JP2002027557A - 携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止システム - Google Patents

携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止システム

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JP2002027557A
JP2002027557A JP2000210121A JP2000210121A JP2002027557A JP 2002027557 A JP2002027557 A JP 2002027557A JP 2000210121 A JP2000210121 A JP 2000210121A JP 2000210121 A JP2000210121 A JP 2000210121A JP 2002027557 A JP2002027557 A JP 2002027557A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、使用を控えるべき場所に居るとき
は、携帯電話端末に着信音の鳴動を停止させることや送
受信を停止させることのできる、携帯電話端末の自動消
音及び強制送受信停止システムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 使用を控えることが望まれる場所の入
口、出口、出入口において通過する携帯電話端末2を所
定の順序で検出するように配置されている第1及び第2
の検出手段12,13と、前記携帯電話端末に対し所定
のコマンドを無線送信する送信手段14と、前記第1及
び第2の検出手段の検出信号の入力順序から前記携帯電
話端末の移動方向を判定し、入場であるとき、消音コマ
ンドまたは送受信停止コマンドを生成して前記入口、出
入口に配置される前記送信手段に出力し、退場であると
き、解除コマンドを生成して前記出口、出入口に配置さ
れる前記送信手段に出力する入退場管理手段11とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用を控えること
が望まれる場所において携帯電話端末に自動的に消音動
作を行わせ、また強制的に送受信動作を停止させる携帯
電話端末の自動消音及び強制送受信停止システム、並び
に携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】セルラ電話システムや簡易型携帯電話シ
ステム(PHS)などの移動体電話システムで使用され
る携帯電話端末は、電源投入時と無線エリア間を移動す
るとき、位置登録信号を無線基地局へ送信し自己の位置
を通知する動作を行っている。これにより、無線基地局
は、携帯電話端末の位置を確認・認識でき、携帯電話端
末が移動しても当該携帯電話端末との通信が可能とな
る。携帯電話端末は、着信があると、通常、呼出音や振
動により携帯者に着信を知らせるようになっている。
【0003】ところで、固定電話端末とは異なり、携帯
電話端末は、着信時にどこの場所にいるか不定であり、
電車の中や映画館、劇場、会議場など呼出音の鳴動によ
って周囲の人が迷惑するような場所や、医療機器への影
響が危惧される病院であることが往々にして起こる。こ
のように携帯電話端末の使用を控えることが望まれる場
所が数多く存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、そ
のような使用を控えるべき場所に居るとき、電源を切る
かどうか、音量を低くする措置を取るかどうかなどは、
携帯者の自由意志に委ねられている。携帯者は、上記措
置を取ることを忘れて慌てたりすることがある。また、
携帯者は、使用を控えるべき場所に居るが周囲の状況に
気付かないで、通常通り使用することがある。近年、携
帯電話端末の急速な普及に伴い、使用を控えるべき場所
での着信音や通話が社会問題となっており、改善が望ま
れている。
【0005】本発明は、斯かる問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、使用を控えるべ
き場所に居るときは、携帯電話端末に着信音の鳴動を停
止させることや送受信を停止させることのできる、携帯
電話端末の自動消音及び強制送受信停止システム、並び
に携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、使用を控えることが望まれる場所の入口、出
口、出入口において通過する携帯電話端末を所定の順序
で検出するように配置されている第1及び第2の検出手
段と、前記入口、出口、出入口に配置され、前記携帯電
話端末に対し所定のコマンドを無線送信する送信手段
と、前記第1及び第2の検出手段の検出信号の入力順序
から前記携帯電話端末の移動方向を判定し、前記判定し
た移動方向が、入場であるとき、前記携帯電話端末に消
音動作を行わせる消音コマンドまたは強制的に送受信動
作を停止させる送受信停止コマンドを生成して前記入
口、出入口に配置される前記送信手段に出力し、前記判
定した移動方向が、退場であるとき、前記携帯電話端末
に通常の動作状態に復旧する動作を行わせる解除コマン
ドを生成して前記出口、出入口に配置される前記送信手
段に出力する入退場管理手段とを備えることを特徴とす
る携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止システム
に存する。請求項2記載の発明の要旨は、前記第1及び
第2の検出手段は、前記携帯電話端末が送信する位置登
録信号を検出することを特徴とする請求項1記載の携帯
電話端末の自動消音及び強制送受信停止システムに存す
る。請求項3記載の発明の要旨は、前記入口、出入口に
配置される前記送信手段は、常時、無線基地局が放送し
ている報知情報と同内容の疑似報知情報を無線送信して
いることを特徴とする請求項2記載の携帯電話端末の自
動消音及び強制送受信停止システムに存する。請求項4
記載の発明の要旨は、前記第1及び第2の検出手段は、
前記携帯電話端末が発生する磁気情報を検出することを
特徴とする請求項1記載の携帯電話端末の自動消音及び
強制送受信停止システムに存する。請求項5記載の発明
の要旨は、前記入退場管理手段は、設置者が使用環境に
合わせて選択設定した内容に従って消音コマンドと送受
信停止コマンドのいずれかを生成することを特徴とする
請求項1記載の携帯電話端末の自動消音及び強制送受信
停止システムに存する。請求項6記載の発明の要旨は、
使用を控えることが望まれる場所の入口、出口、出入口
において通過する携帯電話端末を所定の順序で検出する
ように配置される第1及び第2の検出手段の検出信号の
入力順序から前記携帯電話端末の移動方向を判定し、前
記判定した移動方向が、入場であるとき、前記携帯電話
端末に消音動作を行わせる消音コマンドまたは強制的に
送受信動作を停止させる送受信停止コマンドを前記入
口、出入口において無線送信し、前記判定した移動方向
が、退場であるとき、前記携帯電話端末に通常の動作状
態に復旧する動作を行わせる解除コマンドを前記出口、
出入口において無線送信することを特徴とする携帯電話
端末の自動消音及び強制送受信停止方法に存する。請求
項7記載の発明の要旨は、前記第1及び第2の検出手段
は、前記携帯電話端末が送信する位置登録信号を検出す
ることを特徴とする請求項6記載の携帯電話端末の自動
消音及び強制送受信停止方法に存する。請求項8記載の
発明の要旨は、前記入口、出入口において、常時、無線
基地局が放送している報知情報と同内容の疑似報知情報
を無線送信していることを特徴とする請求項7記載の携
帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止方法に存す
る。請求項9記載の発明の要旨は、前記第1及び第2の
検出手段は、前記携帯電話端末が発生する磁気情報を検
出することを特徴とする請求項6記載の携帯電話端末の
自動消音及び強制送受信停止方法に存する。請求項10
記載の発明の要旨は、前記消音コマンドと送受信停止コ
マンドのいずれを無線送信するかは、設置者が使用環境
に合わせて選択設定してあることを特徴とする請求項6
記載の携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止方法
に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
よる携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止システ
ムの構成ブロック図である。図1において、自動消音及
び強制送受信停止システム1は、携帯電話端末2の使用
を控えることが望まれる場所の入口、出口、出入口に配
置される。携帯電話端末2の使用を控えることが望まれ
る場所としては、例えば、病院や映画館、図書館、美術
館、駅などの公共施設、さらには会議室が挙げられる。
以下、理解を容易にするため、入口と出口を兼用する
「出入口」に配置される場合に限定して説明する。
【0008】「出入口」を入る携帯電話端末2は、電源
が入っていて、無線基地局が放送している報知情報を受
信し、記憶する無線エリアと異なるとき、無線基地局に
位置登録信号を送信して登録し、また当該登録している
無線エリアにおいて着信に応答できる動作状態(以下
「通常モード」という)にある。
【0009】自動消音及び強制送受信停止システム1
は、携帯電話端末2の動作状態を、通常モードと消音モ
ードないしは強制送受信モードとの間を遷移させる制御
を行う入退場管理装置11と、「出入口」を通過する携
帯電話端末2を検出し、検出信号を入退場管理装置11
に出力する第1センサ12及び第2センサ13と、入退
場管理装置11の制御下に携帯電話端末2にコマンド等
を無線送信する送受信機14とを備えている。
【0010】第1センサ12及び第2センサ13は、例
えば、携帯電話端末2が無線送信する位置登録信号を受
信できるアンテナ及び増幅器を備え、「出入口」の通路
周りの壁や天井などにおいて、所定の順序及び間隔で配
置される。例えば、第1センサ12は、「出入口」の近
くに配置され、第2センサ13は、「出入口」から建物
内に入った奥の方に配置されるとする。
【0011】第1センサ12及び第2センサ13は、携
帯電話端末2が無線送信する位置登録信号を検出して、
入退場管理装置11に出力する。したがって、第1セン
サ12及び第2センサ13の配置間隔は、入退場管理装
置11がそれらの検出信号を区別して認識できる程度の
間隔ということになる。
【0012】送受信機14は、「出入口」の通路周りの
壁や天井などに取り付けられ、入退場管理装置11と
は、有線または無線で接続されている。両者の設置場所
との関係で適切な方が選択される。送受信機14は、
「出入口」を通過する携帯電話端末2に対し、入退場管
理装置11から送られてくる、消音コマンドと送受信停
止コマンドと解除コマンドとを無線送信する。
【0013】また、携帯電話端末2は、通常は、電源投
入時と無線エリア間を移動したときに位置登録信号を送
信し、無線エリア内に居るときには位置登録信号は送信
しない。そこで、本実施の形態では、送受信機14は、
「出入口」において、常時、当該無線エリアの無線基地
局とは異なる他の任意の無線基地局が放送している報知
情報と同内容の擬似報知情報を無線送信するようにして
いる。これにより、「出入口」から入ってくる携帯電話
端末2は、通常の動作として無線エリアを移動したと判
断し必ず位置登録信号を無線送信することになる。
【0014】このとき、携帯電話端末2には、セルラ方
式のものとPHS方式のものがある。したがって、送受
信機14は、それらの携帯電話端末2が受信できる周波
数を用いてコマンドや疑似報知情報を無線送信するよう
にしている。また、送受信機14は、医療機器等他の器
機に影響を及ぼさないような微弱電波を出力するように
配慮されている。但し、疑似報知情報の送信では、携帯
電話端末2が無線基地局が送信する報知情報をうち消し
て疑似報知情報を受信できる程度に強めて送信するよう
にしている。携帯電話端末2は、疑似報知情報の受信エ
リアを離れると、本来の無線基地局の報知情報を受信す
ることになる。
【0015】入退場管理装置11は、例えば図2に示す
ように、第1センサ12及び第2センサ13の検出信号
の受信処理を行う受信部21と、受信部21から入力す
る2つの検出信号の入力順序から携帯電話端末2の移動
方向(入場か退場か)を判定する方向判定部22と、方
向判定部22の判定結果に基づき上記3つのコマンド
(消音コマンド、送受信停止コマンド、解除コマンド)
を生成する制御部23と、制御部23が生成出力するコ
マンドを送受信機14へ出力する送信部24とを備えて
いる。
【0016】ここで、制御部23は、消音コマンドと送
受信停止コマンドの双方を同時に生成するのではなく、
当該システムの設置場所に応じていずれか一方のコマン
ドを生成するように、設置場所毎に設置者が選択設定で
きるようになっている。例えば、駅に設置される場合に
は、消音コマンドを生成し、病院に設置される場合に
は、送受信停止コマンドを生成するように予め設定でき
る。
【0017】携帯電話端末2は、図3に示すようにして
上記3つのコマンドを解釈し実行するプログラムを備え
ている。図3は、本実施の形態による自動消音及び強制
送受信停止システム1の制御下に動作する携帯電話端末
2の動作フローチャートである。
【0018】以下、図1、図2を参照しつつ図3に沿っ
て本実施の形態の動作を説明する。図3において、通常
モード(ステップS1)にある携帯電話端末2が、第1
センサ12、第2センサ13の順に通過すると、方向判
定部22が入場と判断し、制御部23に入場を通知す
る。制御部23は、設定に従って消音コマンドと送受信
停止コマンドのいずれかを生成し、送受信機14から無
線送信させる。
【0019】携帯電話端末2は、送受信停止コマンドを
受信すると(ステップS2)、強制送受信停止モード
(ステップS3)となる。この強制送受信停止モードで
は、携帯電話端末2は、位置登録等の電波の発生や着信
を停止する動作をする。携帯電話端末2は、解除コマン
ドを受信する(ステップS4)まで、この強制送受信停
止モードを継続する。
【0020】したがって、この強制送受信停止モードに
設定する措置は、着信信号等を受信せず、また位置登録
等不要な電波の発射をしないようになるので、病院等の
電波の使用を控えた方がよい場所、映画館等の通話によ
る会話が周りに迷惑となる場所で有効である。
【0021】強制送受信停止モードにある携帯電話端末
2が、第2センサ13、第1センサ12の順に通過する
と、方向判定部22が退場と判断し、制御部23に退場
を通知する。制御部23は、解除コマンドを生成し、送
受信機14から無線送信させる。これにより、携帯電話
端末2は、解除コマンドを受信し(ステップS4)、強
制送受信停止モードから通常モードへ復旧する(ステッ
プS5)。
【0022】また、通常モード(ステップS1)にある
携帯電話端末2が、第1センサ12、第2センサ13の
順に通過し、消音コマンドを受信すると(ステップS
6)、消音モード(ステップS7)となる。このとき、
携帯電話端末2は、送受信機14が送信する疑似報知情
報を受信して本来の無線基地局とは異なる無線基地局の
無線エリアを記憶する動作を行うが、その後移動に伴い
直ぐに本来の無線基地局の報知情報を受信するので、消
音モードになった後、自動的に本来の無線エリアを記憶
する動作を行い、着信に備える。
【0023】この消音モードでは、携帯電話端末2は、
着信音の鳴動に代えて、周囲に聞こえないようにバイブ
レータにより着信を伝える動作をする。携帯電話端末2
は、解除コマンドを受信する(ステップS8)まで、こ
の消音モードを継続する。したがって、この消音モード
に設定する措置は、着信は受け付けるが、着信音が鳴ら
ないようになるため、駅構内等で短い会話をするときな
どに有効である。
【0024】消音モードにある携帯電話端末2が、第2
センサ13、第1センサ12の順に通過すると、方向判
定部22が退場と判断し、制御部23に退場を通知す
る。制御部23は、解除コマンドを生成し、送受信機1
4から無線送信させる。これにより、携帯電話端末2
は、解除コマンドを受信し(ステップS8)、消音モー
ドから通常モードへ復旧する(ステップS5)。
【0025】なお、通常モード(ステップS1)にある
携帯電話端末2は、送受信停止コマンドの受信(ステッ
プS2)も消音コマンドの受信(ステップS6)もない
場合には、通常モード(ステップS5)を維持すること
になる。
【0026】このように、携帯電話端末2は、通常モー
ドにおいて消音コマンドないしは送受信停止コマンドを
受信して、通常モードから消音モードないしは強制送受
信停止モードへ自動的に遷移し、その後、解除コマンド
の受信まで当該モードを維持し、解除コマンドの受信に
より通常モードへ復旧遷移するプログラムを備えてい
る。それ以外には、特別に追加するものはない。
【0027】本実施の形態によれば、電源が入り、通常
の動作状態にある携帯電話端末2が、病院、映画館等の
出入口や駅の改札口などに入ると、自動的に、強制送受
信停止モードないしは消音モードになるので、携帯者に
使用注意負担を強いることなく、確実に周囲の迷惑にな
らないようにすることができる。
【0028】また、強制送受信停止モードと消音モード
は、任意に設定できる。例えば、駅の改札口を入るとき
に、上記の説明では消音モードに設定したが、強制送受
信停止モードに設定することでもよい。これによれば、
携帯者は、電車に乗るとき電源を切ることを意識しなく
とも、電車内では着信できなくなるので、周りの人に不
快感を与えないようにすることができる。
【0029】なお、第1センサ12及び第2センサ13
が配置される入口、出入口が、無線エリアの境界にある
ときは、携帯電話端末2は無線基地局の報知情報を受信
して必ず位置登録信号を送信する。したがって、配置場
所によっては、送受信機14は、疑似報知情報を無線送
信しないでよい場合がある。
【0030】また、携帯電話端末2は、内部的に磁気情
報を発生する機構がある。したがって、第1センサ12
及び第2センサ13は、検出対象として、位置登録信号
ではなく、磁気情報を検出することでもよい。この場合
には、第1センサ12及び第2センサ13は、磁気セン
サ(磁気抵抗素子など)やコイルなどで構成されること
になる。検出範囲が狭いので、駅の改札口など、携帯者
と接近した場所が得られるときに利用できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源が入り、通常の動作状態にある携帯電話端末が、使
用を控えるべき場所に入ると、自動的に、強制送受信停
止モードないしは消音モードになるので、携帯者に使用
注意負担を強いることなく、確実に周囲の迷惑にならな
いようにすることができる。
【0032】また、携帯電話端末は、使用を控えるべき
場所を出ると、自動的に、通常の動作状態に復旧するの
で、携帯者は、電源の再投入等の操作を行う必要がな
い。さらに、強制送受信停止モードと消音モードは、簡
単に選択設定ができるので、追加コストがかからず、設
置者側の希望通りの効果を得ることができる。
【0033】加えて、携帯電話端末は、特別な変更がな
く、本発明によるコマンドを解釈し実行するプログラム
を追加するだけでよいので、簡単に実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による携帯電話端末の自
動消音及び強制送受信停止システムの構成ブロック図で
ある。
【図2】入退場管理装置の構成ブロック図である。
【図3】本実施の形態による自動消音及び強制送受信停
止システムの制御下に動作する携帯電話端末の動作フロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 自動消音及び強制送受信停止システム 2 携帯電話端末 11 入退場管理装置(入退場管理手段) 12 第1センサ(検出手段) 13 第2センサ(検出手段) 14 送受信機(送信手段) 21 受信部 22 方向判定部 23 制御部 24 送信部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用を控えることが望まれる場所の入
    口、出口、出入口において通過する携帯電話端末を所定
    の順序で検出するように配置されている第1及び第2の
    検出手段と、 前記入口、出口、出入口に配置され、前記携帯電話端末
    に対し所定のコマンドを無線送信する送信手段と、 前記第1及び第2の検出手段の検出信号の入力順序から
    前記携帯電話端末の移動方向を判定し、前記判定した移
    動方向が、入場であるとき、前記携帯電話端末に消音動
    作を行わせる消音コマンドまたは強制的に送受信動作を
    停止させる送受信停止コマンドを生成して前記入口、出
    入口に配置される前記送信手段に出力し、前記判定した
    移動方向が、退場であるとき、前記携帯電話端末に通常
    の動作状態に復旧する動作を行わせる解除コマンドを生
    成して前記出口、出入口に配置される前記送信手段に出
    力する入退場管理手段とを備えることを特徴とする携帯
    電話端末の自動消音及び強制送受信停止システム。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の検出手段は、前記携
    帯電話端末が送信する位置登録信号を検出することを特
    徴とする請求項1記載の携帯電話端末の自動消音及び強
    制送受信停止システム。
  3. 【請求項3】 前記入口、出入口に配置される前記送信
    手段は、常時、無線基地局が放送している報知情報と同
    内容の疑似報知情報を無線送信していることを特徴とす
    る請求項2記載の携帯電話端末の自動消音及び強制送受
    信停止システム。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の検出手段は、前記携
    帯電話端末が発生する磁気情報を検出することを特徴と
    する請求項1記載の携帯電話端末の自動消音及び強制送
    受信停止システム。
  5. 【請求項5】 前記入退場管理手段は、設置者が使用環
    境に合わせて選択設定した内容に従って消音コマンドと
    送受信停止コマンドのいずれかを生成することを特徴と
    する請求項1記載の携帯電話端末の自動消音及び強制送
    受信停止システム。
  6. 【請求項6】 使用を控えることが望まれる場所の入
    口、出口、出入口において通過する携帯電話端末を所定
    の順序で検出するように配置される第1及び第2の検出
    手段の検出信号の入力順序から前記携帯電話端末の移動
    方向を判定し、 前記判定した移動方向が、入場であるとき、前記携帯電
    話端末に消音動作を行わせる消音コマンドまたは強制的
    に送受信動作を停止させる送受信停止コマンドを前記入
    口、出入口において無線送信し、 前記判定した移動方向が、退場であるとき、前記携帯電
    話端末に通常の動作状態に復旧する動作を行わせる解除
    コマンドを前記出口、出入口において無線送信すること
    を特徴とする携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停
    止方法。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の検出手段は、前記携
    帯電話端末が送信する位置登録信号を検出することを特
    徴とする請求項6記載の携帯電話端末の自動消音及び強
    制送受信停止方法。
  8. 【請求項8】 前記入口、出入口において、常時、無線
    基地局が放送している報知情報と同内容の疑似報知情報
    を無線送信していることを特徴とする請求項7記載の携
    帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止方法。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の検出手段は、前記携
    帯電話端末が発生する磁気情報を検出することを特徴と
    する請求項6記載の携帯電話端末の自動消音及び強制送
    受信停止方法。
  10. 【請求項10】 前記消音コマンドと送受信停止コマン
    ドのいずれを無線送信するかは、設置者が使用環境に合
    わせて選択設定してあることを特徴とする請求項6記載
    の携帯電話端末の自動消音及び強制送受信停止方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016082571A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 富士通株式会社 消音化方法及び記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016082571A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 富士通株式会社 消音化方法及び記憶媒体

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