JP2002028156A - 回転体・固定体間光伝送装置及びこれを用いたx線ct装置 - Google Patents

回転体・固定体間光伝送装置及びこれを用いたx線ct装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光素子の数を効果的に減らして消費電力の低
減、信頼性の向上及び低コスト化を達成し、大容量・高
速伝送にも容易に対応できる回転体・固定体間光伝送装
置を提供する。 【解決手段】互いに対向する回転体11と固定体12と
の間でデータを光ビームとして伝送する回転体・固定体
間光伝送装置において、回転体11上の第1の半径位置
に伝送すべきデータに従った光ビームを出射する発光素
子13を配置し、固定体12上の第2の半径位置に発光
素子13からの光ビームを受光する受光素子14を配置
すると共に、固定体11と回転体12との間に位置して
透明材料からなる扇形の光ガイド部材15を固定体12
上に固定し、この光ガイド部材15の円弧部に形成され
た第1の反射面16により発光素子13からの光ビーム
を反射させた後、光ガイド部材15の基端部に形成され
た第2の反射面17で反射させて受光素子14に導く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体と固定体と
の間でデータを光ビームとして伝送する回転体・固定体
間光伝送装置及びこれを用いたX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転体と固定体との間で空間を伝搬する
光ビームとしてデータを伝送する光伝送装置は、ケーブ
ルを使用しないために回転体が制約を受けることなく1
80°回転をすることができ、またスリップリングを用
いた伝送装置のように機械的接触部分を必要としないこ
とから、信頼性が高いという利点を有する。
【0003】このような回転体・固定体間光伝送装置
は、例えば医療画像診断機器の一つであるX線CT(co
mputed-tomography)装置などに利用されている。すな
わち、X線CT装置は回転体と固定体を有し、両者は共
に空洞であり、この空洞内に被検体(人体)が入れるよ
うになっている。回転体にはX線管及びX線検出器が設
けられており、回転体が回転しながらX線管から被検体
に向けてX線が照射されることにより、例えば螺旋状に
走査が行われる。被検体を透過したX線がX線検出器で
検出されて電気信号として取り出され、この信号がディ
ジタル化された後、発光素子で光ビームに変換されて固
定体側に伝送される。固定体側に伝送された光ビームは
受光素子で受光され、電気信号として得られたディジタ
ルデータに画像処理が施されることによって、被検体の
断層画像情報が取得される。
【0004】従来のX線CT装置に利用されている回転
体・固定体間光伝送装置は、図10に示されるように回
転体81上の所定の半径位置に所定間隔で配置された複
数(例えば、64個)の発光素子83(図10では、発
光素子83a,83bの二つのみ示している)と、固定
体82上の同じ半径位置に配置された一つの受光素子8
4との間で、伝送すべきデータに従った光ビームの伝送
を行う構成となっている。回転体81の回転に伴い、発
光素子83a,83bは順次受光素子84の上を通過す
る。図10は、発光素子83aが受光素子84上を通過
した直後であって、発光素子83bが受光素子84上に
至る直前の状態を示している。
【0005】発光素子83a,83bから出射される光
ビーム85a,85bは、放射状に広がる。図10の状
態では、受光素子84は発光素子83a,83bの中間
に位置しており、光ビーム85a,85bの端部、つま
り光パワーの弱い部分を受光しているが、二つの光ビー
ム85a,85bを同時に受光しているため、受光パワ
ー(入射光量)は比較的確保される。
【0006】このように受光素子84が発光素子83
a,83bの中間にある場合でも、受光パワーが十分に
確保されるようにするためには、発光素子83a,83
bの間隔を光ビーム85a,85bが図10に示される
ように一部で重なるように決めなければならない。この
ため発光素子の数が例えば64個というように非常に多
くなり、これに伴い発光素子の駆動用ICとその結線の
ための配線の増加によって消費電力の増大、信頼性の低
下及びコストの上昇といった問題が生じる。
【0007】この問題を回避するためには、回転体81
と固定体82間の距離を大きくして光ビームの発光分布
を広くすることで、発光素子の数を低減すればよいが、
光の強さは距離の二乗に反比例するため、受光素子84
が受光する光パワーが小さくなってしまい、伝送エラー
が増大するという問題が新たに発生する。
【0008】X線CT装置においては近年、照射時間の
短縮化や、多数の断層画像を同時に取得するマルチスキ
ャン方式の採用などにより、大容量のデータを高速に伝
送することが要求されている。これに伴い、回転体・固
定体間光伝送装置に対しても大容量・高速伝送が望まれ
るが、上述した従来の構成では次のような理由から、こ
の要求に応えることが難しい。
【0009】回転体・固定体間光伝送装置に使われる各
部品について具体的に説明すると、発光素子としては発
光ダイオード(LED)やレーザダイオード(LD)が使
用可能であるが、大まかに百Mbpsを越すような大容
量・高速伝送を行う場合は、通常LDを使うことが多
い。受光素子には、一般にフォトダイオード(PD)が
使われる。LDには最大光出力、PDには最小受光感度
と呼ばれる特性パラメータがそれぞれあり、この両者の
値により光パワーバジェットと呼ばれる許容損失が決ま
る。
【0010】回転体と固定体間の光ビームによるデータ
伝送をエラーフリーにするには、光パワーバジェットを
できる限り大きく取る必要がある。一方、データ伝送の
高速化を考えると、LDはより高速なものほど光出力が
小さくなる傾向があり、またPDについては高速化のた
めには寄生容量を低減して受光面積を小さくする必要が
あり、受光パワーは小さくなる。その結果、高速化する
ほど光パワーバジェットが小さくなる。
【0011】従って、発光素子の間隔を一定として伝送
速度を上げてゆくと、伝送速度に合せて受光素子の受光
パワーは小さくなってゆくため、受光パワーを確保しよ
うとすると発光素子をさらに高密度に配置しなければな
らず、発光素子の個数の増加による消費電力の増大、信
頼性の低下及びコストの上昇という前述の問題がさらに
顕著となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、回転
体側に円周方向に沿って配列した複数の発光素子から固
定体側に設けられた受光素子に向けて直接光ビームでデ
ータ伝送を行う従来の回転体・固定体間光伝送装置で
は、多数の発光素子を回転体側に配置しなければならな
いため、消費電力の増大、信頼性の低下及びコストの上
昇といった問題点があり、またX線CT装置で要求され
る大容量・高速伝送を実現しようとすると、受光素子の
受光面積が小さくなることから光パワーバジェットが減
少し、より高密度に発光素子を配置しなければならない
ために、上述の問題点がさらに顕在化することになる。
【0013】従って、本発明は発光素子の数を効果的に
減らして消費電力の低減、信頼性の向上及び低コスト化
を達成し、大容量・高速伝送にも容易に対応できる回転
体・固定体間光伝送装置及びこれを用いたX線CT装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は互いに対向する回転体と固定体との間でデ
ータを光ビームとして伝送する回転体・固定体間光伝送
装置において、回転体上の第1の半径位置に伝送すべき
データに従った光ビームを出射する発光素子を配置し、
第1の半径位置と異なる固定体上の第2の半径位置に発
光素子からの光ビームを受光する受光素子を配置すると
共に、固定体と回転体との間に位置して透明材料からな
る光ガイド部材を固定体及び回転体のいずれか一方の上
に固定して設け、この光ガイド部材を介して発光素子か
らの光ビームを受光素子に導く構成としたことを基本的
な特徴とする。
【0015】より具体的には、光ガイド部材は例えば円
弧部と基端部を有する扇形の透明板からなり、円弧部に
発光素子の光軸に対して所定角度に形成されたテーパ状
の第1の反射面、基端部に第1の反射面とほぼ平行に形
成された第2の反射面をそれぞれ有する。一つの態様に
よれば、扇形の透明板からなる光ガイド部材は、円弧部
が第1の半径位置に、基端部が第2の半径位置にそれぞ
れ位置するように固定体上に固定され、発光素子からの
光ビームを第1の反射面及び第2の反射面で順次反射さ
せて受光素子に導く。他の態様では、扇形の透明板から
なる光ガイド部材は、円弧部が第2の半径位置に、基端
部が第1の半径位置にそれぞれ位置するように回転体上
に固定され、発光素子からの光ビームを第2の反射面及
び第1の反射面で順次反射させて受光素子に導く。
【0016】このように本発明では、発光素子からの光
ビームの大部分が光ガイド部材を介して受光素子まで到
達するため、多数の発光素子を小さい間隔で配置するこ
となく受光素子での受光パワーが十分に確保される。ま
た、発光素子と受光素子間が離れた場合でも受光パワー
の低下は僅かで済むため、発光素子の個数削減により低
消費電力化、信頼性向上及びコスト削減が図られる。さ
らに、高速性を図るべく受光素子の受光面積を小さくし
ても受光パワーが十分に確保され、伝送エラーの少ない
光ビームによるデータ伝送が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、本発明の回転体・固定体間
光伝送装置が適用されるX線CT装置の一例について説
明する。図1は、X線CT装置の架台部の一部を切り欠
いて示す斜視図である。円環状の回転体1は、スタンド
3にほぼ垂直に配置された同じく円環状の固定体2に回
転可能に支持されている。回転体1には永久磁石及び円
環状の磁性体のロータヨーク4がその円周に沿って等間
隔で取り付けられており、これらと固定体2に取り付け
られたコイル5とにより、回転体1にモータ駆動力を直
接伝達して回転体1を回転駆動するダイレクトドライブ
モータシステムが構成されている。
【0018】回転体1には、例えばコーンビーム形状で
X線を曝射するX線管6と、マルチスライス形のX線検
出器7が図示しない寝台上の被検体を挟んで対向する位
置関係で搭載されている。さらに、回転体1にはX線検
出器7からの電流信号を電圧信号に変換する電流−電圧
変換器、この電圧信号を周期的に積分する積分器、この
積分器の出力信号を増幅するプリアンプ及びプリアンプ
の出力信号をディジタルデータに変換するA/D変換器
等からなるデータ収集システム(DAS:dataacquisit
ion system)8が設けられている。
【0019】データ収集システム8から出力されるディ
ジタルデータは、回転体1に設けられた図示しない発光
素子に供給され、この発光素子から光ビームとして固定
体2に設けられた受光素子に伝達される。
【0020】以下、このようなX線CT装置においてデ
ータ収集システム8から出力されるディジタルデータを
光ビームとして伝送する回転体・固定体間光伝送装置の
実施形態について説明する。
【0021】(第1の実施形態)図2は、本発明の第1
の実施形態に係る回転体・固定体間光伝送装置の構成を
示す図であり、(a)は平面図、(b)はA−A′線に
沿う断面図である。回転体11及び固定体12は、それ
ぞれ図1の回転体1及び固定体2にそれぞれ相当するも
のであり、いずれも円環状を有し、所定の距離を隔てて
同軸上で対向している。
【0022】回転体11の固定体12に対向する面上の
第1の半径位置、この例では外周側に寄った半径位置
に、複数個、この例では32個の発光素子13が等間隔
で配置されている。一方、固定体12の回転体11に対
向する面上の第1の半径位置と異なる第2の半径位置、
この例では内周側に寄った位置に、1個の受光素子14
が配置されている。発光素子13は、発光ダイオード
(LED)でもよいが、本実施形態ではLEDに比較し
てより高速動作の可能なレーザダイオード(LD)を用
いている。受光素子14は、光を電気信号に変換するも
のであれば基本的に何でもよいが、例えばフォトダイオ
ード(PD)が好適に用いられる。
【0023】固定体12の回転体11に対向する面上に
は、さらに発光素子13からの光ビームを受光素子14
に導くための透明材料からなる光ガイド部材15が固定
されている。この光ガイド部材15は、図2(a)に示
されるように扇形の透明板からなり、詳しくは図3に示
すように構成されている。
【0024】すなわち、光ガイド部材15は円弧部が第
1の半径位置(回転体11上の発光素子13の通過位
置)に位置し、基端部が第2の半径位置(固定体12上
の受光素子14の設置位置)にそれぞれ位置するよう
に、固定体12上に図示しない支持機構により適当なス
ペーサを介して支持されて設置されている。基端部の位
置は、例えば円弧部の円弧の中心(曲率中心部)にほぼ
等しい。光ガイド部材15の円弧部の外周面には、発光
素子13の光軸に対して所定角度(例えば45°)傾け
てテーパ状の第1の反射面16が形成されている。ま
た、光ガイド部材15の基端部には、第1の反射面16
とほぼ平行に第2の反射面17が形成されている。
【0025】このような光ガイド部材15を設けること
により、発光素子13からの光ビームを第1の反射面1
6及び第2の反射面17で順次反射させて受光素子14
に導くことができる。なお、図では第2の反射面17の
形状を平面形状としたが、入射した光ビームを有効に反
射させて受光素子14に導くことができる形状であれ
ば、曲面その他の形状でもよい。
【0026】次に、本実施形態による回転体・固定体間
光伝送装置の動作と効果について詳しく説明する。X線
CT装置の場合を例にとると、発光素子13は図1に示
したX線検出器7からの信号をデータ収集システム8に
よって処理したディジタルデータに応じて図示しないI
C化された駆動回路(駆動用IC)により駆動され、光
ビームを出射する。
【0027】回転体11が図2(a)で時計方向に回転
すると、回転体11上に固定された発光素子13は、光
ガイド部材15の円弧部上を矢印18の方向に移動して
通過する。図2(a)においては、発光素子13のうち
発光素子13aが円弧部上を通過直後、発光素子13b
が円弧部上を通過中、発光素子13cが円弧部上を通過
直前の状態である。この状態では、図2に示されるよう
に発光素子13b(図3では、符号13で示している)
から出射された光ビーム21は、光ガイド部材15に回
転体11と平行な面からほぼ垂直に入射した後、第1の
反射面16で反射される。
【0028】さらに、第1の反射面16で反射された光
ビーム22は、光ガイド部材15の内部を透過し、一部
は上下両面や側面23で反射を繰り返して第2の反射面
17に到達し、この第2の反射面17で反射されて光ガ
イド部材15の外部に出射して受光素子14に入射す
る。
【0029】発光素子13として使用されるLDから出
射する光ビームは、一般に広がりを持っている。本実施
形態で用いた発光素子13に用いたLDは垂直共振型の
ものであり、これから出射される光ビームは水平方向の
広がり角が10°、垂直方向の広がり角が35°と楕円
のビーム形状を有する。但し、これらの広がり角は光出
力の半値幅での角度である。
【0030】発光素子13からの光ビームの広がりが大
きいと、受光素子14での受光パワーが低下してしまう
ため、光ガイド部材15の面内での広がり角θ1が水平
広がり角(10°)となるように発光素子13の向きを
合わせている。発光素子13からの光ビームは、垂直方
向では光ガイド部材15の上下両面で反射を繰り返しな
がら第2の反射面17に到達するので、垂直方向の広が
り角が大きくとも特に問題とならない。
【0031】このようにして受光素子14に到達した光
ビームは、電気信号(光電流)に変換される。受光素子
14の出力信号は、例えば図示していないプリアンプに
よって電流−電圧変換及び増幅がなされた後、画像処理
回路に入力され、被検体の断層画像情報が再構成され
る。
【0032】ここで、発光素子からの光ビームが受光素
子に空間を経て直接入射する従来の回転体・固定体間光
伝送装置では、発光素子から出射される光ビームが放射
状に広がることから、受光素子の受光パワーを十分に確
保するには、発光素子の個数を増やしてその間隔を狭く
することで、複数の発光素子から光ビームが同時に受光
素子に入射するようにする必要があるため、消費電力、
信頼性及びコスト等の面で種々問題が生じ、またこの問
題を避けるために発光素子と受光素子間の距離を大きく
すると、受光素子の受光パワーが弱くなり、伝送エラー
が増大するという問題があった。
【0033】これに対して、本実施形態では発光素子1
3から出射された光ビーム21は、まず扇形である光ガ
イド部材15の円弧部に形成された第1の反射面16で
反射され、この反射した光ビーム22のビーム中央部分
の強い光パワーが光ガイド部材15の基端部に形成され
た第2の反射面17に向かい、さらに第2の反射面17
で反射された光ビームが受光素子14に到達する。
【0034】すなわち、本実施形態においては、発光素
子13からの光ビームの大部分が光ガイド部材15を介
して受光素子14まで到達するため、発光素子13を従
来のように密に配置することなく受光素子14での受光
パワーを十分に確保でき、また発光素子13と受光素子
14間の距離が長くとも受光素子14での受光パワーの
低下は僅かである。
【0035】従って、本実施形態の回転体・固定体間光
伝送装置によると、発光素子13の個数が少なくて済む
ために、低消費電力化、信頼性向上及びコスト削減を図
ることができ、また高速性を図るべく受光素子14の受
光面積を小さくしても、従来の装置と比べて受光パワー
を大きくすることができるため、伝送エラーの少ない光
ビームによるデータ伝送が可能となる。
【0036】さらに、扇形の光ガイド部材15は、発光
素子13からの光ビームがどの位置から入射しても、受
光素子14に到達するまでの光学長はほぼ一定であるた
め、ビット位相のずれが生じにくい。従って、発光素子
13を駆動する駆動ICから各々の発光素子13までを
等長配線することにより、容易に高速化ができる。
【0037】本実施形態では、従来の装置に比べると部
品として光ガイド部材15が新たに必要となる。この光
ビ一ムガイド板15は透明なアクリル樹脂などで製作で
き、アクリル板では切削加工後にダイヤモンドの砥粒で
表面全体を研磨して鏡面状に仕上げれば良い。表面に凹
凸がある場合は、凹凸の所で乱反射が起こり、光の損失
がでてしまうので、特に反射面16,17については鏡
面に仕上げることが望ましい。
【0038】このように光ガイド部材15を個別に製作
すると、加工コストが高くなってしまうが、従来の発光
素子およびその駆動用ICの増大に要するコストに比べ
れば非常に小さい。また、光ガイド部材15大量に製作
する場合には、金型で成形加工した場合、比較的表面の
凹凸が小さく低コストなものが得られる。組立面につい
ても、光ガイド部材15の固定を例えば4個のスペーサ
を介して接着固定して行ったところ、スペーサとの接触
面積を小さくすることで、光損失はほとんど見られず、
従来の装置のように多数の発光素子を取付けるより容易
である。
【0039】(第2の実施形態)図4に、本発明の第2
の実施形態に係る回転体・固定体間光伝送装置の要部の
構成を示す。本実施形態においては、発光素子13の光
出射側にレンズ31を配置して発光の広がりを低減させ
ている点が第1の実施形態と異なる。このようにするこ
とにより、レンズ31から出射される光ビーム32はほ
ぼ平行光束になるため、光ガイド部材15の第1の反射
面16で反射した後の光ビーム33の広がりを制限でき
る。この結果、受光素子14での受光パワーはさらに大
きくなる。
【0040】また、本実施形態によると発光素子13と
光ガイド部材5間の距離を大きくしても、受光素子14
の受光パワーはほとんど変化しないようになる。すなわ
ち、先に説明した回転体11と固定体12間の距離を大
きくとることができるようになり、それだけ設計の幅が
広がる。また、受光素子14と光ガイド部材15を一体
化して光受信器を構成すると、第1の反射面16は集光
器として機能するため、LAN(ローカルエリアネット
ワーク)などにおける受信装置としても使用することが
可能となる。
【0041】このように本実施形態によれば、受光素子
14の受光パワーをさらに増大させることができ、また
回転体11と固定体12とのトレランスをより広くとる
ことが可能となる。
【0042】(第3の実施形態)図5は、本発明の第3
の実施形態に係る回転体・固定体間光伝送装置の構成を
示す図である。本実施形態においては、複数個(この例
では32個)の発光素子13は、回転体11の回転方向
において2以上のグループ、この例では4グループに4
5°の角度間隔の分割線41〜44で分割され、同一グ
ループでは同一データに従った光ビームを出射するよう
に駆動される。一方、受光素子14については、固定体
12上に回転体11の回転方向に沿って等間隔で発光素
子13のグループ数と同数個(この例では4個)設けら
れている。さらに、固定体12上に取り付けられる光ガ
イド部材15も、受光素子14に対応して4個設けられ
ている。
【0043】発光素子13の分割線41〜44により分
割された4つのグループには、異なるデータが割り当て
られる。すなわち、回転体11が回転して発光素子13
が分割線41〜44に到達する都度、図示しない切換器
でデータが切り換えられ、そのデータに基づき同一グル
ープ内の発光素子13は同相かつ同符号の駆動信号によ
り駆動されて光ビームを発生する。従って、受光素子1
4と光ガイド部材15の組を等間隔で固定体12上に配
置することで、4つの異なるデータの光ビーム伝送を実
現できる。
【0044】このようにして本実施形態によると、デー
タを多重化して伝送可能な回転体・固定体間光伝送装置
を実現することができ、例えば多数の断層画像を同時に
取得するマルチスキャン方式のX線CT装置などに好適
である。
【0045】(第4の実施形態)図6は、本発明の第4
の実施形態に係る回転体・固定体間光伝送装置の構成を
示している。本実施形態に係る回転体・固定体間光伝送
装置は、基本的な構成は第1の実施形態と同様である
が、回転体11上に回転方向に沿って等間隔で設けられ
る発光素子13の個数を増やすことによって、発光素子
13が常に光ガイド部材15の円弧部の範囲内に2以上
同時に入るようにした点が第1の実施形態と異なる。具
体的には、本実施形態では発光素子13の数を64個と
し、光ガイド部材15の円弧部の範囲内に同時に2個の
発光素子13が入るようにしている。
【0046】言い換えれば、本実施形態では光ガイド部
材15の円弧部の弧の長さを発光素子13の間隔より大
きくすることで、常に2個あるいはそれ以上の数の発光
素子13からの光ビームを光ガイド部材15を介して受
光素子14に入射させることができる。
【0047】回転体・固定体間光伝送装置の構成要素の
中で、発光素子13であるLDは最も信頼性の低い部品
の一つである。従って、本実施形態のように常に2個以
上の発光素子13からの光ビームを受光素子14に入射
させる構成とすることによって、一つのLDが故障して
もデータの伝送が可能であり、装置としての信頼性を著
しく向上させることが可能である。
【0048】(第5の実施形態)図7は、本発明の第5
の実施形態に係る回転体・固定体間光伝送装置の構成を
示す図であり、(a)は正面図、(b)はB−B′線に
沿う断面図である。本実施形態においては、これまでの
実施形態とは逆に、回転体11上に光ガイド部材15が
固定されている。すなわち、本実施形態では回転体11
の発光素子13側に光ガイド部材5の第2の反射面17
が位置するように光ガイド部材15を位置決め固定して
いる。
【0049】また、発光素子13は回転体1の内周側に
寄った位置の円周上に、第1の実施形態に比べ8個少な
い24個配置されている。一方、受光素子14は固定体
12の外周側に寄った位置に、1個だけ配置されてい
る。光ガイド部材15は図8に示されるように、これま
での実施形態と同様に扇形であるが、円弧部に設けられ
た第1の反射面16が連続的になるように反射面16の
端を一部削っている。光ガイド部材15の第1の反射面
16は、移動経路19に沿って受光素子14の上を移動
する。
【0050】発光素子13からの光は前述したとおり、
通常は広がりを持っているため、発光素子13からの光
ビームを第1の反射面16の全域に放射できるように、
第2の反射面17にはさらに大きな曲率を持たせてい
る。このように発光素子13からの光ビームの広がりと
第2の反射面17の曲率を調整することにより、第1の
反射面16の全域に光ビームが到達するようにしてい
る。従って、第1の反射面16の面積が大きいほど受光
素子14で受光できる光パワーは小さくなるので、光パ
ワーパジェットを考えて設計を行う必要がある。
【0051】本実施形態では、光ガイド部材15の個数
は発光素子13と同数だけ必要となるが、アクリル樹脂
を用いて金型成形加工で光ガイド部材15を製作すれ
ば、低コストで実現することができる。また、これまで
の実施形態と異なり、発光素子13と駆動ICを一段と
削減できることを考慮すると、装置全体としても低コス
ト化が可能である。
【0052】このように本実施形態によれば、発光素子
13及びその駆動ICの数をより低減して、さらなる低
コスト化が容易な回転体・固定体間光伝送装置を実現す
ることができる。
【0053】(第6の実施形態)第1の実施形態では、
光ガイド部材15を透明なアクリル樹脂で製作すると説
明したが、他の材料で製作することも可能である。例え
ば、光ガイド部材15をガラスで製作した場合には、回
転体11と固定体12が高温の環境にある場合でも、変
形などを起こすことがなく、安定したデータ伝送ができ
る。一方、ポリカーボネートのような比較的軽い材料を
用いて光ガイド部材15を製作することにより、軽量の
光伝送装置が実現できる。
【0054】このように光ガイド部材15の材料を適宜
変えることで、特殊な使用条件にも対応した回転体・固
定体間光伝送装置を実現することが可能である。
【0055】(第7の実施形態)以上述べた実施形態で
用いる光ガイド部材15としては、上述したアクリル樹
脂、ガラス、ポリカーボネート等からなる透明基材の表
面に適当な金属膜または白色膜をコーティングしたもの
を用いてもよい。このようなコーティングを行うことに
より、光ガイド部材15へのゴミの付着などによる光損
失を防止することができる。この場合、光ガイド部材1
5の表面のうち少なくとも発光素子13からの光ビーム
の入射部及び受光素子14への光ビームの出射部には、
このようなコーティングを施さないようにすることが必
要であることは、いうまでもない。
【0056】光ガイド部材15の表面コーティングに用
いる材料としては、例えば、Au,Al,Pt,Ag,
Fe,Ni,Cu,Sn,Pb,Ti,Co,Mo,Z
n,Crから選択した少なくとも一つの金属材料または
それらの合金、あるいは白色アクリル、フッ素樹脂その
他の比較的反射率の高い白色樹脂材が適当である。
【0057】その他、本発明は種々変形して実施するこ
とが可能であり、例えば光ガイド部材15は先の実施形
態では第1及び第2の反射面16,17を含めて五角形
の断面形状を有しているが、図9に示すような四角形の
断面形状であってもよい。また、光ガイド部材としては
光ファイバを利用してもよい。また、固定体側に発光素
子を配置し、回転体側に受光素子を配置した回転体・固
定体間光伝送装置にも本発明は適用が可能である。さら
に、本発明はこれまで述べた各実施形態の構成を適宜組
みあわせて実施することもできる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転体・
固定体間光伝送装置によれば、発光素子の数を著しく減
らすことが可能となり、低消費電力化、高信頼化及び低
コストが可能になるととももに、組立時間も短縮化でき
る。また、回転体側の発光素子からの光ビームを効率良
く固定体側の受光素子へ伝送でき、大容量・高速の光ビ
ームによるデータ伝送を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転体・固定体間光伝送装置が適用さ
れるX線CT装置の概略構成を示す一部切欠斜視図
【図2】本発明の第1の実施形態に係る回転体・固定体
間光伝送装置の構成を示す正面図及びA−A′線に沿う
断面図
【図3】本発明で用いる光ガイド部材の構成を示す斜視
【図4】本発明の第2の実施形態に係る回転体・固定体
間光伝送装置の要部の構成を示す斜視図
【図5】本発明の第3の実施形態に係る回転体・固定体
間光伝送装置の要部の構成を示す正面図
【図6】本発明の第4の実施形態に係る回転体・固定体
間光伝送装置の要部の構成を示す正面図
【図7】本発明の第5の実施形態に係る回転体・固定体
間光伝送装置の構成を示す正面図及びB−B′線に沿う
断面図
【図8】同実施形態における光ガイド部材の構成を示す
斜視図
【図9】本発明の他の実施形態における光ガイド部材の
構成を示す断面図
【図10】従来の技術に係る回転体・固定体間光伝送装
置の要部の構成を示す断面図
【符号の説明】
1…回転体 2…固定体 3…スタンド 4…永久磁石及びロータヨーク 5…コイル 6…X線管 7…X線検出器 8…データ収集システム 11…回転体 12…固定体 13,13a,13b,13c…発光素子 14,84…受光素子 15…光ガイド部材 16…光ガイド部材の第1の反射面 17…光ガイド部材の第2の反射面 18…回転方向および発光素子の移動経路 21,22…光ビーム 23…光ガイド部材の側面 31…レンズ 32,33…光ビーム 19…第1の反射面の軌道経路 41〜44…分割線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H037 AA02 BA02 BA11 BA33 CA39 4C093 AA22 CA27 CA32 EC41 FH06 5F073 AB04 AB17 BA09 5F088 AA01 BA02 BB07 JA11 JA14 LA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する回転体と固定体間でデータ
    を光ビームとして伝送する回転体・固定体間光伝送装置
    において、 前記回転体上の第1の半径位置に配置され、伝送すべき
    データに従った光ビームを出射する少なくとも一つの発
    光素子と、 前記第1の半径位置と異なる前記固定体上の第2の半径
    位置に配置され、前記発光素子からの光ビームを受光す
    る少なくとも一つの受光素子と、 前記固定体と前記回転体との間に位置して該回転体及び
    固定体のいずれか一方に固定され、前記発光素子からの
    光ビームを前記受光素子に導く透明材料からなる光ガイ
    ド部材とを有することを特徴とする回転体・固定体間光
    伝送装置。
  2. 【請求項2】前記光ガイド部材は、円弧部と基端部を有
    する扇形の透明板からなり、前記円弧部が前記第1の半
    径位置に、前記基端部が前記第2の半径位置にそれぞれ
    位置するように前記固定体上に固定され、前記円弧部に
    前記発光素子の光軸に対して所定角度に形成されたテー
    パ状の第1の反射面、前記基端部に該第1の反射面とほ
    ぼ平行に形成された第2の反射面をそれぞれ有し、前記
    発光素子からの光ビームを前記第1の反射面及び前記第
    2の反射面で順次反射させて前記受光素子に導くことを
    特徴とする請求項1記載の回転体・固定体間光伝送装
    置。
  3. 【請求項3】前記光ガイド部材は、円弧部と基端部を有
    する扇形の透明板からなり、前記円弧部が前記第2の半
    径位置に、前記基端部が前記第1の半径位置にそれぞれ
    位置するように前記回転体上に固定され、前記円弧部に
    前記発光素子の光軸に対して所定角度に形成されたテー
    パ状の第1の反射面、前記基端部に該第1の反射面とほ
    ぼ平行に形成された第2の反射面をそれぞれ有し、前記
    発光素子からの光ビームを前記第2の反射面及び前記第
    1の反射面で順次反射させて前記受光素子に導くことを
    特徴とする請求項1記載の回転体・固定体間光伝送装
    置。
  4. 【請求項4】前記発光素子からの光ビームをほぼ平行光
    束にして前記光ガイド部材に導くレンズをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の
    回転体・固定体間光伝送装置。
  5. 【請求項5】前記発光素子は、前記回転体上に該回転体
    の回転方向に沿って所定間隔で複数個設けられると共
    に、該回転方向において2以上のグループに分割され、
    同一グループ内では同一データに従った光ビームを出射
    するように駆動され、 前記受光素子は、前記固定体上に前記回転体の回転方向
    に沿って等間隔で前記発光素子のグループ数と同数個設
    けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項記載の回転体・固定体間光伝送装置。
  6. 【請求項6】前記発光素子は、前記回転体上に該回転体
    の回転方向に沿って前記円弧部の範囲内に2以上同時に
    位置するように所定間隔で複数個設けられることを特徴
    とする請求項2または3記載の回転体・固定体間光伝送
    装置。
  7. 【請求項7】前記光ガイド部材は、透明材料からなる基
    材の前記光ビームの入射部及び出射部以外の表面に金属
    膜または白色膜を被覆してなることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項記載の回転体・固定体間光伝送
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれか1項記載の回転
    体・固定体間光伝送装置を用いて、X線検出器からの出
    力信号を処理したディジタルデータを前記光ビームとし
    て伝送することを特徴とするX線CT装置。
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