となる。この場合におけるケースには、前記平
行移動の方向に穿設され、且つその内周面にねじ切りが
なされてなるねじ孔を設けることができ、前記ストッパ
手段は、その外周面にねじ切りがなされており、前記ね
じ孔に螺合されている所定長さのねじ棒を含むものとで
きる。そして、前記ねじ棒を回転させることで、前記ね
じ棒の一端位置を、前記第2アームの基端が平行移動を
行う移動線上の所望位置に位置決めし、当該ねじ棒の一
端が、前記第2アームの基端の第1アームと対向する側
に当接するようにすることで、前記第2アームと前記第
1アームの間隔が所定の間隔よりも狭くならないように
することができる。もっとも、ストッパ手段の構成は適
宜選択できる。
【0013】本発明の釘間隔測定機は、また、一のパチ
ンコ遊戯機を他のパチンコ遊技機から識別する識別情報
を入力するための入力手段と、前記識別情報についての
識別信号及び前記間隔信号を外部へ出力する出力端子を
備えてなるものとすることができる。このような出力端
子を備える釘間隔測定機であれば、間隔信号の有効利用
を図れるようになる。例えば、そのパチンコホール内の
複数のパチンコ遊技機についての釘間隔に関する統括的
なデータベースを構築することが可能となる。尚、上述
の入力手段は、パチンコ遊技機の識別のための識別情報
のみならず、一台のパチンコ遊技機の中での一の釘間隔
位置(2本の釘により特定される釘間隔の位置を意味す
る。例えば番号を予め付しておくことにより定められ
る。)を、他の釘間隔位置から識別するための識別情報
をも入力できるようにしたものとすることができる。パ
チンコ遊技機の中には、出玉に大きな影響のある釘とそ
うでない釘とが混在して設けられている。従って、どの
釘間隔がどの程度の広さになっているかということが重
要となる。従って、かかる釘間隔位置についての識別情
報を入力手段を介して入力すると共に、その識別情報に
ついての識別信号をも含むようにして、パチンコ遊技機
の識別情報の識別信号と共に外部へと送るようにするこ
とで、よりきめの細かいデータベースを構築できるよう
になる。
【0014】かかるデータベースを構築するためのパチ
ンコ遊技機の管理システムは、例えば、以下のようなも
のである。即ち、上述の如き出力端子を有するパチンコ
遊技機の釘間隔測定機と、その釘間隔測定機から、前記
出力端子を介して前記識別信号及び前記間隔信号を受け
付ける受け付け手段、受け付けた識別信号及び当該間隔
信号に基づいて、各パチンコ遊技機毎の所定の釘の間隔
についての情報を所定の記録媒体に記録する記録手段、
を有するコンピュータと、を含んで構成されるパチンコ
遊技機の管理システムである。尚、上述の入力手段を、
他の釘間隔位置から識別するための識別情報をも入力で
きるようにしたものとした場合には、コンピュータは、
かかる識別情報についての識別信号をも釘間測定機から
受付けることになる。この場合には、上記記録手段は、
各パチンコ遊技機毎の所定の釘の間隔についての情報
を、そのパチンコ遊技機中の釘間位置の情報と関連付け
て所定の記録媒体に記録するものとできる。
【0015】この管理システムにおいて使用されるパチ
ンコ遊技機の管理システムのコンピュータは、例えば、
以下のようなものである。即ち、上述の如き出力端子を
有するパチンコ遊技機の釘間隔測定機から、前記出力端
子を介して前記識別信号及び前記間隔信号を受け付ける
受け付け手段と、受け付けた識別信号及び当該間隔信号
に基づいて、各パチンコ遊技機毎の所定の釘の間隔につ
いての情報を所定の記録媒体に記録する記録手段と、を
有するパチンコ遊技機の管理システムコンピュータであ
る。このコンピュータは、前記記録媒体に記録された前
記情報に基づいて、当該パチンコ遊技機における釘の間
隔についての情報を各パチンコ遊技機毎に表示できる表
示出力手段を備えてなるものとすることができる。この
ようにすれば、上記情報の直感的な理解を可能ならしめ
て、かかる情報のパチンコホールでの有効利用を促進で
きるようになる。コンピュータが、釘間隔位置について
の識別情報についての識別信号をも釘間測定機から受付
けるものとなっており、記録手段が、各パチンコ遊技機
毎の所定の釘の間隔についての情報を、そのパチンコ遊
技機中の釘間位置の情報と関連付けて所定の記録媒体に
記録するものとなっている場合には、上述の表示出力手
段は、釘の間隔についての情報を、各パチンコ遊技機と
関連付けるのみならず、各パチンコ遊技機中の釘間位置
と関連付けて表示できるようなものとすることができ
る。
【0016】この管理システムは、以下のような方法を
実行することによっても実施できる。例えば、上述の如
き出力端子を有するパチンコ遊技機の釘間隔測定機か
ら、前記出力端子を介して前記識別信号及び前記間隔信
号を受け付ける制御手段を有しているコンピュータにて
実行される方法であって、前記制御手段が、前記釘間隔
測定機から、前記識別信号及び前記間隔信号を受け付け
る過程と、当該識別信号及び前記間隔信号に基づいて、
各パチンコ遊技機毎の所定の釘の間隔についての情報を
所定の記録媒体に記録する過程と、を実行する、パチン
コ遊技機の管理方法である。
【0017】本発明によるコンピュータは、以下のよう
な記録媒体に記録されたプログラムコードを読み込ませ
ることで容易に生産できる。つまり、家庭用などの汎用
のコンピュータを、本件発明のコンピュータとして用い
ることも可能である。その記録媒体とは、例えば、上述
の如き出力端子を有するパチンコ遊技機の釘間隔測定機
から、前記出力端子を介して前記識別信号及び前記間隔
信号を受け付ける制御手段を有しているコンピュータ
を、パチンコ遊技機管理システムのコンピュータとして
機能させるためのプログラムコードが、コンピュータ可
読の形態で記録されている記録媒体であって、前記プロ
グラムコードが、前記制御手段に、前記釘間隔測定機か
ら、前記識別信号及び前記間隔信号を受け付ける過程、
当該識別信号及び前記間隔信号に基づいて、各パチンコ
遊技機毎の所定の釘の間隔についての情報を所定の記録
媒体に記録する過程、を実行させるものである、記録媒
体である。
【0018】かかる記録媒体に記録されるプログラムコ
ードは、例えば以下のようなものである。即ち、上述の
如き出力端子を有するパチンコ遊技機の釘間隔測定機か
ら、前記出力端子を介して前記識別信号及び前記間隔信
号を受け付ける制御手段を有しているコンピュータを、
パチンコ遊技機管理システムのコンピュータとして機能
させるためのプログラムコードであって、前記制御手段
に、前記釘間隔測定機から、前記識別信号及び前記間隔
信号を受け付ける過程、当該識別信号及び前記間隔信号
に基づいて、各パチンコ遊技機毎の所定の釘の間隔につ
いての情報を所定の記録媒体に記録する過程、を実行さ
せるものであり、所定の記録媒体にコンピュータ可読の
形態で記録されているプログラムコードである。尚、本
発明でいう「プログラムコード」には、プログラムのみ
ならず、そのプログラムを実行するために必要なデータ
やパラメータその他のディジタル情報をも含むものとす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。先ず、本発明に係るパチンコ遊技機の釘間隔測定機
についての好ましい一実施形態につき説明する。次い
で、本発明に係るパチンコ遊技機の管理システムの好ま
しい一実施形態につき説明する。
【0020】この実施形態におけるパチンコ遊技機の釘
間隔測定機Aは、図1ないし図6に示した如きものであ
る。
【0021】この釘間隔測定機Aは、ケース10に種々
の部品を内蔵して構成されている。ケース10は、収納
箱100と、蓋体200とを含んで構成されている。収
納箱100は略直方体形状とされており、部品収納用の
凹部を備えている。収納箱100の長辺には、2つの切
欠部101A及び101Bが設けられている。蓋体20
0は、収納箱100の凹部開口を閉じるものであり、図
示せぬビスにより収納箱100の開口に固定されるよう
になっている。
【0022】ケース10は、それからその先端が突出す
る第1アーム110及び第2アーム120を備えてい
る。第1アーム110は、収納箱100の一方の長辺の
途中から、該長辺に対して略垂直に延設されている。従
って、第1アーム110は、収納箱100に対して固定
されている。第1アーム110は、例えば図2に示した
ように構成することができる。この第1アーム110
は、略棒状に形成されたアーム体111を備えており、
その先端に当接部112を取付けてなる。アーム体11
1の先端には内に向かって幅広となる溝である嵌合溝1
11Aが設けられている。当接部112は、その先端
に、球面の一部により構成された曲面部112Aを備え
ており、その基端に、先に向かって幅広となる形状とさ
れた断面台形状の突出部112Bを備えている。突出部
112Bは、嵌合溝111Aの断面形状と対応する断面
形状を有している。そして、溝の方向に沿って嵌合溝1
11Aへ挿入されることで抜け止めされた突出部112
Bを介して、当接部112はアーム体111に固定され
ている。また、アーム体111の先端には、第1アーム
110の外側(第2アーム120と対向する側(『第1
アーム110の内側』)の逆側の意。)へ向かって延設
された直方体形状の係止片113が、アーム体111と
一体的に設けられている。この係止片113の存在によ
って、アーム体111先端の外側面である垂直当接面V
fと、これと垂直な係止片113の平行当接面Pfとが
隣接して形成される。尚、かならずしも必要はないが、
上述の垂直当接面Vf及び平行当接面Pfには、接触子
114を取付けても良い。かかる接触子114を取付け
た第1アーム110の例を図3で示す。この図で示した
接触子114は、扁平な略かまぼこ形状に形成されてい
る。
【0023】第2アーム120は、その先端部の構成に
おいて、上述の第1アーム110と略同様とされてい
る。第2アーム120の先端部は、第1アーム110の
鏡像となるようにして第1アーム110と対称に構成さ
れている。第2アーム120は、その内側(第1アーム
110と対向する側の意。)の面が第1アーム110の
内側の面と平行となるようにされており、収納箱100
の一方の長辺に設けられた切欠部101Aから、該長辺
に対して略垂直に突出されている。第2アーム120
は、収納箱100の中に内蔵された後述のスライド体1
02にその基端部を固定されており、図1中のX方向に
平行移動できるようになっている。つまり、第2アーム
120は、第1アーム110との間隔を可変とされてい
る。第2アーム120も、略棒状に形成されたアーム体
121を備えており、その先端に当接部122を取付け
てなる。アーム体121、当接部122の形状は、鏡像
の如くなっていることを除けば第1アーム110と変わ
らない。アーム体121の先端には嵌合溝が設けられて
いる。当接部122は、その先端に曲面部122Aを備
えており、その基端に突出部を備えている。突出部12
2Bは、嵌合溝121Aの形状と対応させられており、
その溝の方向に沿って突出部を嵌合溝121Aへ挿入す
ることにより、当接部122のアーム体121への固定
をなす。アーム体121の先端には、第2アーム120
の外側へ向かって延設された直方体形状の係止片123
が設けられている。この係止片123の存在により、ア
ーム体121先端の外側面である垂直面と、これと垂直
な係止片113の平行当接面とが隣接して形成される。
尚、かならずしも必要はないが、垂直面及び平行当接面
には、第1アーム110について説明したのと同様の接
触子を取付けても良い。
【0024】収納箱110の凹部には、先述のスライド
体102、スライド板103、係止アーム104及び間
隔検出部が収納されている。スライド体102は、断面
コの字状の略直方体形状に形成されており、その幅(短
辺方向の長さ)が、収納箱110凹部の幅と対応するよ
うになっている。従って、スライド体102は、図1中
X方向に、ガタなく平行移動できるようになっている。
スライド体102の平行移動に追従して、第2アーム1
20は平行移動を行うようになっている。スライド板1
03は、薄板状に形成されており、略コの字状に形成さ
れたスライド体102の窪みに嵌め込まれている。スラ
イド板103は、スライド体102に固定的に嵌めこま
れており、スライド体102の平行移動に追従して平行
移動を行うようになっている。係止アーム104は、ス
ライド板103の一端側に取付けられている。スライド
板103は、その端部が切欠部101Bから露出するよ
うな長さに形成されている。第2アーム120は、スラ
イド体102及びスライド板103を介して係止アーム
104と固定されており、係止アーム104の端部がケ
ース10から露出することで、実質的にその基端がケー
ス10から突出するようになっている。間隔検出部は、
本発明の間隔検出手段に相当するものであり、第1アー
ム110及び第2アーム120の間隔を検出し、後述の
間隔信号を生成するようになっている。これには限られ
ないが、この実施形態の間隔検出部は、第1アーム11
0及び第2アーム120の間隔を電気的に検出し、当該
間隔についての間隔信号を生成するようになっている。
間隔検出部は、例えば、図9に示したように構成するこ
とができる。この実施形態における間隔検出部は、スラ
イド体102の下側(収納箱110の凹部底面に臨む
側)に、小間隔を空けて連続的に配された受信電極51
0と、それと対面するようにして設けられた収納箱11
0の底部に固定の複数の検出電極520とを含んで、例
えばプリント基板により構成されている。受信電極51
0のそばには、櫛歯状に突出した多数の凸部511Aを
有しており、その凸部511Aを受信電極510と受信
電極510の間の間隙に挿入した状態で配される絶縁用
シールド511が設けられている。絶縁用シールド51
1は、スライド体102の下側に固定的に取付けられて
いる。検出電極520は、受信電極510との間に、微
小の間隙を形成するようにして対向的に配置されてい
る。これにより、検出電極520と受信電極510との
間には、所定静電容量のコンデンサが形成されている。
この例の検出電極520は合計20個であり、0°、9
0°、180°、270°と位相を90°ずつずらした
駆動電極で駆動される電極を、順に配して構成されてい
る。検出電極520は、制御部310からの駆動信号に
より駆動されるようになっている。スライド体102が
移動すると、検出電極520が移動する。それに伴っ
て、検出電極520と受信電極510との間に形成され
たコンデンサの静電容量が変化する。制御部320は、
この静電容量の変化をそれぞれの検出電極520ごとに
検出して、所定の基準点からの検出電極520の移動距
離を検出する。これにより、制御部320は、スライド
体102の位置を、ひいては、第1アーム110と第2
アーム120の間隔を検出する。このデータは、表示部
210中の図示せぬ表示部駆動部に送られ表示部210
に第1アーム110と第2アーム120の間隔を表示す
るのに用いられたり、出力端子230に送られ外部へ出
力されたりするようになっている。尚、間隔検出部は、
第1アーム110、第2アーム120の中心同士の距離
を測定するようになっていてもよく、内側同士の距離を
測定するようになっていてもよく、外側同士の距離を測
定するようになっていてもよい。また、これらのうちの
複数を、選択的に測定できるようになっていてもよい。
この例の間隔検出部では、スライド体102の下側に受
信電極510及び絶縁シールドを、また、収納箱110
の底部に検出電極520をそれぞれ設けているが、スラ
イド板103の上側に受信電極510及び絶縁シールド
を、また、蓋体200の裏側に検出電極520をそれぞ
れ設けることもできる。
【0025】ケース10には、本発明のストッパ手段を
構成するストッパ部130が設けられている。ストッパ
部130は、ケース10から突出して設けられた第1支
持部131、第2支持部132と、ねじ棒133と、円
盤体134とを組み合わせて構成されている。第1支持
部131及び第2支持部132は共に、図1で示したX
方向に沿うようにして略円筒形状に形成されており、且
つ内周面にねじ切りのされたX方向に沿うねじ孔131
A、131Bを穿設されている。これらねじ孔131
A、131Bは共に、第1支持部131及び第2支持部
132をそれぞれ貫通するようにして設けられている。
ねじ棒133は、円筒形状に形成されており、且つその
外周面にねじ切りがなされている。ねじ棒133は、上
述のねじ孔131A、131Bに螺合され支持されてい
る。円盤体134は、ねじ棒133の径に合う孔が穿設
された円盤であり、ねじ棒133の所定位置に固定的に
取付けられている。円盤体134は、ねじ棒133を回
転させる際に要する力を小さくさせるためのものであ
り、これを回転させることにより、ねじ棒133を回転
させられるようになっている。ねじ棒133は、その回
転の程度により図1中のX方向に平行移動を行う。従っ
て、ねじ棒133は、その回転量を適宜に変化させるこ
とにより、その一端(係止アーム104側)位置を適宜
に位置決めできるようになっている。係止アーム104
は、ねじ棒133の一端と当接が生じるため、上記一端
位置よりも第1アーム110側に平行移動することがで
きなくなる。つまり、この係止アーム104と、スライ
ド板103及びスライド体102を介して固定されてい
る第2アーム120は、係止アーム104が規制を受け
ない範囲でしか、X方向での平行移動を行えなくなる。
従って、係止アーム104の移動範囲をねじ棒133に
て規制することで、第2アーム120が一定の距離以
上、第1アーム110に近づけなくなる。換言すれば、
第2アーム120と第1アーム110の間隔が所定の間
隔よりも狭くならなくなる
【0026】蓋体200には、例えば液晶板により構成
される表示部210と、所定の操作子220とが設けら
れている。この表示部210は、本発明の表示手段に相
当するものであり、間隔検出部が生成した上述の間隔信
号に基づいて、第1アーム110、第2アーム120間
の間隔を表示するようになっている。この表示は、例え
ば数値により行うことができる。操作子220は、本発
明の入力手段に相当するものであり、一のパチンコ遊戯
機を他のパチンコ遊技機から識別する識別情報を入力す
ることができるようになっている。操作子220は、例
えば、パチンコ遊技機に所定の管理ナンバーが振られて
いる場合には、当該管理ナンバーを入力できるようにさ
れる。また、蓋体には出力端子230が設けられてい
る。出力端子230は、識別情報及び上述の間隔信号を
外部へ出力できるようになっている。尚、図示を省略す
るが、蓋体200の裏側には制御部が設けられており、
間隔信号や識別情報の外部への出力の制御はこの制御部
が行う。また、表示部210の表示の管理もこの制御部
が行うようになっている。
【0027】この釘間隔測定機Aの電気的側面からの構
成図を図4に示す。図4で示したように、間隔検出部3
10からの間隔信号及び、操作子220からの識別情報
が制御部320へと入力されるようになっており、これ
に基づいて、制御部320は、出力端子230からの出
力を制御するようになっている。また、表示部210の
表示は、制御部320の制御下で行われるようになって
いる。尚、上述のように、間隔検出部310が、第1ア
ーム110及び第2アーム120の間隔に関して複数通
りの検出を行えるようになっている場合には、その制御
もこの制御部320が行うようにすることができる。そ
の際における、検出方法の切換えに必要な情報の入力
は、例えば、上述の操作子220により行うようにする
ことができる。
【0028】この釘間隔測定機Aの使用法を図5及び図
6を参照して説明する。この釘間隔測定機Aは、釘間隔
の測定と、釘間隔の調整の2通りに使用できる。以下、
両者について順に説明する。
【0029】釘間隔の測定は、図5に示したように、遊
技機の盤面Bから立設された多数の釘Kのうち間隔を測
定する対象となる2本の釘Kに第1アーム110及び第
2アーム120を沿わせた状態で行う。尚、図5では、
蓋体200の図示を省略している。釘間隔の測定を行う
場合には、円盤体134を回転させて、ねじ棒133の
上記一端がなるべく第2支持部132に近づくようにす
るとよい。釘間の測定を行う場合、第1アーム110又
は第2アーム120の外側を測定対象となる釘Kの内側
にそれぞれ当接させる。この際、外側面を当接させる側
のアームの垂直当接面Vf及び平行当接面Pfの両者を
釘Kに当接させるようにするのが好ましい。また、測定
を行う際には、両当接部112、122の先端の曲面部
を盤面Bに当接させるようにするのが良い。このように
することで、第1アーム110及び第2アーム120の
それぞれにおいて、3点支持を行えるようになる。これ
により、第1アーム110及び第2アーム120のぶれ
を抑制できるようになるので、測定誤差を抑えられるよ
うになる。この実施形態の釘間隔測定機Aにおいて、第
1アーム110と第2アーム120の間隔は、上述の間
隔検出部310により常に測定されている。尚、この実
施形態では、間隔検出部310は、第1アーム110の
外側から第2アーム120の外側までの距離を測定する
ようになっている。間隔検出部310で生成された間隔
信号は制御部320へ送られる。これを受け付けた制御
部320の制御下で、第1アーム110と第2アーム1
20のその時点における間隔が表示部210に表示され
る。第1アーム110と第2アーム120の間隔がこれ
以上広がらないような状態で、第1アーム110と第2
アーム120の間隔を表示部210の表示から読めば、
それは第1アーム110と第2アーム120の正確な間
隔となる。
【0030】釘間隔の調整を行う際には、まず、円盤体
134を回転させて、ねじ棒133の上記一端の位置を
適宜な位置に位置決めすることで、第1アーム110と
第2アーム120の最低限の間隔を決定する。第1アー
ム110と第2アーム120の間隔は、上述のように、
間隔検出部310により常に測定されている。従って、
間隔検出部310が生成した間隔信号を受け付けた制御
部320の制御下で、第1アーム110と第2アーム1
20のその時点における間隔は、常に表示部210に表
示されている。従って、円盤体134を回転させてねじ
棒133の一端位置を位置決めしつつ、そこに係止アー
ム140が当接させれば、そのねじ棒133の一端位置
に対応した第1アーム110と第2アーム120の間隔
が間隔検出部310にて測定され、表示部210に表示
されることになる。この表示を読むことで、その時点に
おける第1アーム110と第2アーム120の最低限の
間隔を知ることができる。この最低限の間隔が、調整対
象となる釘Kの好ましい間隔と一致するまで円盤体13
4を回転させ、ねじ棒133の一端位置を位置決めす
る。このようにして、第1アーム110と第2アーム1
20の最低限の間隔を決定した後に釘間隔の調整を行
う。釘間隔の調整は、図6に示したように、遊技機の盤
面Bから立設された多数の釘Kのうち間隔を調整する対
象となる2本の釘Kに第1アーム110及び第2アーム
120を沿わせた状態で行う。この場合、第1アーム1
10及び第2アーム120の外側面をそれぞれの釘Kの
内側に当接させるようにする。釘Kの間隔が意図する間
隔よりも狭い場合には、力を入れて釘Kの間隔を広げ
る。第1アーム110と第2アーム120の間隔は、上
述したように、一定以上は狭まらないようになってい
る。従って、力を入れて外側面を当接させながら第1ア
ーム110及び第2アーム120を2本の釘Kの間に入
れ込むことによって、釘の間隔が押し広げられる。第1
アーム110及び第2アーム120を2本の釘Kの間に
入れ込む際には、両アームの垂直当接面Pf及び平行当
接面Pfをそれぞれ釘Kに当接させるのがよい。また、
第1アーム110及び第2アーム120は、両当接部1
12、122の先端の曲面部が盤面に当接するまで釘K
の間に入れ込むようにする。このようにすれば、釘K間
隔の正確な調整を行い易くなる。このようにして広げら
れた釘Kの間隔は、最低限として決定した第1アーム1
10と第2アーム120の間隔に合っている。一方、釘
Kの間隔が意図する間隔よりも広い場合には、第1アー
ム110と第2アーム120の間隔はまだ狭められる状
態にある。つまり、第1アーム110及び第2アーム1
20の両外側と、2本の釘Kの内側との間には幾らかの
遊びを作ることができる状態となっている。この遊びが
なくなるまで、両釘Kの間隔を狭めれば、両釘Kの間隔
は、最低限として決定した第1アーム110と第2アー
ム120の間隔と合う。この作業を行う場合には、両ア
ームの垂直当接面Vf及び平行当接面Pfをそれぞれ釘
Kに当接させると共に、第1アーム110及び第2アー
ム120を、両当接部112、122の先端の曲面部が
盤面に当接させておくことができる。尚、上述の作業を
行う際に、係止片113、123が邪魔にならないよう
にするには、図6に示したように、釘間隔測定機Aを裏
返しにして用いるとよい。
【0031】次に、第1アーム110及び第2アーム1
20の変形例について説明する。第1アーム110及び
第2アーム120は、例えば図10及び図11に示した
ように構成することができる。この第1アーム110及
び第2アーム120は、略棒状に形成されたアーム体1
101、1201を備えており、その先端に当接部11
02、1202を取付けてなる。当接部1102、12
02の先端は、球面の一部により構成されている。当接
部1102、1202の先端には、図示せぬ小孔が貫通
的に穿設されている。そして、第1アーム110及び第
2アーム120の先端に穿設された図示せぬねじ孔にボ
ルト1107、1207を螺合させ、これにより、当接
部1102、1202を、第1アーム110及び第2ア
ーム120の先端にそれぞれ固定している。また、アー
ム体1101、1201の先端には、第1アーム110
及び第2アーム120の外側(他方のアームと対向する
側(アーム110の内側)の逆側の意。)へ向かって延
設された羽状の係止片1103、1203が設けられて
いる。これら係止片1103、1203は、アーム体1
101、1201と一体に構成されている。この係止片
1103、1203の存在によって、アーム体110
1、1201先端の外側面である垂直当接面Vfと、こ
れと垂直な係止片13の平行当接面Pfとが隣接して形
成される。係止片1103、1203は、アームの先端
から所定距離離れた測定位置に対応する測定位置部分に
形成されている。かならずしも必要はないが、この実施
形態による釘間測定機の垂直当接面Vf及び平行当接面
Pfにはそれぞれ、垂直当接面接触子1104、120
4及び平行当接面接触子1105、1205がそれぞれ
設けられている。垂直当接面接触子1104、1204
及び平行当接面接触子1105、1205は共に、扁平
な略鞍型に形成され、釘と接触させる曲面部を有してい
る。平行当接面接触子1104、1204の第1アーム
110、第2アーム120の長手方向に沿う断面は、第
1アーム110、第2アーム120が、セル板Bの盤面
に当接している当接部1102、1202の先端を中心
とする回転運動を行った場合でも、釘K内部の長さ方向
に沿う中心線が、前記測定位置上に保持されるような曲
線となるような曲面になっている、
【0032】この実施形態における両アーム体110
1、1201の係止片1103、1203から遠い側の
面には、必ずしも必要ではないが、図11に示した如き
凹部1106、1206が設けられている。凹部110
6、1206は、両アーム体1101、1201の互い
に対応する位置に設けられている。凹部1106、12
06は、両アーム体1101、1201の内側面に対し
て開口しており、その開口は対向状態にある。第1アー
ム110のアーム体1101に設けられた凹部1106
の内部には、ナットNuが、固定的に取付けられてい
る。このナットNuは、その図示を省略のねじ孔を、第
2アーム120のアーム体1201に設けられた凹部1
206に臨ませる向きで配されている。このナットNu
のねじ孔には、ボルトBoが螺合させられている。この
ボルトBoの頭部は、第2アーム120のアーム体12
01に設けられた凹部1206に挿入可能な径とされて
いる。ボルトBoは、それを回転させることでナットN
uのねじ孔に対して進退自在とされており、これによ
り、第1アーム110のアーム体1101からの突出長
さを可変とされている。尚、第1アーム110のアーム
体1101ではなく、第2アーム120のアーム体12
01に上述の如きボルトBo及びナットNuを設けるこ
ともできる。
【0033】かかる変形例による第1アーム110、第
2アーム120を採用すれば、以下のような効果を生じ
る。即ち、釘間隔の測定を行っている際に、第1アーム
110、第2アーム120は、手ぶれにより、当接部1
102、1202の先端を中心とする回転運動を行う場
合がある。釘Kは盤面Bに対して垂直に立っているわけ
ではないので、かかる回転運動が生じると、釘の間隔を
正確に測定できなくなる。しかしながら、かかる回転運
動を行う場合でも、平行当接面接触子1104、120
4の形状が上述のようになっているので、釘K内部の長
さ方向に沿う中心線が、盤面Bから所定距離離れた部分
に予め設定された測定位置上に存在することになる。従
って、測定位置における釘K間距離を正確に測定できる
ようになる。釘K間の距離を正確に測定するための原理
を図12に示す。図12中Kは釘であり、Cは釘Kの長
さ方向に沿った中心線を表す。Fは基準位置となる平面
であり、P0は、第1アーム110及び第2アーム12
0が盤面Bに対して垂直となっているときにおける、基
準位置Fと釘Kの中心線Cの交点を示す。釘K0、中心
線C0は、第1アーム110及び第2アーム120が盤
面Bに対して垂直となっている場合の釘K及び中心線C
0を示すものである。また、釘K1、中心線C1は、第
1アーム110及び第2アーム120が盤面Bに対して
所定角度傾いたとき(図では、第1アーム110及び第
2アーム120に対して釘が相対的に傾いたときを示し
ている)の釘K及び中心線C0を示すものである。図示
したように、釘Kが回転しても、中心線Cは上述の点P
0を通ることになる。他方の釘でも同様のことが生じ
る。従って、第1アーム110及び第2アーム120が
盤面Bに対して傾いたとしても、両釘Kの点P0を結ん
だ距離が必ず計測されることになり、測定誤差が生じな
くなる。尚、第1アーム110及び第2アーム120が
どのように傾いたとしても中心線Cが正確にP0に乗っ
ているようにするのは実際上困難である。実際に生じる
最大のずれは、釘Kと第1アーム110又は第230の
なす角度が30°程度となる場合であることを考慮すれ
ば、釘Kと第1アーム110又は第230のなす角度が
30°である場合において、中心線Cと点P0との距離
が0.1mm程度であれば実用に足る。また、同様の条
件下で、中心線Cと点P0との距離が0.05mm程度
であれば従来品よりも遥かに精度の高い測定を実現でき
るようになる。
【0034】また、変形例にかかる釘間隔測定機Aであ
れば、以下のような利点がある。釘間隔測定機で測定す
る釘間隔は、釘の間隔が玉の直径よりも常に大きくなっ
ているという特性上、玉の直径よりも必ず大きくなって
いる。このような点を考慮し、最近の釘間測定機は、両
アームの外側面の距離が玉の直径と一致する状態にアー
ムの間隔を調整すると共に、この状態を0点として設定
し、両アームの間隔がこの状態からどれだけ開いたかと
いうことに基づいて、釘間隔の測定を行うようにしてい
る。より詳述すれば、玉の直径と同じ長さを示すゲージ
を予め準備しておき、これに上述の両アームの間隔を合
わせることで0点設定を行う。ここで、釘間測定機にお
ける間隔検出部としては、アーム間隔の検出を電気的に
行うようなものが殆どである。従って、上述の0点設定
も、電気的な処理により行うことになる。しかしなが
ら、かかる0点設定は、電源を切ると無効になるので、
その度に、上述のゲージを用いて0点設定を行わねばな
らなくなる。この変形例の如きアームを採用すること
で、0点調整を簡易に行えるようになる。つまり、0点
合せは、例えば表示部210を見ながら行う。ナットN
uに螺合されているボルトBoを回転させ第1アーム1
10からのナットNuの突出長さを変化させる。そし
て、突出長さを変化させるたびに、第2アーム120を
第1アーム110の方向に移動させて表示部210を見
ることにより、第1アーム110及び第2アーム120
の最小限の間隔を所定の長さに合せる。この状態で0点
合せを行えば、次に電源を入れた際にもボルトBo、ナ
ットNuの相対関係が維持されているので、前回の使用
時とまったく同じ条件で、他の道具を用いずともすぐに
0点合せを行える。ここで、0点合せを行うボルトBo
及びナットNuは、第1アーム110及び第2アーム1
20が接近しうる最小限の距離を決定するものである点
で、上述のストッパ部130とその機能を等しくする。
但し、ストッパ部130は、玉の直径よりも大きい距離
(一般には11mm。)に上述の最小限距離を決定する
ものであり、且つ必要に応じてその距離を変更していく
ものである点で、原則として玉の直径と同一の距離に上
述の最小限距離を決定するものであり、且つ一度設定し
たら、その距離をなるべく維持しておくようにして用い
るボルトBo及びナットNuと、その使用目的を異にす
る。このように、第1アーム110及び第2アーム12
0が接近しうる最小限の距離を決定するための手段を複
数設けておくことにより、釘間隔測定機Aは様々な状況
に柔軟に対応できるものとなる。
【0035】次に、上述の釘間隔測定機を含んで構成さ
れる、パチンコ遊技機管理システムについて説明する。
このパチンコ遊技機管理システムは、図7に示したよう
に、既に説明した釘間隔測定機Aと、管理用コンピュー
タCとを含んで構成される。
【0036】管理用コンピュータCは、本発明のコンピ
ュータに相当するものであり、上述の釘間隔測定機Aの
出力端子とケーブル400を介して接続されている。か
かるケーブル400は、釘間隔測定機Aの出力端子23
0から管理用コンピュータ230へ間隔信号及び識別信
号を送るためのものである。もっとも、出力端子Cか
ら、赤外線などを用いて管理用コンピュータCへ間隔信
号及び識別信号を送れるようになっているのであれば、
このケーブル400は不要である。管理用コンピュータ
Cは、これには限られないが、家庭用等の汎用的なコン
ピュータに、本発明の記録媒体に相当する例えばCD−
ROMからなる記録媒体Mに記録された、本発明のプロ
グラムに相当するプログラムを読み込ませることにより
構成されている。管理用コンピュータCは、また、画像
表示用の所定のディスプレイ装置Dを備えている。この
ディスプレイ装置Dは、本発明の表示出力手段に相当す
るものである。
【0037】上述のプログラムを読み込ませることによ
り、この管理用コンピュータCは、図8で示した機能ブ
ロックをその内部に生成する。即ち、管理用コンピュー
タCは、受領部401、制御部402、記録部403を
備えている。
【0038】受領部401は、釘間計測機Aの出力端子
230から、ケーブル400を介して送られる間隔信号
及び識別信号を受け付けるものである。制御部402
は、本発明の制御手段に相当するものであり、受け付け
た間隔信号及び識別信号に基づく情報を、後述の記録部
403に記録するものである。制御部402は、また、
ディスプレイ装置Dの表示を制御するようになってお
り、記録部403から読み出したデータに基づいて、各
パチンコ遊技機P毎の釘間隔についてのデータをディス
プレイ装置D上に表示する機能を有している。記録部4
03は、本発明の記録媒体に相当するものであり、各パ
チンコ遊技機P毎の釘間隔についてのデータを各パチン
コ遊技機と関連付けて記録するものである。
【0039】具体的には、以下のようにしてパチンコ遊
技機Pの釘間隔についてのデータベースが作成される。
作業者は、本発明による釘間隔測定機Aを用いて、釘間
隔を測定する。これにより、釘間隔測定機A中の間隔検
出部310にて間隔信号が生成される。この間隔信号
は、制御部320へ送られる。一方、作業者は、操作子
220を操作することで釘間隔測定の対象となった当該
パチンコ遊技機Pを他のパチンコ遊技機Pから識別する
ための識別情報を入力する。例えば、パチンコ遊技機P
を識別するための識別情報が、パチンコ遊技機Pに予め
与えられた連続番号である場合には、釘間隔測定の対象
となった当該パチンコ遊技機Pに予め振られたその番号
を入力する。これにより生成された識別情報についての
識別信号は、制御部320へ送られる。尚、各釘間隔位
置について、これを他の釘間隔位置から識別するための
情報が予め付与されている場合には、作業者は、間隔計
測の対象となっている釘間隔位置についての識別情報
を、操作子220から入力することができる。例えば、
各パチンコ遊技機Pの盤面Bに立設された釘Kのそれぞ
れに通し番号が付されている場合には、作用者が、計測
対象となる2本の釘の釘番号を上述の操作子220から
入力することにより、その釘番号により識別された当該
2本の釘の間に形成された釘間隔が、測定の対象となっ
ていることを特定できるようになる。この場合、上述し
た2本の釘の釘番号が、釘間隔位置を識別する識別情報
となる。かかる釘間隔位置についての識別情報の入力も
なされた場合には、この識別情報についての識別信号
も、上述の制御部320へ送られる。制御部320は、
受け付けた間隔信号及び識別信号(パチンコ遊技機Pに
ついての識別情報についての識別信号と、場合によって
含まれる釘間隔位置についての識別情報についての識別
信号)を出力端子230を介して外部へと出力する。こ
の実施形態では、間隔信号及び識別信号は、出力端子2
30からケーブル400を介して管理用コンピュータC
へと送られる。
【0040】この間隔信号及び識別信号は、管理用コン
ピュータCの受領部401が受け付ける。受領部401
は、間隔信号及び識別信号に基づく情報を受領部401
へと送る。制御部402は、受領部401から送られた
間隔信号及び識別信号に基づく情報に基づき、釘間隔に
ついての情報を各パチンコ遊技機Pと関連付けて、釘間
隔位置についての識別信号をも受付けた場合には、その
パチンコ遊技機P内での釘間隔位置とも関連付けて、記
録部403へと書き込み、遊技機管理用のデータベース
を作成する。
【0041】このデータベースは、様々な場面で利用可
能である。例えば、管理者は、管理用コンピュータCの
入力装置を適宜操作し、各パチンコ遊技機Pについての
釘間隔についての個別的な情報や、複数のパチンコ遊技
機Pについての統括的な釘間隔についての情報をディス
プレイ装置Dに表示することができる。これらの情報
は、パチンコ遊技機Pの出玉についての統括的な管理を
行うに有用である。この場合、制御部402は、入力装
置からの入力に基づいて記録部403から各パチンコ遊
技機P毎の釘間についての情報を適宜読み出し、これに
基づいてディスプレイ装置Dに所定の表示を行わせるた
めのデータを生成する。ディスプレイ装置Dは、このデ
ータに基づいて、各パチンコ遊技機Pと関連付けられる
と共に、釘間隔位置についての識別信号をも受付けた場
合には、そのパチンコ遊技機P内での釘間隔位置とも関
連付けられた釘間隔の情報に関するデータの表示を行
う。
【0042】尚、釘間隔測定装置Aによる釘間隔の測定
は、パチンコ遊技機Aの盤面Bにおける任意の釘間につ
いて行うことができる。すべての釘間隔の測定を行いこ
れをデータベース化するには膨大な時間が必要となるの
で、出玉率と密接に関連する一部の釘の間隔についての
み測定を行うようにしてもよい。この場合予め測定対象
とする釘間を決定しておき、複数のパチンコ遊技機Aに
ついて、同一部位についての釘間を測定するようにして
もよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技機の釘間隔測定機によれば、一つの装置で釘間隔の測
定と釘間隔の調整との双方を行えるようになるので便利
であり、また、かかる作業を熟練のないものでも容易且
つ正確に行えるようになる。また、本発明のパチンコ遊
技機の釘間隔測定機を用いたパチンコ遊技機の管理シス
テムによれば、パチンコ遊技機の釘間隔についてのデー
タをそのパチンコホール内の複数のパチンコ遊技機につ
いての統括的なデータとすることができ、パチンコホー
ルにとって有用なデータベースを構築できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】好ましい一実施形態によるパチンコ遊技機の釘
間隔測定機の概観を示す分解斜視図。
【図2】図1で示した釘間隔測定機の第1アーム先端を
拡大して示す斜視図。
【図3】図1で示した釘間隔測定機の第1アーム先端の
変形例を拡大して示す斜視図。
【図4】図1で示した釘間隔測定機の電気的構成を示す
機能ブロック図。
【図5】図1で示した釘間隔測定機を用いて、釘間隔の
測定を行う際の使用状態を示す斜視図。
【図6】図1で示した釘間隔測定機を用いて、釘間隔の
調整を行う際の使用状態を示す斜視図。
【図7】本発明によるパチンコ遊技機管理システムの全
体構成を概略で示す図。
【図8】図7中の管理用コンピュータの構成を示す機能
ブロック図。
【図9】図1で示した釘間測定機の間隔検出部の構成例
を示す図。
【図10】釘間隔測定機のアーム変形例を説明するため
の、アーム先端を拡大して示した正面図。
【図11】図10で示したアーム先端を係止片の逆側か
ら見た図。
【図12】釘K間の距離を正確に測定するための原理を
示す図。
【符号の説明】
10 ケース 100 収納箱 110 第1アーム 120 第2アーム 130 ストッパ部 131 第1支持部 132 第2支持部 133 ねじ棒 134 円盤体 200 蓋体 210 表示部 220 操作子 230 出力端子 310 間隔検出部 320 制御部 400 ケーブル 401 受領部 402 制御部 403 記録部 P パチンコ遊技機 C 管理用コンピュータ D ディスプレイ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 CA09 DA21 EB53 FA05 2F069 AA31 AA44 BB40 GG01 GG06 GG63 HH14 HH21 MM40 NN00 QQ07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略棒状に形成されていると共に、その少
    なくとも一方が平行移動自在とされることで、その間隔
    を可変とされた一対のアームと、 当該一対のアームの間隔を検出する間隔検出手段と、 前記平行移動の方向の所望位置に位置決め可能とされて
    おり、前記アームのうち平行移動自在とされたものの少
    なくとも一方と当接することで、当該一対のアームの間
    隔が所定の間隔よりも狭くならないようにするストッパ
    手段と、 を備えてなる、パチンコ遊技機の釘間隔測定機。
  2. 【請求項2】 ケースと、 前記ケースからその先端が突出すると共に、前記ケース
    に固定されている、略棒状に形成の第1アームと、 前記ケースからその先端が突出すると共に、平行移動自
    在とされており、前記第1アームとの間隔を可変とされ
    ている、略棒状に形成の第2アームと、 前記第1アームと前記第2アームとの間隔を検出する間
    隔検出手段と、 前記平行移動の方向の所望位置に位置決め可能とされて
    おり、前記第2アームの前記第1アームと対向する側に
    当接することで、前記第2アームと前記第1アームの間
    隔が所定の間隔よりも狭くならないようにするストッパ
    手段と、 を備えてなる、パチンコ遊技機の釘間隔測定機。
  3. 【請求項3】 前記間隔検出手段は、前記第1アームと
    前記第2アームとの間隔を電気的に検出し、当該間隔に
    ついての間隔信号を生成するようになっている、 請求項2記載のパチンコ遊技機の釘間隔測定機。
  4. 【請求項4】 前記ケースには、前記間隔信号に基づい
    て、前記第1アームと前記第2アームとの間隔を表示す
    る表示手段が設けられてなる、 請求項3記載のパチンコ遊技機の釘間隔測定機。
  5. 【請求項5】 前記第2アームは、前記ケースからその
    基端が突出するようになっており、且つ前記ストッパ手
    段は、前記ケースから突出する前記第2アームの前記基
    端に当接するようになっている、 請求項2記載のパチンコ遊技機の釘間隔測定機。
  6. 【請求項6】 前記ケースには、前記平行移動の方向に
    穿設され、且つその内周面にねじ切りがなされてなるね
    じ孔が設けられていると共に、前記ストッパ手段は、そ
    の外周面にねじ切りがなされており、前記ねじ孔に螺合
    されている所定長さのねじ棒を含んでおり、 前記ねじ棒を回転させることで、前記ねじ棒の一端位置
    を、前記第2アームの基端が平行移動を行う移動線上の
    所望位置に位置決めし、当該ねじ棒の一端が、前記第2
    アームの基端の第1アームと対向する側に当接するよう
    にすることで、前記第2アームと前記第1アームの間隔
    が所定の間隔よりも狭くならないようになっている、 請求項5記載のパチンコ遊技機の釘間隔測定機。
  7. 【請求項7】 一のパチンコ遊戯機を他のパチンコ遊技
    機から識別する識別情報を入力するための入力手段と、
    前記識別情報についての識別信号及び前記間隔信号を外
    部へ出力する出力端子を備えてなる、 請求項2記載のパチンコ遊技機の釘間隔測定機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のパチンコ遊技機の釘間隔
    測定機と、 その釘間隔測定機から、前記出力端子を介して前記識別
    信号及び前記間隔信号を受け付ける受け付け手段、受け
    付けた識別信号及び当該間隔信号に基づいて、各パチン
    コ遊技機毎の所定の釘の間隔についての情報を所定の記
    録媒体に記録する記録手段、を有するコンピュータと、 を含んで構成されるパチンコ遊技機の管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のパチンコ遊技機の釘間隔
    測定機から、前記出力端子を介して前記識別信号及び前
    記間隔信号を受け付ける受け付け手段と、受け付けた識
    別信号及び当該間隔信号に基づいて、各パチンコ遊技機
    毎の所定の釘の間隔についての情報を所定の記録媒体に
    記録する記録手段と、を有するパチンコ遊技機の管理シ
    ステムのコンピュータ。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータは、前記記録媒体に
    記録された前記情報に基づいて、当該パチンコ遊技機に
    おける釘の間隔についての情報を各パチンコ遊技機毎に
    表示できる表示出力手段を備えてなる、 請求項9記載のパチンコ遊技機管理システムのコンピュ
    ータ。
  11. 【請求項11】 請求項7記載のパチンコ遊技機の釘間
    隔測定機から、前記出力端子を介して前記識別信号及び
    前記間隔信号を受け付ける制御手段を有しているコンピ
    ュータにて実行される方法であって、 前記制御手段が、 前記釘間隔測定機から、前記識別信号及び前記間隔信号
    を受け付ける過程と、 当該識別信号及び前記間隔信号に基づいて、各パチンコ
    遊技機毎の所定の釘の間隔についての情報を所定の記録
    媒体に記録する過程と、 を実行する、パチンコ遊技機の管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項7記載のパチンコ遊技機の釘間
    隔測定機から、前記出力端子を介して前記識別信号及び
    前記間隔信号を受け付ける制御手段を有しているコンピ
    ュータを、パチンコ遊技機管理システムのコンピュータ
    として機能させるためのプログラムコードが、コンピュ
    ータ可読の形態で記録されている記録媒体であって、 前記プログラムコードが、前記制御手段に、 前記釘間隔測定機から、前記識別信号及び前記間隔信号
    を受け付ける過程、 当該識別信号及び前記間隔信号に基づいて、各パチンコ
    遊技機毎の所定の釘の間隔についての情報を所定の記録
    媒体に記録する過程、 を実行させるものである、記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項7記載のパチンコ遊技機の釘間
    隔測定機から、前記出力端子を介して前記識別信号及び
    前記間隔信号を受け付ける制御手段を有しているコンピ
    ュータを、パチンコ遊技機管理システムのコンピュータ
    として機能させるためのプログラムコードであって、 前記制御手段に、 前記釘間隔測定機から、前記識別信号及び前記間隔信号
    を受け付ける過程、 当該識別信号及び前記間隔信号に基づいて、各パチンコ
    遊技機毎の所定の釘の間隔についての情報を所定の記録
    媒体に記録する過程、 を実行させるものであり、所定の記録媒体にコンピュー
    タ可読の形態で記録されているプログラムコード。
JP2000211867A 2000-07-12 2000-07-12 パチンコ遊技機の釘間隔測定機、それを用いたパチンコ遊技機管理システム、及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体 Pending JP2002028299A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013539020A (ja) * 2010-08-20 2013-10-17 ヴァルレック・マンネスマン・オイル・アンド・ガス・フランス 石油工業に用いられる管状接合のねじ切りを検査する方法および装置

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JPH01144083U (ja) * 1988-03-28 1989-10-03
JP2000024189A (ja) * 1999-06-23 2000-01-25 Japan System Advice:Kk 遊技機用釘間隔の測定装置及び測定方法

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