JP2002027445A - インターホン装置 - Google Patents

インターホン装置

Info

Publication number
JP2002027445A
JP2002027445A JP2000211179A JP2000211179A JP2002027445A JP 2002027445 A JP2002027445 A JP 2002027445A JP 2000211179 A JP2000211179 A JP 2000211179A JP 2000211179 A JP2000211179 A JP 2000211179A JP 2002027445 A JP2002027445 A JP 2002027445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
backlight
unit
brightness
luminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000211179A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Matsuzaki
幸則 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000211179A priority Critical patent/JP2002027445A/ja
Publication of JP2002027445A publication Critical patent/JP2002027445A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示部が表示を開始した時から充分に映
像を表示できるインターホン装置を提供する。 【解決手段】 L100 の曲線は、バックライト用ランプ
の定常状態における輝度が液晶パネルの表示に適してい
る場合の曲線である。L120 、L140 の曲線は、バック
ライト用ランプの定常状態における輝度がL100 の定常
状態における輝度の120%、140%となる場合の曲
線である。バックライト用ランプへの電力の供給開始か
らT1 が経過するまではL140 に基づいた、T1 からT
2 まではL 120 に基づいた、T2 以降はL100 の曲線に
基づいた、電流値の電流が、バックライト用ランプ内で
放電される。これにより、バックライト用ランプの輝度
は、経過時間0〜T1 はL140 に沿って、経過時間T1
〜T2 はLX に沿って、経過時間T2 以降はL100 に沿
って変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホン装置
に関し、特に、第一の場所と第二の場所との間での音声
情報のやり取りがなされる場合、少なくとも一方の場所
において他方の場所についての映像を表示する液晶表示
部を含むインターホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインターホン装置の一般的なもの
には、親機と子機が含まれるものがある。そして、通
常、屋内に親機が設置され、屋外に子機が設置される。
屋外に居る来訪者が、屋外に設置された子機を操作する
ことにより、親機と子機との間で、情報のやり取りが開
始される。
【0003】従来のインターホン装置の一例を、図面を
参照して、より詳細に説明する。図9は、従来のインタ
ーホン装置のブロック図である。
【0004】図9に示すインターホン装置には、親機7
0と子機1とが含まれる。親機70と子機1とは、信号
線23で接続されている。
【0005】子機1は、来訪者等を撮影するためのカメ
ラユニット2、カメラユニット2からの映像信号を伝送
するための変調回路4、来訪者が屋内の対応者と会話す
るためのマイク30およびスピーカ7、マイク30およ
びスピーカ7についての音声を処理する音声回路5、来
訪者が屋内の者を呼出すための呼出ボタン31、およ
び、呼出ボタンが押圧されたことを伝送するための呼出
回路6を備えている。
【0006】変調回路4、音声回路5、および、呼出回
路6において取り扱われる映像信号、音声信号、およ
び、呼出信号は、インターフェイス回路3,信号線23
を介して、子機1と親機70との間でやり取りされる。
【0007】信号線23を介して送られてくる信号は、
親機70内のインターフェイス回路8によって、親機7
0内の復調回路9、音声回路18、および、呼出回路2
4のいずれかに、適切に割振られる。
【0008】呼出回路24は、来訪者が子機1の呼出ボ
タン31を押圧したことを、子機1から送られる呼出信
号によって検出する回路である。親機70では、子機1
から送られた呼出信号は、制御回路22に入力される。
これに応じて、制御回路22は、呼出動作を行なう。呼
出動作とは、たとえば、親機70のスピーカ15から呼
出音を発生させる。
【0009】また、親機70では、復調回路9で復調さ
れた映像信号は、映像回路10に入力され、液晶表示を
行なうための映像駆動信号に変換された後、ドライバ回
路11を介して液晶パネル12に出力される。これに応
じて、液晶パネル12は、来訪者の映像を表示し、音声
回路18は、スピーカ15から、子機1から送られてき
た音声を出力する。なお、音声回路18は、マイク16
において入力された対応者の音声を、子機1に送出す
る。
【0010】なお、屋内の対応者が、モニタボタン17
を押圧することによりよっても、子機1と親機70との
間の、映像および音声の送受信を開始させることができ
る。そして、子機1または親機7に設けられた所定のボ
タン(図示略)を操作されることにより、子機1と親機
70との間の、映像および音声の送受信を開始させるこ
とができる。
【0011】このような従来のインターホン装置では、
子機1のカメラユニット2により撮影された映像は、子
機1の呼出ボタン31または親機70のモニタボタン1
7が押圧されたことによって、液晶パネル12において
表示されはじめる。液晶パネル12は、バックライト用
ランプ13によって、後方から光を供給されることによ
り、映像を表示できる。
【0012】バックライト用ランプ13は、一般的には
冷陰極管放電ランプによって構成される。なお、冷陰極
管放電ランプは、点灯開始から1分30秒程度経過しな
いと、液晶パネル12で映像を表示するのに充分な輝度
を提供することができない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】なお、上述した従来の
インターホン装置は、主に、来訪者がどのような人物か
を表示パネル12にの表示内容によって確認するために
利用される。つまり、さほど連続して長時間利用される
ものではない。
【0014】このことから、従来のインターホン装置で
は、子機1と親機70の間での情報のやり取りは、バッ
クライト用ランプ13が充分な輝度を提供できる状態と
なる前に終了する場合が、しばしばあった。つまり、従
来のインターホン装置では、子機1と親機70の間で通
話が行なわれる際、液晶パネル12における表示が不充
分のまま、通話が終了する場合があった。
【0015】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、液晶表示部が表示を開始した
時から充分に映像を表示できるインターホン装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に従ったインター
ホン装置は、第一の場所と前記第一の場所とは異なる第
二の場所との間で音声情報をやり取りし、前記第一の場
所に設置されかつ前記第二の場所についての映像を表示
する液晶表示部を含む、インターホン装置であって、前
記液晶表示部の表面における輝度は、前記液晶表示部の
定常状態には所定の輝度となり、前記液晶表示部におけ
る表示が開始された際に、前記液晶表示部の表面におけ
る輝度を、前記所定の輝度と等しくなるように調整する
輝度調整部をさらに含むことを特徴する。
【0017】本発明によると、液晶表示部における表示
が開始された当初、つまり、バックライトへの電力の供
給が開始された当初であっても、液晶表示部の表面にお
ける輝度が低下することを回避できる。
【0018】したがって、バックライトへの電力の供給
時間が短いインターホン装置において、液晶表示部にお
ける表示を、より、ユーザの見やすいものとすることが
できる。
【0019】また、本発明に従ったインターホン装置
は、前記液晶表示部は、印加される電圧に応じて光の透
過率が変化する液晶と、前記液晶を介して前記液晶表示
部の表面に光を送るバックライトとを備え、前記バック
ライトは、供給される電流量に応じて輝度が変化し、前
記輝度調整部は、前記バックライトへの電力の供給が開
始された時点からの経過時間に応じて、前記バックライ
トに供給する電流量を調整する供給電流量調整部を備え
ることが好ましい。
【0020】本発明によると、バックライトへの電力の
供給が開始された当初は、バックライトに供給する電流
量を、液晶表示部における表示に通常必要とされる量よ
りも多いものとすることができる。
【0021】したがって、バックライトに供給される電
流量が一定とされた場合よりも、電力の供給の開始時に
おけるバックライトの輝度不足を抑制できる。これによ
り、バックライトへの電力の供給時間が短いインターホ
ン装置において、液晶表示部における表示を、より、ユ
ーザの見やすいものとすることができる。
【0022】また、本発明に従ったインターホン装置
は、前記バックライトに供給する電流量を、前記バック
ライトへの電力の供給が開始された時点からの経過時間
の関数として記憶する関数記憶部をさらに含み、前記供
給電流量調整部は、前記バックライトへの電力の供給が
開始された時点からの経過時間と、前記関数記憶部に記
憶された関数を参照することにより、前記バックライト
に供給する電流量を調整することが好ましい。
【0023】これにより、バックライトに供給する電流
量を調整する処理が、より容易になる。
【0024】また、本発明に従ったインターホン装置
は、前記バックライトの近傍の温度を検出する温度検出
部をさらに含み、前記輝度調整部は、前記温度検出部に
おける検出温度に応じて、前記バックライトに供給する
電流量を調整することが好ましい。
【0025】これにより、バックライトの輝度を、より
確実に、調整できる。また、本発明に従ったインターホ
ン装置は、前記輝度調整部は、前記所定の輝度に応じて
前記液晶に印加する電圧を制御する電圧制御部と、前記
バックライトへの電力の供給が開始された時点からの経
過時間に応じて、前記電圧制御部における、前記液晶表
示部の表面における輝度と前記液晶に印加する電圧との
関係を変更する印加電圧調整部とを備えることが好まし
い。
【0026】本発明によると、バックライトへの電力の
供給が開始された当初は、液晶における光の透過率を、
液晶表示部における表示に通常必要とされる透過率より
も高いものとすることができる。
【0027】したがって、液晶表示部の表面での輝度と
液晶に印加する電圧との関係が一定とされた場合より
も、バックライトへの電力の供給の開始時における当該
バックライトの輝度不足に起因した、液晶表示部の表面
での輝度不足を抑制できる。これにより、バックライト
への電力の供給時間が短いインターホン装置において、
液晶表示部における表示を、より、ユーザの見やすいも
のとすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ、本発
明の一実施の形態であるインターホン装置について、図
面を参照しつつ、説明する。
【0029】[インターホン装置の構成]図1は、本実
施の形態のインターホン装置のブロック図である。
【0030】図1を参照して、本実施の形態のインター
ホン装置は、図9を用いて説明した従来のインターホン
装置と、同じ構成要素を備えている。つまり、本実施の
形態のインターホン装置は、子機1と親機70を備えて
いる。また、子機1は、カメラユニット2、インターフ
ェイス回路3、変調回路4、音声回路5、呼出回路6、
スピーカ7、マイク30、および、呼出ボタン31を備
えている。また、親機70は、インターフェイス回路
8、復調回路9、映像回路10、ドライバ回路11、液
晶パネル12、バックライト用ランプ13、バックライ
ト用電源14、音声回路18、制御回路22、呼出回路
24、スピーカ15、マイク16、および、モニタボタ
ン17を備えている。
【0031】そして、本実施の形態のインターホン装置
は、さらに、親機70において、コモンバイアス電圧制
御回路26、管電流制御回路27、および、温度検出回
路28を備えている。
【0032】コモンバイアス電圧制御回路26は、制御
回路22と、ドライバ回路11の間に接続されている。
つまり、液晶パネル12の動作を直接制御するドライバ
回路11は、コモンバイアス電圧制御回路26を介し
て、制御回路22と接続されている。
【0033】液晶パネル12内の液晶に印加される電圧
を制御されることにより、バックライト用ランプ13の
発する光の中の液晶パネル12を透過する割合(以下、
「液晶パネル12における透過率」と略す)が、変化す
る。そして、ドライバ回路11は、制御回路22によっ
て指定された割合でバックライト用ランプ13の発する
光が液晶パネル12を透過するよう、液晶パネル12内
の液晶に印加する電圧を制御する。
【0034】詳しくは、ドライバ回路11は、液晶パネ
ル12における透過率が制御回路22によって指定され
たものとなるように、予め定められたコモンバイアス電
圧に基づいて、液晶パネル12内の液晶に印加する電圧
を制御する。これにより、ドライバ回路11が同様に動
作しても、ドライバ回路11におけるコモンバイアス電
圧が変更されると、液晶パネル12における透過率も変
更される。液晶パネル12における透過率が変化する
と、液晶パネル12の表面における輝度が変化する。ド
ライバ回路11におけるコモンバイアス電圧と、液晶パ
ネル12の表面における輝度の関係については、図4を
参照しつつ、後述する。
【0035】管電流制御回路27は、制御回路22と、
バックライト電源14の間に接続されている。つまり、
液晶パネル12のバックライトに電力を供給するバック
ライト電源14は、管電流制御回路27を介して、制御
回路22と接続されている。
【0036】バックライト用ランプ13は、液晶パネル
12のバックランプとして作用し、たとえば、冷陰極放
電管等の、放電される電流値に従って輝度の変化するも
のにより、構成される。管電流制御回路27は、バック
ライト用ランプ13において放電される電流値が、制御
回路22から指定された電流値となるように、バックラ
イト電源14からバックライト用ランプ13に供給され
る電力を供給する。
【0037】温度検出回路28は、バックライト用ラン
プ13の近傍の温度を検出するための部材により構成さ
れる回路である。
【0038】[バックライト用ランプでの放電の電流値
について]本実施の形態のインターホン装置では、バッ
クライト用ランプ13において放電される電流値は、当
該電力の供給が開始されてからの時間に応じて変化す
る。これは、バックライト用ランプ13の輝度の、バッ
クライト用ランプ13への電力の供給が開始されてから
の時間に対する変化を抑えるためである。
【0039】まず、バックライト用ランプ13において
放電される電流値に対する、バックライト用ランプ13
の輝度の変化について、図2を参照しつつ説明する。
【0040】図2において、横軸は、バックライト用ラ
ンプ13において放電される電流値(ランプ電流)を示
し、縦軸は、バックライト用ランプ13の中央部分の輝
度を示す。図2から、ランプ電流の値が上昇することに
伴って、バックライト用ランプ13の輝度が上昇する。
【0041】なお、バックライト用ランプ13の輝度
は、ランプ電流が同じであっても、バックライト用ラン
プ13への電力の供給が開始されてからの時間に応じて
変化する。具体的には、バックライト用ランプ13の輝
度は、バックライト用ランプ13への電力の供給が開始
されてから徐々に上昇し、1分30秒程度経過した後、
一定の値となる。バックライト用ランプ13の輝度が一
定の値となった状態を、以下、バックライト用ランプ1
3の定常状態と呼ぶ。
【0042】バックライト用ランプ13への電力の供給
開始からの時間に対する、バックライト用ランプ13の
輝度の変化について、図3を参照しつつ説明する。な
お、図3において、横軸は、バックライト用ランプ13
への電力の供給開始からの時間を示し、縦軸は、バック
ライト用ランプ13の輝度を示す。なお、縦軸は、通常
液晶パネル12において表示が行なわれる際に適してい
る輝度を100%した場合の相対輝度を示している。
【0043】図3には、ランプ電流の値の異なる3本の
曲線、L100 、L120 、およびL14 0 が描かれている。
100 の曲線は、バックライト用ランプ13の定常状態
における輝度が液晶パネル12の表示に適しているよう
なランプ電流の値についての曲線である。L120 、L
140 の曲線は、それぞれ、バックライト用ランプ13の
定常状態における輝度がL100 の定常状態における輝度
の120%、140%となるようなランプ電流の値につ
いての曲線である。
【0044】L100 の曲線では、相対輝度は、電力の供
給の開始直後で30%程度(点P10参照)、供給開始か
らT1 経過後で54%(点P11参照)、T2 経過後で7
2%(点P12参照)、T3 経過後で97%(点P13
照)である。
【0045】一方、L140 の曲線では、相対輝度は、電
力の供給の開始直後で70%程度(点P30参照)、供給
開始からT1 経過後で88%(点P31参照)である。ま
た、L120 の曲線では、相対輝度は、T2 経過後で92
%程度(点P22参照)である。
【0046】そして、本実施の形態では、制御回路22
は、バックライト用ランプ13に電力を供給する際、ま
ず、電力の供給開始からT1 が経過するまでは、図3の
14 0 の曲線に基づいた電流値の電流が、バックライト
用ランプ13内で放電されるよう、管電流制御回路27
の動作を制御する。そして、制御回路22は、バックラ
イト用ランプ13への電力の供給の開始後T1 からT2
までは、図3のL120の曲線に基づいた電流値の電流
が、バックライト用ランプ13内で放電されるよう、管
電流制御回路27の動作を制御する。続いて、制御回路
22は、バックライト用ランプ13への電力の供給の開
始後T2 以降は、図3のL100 の曲線に基づいた電流値
の電流が、バックライト用ランプ13内で放電されるよ
う、管電流制御回路27の動作を制御する。
【0047】管電流制御回路27が、制御回路22によ
る制御に従って動作することにより、バックライト用ラ
ンプ13の輝度は、図3を参照して、経過時間0〜T1
は点P30〜点P31をL140 の曲線に沿って変化し、経過
時間T1 〜T2 は、点P31,点P22,点P13を通る線L
X に沿って変化し、経過時間T2 以降は、点P13を含む
100 の曲線に沿って変化する。
【0048】これにより、本実施の形態では、バックラ
イト用ランプ13の輝度は、定常状態では最適なものと
なる上に、その立ち上がり特性が、L100 の曲線のみに
沿って変化する場合よりも、好ましいものとなってい
る。つまり、L100 の曲線のみに沿って変化する場合よ
りも、バックライト用ランプ13への電力の供給の開始
時および開始直後における相対輝度を、より早く、10
0%に近づけることができる。したがって、本実施の形
態のインターホン装置では、液晶パネル12において表
示が開始された際に、バックライト用ランプ13の輝度
が不充分で見にくい、という事態を、回避できる。
【0049】また、ここでは、バックライト用ランプ1
3における放電電流を制御することで、その輝度を変化
させている。これに代えて、バックライト用ランプ13
における放電電流を、印加する電圧によって変化するよ
うな回路構成とし、バックライト用ランプ13に印加す
る電圧を制御することによって、その輝度を変化させる
ことも考えられる。
【0050】[液晶パネルにおける透過率とドライバ回
路のコモンバイアス電圧]図1を参照して上述したよう
に、ドライバ回路11が同様に動作しても、ドライバ回
路11におけるコモンバイアス電圧が変更されると、液
晶パネル12の表面における輝度が変化する。
【0051】ここで、ドライバ回路11におけるコモン
バイアス電圧と、液晶パネル12の表面における輝度の
関係について、図4を参照しつつ説明する。図4では、
横軸は、液晶パネル12への電力の供給を開始してから
経過した時間(経過時間)を示し、縦軸は、液晶パネル
12の表面における輝度を示している。なお、図4の縦
軸は、ユーザが最も見やすいと考えられる輝度を100
%として、相対輝度で示している。
【0052】また、図4には、3種類のコモンバイアス
電圧を設定した場合の、それぞれの、経過時間に対す
る、液晶パネル12の表面における輝度の変化を示して
いる。詳しくは、定常状態で、液晶パネル12の表面に
おける輝度が100%となるようなコモンバイアス電圧
が設定されている際の輝度を△で示し、△の各点を結ん
だ線をC100 としている。
【0053】なお、液晶パネル12の表面における輝度
は、液晶パネル12への電力の供給を開始してから徐々
に上昇し、経過時間が1分30秒程度となった状態で、
一定の値を取るようになる。定常状態とは、液晶パネル
12の表面における輝度が、一定の値を取るようになっ
た状態を言う。
【0054】また、図4では、定常状態での、液晶パネ
ル12の表面における輝度が110%,120%となる
ようなコモンバイアス電圧が設定されている際の輝度
を、それぞれ、□,◇で示し、□,◇の各点を結んだ線
をそれぞれC110 ,C120 としている。
【0055】液晶パネル12の表面における輝度が10
0%となるようなコモンバイアス電圧が設定されている
場合では、相対輝度は、電力の供給の開始直後で20%
(点H10参照)、供給開始からTa 経過後で30%(線
100 上の点H11参照)、T b 経過後で45%(点H12
参照)、Tc 経過後で70%(点H13参照)である。
【0056】一方、液晶パネル12の表面における輝度
が120%となるようなコモンバイアス電圧が設定され
ている場合では、相対輝度は、電力の供給の開始直後で
35%(点H30参照)、供給開始からTa 経過後で58
%(点H31参照)である。また、液晶パネル12の表面
における輝度が110%となるようなコモンバイアス電
圧が設定されている場合では、相対輝度は、Tb 経過後
で60%程度(点P22参照)である。
【0057】そして、本実施の形態では、制御回路22
は、コモンバイアス電圧制御回路26に対して、ドライ
バ回路11におけるコモンバイアス電圧を設定する際、
まず、液晶パネル12への電力の供給開始からTa が経
過するまでは、定常状態での液晶パネル12の表面にお
ける輝度が120%となるようなコモンバイアス電圧を
設定する。続いて、制御回路22は、電力の供給の開始
後Ta からTb までは、定常状態での液晶パネル12の
表面における輝度が110%となるようなコモンバイア
ス電圧を設定する。そして、電力の供給の開始後Tb
降は、定常状態での液晶パネル12の表面における輝度
が110%となるようなコモンバイアス電圧を設定す
る。
【0058】コモンバイアス電圧制御回路26が、制御
回路22による制御に従って動作することにより、液晶
パネル12の表面における輝度は、図4を参照して、経
過時間0〜Ta は点H30〜HP31を線C120 に沿って変
化し、経過時間Ta 〜Tc は、点H31,点H21,点H13
を線CX ,線CY に沿って変化し、経過時間Tc 以降
は、点H13を含む線C100 のに沿って変化する。
【0059】これにより、本実施の形態では、液晶パネ
ル12の表面における輝度は、定常状態では最適なもの
となる上に、その立ち上がり特性が、線C100 のみに沿
って変化する場合よりも、好ましいものとなっている。
つまり、線C100 のみに沿って変化する場合よりも、液
晶パネル12への電力の供給の開始時および開始直後に
おける相対輝度を、より早く、100%に近づけること
ができる。したがって、本実施の形態のインターホン装
置では、液晶パネル12において表示が開始された際
に、液晶パネル12の表面の輝度が不充分で見にくい、
という事態を、回避できる。
【0060】[バックライト用ランプの近傍の温度に関
連した制御]図5に、温度検出回路28によって検出さ
れたバックライト用ランプ13の近傍の温度(周囲温
度)に対する、バックライト用ランプ13の輝度の変化
を示す。なお、図5では、横軸は、周囲温度を示し、縦
軸は、周囲温度が25℃の場合の輝度を100%とした
場合の相対輝度を示す。なお、図5では、周囲温度以外
の条件は、同じものとされている。
【0061】図5を参照して、バックライト用ランプ1
3の輝度は、常温である25℃での輝度を100%とし
た場合、10℃では約80%、0℃では約62%まで落
ち込んでいる。
【0062】そこで、制御回路22は、周囲温度が低下
または上昇したことによって輝度が変化する場合、輝度
を補正するために、バックライト用ランプ13において
放電させる電流値を変化させる。
【0063】具体的には、たとえば、周囲温度が10℃
である場合、図5からバックライト用ランプ13の輝度
が80%となるので、バックライト用ランプ13におい
て定常状態に放電させる電流値を当該輝度が変動を補正
するように変更する。より具体的には、定常状態におけ
る電流値をL100 に沿ったものからL120 に沿ったもの
に(図3参照)変更する。
【0064】[制御回路による制御の流れ]次に、液晶
パネル12において表示が開始される際に、制御回路2
2が実行する処理を、具体的に説明する。図6は、制御
回路22が、バックライト用ランプ13への電力の供給
を開始した際に実行する、液晶バックライト点灯処理の
フローチャートである。
【0065】図6を参照して、バックライト用ランプ1
3への電力の供給を開始すると、制御回路22は、S1
で、内部タイマをスタートさせ、S2に進む。つまり、
制御回路22の内部タイマは、バックライト用ランプ1
3への電力の供給された時点からの経過時間を計時する
ことになる。
【0066】S2で、制御回路22は、アドレスAの値
を読込み、S3に進む。アドレスAの値とは、或る電流
値に対応した値である。ここでの或る電流値とは、バッ
クライト用ランプ13において放電される電流値であ
り、図3のL140 に対応する電流値である。
【0067】S3で、制御回路22は、S2で読込んだ
値を管電流制御回路27に出力して、S4に進む。これ
により、管電流制御回路27は、バックライト用ランプ
13において放電される電流値が、図3のL140 に対応
する電流値となるように制御する。
【0068】S4で、制御回路22は、内部タイマの計
時時間がT1 (図3参照)であるか否かを判断する。T
1 であると判断すると、S5に進み、T1 ではないと判
断すると、S7に進む。アドレスBの値とは、或る電流
値に対応した値である。バックライト用ランプ13にお
いて放電される電流値であり、図3のL140 に対応する
電流値である。
【0069】S5で、制御回路22は、アドレスBの値
を読込み、S6に進む。アドレスBの値とは、或る電流
値に対応した値である。ここでの或る電流値とは、バッ
クライト用ランプ13において放電される電流値であ
り、図3のL120 に対応する電流値である。
【0070】S6では、制御回路22は、直前の読込み
作業で読込んだ値を管電流制御回路27に出力して、S
4に戻る。
【0071】S7では、制御回路22は、内部タイマの
計時時間がT2 (図3参照)であるか否かを判断する。
2 であると判断すると、S8に進み、T2 ではないと
判断すると、S9に進む。
【0072】S8では、制御回路22は、アドレスCの
値を読込み、S6に進む。アドレスCの値とは、或る電
流値に対応した値である。ここで言うある電流値とは、
バックライト用ランプ13において放電される電流値で
あり、図3のL100 に対応する電流値である。
【0073】そして、S6で管電流制御回路27に出力
される値は、直前にS5が実行されていればアドレスB
の値であり、直前にS8が実行されていればアドレスC
の値である。
【0074】S9では、制御回路22は、内部タイマの
計時時間がT3 (図3参照)であるか否かを判断する。
3 であると判断すると、S10に進み、T3 ではない
と判断すると、S4に戻る。つまり、内部タイマの計時
時間がT3 以降は、S10に進む。
【0075】S10では、制御回路22は、アドレスD
の値を読込み、S11に進む。アドレスDの値とは、或
る電流値に対応した値である。ここで言うある電流値と
は、バックライト用ランプ13の定常状態において放電
される電流値であり、図3のL100 に対応する電流値で
ある。
【0076】そして、S11では、S10で読込んだ値
を、管電流制御回路27に出力して、リターンする。
【0077】以上、図6を参照して説明した液晶バック
ライト点灯処理が実行されることにより、バックライト
用ランプ13において放電される電流値が、バックライ
ト用ランプ13へ電力が供給され始めてからの時間に応
じて、図3を用いて説明したように、変化する。
【0078】なお、コモンバイアス電圧の変更も、図6
を用いて説明したのと同様に行なえばよい。つまり、バ
ックライト用ランプ13へ電力が供給され始めてからの
時間がTa ,Tb (図4参照)となった時点で、それぞ
れ、C120 →C110 ,C110→C100 (図4参照)に対
応するように、コモンバイアス電圧を変更すればよい。
【0079】また、バックライト用ランプ13において
放電される電流値を変化させるための処理の変形例を、
図7を参照して説明する。
【0080】[液晶バックライト点灯処理の変形例]図
7を参照して、バックライト用ランプ13への電力の供
給を開始すると、制御回路22は、S21で、内部タイ
マをスタートさせ、S22に進む。
【0081】S22で、制御回路22は、現時点での内
部タイマの計時時間をxとし、当該xを用いて関数y=
f(x)の演算を行ない、S23に進む。ここで、xの
関数yとは、バックライト用ランプ13で放電させる電
流値に対応する関数である。つまり、この変形例では、
バックライト用ランプ13で放電させる電流値は、バッ
クライト用ランプ13への電力の供給を開始した時点か
らの経過時間(x)の関数として扱われる。
【0082】S23で、制御回路22は、S22で算出
したyの値を、バックライト用ランプ13で放電させる
電流値として管電流制御回路27に出力し、S24に進
む。
【0083】S24では、タイマ割込み処理を実行し、
S25に進む。ここで、図8を参照して、タイマ割込み
処理について、説明する。
【0084】タイマ割込み処理が開始されると、制御回
路22は、まず、S241で、S241の処理が初めて
実行されるか否か、および、前回S241の処理を実行
してから5秒が経過しているか否かを判断する。S24
1の処理が初めて、または、前回S241の処理を実行
してから5秒経過していると判断すると、S242に進
む。なお、前回S241の処理を実行してから、まだ5
秒が経過していない場合には、図7に示す処理にリター
ンする。
【0085】S242では、その時点でのxに基づい
て、yを算出し、S243に進む。S243では、直前
で実行したS242において算出されたyを、バックラ
イト用ランプ13で放電させる電流値として管電流制御
回路27に出力し、図7に示す処理にリターンする。
【0086】一方、再度、図7を参照して、S25で
は、内部タイマの計時時間が60秒となったか否かを判
断する。未だ60秒となっていないと判断すると、S2
4に戻り、60秒となったと判断すると、処理を終了す
る。
【0087】以上説明した変形例では、バックライト用
ランプ13において放電されるべき電流値は、電力の供
給が開始されてからの時間(x)の関数(y=f
(x))として扱われる。なお、この関数としては、図
3において、縦軸をy,横軸をxとした場合の直線Lx
を表す関数を挙げることができる。
【0088】[さらなる変形例等]以上説明した本実施
の形態では、図3を参照して説明したように、バックラ
イト用ランプ13への電力の供給の開始時および開始直
後に、当該バックライト用ランプ13において、放電さ
せる電流値を変化させて、輝度を制御している。具体的
には、まず、バックライト用ランプ13への電力の供給
の開始時および開始直後、バックライト用ランプ13で
放電させる電流値を、液晶パネル12の表示に適した電
流値よりも高いものとする。次に、バックライト用ラン
プ13の電流値を、徐々に低下させる。そして、バック
ライト用ランプ13が定常状態となると、液晶パネル1
2の表示に適するような電流値にしている。
【0089】これにより、液晶パネル12における表示
が開始された際の液晶パネル12表面における輝度を、
液晶パネル12の定常状態での液晶パネル12表面にお
ける輝度とほぼ等しいものにできる。
【0090】なお、バックライト用ランプ13で放電さ
せる電流値を上記のように変化させなければ、バックラ
イト用ランプ13への電力の供給開始時に、液晶パネル
12の表面の輝度は、定常状態よりも低いものとなる。
これは、バックライト用ランプ13において、放電電流
が一定であれば、その輝度が、定常状態に達するまで
は、当該定常状態よりも低い値となるためである(図3
参照)。
【0091】また、以上説明した本実施の形態では、図
4を参照して説明したように、液晶パネル12への電力
の供給時および開始直後において、ドライバ回路11の
コモンバイアス電圧を変化させている。具体的には、液
晶パネル12への電力の供給時および開始直後におい
て、ドライバ回路11のコモンバイアス電圧を、液晶パ
ネル12の表面における輝度が当該液晶パネル12の表
示に適したものよりも高くなるような電圧とし、徐々に
変化させて、液晶パネル12の表面における輝度が当該
液晶パネル12の表示に適した電圧にしている。
【0092】なお、液晶パネル12において表示を行な
う場合、液晶パネル12とバックライト用ランプ13へ
は、同時に、電力の供給が開始される。
【0093】そして、制御回路22は、バックライト用
ランプ13と液晶パネル12への電力の供給の開始時お
よび開始直後において、当該バックライト用ランプ13
において放電させる電流値を図3に示すように変化さ
せ、かつ、ドライバ回路11のコモンバイアス電圧を図
4に示すように変化させることもできる。制御回路22
がこのような制御を行なうことにより、液晶パネル12
における表示が、より早く、適切な輝度を持ち、正常に
行なわれることになる。したがって、短時間でしか液晶
パネル12における表示が行なわれないインターホン装
置において、より的確に、液晶パネル12が機能するこ
とになる。つまり、液晶パネル12が適切な輝度で表示
を行なう前に、その回の液晶パネル12における表示動
作が終了してしまうという不都合を、より確実に回避す
ることができる。
【0094】つまり、制御回路22は、ドライバ回路1
1のコモンバイアス電圧を変化させることによっても、
液晶パネル12表面において、液晶パネル12における
表示が開始された際の輝度を、液晶パネル12の定常状
態での輝度とほぼ等しいものにできる。
【0095】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0096】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、液晶表示
部の表示が開始された当初、つまり、バックライトへの
電力の供給が開始された当初であっても、液晶表示部の
表面における輝度が低下することを回避できるため、バ
ックライトへの電力の供給時間が短いインターホン装置
において、液晶表示部における表示を、より、ユーザの
見やすいものとすることができる。
【0097】また、本発明によると、バックライトに供
給される電流量が一定とされた場合よりも、電力の供給
の開始時におけるバックライトの輝度不足を抑制できる
ため、バックライトへの電力の供給時間が短いインター
ホン装置において、液晶表示部における表示を、より、
ユーザの見やすいものとすることができる。
【0098】また、本発明によると、関数記憶部に記憶
された関数を参照することにより、バックライトに供給
する電流量を調整されるため、バックライトに供給する
電流量を調整する処理がより容易になる。
【0099】また、本発明によると、バックライト近傍
の温度に応じて、バックライトに供給する電流量を調整
されるため、バックライトの輝度を、より確実に調整で
きる。
【0100】また、本発明によると、液晶表示部の表面
での輝度と液晶に印加する電圧との関係を変更できるた
め、バックライトへの電力の供給の開始時における当該
バックライトの輝度不足に起因した、液晶表示部の表面
での輝度不足を抑制できる。これにより、バックライト
への電力の供給時間が短いインターホン装置において、
液晶表示部における表示を、ユーザの見やすいものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態のインターホン装置のブロック
図である。
【図2】 図1のバックライト用ランプにおいて放電さ
れる電流値に対する、バックライト用ランプの輝度の変
化を示す図である。
【図3】 図1のバックライト用ランプへの電力の供給
開始からの時間に対する、バックライト用ランプの輝度
の変化を示す図である。
【図4】 図1のインターホン装置において、ドライバ
回路におけるコモンバイアス電圧と、液晶パネルの表面
における輝度との関係を示す図である。
【図5】 図1のインターホン装置において、温度検出
回路によって検出されたバックライト用ランプの近傍の
温度と、バックライト用ランプの輝度の関係を示す図で
ある。
【図6】 図1の制御回路の実行する、液晶バックライ
ト点灯処理のフローチャートである。
【図7】 図6の液晶バックライト点灯処理の変形例の
フローチャートである。
【図8】 図7のタイマ割込み処理のサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図9】 従来のインターホン装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 子機、2 カメラユニット、10 映像回路、11
ドライバ回路、12液晶パネル、13 バックライト
用ランプ、14 バックライト電源、26コモンバイア
ス電圧制御回路、27 管電流制御回路、28 温度検
出回路、70 親機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 642 G09G 3/34 J 5C054 3/34 3/36 5C080 3/36 H04M 1/00 W 5G435 H04M 1/00 1/723 5K027 1/723 9/00 A 5K038 9/00 H H05B 41/16 Z // H05B 41/16 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H088 EA61 2H091 FA41Z GA11 LA09 LA16 MA10 2H093 NC42 NC57 NC58 NC59 ND07 ND09 NG01 NG20 3K082 AA00 AA41 AA57 BD14 BD15 BD26 BD27 BD31 BE02 BE10 BE21 CA31 5C006 AA01 AF46 AF51 AF52 AF53 BB29 BF14 BF38 EA01 FA11 FA19 FA54 5C054 CA04 CC03 CD06 EA05 FA02 FF03 HA22 5C080 AA10 BB05 DD03 DD08 EE28 GG07 JJ02 JJ05 JJ07 KK52 5G435 AA01 BB12 BB15 EE30 GG22 LL03 5K027 AA09 FF01 FF21 GG02 HH30 MM15 5K038 CC02 DD07 DD09 DD15 DD23 FF01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の場所と前記第一の場所とは異なる
    第二の場所との間で音声情報をやり取りし、前記第一の
    場所に設置されかつ前記第二の場所についての映像を表
    示する液晶表示部を含む、インターホン装置であって、 前記液晶表示部の表面における輝度は、前記液晶表示部
    の定常状態には所定の輝度となり、 前記液晶表示部における表示が開始された際に、前記液
    晶表示部の表面における輝度を、前記所定の輝度と等し
    くなるように調整する輝度調整部をさらに含む、インタ
    ーホン装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶表示部は、印加される電圧に応
    じて光の透過率が変化する液晶と、前記液晶を介して前
    記液晶表示部の表面に光を送るバックライトとを備え、 前記バックライトは、供給される電流量に応じて輝度が
    変化し、 前記輝度調整部は、前記バックライトへの電力の供給が
    開始された時点からの経過時間に応じて、前記バックラ
    イトに供給する電流量を調整する供給電流量調整部を備
    える、請求項1に記載のインターホン装置。
  3. 【請求項3】 前記バックライトに供給する電流量を、
    前記バックライトへの電力の供給が開始された時点から
    の経過時間の関数として記憶する関数記憶部をさらに含
    み、 前記供給電流量調整部は、前記バックライトへの電力の
    供給が開始された時点からの経過時間と、前記関数記憶
    部に記憶された関数を参照することにより、前記バック
    ライトに供給する電流量を調整する、請求項2に記載の
    インターホン装置。
  4. 【請求項4】 前記バックライトの近傍の温度を検出す
    る温度検出部をさらに含み、 前記輝度調整部は、前記温度検出部における検出温度に
    応じて、前記バックライトに供給する電流量を調整す
    る、請求項2または請求項3に記載のインターホン装
    置。
  5. 【請求項5】 前記輝度調整部は、 前記所定の輝度に応じて前記液晶に印加する電圧を制御
    する電圧制御部と、 前記バックライトへの電力の供給が開始された時点から
    の経過時間に応じて、前記電圧制御部における、前記液
    晶表示部の表面における輝度と前記液晶に印加する電圧
    との関係を変更する印加電圧調整部とを備える、請求項
    2〜請求項4のいずれか1項に記載のインターホン装
    置。
  6. 【請求項6】 前記液晶表示部は、印加される電圧に応
    じて光の透過率が変化する液晶と、前記液晶を介して前
    記液晶表示部の表面に光を送るバックライトとを備え、 前記輝度調整部は、 前記所定の輝度に応じて前記液晶に印加する電圧を制御
    する電圧制御部と、 前記バックライトへの電力の供給が開始された時点から
    の経過時間に応じて、前記電圧制御部における、前記液
    晶表示部の表面における輝度と前記液晶に印加する電圧
    との関係を変更する印加電圧調整部とを備える、請求項
    1に記載のインターホン装置。
JP2000211179A 2000-07-12 2000-07-12 インターホン装置 Withdrawn JP2002027445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000211179A JP2002027445A (ja) 2000-07-12 2000-07-12 インターホン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000211179A JP2002027445A (ja) 2000-07-12 2000-07-12 インターホン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002027445A true JP2002027445A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18707337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000211179A Withdrawn JP2002027445A (ja) 2000-07-12 2000-07-12 インターホン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002027445A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215891A (ja) * 2010-03-30 2012-11-08 Nanao Corp 液晶表示装置
CN106782235A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 广州日滨科技发展有限公司 显示屏异常的检测方法、装置和显示屏设备
CN106782236A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 广州日滨科技发展有限公司 显示屏设备播放异常的报警方法、装置和显示屏设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215891A (ja) * 2010-03-30 2012-11-08 Nanao Corp 液晶表示装置
CN106782235A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 广州日滨科技发展有限公司 显示屏异常的检测方法、装置和显示屏设备
CN106782236A (zh) * 2016-11-30 2017-05-31 广州日滨科技发展有限公司 显示屏设备播放异常的报警方法、装置和显示屏设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7555141B2 (en) Video phone
CN106230909A (zh) 一种设备间亮度联动调节方法、装置及设备
JP2007316492A (ja) 表示装置
JP2002027445A (ja) インターホン装置
JP2013054370A (ja) プロジェクタ及びプロジェクタの制御方法
KR100641172B1 (ko) 이동 통신 단말기의 엘씨디 밝기 조절 방법
JP2006270412A (ja) 液晶テレビジョン受像機
JP4623615B2 (ja) Tv放送受信装置およびその制御方法
JP2002344598A (ja) カメラ付き表示端末およびプログラム
JP2000132138A (ja) 透過型表示装置
JP4325766B2 (ja) テレビ会議装置
JP2008300918A (ja) 表示装置、表示制御方法及び、表示制御プログラム
JP2003156728A (ja) 液晶表示装置及びその制御方法
JP2000284770A (ja) ディスプレイ装置
JP4270114B2 (ja) プロジェクタ装置
JP3898582B2 (ja) 給湯器のリモコン装置
JPH08179276A (ja) 液晶表示装置
KR100417524B1 (ko) 티·에프·티 액정 표시장치를 가지는 이동통신단말기의밝기 조절 장치 및 방법
JP2001309363A (ja) テレビドアホン装置
JP4901600B2 (ja) テレビドアホン装置
JP2000147468A (ja) 液晶表示装置
KR20050005102A (ko) 영상데이터 프리뷰 자동 제어 방법
JP2009204920A (ja) 表示装置およびプログラム
KR100516610B1 (ko) 영상표시기기 및 그 제어방법
CN114429760A (zh) 显示效果的调节方法、装置、终端设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071002