JP2002027731A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2002027731A
JP2002027731A JP2000204877A JP2000204877A JP2002027731A JP 2002027731 A JP2002027731 A JP 2002027731A JP 2000204877 A JP2000204877 A JP 2000204877A JP 2000204877 A JP2000204877 A JP 2000204877A JP 2002027731 A JP2002027731 A JP 2002027731A
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JP
Japan
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core
permanent magnet
coil
linear motor
winding
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Withdrawn
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JP2000204877A
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English (en)
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Harumasa Yamamoto
治正 山本
Hiroshi Chinbe
弘 珍部
Takao Takahashi
孝夫 高橋
Nobuo Mannaka
伸男 真中
Hajime Iinuma
肇 飯沼
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットを連結する際に、コアの端部から突
出するコイルを、連結するコアの中に吸収することによ
り、多相構造にする際のユニット間の距離を短縮し、モ
ータのコイル側の全長を短くすることができるリニアモ
ータを提供すること。 【解決手段】 コイル2を巻線部11に巻回したコア1
を、永久磁石3の上面と下面とに対向させることにより
閉磁路を構成したリニアモータであって、巻線部11を
永久磁石3の上に形成したコア1と、巻線部11を永久
磁石3の下に形成したコア1’とを隣り合うように配設
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉磁路を有するリ
ニアモータに関し、特に、コアの端部から突出するコイ
ルを、連結するコアの中に吸収することにより、多相構
造にする際のユニット間の距離を短縮し、モータのコイ
ル側の全長を短くすることができるリニアモータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来提案されていたトンネル状の閉磁路
を有するリニアモータは、磁束を有効に利用するため
に、コアを永久磁石の表裏の両方に対向させており、コ
アの対向部分は表裏で対称な構造となっている。ところ
で、このような閉磁路を有するリニアモータでは、例え
ば、積層した複数のコア分割体にコイルを巻回すること
によって、コイル1相分のユニットを形成し、この1相
分のユニットを複数連結することによって、多相構造の
モータを構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリニアモータのように、コイル1相分のユニットを
複数連結することによって、多相構造のモータを構成す
る場合は、コイル側の全長が相数に比例して長くなると
いう問題点が発生する。
【0004】本発明は、上記従来の閉磁路を有するリニ
アモータが有する問題点に鑑み、ユニットを連結する際
に、コアの端部から突出するコイルを、連結するコアの
中に吸収することにより、多相構造にする際のユニット
間の距離を短縮し、モータのコイル側の全長を短くする
ことができるリニアモータを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のリニアモータは、コイルを巻線部に巻回し
たコアを、永久磁石の表と裏とに対向させることにより
閉磁路を構成するリニアモータにおいて、巻線部を永久
磁石の上に形成したコアと、巻線部を永久磁石の下に形
成したコアとを隣り合うように配設したことを特徴とす
る。
【0006】このリニアモータは、巻線部を永久磁石の
上に形成したコアと、巻線部を永久磁石の下に形成した
コアとを隣り合うように配設することから、コアの端部
に突出するコイルの巻線部を、連結するコアの中に吸収
し、多相構造にする際のユニット間の距離を、コイル寸
法で制約されることなく、永久磁石の取り付けピッチと
相数で決まる間隔で配置することができ、これにより、
モータのコイル側の全長を短くすることができる。
【0007】この場合において、各コアの巻線部を、そ
れぞれコアの対向方向に変位させることができる。
【0008】これにより、コアの外側で突出するコイル
を連結するコアの中に吸収し、各コアを連設する際のコ
イルの突出による寸法制約を回避することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリニアモータの実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】図1〜図5に、本発明の一実施例を示す。
このリニアモータは、図1に示すように、コイル2を巻
線部11に巻回したコア1を、永久磁石3の上面と下面
とに対向させることにより閉磁路を構成している。そし
て、このリニアモータは、巻線部11を永久磁石3の上
に形成したコア1と、巻線部11を永久磁石3の下に形
成したコア1’とを隣り合うように配設するとともに、
各コア1、1’の巻線部11を、それぞれコア1、1’
の対向方向に変位するように形成している。
【0011】コア1、1’は、図1に示すように、複数
のコア分割体1a、1bを走行方向に重ねることにより
形成されている。コア分割体1a、1bは、図2に示す
ように、コイル2が巻回される巻線部11と、巻線部1
1の一端から一体に延出され、永久磁石3の上面と対向
する表側対向部12と、巻線部11の他端から一体に延
出され、永久磁石3の下面と対向する裏側対向部13と
を備えている。コア分割体1aとコア分割体1bは、図
2に示すように、表側対向部12及び裏側対向部13が
対称となるように形成されており、コア1、1’は、こ
のような2種類の形状のコア分割体1a、1bを交互に
積層することにより形成されている。なお、コア1とコ
ア1’は同形状を呈し、図1に示すように、巻線部11
が永久磁石3の上になるように配設する場合は、表側対
向部12と裏側対向部13の位置が逆転する。
【0012】一方、図1に示すように、積層したすべて
のコア分割体1a、1bを内包するように、コア1、
1’の各巻線部11にコイル2を巻回し、これを1相の
ユニットとする。そして、上下面の方向に着磁した永久
磁石3を、着磁の方向が上下で反転するように交互に並
べ固定した永久磁石ユニット30を形成し、この永久磁
石ユニット30に対し、巻線部11が永久磁石3の上に
なるように一方のコア1を配設するとともに、巻線部1
1が永久磁石3の下になるように、もう一方のコア1’
を配設する。なお、図1では2相モータの例を示してい
るが、3相以上の多相構造とすることもできる。
【0013】ところで、相ユニットを配置する間隔に
は、以下の関係がある。磁石の間隔をPm、相ユニット
の積層された最後のコア分割体1aの中央と、次の相ユ
ニットの最初のコア分割体1bの中央までの間隔をP
c、相数をNとすると、 Pc=Pm/(N+n) nは整数(0,1,2,3,・・・)となる。
【0014】ここで、巻線部11をコア1、1’の対向
方向に変位していない場合には、コア1、1’からコイ
ルが突出する長さLが存在し、コアを連設する場合に、 Pc>2L+コア分割体の厚み でなければコイル2が接触して配置することができな
い。コイル2の突出長さLを小さくするためには、コイ
ル2を巻く幅を広くしたり、巻き数を減らす等の方法が
あるが、何れの方法においてもモータの性能の制約とな
る。本実施例では、巻線部11をコア1、1’の対向方
向に変位して形成し、かつ相ユニットのコイル2を上下
で交互に配置することにより、コイル2の突出による寸
法制約を回避することができる。
【0015】一方、図4にコア分割体1a、1bの中の
磁束を示す。巻線部11を通る磁束の方向はコア分割体
1a、1bで同一であるが、表側対向部12と裏側対向
部13を通る磁束の方向は、コア分割体1aとコア分割
体1bとでは反転する。
【0016】図5にコアの変形例を示す。図1に示す相
ユニットにおいて、コイル2が巻回される巻線部11は
同一の磁束方向であり、さらに各コア分割体1a、1b
を通る磁束は、コア分割体1a、1bの形状、材料が同
じであれば同一となる。すなわち、巻線部11から表側
対向部12又は裏側対向部13までの部分は、同じ磁束
が通るのであるから、この部分を分割するか、単一にす
るかは適宜選択することができる。
【0017】したがって、図5に示すように、例えば、
U字型等の、巻線部11が走行方向に連続するコア4、
4’にコイル2を巻回する一方、表側対向部12及び裏
側対向部13だけを歯状に分割することによって、磁束
の方向が交互に変わるようにしても、モータの性能に影
響を与えることはない。このため、複雑な形状のコア分
割体1a、1bを多数積層して組み立てるよりも、巻線
部11を単一のものとし、部品点数を削減することで、
リニアモータの組立工数と部品の加工費を低減すること
ができる。なお、図5に示すコアでは、隣り合うコア
4、4’で、各巻線部11の外側だけをコア4、4’の
対向方向に変位させることにより、コア4、4’の外側
でのコイルの突出による寸法制約を回避しているが、第
1実施例のように巻線部11全体を変位させる方がコイ
ル2の巻回量を確保並びに各コア分割体1a、1bの中
を通る磁束を均一にする上で好ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明のリニアモータによれば、巻線部
を永久磁石の上に形成したコアと、巻線部を永久磁石の
下に形成したコアとを隣り合うように配設することか
ら、コアの端部に突出するコイルの巻線部を、連結する
コアの中に吸収し、多相構造にする際のユニット間の距
離を、コイル寸法で制約されることなく、永久磁石の取
り付けピッチと相数で決まる間隔で配置することがで
き、これにより、モータのコイル側の全長を短くするこ
とができる。
【0019】また、各コアの巻線部を、それぞれコアの
対向方向に変位させることにより、コアの外側で突出す
るコイルを連結するコアの中に吸収し、各コアを連設す
る際のコイルの突出による寸法制約を回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアモータの一実施例を示す側面図
である。
【図2】同実施例のコアのコア分割体を示す斜視図であ
る。
【図3】同実施例のコアを連設した状態を示す側面図で
ある。
【図4】コア分割体の磁束の流れを示す斜視図である。
【図5】コアの変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
1、1’ コア 1a、1b コア分割体 11 巻線部11 12 表側対向部 13 裏側対向部 2 コイル 3 永久磁石 30 永久磁石ユニット 4、4’ コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 孝夫 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 真中 伸男 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 飯沼 肇 兵庫県尼崎市下坂部3丁目11番1号 日立 機電工業株式会社内 Fターム(参考) 5H641 BB06 BB18 GG03 GG04 GG08 GG11 GG12 HH02 HH05 HH07 HH10 HH13 HH14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻線部に巻回したコアを、永久
    磁石の表と裏とに対向させることにより閉磁路を構成す
    るリニアモータにおいて、巻線部を永久磁石の上に形成
    したコアと、巻線部を永久磁石の下に形成したコアとを
    隣り合うように配設したことを特徴とするリニアモー
    タ。
  2. 【請求項2】 各コアの巻線部を、それぞれコアの対向
    方向に変位させたことを特徴とする請求項1記載のリニ
    アモータ。
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