JP2002027090A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2002027090A
JP2002027090A JP2000205133A JP2000205133A JP2002027090A JP 2002027090 A JP2002027090 A JP 2002027090A JP 2000205133 A JP2000205133 A JP 2000205133A JP 2000205133 A JP2000205133 A JP 2000205133A JP 2002027090 A JP2002027090 A JP 2002027090A
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telephone
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JP2000205133A
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Masumi Kumakura
眞澄 熊倉
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示器を使用しなければ、受話音量、着信音
量及びモニタ音量を円滑に調整することができない。 【解決手段】 音量を調整するための音量調整キー15
と、受話音量を調整する受話音量調整回路19と、モニ
タ音量を調整するモニタ音量調整回路24と、着信音量
を調整する着信音調整回路22と、音量調整キー15の
キー操作を検出して、現在の動作状態が待機状態又は着
信状態の場合には、音量調整キーに基づいて着信音を調
整するように着信音調整回路22を制御し、現在の動作
状態がハンドセット通話中の場合には、音量調整キーに
基づいて受話音量を調整するように受話音量調整回路1
9を制御し、現在の動作状態がスピーカモニタ機能中の
場合には、音量調整キーに基づいてモニタ音量を調整す
るようにモニタ音量調整回路24を制御するマイコン2
8とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機の各音量を
調整する音量調整機能を備えた電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電話機の音量調整機能としては、
ハンドセットの受話音量、スピーカのモニタ音量及び着
信音量を調整する機能がある。
【0003】従来、このような音量調整機能としては、
これら受話音量、モニタ音量及び着信音量毎に音量調整
キーを設け、各音量調整キーを調整することで、受話音
量、モニタ音量及び着信音量を調整することができる。
【0004】しかしながら、従来の音量調整機能によれ
ば、その受話音量、モニタ音量及び着信音量を調整する
ためには計3個の音量調整キーを設けなければならない
ため、その部品個数や配置スペースを確保しなければな
らないといった事態が生じた。
【0005】そこで、このような事態に対処すべく、複
数個の音量調整キーを単一化した音量調整機能を備えた
電話機が知られている。
【0006】このような音量調整機能を備えた電話機に
よれば、表示器を有し、この表示器の表示内容に基づい
て調整対象の音量、例えば受話音量、モニタ音量又は着
信音量のいずれかを指定し、この指定した音量を、単一
の音量調整キーで調整するようにしている。
【0007】このような従来の音量調整機能を備えた電
話機によれば、音量調整キーを単一化することで、部品
個数を削減し、ひいては、その配置スペースを確保する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音量調整機能を備えた電話機によれば、受話音量、
モニタ音量及び着信音量の内から調整すべき音量を指定
するためには、その指定内容を画面表示する表示器を備
える必要があるため、その製品コストが非常に高くなる
と共に、その操作性が非常に複雑化するといった問題点
があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、音量調整キーを単一
化したとしても、表示器を使用することなく、受話音
量、着信音量及びモニタ音量を円滑に調整することがで
きる安価な電話機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電話機は、音量種別毎に音量を調整する音量
調整機能を備えた電話機であって、音量を調整するため
の音量調整コマンドを入力するコマンド入力手段と、前
記音量を調整すべく、前記音量種別に対応した複数の音
量調整手段と、電話機の動作状態を検出する動作状態検
出手段と、前記コマンド入力手段からの音量調整コマン
ドを検出すると、前記動作状態検出手段にて電話機の動
作状態を検出し、この動作状態に対応した音量種別に関
わる音量調整手段を選択し、前記音量調整コマンドに基
づいて、前記選択した音量調整手段を制御する制御手段
とを有している。
【0011】従って、本発明の電話機によれば、コマン
ド入力手段からの音量調整コマンドを検出すると、動作
状態検出手段にて電話機の動作状態を検出し、この動作
状態に対応した音量種別に関わる音量調整手段を選択
し、前記音量調整コマンドに基づいて、前記選択した音
量調整手段を制御するようにしたので、表示器で調整対
象の音量種別を表示させなくても、電話機の動作状態に
対応した音量種別を調整対象とすることで、複雑な操作
を伴うことなく、各音量種別の音量、例えば着信音量、
受話音量やモニタ音量を円滑に調整することができる。
【0012】また、本発明の電話機は、前記音量調整手
段が、着信音を音量調整する着信音調整回路を有し、前
記制御手段は、前記コマンド入力手段からの音量調整コ
マンドを検出すると、前記動作状態検出手段にて検出さ
れた動作状態が待機状態又は着信状態であると判断され
ると、前記着信音調整回路を選択し、前記音量調整コマ
ンドに基づいて着信音を調整するように、前記着信音調
整回路を制御するようにした。
【0013】従って、本発明の電話機によれば、コマン
ド入力手段からの音量調整コマンドを検出すると、動作
状態検出手段にて検出された動作状態が待機状態又は着
信状態であると判断されると、着信音調整回路を選択
し、前記音量調整コマンドに基づいて着信音を調整する
ように、前記着信音調整回路を制御するようにしたの
で、表示器で調整対象の音量種別を表示させなくても、
複雑な操作を伴うことなく、電話機が待機状態又は着信
状態の場合にはコマンド入力手段からの音量調整コマン
ドに基づいて着信音量を円滑に調整することができる。
【0014】また、本発明の電話機は、前記音量調整手
段が、受話音量を調整する受話音量調整回路を有し、前
記制御手段は、前記コマンド入力手段からの音量調整コ
マンドを検出すると、前記動作状態検出手段にて検出さ
れた動作状態が通話状態であると判断されると、前記受
話音量調整回路を選択し、前記音量調整コマンドに基づ
いて受話音量を調整するように、前記受話音量調整回路
を制御するようにした。
【0015】従って、本発明の電話機によれば、コマン
ド入力手段からの音量調整コマンドを検出すると、動作
状態検出手段にて検出された動作状態が通話状態である
と判断されると、前記受話音量調整回路を選択し、前記
音量調整コマンドに基づいて受話音量を調整するよう
に、前記受話音量調整回路を制御するようにしたので、
表示器で調整対象の音量種別を表示させなくても、複雑
な操作を伴うことなく、電話機が通話状態の場合にはコ
マンド入力手段からの音量調整コマンドに基づいて受話
音量を円滑に調整することができる。
【0016】また、本発明の電話機は、前記音量調整手
段が、モニタ音量を調整するモニタ音量調整回路を有
し、前記制御手段は、前記コマンド入力手段からの音量
調整コマンドを検出すると、前記動作状態検出手段にて
検出された動作状態がスピーカモニタ状態であると判断
されると、前記モニタ音量調整回路を選択し、前記音量
調整コマンドに基づいてモニタ音量を調整するように、
前記モニタ音量調整回路を制御するようにした。
【0017】従って、本発明の電話機によれば、コマン
ド入力手段からの音量調整コマンドを検出すると、動作
状態検出手段にて検出された動作状態がスピーカモニタ
状態であると判断されると、モニタ音量調整回路を選択
し、前記音量調整コマンドに基づいてモニタ音量を調整
するように、前記モニタ音量調整回路を制御するように
したので、表示器で調整対象の音量種別を表示させなく
ても、複雑な操作を伴うことなく、電話機がスピーカモ
ニタ状態の場合にコマンド入力手段からの音量調整コマ
ンドに基づいてモニタ音量を円滑に調整することができ
る。
【0018】また、本発明の電話機は、前記制御手段
が、前記コマンド入力手段からの音量調整コマンドを検
出すると、前記動作状態検出手段にて検出された動作状
態がモニタ状態又は通話状態で、新たな着信が発生した
場合、前記着信音調整回路を選択し、前記音量調整コマ
ンドに基づいて着信音を発生するように、前記着信音調
整回路を制御するようにした。
【0019】従って、本発明の電話機によれば、コマン
ド入力手段からの音量調整コマンドを検出すると、動作
状態がモニタ状態又は通話状態で、かつ新たな着信が発
生した場合、前記着信音調整回路を選択し、前記音量調
整コマンドに基づいて着信音を調整するように、前記着
信音調整回路を制御するようにしたので、表示器で調整
対象の音量種別を表示させなくても、複雑な操作を伴う
ことなく、電話機がモニタ状態又は通話状態で、かつ新
たな着信が発生した場合にはコマンド入力手段からの音
量調整コマンドに基づいて着信音量を円滑に調整するこ
とができる。
【0020】また、本発明の電話機は、前記動作状態が
モニタ状態又は通話状態で、新たな着信が発生すると、
通常の着信音の音量を所定レベルまで減衰する減衰手段
を備えるようにした。
【0021】従って、本発明の電話機によれば、モニタ
状態又は通話状態で、新たな着信が発生したとしても、
その着信音を所定レベルまで下げて減衰出力するように
したので、その着信音でモニタ状態のモニタ音声又は通
話状態の受話音声が妨げられることはない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の電
話機における実施の形態を示す多機能電話機について説
明する。図1は本実施の形態に示す多機能電話機の操作
盤を示す説明図、図2は本実施の形態に示す多機能電話
機内部の概略構成を示すブロック図である。
【0023】図1に示す多機能電話機1の操作盤1A
は、送受話器であるハンドセット11と、着信音等を音
声出力するスピーカ12と、スピーカモニタ機能を起動
するスピーカモニタキー13と、このスピーカモニタ機
能が動作中の場合に点灯表示するスピーカランプ14
と、ハンドセット11の受話音量、スピーカモニタ機能
によるモニタ音量又は着信音量を調整する音量調整キー
15とを有している。
【0024】この音量調整キー15は、受話音量、モニ
タ音量又は着信音量を増幅方向に段階的に上げる音量ア
ップキー15Aと、受話音量、モニタ音量又は着信音量
を減衰方向に段階的に下げる音量ダウンキー15Bとを
有している。
【0025】図2に示す多機能電話機1は、電話回線5
0と接続する回線制御回路16と、回線制御回路16及
びハンドセット11間の送話側通路をON/OFFし、
ハンドセット通話中の場合にはONする第1スイッチ1
7と、回線制御回路16及びハンドセット11間の受話
側通路をON/OFFし、ハンドセット通話中の場合に
はONする第2スイッチ18と、第2スイッチ18を通
じて電話回線50からのハンドセット受話音量をボリュ
ーム調整する受話音量調整回路19と、回線制御回路1
6からの着信に応じて、着信音を発生する着信音発生器
20と、後述する16dBアッテネータ21と、16d
Bアッテネータ21を通じて着信音発生器20からの着
信音の着信音量をボリューム調整する着信音調整回路2
2と、回線制御回路16及びスピーカ12間のモニタ側
通路をON/OFFし、スピーカモニタ機能中の場合に
ONするモニタスイッチ23と、モニタスイッチ23を
通じて電話回線50からの受話音声をモニタ音声とし
て、そのモニタ音量をボリューム調整するモニタ音量調
整回路24と、着信音調整回路22にてボリューム調整
された着信音及びモニタ音量調整回路24にてボリュー
ム調整されたモニタ音声を加算する加算器25と、この
加算器25を通じてモニタ音声及び着信音を増幅し、ス
ピーカ12を通じてスピーカ出力する増幅器26と、ハ
ンドセット11のON HOOK及びOFF HOOK
を検出するHOOKスイッチ27と、この多機能電話機
1全体を制御するマイコン28とを有している。
【0026】尚、この多機能電話機1の回線制御回路1
6は、図示せぬPBXに接続し、各多機能電話機1をグ
ループ分けし、このグループ内に着信が発生すると、そ
の着信対象のグループ内の全多機能電話機1は着信音を
スピーカ出力するため、例えば着信対象のグループ内で
通話中の多機能電話機1があったとしても、同様に着信
音をスピーカ出力するようにしている。
【0027】16dBアッテネータ21は、待機中に着
信が発生した場合にはOFF状態として着信音発生器2
0からの着信音をスピーカ出力するようにしているが、
ハンドセット通話中又はスピーカモニタ機能動作中に着
信が発生した場合にはON状態とすることで、その着信
音を16dB減衰し、この減衰した着信音をスピーカ出
力するようにしている。
【0028】また、加算器25は、待機中に着信が発生
した場合には、着信音発生器20からの着信音のみを出
力し、ハンドセット通話中に着信が発生した場合には、
16dBアッテネータ21で16dB減衰した着信音の
みを出力し、さらに、モニタスピーカ機能動作中に着信
が発生した場合には、モニタ音声及び16dB減衰した
着信音を加算出力するものである。
【0029】尚、請求項記載のコマンド入力手段は音量
調整キー15、音量調整手段は、受話音量調整回路19、
着信音調整回路22及びモニタ音量調整回路24、制御
手段及び動作状態検出手段はマイコン28、減衰手段は
16dBアッテネータ21に相当するものである。
【0030】次に多機能電話機1の動作状態について説
明する。尚、この多機能電話機1の動作状態としては、次
に説明するような8つの状態があげられる。図3は本実
施の形態に示す多機能電話機1の動作状態を示す遷移
図、図4は本実施の形態に示す多機能電話機1の動作状
態と、その動作内容とを示す説明図である。
【0031】多機能電話機1が待機状態の場合(ステッ
プS100)、スピーカランプ14及びスピーカ12が
OFF状態であり、図4に示すようにマイコン28は、
第1スイッチ17、第2スイッチ18、モニタスイッチ
23、着信音発生器20及び16dBアッテネータ21
をOFF状態としている。
【0032】このような待機状態の多機能電話機1に着
信が発生した場合(ステップS101)、スピーカランプ
14はOFF状態、スピーカ12はON状態となり、図
4に示すようにマイコン28は、第1スイッチ17、第
2スイッチ18、モニタスイッチ23及び16dBアッ
テネータ21をOFF状態とし、着信音発生器20をO
N状態とすることで、スピーカ12から着信音を出力す
ることになる。尚、この多機能電話機1への着信がなく
なると、多機能電話機1はステップS100の待機状態
に移行することになる。
【0033】ステップS100の待機状態又はステップ
S101の着信状態で、多機能電話機1がOFF HO
OK操作を検出すると、多機能電話機1は、その着信に
応答することでハンドセット通話中(ステップS102)
に移行することになる。
【0034】このように多機能電話機1がハンドセット
通話中の場合、スピーカランプ14及びスピーカ12は
OFF状態となり、図4に示すようにマイコン28は、
第1スイッチ17及び第2スイッチ18をON状態と
し、モニタスイッチ23、着信音発生器20及び16d
Bアッテネータ21をOFF状態とする。尚、このハン
ドセット通話中の多機能電話機1は、ON HOOK操
作を検出すると、ステップS100の待機状態に移行す
ることになる。
【0035】また、ステップS102のハンドセット通
話中の多機能電話機1は新たな着信が発生した場合(ス
テップS103)、スピーカランプ14はOFF状態、
スピーカ12はON状態となり、図4に示すようにマイ
コン28は、第1スイッチ17、第2スイッチ18、着
信音発生器20及び16dBアッテネータ21をON状
態とし、モニタスイッチ23をOFF状態とし、スピー
カ12からは16dBアッテネータ21で減衰した着信
音を出力することになる。尚、ここで、スピーカ12か
らは着信音が出力されることになるが、この着信音は、
16dBアッテネータ21で減衰されているため、ハン
ドセット通話に支障をきたすことはない。
【0036】また、ステップS102のハンドセット通
話中の多機能電話機1は、スピーカモニタキー13のキ
ー操作を検出すると、ハンドセット通話中(ステップS
104)に移行し、スピーカランプ14はON状態、ス
ピーカ12はOFF状態となるものの、図4に示すよう
にマイコン28は、第1スイッチ17及び第2スイッチ
18をON状態とし、モニタスイッチ23、着信音発生
器20及び16dBアッテネータ21をOFF状態とし
ている。
【0037】このステップS104のハンドセット通話
中の多機能電話機1は、新たな着信が発生した場合(ス
テップS105)、そのスピーカランプ14はOFF状
態、スピーカ12はON状態となり、図4に示すように
マイコン28は、第1スイッチ17、第2スイッチ1
8、着信音発生器20及び16dBアッテネータ21を
ON状態とし、モニタスイッチ23をOFF状態とする
ことで、スピーカ12からは16dBアッテネータ21
で減衰した着信音を出力することになる。尚、ここでス
ピーカ12からは着信音が出力されることになるが、こ
の着信音は16dBアッテネータ21で減衰されている
ため、ハンドセット通話に支障をきたすことはない。
【0038】また、ステップS104のハンドセット通
話中の多機能電話機1は、ON HOOK操作を検出す
ると、スピーカモニタ機能(ステップS106)に移行す
ることになる。このスピーカモニタ機能中にスピーカラ
ンプ14及びスピーカ12がON状態となり、図4に示
すようにマイコン28は、第1スイッチ17、第2スイ
ッチ18、着信音発生器20及び16dBアッテネータ
21をOFF状態とし、モニタスイッチ23をON状態
とすることで、スピーカ12からはモニタ音声を出力す
ることになる。
【0039】このステップS106のスピーカモニタ機
能中の多機能電話機1は、OFFHOOK操作を検出す
ると、ステップS102のハンドセット通話中に移行す
ることになる。
【0040】また、ステップS106のスピーカモニタ
機能中の多機能電話機1は、スピーカモニタキー13の
キー操作を検出すると、ステップS100の待機状態に
移行することになる。
【0041】また、ステップS106のスピーカモニタ
機能中の多機能電話機1は、新たな着信が発生した場合
(ステップS107)、スピーカランプ14をOFF状
態、スピーカ12をON状態とし、図4に示すようにマ
イコン28は、第1スイッチ17及び第2スイッチ18
をOFF状態とし、モニタスイッチ23、着信音発生器
20及び16dBアッテネータ21をON状態とするこ
とで、スピーカ12からはモニタ音声と減衰した着信音
とを出力することになる。尚、このスピーカ12からは
モニタ音声及び着信音が出力することになるが、この着
信音は16dBアッテネータ21で減衰されているた
め、モニタ音声に支障を来たすことはない。
【0042】また、多機能電話機1がステップS100
の待機状態又はステップS101の着信状態で、スピー
カモニタキー13のキー操作を検出すると、ステップS
106のスピーカモニタ機能に移行することになる。
【0043】次に本実施の形態に示す多機能電話機1の
音量調整機能に関わる動作について説明する。図5は本
実施の形態に示す多機能電話機1の動作状態と調整対象
の調整回路の対応関係を示すテーブルである。尚、マイ
コン28は、図5に示すテーブルを記憶しているものと
する。
【0044】多機能電話機1は、待機状態(ステップS
100)で音量調整キー15のキー操作を検出すると、
マイコン28は、図5に示すテーブルに基づいて、ステ
ップS100の待機状態に対応する着信音調整回路22
を選択し、音量調整キー15のキー操作に応じて着信音
調整回路22を制御することで、着信音の音量を調整す
ることになる。
【0045】この際、着信音調整回路22は、図6に示
すように0〜5までの6段階で音量調整を行うことがで
き、この音量調整キー15の音量アップキー15Aがキ
ー操作されると、着信音量は増幅方向にレベルが遷移
し、音量ダウンキー15Bがキー操作されると、着信音
量は減衰方向にレベルが遷移することになる。さらに、
このように調整された着信音の音量レベルは、図示せぬ
メモリに記憶されることになる。
【0046】尚、この音量調整キー15による音量調整
時においては、音量調整キー15のキー操作が終了する
まで(少なくとも32msec)、スピーカ12からは音
量調整中の音量レベルで着信音を出力するため、多機能
電話機1の未使用時(待機状態)に着信音の音量レベルを
受聴確認しながら、音量調整を行うことができる。
【0047】多機能電話機1は、着信状態(ステップS
101)で、音量調整キー15のキー操作を検出する
と、マイコン28は、図5に示すテーブルに基づいて、
ステップS101の着信状態に対応する着信音調整回路
22を選択し、音量調整キー15のキー操作に応じて着
信音調整回路22を制御することで、待機状態のときと
同様な動作で、着信音の音量を調整することになる。
【0048】多機能電話機1は、ハンドセット通話中
(ステップS102又はS104)に、音量調整キー15
のキー操作を検出すると、マイコン28は、図5に示す
テーブルに基づいて、ステップS102又はS104の
ハンドセット通話中に対応する受話音量調整回路19を
選択し、音量調整キー15のキー操作に応じて受話音量
調整回路19を制御することで、ハンドセット11の受
話音量を調整することになる。
【0049】この際、受話音量調整回路19は、図6に
示すように0〜2までの3段階で音量調整を行うことが
でき、この音量調整キー15の音量アップキー15Aが
キー操作されると、受話音量は増幅方向にレベルが遷移
し、音量ダウンキー15Bがキー操作されると、受話音
量は減衰方向にレベルが遷移することになる。さらに、
このように調整された受話音の音量レベルは、図示せぬ
メモリに記憶されることになる。
【0050】多機能電話機1が、スピーカモニタ機能中
(ステップS106)に、音量調整キー15のキー操作を
検出すると、マイコン28は、図5に示すテーブルに基
づいて、ステップS106のスピーカモニタ機能中に対
応するモニタ音量調整回路24を選択し、音量調整キー
15のキー操作に応じてモニタ音量調整回路24を制御
することで、スピーカ12のモニタ音量を調整すること
になる。
【0051】この際、モニタ音量調整回路24は、図6
に示すように0〜5までの6段階で音量調整を行うこと
ができ、この音量調整キー15の音量アップキー15A
がキー操作されると、モニタ音量は増幅方向にレベルが
遷移し、音量ダウンキー15Bがキー操作されると、モ
ニタ音量は減衰方向にレベルが遷移することになる。さ
らに、このように調整されたモニタ音の音量レベルは、
図示せぬメモリに記憶されることになる。
【0052】また、多機能電話機1は、ハンドセット通
話中に、新たな着信が発生した場合(ステップS103又
はS105)、又はスピーカモニタ機能中に、新たな着信
が発生した場合(ステップS107)に、音量調整キー1
5のキー操作を検出すると、マイコン28は、図5に示
すテーブルに基づいて、ハンドセット通話中着信(ステ
ップS103又はS105)又はスピーカモニタ中着信
(ステップS107)に対応する着信音調整回路22を選
択し、音量調整キー15のキー操作に応じて着信音調整
回路22を制御することで、前述した待機状態のときと
同様な動作で着信音の音量を調整することになる。
【0053】本実施の形態によれば、ハンドセット通話
中に音量調整キー15のキー操作を検出すると、ハンド
セット11の受話音量を調整することができ、スピーカ
モニタ機能中に音量調整キー15のキー操作を検出する
と、モニタ音量を調整することができると共に、さらに
待機中又は着信中に音量調整キー15のキー操作を検出
すると、着信音の音量を調整するようにしたので、単一
の音量調整キー15のみで、しかも表示器で調整対象の
音量種別を表示させなくても、複雑な操作を伴うことな
く、電話機の動作状態に対応した音量種別を調整対象と
することで、各音量種別の音量、例えば着信音量、受話
音量やモニタ音量を円滑に調整することができる。
【0054】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の電話機
によれば、表示器で調整対象の音量種別を表示させなく
ても、電話機の動作状態に対応した音量種別を調整対象
とすることで、複雑な操作を伴うことなく、各音量種別
の音量、例えば着信音量、受話音量やモニタ音量を円滑
に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話機における実施の形態を示す多機
能電話機の操作盤を示す説明図である。
【図2】本実施の形態に示す多機能電話機内部の概略構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態に示す多機能電話機の動作状態を
示す遷移図である。
【図4】本実施の形態に示す多機能電話機の動作状態と
制御動作内容との関係を示す説明図である。
【図5】本実施の形態に示す多機能電話機の動作状態と
調整対象の音量調整回路との対応関係を示す説明図であ
る。
【図6】本実施の形態に示す多機能電話機の着信音調整
回路、モニタ音量調整回路及び受話音量調整回路の音量
調整のレベルを端的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 多機能電話機(電話機) 15 音量調整キー(コマンド入力手段) 19 受話音量調整回路(音量調整手段) 21 16dBアッテネータ(減衰手段) 22 着信音調整回路(音量調整手段) 24 モニタ音量調整回路(音量調整手段) 28 マイコン(動作状態検出手段、制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音量種別毎に音量を調整する音量調整機
    能を備えた電話機であって、 音量を調整するための音量調整コマンドを入力するコマ
    ンド入力手段と、 前記音量を調整すべく、前記音量種別に対応した複数の
    音量調整手段と、 電話機の動作状態を検出する動作状態検出手段と、 前記コマンド入力手段からの音量調整コマンドを検出す
    ると、前記動作状態検出手段にて電話機の動作状態を検
    出し、この動作状態に対応した音量種別に関わる音量調
    整手段を選択し、前記音量調整コマンドに基づいて、前
    記選択した音量調整手段を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 前記音量調整手段は、着信音を音量調整
    する着信音調整回路を有し、 前記制御手段は、 前記コマンド入力手段からの音量調整コマンドを検出す
    ると、前記動作状態検出手段にて検出された動作状態が
    待機状態又は着信状態であると判断されると、前記着信
    音調整回路を選択し、前記音量調整コマンドに基づいて
    着信音を調整するように、前記着信音調整回路を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記音量調整手段は、受話音量を調整す
    る受話音量調整回路を有し、 前記制御手段は、 前記コマンド入力手段からの音量調整コマンドを検出す
    ると、前記動作状態検出手段にて検出された動作状態が
    通話状態であると判断されると、前記受話音量調整回路
    を選択し、前記音量調整コマンドに基づいて受話音量を
    調整するように、前記受話音量調整回路を制御すること
    を特徴とする請求項2記載の電話機。
  4. 【請求項4】 前記音量調整手段は、モニタ音量を調整
    するモニタ音量調整回路を有し、 前記制御手段は、 前記コマンド入力手段からの音量調整コマンドを検出す
    ると、前記動作状態検出手段にて検出された動作状態が
    スピーカモニタ状態であると判断されると、前記モニタ
    音量調整回路を選択し、前記音量調整コマンドに基づい
    てモニタ音量を調整するように、前記モニタ音量調整回
    路を制御することを特徴とする請求項2又は3記載の電
    話機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記コマンド入力手段からの音量調整コマンドを検出す
    ると、前記動作状態検出手段にて検出された動作状態が
    モニタ状態又は通話状態で、新たな着信が発生した場
    合、前記着信音調整回路を選択し、前記音量調整コマン
    ドに基づいて着信音を調整するように、前記着信音調整
    回路を制御することを特徴とする請求項4記載の電話
    機。
  6. 【請求項6】 前記動作状態がモニタ状態又は通話状態
    で、新たな着信が発生すると、通常の着信音の音量を所
    定レベルまで減衰する減衰手段を備えたことを特徴とす
    る請求項5記載の電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260649A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Denso Corp 音量制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006260649A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Denso Corp 音量制御装置

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