JP2002026722A - 同期式カウンタ - Google Patents
同期式カウンタInfo
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- JP2002026722A JP2002026722A JP2000201401A JP2000201401A JP2002026722A JP 2002026722 A JP2002026722 A JP 2002026722A JP 2000201401 A JP2000201401 A JP 2000201401A JP 2000201401 A JP2000201401 A JP 2000201401A JP 2002026722 A JP2002026722 A JP 2002026722A
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- flip
- counter
- gate
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K23/00—Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
- H03K23/40—Gating or clocking signals applied to all stages, i.e. synchronous counters
- H03K23/50—Gating or clocking signals applied to all stages, i.e. synchronous counters using bi-stable regenerative trigger circuits
- H03K23/54—Ring counters, i.e. feedback shift register counters
Landscapes
- Logic Circuits (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路の規模は小さいが、クリティカルパスが
長くなってしまっていた。 【解決手段】 同期式カウンタはチェーン構造を有する
少なくとも3個のフリップフロップと、チェーン構造に
介在する少なくとも2個の2入力EXORゲートとを備
えており、フリップフロップのうちの1つの出力がこれ
とは別のフリップフロップの入力に至るクリティカルパ
スが2入力EXORゲートの1段で構成されるようにし
た。
長くなってしまっていた。 【解決手段】 同期式カウンタはチェーン構造を有する
少なくとも3個のフリップフロップと、チェーン構造に
介在する少なくとも2個の2入力EXORゲートとを備
えており、フリップフロップのうちの1つの出力がこれ
とは別のフリップフロップの入力に至るクリティカルパ
スが2入力EXORゲートの1段で構成されるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はMOSメモリなど
の半導体集積回路に使用される同期式カウンタに関する
ものである。
の半導体集積回路に使用される同期式カウンタに関する
ものである。
【0002】図4は典型的カウンタであるバイナリカウ
ンタを示す回路図、図5は従来のLFSRを用いた同期
式カウンタを示す回路図であり、図において、F1〜F
8,F9〜F16はフリップフロップ、E1〜E7,E
8〜E10は排他的論理和回路すなわちEXORゲー
ト、A1〜A6はANDゲート、N1はNOTゲートで
ある。
ンタを示す回路図、図5は従来のLFSRを用いた同期
式カウンタを示す回路図であり、図において、F1〜F
8,F9〜F16はフリップフロップ、E1〜E7,E
8〜E10は排他的論理和回路すなわちEXORゲー
ト、A1〜A6はANDゲート、N1はNOTゲートで
ある。
【0003】ここで、n個のフリップフロップ(n:自
然数)であって、それらが適当にON/OFFを繰り返
して一定周期で元の状態になるものがカウンタである。
そして、n個のフリップフロップでは最大で2^n(以
下、2^nは2のnの乗を示す)の状態をとるが、この
2^n個の状態を全部使うのが、フィルド・コード(F
illed Code)カウンタ、そうでないものがア
ンフィルド・コード(Unfilled Code)で
ある。フィルド・カウンタの代表が、バイナリ・カウン
タである。
然数)であって、それらが適当にON/OFFを繰り返
して一定周期で元の状態になるものがカウンタである。
そして、n個のフリップフロップでは最大で2^n(以
下、2^nは2のnの乗を示す)の状態をとるが、この
2^n個の状態を全部使うのが、フィルド・コード(F
illed Code)カウンタ、そうでないものがア
ンフィルド・コード(Unfilled Code)で
ある。フィルド・カウンタの代表が、バイナリ・カウン
タである。
【0004】なお、カウンタには、別の分類の仕方もあ
る。n個のフリップフロップに階級があるのがウェイテ
ィング(Weighting)カウンタ、そうでないも
のがノンウェイティング(Nonweighting)
カウンタである。バイナリカウンタは明らかにウェイテ
ィング・カウンタであり、ノンウェイティング・カウン
タの代表が、ジョンソンカウンタである。
る。n個のフリップフロップに階級があるのがウェイテ
ィング(Weighting)カウンタ、そうでないも
のがノンウェイティング(Nonweighting)
カウンタである。バイナリカウンタは明らかにウェイテ
ィング・カウンタであり、ノンウェイティング・カウン
タの代表が、ジョンソンカウンタである。
【0005】そして、2^n−1の状態をとり、限りな
くフィルド・コードに近いノンウェイティング・カウン
タに、LFSR(Linear Feedback S
hift Register)がある。フリップフロッ
プを一列に並べて、隣り合うフリップフロップの入力と
出力をつなぎ、隣りのデータを読み込めるようにしたの
がシフトレジスタであり、それにEXORゲートを使っ
た演算回路で帰還をかけたものがLFSRである。この
LFSRをカウンタに使用すると、回路規模を小さくで
きるメリットがある。
くフィルド・コードに近いノンウェイティング・カウン
タに、LFSR(Linear Feedback S
hift Register)がある。フリップフロッ
プを一列に並べて、隣り合うフリップフロップの入力と
出力をつなぎ、隣りのデータを読み込めるようにしたの
がシフトレジスタであり、それにEXORゲートを使っ
た演算回路で帰還をかけたものがLFSRである。この
LFSRをカウンタに使用すると、回路規模を小さくで
きるメリットがある。
【0006】LFSRを用いたカウンタにおいて、カウ
ンタのもつ状態のコードをベクトルとみなすと、次の状
態へのコード変換は線形写像と考えることができ、その
写像は行列で表現できる。その行列を表現行列という。
表現行列をA(n×n行列)、現在の状態のコードをs
(n次ベクトル)、次の状態のコードをs’(n次ベク
トル)とすると、これらは次式の関係にある。 s’=As (1)
ンタのもつ状態のコードをベクトルとみなすと、次の状
態へのコード変換は線形写像と考えることができ、その
写像は行列で表現できる。その行列を表現行列という。
表現行列をA(n×n行列)、現在の状態のコードをs
(n次ベクトル)、次の状態のコードをs’(n次ベク
トル)とすると、これらは次式の関係にある。 s’=As (1)
【0007】このときの表現行列Aを次式の式(2)に
示す。
示す。
【数1】
【0008】表現行列Aに対応するカウンタの周期と
は、次式(3)を満たす最小の自然数mのことである。 (A^m)s=s (3) 表現行列Aの周期は、固有多項式によって決まることが
知られている。周期が同じだからといって、固有多項式
が等しくなるわけではないが、固有多項式が一致すれ
ば、その表現行列の周期は等しくなる。なお、式(2)
で示される行列Aの固有多項式は、Φ(x)=x^n−
a1x^(n−1)−...−an−1x−anであ
る。
は、次式(3)を満たす最小の自然数mのことである。 (A^m)s=s (3) 表現行列Aの周期は、固有多項式によって決まることが
知られている。周期が同じだからといって、固有多項式
が等しくなるわけではないが、固有多項式が一致すれ
ば、その表現行列の周期は等しくなる。なお、式(2)
で示される行列Aの固有多項式は、Φ(x)=x^n−
a1x^(n−1)−...−an−1x−anであ
る。
【0009】さらに、図5の従来の同期式カウンタを例
にとって説明すると、これはn=8のLFSRを用いて
おり、図において、F9〜F16はフリップフロップ、
E8〜E10は2入力EXORゲートである。そして、
フリップフロップF9〜F15の出力はフリップフロッ
プF10〜F16の入力にそれぞれ接続する。また、フ
リップフロップF12とF13の出力はEXORゲート
E9の入力に接続し、フリップフロップF14とF16
の出力はEXORゲートE10の入力に接続する。さら
に、EXORゲートE9とE10の出力はEXORゲー
トE8の入力に接続し、EXORゲートE8の出力はフ
リップフロップF9の入力に接続する。
にとって説明すると、これはn=8のLFSRを用いて
おり、図において、F9〜F16はフリップフロップ、
E8〜E10は2入力EXORゲートである。そして、
フリップフロップF9〜F15の出力はフリップフロッ
プF10〜F16の入力にそれぞれ接続する。また、フ
リップフロップF12とF13の出力はEXORゲート
E9の入力に接続し、フリップフロップF14とF16
の出力はEXORゲートE10の入力に接続する。さら
に、EXORゲートE9とE10の出力はEXORゲー
トE8の入力に接続し、EXORゲートE8の出力はフ
リップフロップF9の入力に接続する。
【0010】次に動作について説明する。いま、フリッ
プフロップF16〜F9の状態がそれぞれ2進数で(0
0000001)だとすると、次の状態は(00000
010)、その次は(00000100)となり、フリ
ップフロップF16〜F9の状態が再び(000000
01)になるのは255クロック後であり、したがっ
て、このカウンタは255カウンタに相当する。
プフロップF16〜F9の状態がそれぞれ2進数で(0
0000001)だとすると、次の状態は(00000
010)、その次は(00000100)となり、フリ
ップフロップF16〜F9の状態が再び(000000
01)になるのは255クロック後であり、したがっ
て、このカウンタは255カウンタに相当する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のLFSRによる
同期式カウンタは以上のように構成されているので、固
有多項式の最高次以外の項数だけ、EXORをとらなく
てはならず、項数が多い場合には、1つのフリップフロ
ップの出力が別のフリップフロップの入力になるまでの
最も長いパス、すなわちクリティカルパスが長くなると
いった課題があった。例えば、図5に示すカウンタで
は、フリップフロップF12の出力からフリップフロッ
プF9の入力までがクリティカルパスになっており、そ
の長さは2入力EXORゲートの2段に相当する。この
発明は上記のような課題を解決するためになされたもの
で、クリティカルパスを短くし、高速かつ規模の小さい
同期式カウンタを得ることを目的とする。
同期式カウンタは以上のように構成されているので、固
有多項式の最高次以外の項数だけ、EXORをとらなく
てはならず、項数が多い場合には、1つのフリップフロ
ップの出力が別のフリップフロップの入力になるまでの
最も長いパス、すなわちクリティカルパスが長くなると
いった課題があった。例えば、図5に示すカウンタで
は、フリップフロップF12の出力からフリップフロッ
プF9の入力までがクリティカルパスになっており、そ
の長さは2入力EXORゲートの2段に相当する。この
発明は上記のような課題を解決するためになされたもの
で、クリティカルパスを短くし、高速かつ規模の小さい
同期式カウンタを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る同期式カ
ウンタは、チェーン構造を有する少なくとも3個の記憶
素子と、チェーン構造に介在する少なくとも2個の2入
力論理ゲートとを備えており、記憶素子のうちの1つの
出力がこれとは別の記憶素子の入力に入るまでの最も多
いパスのゲート段数が2入力論理ゲートの1段で構成さ
れるものである。
ウンタは、チェーン構造を有する少なくとも3個の記憶
素子と、チェーン構造に介在する少なくとも2個の2入
力論理ゲートとを備えており、記憶素子のうちの1つの
出力がこれとは別の記憶素子の入力に入るまでの最も多
いパスのゲート段数が2入力論理ゲートの1段で構成さ
れるものである。
【0013】この発明に係る同期式カウンタは、第1信
号および第2信号をそれぞれ設定線および制御線を介し
て2つの値に設定できる第1記憶素子と、第2信号を制
御線を介してある値に設定できる少なくとも2個の第2
記憶素子と、第1および第2記憶素子からなるチェーン
構造に介在する少なくとも2個の2入力論理ゲートとを
備えており、第1および第2記憶素子のうちの1つの出
力がこれとは別の第1および第2記憶素子の入力に入る
までの最も多いパスのゲート段数が2入力論理ゲートの
1段で構成されるものである。
号および第2信号をそれぞれ設定線および制御線を介し
て2つの値に設定できる第1記憶素子と、第2信号を制
御線を介してある値に設定できる少なくとも2個の第2
記憶素子と、第1および第2記憶素子からなるチェーン
構造に介在する少なくとも2個の2入力論理ゲートとを
備えており、第1および第2記憶素子のうちの1つの出
力がこれとは別の第1および第2記憶素子の入力に入る
までの最も多いパスのゲート段数が2入力論理ゲートの
1段で構成されるものである。
【0014】この発明に係る同期式カウンタは、2入力
論理ゲートが2入力EXORゲートで構成されるもので
ある。
論理ゲートが2入力EXORゲートで構成されるもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による同
期式カウンタを示す回路図であり、これは後述の転置さ
れた表現行列tAである写像に対応する。図において、
F21〜F28はフリップフロップ(記憶素子)、E1
4〜E16は2入力論理ゲートであるEXORゲート
(論理ゲート)である。
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による同
期式カウンタを示す回路図であり、これは後述の転置さ
れた表現行列tAである写像に対応する。図において、
F21〜F28はフリップフロップ(記憶素子)、E1
4〜E16は2入力論理ゲートであるEXORゲート
(論理ゲート)である。
【0016】フリップフロップF21,F25〜F2
7,F28の出力はそれぞれフリップフロップF22,
F26〜F28,F21の出力に接続し、フリップフロ
ップF22とF28の出力はEXORゲートE14の入
力に接続する。また、フリップフロップF23とF28
の出力はEXORゲートE15の入力に接続し、フリッ
プフロップF24とF28の出力はEXORゲートE1
6の入力に接続し、EXORゲートE14〜E16の出
力はそれぞれフリップフロップF23〜F25の入力に
接続している。
7,F28の出力はそれぞれフリップフロップF22,
F26〜F28,F21の出力に接続し、フリップフロ
ップF22とF28の出力はEXORゲートE14の入
力に接続する。また、フリップフロップF23とF28
の出力はEXORゲートE15の入力に接続し、フリッ
プフロップF24とF28の出力はEXORゲートE1
6の入力に接続し、EXORゲートE14〜E16の出
力はそれぞれフリップフロップF23〜F25の入力に
接続している。
【0017】ここで、表現行列の固有多項式が同じなら
ばその行列に対応するカウンタの周期も同じなので、固
有多項式が同じ行列の中で各行の0以外の要素が少ない
ものを選べば回路のクリティカルパスを短くすることが
できる点に着目し、上記式(2)の表現行列Aの転置行
列tAを考える。行列は転置してもその固有多項式が変
わらないので、表現行列tAに対応するカウンタの周期
は表現行列Aに対応するカウンタの周期と等しくなる。
ばその行列に対応するカウンタの周期も同じなので、固
有多項式が同じ行列の中で各行の0以外の要素が少ない
ものを選べば回路のクリティカルパスを短くすることが
できる点に着目し、上記式(2)の表現行列Aの転置行
列tAを考える。行列は転置してもその固有多項式が変
わらないので、表現行列tAに対応するカウンタの周期
は表現行列Aに対応するカウンタの周期と等しくなる。
【0018】そして、転置された表現行列tAを、次式
の式(4)に示す。
の式(4)に示す。
【数2】
【0019】そして、表現行列tAに対応する同期式カ
ウンタの一般形を図2に示す。図において、F17〜F
20はフリップフロップ、E11〜E13はEXORゲ
ート、C1〜C4は定数乗算器であり、行列Aの固有多
項式におけるC1,C2,C3,C4の定数はan,a
n−1,a2,a1にそれぞれ対応している。このよう
に、表現行列Aを転置し表現行列tAにすることで、表
現行列tA中の各行の0以外の要素は、高々2つに減少
するので、カウンタのクリティカルパスを2入力EXO
Rゲートの1段にすることが可能となる。
ウンタの一般形を図2に示す。図において、F17〜F
20はフリップフロップ、E11〜E13はEXORゲ
ート、C1〜C4は定数乗算器であり、行列Aの固有多
項式におけるC1,C2,C3,C4の定数はan,a
n−1,a2,a1にそれぞれ対応している。このよう
に、表現行列Aを転置し表現行列tAにすることで、表
現行列tA中の各行の0以外の要素は、高々2つに減少
するので、カウンタのクリティカルパスを2入力EXO
Rゲートの1段にすることが可能となる。
【0020】なお、図5に示される従来の同期式カウン
タについて考えると、これはn=8のLFSRを用いた
ものである。いま、フリップフロップF16〜F9の状
態がそれぞれ2進数では(00000001)だとする
と、次の状態は(00000010)、その次は(00
000100)となり、フリップフロップF16〜F9
の状態が再び(00000001)になるのは255ク
ロック後であり、この同期式カウンタは255カウンタ
である。
タについて考えると、これはn=8のLFSRを用いた
ものである。いま、フリップフロップF16〜F9の状
態がそれぞれ2進数では(00000001)だとする
と、次の状態は(00000010)、その次は(00
000100)となり、フリップフロップF16〜F9
の状態が再び(00000001)になるのは255ク
ロック後であり、この同期式カウンタは255カウンタ
である。
【0021】このカウンタの写像を表す表現行列Aは式
(5)に示される。
(5)に示される。
【数3】
【0022】これは、Φ(x)=(x^8+x^4+x
^3+x^2+1)を固有多項式にもつコンパニオン行
列である。この表現行列Aの第8行は0以外の要素を4
つもつので、同期式カウンタのクリティカルパスは2入
力EXORゲートの2段構成となる。
^3+x^2+1)を固有多項式にもつコンパニオン行
列である。この表現行列Aの第8行は0以外の要素を4
つもつので、同期式カウンタのクリティカルパスは2入
力EXORゲートの2段構成となる。
【0023】ここで、表現行列Aを転置した表現行列t
Aを考えると次の式(6)のようになる。
Aを考えると次の式(6)のようになる。
【数4】
【0024】行列を転置しても行列の固有多項式は変わ
らないので、表現行列tAの固有多項式もΦ(x)=
(x^8+x^4+x^3+x^2+1)である。した
がって、このtAを表現行列にもつ写像に対応するカウ
ンタの周期もAと同じく255である。すなわち、表現
行列がtAである写像に対応する同期式カウンタが図1
に対応することになる。
らないので、表現行列tAの固有多項式もΦ(x)=
(x^8+x^4+x^3+x^2+1)である。した
がって、このtAを表現行列にもつ写像に対応するカウ
ンタの周期もAと同じく255である。すなわち、表現
行列がtAである写像に対応する同期式カウンタが図1
に対応することになる。
【0025】次に動作について説明する。いま、フリッ
プフロップF21〜F28の状態がそれぞれ2進数では
(10000000)だとすると、次の状態は(010
00000)、その次は(00100000)となり、
フリップフロップF21〜F28の状態が再び(100
00000)になるのは255クロック後であり、この
カウンタは255カウンタに相当する。このときtAの
各行は、0以外の要素が高々2つしかないので、同期式
カウンタのクリティカルパスは2入力EXORゲートの
1段で構成できる。これは、行列転置前の2入力EXO
Rゲートの2段より短いものとなっている。
プフロップF21〜F28の状態がそれぞれ2進数では
(10000000)だとすると、次の状態は(010
00000)、その次は(00100000)となり、
フリップフロップF21〜F28の状態が再び(100
00000)になるのは255クロック後であり、この
カウンタは255カウンタに相当する。このときtAの
各行は、0以外の要素が高々2つしかないので、同期式
カウンタのクリティカルパスは2入力EXORゲートの
1段で構成できる。これは、行列転置前の2入力EXO
Rゲートの2段より短いものとなっている。
【0026】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、3個以上の記憶素子がチェーン構造になっていて、
かつ、2個以上の2入力EXORゲートが介在し、1つ
の記憶素子の出力が別の記憶素子の入力に入るまでのゲ
ート段数が最も多いパスのゲート段数が2入力EXOR
ゲートの1段であるように構成したので、高速かつ規模
の小さい同期式カウンタが実現できる効果が得られる。
ば、3個以上の記憶素子がチェーン構造になっていて、
かつ、2個以上の2入力EXORゲートが介在し、1つ
の記憶素子の出力が別の記憶素子の入力に入るまでのゲ
ート段数が最も多いパスのゲート段数が2入力EXOR
ゲートの1段であるように構成したので、高速かつ規模
の小さい同期式カウンタが実現できる効果が得られる。
【0027】実施の形態2.図3はこの実施の形態2に
よる同期式カウンタを示す回路図であり、n=8のLF
SRを用いたカウンタ回路である。図において、F29
はセット・リセット付きフリップフロップ(第1記憶素
子)、F30〜F36はリセット付きフリップフロップ
(第2記憶素子)、E17〜E19は2入力論理ゲート
であるEXORゲート、31は制御線、32は設定線で
ある。
よる同期式カウンタを示す回路図であり、n=8のLF
SRを用いたカウンタ回路である。図において、F29
はセット・リセット付きフリップフロップ(第1記憶素
子)、F30〜F36はリセット付きフリップフロップ
(第2記憶素子)、E17〜E19は2入力論理ゲート
であるEXORゲート、31は制御線、32は設定線で
ある。
【0028】ここで、フリップフロップF29,F33
〜F35,F36の出力はそれぞれフリップフロップF
30,F34〜F36,F29の入力に接続し、フリッ
プフロップF30とF36の出力はEXORゲートE1
7の入力に接続している。また、フリップフロップF3
1とF36の出力はEXORゲートE18の入力に接続
し、フリップフロップF32とF36の出力はEXOR
ゲートE19の入力に接続し、さらにEXORゲートE
17〜E19の出力はフリップフロップF31〜F33
の入力にそれぞれ接続している。セット信号は設定線3
2を介してフリップフロップF29に入力し、一方、リ
セット信号は制御線31を介してフリップフロップF2
9〜F36の全てに共通に入力する。
〜F35,F36の出力はそれぞれフリップフロップF
30,F34〜F36,F29の入力に接続し、フリッ
プフロップF30とF36の出力はEXORゲートE1
7の入力に接続している。また、フリップフロップF3
1とF36の出力はEXORゲートE18の入力に接続
し、フリップフロップF32とF36の出力はEXOR
ゲートE19の入力に接続し、さらにEXORゲートE
17〜E19の出力はフリップフロップF31〜F33
の入力にそれぞれ接続している。セット信号は設定線3
2を介してフリップフロップF29に入力し、一方、リ
セット信号は制御線31を介してフリップフロップF2
9〜F36の全てに共通に入力する。
【0029】次に動作について説明する。いま、セット
信号、リセット信号がともに“Low”で、フリップフ
ロップF29〜F36の状態がそれぞれ2進数で(00
000000)以外、例えば(10000000)だと
すると、次の状態は(01000000)、その次は
(00100000)となり、254クロック後までは
(10000000)と違う状態をとり、255クロッ
ク後に状態が初めて(10000000)になる255
カウンタの動作をする。
信号、リセット信号がともに“Low”で、フリップフ
ロップF29〜F36の状態がそれぞれ2進数で(00
000000)以外、例えば(10000000)だと
すると、次の状態は(01000000)、その次は
(00100000)となり、254クロック後までは
(10000000)と違う状態をとり、255クロッ
ク後に状態が初めて(10000000)になる255
カウンタの動作をする。
【0030】しかし、リセット信号に“High”が入
力され、フリップフロップF29〜F36の状態がそれ
ぞれ2進数で(00000000)になると、その次の
状態も(00000000)となり、カウンタの動作で
はなく待機動作となる。この待機動作はリセット信号に
“Low”、セット信号に“High”が同時に入力さ
れるまで続き、その間、リセット信号は“Low”でも
“High”でも待機状態は続く。この待機動作中はト
ランジスタのスイッチングが起きないので低消費電力モ
ードとなる。
力され、フリップフロップF29〜F36の状態がそれ
ぞれ2進数で(00000000)になると、その次の
状態も(00000000)となり、カウンタの動作で
はなく待機動作となる。この待機動作はリセット信号に
“Low”、セット信号に“High”が同時に入力さ
れるまで続き、その間、リセット信号は“Low”でも
“High”でも待機状態は続く。この待機動作中はト
ランジスタのスイッチングが起きないので低消費電力モ
ードとなる。
【0031】なお、待機動作から通常のカウンタ動作へ
は、リセット信号に“Low”を、セット信号に“Hi
gh”をそれぞれ入力し、フリップフロップF29〜F
36の状態を(10000000)にすることで移行で
きる。
は、リセット信号に“Low”を、セット信号に“Hi
gh”をそれぞれ入力し、フリップフロップF29〜F
36の状態を(10000000)にすることで移行で
きる。
【0032】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、セット信号とリセット信号を設定線と制御線を介し
てそれぞれ設定できるフリップフロップと、リセット信
号を制御線を介して設定できるフリップフロップとがチ
ェーン構造になっていて、かつ、2個以上の2入力EX
ORゲートが介在し、1つのフリップフロップの出力が
別のフリップフロップの入力に入るまでのゲート段数が
最も多いパスのゲート段数が2入力EXORゲートの1
段であるように構成することができる。
ば、セット信号とリセット信号を設定線と制御線を介し
てそれぞれ設定できるフリップフロップと、リセット信
号を制御線を介して設定できるフリップフロップとがチ
ェーン構造になっていて、かつ、2個以上の2入力EX
ORゲートが介在し、1つのフリップフロップの出力が
別のフリップフロップの入力に入るまでのゲート段数が
最も多いパスのゲート段数が2入力EXORゲートの1
段であるように構成することができる。
【0033】これにより、クロックが進んでもカウンタ
の値が変わらない待機状態を取ることができ、待機状態
へ移行するための制御線が全フリップフロップにつなが
っているため、その制御線に待機状態への移行を指示す
る信号が入ることにより待機状態へ入ることができ、そ
れ以降、制御信号が入らなくなっても、カウンタ状態へ
の移行信号が入るまで待機状態を続けることができる。
の値が変わらない待機状態を取ることができ、待機状態
へ移行するための制御線が全フリップフロップにつなが
っているため、その制御線に待機状態への移行を指示す
る信号が入ることにより待機状態へ入ることができ、そ
れ以降、制御信号が入らなくなっても、カウンタ状態へ
の移行信号が入るまで待機状態を続けることができる。
【0034】したがって、上記の高速かつ規模の小さい
同期式カウンタを実現できるとともに、さらに待機動作
中はトランジスタのスイッチングが起きないので低消費
電力モードを実現できる効果が得られる。
同期式カウンタを実現できるとともに、さらに待機動作
中はトランジスタのスイッチングが起きないので低消費
電力モードを実現できる効果が得られる。
【0035】上記実施の形態1,2では、論理ゲートと
して2入力EXORゲートを取り上げて説明したが、こ
れに限られるものではなくその他の少なくとも2入力の
論理ゲートを用いても同様な構成、効果が得られる。
して2入力EXORゲートを取り上げて説明したが、こ
れに限られるものではなくその他の少なくとも2入力の
論理ゲートを用いても同様な構成、効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、チェ
ーン構造を有する少なくとも3個の記憶素子と、チェー
ン構造に介在する少なくとも2個の2入力論理ゲートと
を備えた同期式カウンタにおいて、記憶素子のうちの1
つの出力がこれとは別の上記記憶素子の入力に入るまで
の最も多いパスのゲート段数が2入力論理ゲートの1段
で構成されるので、クリティカルパスが2入力論理ゲー
トの1段による高速かつ規模の小さい同期式カウンタを
実現できる効果がある。
ーン構造を有する少なくとも3個の記憶素子と、チェー
ン構造に介在する少なくとも2個の2入力論理ゲートと
を備えた同期式カウンタにおいて、記憶素子のうちの1
つの出力がこれとは別の上記記憶素子の入力に入るまで
の最も多いパスのゲート段数が2入力論理ゲートの1段
で構成されるので、クリティカルパスが2入力論理ゲー
トの1段による高速かつ規模の小さい同期式カウンタを
実現できる効果がある。
【0037】この発明によれば、第1信号および第2信
号をそれぞれ設定線および制御線を介して2つの値に設
定できる第1記憶素子と、第2信号を制御線を介してあ
る値に設定できる少なくとも2個の第2記憶素子と、第
1および第2記憶素子からなるチェーン構造に介在する
少なくとも2個の論理ゲートとを備えた同期式カウンタ
において、記憶素子のうちの1つの出力がこれとは別の
上記記憶素子の入力に入るまでの最も多いパスのゲート
段数が2入力論理ゲートの1段で構成することができ
る。
号をそれぞれ設定線および制御線を介して2つの値に設
定できる第1記憶素子と、第2信号を制御線を介してあ
る値に設定できる少なくとも2個の第2記憶素子と、第
1および第2記憶素子からなるチェーン構造に介在する
少なくとも2個の論理ゲートとを備えた同期式カウンタ
において、記憶素子のうちの1つの出力がこれとは別の
上記記憶素子の入力に入るまでの最も多いパスのゲート
段数が2入力論理ゲートの1段で構成することができ
る。
【0038】この構成において、第1信号で第1記憶素
子に設定線を介して設定信号を入力し、第2信号で第1
および第2記憶素子に制御線を介してそれぞれ制御信号
を入力し、制御信号の値を所定レベルにして待機状態へ
の移行を指示する信号として入力することにより、クロ
ックが進んでもカウンタの値が変わらない待機状態をと
るこができる。このような待機動作により当該同期式カ
ウンタは待機状態となる。また、この待機状態を解除し
カウンタ状態に戻すにはカウンタへの移行信号を制御線
を介して第1および第2記憶素子に入力することにより
可能である。上記により、高速かつ規模の小さい同期式
カウンタを実現でき、さらに待機動作中はトランジスタ
のスイッチングが起きないので低消費電力モードを実現
できる効果がある。
子に設定線を介して設定信号を入力し、第2信号で第1
および第2記憶素子に制御線を介してそれぞれ制御信号
を入力し、制御信号の値を所定レベルにして待機状態へ
の移行を指示する信号として入力することにより、クロ
ックが進んでもカウンタの値が変わらない待機状態をと
るこができる。このような待機動作により当該同期式カ
ウンタは待機状態となる。また、この待機状態を解除し
カウンタ状態に戻すにはカウンタへの移行信号を制御線
を介して第1および第2記憶素子に入力することにより
可能である。上記により、高速かつ規模の小さい同期式
カウンタを実現でき、さらに待機動作中はトランジスタ
のスイッチングが起きないので低消費電力モードを実現
できる効果がある。
【0039】この発明によれば、2入力論理ゲートが2
入力EXORゲートで構成されるので、上記の高速かつ
小規模の同期式カウンタや、これに加えて低消費電力モ
ードを有する同期式カウンタを具現化する効果がある。
入力EXORゲートで構成されるので、上記の高速かつ
小規模の同期式カウンタや、これに加えて低消費電力モ
ードを有する同期式カウンタを具現化する効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1による同期式カウン
タを示す回路図である。
タを示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による同期式カウン
タの一般形を示す回路図である。
タの一般形を示す回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による待機動作に切
換可能な同期式カウンタを示す回路図である。
換可能な同期式カウンタを示す回路図である。
【図4】 従来の典型的なカウンタであるバイナリカウ
ンタを示す回路図である。
ンタを示す回路図である。
【図5】 従来のLFSRを用いた同期式カウンタを示
す回路図である。
す回路図である。
31 設定線、32 制御線、A1〜A6 ANDゲー
ト、E1〜E19 EXORゲート(論理ゲート)、F
1〜F28 フリップフロップ(記憶素子)、F29
セット・リセット付きフリップフロップ(第1記憶素
子)、F30〜F36 リセット付きフリップフロップ
(第2記憶素子)、N1 NOTゲート。
ト、E1〜E19 EXORゲート(論理ゲート)、F
1〜F28 フリップフロップ(記憶素子)、F29
セット・リセット付きフリップフロップ(第1記憶素
子)、F30〜F36 リセット付きフリップフロップ
(第2記憶素子)、N1 NOTゲート。
Claims (3)
- 【請求項1】 チェーン構造を有する少なくとも3個の
記憶素子と、上記チェーン構造に介在する少なくとも2
個の2入力論理ゲートとを備えた同期式カウンタにおい
て、 上記記憶素子のうちの1つの出力がこれとは別の上記記
憶素子の入力に入るまでの最も多いパスのゲート段数が
2入力論理ゲートの1段であることを特徴とする同期式
カウンタ。 - 【請求項2】 第1信号および第2信号をそれぞれ設定
線および制御線を介して2つの値に設定できる第1記憶
素子と、上記第2信号を上記制御線を介してある値に設
定できる少なくとも2個の第2記憶素子と、 上記第1および第2記憶素子からなるチェーン構造に介
在する少なくとも2個の2入力論理ゲートとを備えた同
期式カウンタにおいて、上記第1および第2記憶素子の
うちの1つの出力がこれとは別の上記第1および第2記
憶素子の入力に入るまでの最も多いパスのゲート段数が
2入力論理ゲートの1段であることを特徴とする同期式
カウンタ。 - 【請求項3】 2入力論理ゲートが2入力EXORゲー
トにより構成されることを特徴とする請求項1または2
記載の同期式カウンタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201401A JP2002026722A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 同期式カウンタ |
US09/756,129 US6535569B2 (en) | 2000-07-03 | 2001-01-09 | Synchronous counter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201401A JP2002026722A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 同期式カウンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002026722A true JP2002026722A (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=18699101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000201401A Pending JP2002026722A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 同期式カウンタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6535569B2 (ja) |
JP (1) | JP2002026722A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005114415A2 (en) * | 2004-05-11 | 2005-12-01 | North Dakota State University | Parallel architecture for low power linear feedback shift registers |
US7268597B2 (en) * | 2005-02-16 | 2007-09-11 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Self-initializing frequency divider |
EP3497477A1 (en) | 2016-08-12 | 2019-06-19 | Fastree3D SA | Method and device for measuring a distance to a target in a multi-user environment by means of at least one detector |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528789A (ja) * | 1991-07-25 | 1993-02-05 | Sharp Corp | 論理回路 |
FR2734966B1 (fr) * | 1995-05-31 | 1997-08-14 | Sgs Thomson Microelectronics | Diviseur programmable rapide |
US6091794A (en) * | 1997-11-25 | 2000-07-18 | Stmicroelectronics, Inc. | Fast synchronous counter |
-
2000
- 2000-07-03 JP JP2000201401A patent/JP2002026722A/ja active Pending
-
2001
- 2001-01-09 US US09/756,129 patent/US6535569B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6535569B2 (en) | 2003-03-18 |
US20020015467A1 (en) | 2002-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060123 |