JP2002026118A - トレンチ分離を有する半導体装置の製造方法 - Google Patents

トレンチ分離を有する半導体装置の製造方法

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JP2002026118A
JP2002026118A JP2000206299A JP2000206299A JP2002026118A JP 2002026118 A JP2002026118 A JP 2002026118A JP 2000206299 A JP2000206299 A JP 2000206299A JP 2000206299 A JP2000206299 A JP 2000206299A JP 2002026118 A JP2002026118 A JP 2002026118A
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oxide film
trench
wafer
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治 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランジスタを正常に動作させることができ
るように改良された、トレンチ分離を有する半導体装置
の製造方法を提供することを主要な目的とする。 【解決手段】 印字領域の上部分にもトレンチ分離用溝
105を形成するための開口部を有するレジストパター
ン104を、半導体ウェハ101の上に形成する。レジ
ストパターン104をマスクに用いて、半導体ウェハ1
01の表面をエッチングし、トレンチ分離用溝105を
形成する。レジストパターン104を除去した後、トレ
ンチ分離用溝105を埋込むように、半導体ウェハ10
1の上に酸化膜106を形成する。酸化膜106を化学
的機械的研磨により研磨し、それによってトレンチ分離
108を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、トレン
チ分離を有する半導体装置に関するものであり、より特
定的には、シャロートレンチ分離(Shallow Trench Iso
lation)(以下STIと略す)と呼ばれるトレンチ分離
を有する半導体装置に関する。この発明は、また、その
ようなトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図13は、従来のトレンチ分離
(STI)の製造方法の各工程における半導体装置の断
面図である。図14は、図7〜図13の各図中におけ
る、「露光しない領域」と「露光領域」との区別を明確
にするために、これらを平面的に、半導体単結晶基板
(たとえば、シリコンウェハ)1上で示した図である。
図7〜図13の各工程における断面図は、図14中のA
−B線に沿う断面図である。図14において、A側が
「露光しない領域」を示しており、B側が「露光領域」
を示している。
【0003】図7を参照して、たとえばシリコンウェハ
1の主表面上に、下敷酸化膜2を形成する。下敷酸化膜
2は、たとえば、熱酸化法により、シリコンウェハ1を
酸化して形成される。
【0004】続いて、シリコンウェハ1の主表面上に形
成された下敷酸化膜2の表面上に、たとえば、LPCV
D(Low Pressure Chemical Vapor Deposition)法で、
シリコン窒化膜(Si34膜)3を堆積する。このシリ
コン窒化膜3は、後のCMP(Chemical Mechanical Po
lishing)研磨での耐研磨層となるものである。
【0005】その後、シリコンウェハ1の主表面上に形
成されたシリコン窒化膜3の上に、全面にポジレジスト
膜4を塗布する。図7中右側の「露光領域」だけにマス
クをかけて露光し、図7中の左側の「露光しない領域」
には露光光を当てない。
【0006】その後、ポジレジスト膜4を現像する。す
ると、「露光領域」で露光光が当った場所は、ポジレジ
スト膜4は現像液に溶けて残らず、右側の「露光領域」
で露光光が当らなかった場所のポジレジスト膜と、図中
左側の「露光しない領域」のポジレジスト膜は現像液に
溶けず、図のように、ポジレジスト膜4が残る。
【0007】ここで、シリコンウェハ1上に「露光しな
い領域」をなぜ設ける必要があるかについて説明する。
【0008】シリコンウェハ1上に集積回路、つまり、
IC(Integrated Circuits)を製造するとき、製造収
率を上げるためには、「露光しない領域」をなくして、
その場所にも、ICを製造すればよいはずである。しか
し、ICを製造するときには、そのシリコンウェハを識
別するための、「ロットナンバー」や「ウェハナンバ
ー」を刻印しなければならない。もし、その「ロットナ
ンバー」や「ウェハナンバー」を刻印する場所を「露光
領域」とし、マスクをかけて露光すると、その領域では
「ロットナンバー」や「ウェハナンバー」の印字の上に
マスクのパターンが重なってしまい、「ロットナンバ
ー」や「ウェハナンバー」の印字が、目視では、判別が
難しくなる。そのため、シリコンウェハ1上のほんの一
部に「露光しない領域」を設けて、その領域に「ロット
ナンバー」や「ウェハナンバー」を刻印するのである。
なお、図7〜図13では、便宜上、左側に「露光しない
領域」を設け、右側に「露光領域」を設けて説明してい
るが、実際の工程では、右側の「露光領域」の方が、
「露光しない領域」よりも、数十倍広い面積となる。
【0009】このようにすることによって、「ロットナ
ンバー」や「ウェハナンバー」の印字の上にマスクのパ
ターンがかからず、「ロットナンバー」や「ウェハナン
バー」の印字が目視で読めるということになる。
【0010】次に、図8を参照して、ポジレジスト膜4
をエッチングマスクとして、ポジレジスト膜4がない場
所のシリコン窒化膜3、下敷酸化膜2、シリコンウェハ
1を、シリコン窒化膜3→下敷酸化膜2→シリコンウェ
ハ1の順序でエッチングしていく。シリコンウェハ1が
エッチングされた場所は、STIの酸化膜を埋込むため
のトレンチ分離用溝5となる。その後、エッチングマス
クとして使用したポジレジスト膜4を除去する。
【0011】続いて、図9を参照して、たとえば、HD
P(High Density Plasma)−SiO2膜を、シリコンウ
ェハ1上全面に堆積して、トレンチ分離用溝5の溝の中
に、厚膜酸化膜6を埋込む。「露光しない領域」には厚
膜酸化膜6を埋込む溝がないので、HDP−SiO2
がシリコン窒化膜3上にそのまま堆積される。
【0012】なお、HDP−SiO2膜の代わりに、C
VD−SiO2膜で、トレンチ分離用溝5の中に、厚膜
酸化膜6を埋込んでもよい。
【0013】STIの製造方法では、トレンチ分離用溝
5に厚膜酸化膜6を埋込んだ後、公知のCMP法で、シ
リコン窒化膜3より上の余分な厚膜酸化膜6を削り落と
すという方法を取る。
【0014】しかし、図9で示したような断面構造のま
まで、CMP法で余分な厚膜酸化膜6を削り落とすと、
シリコンウェハ1の図中左側の「露光しない領域」のシ
リコン窒化膜3上にある厚膜酸化膜6を全部削り落とさ
なさければならなくなる。シリコンウェハ1の、図中左
側の「露光しない領域」のシリコン窒化膜3上にある厚
膜酸化膜6は、トレンチ分離用溝5がないので、HDP
−SiO2膜で堆積した膜厚分だけの厚膜酸化膜6が、
シリコン窒化膜3の上に堆積されていることになる。つ
まり、膜厚の厚い酸化膜が広い面積で堆積していること
になる。ここで広い面積という表現を用いた理由は次の
とおりである。すなわち、上述したように、「露光しな
い領域」は「露光領域」に比較して、数十倍小さい面積
であるが、その小さい「露光しない領域」の面積でも、
CMP法にとっては、研磨量のばらつきを増加させるほ
どの面積であるので、敢えて、“広い面積”という表現
を用いたのである。
【0015】そのようなシリコンウェハ1をCMP法で
研磨すると、酸化膜の研磨量がシリコンウェハ1の色々
な場所で大きく違ってきて、シリコンウェハ1上全面で
のCMP法の研磨量のばらつきが大きくなり、ひいて
は、トレンチ分離8(図13参照)の最表面の、シリコ
ンウェハ1の最表面からの、高さが、各々のトレンチ分
離8で異なってしまうということになる。
【0016】悪いときには、トレンチ分離8の最表面の
高さが、シリコンウェハ1の最表面よりも下になってし
まうことがある。そのような場所に、トランジスタのゲ
ート酸化膜を形成し、その後、トランジスタのゲート電
極となるべきポリシリコン膜を堆積し、これらをゲート
電極の形状にエッチングするときに、次のような問題が
生じる。
【0017】すなわち、たとえば、トレンチ分離8の最
表面の高さがシリコンウェハ1の最表面より高いが、ト
レンチ分離8の最表面の高さが各々のトレンチ分離8で
異なっているということになると、ゲート電極のエッチ
ング時にポリシリコン膜の残渣が残ったり(トレンチ分
離8の最表面の高さが高い場合)、ゲート電極のエッチ
ング中に、ポリシリコン膜の下地のゲート酸化膜が突き
破られ、トランジスタのドレイン・ソース領域のシリコ
ンウェハ1をエッチングしてしまうことがある(トレン
チ分離8の最表面の高さが低い場合)。
【0018】ポリシリコン膜の残渣が残ってしまってゲ
ート電極が正しい構造通りに形成されていないトランジ
スタや、ドレイン・ソース領域のシリコンウェハ1がエ
ッチングされてしまったトランジスタは、トランジスタ
として正しく機能しないので、ICとしても正常に機能
しないことになる。
【0019】また、トレンチ分離8の最表面の高さが、
シリコンウェハ1の最表面よりも下になっている場所に
トランジスタを形成すると、ゲート電極に印加されてい
る電圧が0(V)のときでも、微弱な電流が流れてしま
う。
【0020】そのようなトランジスタで構成されたIC
は、動作時ではなく、待機時(ゲート電極の電圧が0
(V)のとき)に、多くの消費電流が流れるので、特に
待機時に、消費電力が小さくなければならないメモリI
Cなどでは、致命的な欠陥となる。したがって、トレン
チ分離8の最表面の高さは、それぞれのトレンチ分離8
で同じにしておく必要がある。トレンチ分離8の最表面
の高さをそれぞれのトレンチ分離8で同じにしておくに
は、CMPの研磨量のばらつきを小さく抑える必要があ
るが、そのためには、膜厚の厚い酸化膜が広い面積で堆
積している場所をなくす必要がある。すなわち、図10
のように、シリコンウェハ1の左側の「露光しない領
域」以外の部分にレジスト膜7をかけて、シリコンウェ
ハ1の左側の「露光しない領域」の厚い厚膜酸化膜6を
ある程度エッチングしておく必要がある。この厚い厚膜
酸化膜6をある程度エッチングしておくことを、一般的
には、CMP処理前の「プリエッチ」と呼んでいる。
【0021】「ロットナンバー」や「ウェハナンバー」
の印字を目視で読みやすくするために、トレンチ分離用
溝5を形成するためのマスクで、「露光しない領域」を
わざわざ形成する従来技術では、CMP法での研磨の前
には、必ず、この「プリエッチ」と呼ぶ前処理が必要に
なってくる。
【0022】また、従来技術では、図10を参照して、
「露光しない領域」にだけレジスト膜7をかけないで、
かつ「露光しない領域」だけを「プリエッチ」すること
になっているが、「露光領域」でも、たとえば、ICの
周辺回路部分などに、膜厚の厚い酸化膜が広い面積で堆
積されている場所(つまり、STIが完成された時点
で、広い活性領域になる場所)があると、やはり、その
場所が原因でCMP法での研磨量にばらつきが出るの
で、「露光領域」の場所でも「プリエッチ」を行なわな
ければならないことになってしまう。そうすると、「露
光領域」の場所での「プリエッチ」用のマスクが必要に
なってくるので、さらに製造工程が増えることになる。
【0023】次に、図11を参照して、「プリエッチ」
により、広くて厚い厚膜酸化膜6をある程度エッチング
した後に、マスクとして使用したレジスト膜7を除去す
る。
【0024】次に、図12を参照して、シリコンウェハ
1の左側の「露光しない領域」にあった広くて厚い厚膜
酸化膜6をある程度エッチングした後に、CMP法でシ
リコン窒化膜3上の余分な厚膜酸化膜6を削り落とす。
CMP法では、一般的に、酸化膜は削ることができて
も、シリコン窒化膜は研磨されない、もしくは、研磨さ
れた後としてもほんのわずかであるので、図12のよう
に、シリコン窒化膜3の最表面の高さとトレンチ分離8
の最表面の高さは同じになる。
【0025】図12と図13を参照して、残った余分な
シリコン窒化膜3と下敷酸化膜2を除去し、これによっ
てトレンチ分離8が完成する。なお、シリコン窒化膜3
の除去は、熱リン酸溶液で行ない、下敷酸化膜2の除去
はフッ酸溶液で行なわれる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】次に、上述した従来技
術の問題点について説明する。
【0027】従来技術によれば、図7〜図13を参照し
て、シリコンウェハを識別するための「ロットナンバ
ー」や「ウェハナンバー」を目視で判別しやすくするた
めに、シリコンウェハの一部にSTIを形成するための
マスクをかけないで、全く「露光しない領域」を形成し
なければならない。
【0028】しかしながら、全く「露光しない領域」の
部分に堆積された厚膜酸化膜だけを除去するという余分
な工程を行なわなければ、シリコンウェハ全体でのCM
P法での研磨量のばらつきが大きくなって、トレンチ分
離の最表面のシリコンウェハの最表面からの高さがばら
ついて、トランジスタ特性に悪影響が出たりすることが
あった。ひいては、それらのトランジスタで構成されて
いるICが正常に機能しなかったり、待機消費電流が多
くなってしまうという欠陥が発生するという問題点があ
った。
【0029】それゆえに、この発明の目的は、上記のよ
うな問題点を解決するためになされたもので、全く「露
光しない領域」に堆積された厚膜酸化膜を除去するとい
う余分な工程を必要としないように改良された、トレン
チ分離を有する半導体装置を提供することにある。
【0030】この発明の他の目的は、トレンチ分離の最
表面のシリコンウェハの最表面からの高さがばらつかな
いようにし、トランジスタを正常に形成することができ
るように改良された、トレンチ分離を有する半導体装置
を提供することにある。
【0031】この発明のさらに他の目的は、正常に動作
させることができるように改良された、トレンチ分離を
有する半導体装置を提供することにある。
【0032】この発明のさらに他の目的は、そのような
トレンチ分離を有する半導体装置の製造方法を提供する
ことにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面に
従う、トレンチ分離を有する半導体装置は、半導体ウェ
ハを備える。上記半導体ウェハの上に、集積回路を形成
する領域と、ウェハを識別するための印字が刻印された
印字領域とが設けられている。上記半導体ウェハの表面
であって、上記集積回路を形成する領域に、トレンチ分
離用溝が設けられている。上記印字領域にも、上記刻印
された印字に重ねて、トレンチ分離用溝が形成されてい
る。
【0034】この発明の第2の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置においては、上記印字は、光学特性
認識(OCR:Optical Character Recognition)ソフ
トにより読取られる。
【0035】この発明の第3の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置においては、上記トレンチ分離用溝
の中に、酸化膜が埋込まれている。上記酸化膜の上端の
位置は、上記半導体基板の主表面の位置より高くされて
いる。
【0036】この発明の第4の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置においては、上記印字領域は、上記
半導体ウェハの縁の一部に設けられている。印字領域が
上記半導体ウェハの縁の一部に設けられているので、半
導体ウェハの表面の有効利用が図れる。
【0037】この発明の第5の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置においては、上記酸化膜の上端の高
さは、半導体ウェハの全面において、均一に等しくされ
ている。
【0038】この発明の第6の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置においては、上記印字は、ロットナ
ンバーまたはウェハナンバーを含む。
【0039】この発明の第7の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置の製造方法においては、まず、ウェ
ハを識別するための印字が刻印された印字領域と集積回
路を形成する回路領域とを有する半導体ウェハの上にフ
ォトレジストを形成する(第1工程)。上記フォトレジ
ストの、上記印字領域および上記回路領域の上部分を選
択的に露光し、次いで現像し、それによって、上記印字
領域および上記回路領域の上部分にトレンチ分離用溝を
形成するための開口部を有するレジストパターンを、上
記半導体ウェハの上に形成する(第2工程)。上記レジ
ストパターンをマスクに用いて、上記半導体ウェハの表
面をエッチングし、トレンチ分離用溝を形成する(第3
工程)。上記レジストパターンを除去する(第4工
程)。上記トレンチ分離用溝を埋込むように上記半導体
ウェハの上に酸化膜を形成する(第5工程)。上記酸化
膜を化学的機械的研磨により研磨し、それによってトレ
ンチ分離を形成する(第6工程)。
【0040】この発明によれば、STIを形成するため
のマスクで、ウェハ全面を露光する。すなわち、従来
「露光しない領域」も露光する。これによって、従来
「露光しない領域」に残っていた、膜厚が厚く、広い面
積を占めていた、シリコン窒化膜上の、厚膜酸化膜をな
くすことができる。ひいては、「プリエッチ」を行なわ
ず、直接、CMP研磨を行なうことができる。
【0041】この発明の第8の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置の製造方法においては、上記第6工
程における酸化膜の研磨は、上記印字領域上の酸化膜を
予めエッチングする工程を経由せずに、上記第5工程の
後、直ちに行なわれる。
【0042】この発明の第9の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置の製造方法においては、上記第1工
程におけるレジスト膜の形成は、上記半導体ウェハの上
に、下敷酸化膜およびシリコン窒化膜を順次形成した後
に行なわれる。
【0043】この発明の第10の局面に従うトレンチ分
離を有する半導体装置の製造方法においては、上記第6
工程の後、上記印字を光学特性認識ソフトで読取る第7
工程を含む。
【0044】この発明によれば、ウェハを識別するため
の「ロットナンバー」や「ウェハナンバー」等の印字が
刻印された領域の上にも、重ねて、トレンチ分離用溝を
形成するマスクを用いて露光する。得られた半導体ウェ
ハは印字の上にパターンがあるので、目視で印字を判別
しにくいものである。しかし、そのようなウェハでも、
OCRソフトで印字を読取るので、ウェハを識別するこ
とができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。
【0046】図1〜図5は、本発明の実施の形態に係る
STIの製造方法の順序の各工程における半導体装置の
断面図である。図6は、以下で述べる、「従来露光しな
かった領域」と「露光領域」との区別を、平面的に、シ
リコンウェハ101上で示した図である。図6におけ
る、A−B線に沿う断面図が、図1〜図5における断面
に対応している。図6中、B側が、図1〜図5の左側の
「従来露光しなかった領域」であり、A側が、図1〜図
5の右側の「露光領域」である。
【0047】図1を参照して、シリコンウェハ101の
主表面上に、下敷酸化膜102を形成する。下敷酸化膜
102は、たとえば、熱酸化法により、シリコンウェハ
101を酸化して形成する。
【0048】続いて、下敷酸化膜102の表面上に、た
とえば、LPCVD法で、シリコン窒化膜103を堆積
する。このシリコン窒化膜103は、後のCMP研磨で
の耐研磨層として働く。
【0049】その後、シリコン窒化膜103の上全面
に、ポジレジスト膜104を塗布する。図1の右側の
「露光領域」と左側の「従来露光しなかった領域」の両
方にマスクをかけて、どちらにも露光光を当て、その
後、ポジレジスト膜104を現像する。
【0050】すると、図1の右側の「露光領域」や左側
の「従来露光しなかった領域」で、露光光が当った場所
のポジレジスト膜104は、現像液に溶けて残らない。
また、図1の右側の「露光領域」で露光光が当らなかっ
た場所のポジレジスト膜や、図1の左側の「従来露光し
なかった領域」で露光光が当らなかった場所のポジレジ
スト膜104は現像液に溶けず、図のように、ポジレジ
スト膜104が残る。
【0051】本実施例の特徴は、「従来露光しなかった
領域」には、従来通りに、シリコンウェハ101を識別
するための「ロットナンバー」や「ウェハナンバー」
が、この「従来露光しなかった領域」にマスクをかけて
露光する前に、既に刻印されているということである。
したがって、「ロットナンバー」や「ウェハナンバー」
の印字の上にマスクパターンが重なっており、「ロット
ナンバー」や「ウェハナンバー」の印字等は、目視では
判別しにくくなっているということである。
【0052】また、もう1つ記しておかなければならな
いことは、次のとおりである。従来技術の図10で説明
していたが、「露光領域」でも、たとえば、ICの周辺
回路部分などに、膜厚の厚い酸化膜が広い面積で堆積さ
れている場所(つまり、STIが完成された時点で、広
い活性領域になる場所)があると、やはり、その場所が
原因でCMP法での研磨量にばらつきが出るので、「露
光領域」の場所でも、「プリエッチ」を行なわなければ
ならないことになってしまう。そうなってしまうと、
「プリエッチ」用のマスクが必要になってくる。そこ
で、ポジレジスト膜を露光するマスクは、膜厚の厚い酸
化膜が広い面積で堆積されている場所がないように、
「ダミーパターン」を入れている。すなわちポジレジス
ト膜を露光するマスクは、膜厚の厚い酸化膜の広い面積
を分断するようなマスクになっている。(図1参照)。
【0053】次に、図2を参照して、従来技術の図8で
示した工程と同じ工程を経由する。つまり、図1工程で
残ったポジレジスト膜104をエッチングマスクとし
て、ポジレジスト膜104がない場所のシリコン窒化膜
103、下敷酸化膜102、シリコンウェハ101を、
シリコン窒化膜103→下敷酸化膜102→シリコンウ
ェハ101の順序でエッチングしていく。
【0054】シリコンウェハ101がエッチングされた
場所は、STIの酸化膜を埋込むためのトレンチ分離用
溝105となる。その後、エッチングマスクとして使用
したポジレジスト膜104を除去する。
【0055】ここで注意すべきことは、シリコンウェハ
101の左側の「従来露光しなかった領域」にもマスク
がかけられ、その場所で露光光が当った部分のポジレジ
スト膜は現像液に溶け去り、シリコンウェハ101の右
側の「露光領域」と同じように、マスクパターンが転写
され、トレンチ分離用溝105が形成されていることで
ある。
【0056】その後、エッチングマスクとして使用した
ポジレジスト膜104を除去する。続いて、図3を参照
して、不要になったポジレジスト膜104を除去した後
に、たとえば、HDP−SiO2膜をシリコンウェハ1
01上全面に堆積することにより、トレンチ分離用溝1
05の中に、厚膜酸化膜106を埋込む。埋込む酸化膜
はHDP−SiO2膜でなくても、たとえば、CVD−
SiO2膜であってもよい。
【0057】ここで強調すべきことは、「従来露光しな
かった領域」にも、トレンチ分離用溝105が形成され
ているので、シリコンウェハ101の左側の「従来露光
しなかった領域」にも、シリコンウェハ101の右側の
「露光領域」と同じような断面構造になるように、HD
P−SiO2膜106が堆積していることである。
【0058】つまり、従来技術では、「従来露光しなか
った領域」には、シリコン窒化膜103の上に、膜厚が
厚い厚膜酸化膜106が広い面積で残っており、シリコ
ンウェハ101全体でのCMPの研磨量のばらつきを増
大させるような領域があったわけであるが、本発明にお
いては、そのようなCMPの研磨量のばらつきを増大さ
せる領域がない。
【0059】次に、図4に示す工程を説明する。STI
の製造方法は、図3を参照して、トレンチ分離用溝10
5に厚膜酸化膜106を埋込んだ後、公知のCMP法で
シリコン窒化膜103上の余分な厚膜酸化膜106を削
り落とすという方法を取る。しかし、本発明では、従来
技術のように、広い面積を有する「従来露光しなかった
領域」に厚い厚膜酸化膜106が残っていないので、従
来技術で行なっていた、「従来露光しなかった領域」の
厚い厚膜酸化膜106をCMP研磨の前に、予めある程
度エッチングしておくという「プリエッチ」の工程を省
略することができる。したがって、図3にその断面図を
示す構造ができ上がったら、「プリエッチ」をすること
なく、直接、CMP法で余計な厚膜酸化膜106を研磨
できるのである。その余計な厚膜酸化膜106を研磨し
て、ストッパ膜のシリコン窒化膜103の表面が露出し
てきたら、自動的に厚膜酸化膜106の研磨が終わり、
図4に示す構造が得られる。
【0060】図5を参照して、最後の工程を説明する。
この工程は、従来技術の図13に示した工程と全く同じ
ものである。つまり、CMP法でシリコン窒化膜103
上の余分な厚膜酸化膜106を削り落とす。次に、余分
なシリコン窒化膜103と下敷酸化膜102を除去す
る。すると、図5に示す、シリコンウェハ101全面で
高さの均一なトレンチ分離108が完成する。なお、シ
リコン窒化膜103は熱リン酸液で除去し、下敷酸化膜
102はフッ酸溶液で除去する。
【0061】このように、本発明によれば、印字領域に
マスクをかけ、マスクパターンを転写する。その後、シ
リコンウェハ101のエッチングと厚膜酸化膜106の
堆積を行ない、印字領域にもトレンチ分離108を形成
する。このように、本願発明においては、印字領域にも
トレンチ分離が形成されているので、印字を目視で判別
することは難しい。しかし、シリコンウェハ101を識
別する必要があるときには、OCRソフトを使って、シ
リコンウェハ101と他のシリコンウェハとを識別する
ことが可能となる。したがって、本願発明においても、
従来技術と同じく、シリコンウェハを識別することがで
きる。
【0062】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、STIを形成するためのトレンチ分離用溝を形成す
るマスクで、ウェハ全面に露光し、従来「露光しない領
域」も露光する。それによって、従来「露光しない領
域」に残っていた、膜厚が厚くて広い面積を占めていた
シリコン窒化膜上の厚膜酸化膜をなくする。これによっ
て、「プリエッチ」の工程を行なわず、直接、CMP研
磨が行なえる。その結果、「プリエッチ」の工程を行な
わない分、製造工程を簡略化できる。
【0064】また、「プリエッチ」の工程を省略して
も、CMP研磨量のばらつきが小さく抑制される。した
がって、トレンチ分離の最表面のシリコンウェハの最表
面からの高さが、シリコンウェハ全面で均一になるの
で、STIの製造工程の後に形成するトランジスタの特
性に悪影響が出たりすることはない。
【0065】また、本発明によれば、ウェハを識別する
ための「ロットナンバー」や「ウェハナンバー」等の印
字が刻印された領域の上にも、重ねてトレンチ分離を形
成する。したがって、「ロットナンバー」や「ウェハナ
ンバー」等の印字が目視で判別しにくくなる。しかし、
OCRソフトで印字を読取る工程を、シリコンウェハを
識別することが必要なときに、工程間に挿入すれば、従
来のようにシリコンウェハ同士の識別ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の
順序の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図2】 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の
順序の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図3】 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の
順序の第3の工程における半導体装置の断面図である。
【図4】 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の
順序の第4の工程における半導体装置の断面図である。
【図5】 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の
順序の第5の工程における半導体装置の断面図である。
【図6】 図5に示す半導体装置の平面図である。
【図7】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第1の
工程における半導体装置の断面図である。
【図8】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第2の
工程における半導体装置の断面図である。
【図9】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第3の
工程における半導体装置の断面図である。
【図10】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第4
の工程における半導体装置の断面図である。
【図11】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第5
の工程における半導体装置の断面図である。
【図12】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第6
の工程における半導体装置の断面図である。
【図13】 従来の半導体装置の製造方法の順序の第7
の工程における半導体装置の断面図である。
【図14】 図13に示す半導体装置の平面図である。
【符号の説明】
101 半導体ウェハ、105 トレンチ用溝、108
トレンチ分離酸化膜。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月11日(2001.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 トレンチ分離を有する半導体装置の製
造方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、トレン
チ分離を有する半導体装置の製造方法に関するものであ
り、より特定的には、シャロートレンチ分離(Shallow
Trench Isolation)(以下STIと略す)と呼ばれるト
レンチ分離を有する半導体装置の製造方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】それゆえに、この発明の目的は、上記のよ
うな問題点を解決するためになされたもので、全く「露
光しない領域」に堆積された厚膜酸化膜を除去するとい
う余分な工程を必要としないように改良された、トレン
チ分離を有する半導体装置の製造方法を提供することに
ある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の局面に
従うトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法におい
ては、まず、ウェハを識別するための印字が刻印された
印字領域と集積回路を形成する回路領域とを有する半導
体ウェハの上にフォトレジストを形成する(第1工
程)。上記フォトレジストの、上記印字領域および上記
回路領域の上部分を選択的に露光し、次いで現像し、そ
れによって、上記印字領域および上記回路領域の上部分
にトレンチ分離用溝を形成するための開口部を有するレ
ジストパターンを、上記半導体ウェハの上に形成する
(第2工程)。上記レジストパターンをマスクに用い
て、上記半導体ウェハの表面をエッチングし、トレンチ
分離用溝を形成する(第3工程)。上記レジストパター
ンを除去する(第4工程)。上記トレンチ分離用溝を埋
込むように上記半導体ウェハの上に酸化膜を形成する
(第5工程)。上記酸化膜を化学的機械的研磨により研
磨し、それによってトレンチ分離を形成する(第6工
程)。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】この発明の第2の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置の製造方法においては、上記第6工
程における酸化膜の研磨は、上記印字領域上の酸化膜を
予めエッチングする工程を経由せずに、上記第5工程の
後、直ちに行なわれる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】この発明の第3の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置の製造方法においては、上記第1工
程におけるレジスト膜の形成は、上記半導体ウェハの上
に、下敷酸化膜およびシリコン窒化膜を順次形成した後
に行なわれる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】この発明の第4の局面に従うトレンチ分離
を有する半導体装置の製造方法においては、上記第6工
程の後、上記印字を光学的文字認識ソフト(OCR(Op
tical Character Recognition)ソフト)で読取る第7
工程を含む。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハと、 前記半導体ウェハの上に設けられた、集積回路を形成す
    る領域と、ウェハを識別するための印字が刻印された印
    字領域と、 前記半導体ウェハの表面であって、前記集積回路を形成
    する領域に設けられたトレンチ分離用溝と、を備え、 前記印字領域にも、前記刻印された印字に重ねて、トレ
    ンチ分離用溝が形成されている、トレンチ分離を有する
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記印字は、光学特性認識ソフトにより
    読取られる、請求項1に記載のトレンチ分離を有する半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記トレンチ分離用溝の中には、酸化膜
    が埋込まれており、 前記酸化膜の上端の位置は、前記半導体基板の主表面の
    位置より高くされている、請求項1に記載のトレンチ分
    離を有する半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記印字領域は、前記半導体ウェハの縁
    の一部に設けられている、請求項1に記載のトレンチ分
    離を有する半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記酸化膜の上端の高さは、半導体ウェ
    ハの全面において、均一に等しくされている、請求項3
    に記載のトレンチ分離を有する半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記印字は、ロットナンバーまたはウェ
    ハナンバーを含む、請求項2に記載のトレンチ分離を有
    する半導体装置。
  7. 【請求項7】 ウェハを識別するための印字が刻印され
    た印字領域と集積回路を形成する回路領域とを有する半
    導体ウェハの上にフォトレジストを形成する第1工程
    と、 前記フォトレジストの、前記印字領域および前記回路領
    域の上部分を選択的に露光し、次いで現像し、それによ
    って、前記印字領域および前記回路領域の上部分にトレ
    ンチ分離用溝を形成するための開口部を有するレジスト
    パターンを、前記半導体ウェハの上に形成する第2工程
    と、 前記レジストパターンをマスクに用いて、前記半導体ウ
    ェハの表面をエッチングし、トレンチ分離用溝を形成す
    る第3工程と、 前記レジストパターンを除去する第4工程と、 前記トレンチ分離用溝を埋込むように前記半導体ウェハ
    の上に酸化膜を形成する第5工程と、 前記酸化膜を化学的機械的研磨により研磨し、それによ
    ってトレンチ分離を形成する第6工程と、を備えた、ト
    レンチ分離を有する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第6工程における酸化膜の研磨は、
    前記印字領域上の酸化膜を予めエッチングする工程を経
    由せずに、前記第5工程の後、直ちに行なわれる、請求
    項7に記載の、トレンチ分離を有する半導体装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第1工程におけるレジスト膜の形成
    は、前記半導体ウェハの上に、下敷酸化膜およびシリコ
    ン窒化膜を順次形成した後に行なわれる、請求項7に記
    載のトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第6工程の後、前記印字を光学特
    性認識ソフトで読取る第7工程を含む、請求項7に記載
    のトレンチ分離を有する半導体装置の製造方法。
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